JP2016055557A - シート製造装置及びシート製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
が多いときのほうが少ない時よりも前記吸引部の吸引力を増大させる変更部と、を備える。
させることで除去物の除去量が減少することを抑制し、より長時間にわたって安定した性状のシートを製造することができる。
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。シート製造装置100は、図1に示すように、製造部102と、吸引部104と、捕集部106(107)と、制御部140と、を備える。
製造部102は、シートを製造する。製造部102は、供給部10と、粗砕部12と、解繊部20と、分級部30と、選別部40と、混合部50と、堆積部60と、ウェブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
図2は、制御部140の機能ブロックを模式的に示している。制御部140は、図2に示すように、操作部141と、出力部142と、記憶部143と、記憶媒体144と、処理部145と、を有している。
ードウェアや、プログラムにより実現できる。なお、処理部145の少なくとも一部をハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
シート製造装置100は、各管(流路)の内部を流れる気体(材料とともに移動する気体)の流量(風量)や流速(風速)を計測するセンサーとして風量計を備えている。すなわち、シート製造装置100は、分級部30の導入口31に接続する管3に設けられた風量計131、分級部30の上部排出口35に接続する管5に設けられた風量計132、分級部30の下部排出口34に接続する管4に設けられた風量計133、及び、サクション機構76に接続する管9に設けられた風量計134を備えている。各風量計の態様は、各管内の風量や風速を計測できるかぎり任意である。なお、これらの風量計のうち、少なくとも一つを有していればよい。また、各管における風量計の設置される位置は特に限定されず、例えば、ブロワーに対して気流の上流側、下流側のいずれでもよい。
上述の通り、分級部30は、例えばサイクロンである。以下、分級部30がサイクロンである場合について、その動作を説明する。サイクロンは、内部に発生する気流の作用により物質を分離するが、係る気流は、主にサイクロンに接続された管3、管5、管4にそれぞれ設けられたブロワー38、ブロワー37、ブロワー39によって発生される。サイクロン内に気流を発生させるブロワーの数や位置は、特に限定されない。また、ブロワー38及びブロワー39は、いずれか一方でもよい。サイクロンは、サイクロンに送り込まれる気流によって動作されても、サイクロンから排出される気流によって動作されてもよい。
1.5.1.第1制御処理
まず、第1制御処理について説明する。図3は、制御部140の第1制御処理を説明するためのフローチャートである。
図4は、制御部140の第2制御処理を説明するためのフローチャートである。第2制御処理は、シート製造装置100を稼働する際に、モーター回転数を設定する場合の処理
である。
図5は、制御部140の第3制御処理を説明するためのフローチャートである。第3制御処理は、第1制御処理において、モーターの回転数が上限値に達する場合における処理である。
図6は、制御部140の第4制御処理を説明するためのフローチャートである。第4制御処理は、シート製造装置100を稼働する際に、モーター回転数を設定する場合の処理である。
らの入力によりクリーニングが行われたか否かに基づいて行われる。クリーニングが完了している場合(新しいフィルター又はクリーニングされたフィルターを使用する場合)(S51でYes)には、回転数を初期値に設定する(S57)。新しいフィルターやクリーニングされたフィルターを使用する場合は、フィルターの目詰まりは生じていないので、モーターの回転数は初期的に設定された初期値に設定する。フィルターの目詰まりが生じた場合は、モーターの回転数を増大させるので、初期値はモーターの回転数が最も低い(遅い)状態である。
図7は、制御部140の第5制御処理を説明するためのフローチャートである。第5制御処理は、第1制御処理の変形に相当し、風速に代えて除去物の回収量(捕集量)に基づいて行われる処理である。
図8は、制御部140の第6制御処理を説明するためのフローチャートである。第6制御処理は、除去物の回収量の上限値に基づく処理である。
上記の制御処理は、吸引部104として、分級部30の上部排出口35に接続されたブロワー37を制御することを例示したが、吸引部104として、サクション機構76に接続されたブロワー77を制御する場合にも適用することができる。
本実施形態のシート製造方法は、繊維を含む原料の一部を用いてシートを製造するシート製造方法であって、原料のうちで、シートに使用されない除去物を吸引して除去すること、除去物をフィルターで捕集すること、フィルターで捕集された除去物が多いときのほうが少ない時よりも吸引の吸引力を増大させること、を含む。このようなシート製造方法は、上述のシート製造装置100により実現することができる。本実施形態のシート製造方法によれば、除去物を回収するフィルターの目詰まりが生じても、より長時間にわたって安定した性状のシートを製造することができる。
Claims (8)
- 繊維を含む原料の一部を用いてシートを製造する製造部と、
前記原料のうちで、前記シートに使用されない除去物を吸引する吸引部と、
前記除去物をフィルターで捕集する捕集部と、
前記フィルターで捕集された前記除去物が多いときのほうが少ない時よりも前記吸引部の吸引力を増大させる変更部と、
を備えることを特徴とする、シート製造装置。 - 前記製造部は、
前記原料を乾式解繊して解繊物を生成する解繊部と、
前記解繊物を気流により分級するサイクロンと、
前記サイクロンの下部から排出された排出物を用いてシートを形成する形成部と、
を備え、
前記吸引部は前記サイクロンの上部に連通することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。 - 前記製造部は、
前記原料を乾式解繊して解繊物を生成する解繊部と、
移動するベルトに前記解繊物を堆積させる堆積部と、
堆積したウェブを用いてシートを形成する形成部と、
を備え、
前記ベルトの搬送面に対して一方側に前記堆積部を配置し、他方側に前記吸引部を配置することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。 - 前記除去物の回収量に関連する情報の取得を行う取得部を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のシート製造装置。
- 前記取得部は、前記吸引部に連通する流路、又は、前記サイクロンに連結する複数の流路の少なくとも一つの流路に配置され、当該流路内の風速に関する情報の測定を行うセンサーからの情報を取得することを特徴とする、請求項4に記載のシート製造装置。
- 前記取得部は、前記シート製造装置の稼働時間、前記シートの製造量、前記原料の供給量のうち少なくとも一つの情報を取得することを特徴とする、請求項4に記載のシート製造装置。
- 前記フィルターの清掃または交換を促す表示部を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のシート製造装置。
- 繊維を含む原料の一部を用いてシートを製造するシート製造方法であって、
前記原料のうちで、前記シートに使用されない除去物を吸引して除去すること、
前記除去物をフィルターで捕集すること、
前記フィルターで捕集された前記除去物が多いときのほうが少ない時よりも前記吸引の吸引力を増大させること、
を含む、シート製造方法。
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