JP2016059927A - 半田鏝 - Google Patents

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Abstract

【課題】一定量の半田を筒状のガイドに供給し自動的に半田を行う装置において、半田面が水平方向以外にも半田付けを容易に行う。
【解決手段】半田材を供給するガイド管を内部に有する鏝先と、鏝先に熱を供給する加熱手段とを備え、ガイド管は上部に設けられた半田供給部と下部の少なくとも側面の一部に設けられた半田排出部とを有し半田排出部より溶融半田を供給し、垂直方向の水平方向に設置されたピンの半田付けを行うことにより、垂直方向の基板に設置された水平方向のピンに対して定量の半田が適切に行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品等を基板上に半田で固着させる半田鏝に関するものである。
近年、フラックスの飛散を防止するとともに、詰まりの生じにくい半田鏝を提供し、電子機器の半田付け工程において、一回の半田付けに供される半田の量を一定にし、且つ良好に自動で半田付けすることが行われている。
図13はその一例として、一定量に切断された半田片aを垂直方向に設けられた半田供給孔bから垂直なガイド管cに供給し、半田片aを配線基板dに落下させ、ガイド管cの周囲に配置された加熱ブロックeによって半田aを溶融させランドfとピンgの半田付けを行うものである。
国際公開番号2008−23461号
上述した半田付け鏝においては、ピン7が垂直方法に設置され半田を水平に盛っている場合には半田付けが適切に行われるが、電気部品の構成によって端子ピンが水平方向にあり、垂直方向に半田付けを行う場合には、溶融した半田が適切に流れないという問題があった。またモータへのバリスタの半田付けのような狭い間隙での半田付けにおいても鏝を用いた一定量の半田を自動で行うことが困難であり、手作業による半田付けが行われていた。
本発明は上記の問題を解決するもので、一定量の半田を筒状のガイドに供給し自動的に半田を行う装置において、半田面が水平方向以外でも半田付けを容易にすることを目的とする。
本発明に係る半田鏝は、半田材を供給する孔を内部に有するガイド管と、ガイド管に熱を供給する加熱手段とを備え、ガイド管は上部に設けられた半田供給部と下部の少なくとも側面の一部に設けられた半田排出部とからなり、半田排出部より溶融半田を供給し、水平方向に設置された端子に対して垂直方向に半田供給し半田付けを行う。
また、上記構成としてより具体的には、半田排出部は孔の全部又は一部を斜めに切断し、側面と下面から半田を排出するものである。
また半田排出部は孔の一部を直角に切断し、垂直な側面に半田を供給するものである。
また、本発明の半田鏝は、ガイド管の孔が屈曲して半田排出部に至る構成にし、側面から半田を排出したものである。
また、孔の下端部の全部又は一部が塞がっている構成にしたものであり、側面から多くの半田を排出するものである。
本発明に係る半田鏝によれば、ガイド管の排出口を側面に設けたので、垂直方向の基板に設置された水平方向のピンに対して垂直面に半田付けが適切に行われる。また、下面と側面から同時に半田を供給することができ、屈曲した基板の角部にも自動で半田付けができ、作業時間の短縮ができ半田付けの品質が向上する。
本発明の実施例1に係る半田鏝を用いた半田付け装置を示す斜視図。 図1に示された半田付け装置の断面図。 本発明の実施例1に係る半田付け動作を示す説明図。 本発明の実施例1の鏝先を示す外観斜視図。 本発明の実施例2に係る他の半田付け動作を示す説明図。 本発明の実施例3の鏝先を示す外観図および断面図。 本発明の実施例3に係る半田付け装置の動作を示す説明図。 本発明の実施例4の鏝先を示す断面図。 本発明の実施例5に係る半田鏝の外観斜視図および動作を示す説明図。 本発明の実施例6に係るモータ端子への半田付けを示す説明図。 本発明の実施例7に係る表面実装部品への半田付け装置の動作を示す説明図。 本発明の実施例6の半田付け状態を示す図。 従来の半田付け装置を示す構成図。
本発明の実施形態について、実施例1から実施例7の各々を例に挙げ、図面を参照しながら以下に説明する。なお、本発明の内容はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。また、以下の説明で用いる上下左右の方向は、図1に示す通りである。
本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。図1は、実施例1に係る半田付けシステムXの斜視図であり、図2は、図1に示す半田付け装置Aを平面P1(半田鏝の中心軸を含み、上下左右に広がる平面)で切断した場合の断面図である。なお、図1では図の見易さを考慮して、支持部1の一部を切断して表示している。また、図3は半田付けが行われたときの状態を示し、図4は鏝先5の外観図を示している。
半田付け装置Aは、上方から糸半田Wを供給し、下部に設けられた半田鏝Saを利用して、半田鏝Saの下方に配置される基板(配線基板)Bdの部品基板BkにコネクタCの端子Ltや電子部品D用のリードLbを半田付けすることが可能である。なお、部品基板Bkは基板Bdに対してほぼ垂直に取り付けられており、基板Bdは治具Gjに取り付けられている。図1および図2に示すように、半田付け装置Aは支持部1、カッターユニット2、駆動機構3、半田送り機構6、及び半田鏝Saを備えている。
支持部1は、立設された平板状の壁体11を備えている。カッターユニット2は、半田送り機構6によって送られた糸半田Wを所定長さの半田片に切断するものである。カッターユニット2は、摺動ガイド13に固定されたカッター下刃22と、カッター下刃22の上部に配置され、摺動可能に配置されたカッター上刃21とを備えている。また、カッターユニット2は、駆動機構3の後述する第2アクチュエータ32によって、上下方向(カッター上刃21の摺動方向と交差する方向)に駆動されるプッシャーピン23を備えている(図2参照)。
図2に示すように、カッター上刃21は、半田送り機構6にて送られた糸半田Wが挿入される貫通孔である上刃孔211と、プッシャーピン23が挿入された貫通孔であるピン孔212とを備えている。上刃孔211の下端の辺縁部は切刃状に形成されている。カッター下刃22は、上刃孔211を貫通した糸半田Wが挿入される貫通孔である下刃孔221を備えている。下刃孔221の上端の辺縁部は切刃状に形成されている。上刃孔211と下刃孔221とは、糸半田Wが挿入されている状態で、糸半田Wと交差する方向にずれることで、互いの切刃によって糸半田Wを半田片に切断する。
上刃孔211とピン孔212とは、カッター上刃21の摺動方向に並んで設けられている。カッター上刃21は、上刃孔211と下刃孔221とが上下に重なる位置と、ピン孔212と下刃孔221とが上下に重なる位置との間を摺動する。
図2に示すように、駆動機構3は、カッター下刃22に固定されカッター上刃21を摺動させる第1アクチュエータ31と、カッター上刃21に取り付けられ、プッシャーピン23を駆動する第2アクチュエータ32とを備えている。第1アクチュエータ31は、カッター下刃22に固定されたシリンダ311と、シリンダ311の内部に配置され、供給される空気の圧力で伸縮するピストンロッド312とを備えている。ピストンロッド312の先端部分がカッター上刃21に固定されており、ピストンロッド312の伸縮動作によってカッター上刃21が摺動する。
なお、半田付け装置Aは、ピストンロッド312がシリンダ311から最も突出したとき、図2に示すようにカッター上刃21が左端にあり、上刃孔211が下刃孔221と上下に重なるようになっている。また、半田付け装置Aは、ピストンロッド312がシリンダ311に収納されたとき、図3に示すようにカッター上刃21が右端にあり、ピン孔212が下刃孔221と上下に重なるようになっている。
第2アクチュエータ32は、カッター上刃21に固定されたシリンダ321と、シリンダ321の内部に配置され、空気圧で伸縮するピストンロッド322とを備えている。ピストンロッド322の先端にはプッシャーピン23が固定されている。第2アクチュエータ32は、ピン孔212と下刃孔221とが上下に重なっている状態のとき、ピストンロッド322を伸長させることで、プッシャーピン23を下刃孔221に挿入し、ピストンロッド322をシリンダ321に収容することでプッシャーピン23を下刃孔221から抜く。カッターユニット2によって切断された半田片が下刃孔221に残っている場合でも、このプッシャーピン23の動作によって、押し出される。
半田送り機構6は、糸半田Wを供給するものであり、糸半田Wを送る一対の送りローラ61と、送りローラ61で送られる糸半田Wをガイドする半田供給管62とを備えている。一対の送りローラ61は、支持部1に取り付けられており、糸半田Wを挟むとともに、回転することで糸半田Wを下方に送る。送りローラ61は回転角度(回転数)によって、送り出した糸半田の長さを決定している。
半田供給管62は、弾性変形可能な管体であり、上端は、送りローラ61の糸半田Wが送り出される部分に近接して配置されている。また、半田供給管62の下端はカッター上刃21の摺動に追従して移動するものであり、上刃孔211に連結されている。半田供給管62はカッター上刃21が摺動する範囲で引っ張られたり、突っ張ったりしないように設けられている。
また、図1および図2に示すように、半田鏝Saは、カッターユニット2の下方に固定されている。半田鏝Saの詳細について以下に説明する。
半田鏝Saは、ヒーターユニット4と、ヒーターユニット4に取り付けられた鏝先5を備えている。図2に示すように、ヒーターユニット4は、通電によって発熱する半田付け用の加熱手段であるヒーター41と、ヒーター41を取り付けるためのヒーターブロック42とを備えている。ヒーターブロック42はヒータブロック保持部43に固定されている。
ヒーターブロック42は円筒形状を有しており、外周面には、ヒーター41が巻き付けられており、貫通する半田供給孔422とを備えている。図2に示すように、カッター下刃22の下刃孔221は、ヒーターブロック42の半田供給孔422、および鏝先5のガイド管51に連通している。
鏝先5は、半田に対して非濡れ性の部材であり、上下方向(軸方向)に伸びる円筒形状となっている。鏝先5の中央部分には、軸方向に延びるガイド管51が形成されている。鏝先5は、高い熱伝導率を有する材質により形成されており、熱伝導率が100W/m・K以上となっている。鏝先5の材質としては、窒化アルミニウム、タングステンカーバイド、またはボロンナイトライドのセラミック材質などが好適である。
鏝先5は、半田鏝Saの本体に対して着脱可能であり、下端部がヒーターブロック42より下方に突出する。この状態において、鏝先5のガイド管51と半田供給孔422とが連通する。カッターユニット2で切断された糸半田は、下刃孔221から半田供給孔422を介してガイド管51に供給される。
半田鏝Saで半田付けを行う場合、ヒーターブロック42を介してヒーター41の熱が伝達され、その熱でガイド管51に供給された半田片を溶融する。半田付けシステムXは、筒形状の鏝先5を上下方向へ移動させることが可能であり、鏝先5の先端を基板Bdへ十分近づけた状態で半田付けを行うことが出来る。
鏝先5の先端部52は図4に示すように先細となるように構成されており、さらにその端部は斜めに切断されて傾斜部521を形成する。
また、半田付けシステムXには、当該装置が正常に機能するように各種動作を制御する制御機構CS(不図示)が設けられている。制御機構CSは、例えば、MPUやCPU等の論理回路を備え、第1アクチュエータ31、第2アクチュエータ32、ヒーター41、およびローラ61等を制御する機能を有している。また、制御機構CSは、半田付けシステムX(少なくとも鏝先5を含む部分)の上下方向等への移動を制御する機能を有しており、更に、鏝先5の温度情報(例えば、非接触センサー或いは熱電対により検出される)を継続的に取得することが可能となっている。
制御機構CSは、基板Bd上に半田を供給して固着させる一連の動作が適切に遂行されるように、各部を制御する。より具体的に説明すると、制御機構CSは、鏝先5の先端が基板Bdへ近づくように半田付けシステムXを移動させた後、糸半田Wから半田片が切り出されるように送りローラ61と各アクチュエータ(31、32)を制御し、鏝先5の内部に半田片が供給されるようにする。
更に制御機構CSは、この半田片が溶融するように(通常、鏝先5が約400℃となるように)ヒーター41を制御する。
次に半田付けシステムXが行う半田付け動作(基板Bd上の部品基板Bkの端子Ltを半田付けする動作)について説明する。
図2において、半田付け装置Aを図の下方向にロボットハンドなどによって移動させ、半田送り機構6によりあらかじめ設定された長さの糸半田Wが供給される。そして第1アクチュエータ31を駆動してピストンロッド312を介してカッター上刃21を図の左方向に移動させ、カッター下刃22との間で糸半田Wを切断する。切断された半田片は図3に示すように、上刃孔211から下刃孔221へ落下し、さらに第2アクチュエータ32を駆動しプッシャピン23が下方向に押し出すので確実に半田供給孔422へ移動する。図3(a)に示すように、半田片Wtは半田供給孔422から鏝先5のガイド管51の半田供給部51aへと案内され、さらに落下して部品基板Bk上に達する。鏝先5はヒーターユニット4により半田の溶融温度以上に加熱されているので、図3(b)に示すように半田片Wtは溶融し溶融半田Wmが先端部52の傾斜部521の半田排出部51bから流れ出て、部品基板BkのコネクタCの端子Ltと基板Bdの電子部品DのリードLbに流れ込み、垂直方向に設けられた部品基板Bkに半田付けが行われる。図4は傾斜部を有する半田鏝の外観図であり、ガイド管51を備えた円柱の鏝先5の先端部52を斜めにカットした傾斜部521で構成している。
鏝先5は半田が付着しにくい非ぬれ性の材料で構成されているものの、鏝先5の汚れなどにより半田が付着するようになり、基板にすべて流れ出ないで一部が鏝先5に残るようになる。本発明では傾斜部521によってガイド管51が斜めにカットされているので、半田の鏝先5への付着部分が少なくなり半田が基板側に流れやすくなっている。傾斜部521の角度は基板側の半田付けされる部品や端子によって適切な角度のものを選定する。
また斜めにカットされていることで半田排出部51bの内部を半田の流れている状態を傾斜部521の位置で目視することができ、半田が溶融しないなどの異常な状態を監視することができる。また、光センサ(図示せず)を用いて、傾斜部521の半田の溶融状態を画像認識を用いて自動で検出し、警報等を発生することができる。
さらに、赤外線温度センサ(図示せず)を用いれば傾斜部521の半田の温度を計測することにより、非接触で半田の溶融状態を検出することができる。
傾斜部521の角度は、部品基板の形状によってあらかじめ製作されるが、半田付け装置Aをロボットハンドに装着すれば、基板に対する傾きを変更することができ、また傾斜部521の方向も変更が可能である。
図5は本発明の第2の実施例を示したもので、部品基板Bkをあらかじめ所定の角度傾けて半田付けを行うものである。図5(a)の位置から鏝先5を下方向に移動させ、傾斜している部品基板Bkを傾斜部521で予備加熱したのち、半田片Wtを落下させて溶融し、傾斜部521の排出部51bより流れ出て、部品基板BkのコネクタCの端子Ltと基板Bdの電子部品DのリードLbを接続する。部品基板Bkを傾けることにより、部品や端子の間隔が小さく配置された小さな基板での半田付けでも容易に行うことができる。また傾斜部521で部品基板Bkは広い範囲で面接触するので部品基板Bkを効率よく予備加熱することができ、良好な状態で半田付けを行うことができる。
図6と図7は本発明の第3の実施例を示したもので、図6(a)は鏝先5の外観図を示し、図6(b)は中央部での断面図を示し、図7(a)は半田付け中の動作を、図7(b)は半田後の動作を示すものである。図6(b)に示すように、ガイド管51は屈折して半田排出部51cを形成する。図7(a)において垂直な部品基板Bkに設けられた端子Ltは水平の方向(供給路51と直角)に配置されているが、屈曲した半田排出部51cにより供給された半田片Wtが溶融して、図7(b)に示すように溶融半田Wmとなって、部品基板Bkの端子Ltを半田付けする。先端部52の端部522は部品基板Bkと平行な面を有し、半田作業時に面接触するので部品基板Bkの予備加熱が十分行われる。半田付け後の鏝先5の離脱は半田Wmが冷却後に行われ、まず右横方向に移動しその後上部に移動させる。
図8は本発明の第4の実施例を示す断面図であり、供給路51をほぼ直角に屈曲させ半田排出部51dを形成し、溶融した半田を水平方向に排出させるものである。なお屈曲部の隅に半田が残留することを防止するために、R部51dを設けても良い。
図9は本発明の第5の実施例を示すもので、第3の実施例(図6)と異なるところは部品基板Bkを斜めに設置した場合に対応できるようにしたことにある。部品基板Bkと平行になるように先端部52に、図9(a)に示すように斜めにカットした傾斜部523を有している。図9(b)は半田付け作業の状態を示すもので、傾斜部523と部品基板Bkとが面接触するので、半田片Wtが供給される前に、傾斜部523を部品基板Bkに当接して十分に予備加熱が行える利点を有する。
図10は本発明の第6の実施例を示したもので、モータへの半田付けを行う例である。図10(a)において、モータユニットMの整流子ライザRとノイズ除去用のリング状のバリスタVrとを接続するために、モータユニットMを傾けてコイルCoとバリスタVrとの間に鏝先5の先端部52を挿入し、図10(b)に示すように傾斜部524より半田片Wtを供給し半田付けを行うものであり、図10(c)に示すように、バリスタVrとライザRとの両面に溶融半田Wmが流れ出て、モータのような狭い空間にも自動で半田付けが行うことができる。また、モータを水平に保ち、半田付けシステムXをロボットアームに取り付けて鏝先を傾けることにより、同様の効果を得ることができる。
図11は本発明の第7の実施例を示したもので、の表面実装の部品の半田付けを行う例である。図11(a)は半田付けの準備中状態を示し、(b)は半田付けの作業中の状態を示す。鏝先5の先端部52の一部をほぼ直角に切り欠いて、半田排出部51fを形成する。部品基板Bk上に表面実装部品Chを配置し、図11(b)に示すようにこの表面実装部品Bkの角部CH1の位置に半田排出部51fが位置するようにして、半田片Wtを供給する。溶融した半田は半田排出部51fから排出され、図12に示すように表面実装部品Chの電極Dkと基板部品BkのランドLdを接合する。なお表面実装部品Chの反対側の半田付けはロボットアーム等で半田付けシステムX全体を回転することで行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また、本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
41 ヒーター(加熱手段)
51 ガイド管
51a 半田供給部
51b、51c、51d、51e、51f 半田排出部
62 半田供給管
A 半田付け装置
Wt 半田片(半田材)
Wm 溶融半田

Claims (7)

  1. 半田材を供給するガイド管を内部に有する鏝先と、前記鏝先に熱を供給する加熱手段とを備え、前記ガイド管は上部に設けられた半田供給部と、下部の少なくとも側面の一部に設けられた半田排出部とからなり、前記半田排出部より溶融した半田を回路基板の半田付け部分に供給することを特徴とする半田鏝。
  2. 前記半田排出部は前記孔の全部又は一部を斜めに切断したことを特徴とする請求項1に記載の半田鏝。
  3. 前記半田排出部は前記孔の一部を前記ガイド管に対してほぼ直角に切断したことを特徴とする請求項2に記載の半田鏝。
  4. 前記ガイド管は屈曲して前記半田排出部に至ることを特徴とする請求項1に記載の半田鏝。
  5. 前記ガイド管はほぼ直角に屈曲した請求項4に記載の半田鏝。
  6. 前記ガイド管の下端部の全部又は一部が塞がっており、側面から半田を排出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半田鏝。
  7. モータのバリスタを半田付けすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半田鏝。
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