JP2016059450A - 携帯型コンソール、携帯型コンソールの制御方法、携帯型コンソール用プログラム及び放射線撮影システム - Google Patents

携帯型コンソール、携帯型コンソールの制御方法、携帯型コンソール用プログラム及び放射線撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】本人確認用の光学画像を視認性よく表示することができる携帯型コンソール、携帯型コンソールの制御方法、携帯型コンソール用プログラム、及び放射線撮影システムを提供する。
【解決手段】携帯型コンソール31の表示制御部は、患畜の放射線画像65と光学画像64とを一覧表示する一覧表示領域59を備えた検査画面56を生成してタッチパネル31aに表示する。表示制御部は、少なくとも1枚の患畜の光学画像64を、患畜の放射線画像65よりも大きなサイズで一覧表示領域59に表示するので、光学画像64による患畜の確認を適切に行うことができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、放射線画像検出装置の操作端末である携帯型コンソール、携帯型コンソールの制御方法、携帯型コンソール用プログラム、及び放射線撮影システムに関するものである。
医療分野において、患者の医用画像に基づいて診断を行う画像検査が行われている。また、医用画像を撮影するための装置として、放射線、例えばX線を利用した放射線撮影システムが知られている。放射線撮影システムは、放射線を発生する放射線発生装置と、被写体(患者)を透過した放射線により患者の放射線画像を撮影する放射線撮影装置とを備えている。放射線発生装置は、放射線を患者に向けて照射する放射線源と、放射線源の駆動を制御する線源制御装置と、放射線源を動作させるための指示を線源制御装置に入力する照射スイッチとを有している。放射線撮影装置は、放射線画像記録装置と、放射線画像記録装置により記録された放射線画像を取得して表示するコンソールとを有している。
放射線画像記録装置には、放射線フイルムや、輝尽性蛍光体が塗布されたイメージングプレート(IP;Imaging Plate)を用いて放射線画像を記録するものがある。放射線フイルムやIPにより記録された放射線画像は、放射線フイルム用スキャナや、IP用読み取り装置により読み取られて画像データに変換される。コンソールは、変換された画像データを取得して表示する。また、放射線を電気信号に変換して放射線画像を記録する放射線画像記録装置として、放射線画像検出装置が知られている。放射線画像検出装置は、フラットパネルディテクタ(FPD;flat panel detector)とも呼ばれるセンサーパネルを有し、このセンサーパネルによって患者を透過した放射線を電気信号に変換することにより放射線画像を検出するものである。放射線画像検出装置は、検出した放射線画像を即座にコンソールに送信してコンソールで画像を表示することができるため、放射線フイルムやイメージングプレートを利用した従来の放射線画像記録装置と比較して、撮影した直後に画像を確認できるというメリットがある。
一般的なデスクトップ型のコンソールは、ディスプレイ及びコンソール本体を備えている。ディスプレイは、画像検査用の検査画面を表示する表示部として機能する。コンソール本体は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどによって構成されており、放射線画像記録装置により記録された放射線画像を取得する。また、コンソール本体は、取得した放射線画像を含む検査画面を生成してディスプレイに表示する表示制御部としても機能する。
検査画面は、画像検査の際にディスプレイに表示される画面であり、放射線画像を取得するために操作される放射線画像取得メニューが表示される。放射線画像取得メニューには、撮影部位や撮影方向など、放射線画像の撮影内容が文字やアイコンなどによって表示される。なお、1回の画像検査で、異なる撮影部位や異なる撮影方向から複数枚の放射線画像が撮影される場合には、検査画面には、複数の放射線画像取得メニューが一覧できるように表示される。
コンソール本体は、放射線画像記録装置により記録された放射線画像を取得した場合には、取得した放射線画像を放射線画像取得メニューと関連付けて検査画面に表示し、撮影済みの放射線画像取得メニューを識別できるようにする。また、コンソール本体は、検査画面で放射線画像が選択された場合には、検査画面を画像表示画面に切り換えて選択された放射線画像を拡大表示する。医師や技師は、検査画面を基点として、検査画面と画像表示画面との間で適宜表示を切り換えながら、画像検査や、患者に対する放射線画像の説明を行う。
特許文献1には、スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末により構成された携帯型コンソールを備える放射線撮影装置が記載されている。携帯型コンソールは、画面表示とタッチ操作とが可能なタッチパネルを有している。タッチパネルには、上述したデスクトップ型のコンソールと同様に、検査画面が表示される。携帯型コンソールは、デスクトップ型コンソールに比べて小型、軽量であり、手に持った状態でも操作が可能であるため、動物病院や、機動性が要求される救急医療など、医師が立った状態で診療を行うことが多い医療分野での利便性が高い。
特開2009−089723
画像検査では、放射線画像の撮影を開始する前に、患者に対して本人確認が行われている。また、動物病院では、検査対象であるペットに対して本人確認を行うことはできないので、飼い主による確認が行われている。飼い主によるペットの確認は、飼い主に対する被爆の危険性を考慮して撮影室以外の場所で行われることが多いので、飼い主は自分のペットの放射線撮影作業を実際に確認できない場合がある。そのため、飼い主は、医師から放射線画像の説明を受ける際に、撮影された放射線画像が本当に自分のペットのものであるのか不安に感じることがあった。
また、救急医療では、患者の意識レベルの低下により、画像検査前の本人確認ができない場合がある。このような場合には、本人確認ができない患者を対象として生成された識別IDに基づいて放射線画像の撮影を先に行っておき、患者の意識が戻ってから本人確認をして、検査画面で識別IDに対して患者情報の入力などを後から行う場合がある。しかし、本人確認ができない患者が複数人存在する場合、特に、本人確認できない複数の患者の画像検査を順次行う必要があるような場合には、検査画面に表示されている識別IDと、実際に画像検査が行われる患者との組み合わせに誤りが生じる可能性がある。そのため、救急医療の分野では、医師または技師自身によって、識別IDが対象とする患者と、実際に画像検査が行われる患者とを確認しながら撮影をできることが必要であった。
動物病院や、救急医療での上記問題を解決するために、検査画面にペットや患者の確認が可能な顔写真などの光学画像を表示することが考えられる。動物病院などでは、患者の状態を光学画像に記録しながら画像検査が行われることがあるため、検査画面に光学画像を取得するためのメニュー(以下、光学画像取得メニューという)を設けて、随時光学画像が撮影できるようになっていることが好ましい。そのため、この機能を流用すれば、患者やペットの確認が可能な顔写真などを撮影して検査画面に表示することができる。これによれば、検査画面を基点として、画像検査や放射線画像の患者説明を行う場合に、撮影するあるいは撮影された放射線画像に対して、光学画像と患者あるいはペットを随時比較して確認することができる。
しかしながら、動物病院や救急医療での有用性が高い携帯型コンソールのタッチパネルは、デスクトップ型コンソールのディスプレイに比べてサイズが小さい。そのため、タッチパネルに対し、放射線画像取得メニューや放射線画像に加えて、患者あるいはペットの光学画像や光学画像取得メニューをまとめて表示した検査画面を表示するには、光学画像を小さく表示しなければならないので、本人確認が困難になる場合がある。
特許文献1には、携帯型コンソールにおいて、患者確認用の光学画像を視認性よく表示するための構成は記載されていない。
本発明は、上記課題を解決するために、本人確認用の光学画像を視認性よく表示することができる携帯型コンソール、携帯型コンソールの制御方法、携帯型コンソール用プログラム及び放射線撮影システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の携帯型コンソールは、放射線画像記録装置により記録された被写体の放射線画像を取得する携帯型コンソールであって、放射線画像と、被写体の光学画像とが一覧表示される一覧表示画面を表示部に表示する表示制御部を備えており、表示制御部は、少なくとも1枚の光学画像を、放射線画像よりも大きなサイズで一覧表示画面に表示する。
表示部として長辺が260mm、及び短辺が180mm以下のサイズのタッチパネルを備えるタブレット端末であることが好ましい。
放射線画像取得メニューあるいは光学画像取得メニューの少なくとも一部として表示される文字の高さ及び幅のサイズは、それぞれ5mm以上であることが好ましい。
表示制御部は、一覧表示画面に、さらに放射線撮影画像を取得するための放射線画像撮影メニューと、光学画像を取得するための光学画像取得メニューとを一覧表示することが好ましい。
また、表示制御部は、光学画像と同じサイズの表示領域内に納まるように、放射線画像取得メニューと放射線画像とを隣接させて表示することが好ましい。
さらに、表示制御部は、放射線画像の周縁の余白部分を削除して表示することが好ましい。
また、本発明の携帯型コンソールは、放射線画像記録装置により記録された患畜の放射線画像を取得する動物病院用のコンソールであることが好ましい。
患畜を識別するための患畜IDが、手作業で入力されるID入力部を備えることが好ましい。この場合において、ID入力部は、一覧表示画面に設けられており、入力された患畜IDは、一覧表示画面に表示されることが好ましい。
光学画像取得メニューに基づいて光学画像を取得する場合に、タブレット端末が備える光学画像撮影部を起動させ、光学画像撮影部で撮影された光学画像を取得する光学画像取得部を有することが好ましい。
また、光学画像取得部は、患畜IDと光学画像とが関連付けて格納されている光学画像格納部から、ID入力部で入力された患畜IDに対応する光学画像を取得することが好ましい。
表示制御部は、光学画像格納部から取得された光学画像を一覧表示画面に表示し、光学画像撮影部から新たな光学画像が取得された場合には、一覧表示画面に表示されている光学画像を、光学画像撮影部から取得した新たな光学画像に差し替えることが好ましい。
表示制御部は、一覧表示画面に放射線画像を縮小した縮小画像を表示し、一覧表示画面で縮小画像が選択された場合には、表示部の表示を一覧表示画面から画像表示画面に切り替えて、選択された縮小画像に対応する放射線画像を画像表示画面に表示することが好ましい。
表示制御部は、表示部の表示を画像表示画面から一覧表示画面に切り替える場合に、画像表示画面に表示されていた放射線画像が一覧表示画面に表示されるように一覧表示画面を生成することが好ましい。
表示制御部は、一覧表示画面がスクロール表示された場合に、スクロール後の一覧表示画面内に光学画像が常に表示されるように一覧表示画面を生成することが好ましい。
表示制御部は、複数の光学画像が取得された場合には、取得された複数の光学画像のうち少なくとも1つの光学画像が表示された一覧表示画面を生成することが好ましい。
表示制御部は、光学画像に重なるように、未表示の他の光学画像が存在することを表示することが好ましい。
患畜IDと放射線画像とが関連付けて格納されている放射線画像格納部から、ID入力部で入力された患畜IDに対応する放射線画像の有無を確認する放射線画像確認部を有し、表示制御部は、放射線画像格納部に患畜IDに対応する放射線画像があった場合に、一覧表示画面に、患畜IDに対応する放射線画像があることを表示することが好ましい。
また、本発明の携帯型コンソールの制御方法、及び携帯型コンソール用プログラムは、放射線画像記録装置により記録された被写体の放射線画像と、被写体の光学画像とが一覧表示される一覧表示画面を表示部に表示する場合に、少なくとも1枚の光学画像を放射線画像よりも大きなサイズで一覧表示画面に表示する。
また、本発明の放射線撮影システムは、放射線を発生する放射線発生装置と、被写体の放射線画像を記録する放射線画像記録装置と、上記携帯型コンソールとを備える放射線撮影システムであり、携帯型コンソールを保持するためのコンソール保持部を備えている。
本発明の携帯型コンソールによれば、少なくとも1枚の光学画像を放射線画像よりも大きなサイズで一覧表示画面に表示するので、光学画像の視認性が向上し、患畜の確認を適切に行うことができる。
動物病院用放射線画像検査システムの構成を示す概略図である。 放射線撮影システムの側面図である。 放射線画像検査装置の外観を示す斜視図である。 放射線画像DBの構成を示す説明図である。 光学画像DBの構成を示す説明図である。 携帯型コンソールの構成を示す正面図である。 携帯型コンソールの電気的な構成を示すブロック図である。 CPUの機能的な構成を示すブロック図である。 携帯型コンソールの処理手順を示すフローチャートである。 モード設定画面の構成を示す説明図である。 検査画面の構成を示す説明図である。 メニュー登録処理の際に表示される指定リストの説明図である。 メニュー登録後の検査画面を示す説明図である。 ライブビュー画面の構成を示す説明図である。 光学画像表示後の検査画面を示す説明図である。 複数の光学画像を取得した場合の光学画像表示規則を示す説明図である。 画像表示画面の構成を示す説明図である。 操作ボタンが表示された画像表示画面の説明図である。 放射線画像表示後の検査画面を示す説明図である。 画像表示画面から検査画面への切り替え規則を示す説明図である。 スクロール表示された検査画面の表示規則を示す説明図である。 放射線画像取得メニュー及び放射線画像の別の形態を示す説明図である。 放射線画像取得メニュー及び放射線画像のさらに別の形態を示す説明図である。 放射線画像から余白部分を削除して生成された画像を示す説明図である。 光学画像取得メニューの別の表示形態を示す説明図である。 第2実施形態の光学画像取得処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の光学画像取得処理の手順を示す説明図である。 第3実施形態の検査画面を示す説明図である。 第4実施形態の画像DBの構成を示す説明図である。 第5実施形態の画像DBの構成を示す説明図である。 第5実施形態の検査画面の構成を示す説明図である。 第6実施形態の放射線撮影システムを示す側面図である。
[第1実施形態]
図1に示す動物病院用の放射線画像検査システム10は、犬や猫などのペット(以下、患畜という)Pの画像検査に用いられるコンピュータシステムである。放射線画像検査システム10は、患畜Pの放射線画像を撮影する放射線撮影システム11と、患畜Pの放射線画像などを管理する画像サーバ12と、これらを通信可能に接続する通信ネットワーク13とを備えている。通信ネットワーク13は、例えば動物病院内に敷設されたLAN(Local Area Network)である。
なお、動物病院は、規模の小さな施設が多く、導入によるスケールメリットが小さいため、電子カルテシステムを導入している動物病院は少ない。そのため、本実施形態では、電子カルテシステムを導入せず、紙の診療簿によって患畜Pの診療情報を記録及び管理している大多数の動物病院に導入された放射線画像検査システム10について説明する。
放射線撮影システム11は、動物病院の撮影室内に設置されている。放射線撮影システム11は、被写体である患畜Pを載せるための台板22を有する撮影台15と、放射線を発生する放射線発生装置16と、患畜Pを透過した放射線から放射線画像を撮影する放射線撮影装置17とを備えている。放射線発生装置16及び放射線撮影装置17の一部は、撮影台15に組み込まれている。放射線撮影システム11は、獣医師Dによって操作されるコンソールとして、動物病院内での携帯が可能な携帯型コンソール31を備えている。
撮影台15は、ベース部19、スタンド部20、昇降部21及び台板22を備えている。ベース部19は、撮影室内の床に設置されて撮影台15全体を支持する台座である。スタンド部20は、ベース部19に対して直立するように固定された柱状部品であり、台板22を支持する。
昇降部21は、台板22を支持するための部品であり、上下方向で移動自在となるようにスタンド部20に装着されている。昇降部21には、放射線撮影装置17の一部を構成する放射線画像検出装置30を収容するための収容部21aが設けられている。収容部21aは、前面に設けられた把手21bによって台板22の下方から引き出され、内側に設けられた収容スペース内に放射線画像検出装置30が収容される。放射線画像検出装置30が収容された収容部21aを台板22の下に戻すと、台板22の下方に放射線画像検出装置30が配置される。
台板22は、患畜Pを載せるための板状部品であり、患畜Pが載せられる上面22aが水平になるように、昇降部21によって支持されている。台板22は、横長の長方形状をしており、長手方向に沿って水平移動可能なように昇降部21によって支持されている。したがって、患畜Pが載せられた台板22を移動させることにより、患畜Pの撮影部位を放射線画像検出装置30に対面させることができる。
放射線発生装置16は、台板22の上に載せられた患畜Pに向けて放射線を照射する放射線源24と、放射線源24を制御する線源制御装置25と、照射スイッチ26とを備えている。放射線源24及び照射スイッチ26は、ベース部19及びスタンド部20内に引き回された信号ケーブル27a、27bにより、線源制御装置25に接続されている。
放射線源24は、台板22に対面するように、スタンド部20の上部に支持されている。放射線源24は、放射線(例えばX線)Xを放射する放射線管24aと放射線管24aが放射する放射線の照射野を限定する照射野限定器(コリメータ)24bとを有している。
線源制御装置25は、撮影条件に基づいて制御信号を生成し、この制御信号によって放射線源24を制御する。撮影条件は、放射線のエネルギースペクトルを決める管電圧、単位時間当たりの照射量を決める管電流、及び放射線の照射が継続する照射時間などである。制御信号は、信号ケーブル27aを通じて放射線源24に送信される。線源制御装置25には、撮影条件を設定するための操作パネル25aが一体に設けられている。操作パネル25aは、撮影条件の設定操作に用いられる複数の操作ボタンと、設定内容を表示する表示部とを備えている。線源制御装置25は、スタンド部20内に設けられている。操作パネル25aは、スタンド部20の前面から露呈されている。線源制御装置25は、台板22に載せた患畜Pを押さえながら操作パネル25aを操作できるようにするために、台板22と放射線源24との間に配置されている。
照射スイッチ26は、フットペダルとも呼ばれる足踏み式の照射スイッチである。獣医師Dは、台板22上に載せた患畜Pを両手で押さえながら、照射スイッチ26を足で踏んで操作することができる。照射スイッチ26は、操作に応じて放射線源24に照射を開始させるための照射開始信号を発生する。照射スイッチ26が発生する照射開始信号は、信号ケーブル27bを通じて線源制御装置25に入力される。
線源制御装置25は、照射スイッチ26からの信号に基づいて、放射線源24の動作を制御する。照射スイッチ26から照射開始信号を受けた場合には、線源制御装置25は、放射線源24への電力供給を開始して、放射線源24に放射線を照射させる。放射線の照射開始と同時に、線源制御装置25は、タイマを作動させて放射線の照射時間の計測を開始し、撮影条件で設定された照射時間が経過した場合に放射線の照射を停止させる。放射線の照射時間は、照射条件に応じて変化する。線源制御装置25には、安全規制上の最大照射時間が設定されており、照射条件に基づいて設定される照射時間は、最大照射時間の範囲内で設定される。
放射線撮影装置17は、放射線画像を検出する放射線画像検出装置30と、放射線画像検出装置30の操作端末であり、検出された放射線画像を取得して表示する携帯型コンソール31とを備えている。放射線画像検出装置30は、扁平かつ平板状で、平面形状が矩形状の筐体38(図3参照)を備えている。筐体38は、フイルムカセッテやIP(Imaging Plate)カセッテの国際規格ISO4090:2001に準拠した形状をしている。そのため、放射線画像検出装置30は、一般に電子カセッテとも呼ばれている。放射線画像検出装置30は、筐体38内に収容したセンサーパネル37(図3参照)により、患畜Pを透過した放射線を電気信号に変換して放射線画像を検出する。
放射線画像検出装置30は、撮影台15内の信号ケーブル27cにより線源制御装置25に接続されている。放射線画像検出装置30は、線源制御装置25から信号ケーブル27cを通じて、撮影条件及び同期信号を受信する。撮影条件は、放射線画像を検出する際にセンサーパネル37で行われる信号処理の処理条件の設定に利用される。同期信号は、放射線源24による放射線の照射開始を知らせる開始信号と、放射線の照射終了を知らせる終了信号とを含む。センサーパネル37は、開始信号に応じて放射線画像の検出を開始し、終了信号に応じて放射線画像の検出を終了する。放射線画像検出装置30は、検出した放射線画像を携帯型コンソール31に送信する。
携帯型コンソール31は、タブレット端末により構成されており、正面には画面表示とタッチ操作とが可能なタッチパネル31aが設けられている。タッチパネル31aは、本発明の表示部に相当する。また、携帯型コンソール31は、無線方式により、放射線画像検出装置30及び通信ネットワーク13と通信可能に接続されている。携帯型コンソール31は、一般的なデスクトップ型のコンソールに比べて小型、軽量で携帯性が高いので、動物病院内で容易に携帯することができ、携帯型コンソール31を手に持った状態で操作を行うことができる。
また、図2に示すように、携帯型コンソール31は、獣医師Dが台板22上で患畜Pを押さえながら放射線画像を撮影するような場合には、獣医師Dから離れた位置に立てた状態で配置される場合もある。なお、図では、台板22上に携帯型コンソール31を立て掛けて配置する例を示しているが、患畜Pが暴れるおそれが場合、体液や排出物等で携帯型コンソール31が汚損されるおそれがある場合には、撮影台15の近くに置かれた台の上などに携帯型コンソール31が配置される場合もある。
携帯型コンソール31は、画像検査を行うための画像検査モードと、過去に行われた画像検査の放射線画像を閲覧するための画像閲覧モードという、2種類の動作モードを備えている。携帯型コンソール31は、画像検査モードと画像閲覧モードのいずれかに切り換えられて、画像検査または放射線画像の閲覧に利用される。
画像検査モードに切り換えられた携帯型コンソール31は、患畜Pを識別する患畜IDの入力と、放射線画像を取得するための放射線画像取得メニューの登録とを受け付ける。受け付けられた患畜ID及び放射線画像取得メニューは、タッチパネル31aに表示される。放射線画像取得メニューの登録時には、放射線画像の撮影内容を表す情報として、患畜Pの種類を表す患畜種情報と、放射線画像の撮影に利用される撮影手技を表す手技情報とが設定される。患畜種情報は、例えば、犬、猫、鳥類及び爬虫類などの動物の種類と、サイズなどを含む。手技情報は、胸部、腹部及び頭部などの撮影部位と、正面、側面及び斜めなどの撮影方向とを含む。患畜種情報及び手技情報は、放射線画像検出装置30に送信され、上述した信号処理の条件設定に利用される。放射線画像検出装置30は、信号処理の条件設定後、携帯型コンソール31に検出準備が終了したことを表す準備完了信号を送信する。これにより、獣医師Dは、携帯型コンソール31で放射線画像検出装置30の検出準備が完了したことを確認することができる。
また、画像検査モードに切り換えられた携帯型コンソール31は、放射線画像検出装置30から放射線画像を受信し、受信した放射線画像をタッチパネル31aに表示する。画像検査の終了後、放射線画像は、携帯型コンソール31から画像サーバ12に送信される。
画像検査モードに切り換えられた携帯型コンソール31は、さらに、患畜Pの光学画像の撮影にも利用される。タッチパネル31aには、光学画像を取得するための光学画像取得メニューが表示される。また、撮影された患畜Pの光学画像も、タッチパネル31aに表示される。患畜Pの光学画像は、例えば、画像検査の開始直前に撮影室内で撮影される。光学画像の撮影後、携帯型コンソール31は、獣医師Dにより撮影室以外の場所で待機する飼い主のところまで運ばれ、携帯型コンソール31に表示されている患畜Pの光学画像が飼い主に見せられる。これにより、獣医師Dは、これから放射線画像が撮影される患畜Pを他の患畜と間違えてしまうのを防止することができ、人間の患者と同等に撮影前の本人確認を行うことができる。
また、獣医師Dは、放射線画像の撮影を行う際に、目の前にいる患畜Pと、携帯型コンソール31に表示されている光学画像とを見比べて確認することができるので、患畜IDだけが表示されている状態に比べ、患畜Pの取り違えを防止することができる。さらに、患畜Pの光学画像は、携帯型コンソール31に表示された放射線画像を飼い主に見せながら説明を行う際にも同じ画面上に表示されているので、飼い主は、これから説明を受ける放射線画像が自身のペットのものであることを確認することができる。さらに、患畜Pの光学画像は、画像閲覧モードにおいて過去の画像検査の放射線画像を閲覧する際にも表示されるので、獣医師Dによる患畜Pの把握が容易になる。
なお、患畜Pの光学画像は、患畜Pの識別が可能な部位が撮影されていればよい。例えば、患畜Pが顔で識別が可能な場合には、患畜Pの顔画像が撮影され、患畜Pの体毛の色や模様などにより識別が可能な場合には、体毛や模様などの識別可能な部分が撮影される。患畜Pの光学画像は、画像サーバ12に放射線画像を送信する際に一緒に送信される。
画像閲覧モードに切り換えられた携帯型コンソール31は、画像サーバ12に配信要求を送信し、この配信要求に応じて配信された過去の放射線画像及び光学画像を受信する。受信した放射線画像及び光学画像は、タッチパネル31aに表示される。
画像サーバ12は、携帯型コンソール31から受信した放射線画像及び光学画像を管理するサーバである。本実施形態では、動物病院内に画像サーバ12が設置されている例について説明するが、動物病院外のデータセンタなどに設置されていてもよい。画像サーバ12は、放射線画像を格納する放射線画像DB(Data Base)33と、光学画像を格納する光学画像DB34とを備えている。画像サーバ12は、携帯型コンソール31から受信した放射線画像及び光学画像を放射線画像DB33及び光学画像DB34に格納する。また、画像サーバ12は、画像閲覧モードに切り換えられた携帯型コンソール31からの配信要求に応じて、放射線画像DB33及び光学画像DB34を検索し、見つかった放射線画像及び光学画像を携帯型コンソール31に配信する。
図3に示すように、放射線画像検出装置30は、センサーパネル37と、センサーパネル37を収容する可搬型の筐体38とを備えている。筐体38は、放射線の入射面となる前面38aと反対側の背面38bの平面形状が矩形状である。前面38aには、放射線を透過する透過板39が設けられている。
センサーパネル37は、シンチレータ及び光電変換部(図示せず)を有する間接変換型である。シンチレータは、放射線を可視光に変換し、光電変換部は、可視光を電気信号に変換する。光電変換部は、TFTアクティブマトリクス基板であり、放射線の入射線量に応じた電荷を蓄積する複数の画素が二次元に配列された撮像領域を有している。画素は、フォトダイオード及びTFTで構成される。シンチレータには、ヨウ化セシウムなどの蛍光体が用いられており、撮像領域の全面と対面するように配置される。
筐体38内には、センサーパネル37の他、制御回路基板、通信制御回路及びバッテリ(図示せず)なども設けられている。制御回路基板は、センサーパネル37の光電変換部を駆動するゲートドライバや、光電変換部から画像信号を読み出す読み出し回路、読み出した画像信号をデジタルな放射線画像のデータに変換するA/Dコンバータ、放射線画像を記憶するメモリなどを有する。通信制御回路は、携帯型コンソール31と無線通信を行う無線通信回路を備えている。バッテリは、センサーパネル37などの各部に電力を供給する。放射線画像検出装置30は、無線通信回路を備えるワイヤレスタイプであり、バッテリにより電源ケーブルも不要となっているため、取り扱い性がよい。
図4に示すように、放射線画像DB33には、放射線撮影システム11で撮影された少なくとも1枚の放射線画像を含む複数の検査データが格納されている。放射線画像には、患畜Pを識別するための患畜IDが付与されており、患畜IDで放射線画像を検索することが可能である。画像検査においては、1回の検査で異なる撮影部位や撮影方向から複数枚の放射線画像が撮影される場合がある。1回の検査で取得された複数枚の放射線画像には、同じ検査IDが付与されて1件の放射線画像として管理される。また、検査データ内の放射線画像は、画像検査が実施された日時毎に管理される。各放射線画像には、属性情報が付与されている。この属性情報には、放射線画像取得メニューの登録時に設定された患畜種情報及び手技情報の内容が登録されている。
図5に示すように、光学画像DB34には、患畜Pの光学画像を含む患畜画像データが格納されている。光学画像には患畜IDが付与されており、患畜IDで光学画像を検索することが可能である。なお、光学画像による識別が難しい患畜Pの場合には、1回の検査で複数枚の光学画像が撮影される場合がある。また、光学画像は、患畜Pの確認のためだけではなく、患畜Pの怪我の状態や皮膚の状態などを記録するために利用される場合があり、このような場合にも1回の検査で複数枚の光学画像が撮影されることがある。1回の検査で撮影された複数枚の光学画像には、同じ検査IDが付与されて1件の光学画像として管理される。また、患畜画像データ内の各光学画像は、画像検査が実施された日時毎に管理される。
図6に示すように、携帯型コンソール31は、長方形のタッチパネル31aが横向きになる状態、あるいは縦向きになる状態で使用される。携帯型コンソール31の背面には、患畜Pの光学画像の撮影に用いられる光学画像撮影部31bが設けられている。タッチパネル31aには、画像検査に用いられる検査画面56などの各種画面が表示される。検査画面56は、本発明の一覧表示画面に相当し、上述した光学画像取得メニュー61、放射線画像取得メニュー62、光学画像64及び放射線画像65が一覧表示される一覧表示領域59を備えている。放射線画像取得メニュー62は、例えば、横長の長方形状の表示領域62aと、放射線画像取得メニュー62に設定された患畜種及び撮影手技を表すように表示領域62a内に表示された文字62bとを備える。なお、患畜種及び撮影手技は、単純な文字や記号などの略称で表示してもよい。表示領域62aはタッチ操作可能な操作領域となっている。
携帯型コンソール31のベースとなるタブレット端末には、タッチパネル31aのサイズが、長辺(L)=260mm以下、及び短辺(S)=180mm以下という、いわゆる画面サイズが12インチ以下のタッチパネルを備えるタブレット端末が用いられている。タッチパネル31aのサイズを12インチ以下としたのは、患畜Pを押さえながら携帯型コンソール31を操作する際の取り扱いやすさと、患畜Pの光学画像や放射線画像を飼い主に見せるために携帯型コンソール31を持ち運ぶ際の携帯性とを考慮したためである。なお、検査画面56の操作性や放射線画像の視認性を確保するために、タッチパネル31aにはある程度のサイズが求められるので、タッチパネル31aのサイズは、例えば7インチ以上であることが好ましい。
上述したように、携帯型コンソール31は、手に持って操作されるだけではなく、獣医師Dから離れた位置に置いた状態で使用されることがある。携帯型コンソール31を離れた位置に置いて使用する場合、タッチパネル31aに表示される文字62bのサイズが小さすぎると獣医師Dによる視認性が悪化する。そのため、本実施形態の携帯型コンソール31では、メニュー内に表示される文字62bの高さT1及び幅T2のサイズを、それぞれ5mm以上としている。また、文字62bの高さT1及び幅T2が大きすぎる場合には、患畜Pの放射線画像や光学画像などを表示する領域が狭くなってしまうので、文字62bの高さT1及び幅T2は、例えばそれぞれ20mm以下であることが好ましい。
なお、文字62bの高さT1及び幅T2は、視認性実験に基づいて決定されている。この視認性実験では、被験者から所定の距離だけ離れた位置に携帯型コンソール31を配置し、高さT1及び幅T2の異なる文字62bを順次に表示して、各文字サイズにおける被験者の視認性を測定した。また、被験者と携帯型コンソール31との距離は、動物病院において、携帯型コンソール31が獣医師Dから最大限離れた位置で使用される場合の距離を測定し、例えば1mとした。この視認性実験の結果、文字62bの高さT1及び幅T2がそれぞれ5mm以上であれば視認可能であることが分かった。
また、携帯型コンソール31は、タッチパネル31aを指などで触れて操作するため、タッチ操作される操作領域が極端に小さくなると、誤操作が発生しやすくなる。そこで、本実施形態では、例えば、放射線画像取得メニュー62の操作領域である表示領域62aの高さH及び幅Wのサイズをそれぞれ13mm以上としている。
携帯型コンソール31は、上述した12インチ以下の画面サイズのタッチパネル31aを備えるタブレット端末をベースに、オペレーティングシステムなどの制御プログラムや、アプリケーションプログラムなどをインストールして構成されている。図7に示すように、携帯型コンソール31は、タッチパネル31aの他、光学画像撮影部31b、CPU31c、メモリ31d、ストレージデバイス31e、無線通信部31fを備えている。タッチパネル31a、光学画像撮影部31b、CPU31c、メモリ31d、ストレージデバイス31e及び無線通信部31fは、データバス31gを介して接続されている。
タッチパネル31aは、表示部である液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)31hと、LCD31hに対する接触を検出するタッチセンサ31iとで構成されている。携帯型コンソール31は、LCD31hに表示された画面に対するタッチ操作をタッチセンサ31iによって検出することにより、操作入力を受け付ける。光学画像撮影部31bは、ベースとなるタブレット端末に予め設けられたものであり、詳しくは図示しないが、撮影レンズと、撮影レンズにより結像された像を撮像する撮像素子とを備えている。
ストレージデバイス31eは、各種データを格納するデバイスであり、例えば、不揮発性メモリで構成されている。ストレージデバイス31eには、上述した制御プログラム(図示せず)と、携帯型コンソール用プログラム31j(以下、コンソールプログラムという)とが格納されている。コンソールプログラム31jは、タブレット端末を携帯型コンソール31として動作させるアプリケーションプログラムである。また、ストレージデバイス31eには、コンソールプログラム31jなどの他、放射線画像検出装置30や画像サーバ12から受信した放射線画像や、光学画像撮影部31bで撮影された光学画像などが格納される。
メモリ31dは、CPU31cが処理を実行するためのワークメモリである。CPU31cは、ストレージデバイス31eに格納された制御プログラム及びコンソールプログラム31jをメモリ31dへロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、タブレット端末の各部を統括的に制御する。無線通信部31fは、通信ネットワーク13及び放射線画像検出装置30に無線接続するための通信インタフェースである。
携帯型コンソール31でコンソールプログラム31jを起動すると、図8に示すように、CPU31cは、表示制御部42、モード設定部43、ID受付部44、メニュー登録部45、光学画像取得部46、放射線画像取得部47、写損処理部48、トリミング処理部49、及びコメント処理部50として機能する。表示制御部42は、携帯型コンソール31の動作に応じて、モード設定画面、検査画面56、画像表示画面などの画面を生成し、タッチパネル31aに表示させる。モード設定部43は、タッチパネル31aにより検出されたモード選択操作に応じて、動作モードを画像検査モードと画像閲覧モードのいずれかに設定する。
ID受付部44は、タッチパネル31aにより検出されたID入力操作に応じて、患畜Pを識別する患畜IDを受け付けるID受付処置を行う。メニュー登録部45は、タッチパネル31aにより検出されたメニュー登録操作に応じて、放射線画像取得メニューを登録するためのメニュー登録処理を行う。光学画像取得部46は、タッチパネル31aにより検出された光学画像取得操作に応じて、患畜Pの光学画像を取得するための光学画像取得処理を行う。放射線画像取得部47は、タッチパネル31aにより検出された放射線画像取得操作に応じて、患畜Pの放射線画像を取得するための放射線画像取得処理を行う。
写損処理部48は、タッチパネル31aにより検出された写損操作に応じて、撮影された放射線画像を画像検査に利用しない写損画像として設定する写損処理を行う。トリミング処理部49は、タッチパネル31aにより検出されたトリミング操作に応じて、放射線画像の所定領域内を抽出するトリミング処理を行う。コメント処理部50は、タッチパネル31aにより検出されたコメント入力操作に応じて、放射線画像にコメントを付加するコメント処理を行う。
図9に示すように、携帯型コンソール31では、動作モードを設定するモード設定処理(S10)が行われる。モード設定処理で画像検査モードに設定された場合には、患畜IDを受け付けるID受付処理(S11)、放射線画像取得メニューを登録するメニュー登録処理(S12)、患畜Pの光学画像を取得する光学画像取得処理(S13)、患畜Pの放射線画像を取得する放射線画像取得処理(S14)が順に実施される。表示制御部42は、各処理の結果に基づいて画面を生成し、生成した画面をタッチパネル31aに表示する。なお、メニュー登録処理(S12)と、光学画像取得処理(S13)は、獣医師Dによる操作順序によっては、処理の順序が逆になる場合もある。また、モード設定処理で画像閲覧モードに設定された場合には、ID受付処理(S15)と、放射線画像取得処理(S16)及び光学画像取得処理(S17)が順に実施される。
図10に示すように、表示制御部42は、モード設定処理において、タッチパネル31aにGUI(Graphical User Interface)による操作機能を備えたモード設定画面51を表示する。モード設定画面51などの各種画面は、タッチパネル31aに獣医師Dが指などで接触することにより操作される。モード設定画面51は、画像検査ボタン52、画像閲覧ボタン53及び終了ボタン54を備えている。画像検査ボタン52は、携帯型コンソール31を画像検査モードに切り換える。画像閲覧ボタン53は、携帯型コンソール31を画像閲覧モードに切り換える。終了ボタン54は、コンソールプログラム31jを終了させる。モード設定部43は、モード設定画面51のモード設定操作に応じて、携帯型コンソール31の動作モードを設定する。
携帯型コンソール31が画像検査モードに切り換えられると、図11に示すように、タッチパネル31aの表示は、モード設定画面51から、画像検査用の検査画面56に切り替わる。上述したように、検査画面56は、本発明の一覧表示画面に相当する。検査画面56は、画面上部から順に、横長のID入力領域57と、ステイタス表示領域58と、一覧表示領域59と、完了ボタン表示領域60とを備えている。
一覧表示領域59には、患畜Pの光学画像を取得するための光学画像取得メニュー61と、上述した放射線画像取得メニュー62、63(図13参照)とが一覧可能に表示される。さらに、一覧表示領域59には、光学画像取得メニュー61に基づいて取得された患畜Pの光学画像64(図15参照)と、放射線画像取得メニュー62、63に基づいて取得された患畜Pの放射線画像65、66(図19参照)も一覧可能に表示される。光学画像取得メニュー61は、画像検査モードへの切り換え直後から一覧表示領域59に表示される。放射線画像取得メニュー62、63、光学画像64、及び放射線画像65、66は、画像検査の進行に応じて一覧表示領域59に追加表示される。
このように、光学画像取得メニュー61、放射線画像取得メニュー62、63、光学画像64、放射線画像65、66の4種類が同一の画面上に一覧で表示されることで、獣医師Dは、画像検査において、現在何をどこまで完了しているかなどの画像検査の進捗状況を一目で把握することができる。また、画像検査の進捗状況を踏まえた上で、光学画像取得メニュー61や放射線画像取得メニュー62、63を操作することにより、即座に次の作業を開始することができる。したがって、画像検査の進捗が確認できる画像と、メニューとを同一画面上に全て表示することで作業性を格段によくすることができる。
ID入力領域57には、ID受付処理に用いられるID入力部68が設けられている。ID入力部68は、タッチ操作されると患畜IDが入力可能な入力受付状態に遷移し、文字入力に伴って移動するカーソルが表示される。また、検査画面56の下部、例えば一覧表示領域59に重なる位置には、患畜IDの入力に利用されるソフトウェアキーボード(図示せず)が表示される。ID入力部68は、予め決められた文字数の患畜IDが入力されると、入力受付状態からID表示状態に遷移し、入力された患畜IDを表示する。
電子カルテシステムが導入されている動物病院では、放射線画像検査システム10を電子カルテシステムに接続することにより、電子カルテシステムから患畜IDを取得することができる。しかしながら、動物病院は、電子カルテシステムを導入せずに紙の診療簿によって患畜Pの診療情報を記録及び管理していることが多い。そのため、本実施形態では、電子カルテシステムが導入されていない大多数の動物病院に対応するために、患畜IDの入力を手作業で行うID入力部68を備えている。なお、患畜IDを手作業で入力する場合、当然ながら入力ミスの発生が懸念される。しかし、ID入力部68は、入力された患畜IDを検査画面56に継続的に表示するので、患畜IDの入力後にも入力ミスを気づかせることができる。また、入力された患畜IDに対応する光学画像を検査画面56に表示するので、光学画像を患畜IDを確認するための確認画像としても利用することができ、患畜IDの入力ミスに気付きやすくなる。
ステイタス表示領域58は、一覧表示領域59の状態に応じたメッセージが表示される領域である。例えば、一覧表示領域59に放射線画像取得メニュー62、63が登録されていない場合、あるいは一覧表示領域59に登録されている放射線画像取得メニュー62、63に対応する放射線画像の撮影が全て終了している場合には、ステイタス表示領域58には、「メニューを登録してください」というメッセージが表示される。また、一覧表示領域59に未撮影の放射線画像取得メニュー62、63があり、この放射線画像取得メニュー62、63に対応する準備完了信号を放射線画像検出装置30から受信した場合には、ステイタス表示領域58には、「撮影可能です」というメッセージが表示される。
完了ボタン表示領域60は、画像検査の完了を指示するための完了ボタン69(図19参照)が表示される領域である。完了ボタン69は、一覧表示領域59に表示されている放射線画像取得メニュー62、63について放射線画像の撮影が全て終了した場合に、完了ボタン表示領域60に表示される。完了ボタン69が操作されると、携帯型コンソール31は、放射線画像検出装置30から受信した患畜Pの放射線画像と、撮影された光学画像とを画像サーバ12に送信する。また、携帯型コンソール31は、画像検査モードを終了してモード設定処理に戻る。タッチパネル31aには、モード設定画面51が表示される。
ID入力領域57に設けられているメニュー登録ボタン70は、メニュー登録処理に用いられるボタンである。図12に示すように、メニュー登録ボタン70が操作されると、検査画面56に重畳するように、患畜種指定リスト72が選択可能に表示される。患畜種指定リスト72には、大型犬や中型犬を表す「大型」、「中型」、小型犬や猫を表す「小型」など、患畜の種類がリスト表示される。患畜種指定リスト72からいずれかの患畜種が選択されると、患畜種指定リスト72に代わって、撮影部位指定リスト73が選択可能に表示される。
撮影部位指定リスト73には、「胸部」、「腹部」、「頭部」など、撮影部位の種類がリスト表示される。また、撮影部位指定リスト73からいずれかの撮影部位が選択されると、撮影部位指定リスト73に代わって、撮影方向指定リスト74が選択可能に表示される。撮影方向指定リスト74には、「正面」、「側面」、「斜め」など、撮影方向の種類がリスト表示される。図に示す例は、患畜種指定リスト72、撮影部位指定リスト73及び撮影方向指定リスト74において、それぞれ「大型」、「胸部」及び「正面」が選択された状態を示している。患畜種指定リスト72、撮影部位指定リスト73及び撮影方向指定リスト74は、選択部分の背景色が変化するので、獣医師Dは選択部を明確に識別することができる。
撮影方向指定リスト74からいずれかの撮影方向が選択されると、選択された患畜種、撮影部位及び撮影方向に対応した放射線画像取得メニュー62、63が携帯型コンソール31に登録される。登録された放射線画像取得メニュー62、63には、登録時に選択された患畜種、撮影部位及び撮影方向のそれぞれが、患畜種情報及び手技情報として付加される。また、図13に示すように、登録された放射線画像取得メニュー62、63は、一覧表示領域59に一覧可能に表示される。放射線画像取得メニュー62、63は、横長の長方形状の表示領域62a、63aをそれぞれ備えており、この表示領域62a、63a内には、登録時に設定された患畜種、撮影部位及び撮影方向を表す文字62b、63bが表示される。複数個の放射線画像取得メニュー62、63のうち、次に放射線画像が撮影される放射線画像取得メニューには、撮影アイコン62cが表示される。図に示す例では、撮影アイコン62cには、放射線源をイメージさせる図形が用いられている。なお、表示領域62a、63aは、放射線画像取得メニュー62、63の操作領域にもなっている。
例えば、放射線画像取得メニュー62は、図9に示す患畜種指定リスト72、撮影部位指定リスト73及び撮影方向指定リスト74に基づいて登録されたものであり、表示領域62a内には、登録時に設定された患畜種、撮影部位及び撮影方向として、「大型」、「胸部」及び「正面」が文字で表示される。
携帯型コンソール31は、放射線画像取得処理において、放射線画像取得メニュー62、63の登録順に、患畜種情報及び手技情報を放射線画像検出装置30に送信する。また、携帯型コンソール31は、放射線画像検出装置30で患畜種情報及び手技情報に基づく信号処理の条件設定が終了した場合には、放射線画像検出装置30から準備完了信号を受信する。表示制御部42は、準備完了信号を受信した場合には、ステイタス表示領域58に、「撮影可能です」というメッセージを表示する。
なお、放射線画像取得メニュー62、63の患畜種情報及び手技情報は、登録順に放射線画像検出装置30に送信され、送信順に撮影が行われるが、検査画面56上で放射線画像取得メニュー62、63を選択することにより、撮影順序を変更することができる。例えば、放射線画像取得メニュー62の撮影準備が完了している状態で、放射線画像取得メニュー63を選択すると、放射線画像取得メニュー62内の撮影アイコン62cが消去され、代わりに放射線画像取得メニュー63内に撮影アイコン62cが表示される。また、放射線画像取得メニュー63の患畜種情報及び手技情報が放射線画像検出装置30に送信され、信号処理の条件設定などの撮影準備が行われる。
携帯型コンソール31に登録される放射線画像取得メニュー62、63の数は2個に限定されず、1回の画像検査で複数の放射線画像が撮影される場合には、1個、あるいは3個以上の放射線画像取得メニューが登録される場合がある。複数個の放射線画像取得メニューが登録されて一覧表示領域59に一覧表示できない場合には、一覧表示領域59は、スクロール表示が可能なように切り換えられ、登録された全ての放射線画像取得メニューが確認可能となる。
光学画像取得メニュー61は、横長の長方形状の表示領域61aと、表示領域61a内に表示されたアイコン61bとを有し、光学画像取得処理に用いられる。アイコン61bには、光学画像の撮影をイメージさせるような図形が用いられる。例えば、図に示す例では、カメラを表す図形がアイコン61bに用いられている。また、表示領域61aは、光学画像取得メニュー61をタッチ操作するための操作領域にもなっている。
光学画像取得メニュー61が操作されると、表示制御部42は、図14に示すように、タッチパネル31aの表示を検査画面56から、患畜Pの光学画像を撮影するためのライブビュー画面76に切り替える。また、光学画像撮影部31bが起動され、患畜Pのライブビュー画像の撮影が開始される。ライブビュー画面76は、画面領域内の大部分を占める画像表示領域77と、画像表示領域77の上部に設けられた患畜ID及びステイタス情報の表示領域76a、76bとが設けられている。
画像表示領域77には、光学画像撮影部31bにより撮影された患畜Pのライブビュー画像が表示される。画像表示領域77の中央下部には、患畜Pの光学画像を撮影するためのシャッタボタン78が設けられている。なお、ライブビュー画像とは、撮影者がシャッタボタンを押して光学画像を撮影する前に、画角や被写体などを確認できるように、撮像素子から出力された画像を記録メディア等に記録せずに画面表示される画像をいう。したがって、画像表示領域77には、動画のライブビュー画像が表示される。
ライブビュー画面76でシャッタボタン78が操作されると、光学画像撮影部31bにより患畜Pの光学画像が撮影される。表示制御部42は、タッチパネル31aの表示をライブビュー画面76から、検査画面56に切り替える。また、表示制御部42は、撮影された光学画像から、サイズを縮小した光学画像を作成する。
図15に示すように、サイズが縮小された光学画像64は、少なくとも患畜Pの確認が可能な領域が光学画像取得メニュー61と重ならないように、一覧表示領域59に表示される。なお、図に示す例では、一覧表示領域59に余裕があるので、光学画像取得メニュー61に重ならないように、光学画像取得メニュー61と同じサイズで光学画像64を表示している。
図16に示すように、光学画像撮影部31bで複数枚の光学画像、例えば3枚の光学画像64a、64b、64cが撮影された場合には、撮影した光学画像を全て一覧表示領域59に表示すると、放射線画像取得メニュー62や光学画像取得メニュー61を表示するためのスペースが狭くなる。そのため、表示制御部42は、光学画像64a、64b、64cの中から選択した1枚の光学画像、例えば光学画像64aを一覧表示領域59に表示する。
一覧表示領域59に表示する光学画像の選択は、顔認識などの画像処理で患畜Pが最も確認しやすい光学画像を選んでもよいし、最初に撮影された光学画像を選択してもよい。また、複数枚の光学画像を一定時間ごとに切り替えて表示してもよい。また、放射線画像取得メニュー62の登録がそれ以上行われず、一覧表示領域59に空いている領域がある場合には、その空いている領域に複数枚の光学画像を表示してもよい。
放射線画像取得処理は、放射線画像検出装置30から送信された放射線画像を受信し、受信した放射線画像をタッチパネル31aに表示する処理を含んでいる。携帯型コンソール31で放射線画像が受信されると、図17に示すように、表示制御部42は、タッチパネル31aの表示を検査画面56から、受信した患畜Pの放射線画像が表示される画像表示画面81に切り替える。画像表示画面81は、放射線画像取得処理や、飼い主に対する放射線画像の説明に利用される画面であり、画面領域内の大部分を占める画像表示領域82と、画像表示領域82の上部に設けられた患畜ID及びステイタス情報の表示領域81a、81bとが設けられている。画像表示領域82には、受信した放射線画像が表示される。なお、画像表示画面81は、検査画面56において、放射線画像取得メニュー62、63が一定時間以上タッチ操作された場合(以下、長押し操作という)にも切り替えられる。画像表示領域82は、未撮影の放射線画像取得メニュー62、63が長押し操作されて画像表示画面81に切り替えられた場合には何も表示されないが、放射線画像を受信した場合に、受信した放射線画像が表示される。
画像表示領域82の右上部分には、放射線画像に重なるように次の放射線画像取得メニュー84が表示される。次の放射線画像取得メニュー84は、画像表示領域82に表示中の放射線画像の次に撮影が行われる放射線画像に関するメニューである。次の放射線画像取得メニュー84は、表示領域を区切る枠線84aと、次に撮影される放射線画像の患畜種、撮影部位及び撮影方向を表す文字84bと、撮影アイコン62cと同様の機能を有する撮影アイコン84cとを備えている。図に示す例では、画像表示領域82内に放射線画像取得メニュー62に基づいて撮影された放射線画像を表示している。したがって、画像表示領域82に表示されている次の放射線画像取得メニュー84は、放射線画像取得メニュー63に対応している。
次の放射線画像取得メニュー84に基づく撮影が行われた場合、画像表示領域82には、図18に示すように、次の放射線画像取得メニュー84に基づいて撮影された放射線画像が表示される。なお、次の放射線画像取得メニュー84に基づく撮影は、画像表示画面81が表示されている状態で行ってもよいし、画像表示画面81から検査画面56に表示を切り換えてから行ってもよい。しかしながら、図2に示すように、携帯型コンソール31を獣医師Dから離れた位置に配置し、患畜Pの姿勢を撮影毎に変えながら複数枚の放射線画像を撮影するような場合には、画像表示画面81で撮影を行うのが好ましい。画像表示画面81であれば、放射線画像が大きなサイズで表示されるので、離れた位置からでも画像の確認を行うことができる。また、画像表示画面81には、次の放射線画像取得メニュー84が表示されるので、次の放射線画像取得メニュー84に基づいて、患畜Pの姿勢を変えることができる。
表示制御部42は、画像表示領域82でタッチ操作した指を弾くように動かすフリック操作が行われた場合には、画像表示領域82に表示されている放射線画像を切り替える。例えば、画像表示領域82内で右方向にフリック操作がされた場合には、表示中の放射線画像よりも前に撮影された放射線画像を画像表示領域82に表示する。また、画像表示領域82内で左方向にフリック操作がされた場合には、表示中の放射線画像よりも後に撮影された放射線画像を画像表示領域82に表示する。
また、次の放射線画像取得メニュー84をフリック操作して、画像表示領域82に表示されるメニューを切り替えることにより、放射線画像の撮影順序を変更することができる。例えば、次の放射線画像取得メニュー84の撮影準備が完了している状態で、次の放射線画像取得メニュー84をフリック操作すると、次の放射線画像取得メニュー84が消去され、その次に撮影が予定されている別の放射線画像取得メニューが、新たな次の放射線画像取得メニューとして表示される。
画像表示画面81において、画像表示領域82をタッチ操作すると、画像表示領域82の下部には、切替ボタン86a、写損ボタン86b、トリミングボタン86c、コメントボタン86d、完了ボタン86eが表示される。切替ボタン86aは、画像表示画面81を検査画面56に切り替える際に操作される。表示制御部42は、切替ボタン86aが操作された場合には、タッチパネル31aの表示を画像表示画面81から検査画面56に切り替える。写損ボタン86bは、放射線画像を画像検査に利用しない写損画像に設定する場合に操作される。写損ボタン86bが操作されると、画像表示領域82に表示されている放射線画像が写損画像に設定される。また、検査画面56には、写損画像と同じ患畜種情報及び手技情報を有する再撮影用の放射線画像取得メニューが自動的に登録される。
トリミングボタン86cは、放射線画像のトリミングを行う際に操作される。トリミングボタン86cが操作されると、画像表示領域82内に矩形のトリミング枠(図示せず)が表示される。このトリミング枠の位置及び大きさを調整して、トリミング指示を行うと、トリミング枠外の放射線画像が削除される。コメントボタン86dは、放射線画像にコメントを付与する場合に操作される。コメントボタン86dが操作されると、画像表示画面81に重畳されるようにコメント画面と、コメント画面にコメントを入力するためのソフトウェアキーボードが表示される。コメント画面に入力されたコメントは、放射線画像のメタデータとして記録される。完了ボタン86eは、上述した完了ボタン69と同様に、画像検査の完了を指示するためボタンである。完了ボタン86eが操作されると、携帯型コンソール31は、画像サーバ12に患畜Pの放射線画像及び光学画像を送信して保存し、検査画面56に戻る。また、検査画面56では、患畜IDが消去され、次の患畜の画像検査が可能となる。
図19に示すように、放射線画像の撮影後に、タッチパネル31aの表示を画像表示画面81から検査画面56に切り換えると、一覧表示領域59には、縮小された放射線画像65、66が一覧できるように表示される。放射線画像65、66は、一覧表示領域59内の表示スペースに余裕を作り、少なくとも1枚の光学画像64が放射線画像65、66よりも大きなサイズで表示されるようにするために、光学画像64よりも小さなサイズで表示される。図に示す例では、放射線画像取得メニュー62、63の表示領域62a、63aと重なるように放射線画像65、66を表示している。
表示制御部42は、検査画面56において放射線画像65または66が長押し操作されると、タッチパネル31aの表示を検査画面56から画像表示画面81に切り替えて、画像表示領域82に選択された放射線画像を大きなサイズで表示する。これにより、検査画面56に戻った後でも撮影した放射線画像が表示されるので、飼い主に対する放射線画像の説明に利用することができる。なお、放射線画像のサイズとは、放射線画像の表示面積を示す。
なお、多数の放射線画像取得メニューが登録されて一覧表示領域59がスクロール表示可能に切り替えられた場合において、任意の放射線画像を画像表示画面81で確認してから検査画面56に戻る場合に、画像表示画面81で確認していた放射線画像が検査画面56に表示されていないと、次に確認すべき放射線画像がわからなくなるため不便である。そのため、表示制御部42は、図20に示すように、画像表示画面81から検査画面56に表示を切り替える際に、画像表示画面81で確認していた放射線画像が検査画面56に表示されるように表示制御を行う。図では、胸部側面の放射線画像88が表示されている画像表示画面81から検査画面56に表示を切り替える際に、検査画面56の一覧表示領域59内に、画像表示画面81に表示されていた胸部側面の放射線画像88が表示されるように表示制御が行われている。これによれば、検査画面56で次に確認すべき画像が分かるようになるので、画像検査の効率が向上する。
また、図21に示すように、多数の放射線画像取得メニューが登録され、検査画面56の一覧表示領域59がスクロール表示される場合には、表示制御部42は、一覧表示領域59がどの位置にスクロールされた場合でも患畜Pの光学画像64が必ず表示されるように表示制御を行う。これによれば、一覧表示領域59をどの位置にスクロールしても、患畜Pの光学画像64が常に表示されるので、画像検査時における患畜Pの取り違えを防止することができる。また、光学画像64を確認するために一覧表示領域59をスクロールする必要がなくなるので、画像検査を効率よく行うことができる。
なお、モード設定画面51において画像閲覧モードが選択された場合には、画像検査モードと同様にID受付処理が行われる。次いで、光学画像取得部46及び放射線画像取得部47は、画像サーバ12から、入力された患畜IDに対応する放射線画像及び光学画像を取得する。表示制御部42は、タッチパネル31aに検査画面56とほぼ同様の構成を有する閲覧画面(図示せず)を表示する。この閲覧画面では、光学画像は、光学画像取得メニューと重ならないように表示され、放射線画像は、少なくとも一部が放射線画像取得メニューと重なるように表示される。閲覧画面において放射線画像が選択されると、タッチパネル31aの表示は閲覧画面から、画像表示画面81とほぼ同構成を有する画像表示画面(図示せず)に切り替えられ、選択された放射線画像が大きなサイズで表示される。これにより、過去の放射線画像を閲覧することができる。
以上説明したように、本実施形態では、患畜Pの少なくとも1枚の光学画像64は、患畜Pの放射線画像よりも大きなサイズで検査画面56の一覧表示領域59に表示されるので、光学画像64の視認性が向上し、患畜Pの確認を適切に行うことができる。また、放射線画像65が光学画像64よりも小さく表示されることにより、一覧表示領域59の表示スペースに余裕ができるので、光学画像取得メニュー61及び放射線画像取得メニュー62を大きく表示することができ、操作性も向上する。
また、携帯型コンソール31のサイズを、動物病院での使用に適した携帯性や取り扱い性が得られるサイズにしたので、患畜Pの光学画像の撮影や、飼い主への画像説明を適切に行うことができる。さらに、タッチパネル31aに表示される文字のサイズや、メニューの操作領域のサイズを動物病院での使用に適したサイズにしたので、文字の誤読や、メニューの誤操作を防止し、メニューの視認性及び操作性を向上させることができる。
本実施形態では、光学画像取得メニュー61及び放射線画像取得メニュー62として、所定の表示領域内に文字やアイコンが表示されている例を示したが、文字62b、63bのみ、またはアイコン61bのみからなる光学画像取得メニュー及び放射線画像取得メニューを用いてよい。このように、光学画像取得メニュー及び放射線画像取得メニューの表示形態として、様々なバリエーションを利用することができるので、携帯型コンソールのタッチパネルのサイズが小さい場合でも、そのサイズに適合したメニュー表示を行うことができる。
本実施形態では、放射線画像65を放射線画像取得メニュー62の表示領域62aに重なるように表示したが、図22に示すように、放射線画像取得メニュー62に隣接する位置に放射線画像65を表示してもよい。この場合、光学画像64と同じサイズの表示領域内に納まるように、放射線画像取得メニュー62と放射線画像65とを隣接させて表示するのが好ましい。これによれば、光学画像取得メニュー61と、光学画像64と、放射線画像取得メニュー62及び放射線画像65との表示サイズが同じ大きさとなるので、一覧表示領域59内に並べて表示しやすくなる。なお、放射線画像取得メニュー62及び放射線画像65の配置は、左右方向に並べて配置するだけでなく、図23に示すように、上下方向に並べて配置してもよい。この場合も、光学画像64と同じサイズの表示領域内に納まるように、放射線画像取得メニュー62と放射線画像65とを隣接させて表示するのが好ましい。なお、放射線画像取得メニュー62と放射線画像65とが表示される表示領域のサイズを光学画像64の表示サイズと同じサイズとしたが、完全に同一である必要はなく、一覧表示領域59に隙間を生じさせずに表示できるように同程度の大きさであればよい。
また、本実施形態では、放射線画像65を縮小して検査画面56に表示しているが、縮小しすぎると放射線画像65の視認性が悪化してしまう。そのため、図24に示すように、放射線画像65のうち、患畜Pが写っている領域の周囲から余白部分を削除した放射線画像65Aを作成し、この余白部分の無い放射線画像65Aを縮小して一覧表示領域59に表示してもよい。これによれば、余白部分を有する放射線画像よりも患畜Pが写っている領域を大きく表示することができるので、検査画面56における放射線画像の視認性を向上させることができる。
また、本実施形態では、光学画像64を光学画像取得メニュー61と重ならないように表示したが、図25に示すように、光学画像93のうち、患畜Pの確認に利用されない領域、例えば顔以外の部分や患畜Pの周囲の背景部分が、アイコンのみからなる光学画像取得メニュー94と重なるように表示してもよい。これによれば、光学画像93が有する患畜Pの確認機能を損なうことなく、表示スペースの有効利用を図ることができる。なお、光学画像93の患畜Pの確認に利用されない領域は、光学画像93に顔認識や、背景を識別するための画像処理を施して特定してもよい。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同符号を用いて詳しい説明は省略する。
[第2実施形態]
第1実施形態では、光学画像撮影部31bで撮影された光学画像を検査画面56に表示するようにしたが、本実施形態では、画像サーバ12から以前の通院の際に撮影した光学画像を取得し、取得した光学画像を検査画面56に表示している。具体的には、図26、27に示すように、光学画像取得部46は、画像サーバ12に対し、ID受付処理で受け付けた患畜IDを含む配信要求を送信する(S20)。携帯型コンソール31は、光学画像DB34から患畜IDに基づいて検索された光学画像100を画像サーバ12から受信する(S21)。表示制御部42は、受信した光学画像100を検査画面56に表示する(S22)。
これによれば、患畜Pの光学画像を新たに撮影しなくても、携帯型コンソール31上で患畜Pの光学画像100を確認することができるようになる。また、以前の通院の際に撮影した光学画像を検査画面56に表示することにより、今回来院した患畜と比較して同じ患畜かどうかを確認することもできる。近年のペットブームにより、1人の飼い主が複数のペットを飼育することも珍しくなくなっている。また、ペットの死後に同じ種類のペットを飼育する飼い主や、ペットに同じ名前を付ける飼い主も少なくない。さらには、養豚場や養鶏場のように、複数頭の動物を飼育することを前提とする動物の飼い方もある。このように、複数頭の動物を飼育する飼い主の患畜を取り違えることなく画像検査を行う上で、以前の通院の際に撮影した光学画像によって患畜を確認できるという効果は大きい。
また、画像サーバ12に光学画像の配信を要求する際に、本発明の放射線画像確認部としても機能する放射線画像取得部47から画像サーバに対し、患畜IDを含む確認要求を送信し、放射線画像DB33に患畜IDに対応する放射線画像の有無を確認してもよい。患畜IDに対応した過去の放射線画像がある場合には、検査画面56内に、「前回放射線画像あり」というメッセージ102を表示する。これによれば、診療簿などを確認することなく過去の画像検査の有無を知ることができる。なお、放射線画像の有無を表すメッセージ102の代わりに、存在が確認された放射線画像自体を表示してもよい。
また、患畜Pの加齢などで新たな光学画像の撮影が必要となり、光学画像取得メニュー61の操作によって新たな光学画像が撮影された場合には(S23でYES)、光学画像取得部46は、光学画像撮影部31bから撮影された新たな光学画像104を取得する(S24)。表示制御部42は、検査画面56に表示中の光学画像100を、新たに撮影された光学画像104に差し替える(S25)。これによれば、患畜Pの現在の状況に応じて、患畜Pの確認がしやすい光学画像を検査画面56に表示することができる。
[第3実施形態]
第2実施形態では、画像サーバ12から取得した光学画像100を、光学画像撮影部31bで撮影された新たな光学画像104に差し替えるようにしたが、図28に示すように、光学画像100、104ともに一覧表示領域59内に表示してもよい。また、この場合において、未表示の他の光学画像がある場合には、未表示の他の光学画像があることを表すアイコン106を光学画像100、104と重なるように表示してもよい。また、光学画像100、104をタッチ操作することにより光学画像を拡大して表示できるようにしてもよい。これによれば、光学画像を患畜Pの確認だけでなく、怪我や皮膚病などの患部の記録、観察にも利用することができる。なお、未表示の他の光学画像があることを表す表示は、アイコンに限定されず、文字でもよい。
[第4実施形態]
上記各実施形態では、患畜IDに基づいて患畜の放射線画像や光学画像などの診療情報を管理するように説明したが、本実施形態では、飼い主を識別するための飼育者IDを発行し、この飼育者IDに基づいて患畜の診療情報を管理している。この場合、飼い主が複数頭の患畜を飼育しているケースが考えられるので、飼育者IDに基づいて各患畜をそれぞれ識別するためのサブIDを複数発行し、これらのサブIDに基づいて各患畜の診療情報を管理するのが好ましい。
図29は、飼い主に対して発行された飼育者IDと、この飼育者IDに基づいて発行されたサブIDとに基づいて患畜の光学画像及び放射線画像を管理する画像DB110を示している。例えば、飼い主A(図示せず)には、飼育者ID「0123456」が発行されている。また、飼い主Aが飼っている犬の「ジョン」には、飼育者IDにペットの名前が関連付けられたサブIDとして、「0123456−ジョン」が発行されている。ジョンの光学画像111及び放射線画像112は、サブID「0123456−ジョン」に関連付けられて、画像検査の日時毎に管理されている。
また、飼い主Aが新たに猫の「タマ」を飼い始め、タマを連れて初めて来院した場合には、獣医師Dは、検査画面56に表示されているジョンの光学画像と目の前にいるタマとを比較して、タマの来院が初めてだと確認することができる。したがって、飼い主Aの飼育者IDと、新たに飼育された猫の名前とに基づいて「0123456−タマ」というサブIDを新たに発行し、このサブIDに基づいて、タマの光学画像113及び放射線画像114を画像DB110で管理することができる。
このように、飼い主の飼育者IDに基づいて患畜の診療情報を管理することにより、飼い主と患畜との関係が明確になるので、飼い主が複数頭のペットを飼育している場合でも、患畜の取り違いを防止することができる。また、患畜IDを利用して管理する場合に比べてID数が少なくなるので、情報管理が容易になる。
[第5実施形態]
また、上記実施形態では、飼育者IDに基づき、患畜を識別するサブIDを発行するようにしたが、サブIDを省略し、患畜の光学画像自体を識別情報として利用してもよい。図30は、飼い主に対して発行された飼育者IDに基づいて、患畜の光学画像及び放射線画像を管理する画像DB120を示している。第3実施形態と同様に、飼い主A(図示せず)には、飼育者ID「0123456」が発行されている。また、飼い主Aが飼っている犬の「ジョン」と猫の「タマ」の光学画像121、122及び放射線画像123、124は、飼育者IDに関連付けられて、画像検査の日時毎に管理されている。
飼い主Aが来院し、携帯型コンソール31のID入力部68に飼い主Aの飼育者IDが入力された場合には、図31に示すように、ジョンとタマの最近の光学画像121、122が画像DB120から読み出されて検査画面56に表示される。獣医師Dは、光学画像121、122を視覚的な識別情報として利用して、光学画像121あるいは122選択することにより、今回の通院の際に画像検査を行う患畜を携帯型コンソール31に設定することができる。
検査画面56で光学画像121、122が選択された場合には、選択された光学画像に対応する過去の放射線画像の有無を表すメッセージ102を表示してもよいし、過去の放射線画像自体を表示してもよい。また、光学画像121、122の選択により表示された放射線画像と、今回の通院の際に行われる画像検査の放射線画像との関連性を示す関連性情報を画像DB120に記録し、この関連性情報によって関連付けられた放射線画像を読み出せるようにしてもよい。これによれば、患畜ID毎に診療情報を管理しなくても、同じ患畜に関する放射線画像を読み出して経過を確認することができる。また、携帯型コンソール31に飼い主Aの飼育者IDが入力された場合に、画像検査が実施された日時に基づいて、最新の画像検査の際の光学画像のみを検査画面56に表示するようにしてもよい。これによれば、検査画面56の一覧表示領域59のスペースを有効使用することができる。
このように、飼育者IDに関連付けられた患畜の光学画像自体を、個々の患畜の視覚的な識別情報とすることで、患畜の診療情報の管理を正確に行うことができる。また、患畜IDやサブIDの入力が不要になるので、患畜の診療情報の管理にかかる手間を省くことができる。
[第6実施形態]
第1実施形態では、撮影台15の台板22上や、撮影台15の近くに配置した台上に携帯型コンソール31を配置する例について説明したが、図32に示すように、本実施形態の放射線撮影システム130は、撮影台15のスタンド部20に対し、線源制御装置25の操作パネル25aの近くに配置されるように、携帯型コンソール31をはめ込んで保持するためのコンソール保持部131を設けている。これによれば、携帯型コンソール31を撮影台15上で保持することができるので、携帯型コンソール31の視認性が向上する。また、携帯型コンソール31が操作パネル25aの近くに配置されるので、撮影台15から移動することなく携帯型コンソール31と操作パネル25aとを操作することができる。なお、操作パネル25aの近くとは、獣医師Dが台板22上の患畜Pを押さえている状態から移動することなく、携帯型コンソール31と操作パネル25aとを両方とも操作可能な距離であり、例えば、操作パネル25aから50cm以内の距離であることが好ましい。
上記実施形態は、タブレット端末をベースとする携帯型コンソール31を例に説明したが、本発明のうちタブレット端末に限定されない構成については、ノート型パソコンやスマートフォンをベースとした携帯型コンソールに対しても適用可能である。また、動物病院用の携帯型コンソール31を例に説明したが、本発明は、人間用の医療施設、特に救急医療で用いられる携帯型コンソールにも適用可能である。
また、上記実施形態では、FPDを備える放射線画像検出装置から放射線画像を取得する携帯型コンソールを例に説明したが、本発明は、放射線フイルムやIPを利用する放射線画像記録装置によって記録された放射線画像を、放射線フイルム用スキャナや、IP用読み取り装置から取得する携帯型コンソールにも適用可能である。
10 放射線画像検査システム
11 放射線撮影システム
12 画像サーバ
13 通信ネットワーク
15 撮影台
16 放射線発生装置
17 放射線撮影装置
30 放射線画像検出装置
31 携帯型コンソール
31a タッチパネル
31j 携帯型コンソール用プログラム
33 放射線画像DB
34 光学画像DB
42 表示制御部
46 光学画像取得部
47 放射線画像取得部
56 検査画面
59 一覧表示領域
61 光学画像取得メニュー
62、63 放射線画像取得メニュー
64 光学画像
65、66 放射線画像
68 ID入力部
76 ライブビュー画面
81 画像表示画面

Claims (21)

  1. 放射線画像記録装置により記録された被写体の放射線画像を取得する携帯型コンソールであって、
    前記放射線画像と、前記被写体の光学画像とが一覧表示される一覧表示画面を表示部に表示する表示制御部を備えており、
    前記表示制御部は、少なくとも1枚の前記光学画像を、前記放射線画像よりも大きなサイズで前記一覧表示画面に表示する携帯型コンソール。
  2. 前記表示部として長辺が260mm、及び短辺が180mm以下のサイズのタッチパネルを備えるタブレット端末である請求項1に記載の携帯型コンソール。
  3. 前記放射線画像取得メニューあるいは前記光学画像取得メニューの少なくとも一部として表示される文字の高さ及び幅のサイズは、それぞれ5mm以上である請求項2に記載の携帯型コンソール。
  4. 前記表示制御部は、前記一覧表示画面に、さらに、前記放射線撮影画像を取得するための放射線画像撮影メニューと、前記光学画像を取得するための光学画像取得メニューとを一覧表示する請求項2または3に記載の携帯型コンソール。
  5. 前記表示制御部は、前記光学画像と同じサイズの表示領域内に納まるように、前記放射線画像取得メニューと前記放射線画像とを隣接させて表示する請求項4に記載の携帯型コンソール。
  6. 前記表示制御部は、前記放射線画像の周縁の余白部分を削除して表示する請求項2から5いずれか1項に記載の携帯型コンソール。
  7. 前記放射線画像記録装置により記録された患畜の放射線画像を取得する動物病院用のコンソールである請求項2から6のいずれか1項に記載の携帯型コンソール。
  8. 前記患畜を識別するための患畜IDが、手作業で入力されるID入力部を備える請求項7に記載の携帯型コンソール。
  9. 前記ID入力部は、前記一覧表示画面に設けられており、入力された前記患畜IDは、前記一覧表示画面に表示される請求項8に記載の携帯型コンソール。
  10. 前記光学画像取得メニューに基づいて前記光学画像を取得する場合に、前記タブレット端末が備える光学画像撮影部を起動させ、前記光学画像撮影部で撮影された光学画像を取得する光学画像取得部を有する請求項8または9に記載の携帯型コンソール。
  11. 前記光学画像取得部は、前記患畜IDと前記光学画像とが関連付けて格納されている光学画像格納部から、前記ID入力部で入力された前記患畜IDに対応する前記光学画像を取得する請求項10に記載の携帯型コンソール。
  12. 前記表示制御部は、前記光学画像格納部から取得された前記光学画像を前記一覧表示画面に表示し、前記光学画像撮影部から新たな光学画像が取得された場合には、前記一覧表示画面に表示されている前記光学画像を、前記光学画像撮影部から取得した新たな前記光学画像に差し替える請求項11に記載の携帯型コンソール。
  13. 前記表示制御部は、前記一覧表示画面に前記放射線画像を縮小した縮小画像を表示し、前記一覧表示画面で前記縮小画像が選択された場合には、前記表示部の表示を前記一覧表示画面から画像表示画面に切り替えて、選択された前記縮小画像に対応する前記放射線画像を前記画像表示画面に表示する請求項1から12のいずれか1項に記載の携帯型コンソール。
  14. 前記表示制御部は、前記表示部の表示を前記画像表示画面から前記一覧表示画面に切り替える場合に、前記画像表示画面に表示されていた前記放射線画像を前記一覧表示画面に表示する請求項13に記載の携帯型コンソール。
  15. 前記表示制御部は、前記一覧表示画面がスクロール表示された場合に、スクロール後の前記一覧表示画面内に前記光学画像が常に表示されるように前記一覧表示画面を生成する請求項1から14のいずれか1項に記載の携帯型コンソール。
  16. 前記表示制御部は、複数の前記光学画像が取得された場合には、取得された複数の前記光学画像のうち少なくとも1つの光学画像が表示された前記一覧表示画面を生成する請求項1から15のいずれか1項に記載の携帯型コンソール。
  17. 前記表示制御部は、前記光学画像に重なるように、未表示の他の前記光学画像が存在することを表示する請求項16に記載の携帯型コンソール。
  18. 前記患畜IDと前記放射線画像とが関連付けて格納されている放射線画像格納部から、前記ID入力部で入力された前記患畜IDに対応する前記放射線画像の有無を確認する放射線画像確認部を有し、
    前記表示制御部は、前記放射線画像格納部に前記患畜IDに対応する前記放射線画像があった場合に、前記一覧表示画面に、前記患畜IDに対応する前記放射線画像があることを表示する請求項8または9に記載の携帯型コンソール。
  19. 放射線画像記録装置により記録された被写体の放射線画像を取得する携帯型コンソールの制御方法であって、
    前記放射線画像と、前記被写体の光学画像とが一覧表示される一覧表示画面を表示部に表示する場合に、少なくとも1枚の前記光学画像を前記放射線画像よりも大きなサイズで前記一覧表示画面に表示する携帯型コンソールの制御方法。
  20. 携帯情報端末を、放射線画像記録装置により記録された被写体の放射線画像を取得する携帯型コンソールとして機能させる携帯型コンソール用プログラムであって、
    前記放射線画像と、前記被写体の光学画像とが一覧表示される一覧表示画面を表示部に表示する場合に、少なくとも1枚の前記光学画像を前記放射線画像よりも大きなサイズで前記一覧表示画面に表示する携帯型コンソール用プログラム。
  21. 放射線を発生する放射線発生装置と、被写体の放射線画像を記録する放射線画像記録装置と、請求項1から18のいずれか1項に記載の前記携帯型コンソールとを備える放射線撮影システムであり、
    前記携帯型コンソールを保持するためのコンソール保持部を備える放射線撮影システム。
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