JP6314763B2 - 数式処理装置、計算処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、数式処理装置、計算処理方法およびプログラムに関する。
特許文献1は、テキスト入力表示装置にて入力したテキストをQRコード(登録商標)等の2次元コード化して表示して、他の機器のカメラで撮影してテキスト変換して当該機器で利用できるようにすることを提案している。
一方、従来より、関数電卓と称する様々な関数式の計算過程を学習させる数式処理装置が広く利用されている。
また、近年、スマートフォン等の通信機器からアクセスして、インターネット上で高機能な計算サービスを受けられるようにする計算サーバも提供されている。
特開2011−76540号公報
数式処理装置においても、前記特許文献1のように、入力された数式を2次元コード化して、スマートフォン等の通信機器のカメラで撮影して、当該通信機器で数式を計算したり、さらに当該通信機器から計算サーバにアクセスして数式を計算したりすることが考えられる。
しかしながら、数式処理装置において、前記特許文献1のように単に入力された数式を2次元コード化したのでは、当該通信機器或いは計算サーバでは、その数式自体は利用できるが、それだけでは情報が不足して、適切に数式を計算ができないという場合がある。すなわち、数式には、その数式の計算に必要な設定や変数といった、数式を計算するのに必要な関連データが必要な場合がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、入力された数式を通信機器や計算サーバで計算できるように出力可能な数式処理装置、および該数式処理装置から出力された数式を計算する計算サーバ、並びに、電子機器のコンピュータをそれら数式処理装置または計算サーバとして機能させるためのプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る数式処理装置は、数式に含めることが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶可能な変数値記憶手段と、ユーザ操作に応じて、数式が入力される数式入力手段と、前記数式入力手段により入力される数式を計算するための計算モードを設定する計算モード設定手段と、前記数式入力手段により入力された数式と入力された数式に含まれる変数の変数値と前記計算モード設定手段により設定された計算モードとに応じたグラフ画像データを外部機器に生成させるために、前記入力された数式と前記入力された数式に含まれる変数の変数値と前記設定された計算モードとを、前記外部機器に送信する送信手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、数式処理装置でユーザ入力された数式を外部機器に送信して、前記入力数式に対応するグラフ画像データを適切に外部機器に生成させることが可能になる。
本発明の数式処理装置の第1実施形態に係る関数電卓の外観構成を示すと共に、該関数電卓と本発明の第1実施形態に係る計算サーバとの関係を示す模式図である。 前記関数電卓の回路構成を示す図である。 前記計算サーバの回路構成を示す図である。 前記関数電卓の表示制御処理のフローチャートを示す図である。 (A)乃至(F)はそれぞれ前記関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との例を示す図であり、(G)は2次元コードの内容のデータを示す図である。 (A)は図4中の必要情報検出処理のフローチャートを示す図であり、(B)は図5(F)の2次元コードの内容に基づく計算結果の通信機器での表示を示す図であり、(C)は図7(G)の2次元コードの内容に基づく計算結果の通信機器での表示を示す図である。 (A)乃至(F)はそれぞれ前記関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との別の例を示す図であり、(G)は2次元コードの内容のデータを示す図である。 (A)は前記計算サーバのサーバ処理のフローチートを示す図であり、(B)は本発明の第2実施形態に係る計算サーバのサーバ処理のフローチートを示す図である。 図8中の数式、検出データ整合確認処理のフローチャートを示す図である。 (A)乃至(F)はそれぞれ前記関数電卓のユーザ操作とそれに応じた表示出力との更に別の例を示す図であり、(G)は2次元コードの内容を示す図である。 (A)は図10(G)の2次元コードの内容に基づく計算結果の通信機器での表示を示す図であり、(B)は通信機器での設定値の修正入力を説明するための図であり、(C)は修正された設定値に基づく計算結果の通信機器での表示を示す図である。 (A)および(B)はそれぞれ本発明の数式処理装置の第2実施形態に係る関数電卓における表示例を示す図であり、(C)は2次元コードの内容を示す図であり、(D)は(C)の2次元コードの内容に基づく計算結果の通信機器でのテーブル表示を示す図であり、(E)は表示切替した計算結果の通信機器でのグラフ表示を示す図である。 (A)はグラフ表示でのアラート表示を示す図であり、(B)は通信機器での設定値の修正入力を説明するための図であり、(C)は修正された設定値に基づく計算結果の通信機器でのグラフ表示を示す図である。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
ここでは、図1に示すように、本発明の数式処理装置の第1実施形態に係る関数電卓10と、関数電卓10から表示出力されたQRコード等の2次元コードを撮影するスマートフォン等のカメラ付き通信機器Eと、該カメラ付き通信機器Eが、その撮影した2次元コードの内容に従ってインターネット等の通信ネットワークNを介してアクセス可能な、本発明の第1実施形態に係る計算サーバ20と、該計算サーバ20での計算結果を通信ネットワークNを介して受信して表示出力する通信機器Eとからなるシステムを例に説明する。なお、同図では、2つの通信機器Eを示しているが、これは計算サーバ20に対する送信データと受信データの表示の違いを示すために別のものとして示したに過ぎす、実際には同じもの即ち一つの通信機器である。勿論、同図のように、別々の通信機器としても構わない。また、この通信機器Eは、スマートフォンに限定されるものではなく、PDA(personal digital assistants)、タブレットPC、ノートPC(personal computer)等として構成され得る。
関数電卓10は、その携帯性の必要からユーザが片手で十分把持し片手で操作可能な小型サイズからなり、この関数電卓10の本体正面にはキー入力部11および表示出力部12が設けられる。
前記キー入力部11には、数値や数式を入力したり計算の実行を指示したりするための数値・演算記号キー群111、各種の関数を入力したりメモリ機能を立ち上げたりするための関数機能キー群112、各種動作モードのメニュー画面を表示させたり動作モードの設定を指示したりするためのモード設定キー群113、前記表示出力部12に表示されたカーソルの移動操作やデータ項目の選択操作などを行うためのカーソルキー114が備えられる。
前記数値・演算記号キー群111としては、[0]〜[9](数値)キー、[+][−][×][÷](四則記号)キー、[Ans][=](実行)キー、[AC](クリア)キーなどが配列される。
前記関数機能キー群112としては、[x-1](−1乗;逆数)キーをはじめ、[√□](ルート)キー、[□/□](分数)キー、[sin](サイン)キー、[M+](メモリプラス)キー、[OPTN](オプション)キー、[RCL](メモリ呼び出し)キーなどが配列される。
前記モード設定キー群113としては、[MODE](モード)キー、[SHIFT](シフト)キー、[ALPHA](アルファベット)キー、[ON](電源オン)キーなどが配列される。
なお、前記数値・演算記号キー群111や関数機能キー群112のキーは、[SHIFT]キーと同時に操作される(同時に押下される)ことで、そのキートップに記載されたキー機能ではなく、そのキーの上方に記載されたキーとして機能できるようになっている。例えば、[SHIFT]キーと[AC]キーとの同時操作(以下、[SHIFT]+[AC]キーと記す。以下同様。)は[OFF](電源オフ)キーとなる。[SHIFT]+[OPTN]キーは[QR](QR)キーとなり、[SHIFT]+[RCL]キーは[STO](メモリ登録)キーとなる。
前記表示出力部12は、ドットマトリクス型の液晶表示ユニットからなる。
図2は、前記関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この関数電卓10の電子回路は、前記キー入力部11および表示出力部12に加えて、コンピュータであるCPU13と、メモリ14と、記録媒体読取部15とを備えている。また、同図に破線で示すように、無線通信部16を備えていても良い。
前記CPU13は、メモリ14に記憶されている数式計算処理プログラム141に従い回路各部の動作を制御し、キー入力部11からのキー入力信号に応じた各種の演算処理を実行する。この数式計算処理プログラム141は、メモリ14に予め記憶されていても良いし、あるいはメモリカード等の外部記録媒体Mから記録媒体読取部15を介してメモリ14に読み込まれて記憶されたものであっても良い。この数式計算処理プログラム141は、ユーザがキー入力部11の操作によって書き換えできないようになっている。
前記メモリ14には、さらに、ユーザ書き換え不可能な情報として、固有ID142および計算サーバアドレス143も記憶される。ここで、前記固有ID142は、各関数電卓10に独特なIDである。計算サーバアドレス143は、前記計算サーバ20のインターネットアドレスである。なお、この計算サーバアドレス143は、前記数式計算処理プログラム141の一部として提供されても構わない。
前記メモリ14には、このようなユーザ書き換え不可能な情報の他に、ユーザが書き換え可能なデータを記憶するために、設定データメモリ144、変数値メモリ145、実行機能メモリ146、数式データメモリ147、その他データメモリ148、ワークエリア149などが確保されている。
前記設定データメモリ144には、前記キー入力部11の[SHIFT]+[MODE](=[SETUP])キー操作に従って設定された各種計算表示モードについての設定データが記憶される。この計算表示モードの設定データとしては、例えば、表示モード「1:LineIO(1行表示)モード/2:MthIO(教科書表示)モード」、角度計算モード「3:deg(度)モード/4:rad(ラジアン)モード/5:gra(グラード)モード」、丸め計算モード「6:Fix(小数点以下桁数固定)モード/7:Sci(有効桁数指定)モード/8:Normモード:丸めなし」、などの各種計算表示モードの設定データが記憶される。前記設定データメモリ144には、初期状態では、所定の初期設定のモードが設定されている。具体的には、表示モード(MthIO(教科書表示)モード)、角度計算モード(deg(度)モード/)、丸め計算モード(Norm:丸めなし)、などの初期設定のモードが記憶されている。そして、例えば[SHIFT]+[MODE](=[SETUP])キー操作の後に、「4」キーを押すと、角度モード(3:deg(度)モード)が、角度モード(4:rad(ラジアン)モード)に変更されて角度モードが登録される。
前記変数値メモリ145は、A,B,C,D,E,F,M,X,Yの9つの文字に対して、個別に異なる数値などが記憶されるメモリ領域であり、初期状態では、全て「0」が記憶されている。そして例えば、前記キー入力部11の[3]キー,[SHIFT]+[RCL]キー(=[STO]キー),[(−)]キー(=[A]キー)というキー操作を行うことで、前記変数値メモリ145の変数メモリAが指定されて、変数値「3」が設定される。なお、前記変数値メモリ145を、A〜Zの各文字に対して、個別に異なる数値などが記憶されるメモリ領域としてもよい。その場合、ユーザ操作により変数が指定されて変数値が設定される毎に、その変数のメモリ領域を確保するようにしてもよい。
実行機能メモリ146には、前記キー入力部11の[MODE]キー操作に従って設定された、関数テーブル機能等の計算モードが記憶される。
数式データメモリ147には、前記キー入力部11によりキー入力されたキーコードのデータが順次入力され、これにより構成される数式のデータが記憶される。例えば数値キーは数字を示すコードで、「sin」などの関数キーはその関数を示すコードで、「+」「−」「×」「÷」などの算術記号キーはその算術記号を示すコードで記憶される。
その他データメモリ148には、数式の計算に必要なその他のデータ、例えば計算範囲が記憶される。計算範囲は、初期値、最終値、ステップを含む。
前記ワークエリア149には、前記数式計算処理プログラム141に従って、前記CPU13に入出力される各種のデータが必要に応じて一時的に記憶される。例えば、詳細は後述するようにして抽出された、数式の計算に必要な設定や変数が記憶される。
なお、無線通信部16は、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信等の、外部の通信機器E等と無線通信する機能を備えている。
このように構成された関数電卓10は、前記CPU13が前記数式計算処理プログラム141に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、計算サーバ20のアドレス、当該関数電卓10の固有IDと、キー入力部11から入力された機能種別(例えば、関数テーブル機能)、機能別計算データ(例えば、関数式と計算範囲)、抽出データ、その他のデータ(例えば、設定データ)を2次元コード、本実施形態ではQRコード化し、表示出力部12により表示出力する、表示制御機能を実現する。
カメラ付き通信機器Eは、この関数電卓10の表示出力部12に表示出力されたQRコードを撮影し、その撮影したQRコードの内容(QRデータ)に従って通信ネットワークNを介して計算サーバ20にQRデータを送信する。
図3は、前記計算サーバ20の電子回路の構成を示すブロック図である。
この計算サーバ20の電子回路は、コンピュータであるCPU21と、メモリ22と、記録媒体23と、記録媒体読取部24と、通信部25とを備えている。また、同図に破線で示すように、キー入力部26或いは表示出力部27を備えていても良い。
前記CPU21は、メモリ22に予め記憶されている、あるいはメモリカード等の記録媒体23から記録媒体読取部24を介してメモリ22に読み込まれた、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバから通信部25を介してメモリ22にダウンロードされた、サーバ制御プログラム221に従い回路各部の動作を制御し、通信部25で受信したカメラ付き通信機器Eからの受信QRデータに応じた各種の演算処理を実行する。
前記メモリ22には、前記サーバ制御プログラム221が記憶される他に、通信部25を介して受信したQRデータを、その受信QRデータ毎に記憶する受信QRデータメモリ222が確保される。
なお、サーバ制御プログラム221は、当該計算サーバ20のオペレータのキー入力部26の設定操作やメンテナンス操作等に応じた設定動作やメンテナンス動作を行う機能、その動作の途中経過や結果を表示出力部27に表示する機能、等を備えている。
このように構成された計算サーバ20は、前記CPU21が前記サーバ制御プログラム221に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、受信QRデータに基づく数式の計算を行い、その計算結果を、前記受信QRデータの送信元であるカメラ付き通信機器Eを送信する、サーバ処理機能を実現する。なお、受信QRデータに、計算結果の送信先として別の通信機器を特定するための情報が含まれていたり、予め関数電卓10の固有IDに対応付けて送信先が特定されている際には、前記送信元のカメラ付き通信機器E以外へ計算結果を送信することも可能である。
カメラ付き通信機器Eは、通信ネットワークNを介して前記計算サーバ20から受信した計算結果を、その表示出力部EDに表示したり、当該カメラ付き通信機器EにプロジェクタPを接続して、計算結果を投影出力したりすることができる。
次に、前記構成の関数電卓10の表示制御機能について、図4の表示制御処理のフローチャートに従って説明する。
関数電卓10のCPU13は、キー入力部11の操作が行われると、それが設定データ変更操作であるか否か、つまり[SHIFT]+[MODE](=[SETUP])キー操作であるか否かを判別する(ステップS101)。ここで、設定データ変更操作でないと判別した場合には、CPU13は、キー入力部11の操作が関数テーブル機能の実行操作であるか否か、つまり[MODE]キー操作による関数テーブルの選択操作であるか否かを判別する(ステップS102)。そして、関数テーブル機能の実行操作でもないと判別した場合には、CPU13は、キー入力部11の操作が変数入力操作であるか否か、つまり[SHIFT]+[RCL](=[STO])キー操作であるか否かを判別する(ステップS103)。この変数入力操作でもないと判別した場合には、CPU13は、他の処理を実行することとなる。
前記ステップS101において、設定データ変更操作であると判別した場合、CPU13は、表示出力部12に数式の表示計算についての複数種類の設定データを変更して設定するための変更画面を表示させる。具体的には、表示設定モードである「1:MthIO(自然表示) 2:LineIO(ライン表示)」、角度計算の設定モードである「3:Deg(角度設定:度) 4:Rad(角度設定:ラジアン) 5:Gra(角度設定:グラード)」、丸め計算の設定モードである「6:Fix(小数点以下桁数固定)モード/7:Sci(有効桁数指定)モード/8:Normモード:丸めなし」、等が表示される(ステップS104)。そして、メモリ14の設定データメモリ144の内容を、キー入力部11のユーザ操作(数値キーによる番号入力)により設定されたモードに変更する。具体的には、ユーザが数字キー「4」を押す操作を行うと、メモリ14の設定データメモリ144の角度モードの内容がラジアンに変更して設定される(ステップS105)。その後、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。
一方、前記ステップS103において、変数入力操作であると判別した場合には、CPU13は、キー入力部11のユーザの入力操作により変数が指定されて変数値の入力を受けて(ステップS106)、メモリ14の指定の変数の変数値メモリ145に、その入力された変数値を設定する(ステップS107)。その後、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。
そして、前記ステップS102において、関数テーブル機能の実行操作であると判別した場合には、CPU13は、メモリ14の実行機能メモリ146に「関数テーブル機能」を記憶すると共に、キー入力部11のユーザ操作による関数式1および関数式2の数式の入力を受け付ける(ステップS108)。これは、関数テーブル機能の実行操作に応じて表示出力部12に、まず関数式1の数式の入力のための「f(x)=」という表示を行うことで、ユーザに関数式1の数式の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、図5(A)に示すように、変数AおよびBを含む数式である関数式「(A+B)x」を入力した後、実行キーである[=]キーを操作する。これにより、メモリ14の数式データメモリ147に関数式1として「f(x)=(A+B)x」が登録される。引き続き、CPU13は、表示出力部12に、関数式2の入力のための「g(x)=」という表示を行うことで、ユーザに関数式2の数式の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、図5(B)に示すように、変数AおよびCを含む数式である関数式「(A+C)x」を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、メモリ14の数式データメモリ147に関数式2として「g(x)=(A+C)x」が登録される。
その後、CPU13は、キー入力部11の[QR]キーつまり[SHIFT]+[OPTN]キーが押されたか否かを判別する(ステップS109)。ここで、[QR]キーが押されたと判別した場合には、CPU13は、処理を後述するステップS113に進める。
これに対して、[QR]キーが押されていないと判別した場合には、CPU13は、キー入力部11のユーザ操作による関数式の計算範囲(初期値、最終値、ステップ(増分))の入力を受け付ける(ステップS110)。すなわち、CPU13は、表示出力部12に、まず初期値の入力のための「Start?」という表示を行うことで、ユーザに初期値の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、図5(C)に示すように、初期値としての数値[1]を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、メモリ14のその他データメモリ148に初期値として「1」が登録される。引き続き、CPU13は、表示出力部12に、最終値の入力のための「End?」という表示を行うことで、ユーザに最終値の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、図5(D)に示すように、最終値としての数値[4]を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、メモリ14のその他データメモリ148に最終値として「4」が登録される。その後、CPU13は、表示出力部12に、増分の入力のための「Step?」という表示を行うことで、ユーザに増分の入力を促す。そして、ユーザは、キー入力部11を操作して、例えば、図5(E)に示すように、増分としての数値[1]を入力した後、[=]キーを操作する。これにより、メモリ14のその他データメモリ148にステップとして「1」が登録される。
こうして関数式の計算範囲が入力されたならば、CPU13は、メモリ14の数式データメモリ147に記憶された関数式と、その他データメモリ148に記憶された計算範囲、および変数値メモリ145に記憶された変数とに基づいて、関数テーブルを計算し、その計算結果を、設定データメモリ144に記憶された設定モードに従って、表示出力部12に表示出力する(ステップS111)。
その後、CPU13は、キー入力部11の[QR]キーつまり[SHIFT]+[OPTN]キーが押されたか否かを判別する(ステップS112)。ここで、[QR]キーが押されたと判別した場合には、CPU13は、処理を後述するステップS113に進める。これに対して、[QR]キーが押されていないと判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。
前記ステップS109またはステップS112において、[QR]キーが押されたと判別した場合には、CPU13は、必要情報検出処理を実行する(ステップS113)。
図6(A)は、この必要情報検出処理のフローチャートを示している。
すなわち、この必要情報検出処理において、CPU13は、まず、メモリ14の数式データメモリ147に記憶された入力数式に変数が有るか否かを判別する(ステップS113A)。ここで、変数が無いと判別した場合には、CPU13は、更に、入力数式に三角関数が含まれるか否かを判別する(ステップS113B)。ここで、三角関数が含まれないと判別した場合には、CPU13は、処理を上位のルーチンに戻す。
前記ステップS113Aにおいて、変数が有ると判別した場合には、例えば、前述の例では、変数A,B,Cが有るので、CPU13は、入力式中の変数の値、例えば「1」,「4」,「3」をメモリ14の変数値メモリ145から抽出し、その抽出したデータをメモリ14のワークエリア149に抽出データとして格納する(ステップS113C)。その後、CPU13は、処理を前記ステップS113Bに進める。
また、前記ステップS113Bにおいて、三角関数が含まれると判別した場合には、CPU13は、設定されている角度モード(degモード/radモード/graモード)をメモリ14の設定データメモリ144から抽出し、その抽出したデータをメモリ14のワークエリア149に抽出データとして格納する(ステップS113D)。その後、CPU13は、処理を上位のルーチンに戻す。なお、計算結果が小数になる場合に、小数を丸めするかどうかを設定する丸めモードの設定データが必要となるが、この丸めモードの設定データも合わせて、抽出データとしてワークエリア149に抽出データとして格納するようにしてもよい。また、設定データメモリ144の各設定データを一括して、抽出データとしてワークエリア149に抽出データとして格納するようにしてもよい。
ここで、関数式に三角関数が含まれる例を図7に示す。
前記ステップS108において、関数式1の入力のための「f(x)=」という表示に対し、図7(A)に示すように、[sin]キーを操作すると、表示は「f(x)=sin(」となり、引き続き[x]キー([ALPHA]+[)]キー)、[)]キーを操作した後、実行キーである[=]キーを操作することで、メモリ14の数式データメモリ147に関数式1として「f(x)=sin(x)」が登録される。引き続き、関数式2の入力のための「g(x)=」という表示に対し、図7(B)に示すように、[cos]キーを操作すると、表示は「g(x)=cos(」となり、引き続き[x]キー([ALPHA]+[)]キー)、[)]キーを操作した後、実行キーである[=]キーを操作することで、メモリ14の数式データメモリ147に関数式2として「g(x)=cos(x)」が登録される。
その後、ステップS110において、初期値の入力のための「Start?」という表示に対し、図7(C)に示すように、初期値としての数値[0]を入力した後、[=]キーを操作することで、メモリ14のその他データメモリ148に初期値として「0」が登録される。引き続き、最終値の入力のための「End?」という表示に対し、図7(D)に示すように、最終値としての数値[3][6][0]を入力した後、[=]キーを操作することで、メモリ14のその他データメモリ148に最終値として「360」が登録される。その後、「Step?」という表示に対し、図7(E)に示すように、増分としての数値[9][0]を入力した後、[=]キーを操作することで、メモリ14のその他データメモリ148にステップとして「90」が登録される。
このような入力を行った場合には、前記ステップS113Aでは変数が無いと判別されるが、前記ステップS113Bにおいて、三角関数が含まれると判別される。そして、例えば前記ステップS105においてdegモードに設定されているとすれば、前記ステップS113Dにおいて、その設定されている角度モードであるdegモードが、メモリ14の設定データメモリ144から抽出されて、メモリ14のワークエリア149に抽出データとして格納されることとなる。
このようなステップS113の必要情報検出処理を終了したならば、CPU13は、計算サーバ20のアドレス、メモリ14の固有ID142に記憶されている当該関数電卓10の固有ID、実行機能メモリ146に記憶されている実行機能の機能種別(例えば、関数テーブル機能)、機能別計算データ(例えば、数式データメモリ147に記憶されている関数式とその他データメモリ148に記憶されている計算範囲)、ワークエリア149に記憶されている抽出データ(例えば設定データメモリ144から抽出した角度モードや変数値メモリ145から抽出した変数値)、その他をQRコード化して、表示出力部12に表示出力する(ステップS114)。
これにより、図5(F)または図7(F)に示すように、表示出力部12にQRコードが表示出力されることになる。なお、この図5(F)のQRコードの内容は、図5(G)のようになっている。また、図7(F)のQRコードの内容は、図7(G)のようになっている。
その後、CPU13は、関数式の再入力があるか否かを判別する(ステップS115)。ここで、再入力がないと判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップS101に戻す。
これに対して、再入力があると判別した場合には、CPU13は、処理を前記ステップ108に戻す。そして、前述したようにして、新たな関数式の入力を受け付ける。そして、この新たな関数式において、計算範囲を変更する必要がなければ、前記ステップS109において、[QR]キーつまり[SHIFT]+[OPTN]キーが押されるので、CPU13は、処理を前記ステップS113に進めることとなる。
次に、前記構成の計算サーバ20のサーバ処理機能について、図8(A)のサーバ処理のフローチャートに従って説明する。
計算サーバ20のCPU21は、まず、QRデータの処理を行うか否かを判別する(ステップS201)。ここで、QRデータ処理を行わずに、他の処理を行うと判別した場合には、CPU21は、他の処理へと処理を進める。
これに対して、QRデータ処理を行うと判別した場合、CPU21は、カメラ付き通信機器EのQR操作によるQRデータを通信部25が受信するのを待つ(ステップS202)。すなわち、関数電卓10において前述の表示制御処理により表示出力部12にQRコードが表示され、カメラ付き電子機器EでこのQRコードを撮影すると、そのQRコードの内容(QRデータ)が解読され、計算サーバ20のアドレスへのアクセスが可能となる。そして、自動的にまたはユーザのカメラ付き電子機器Eの操作に応じて、カメラ付き電子機器Eは通信ネットワークNを介して、そのアドレスの計算サーバ20へ、前記QRデータを送信してくる。計算サーバ20は、このステップS202において、このカメラ付き電子機器EからのQRデータの受信を待つものである。
QRデータを受信したと判別したならば、CPU21は、受信QRデータ、つまり関数電卓10の固有ID、機能種別(例えば、関数テーブル機能)、機能別計算データ(例えば、関数式と計算範囲)、抽出データ(例えば角度モードや変数値)、その他をメモリ22の受信QRデータメモリ222に保存する(ステップS203)。そして、その保存したQRデータの関数式や抽出データを用いて、機能種別に応じた処理を行う(ステップS204)。例えば、関数テーブル機能の場合には、計算範囲について計算し、その計算結果であるテーブルを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き電子機器Eに送信する。これにより、関数電卓10の表示出力部12に表示出力されたQRコードを撮影したカメラ付き電子機器Eでは、この計算結果であるテーブルを受信して、図6(B)または図6(C)に示すように、その表示出力部EDに表示することができる。なお、図6(B)は図5(G)のQRデータから計算した結果を、図6(C)は図7(G)のQRデータから計算した結果を、それぞれ示している。
前記ステップS204の処理に続けて、CPU21は、数式、検出データ整合確認処理を実行する(ステップS205)。
図9は、この数式、検出データ整合確認処理のフローチャートを示している。
すなわち、この数式、検出データ整合確認処理において、CPU21は、まず、メモリ22の受信QRデータメモリ222に記憶された受信QRデータにおける入力数式に変数が有るか否かを判別する。以下の処理では、入力数式には、関数式と初期値、終了値、ステップ値も含む(ステップS205A)。ここで、入力数式(関数式と初期値、終了値、ステップ値)に変数が無いと判別した場合には、CPU21は、更に、入力数式に三角関数が含まれるか否かを判別する(ステップS203B)。ここで、三角関数が含まれないと判別した場合には、CPU21は、処理を上位のルーチンに戻す。
前記ステップS205Aにおいて、例えば図5(G)のQRデータのように、変数が有ると判別した場合には、CPU21は、受信QRデータメモリ222に記憶された受信QRデータにおける抽出データに、値が「0」の変数が有るか否かを判別する(ステップS205C)。図5(G)のQRデータのように、値が「0」の変数が無いと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS205Bに進める。
これに対して、値が「0」の変数が有ると判別した場合には、前記ステップS204の処理結果が誤っている或いは処理不能であったとして、CPU21は、例えば値が「0」の変数がAであったとすれば、「変数Aの変数値が入力されていない可能性があります 入力する Yes/No」等のメッセージを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き通信機器Eに送信する(ステップS205D)。そして、通信部25によりそのカメラ付き通信機器Eから「Yes」を受信したか否かを判別する(ステップS205E)。ここで、「Yes」を受信しない、つまり「No」を受信したと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS205Bに進める。
これに対して、「Yes」を受信したと判別した場合には、CPU21は、「変数Aの変数値を入力してください」等のメッセージを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き通信機器Eに送信する(ステップS205F)。このメッセージを受けたカメラ付き通信機器Eでは、そのメッセージを表示出力部EDにアラーム表示として表示出力し、それを確認したユーザは、そのカメラ付き通信機器E上で不足している変数値を入力して、計算サーバ20にその入力した変数値を送信する操作を実施することになる。従って、CPU21は、前記メッセージを送信後、通信部25によりカメラ付き通信機器Eから変数値を受信するのを待つ(ステップS205G)。ここで、変数値を受信したならば、その受信した変数値をメモリ22の対応する受信QRデータメモリ222に書き込むことで、受信QRデータを更新する(ステップS205H)。その後、CPU21は、処理を前記ステップS205Bに進める。
一方、前記ステップS205Bにおいて、例えば図7(G)のQRデータのように、三角関数が含まれると判別した場合には、CPU21は、受信QRデータメモリ222に記憶された受信QRデータにおける抽出データの角度モードが度(Deg)であるか否かを判別する(ステップS205I)。ここで、角度モードが度であると判別した場合には、CPU21は、関数の引数の設定値が、15(度)の倍数であるか否かを判別する。なお関数の引数の設定値は、数式中で直接引数として入力されている設定値だけでなく、入力数式(関数式と初期値、終了値、ステップ値)の式中で各ステップ計算実行時に計算される引数の設定値を含む(ステップS205J)。そして、15(度)の倍数であると判別した場合には、CPU21は、処理を上位のルーチンに戻す。これに対して、15(度)の倍数ではないと判別した場合には、前記ステップS204の処理結果が誤っている或いは処理不能であったとして、CPU21は、処理を後述するステップS205Nに進める。
また、前記ステップS205Iにおいて、角度モードが度ではないと判別した場合には、CPU21は、角度モードがラジアン(Rad)であるか否かを判別する(ステップS205K)。ここで、角度モードがラジアンであると判別した場合には、CPU21は、関数の引数の設定値が、π/12(ラジアン)の倍数であるか否かを判別する(ステップS205L)。そして、π/12(ラジアン)の倍数であると判別した場合には、CPU21は、処理を上位のルーチンに戻す。これに対して、π/12(ラジアン)の倍数ではないと判別した場合には、前記ステップS204の処理結果が誤っている或いは処理不能であったとして、CPU21は、処理を後述するステップS205Nに進める。
また、前記ステップS205Kにおいて、角度モードがラジアンではないと判別した場合には、CPU21は、角度モードはグラード(Gra)であると判別して、関数の引数の設定値が、50/3(グラード)の倍数であるか否かを判別する(ステップS205M)。そして、50/3(グラード)の倍数であると判別した場合には、CPU21は、処理を上位のルーチンに戻す。これに対して、50/3(グラード)の倍数ではないと判別した場合には、前記ステップS204の処理結果が誤っている或いは処理不能であったとして、CPU21は、処理を後述するステップS205Nに進める。
そして、ステップS205Nにおいて、CPU21は、「(角度モードの)設定が間違っている可能性が有ります。○DEG ○RAD ○GRA」等の修正画面(現在の角度モードの設定値は白丸ではなく黒丸とする)を、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き通信機器Eに送信する。
例えば、関数電卓10において、図10(A)に示すように「f(x)=sin(x)」、図10(B)に示すように「g(x)=cos(x)」という三角関数を、モードアイコン121が「R」となっていることで示されるように、角度モードがラジアン(Rad)と設定した状態で入力し、図10(C)に示すように初期値「0」、図10(D)に示すように最終値「270」、図10(E)に示すようにステップ「90」を登録して、図10(F)に示すようにQRコード化した場合、図10(G)のようなQRデータが計算サーバ20のメモリ22の受信QRデータメモリ222に記憶される。そして、この受信QRデータにより前記ステップS204の処理を行うと、送信元のカメラ付き通信機器Eの表示出力部EDには、図11(A)に示すようなテーブルが計算結果として表示されることになる。
この場合には、前記ステップS205Kにおいて角度モードがラジアン(Rad)であると判別され、前記ステップS205Lにおいて関数の引数つまり計算範囲の設定値がπ/12(ラジアン)の倍数でないと判別される。よって、このステップS205Nにおいて、修正画面がカメラ付き通信機器Eに送信され、図11(A)に示すようなアラーム表示ALが通信機器Eの表示出力部EDに表示出力されることになる。
このようなアラーム表示ALを確認したユーザは、そのカメラ付き通信機器E上で、図11(B)に示すように、正しい角度モードに設定を修正して、計算サーバ20にその修正した設定値を送信する操作を実施する。
従って、計算サーバ20のCPU21は、前記ステップS205Nの処理を実行した後、通信部25によりそのカメラ付き通信機器Eから設定値を受信するのを待つ(ステップS205O)。ここで、設定値を受信したならば、その受信した設定値にメモリ22の対応する受信QRデータメモリ222の角度モードを更新する(ステップS205P)。その後、CPU21は、処理を上位のルーチンに戻す。
以上のようなステップS205の数式、検出データ整合確認処理を終了したならば、CPU21は、メモリの受信QRデータメモリ222にデータ更新が有ったか否かを判別する(ステップS206)。データ更新が無かったと判別した場合には、CPU21は、このQRデータ処理を終了して、前記ステップS201に処理を戻す。
これに対して、データ更新が有ったと判別した場合には、CPU21は、その更新後のQRデータの関数式や抽出データを用いて、機能種別に応じた処理を行う(ステップS207)。例えば、関数テーブル機能の場合には、計算範囲について再計算し、その計算結果であるテーブルを、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き電子機器Eに再送信する。これにより、変数値を入力または設定値を修正したカメラ付き電子機器Eでは、この再送信されてきた計算結果であるテーブルを受信して、例えば図11(C)に示すように、その表示出力部EDに表示することができる。その後、CPU21は、このQRデータ処理を終了して、前記ステップS201に処理を戻す。
なお、以上の説明は、関数式の計算を計算サーバ20で実行する場合を例に説明したが、計算サーバ20の機能をカメラ付き通信機器E、例えばスマートフォンで実現可能なアプリケーションの形で提供しても良いことは勿論である。
したがって、前記構成の関数電卓10によれば、変数値メモリ145に、数式に含めることが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶し、ユーザのキー入力部11の操作に応じて、数式が入力され、CPU13は、前記変数値メモリ145に記憶された変数値のうち、前記入力された数式に含まれる変数を検出し、前記入力された数式と前記検出された変数の変数値とを、表示出力部12により外部出力する。
これにより、関数電卓10でユーザ操作により入力された数式を、当該数式の計算に必要な変数値と一緒に出力することができる。よって、通信機器や計算サーバで、その数式を計算することが可能になる。
なお、CPU13は、ユーザ操作に応じて、前記変数値メモリ145に記憶されたいずれかの変数の変数値を設定する。
これにより、ユーザが変数値を設定できるようになる。
また、関数電卓10は、数式の計算表示についての複数種類の設定データをそれぞれ記憶している設定データメモリ144を備え、CPU13は、この設定データメモリ144に記憶された複数種類の設定データのいずれか又は複数を、前記数式の計算に必要な設定データとして抽出する。そして、前記入力された数式と前記検出された変数の変数値と、前記抽出された複数種類の設定データのいずれか又は複数と、を表示出力部12により外部出力する。
これにより、前記数式および前記変数に加えて、当該数式の計算に必要な設定データも一緒に出力することができる。
さらに、CPU13は、前記入力された数式中に三角関数が含まれる場合に、当該数式の三角関数計算に関する角度モード設定データを、前記数式の計算に必要な設定データとして抽出する。
これにより、三角関数が含まれる数式を通信機器や計算サーバで、その数式を計算することが可能になる。
また、前記入力された数式と前記検出された設定データ又は変数値との外部出力は、それらを2次元コード化して表示することで行うことができる。
これにより、関数電卓10に有線又は無線通信機能を実装する必要が無く、安価に関数電卓10を提供できる。
また、前記構成の計算サーバ20によれば、数式処理装置である関数電卓10から外部出力された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとを通信部25により受信し、CPU21は、この受信された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとに基づいて、前記数式の計算を行い、その計算結果を前記通信部25により送信する。また、前記受信された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合には、CPU21は、整合しない旨の情報を通信部25より送信する。そして、前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、修正された変数値又は設定データを前記通信部25で受信することができる。
これにより、関数電卓10でユーザ操作により出力された数式と、当該数式に含まれる変数の変数値又は当該数式の計算に必要な設定データとを受信して、その数式を計算することが可能になる。また、前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合には、修正された変数値又は設定データを受信することができる。
また、通信部25は、前記関数電卓10において2次元コード化された前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとを含むデータを、前記2次元コードを撮影して取得するカメラ付き通信機器Eから受信する。
これにより、関数電卓10に当該計算サーバ20と通信する通信機能を実装する必要が無く、安価に関数電卓10を提供できる。
また、CPU21は、前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、前記受信された数式と、前記受信された前記修正された変数値又は設定データと、に基づいて、前記数式の計算を行い、その計算結果を通信部25により再送信する。
これにより、修正した計算結果を提供することができる。
なお、前記入力された数式と前記検出された設定データ又は変数値との外部出力に関しては、表示出力部12による表示出力に限定するものではなく、図2に破線で示すように、無線通信部16による無線出力としても良いことは勿論である。この場合には、カメラ付き通信機器Eは、前記外部出力された数式と設定データ又は変数値とを内蔵する無線通信部(図示せず)により受信して、通信ネットワークNを介して計算サーバ20に送信することとなる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
数式処理装置としての関数電卓10には、計算結果をグラフ表示可能に構成された、グラフ関数電卓と称されるものも知られている。本第2実施形態は、そのようなグラフ関数電卓に本発明を適用した場合の例である。
グラフ関数電卓の電子回路の構成自体は、図2に示した第1実施形態の関数電卓10と同様である。
このグラフ関数電卓においては、図12(A)に示すように、関数をY1=sin(x),Y2=cos(x)と入力し、計算範囲を入力して、[QR]キーを押すことで、図12(B)に示すように、前述の第1実施形態と同様にして、計算サーバ20のアドレス、当該関数電卓10の固有ID、機能種別(例えば、関数テーブル機能)、機能別計算データ(関数式と計算範囲)、抽出データ(例えば角度モード)、その他をQRコード化して、表示出力部12に表示出力することができる。このQRコードの内容(QRデータ)は、例えば図12(C)のようになる。なお、ここでは、角度モードはラジアン(Rad)に設定しているものとする。このようなQRデータに基づく計算サーバ20での前記ステップS204の処理の結果として、カメラ付き電子機器Eでは、この計算結果であるテーブルを、図12(D)に示すように、その表示出力部EDに表示することになる。
本第2実施形態では、グラフ関数電卓と同様に、カメラ付き電子機器Eにおいてもグラフ表示に切り替えることができる。これは、計算サーバ20におけるサーバ処理において、前記ステップS204とステップS205との間に、図8(B)に示すような処理を追加することで実現している。
すなわち、前記ステップS204の処理に続けて、CPU21は、通信部25によりカメラ付き通信機器Eから表示切替の指示を受信したか否かを判別する(ステップS208)。表示切替の指示を受信していないと判別した場合には、CPU21は、処理を前記ステップS205に進める。
これに対して、表示切替の指示を受信したと判別した場合には、CPU21は、表示切替後の、関数式や抽出データを用いての機能種別に応じた処理を行う(ステップS209)。すなわち、前記ステップS204では、QRデータで示されるステップで計算を行っているため、離散的な計算結果しか得られておらず、よって、グラフ表示を行うことはできない。そこで、より細かいステップで再計算を行って、グラフ表示用の計算結果を得、その計算結果からグラフデータを生成して、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き電子機器Eに送信する。これにより、グラフ関数電卓の表示出力部12に表示出力されたQRコードを撮影したカメラ付き電子機器Eでは、この計算結果であるグラフデータを受信して、図12(E)に示すように、その表示出力部EDに表示することができる。
その後、CPU21は、処理を前記ステップS205の数式、検出データ整合確認処理へと進める。
そして、図12(C)のQRデータでは、角度モードがラジアン(Rad)であり、計算範囲の設定値がπ/12(ラジアン)の倍数でないので、前記第1実施形態と同様の処理により、ステップS205Nにおいて、修正画面がカメラ付き通信機器Eに送信され、図13(A)に示すようなアラーム表示ALが通信機器Eの表示出力部EDに表示出力されることになる。このようなアラーム表示ALを確認したユーザが、そのカメラ付き通信機器E上で、図13(B)に示すように、正しい角度モードに設定を修正して、計算サーバ20にその修正した設定値を送信する操作を実施することで、CPU21は、前記ステップS205Pで、受信した設定値にメモリ22の対応する受信QRデータメモリ222の角度モードを更新し、前記ステップS207において、その更新後のQRデータの関数式や抽出データを用いて、機能種別に応じた処理を行う。すなわち、CPU21は、再計算を行って、計算結果としてグラフデータを得、通信部25により通信ネットワークNを介して送信元のカメラ付き電子機器Eに計算結果を再送信する。これにより、カメラ付き電子機器Eでは、この再送信されてきた計算結果であるグラフデータを受信して、例えば図13(C)に示すように、その表示出力部EDに表示することができる。
なお、ここでは、最初にテーブル表示が設定されており、グラフ表示に表示切替を行うものとして説明したが、その逆に、最初にグラフ表示が設定されており、テーブル表示に表示切替を行うことも可能なことは言うまでも無い。
また、前記第1実施形態同様、以上の説明は、関数式の計算を計算サーバ20で実行する場合を例に説明したが、計算サーバ20の機能をカメラ付き通信機器E、例えばスマートフォンで実現可能なアプリケーションの形で提供しても良いことは勿論である。
なお、前記各実施形態において記載した関数電卓10およびグラフ関数電卓による各処理の手法、すなわち、図4のフローチャートに示す表示制御処理、図6(A)のフローチャートに示す必要情報検出処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体(M)に格納して配布することができる。
また、前記各実施形態において記載した計算サーバ20による各処理の手法、すなわち、図8(A)のフローチャートに示すサーバ処理、図8(B)のフローチャートに示すサーバ処理、図9のフローチャートに示す数式、検出データ整合確認処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記録媒体(23)に格納して配布することができる。また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、通信ネットワークNに接続された電子機器のコンピュータに通信部(25)によって取り込むことで、前述したサーバ機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
数式に含めることが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶する変数値記憶手段と、
ユーザ操作に応じて、数式が入力される数式入力手段と、
前記変数値記憶手段に記憶された変数値のうち、前記数式入力手段により入力された数式に含まれる変数を検出する変数検出手段と、
前記数式入力手段により入力された数式と前記変数検出手段により検出された変数の変数値とを外部出力する出力手段と、
を備える数式処理装置。
[2]
ユーザ操作に応じて、前記変数値記憶手段に記憶されたいずれかの変数の変数値を設定する変数値設定手段を備える[1]に記載の数式処理装置。
[3]
数式の計算表示についての複数種類の設定データをそれぞれ記憶している設定データ記憶手段と、
前記設定データ記憶手段に記憶された複数種類の設定データのいずれか又は複数を、前記数式の計算に必要な設定データとして抽出する必要データ抽出手段と、
を備え、
前記出力手段は、前記数式入力手段により入力された数式と前記変数検出手段により検出された変数の変数値と、前記必要データ抽出手段により抽出された複数種類の設定データのいずれか又は複数と、を外部出力することを特徴とする、
請求項[1]又は[2]に記載の数式処理装置。
[4]
前記必要データ抽出手段は、前記数式入力手段によって入力された数式中に三角関数が含まれる場合に、当該数式の三角関数計算に関する角度モード設定データを、前記数式の計算に必要な設定データとして抽出する、ことを特徴とする[3]に記載の数式処理装置。
[5]
前記出力手段は、前記数式入力手段によって入力された数式と前記変数検出手段により検出された変数の変数値とを含むデータを2次元コード化して表示して外部出力する2次元コード表示出力手段を備える、
ことを特徴とする請求項[1]乃至[4]のいずれか1項に記載の数式処理装置。
[6]
数式処理装置から外部出力された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとに基づいて、前記数式の計算を行い、その計算結果を送信する計算結果送信手段と、
前記受信手段により受信された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、整合しない旨の情報を送信する不整合情報送信手段と、
前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、修正された変数値又は設定データを受信する修正データ受信手段と、
を備える計算サーバ。
[7]
前記受信手段は、前記数式処理装置において2次元コード化された前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとを含むデータを、前記2次元コードを撮影して取得する通信機器から受信する、
ことを特徴とする[6]に記載の計算サーバ。
[8]
前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、前記受信手段により受信された数式と、前記修正データ受信手段により受信された前記修正された変数値又は設定データと、に基づいて、前記数式の計算を行い、その計算結果を送信する計算結果再送信手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項[6]又は[7]に記載の計算サーバ。
[9]
電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
数式に含むことが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶する変数値記憶手段、
ユーザ操作に応じて、数式が入力される数式入力手段、
前記変数値記憶手段に記憶された変数値のうち、前記数式入力手段により入力された数式に含まれる変数の変数値を検出する変数検出手段、
前記数式入力手段により入力された数式と前記変数検出手段により検出された変数の変数値とを外部出力する出力手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
[10]
電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
数式処理装置から外部出力された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとを受信する受信手段、
前記受信された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとに基づいて、前記数式の計算を行い、その計算結果を送信する計算結果送信手段、
前記受信された、数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、整合しない旨の情報を送信する不整合情報送信手段、
前記数式と前記数式に含まれる変数の変数値又は前記数式の計算に必要な設定データとが整合しない場合に、修正された変数値又は設定データを受信する修正データ受信手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …関数電卓
11 …キー入力部
111…数値・演算記号キー群
112…関数機能キー群
113…モード設定キー群
114…カーソルキー
12 …表示出力部
121…モードアイコン
13 …CPU
14 …メモリ
141…数式計算処理プログラム
142…固有ID
143…計算サーバアドレス
144…設定データメモリ
145…変数値メモリ
146…実行機能メモリ
147…数式データメモリ
148…その他データメモリ
149…ワークエリア
15 …記録媒体読取部
16 …無線通信部
20 …計算サーバ
21 …CPU
22 …メモリ
221…サーバ制御プログラム
222…受信QRデータメモリ
23 …記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
26 …キー入力部
27 …表示出力部
E …カメラ付き通信機器
ED …表示出力部
M …外部記録媒体
N …通信ネットワーク
P …プロジェクタ

Claims (7)

  1. 数式に含めることが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶可能な変数値記憶手段と、
    ユーザ操作に応じて、数式が入力される数式入力手段と、
    前記数式入力手段により入力される数式を計算するための計算モードを設定する計算モード設定手段と、
    前記数式入力手段により入力された数式と入力された数式に含まれる変数の変数値と前記計算モード設定手段により設定された計算モードとに応じたグラフ画像データを外部機器に生成させるために、前記入力された数式と前記入力された数式に含まれる変数の変数値と前記設定された計算モードとを、前記外部機器に送信する送信手段と、
    を備える数式処理装置。
  2. 前記外部機器はサーバであり、前記外部機器に生成させるグラフ画像データは、前記サーバと通信接続された通信機器で表示させるためのグラフ画像データである、ことを特徴とする請求項に記載の数式処理装置。
  3. 当該数式処理装置は、関数電卓である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の数式処理装置。
  4. 当該数式処理装置は、小型の関数電卓であり、
    前記外部機器はサーバであり、前記外部機器に生成させるグラフ画像データは、プロジェクタに投影出力可能な通信機器で表示させるためのグラフ画像のドットデータである、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の数式処理装置。
  5. 前記入力された数式と前記入力された数式に含まれる変数の変数値と前記設定された計算モードとを、2次元コード化して表示して外部出力する2次元コード表示出力手段を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の数式処理装置。
  6. 電子機器の数式処理方法であって、
    数式に含めることが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶するための変数値記憶ステップと、
    ユーザ操作に応じて、数式が入力される数式入力ステップと、
    前記数式入力ステップにより入力される数式を計算するための計算モードを設定する計算モード設定ステップと、
    前記数式入力ステップにより入力された数式と前記入力された数式に含まれる変数の変数値と前記計算モード設定ステップにより設定された計算モードとに応じたグラフ画像データを外部機器に生成させるために、前記入力された数式と前記入力された数式に含まれる変数の変数値と前記設定された計算モードとを、前記外部機器に送信する送信ステップと、
    とからなる計算処理方法。
  7. 電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    数式に含めることが可能な複数の変数について変数値をそれぞれ記憶可能な変数値記憶手段、
    ユーザ操作に応じて、数式が入力される数式入力手段、
    前記数式入力手段により入力される数式を計算するための計算モードを設定する計算モード設定手段、
    前記数式入力手段により入力された数式と入力された数式に含まれる変数の変数値と前記計算モード設定手段により設定された計算モードとに応じたグラフ画像データを外部機器に生成させるために、前記入力された数式と前記入力された数式に含まれる変数の変数値と前記設定された計算モードとを、前記外部機器に送信する送信手段、として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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