JP2016062502A - サーバ装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】各情報表示装置の計算対象データを容易にグループとして登録して、複数の計算対象データを集約した結果の集約結果データを出力するサーバ装置を提供する。【解決手段】サーバ装置としての計算サーバ20は、先生のメールアドレス等の送信先情報に対応付けてグループIDをグループIDメモリ223に複数記憶しておき、通信部25によって情報表示装置である生徒の関数電卓それぞれからグループIDと計算対象データとを生徒用通信機器ESを介して受信したとき、CPU21は、受信されたグループIDに基づいて、受信された計算対象データをグループID別に登録データメモリ222のクラス別データエリア222Aに登録する。そして、それら登録された当該グループIDの複数の計算対象データを集約して計算した結果の集約計算結果データを得、それを送信先情報によって示される送信先に通信部25により送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置およびプログラムに関する。
従来より、関数電卓と称する様々な関数式の計算過程を学習させる情報表示装置が広く利用されている。
このような情報表示装置の利用形態として、特許文献1は、関数式のグラフを表示させて解析する学校の授業などにおいて、生徒各個人が情報表示装置を使用すると共に、先生の使用する情報表示装置において、赤外線通信等により転送される生徒各個人の情報表示装置からのグラフデータ等の計算対象データを受信して集約し、その集約した結果の集約計算データを拡大投影表示することを提案している。
一方、近年、スマートフォン等の通信機器からアクセスして、インターネット上で高機能な計算サービスを受けられるようにする計算サーバが提供されている。
特許第4720607号公報
前記特許文献1では、複数の情報表示装置からの計算対象データを受信して、まとめた集約計算データを出力することは記載されるものの、予めそれぞれの情報表示装置が対応付けされて通信接続されている必要があった。
また、生徒各個人の情報表示装置からの計算対象データを集約するのが、先生の使用する情報表示装置であるため、教室等の限られた空間でしか利用できず、先生の情報表示装置が存在しない家庭学習等には適用することができなかった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、各情報表示装置の計算対象データを容易にグループとして登録して、複数の計算対象データを集約した結果の集約結果データを出力できるようにするサーバ装置、および、電子機器のコンピュータをそのようなサーバ装置として機能させるためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るサーバ装置は、送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶しているグループID記憶手段と、前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置から前記各情報表示装置のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを受信する計算対象データ受信手段と、前記計算対象データ受信手段により受信された計算対象データを登録するデータ登録手段と、前記データ登録手段により登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを、前記グループID記憶手段に記憶されている当該グループIDに対応付けられた前記送信先情報によって示される送信先に送信する集約計算結果送信手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶しているグループID記憶手段、前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置から前記各情報表示装置のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを受信する計算対象データ受信手段、前記計算対象データ受信手段により受信された計算対象データを登録するデータ登録手段、前記データ登録手段により登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを、前記グループID記憶手段に記憶されている当該グループIDに対応付けられた前記送信先情報によって示される送信先に送信する集約計算結果送信手段、として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラムであることを特徴としている。
本発明によれば、各情報表示装置の計算対象データを容易にグループとして登録して、複数の計算対象データを集約した結果の集約結果データを出力することが可能になる。
本発明のサーバ装置の第1実施形態に係る計算サーバの利用形態を示す模式図である。 情報表示装置としての関数電卓の回路構成を示す図である。 前記計算サーバの回路構成を示す図である。 前記計算サーバにおけるサーバ処理のフローチートを示す図である。 (A)は先生用通信機器におけるグループIDとしてのClassIDと送信先情報としてのメールアドレスとを確認する画面の例を示す図であり、(B)乃至(E)はそれぞれ生徒の関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との例を示す図であり、(F)は生徒用通信機器における表示例を示す図である。 関数電卓における表示制御処理のフローチャートを示す図である。 (A)乃至(D)はそれぞれ別の生徒の関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との例を示す図であり、(E)及び(F)は前記別の生徒用通信機器における表示例を示す図である。 (A)は生徒用通信機器における集約計算データの表示例を示す図であり、(B)は先生用通信機器における集約計算データの表示例を示す図である。 (A)は本発明のサーバ装置の第2実施形態に係る計算サーバにおけるサーバ処理のフローチャートの、図4のフローチャートからの第1の変更部分を示す図であり、(B)は同じく第2の変更部分を示す図である。 (A)及び(B)はそれぞれ第2実施形態において雛形を登録するための先生用通信機器における表示例を示す図であり、(C)及び(D)はそれぞれ雛形を登録するため先生の関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との例を示す図であり、(E)は雛形の登録終了時における先生用通信機器における表示例を示す図である。 (A)及び(B)はそれぞれ生徒の関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との例を示す図であり、(C)は雛形と合致しないときの生徒用通信機器における表示例を示す図であり、(D)は雛形に合致したときの生徒用通信機器における表示例を示す図である。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
ここでは、図1に示すように、各生徒が使用する情報表示装置としての関数電卓10と、各生徒の関数電卓10から表示出力されたQRコード(登録商標)等の2次元コードの画像を撮影する各生徒が使用するカメラ付きスマートフォン等の生徒用通信機器ESと、その撮影した2次元コードの内容のデータに従って該生徒用通信機器ESからインターネット等の通信ネットワークNを介して送信されてくる計算対象データを受信し、各生徒用通信機器ESからの計算対象データを集約して計算した結果の集約計算結果データを得る、本発明のサーバ装置の第1実施形態に係る計算サーバ20と、該計算サーバ20での集約計算結果データを通信ネットワークNを介して受信して表示出力する先生が使用するスマートフォン等の先生用通信機器ETと、該先生用通信機器ETに表示出力される集約計算結果データを拡大投影表示するプロジェクタPと、からなるシステムを例に説明する。なお、生徒用通信機器ESは、カメラ付きスマートフォンに限定されるものではなく、カメラ付きPDA(personal digital assistants)、カメラ付きタブレットPC、カメラ付き又はカメラが接続されたノートPC(personal computer)等として構成され得る。同様に、先生用通信機器ETについても、スマートフォンに限定されるものではなく、PDA、タブレットPC、ノートPC、電子黒板等として構成され得る。また、図1では、生徒用通信機器ESを2つ示しているが、これは、2次元コード撮影時と計算結果データ受信時との表示出力部ESDの変遷を示すために別体に示したに過ぎないものであり、実際は1つの生徒用通信機器ESを表している。また、関数電卓10及び生徒用通信機器ESはそれぞれ、代表して1つを示しているに過ぎず、実際には、生徒数に応じた個数がそれぞれ含まれる。また、関数電卓10は、先生用の1台もさらに含まれても良い。
関数電卓10は、その携帯性の必要からユーザが片手で十分把持し片手で操作可能な小型サイズからなり、この関数電卓10の本体正面にはキー入力部11および表示出力部12が設けられる。
前記キー入力部11には、数値や数式を入力したり計算の実行を指示したりするための数値・演算記号キー群111、各種の関数を入力したりメモリ機能を立ち上げたりするための関数機能キー群112、各種動作モードのメニュー画面を表示させたり動作モードの設定を指示したりするためのモード設定キー群113、前記表示出力部12に表示されたカーソルの移動操作やデータ項目の選択操作などを行うためのカーソルキー114が備えられる。
前記数値・演算記号キー群111としては、[0]〜[9](数値)キー、[+][−][×][÷](四則記号)キー、[Ans][=](実行)キー、[AC](クリア)キーなどが配列される。
前記関数機能キー群112としては、[x-1](−1乗;逆数)キーをはじめ、[√□](ルート)キー、[□/□](分数)キー、[sin](サイン)キー、[M+](メモリプラス)キー、[OPTN](オプション)キー、[RCL](メモリ呼び出し)キーなどが配列される。
前記モード設定キー群113としては、[MODE](モード)キー、[SHIFT](シフト)キー、[ALPHA](アルファベット)キー、[ON](電源オン)キーなどが配列される。
なお、前記数値・演算記号キー群111や関数機能キー群112のキーは、[SHIFT]キーと同時に操作される(同時に押下される)ことで、そのキートップに記載されたキー機能ではなく、そのキーの上方に記載されたキーとして機能できるようになっている。例えば、[SHIFT]キーと[AC]キーとの同時操作(以下、[SHIFT]+[AC]キーと記す。以下同様。)は[OFF](電源オフ)キーとなる。[SHIFT]+[OPTN]キーは[QR](QR)キーとなり、[SHIFT]+[RCL]キーは[STO](メモリ登録)キーとなる。
前記表示出力部12は、ドットマトリクス型の液晶表示ユニットからなる。
図2は、前記関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この関数電卓10の電子回路は、前記キー入力部11および表示出力部12に加えて、コンピュータであるCPU13と、メモリ14と、記録媒体読取部15とを備えている。また、同図に破線で示すように、無線通信部16を備えていても良い。
前記CPU13は、メモリ14に記憶されている数式計算処理プログラム141に従い回路各部の動作を制御し、キー入力部11からのキー入力信号に応じた各種の演算処理を実行する。この数式計算処理プログラム141は、メモリ14に予め記憶されていても良いし、あるいはメモリカード等の外部記録媒体Mから記録媒体読取部15を介してメモリ14に読み込まれて記憶されたものであっても良い。この数式計算処理プログラム141は、ユーザがキー入力部11の操作によって書き換えできないようになっている。
前記メモリ14には、さらに、ユーザ書き換え不可能な情報として、固有ID142も記憶される。この固有ID142は、各関数電卓10に独特なIDである。
前記メモリ14には、このようなユーザ書き換え不可能な情報の他に、ユーザが書き換え可能なデータを記憶するために、入力データエリア143と、グループIDメモリ144とが確保されている。
ここで、前記入力データエリア143は、前記キー入力部11によりキー入力されたキーコードのデータが順次入力され、これにより構成される数式のデータや表データが記憶される。例えば数値キーは数字を示すコードで、「sin」などの関数キーはその関数を示すコードで、「+」「−」「×」「÷」などの算術記号キーはその算術記号を示すコードで記憶される。また、この入力データエリア143には、A,C,C,D,E,F,M,X,Yの9つの文字に対して個別に登録される異なる数値などの変数も記憶される。例えば、前記キー入力部11の[3]キー,[SHIFT]+[RCL]キー(=[STO]キー),[(−)]キー(=[A]キー)というキー操作を行うことで変数Aに数値「3」が登録される。更に、前記キー入力部11の[MODE]キー操作に従って設定された、関数テーブル機能等の機能種別や、数式の計算に必要なその他のデータ、例えば計算範囲も記憶される。計算範囲は、初期値、最終値、ステップ(増分)を含む。
前記グループIDメモリ144は、グループIDを記憶する。このグループIDは、前記キー入力部11によりキー入力されるものであり、先生がグループ別に、例えばクラス別に任意に設定したClassIDである。従って、当該関数電卓10のユーザである各生徒は、先生の指示に従って、このClassIDをグループIDとして当該関数電卓10に設定登録することとなる。
なお、無線通信部16は、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信等の、外部の生徒用通信機器ES等と無線通信する機能を備えている。
このように構成された関数電卓10は、前記CPU13が前記数式計算処理プログラム141に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、当該関数電卓10の固有IDと、キー入力部11から入力された機能種別(例えば、関数テーブル機能)、機能別計算対象データ(例えば、関数式と計算範囲)、その他のデータ(例えば、変数や計算範囲)を2次元コード、本実施形態ではQRコード化し、表示出力部12により表示出力する、表示制御機能を実現する。
生徒用通信機器ESは、この関数電卓10の表示出力部12に表示出力されたQRコードの画像を撮影し、その撮影したQRコードの内容のデータ(以下、QRデータと称する)を、通信ネットワークNを介して予めアドレスが設定された計算サーバ20に送信する。
図3は、前記計算サーバ20の電子回路の構成を示すブロック図である。
この計算サーバ20の電子回路は、コンピュータであるCPU21と、メモリ22と、記録媒体23と、記録媒体読取部24と、通信部25とを備えている。また、同図に破線で示すように、キー入力部26或いは表示出力部27を備えていても良い。
前記CPU21は、メモリ22に予め記憶されている、あるいはメモリカード等の記録媒体23から記録媒体読取部24を介してメモリ22に読み込まれた、あるいは通信ネットワークN上の図示しないWebサーバから通信部25を介してメモリ22にダウンロードされた、サーバ制御プログラム221に従い回路各部の動作を制御し、通信部25で受信したカメラ付き通信機器Eからの受信QRデータに応じた各種の演算処理を実行する。
前記メモリ22には、前記サーバ制御プログラム221が記憶される他に、通信部25を介して各生徒用通信機器ESから受信したQRデータをグループID別に登録する登録データメモリ222と、送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶するグループIDメモリ223とが確保される。ここで、登録データメモリ222には、グループID毎の専用のデータエリア222Aが作成され、そこに、個々の生徒毎に受信したQRデータをクラスデータとして登録できるようになっている。また、送信先情報は、本実施形態では先生のメールアドレスとするが、先生用通信機器ETの固有ID等であっても構わない。この送信先情報とグループIDは、予め先生用通信機器ETより任意に設定されるものであり、その設定に伴って、当該グループID用の登録データメモリ222が確保されるようになっている。
なお、サーバ制御プログラム221は、当該計算サーバ20のオペレータのキー入力部26の設定操作やメンテナンス操作等に応じた設定動作やメンテナンス動作を行う機能、その動作の途中経過や結果を表示出力部27に表示する機能、等を備えている。
このように構成された計算サーバ20は、前記CPU21が前記サーバ制御プログラム221に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、各生徒毎の受信QRデータに基づく数式の計算を行い、その計算結果である単独計算結果データを、前記受信QRデータの送信元である生徒用通信機器ESに送信したり、複数の生徒の受信QRデータを集約して計算を行い、その結果である集約計算結果データを、前記生徒用通信機器ESや、グループIDメモリ223に登録されたメールアドレスに送信することで先生用通信機器ETに送信したりする、サーバ処理機能を実現する。
生徒用通信機器ESは、通信ネットワークNを介して前記計算サーバ20から受信した単独計算結果データあるいは集約計算結果データを、その表示出力部ESDに表示することができる。また、先生用通信機器ETは、通信ネットワークNを介して前記計算サーバ20から受信した集約計算結果データを、その表示出力部ETDに表示したり、当該先生用通信機器ETにプロジェクタPを接続して、集約計算結果データを拡大投影表示したりすることができる。
次に、前記構成の計算サーバ20のサーバ処理機能について、図4のサーバ処理のフローチャートに従って説明する。
計算サーバ20のCPU21は、まず、通信部25により通信ネットワークNを介して先生用通信機器ET又は生徒用通信機器ESであるスマートフォンからの受信があったとき、その受信がスマートフォンでのQR操作によるQRデータの受信であるか否かを判別する(ステップS201)。
ここで、QR操作によるQRデータの受信ではないと判別した場合には、CPU21は、行いたい処理(ClassID登録/クラス登録データ表示)を確認する画面データを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のスマートフォンに送信する(ステップS202)。例えば、先生用通信機器ETであるスマートフォンにより、計算サーバ20にアクセスして当該計算サーバ20のホームページのリンクを開くか、当該スマートフォンにおいて専用アプリケーションから当該計算サーバ20にアクセスすると、前記ステップS201でQR操作によるQRデータの受信ではないと判別され、前記ステップS202で行いたい処理を確認する画面データが送信されてくることになる。これにより、先生用通信機器ETの表示出力部ETDに、この確認画面が表示出力され、ユーザである先生は、行いたい処理を選択する。
よって、CPU21は、この先生の操作によるClassIDの登録を受信したか否かを判別する(ステップS203)。ここで、ClassIDの登録を受信したと判別した場合には、CPU21は、ClassIDとメールアドレスを確認する画面データを、通信部25により通信ネットワークNを介して先生用通信機器ETである送信元のスマートフォンに送信する(ステップS204)。これを受信した先生用通信機器ETでは、その表示出力部ETDに、ClassIDとメールアドレスを確認する画面が表示される。そして、図5(A)に示すように、ClassIDとメールアドレスを入力し、[OK]を選択することで、CPU21は、このユーザ(先生)により入力されたClassIDとメールアドレスを通信ネットワークNを介して通信部25により受信して、メモリ22のグループIDメモリ223にそれらを対応付けて登録すると共に、メモリ22の登録データメモリ222に、当該クラス専用のクラス別データエリア222Aを作成する(ステップS205)。その後、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
引き続きサーバ処理を説明する前に、ここで、前記構成の関数電卓10の表示制御機能について、図6の表示制御処理のフローチャートに従って説明する。
例えば生徒Aが使用する関数電卓10において、CPU13は、キー入力部11の操作が行われると、それがClassID登録操作であるか否かを判別する(ステップS101)。ここで、ClassID登録操作であると判別した場合には、CPU13は、表示出力部12にClassID登録画面を表示する(ステップS102)。ユーザである生徒Aが、図5(B)に示すように、予め先生より知らされているClassID、この例では「ABC123」をキー入力部11の操作により入力した後、実行キーである[=]キーを操作すると、CPU13は、その入力されたClassIDをメモリ14のグループIDメモリ144に登録する(ステップS103)。その後、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。
一方、前記ステップS101において、ClassID登録操作でないと判別した場合、CPU13は、キー入力部11の操作が関数テーブル機能の実行操作であるか否か、つまり[MODE]キー操作に応じて一覧表示した各機能のうちの関数テーブル機能の実行操作であるか否かを判別する(ステップS104)。ここで、関数テーブル機能の実行操作であると判別した場合には、CPU13は、キー入力部11のユーザ操作による関数式の入力を受け付ける(ステップS105)。これは、関数テーブル機能の実行操作に応じて表示出力部12に、関数式の入力のための「f(x)=」という表示を行うことで、ユーザに関数式の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、図5(C)に示すように、関数式「x」を入力した後、実行キーである[=]キーを操作する。これにより、メモリ14の入力データエリア143に関数式として「f(x)=x」が登録される。
その後、CPU13は、キー入力部11のユーザ操作による関数式の計算範囲(初期値、最終値、ステップ(増分))の入力を受け付ける(ステップS106)。例えば、CPU13は、表示出力部12に、まず初期値の入力のための「Start?」という表示を行うことで、ユーザに初期値の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、初期値としての数値[−2]を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、入力データエリア143に初期値として「−2」が登録される。引き続き、CPU13は、表示出力部12に、最終値の入力のための「End?」という表示を行うことで、ユーザに最終値の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、最終値としての数値[2]を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、入力データエリア143に最終値として「2」が登録される。その後、CPU13は、表示出力部12に、増分の入力のための「Step?」という表示を行うことで、ユーザに増分の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、増分としての数値[1]を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、入力データエリア143にステップとして「1」が登録される。なお、前記ステップS105において、例えば「f(x)=(A+B)x」のような計算に変数(この例ではA,B)の値が必要な関数式が入力された場合には、その変数の値の入力もここで受け付ける。
こうして関数式の計算範囲が入力されたならば、CPU13は、入力データエリア143に記憶された関数式と計算範囲(および変数)とに基づいて、関数テーブルを計算し、その計算結果を、例えば図5(D)に示すように、表示出力部12に表示出力する(ステップS107)。
その後、CPU13は、キー入力部11の[QR]キーつまり[SHIFT]+[OPTN]キーが押されたか否かを判別する(ステップS108)。ここで、[QR]キーが押されていないと判別した場合には、CPU13は、処理を後述するステップS110に進める。これに対して、[QR]キーが押されたと判別した場合には、CPU13は、メモリ14の固有ID142に記憶されている当該関数電卓10の固有ID、グループIDメモリ144に登録されたClassID、入力データエリア143に記憶されている実行機能の機能種別(例えば、関数テーブル機能)、機能別計算対象データ(例えば、関数式と計算範囲(及び変数))、設定情報、その他をQRコード化して、表示出力部12に表示出力する(ステップS109)。なお、設定情報については、特にフローチャートでは示していないが、キー入力部11の[SHIFT]+[MODE](=[SETUP])キー操作に従って設定されて入力データエリア143に記憶されるものであり、この設定情報としては、例えば、角度モード(deg(度)モード/rad(ラジアン)モード/gra(グラード)モード)、丸めモード(Norm(指数表示)モード/Fix(小数点以下桁数固定)モード/Sci(有効桁数指定)モード)、表示モード(LineIO(1行表示)モード/MthIO(教科書表示)モード)などの各種モードの設定を含む。これにより、図5(E)に示すように、表示出力部12にQRコードの画像が表示出力されることになる。なお、数式計算処理プログラム141に計算サーバ20のアドレスが設定されている場合には、この計算サーバアドレスも一緒にQRコード化しても良い。あるいは、計算サーバアドレスを予め先生より知らされている場合には、それをメモリ14にClassIDと共に登録しておき、それをClassIDと共にQRコード化するようにしても良い。
その後、CPU13は、関数式の再入力があるか否かを判別する(ステップS110)。ここで、再入力がないと判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。これに対して、再入力があると判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップ105に戻す。
一方、前記ステップS104において、関数テーブル機能の実行操作ではないと判別した場合には、CPU13は、キー入力部11の操作が統計機能の実行操作であるか否か、つまり[MODE]キー操作に応じて一覧表示した各機能のうちの統計計算機能の実行操作であるか否かを判別する(ステップS111)。ここで、統計機能の実行操作でもないと判別した場合には、CPU13は、処理をその他の処理へと進める。
これに対して、統計機能の実行操作であると判別した場合には、CPU13は、キー入力部11のユーザ操作によるX(及びY)のデータ入力を受け付ける(ステップS112)。入力されたXの10個のデータ(及びYの10個のデータ)は、メモリ14の入力データエリア143に登録される。
その後、CPU13は、キー入力部11のユーザ操作による統計計算の処理が指示されたか否かを判別する(ステップS113)。ここで、統計計算の処理が指示されないと判別した場合には、CPU13は、処理を後述するステップS115に進める。これに対して、統計計算の処理が指示されたと判別した場合には、入力データエリア143に登録されたデータにより統計計算処理、即ち1変数統計計算や2変数統計計算等を実行する(ステップS114)。この統計計算処理の計算種類としては、直線回帰、対数回帰、e指数回帰、ab指数回帰、べき乗回帰、逆数回帰、二次回帰、等があり、ユーザ操作により指定された種類(たとえば2変数統計計算の直線回帰)の統計計算が実行される。
そしてその後、CPU13は、キー入力部11の[QR]キーつまり[SHIFT]+[OPTN]キーが押されたか否かを判別する(ステップS115)。ここで、[QR]キーが押されていないと判別した場合には、CPU13は、処理を後述するステップS117に進める。これに対して、[QR]キーが押されたと判別した場合には、CPU13は、メモリ14の固有ID142に記憶されている当該関数電卓10の固有ID、グループIDメモリ144に登録されたClassID、入力データエリア143に記憶されている実行機能の機能種別(例えば、統計機能と計算種類)、機能別計算対象データ(例えば、X(,Y)のデータと統計計算の種類(たとえば2変数統計計算の直線回帰)、計算結果の回帰データ)、設定情報、その他(例えば計算サーバ20のアドレス)をQRコード化して、表示出力部12に表示出力する(ステップS116)。
その後、CPU13は、データの再入力があるか否かを判別する(ステップS117)。ここで、再入力がないと判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。これに対して、再入力があると判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップ112に戻す。
以上のようにして、生徒の関数電卓10において前述の表示制御処理により表示出力部12にQRコードが表示され、生徒用通信機器ESであるカメラ付きスマートフォンでこのQRコードの画像を撮影すると、そのQRコードの内容であるQRデータが解読され、それが自動的にまたはユーザの生徒用通信機器ESの操作に応じて、当該生徒用通信機器ESから通信ネットワークNを介して、計算サーバ20へ前記QRデータを送信することになる。なお、そのための計算サーバ20のアドレスは、予め先生より知らされており、ユーザである生徒が自身の生徒用通信機器ESを操作して入力する。あるいは、そのアドレスも併せてQRコード化されていれば、前記QRデータから抽出することができる。
こうして生徒用通信機器ESから通信ネットワークNを介して送信されてきたQRデータを通信部25により受信すると、前記ステップS201において、計算サーバ20のCPU21は、QR操作によるQRデータの受信であると判別することとなる。この場合には、CPU21は、受信したQRデータ、即ち本関数電卓10の固有ID、ClassID、機能種別(例えば、関数テーブル機能、統計機能と計算種類)、機能別計算対象データ(例えば、関数式と計算範囲、X(,Y)のデータと統計計算の種類、回帰データ)、設定情報、その他を、メモリ22に設けた受信データ保存用のワークエリア(図示せず)に保存する(ステップS206)。その後、その保存したQRデータ中のClassIDを確認し(ステップS207)、ClassIDが存在するか否かを判別する(ステップS208)。ここで、ClassIDが存在しないと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
これに対して、QRデータ中にClassIDが存在すると判別した場合、CPU21は、そのQRデータ中のClassIDがグループIDメモリ223に登録済みのClassIDと合致するか否かを判別する(ステップS209)。ここで、登録済みのClassIDと合致しないと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
一方、登録済みのClassIDと合致すると判別した場合には、CPU21は、この受信したQRデータをクラスデータとして、登録データメモリ222の当該登録済みClassIDに対応するクラス別データエリア222Aに登録する(ステップS210)。そして、CPU21は、この登録したクラスデータの計算機能について、指定の計算方法で計算してグラフ化し、その結果である単独計算結果データを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元の生徒用通信機器ESに送信する(ステップS211)。これにより、図5(F)に示すように、生徒用通信機器ESの表示出力部ESDに、その単独計算結果データが表示出力される。
その後、CPU21は、登録データメモリ222の当該登録済みClassIDに対応するクラス別データエリア222Aに、登録済みのクラスデータが存在するか否かを判別する(ステップS212)。例えば、図5(B)乃至(E)に示した例では、生徒AのみしかQR操作によるQRデータの送信を行っていないので、登録済みのクラスデータが存在しないと判別されることになる。このように登録済みのクラスデータが存在しないと判別されたならば、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
そして、前記生徒Aとは別の生徒Bが、自身の関数電卓10で、図7(A)に示すようにClassIDを入力し、図7(B)に示すように、例えば関数式「x−2」を入力して、前記生徒Aと同じ関数式の計算範囲を入力して、関数電卓10で計算を行うことで、図7(C)に示すように、その計算結果が表示出力部12に表示出力される。その後、生徒Bが当該関数電卓10で、キー入力部11の[QR]キーつまり[SHIFT]+[OPTN]キーを押して、図7(D)に示すように、表示出力部12にQRコードの画像を表示出力させ、それを当該生徒Bの生徒用通信機器ESであるカメラ付きスマートフォンで撮影すると、当該生徒用通信機器ESによりそのQRコードの内容であるQRデータが解読され、通信ネットワークNを介して、計算サーバ20へ送信されてくる。
計算サーバ20では、こうして生徒Bの生徒用通信機器ESから通信ネットワークNを介して送信されてきたQRデータを通信部25により受信すると、CPU21は、前述したようなステップS201、S206乃至S211の処理を実行し、これにより、図7(E)に示すように、生徒Bの生徒用通信機器ESの表示出力部ESDに、その単独計算結果データが表示出力されることとなる。
そして、前記ステップS212において、CPU21は、登録データメモリ222の当該登録済みClassIDに対応するクラス別データエリア222Aに、登録済みのクラスデータが存在するか否かを判別すると、クラス別データエリア222Aには前述したように生徒Aについての登録済みのクラスデータが存在するので、今度は、登録済みのクラスデータが存在すると判別される。
このように登録済みのクラスデータが存在すると判別した場合には、CPU21は、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元の生徒Bの生徒用通信機器ESに他のデータとの合成表示を行うかを確認する画面データを送信する(ステップS213)。これにより、図7(F)に示すように、生徒Bの生徒用通信機器ESの表示出力部ESDに、確認画面が表示出力される。そして、CPU21は、通信部25により、他のデータとの合成表示を行う旨の受信があったか否かを判別する(ステップS214)。ここで、他のデータとの合成表示を行う旨の受信がなかった、つまり生徒Bの生徒用通信機器ESで「No」を選択したと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
これに対して、他のデータとの合成表示を行う旨の受信があった、つまり生徒Bの生徒用通信機器ESで「Yes」を選択したと判別した場合には、CPU21は、当該クラス別データエリア222Aに登録されている複数のクラスデータの計算機能について、指定の計算で計算し合成してグラフ化し、その結果である集約計算結果データを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元の生徒Bの生徒用通信機器ESに送信する(ステップS215)。これにより、図8(A)に示すように、生徒用通信機器ESの表示出力部ESDに、その集約計算結果データが表示出力される。この場合、それぞれの生徒の計算結果データが判別可能なように、線種や色を異ならせる等、識別表示される。そして、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
一方、先生は、先生用通信機器ETであるスマートフォンにより、計算サーバ20にアクセスして当該計算サーバ20のホームページのリンクを開くか、当該スマートフォンにおいて専用アプリケーションから当該計算サーバ20にアクセスして、クラス登録データ表示を選択すると、前記ステップS203において、ClassIDの登録を受信していないと判別する。この場合には、CPU21は、先生用通信機器ETで入力されたClassIDを通信ネットワークNを介して通信部25により受信する(ステップS216)。そして、CPU21は、そのClassIDに対応する登録データメモリ222の当該クラス別データエリア222Aに登録されている複数のクラスデータの計算機能について、指定の計算で計算し合成してグラフ化し、その結果である集約計算結果データを、そのClassIDに対応するグループIDメモリ223に登録されている送信先情報、例えばルールアドレスに、通信部25により通信ネットワークNを介して送信する(ステップS217)。これにより、図8(B)に示すように、先生用通信機器ETにおいて、設定されたメールアドレスに送られてきた集約計算結果データを閲覧する操作を行うことで、その表示出力部ETDに集約計算結果データが表示出力される。この場合も、生徒用通信機器ESでの表示出力の場合と同様、それぞれの生徒の計算結果データが判別可能なように、線種や色を異ならせる等、識別表示される。また、この集約計算結果データは、図1に示すように、プロジェクタPにより、拡大投影表示されることができる。そして、CPU21は、処理を前記ステップS201に戻す。
なお、前記ステップS217では、集約計算結果データを登録された送信先情報で示される送信先へ送信するようにしているが、ClassIDの送信元である先生用通信機器ETに送信するようにしても良いことは勿論である。ただし、メールアドレス等の機器に限定されない送信先に送信することで、例えば手元の先生用通信機器ETであるスマートフォンの操作によりクラス登録データ表示を計算サーバ20に依頼して、プロジェクタP接続が安価且つ容易に行えるノートPC等の別の先生用通信機器ETで結果の集約計算結果データを受信することが可能となる。
したがって、前記構成の計算サーバ20によれば、先生のメールアドレス等の送信先情報に対応付けてグループID、例えばClassIDをグループIDメモリ223に複数記憶しておき、前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置である生徒の関数電卓10から前記各関数電卓10のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを通信部25によって受信したとき、CPU21は、受信された計算対象データを登録データメモリ222のクラス別データエリア222Aに登録する。そして、それら登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを得、それを前記送信先情報によって示される送信先に送信する。
これにより、各情報表示装置の計算対象データを容易にグループとして登録して、複数の計算対象データを集約した結果の集約結果データを出力することが可能になる。
また、CPU21は、先生用通信機器ETのユーザ操作に応じて送信されてくる、前記送信先情報と前記グループIDとを通信部25により受信して、それらを前記グループIDメモリ223に登録する。
これにより、ユーザである先生が任意の送信先と任意のグループIDとを設定することが可能となる。
さらに、通信部25は、各生徒の関数電卓10においてグループIDと計算対象データとが2次元コード化、例えばQRコード化された2次元コードの画像を、各生徒用通信機器ESにより撮影して取得したグループIDと計算対象データとを、各生徒用通信機器ESから受信する。
これにより、関数電卓10に当該計算サーバ20と通信する通信機能を実装する必要が無く、安価に関数電卓10を提供できる。
また、CPU21は、通信部25により受信した前記生徒用通信機器ESから送信されてきた単独の計算対象データを計算した結果の単独計算結果データを得て、それを通信部25により送信元の生徒用通信機器ESに送信する。
これにより、生徒用通信機器ESでは、その送信されてきた単独計算結果データを表示出力部ESDに表示出力することができる。
さらに、CPU21は、前記集約計算結果データを通信部25により前記送信元の生徒用通信機器ESに送信する。
これにより、生徒用通信機器ESでは、自身が送信した計算対象データによる単独計算結果データだけでなく、他の生徒の計算対象データによる計算結果とを集約した集約計算結果データを表示出力部ESDに表示出力することができる。
なお、関数電卓10から生徒用通信機器ESへの前記グループIDであるClassIDや機能別計算対象データ等の出力に関しては、表示出力部12によるQRコードの表示出力に限定するものではなく、図2に破線で示すように、無線通信部16による無線出力としても良いことは勿論である。この場合には、生徒用通信機器ESは、前記無線出力されたClassIDや機能別計算対象データ等を内蔵する無線通信部(図示せず)により受信して、通信ネットワークNを介して計算サーバ20に送信することとなる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
本第2実施形態は、先生が予め機能種別や計算対象データの雛形を計算サーバ20に登録しておくようにしたものである。
図9は、本発明の第2実施形態において、第1の実施形態のサーバ処理のフローチャート(図4)に対して追加して実行されるフローチャート部分を示す。具体的には、図4のフローチャートにおいてサーバ処理のステップS205が実行された後、図9(A)の追加処理(ステップS218〜221)が実行され、その後、図4のステップ201に戻る。また図4のフローチャートにおいてサーバ処理のステップS208が実行された後、図4のフローチャートのステップS209の代わりに、図9(B)のステップS209’からの一連の処理が実行されて、処理内容に応じて図4のステップS210又は図4のステップS201に戻る。
即ち、計算サーバ20のCPU21は、前記図4のステップS205においてメモリ22のグループIDメモリ223にClassIDに対応付けてメールアドレスを登録すると共に、登録データメモリ222にクラス別データエリア222Aを作成した後、本実施形態においては、図9(A)に示すように、通信部25により通信ネットワークNを介して雛形登録する画面データを送信元である先生用通信機器ETに送信する(ステップS218)。これにより、先生用通信機器ETの表示出力部ETDには、図10(A)に示すように、雛形登録する画面が表示出力される。そして、CPU21は、通信部25により通信ネットワークNを介して「Yes」を受信したか否かを判別する(ステップS219)。ここで、「Yes」を受信しないと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS101に戻す。
これに対して、「Yes」を受信したと判別した場合には、CPU21は、通信部25により通信ネットワークNを介しての、先生用通信機器ETであるスマートフォンでのQR操作によるQRデータの受信を受け受ける(ステップS220)。即ち、先生用通信機器ETにおいて、図10(A)に示すような雛形登録する画面で「Yes」を選択すると、先生用通信機器ETの表示出力部ETDの表示内容は図10(B)に示すようなQRコードの読み取り確認画面となる。ここで、先生は、関数電卓10により雛形を作成してQRコード化する。例えば、[MODE]キー操作に応じて一覧表示した各機能のうちの統計計算機能の実行し、前記ステップS112において図10(C)に示すように、機能別計算対象データ(例えば、X,Yの各10個のデータや、統計計算の種類(たとえば2変数統計計算の直線回帰))を入力する。そして、[QR]キーを押すことで、前記ステップS116において図10(D)に示すように、機能種別や機能別計算対象データをQRコード化して、表示出力部12に表示出力する。そして、先生用通信機器ETにおいて、図10(B)に示すQRコードの読み取り確認画面で「Yes」を選択操作することで、該先生用通信機器ETは、図10(D)に示すような関数電卓10の表示出力部12に表示されたQRコードの画像を読み取り、その内容であるQRデータを、通信ネットワークNを介して計算サーバ20に送信する。
このQRデータを受信したならば、計算サーバ20のCPU21は、受信したQRデータより雛形を、登録データメモリ222の対応するクラス別データエリア222Aに、あるいは、対応するグループIDメモリ223に、登録する(ステップS221)。このとき、登録完了を送信元の先生用通信機器ETに通信部25により通信ネットワークNを介して送信するようにしても良い。従って、先生用通信機器ETでは、前記QRデータの送信後、自動的に、あるいは、前記登録完了の受信に応じて、図10(E)に示すように、雛形の登録が完了したことを、表示出力部ETDに表示出力する。
そして、生徒用通信機器ESからQRデータを受信した際に、CPU21は、図4のステップS208において、ClassIDが存在するか否かを判別する。そしてQRデータ中にClassIDが存在すると判別した場合(ステップS208;YES)、CPU21は、図9(B)のステップS209’に処理を移行し、そのQRデータ中のClassIDがグループIDメモリ223に登録済みのClassIDと合致するか否かを判別する。ステップS209’において登録済みのClassIDと合致すると判別した場合に、本実施形態では、更に、以下の処理を実行する。即ち、当該ClassIDに対応するクラス別データエリア222A(又はグループIDメモリ223)に雛形が登録されているか否かを判別する(ステップS222)。ここで、雛形が登録されていないと判別したならば、CPU21は、処理を前記ステップS210に進める。
これに対して、雛形が登録されていると判別した場合には、CPU21は、受信QRデータが雛形の機能種別及びデータ形式及び計算方法と合致するか否かを判別する(ステップS223)。ここで、受信QRデータが雛形と合致すると判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS210に進める。
一方、例えば、生徒用通信機器ESにおいて、図11(A)に示すように、X,Y各9個のデータを入力して、図11(B)に示すように[QR]キーを押すことでQRコード化してしまった場合、当該生徒用通信機器ESから受信したQRデータでは、雛形のデータ形式及び計算方法と合致しないことになる。具体的には、生徒用通信機器ESから受信したQRデータは、データ形式「X,Y各9個のデータ」、計算方法「2変数統計計算の直線回帰」であるのに対して、雛形のデータ形式は、データ形式「X,Y各10個のデータ」、計算方法「2変数統計計算の直線回帰」、計算方法は合致するがデータ形式が合致しないことになる。このような場合には、前記ステップS223において、CPU21は、受信QRデータが雛形と合致しないと判別する。そして、入力内容が雛形と合致しない旨の表示データを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元の生徒用通信機器ESに送信する(ステップS224)。これにより、図11(C)に示すように、生徒用通信機器ESの表示出力部ESDに、その入力内容が雛形と合致しない旨の表示画面が表示出力される。
前記入力内容が雛形と合致しない旨の表示データを送信した後、CPU21は、通信部25により、通信ネットワークNを介して当該生徒用通信機器ESから、雛形と合致しなくても計算、グラフ化する指示を受信したか否か、つまり「OK」を受信したか否かを判別する(ステップS225)。ここで、計算、グラフ化する指示を受信したと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS210に進める。
これに対して、計算、グラフ化する指示を受信しない、つまり「Cancel」を受信したと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS201に進める。つまり、送信元の生徒用通信機器ESのユーザである生徒は、図11(C)のような入力内容が雛形と合致しない旨の表示画面により、自身の間違いに気づき、関数電卓10により正しい内容、この例ではX,Yの各10個のデータを入力した上で、QRコード化し、生徒用通信機器ESよりQRデータを計算サーバ20に送信し直す。
こうして、正しいQRデータを送信することで、前記ステップS223から前記ステップS210へと処理は進められることになる。これにより、前記ステップS211において計算サーバ20から生徒用通信機器ESに単独計算結果データが送信されてきて、図11(D)に示すように、表示出力部ESDに、それが表示出力されるようになる。
したがって、前記構成の計算サーバ20によれば、通信部25により、先生用通信機器ETから雛形の機能種別及び計算対象データを受信し、また、各生徒の関数電卓10からは前記グループIDと計算対象データに加えて、機能種別をさらに受信し、CPU21は、前記受信された機能種別と計算対象データとが、前記雛形の機能種別及び計算対象データに適合しない場合に、通信部25により前記各関数電卓10に非適合メッセージを送信する。
これにより、生徒は、誤ったデータを送信してしまったことを知ることができ、正しいデータを送信し直すことができる。
また、通信部25は、先生の関数電卓10においてグループIDと雛形の機能種別及び計算対象データとが2次元コード化、例えばQRコード化された2次元コードの画像を、先生用通信機器ETにより撮影して取得したグループIDと雛形の機能種別及び計算対象データとを、先生用通信機器ETから受信する。
これにより、先生の関数電卓10に当該計算サーバ20と通信する通信機能を実装する必要が無く、安価に関数電卓10を提供できる。
さらに、通信部25は、各生徒の関数電卓10においてグループIDと機能種別及び計算対象データとが2次元コード化、例えばQRコード化された2次元コードの画像を、各生徒用通信機器ESにより撮影して取得したグループIDと機能種別及び計算対象データとを、各生徒用通信機器ESから受信し、CPU21は、通信部25により、前記非適合メッセージを送信元の生徒用通信機器ESに送信する。
これにより、生徒の関数電卓10に当該計算サーバ20と通信する通信機能を実装する必要が無く、安価に関数電卓10を提供しつつ、各関数電卓10の計算対象データを、表示出力して、通信機器を介してサーバに、容易にグループとして登録して、複数の計算対象データを集約した結果の集約結果データを出力することが可能になる。
なお、前記各実施形態において記載した計算サーバ20による各処理の手法、すなわち、図4のフローチャートに示すサーバ処理、図9(A)及び(B)のフローチャートに示すサーバ処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記録媒体(23)に格納して配布することができる。また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、通信ネットワークNに接続された電子機器のコンピュータに通信部(25)によって取り込むことで、前述したサーバ機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶しているグループID記憶手段と、
前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置から前記各情報表示装置のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを受信する計算対象データ受信手段と、
前記計算対象データ受信手段により受信された計算対象データを登録するデータ登録手段と、
前記データ登録手段により登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを、前記グループID記憶手段に記憶されている当該グループIDに対応付けられた前記送信先情報によって示される送信先に送信する集約計算結果送信手段と、
を備えるサーバ装置。
[2]
ユーザ操作に応じて、前記送信先情報と前記グループIDとを前記グループID記憶手段に登録するグループID登録手段を更に備える、
ことを特徴とする[1]に記載のサーバ装置。
[3]
前記計算対象データ受信手段は、各情報表示装置により表示されたグループIDと計算対象データとを含む2次元コード画像を撮影して、前記グループIDと計算対象データとを取得する通信機器から送信されてくる、前記各情報表示装置のグループIDと計算対象データとを受信する2次元コードデータ受信手段を備える、
ことを特徴とする[1]に記載のサーバ装置。
[4]
前記通信機器から送信されて前記2次元コードデータ受信手段により受信した単独の計算対象データを計算した結果の単独計算結果データを、送信元の通信機器に送信する通信機器送信手段をさらに備える、
ことを特徴とする[3]に記載のサーバ装置。
[5]
前記通信機器送信手段は、さらに、前記集約計算結果データを前記送信元の通信機器に送信する、
ことを特徴とする[4]に記載のサーバ装置。
[6]
雛形の機能種別及び計算対象データを受信する雛形データ受信手段をさらに備え、
前記計算対象データ受信手段は、前記各情報表示装置から機能種別をさらに受信し、
前記計算対象データ受信手段により受信された機能種別と計算対象データとが、前記雛形の機能種別及び計算対象データに適合しない場合に、前記各情報表示装置に非適合メッセージを送信する非適合メッセージ送信手段をさらに備える、
ことを特徴とする[1]に記載のサーバ装置。
[7]
前記雛形データ受信手段は、前記情報表示装置により表示されたグループIDと雛形の機能種別及び計算対象データとを含む2次元コード画像を撮影して、前記グループIDと雛形の機能種別及び計算対象データとを取得する通信機器から送信されてくる、前記グループIDと前記雛形の機能種別及び計算対象データとを受信する2次元コード雛形データ受信手段を備える、
ことを特徴とする[6]に記載のサーバ装置。
[8]
前記計算対象データ受信手段は、各情報表示装置により表示されたグループIDと機能種別と計算対象データとを含む2次元コード画像を撮影して、前記グループIDと機能種別と計算対象データとを取得する通信機器から送信されてくる、前記各情報表示装置のグループIDと機能種別と計算対象データとを受信する2次元コードデータ受信手段を備え、
前記非適合メッセージ送信手段は、前記非適合メッセージを送信元の通信機器に送信する、
ことを特徴とする[7]に記載のサーバ装置。
[9]
電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶しているグループID記憶手段、
前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置から前記各情報表示装置のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを受信する計算対象データ受信手段、
前記計算対象データ受信手段により受信された計算対象データを登録するデータ登録手段、
前記データ登録手段により登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを、前記グループID記憶手段に記憶されている当該グループIDに対応付けられた前記送信先情報によって示される送信先に送信する集約計算結果送信手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …関数電卓
11 …キー入力部
111 …数値・演算記号キー群
112 …関数機能キー群
113 …モード設定キー群
114 …カーソルキー
12 …表示出力部
13 …CPU
14 …メモリ
141 …数式計算処理プログラム
142 …固有ID
143 …入力データエリア
144 …グループIDメモリ
15 …記録媒体読取部
16 …無線通信部
20 …計算サーバ
21 …CPU
22 …メモリ
221 …サーバ制御プログラム
222 …登録データメモリ
222A…クラス別データエリア
223 …グループIDメモリ
23 …記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
26 …キー入力部
27 …表示出力部
ES …生徒用通信機器
ESD …表示出力部
ET …先生用通信機器
ETD …表示出力部
M …外部記録媒体
N …通信ネットワーク
P …プロジェクタ

Claims (9)

  1. 送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶しているグループID記憶手段と、
    前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置から前記各情報表示装置のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを受信する計算対象データ受信手段と、
    前記計算対象データ受信手段により受信された計算対象データを登録するデータ登録手段と、
    前記データ登録手段により登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを、前記グループID記憶手段に記憶されている当該グループIDに対応付けられた前記送信先情報によって示される送信先に送信する集約計算結果送信手段と、
    を備えるサーバ装置。
  2. ユーザ操作に応じて、前記送信先情報と前記グループIDとを前記グループID記憶手段に登録するグループID登録手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記計算対象データ受信手段は、各情報表示装置により表示されたグループIDと計算対象データとを含む2次元コード画像を撮影して、前記グループIDと計算対象データとを取得する通信機器から送信されてくる、前記各情報表示装置のグループIDと計算対象データとを受信する2次元コードデータ受信手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  4. 前記通信機器から送信されて前記2次元コードデータ受信手段により受信した単独の計算対象データを計算した結果の単独計算結果データを、送信元の通信機器に送信する通信機器送信手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記通信機器送信手段は、さらに、前記集約計算結果データを前記送信元の通信機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 雛形の機能種別及び計算対象データを受信する雛形データ受信手段をさらに備え、
    前記計算対象データ受信手段は、前記各情報表示装置から機能種別をさらに受信し、
    前記計算対象データ受信手段により受信された機能種別と計算対象データとが、前記雛形の機能種別及び計算対象データに適合しない場合に、前記各情報表示装置に非適合メッセージを送信する非適合メッセージ送信手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  7. 前記雛形データ受信手段は、前記情報表示装置により表示されたグループIDと雛形の機能種別及び計算対象データとを含む2次元コード画像を撮影して、前記グループIDと雛形の機能種別及び計算対象データとを取得する通信機器から送信されてくる、前記グループIDと前記雛形の機能種別及び計算対象データとを受信する2次元コード雛形データ受信手段を備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 前記計算対象データ受信手段は、各情報表示装置により表示されたグループIDと機能種別と計算対象データとを含む2次元コード画像を撮影して、前記グループIDと機能種別と計算対象データとを取得する通信機器から送信されてくる、前記各情報表示装置のグループIDと機能種別と計算対象データとを受信する2次元コードデータ受信手段を備え、
    前記非適合メッセージ送信手段は、前記非適合メッセージを送信元の通信機器に送信する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    送信先情報に対応付けてグループIDを複数記憶しているグループID記憶手段、
    前記グループIDのいずれかと対応づけられた各情報表示装置から前記各情報表示装置のグループIDと前記グループIDに対応づけられた計算対象データとを受信する計算対象データ受信手段、
    前記計算対象データ受信手段により受信された計算対象データを登録するデータ登録手段、
    前記データ登録手段により登録された計算対象データをグループID別に集約して計算した結果の集約計算結果データを、前記グループID記憶手段に記憶されている当該グループIDに対応付けられた前記送信先情報によって示される送信先に送信する集約計算結果送信手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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