JP2016058810A - カスコード素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第2ゲート端子電圧制限部20は、第2ソース端子S2と第1ゲート端子G1との間に設けられ、第2ソース端子S2と第1ソース端子S1との間の電圧である第2ソース端子電圧が第1設定電圧以上になった場合に、第2ソース端子電圧が第1設定電圧未満となるように第1スイッチQ1を線形領域で動作させ、第2ソース端子S2を基準とする第2ゲート端子G2の第2ゲート端子電圧を第2設定電圧よりも更に負側にバイアスさせないように制限する。これにより、カスコード素子10の第2スイッチゲート端子電圧は、過電圧状態にならない。
【選択図】図1
Description
第2ドレイン端子と第2ソース端子と第2ゲート端子とを有し、第2ソース端子と第1ドレイン端子とが接続されることにより第1スイッチとカスコード接続されるノーマリオン型半導体の第2スイッチと、
第2ソース端子と第1ゲート端子との間に設けられ、第2ソース端子と第1ソース端子との間の電圧である第2ソース端子電圧が正側に設定された第1設定電圧以上になった場合に、第2ソース端子電圧が第1設定電圧未満となるように第1スイッチを線形領域で動作させ、第2ソース端子を基準とする第2ゲート端子の第2ゲート端子電圧を負側に設定された第2設定電圧よりも更に負側にバイアスさせないように制限する第2ゲート端子電圧制限部と、
を備えたことを特徴とするカスコード素子を提案している。
第3スイッチは、第2ソース端子と第1ゲート端子とを、短絡又は開放 するよう接続され、
第1ダイオードのアノード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続され、第1ダイオードのカソード端子は、第3ゲート端子に直接又は間接的に接続され、
第1ツェナダイオードのアノード端子は、第3ゲート端子に直接又は間接的に接続され、第1ツェナダイオードのカソード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続されていることを特徴とするカスコード素子を提案している。
第2ダイオードのアノード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続され、第2ダイオードのカソード端子は、第1ゲート端子に直接又は間接的に接続され、
第2ツェナダイオードのアノード端子は、第1ゲート端子に直接又は間接的に接続され、第2ツェナダイオードのカソード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続されていることを特徴とするカスコード素子を提案している。
第3スイッチは、第2ソース端子と第1ゲート端子とを、短絡又は開放 するよう接続され、
第1ダイオードのアノード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続され、第1ダイオードのカソード端子は、第3ゲート端子に直接又は間接的に接続され、
第1ツェナダイオードのアノード端子は、第3ゲート端子に直接又は間接的に接続され、第1ツェナダイオードのカソード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続されている。そのため、簡素な構成で、安定的かつ安全に動作させることができるカスコード素子を提供することができる。
第2ダイオードのアノード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続され、第2ダイオードのカソード端子は、第1ゲート端子に直接又は間接的に接続され、
第2ツェナダイオードのアノード端子は、第1ゲート端子に直接又は間接的に接続され、第2ツェナダイオードのカソード端子は、第2ソース端子に直接又は間接的に接続されている。そのため、簡素な構成で、安定的かつ安全に動作させることができるカスコード素子を提供することができる。
3:直流電源
4、5:抵抗
10:カスコード素子
11:接続点
20:第2ゲート端子電圧制限部
21:第1ダイオード
22:第1ツェナダイオード
24:第2ダイオード
25:第2ツェナダイオード
30:ドレイン電極
48:ゲート電極
53:ソース電極
60:半導体基板
130:ドレイン電極
148:ゲート電極
153:ソース電極
160:半導体基板
100:制御回路
12、14、15、102、105:端子
111:駆動部
112:発振部
113:駆動制御部
Q1:第1スイッチ
Q2:第2スイッチ
Q3:第3スイッチ
Claims (13)
- 第1ドレイン端子と第1ソース端子と第1ゲート端子とを有するノーマリオフ型半導体の第1スイッチと、
第2ドレイン端子と第2ソース端子と第2ゲート端子とを有し、前記第2ソース端子と前記第1ドレイン端子とが接続されることにより前記第1スイッチとカスコード接続されるノーマリオン型半導体の第2スイッチと、
前記第2ソース端子と前記第1ゲート端子との間に設けられ、前記第2ソース端子と前記第1ソース端子との間の電圧である第2ソース端子電圧が正側に設定された第1設定電圧以上になった場合に、前記第2ソース端子電圧が前記第1設定電圧未満となるように前記第1スイッチを線形領域で動作させ、前記第2ソース端子を基準とする前記第2ゲート端子の第2ゲート端子電圧を負側に設定された第2設定電圧よりも更に負側にバイアスさせないように制限する第2ゲート端子電圧制限部と、
を備えたことを特徴とするカスコード素子。 - 前記第2スイッチは、高電子移動度トランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のカスコード素子。
- 前記高電子移動度トランジスタは、窒化ガリウム又は炭化ケイ素をチャネルに用いたものであることであることを特徴とする請求項2に記載のカスコード素子。
- 前記高電子移動度トランジスタは、酸化物半導体をチャネルに用いたものであることであることを特徴とする請求項2に記載のカスコード素子。
- 前記酸化物半導体は、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジウム又はこれらを複合した複合酸化物半導体であることを特徴とする請求項4に記載のカスコード素子。
- 前記第2ゲート端子電圧制限部は、前記第1スイッチと共通の半導体基板上に形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のカスコード素子。
- 前記第2スイッチは、前記半導体基板上に形成されることを特徴とする請求項6に記載のカスコード素子。
- 前記第2設定電圧は、前記第2スイッチの前記第2ゲート端子と前記第2ソース端子との間の絶対最大定格電圧である第2ゲート端子絶対最大定格電圧よりも低い値となるように設定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載のカスコード素子。
- 前記第2ゲート端子電圧制限部は、前記第2ソース端子と前記第1ゲート端子との間の電圧を、前記第2ゲート端子絶対最大定格電圧から、前記第1スイッチがターンオンする第1スイッチ閾値電圧を、減算して得られる減算値よりも低い値になるように制限することを特徴とする請求項8に記載のカスコード素子。
- 前記第2ゲート端子電圧制限部は、第3ドレイン端子と第3ソース端子と第3ゲート端子とを有する第3スイッチと、第1ダイオードと、第1ツェナダイオードとを有し、
前記第3スイッチは、前記第2ソース端子と前記第1ゲート端子とを、短絡又は開放 するよう接続され、
前記第1ダイオードのアノード端子は、前記第2ソース端子に直接又は間接的に接続され、前記第1ダイオードのカソード端子は、前記第3ゲート端子に直接又は間接的に接続され、
前記第1ツェナダイオードのアノード端子は、前記第3ゲート端子に直接又は間接的に接続され、前記第1ツェナダイオードのカソード端子は、前記第2ソース端子に直接又は間接的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載のカスコード素子。 - 前記第2ゲート端子電圧制限部は、第2ダイオードと第2ツェナダイオードとを有し、
前記第2ダイオードのアノード端子は、前記第2ソース端子に直接又は間接的に接続され、前記第2ダイオードのカソード端子は、前記第1ゲート端子に直接又は間接的に接続され、
前記第2ツェナダイオードのアノード端子は、前記第1ゲート端子に直接又は間接的に接続され、前記第2ツェナダイオードのカソード端子は、前記第2ソース端子に直接又は間接的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載のカスコード素子。 - 前記第1ダイオード及び前記第1ツェナダイオードは、前記第3ドレイン端子と前記第3ゲート端子との間に、1以上のn型領域と1以上のp型領域とが接合して形成されることを特徴とする請求項10に記載のカスコード素子。
- 前記第2ダイオード及び前記第2ツェナダイオードは、前記第1ドレイン端子と前記第1ゲート端子との間に、1以上のn型領域と1以上のp型領域とが接合して形成されることを特徴とする請求項11に記載のカスコード素子。
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