JP2016113721A - シート製造装置及びシート製造方法 - Google Patents

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    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines

Abstract

【課題】 シートSの地合いを検出することができるシート製造装置100を提供する。【解決手段】 本発明に係るシート製造装置100は、連続シートS1を形成する成形部106を有する。成形部106は、繊維を含む材料を堆積する堆積部と、堆積したウェブを加圧する加圧部と、加熱する加熱部と、を含む。成形部106は、検出部91を有する。検出部91は、連続シートS1(単票シートS2であってもよい)の一面側から発光する光源部91aと、他面側で受光する読取部91bを有する光学式センサーであってもよい。また、この光学式センサーによって連続シートS1の全面において地合いを検出してもよい。【選択図】図2

Description

本発明は、シート製造装置及びシート製造方法に関する。
従来、古紙を原料としてシートを製造するシート製造装置が知られている。そして、特
許文献1には、乾式解繊機において紙片を繊維状に解繊して、紙を成形する紙再生装置が
記載されている。特許文献1に記載された紙再生装置は、作成したウェブ(再生紙)を搬
送方向と交わる方向に裁断機によって切断し、所望のサイズのシートを製造するものであ
る。
しかしながら、このような紙再生装置にあっては、古紙を原料としてシートを製造する
場合はシートが部分的に黒くなったり、乾式解繊機を用いる場合は繊維のダマがシートに
混入したりすることがある。また、乾式の紙再生装置だけでなく湿式の紙再生装置であっ
ても、シートを製造する上で圧力や加熱する際にシートにシワができたり、メッシュ状の
移動物に繊維を堆積するためにシートに堆積ムラができたりすることがある。
特開2012−144819号公報
本発明の幾つかの態様に係る目的の1つは、シートの地合いを検出することができるシ
ート製造装置を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態
様または適用例として実現することができる。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
繊維を含む材料を堆積し加圧加熱してシートを形成する成形部を有するシート製造装置
であって、
前記シートの地合いを検出する検出部を有することを特徴とする。
このようなシート製造装置では、検出部でシートの地合いを検出することができ、その
検出結果を利用して、不良シートを検出することができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記検出部は、前記シートの一面側から発光し他面側で受光する光学式センサーであり
、前記シートの全面において前記地合いを検出してもよい。
このようなシート製造装置では、光学式センサーでシートの全面を検出することで、シ
ートの一部に不良があっても検出することができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記地合いの比較的良い前記シートを積載する積載部と、
前記地合いの比較的悪い前記シートを前記積載部に行かないようにする経路を有しても
よい。
このようなシート製造装置では、地合いの比較的悪いシートは比較的良いシートと別経
路に行くため、比較的良いシートと比較的悪いシートとを分けることができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記地合いの比較的悪いシートにマーキングを付与する付与部を有してもよい。
このようなシート製造装置では、付与部でシートにマーキングをすることで地合いが比
較的悪いことを認識できる。
本発明に係るシート製造方法の一態様は、
繊維を含む材料を堆積し加圧加熱してシートを形成するシート製造方法であって、
前記シートの地合いを検出することを特徴とする。
このようなシート製造方法では、シートの地合いを検出することができ、その検出結果
を利用して、不良シートを検出することができる。
本実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 本実施形態に係るシート製造装置の検出部及び切替部を模式的に示す側面図。 本実施形態に係るシート製造装置の検出部を模式的に示す平面図。 (a)シートの幅方向における透過光の強度を示すグラフ及び(b)そのグラフを移動平均化処理したグラフ。 シート面内における透過光の強度のヒストグラム。 本実施形態に係るシート製造装置の第1の変形例における検出部及び付与部を模式的に示す側面図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に
説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するもので
はない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない
1. シート製造装置
1.1. 構成
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1
は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
シート製造装置100は、図1に示すように、供給部10と、製造部102と、制御部
140と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12
と、解繊部20と、分級部30と、選別部40と、混合部50と、堆積部60と、ウェブ
形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原
料を連続的に投入するための自動投入部である。
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、空気中で裁断して細片にする。
細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。図示の例では、粗砕部12は、
粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕
部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕部12によって裁断された原料は
、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」
とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすこと
をいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質
を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊
物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させ
るための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加
剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や
平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と
絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物
と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよ
い。
解繊部20は、大気中(空気中)において乾式で解繊を行う。具体的には、解繊部20
としては、インペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するよ
うな気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流
によって、導入口22から、原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、排出口24へと搬
送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、分級部30に移送
される。
分級部30は、解繊部20を通過した解繊物を分級する。具体的には、分級部30は、
解繊物の中で比較的小さいものや密度の低いもの(樹脂粒や色剤や添加剤など)を分離し
て除去する。これにより、解繊物の中で比較的大きいもしくは密度の高いものである繊維
の占める割合を高めることができる。
分級部30としては、気流式分級機を用いる。気流式分級機は、旋回気流を発生させ、
分級されるもののサイズと密度とにより受ける遠心力の差によって分離するものであり、
気流の速度および遠心力の調整によって、分級点を調整することができる。具体的には、
分級部30としては、サイクロン、エルボージェット、エディクラシファイヤーなどを用
いる。特に図示のようなサイクロンは、構造が簡便であるため、分級部30として好適に
用いることができる。
分級部30は、例えば、導入口31と、導入口31が接続された円筒部32と、円筒部
32の下方に位置し円筒部32と連続している逆円錐部33と、逆円錐部33の下部中央
に設けられている下部排出口34と、円筒部32上部中央に設けられている上部排出口3
5と、を有している。
分級部30において、導入口31から導入された解繊物をのせた気流は、円筒部32で
円周運動に変わる。これにより、導入された解繊物には遠心力がかかり、分級部30は、
解繊物のうちで樹脂粒やインク粒よりも大きく密度の高い繊維(第1分級物)と、解繊物
のうちで繊維よりも小さく密度の低い樹脂粒や色剤や添加剤など(第2分級物)と、に分
離することができる。第1分級物は、下部排出口34から排出され、管4を介して、選別
部40に導入される。一方、第2分級物は、上部排出口35から管5を介して受け部36
に排出される。
選別部40は、分級部30を通過した第1分級物を導入口42から導入し、繊維の長さ
によって選別する。選別部40としては、例えば、篩(ふるい)を用いる。選別部40は
、網(フィルター、スクリーン)を有し、第1分級物に含まれる、網の目開きの大きさよ
り小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより
大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることがで
きる。例えば、第1選別物は、ホッパー6で受けてから管7を介して、混合部50に移送
される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的に
は、選別部40は、モーターによって回転することができる円筒の篩である。選別部40
の網は、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属
板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物と、樹脂を含む添加物と、を混合する
。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、選別物と添加物とを搬送する管
54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52か
らホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別
物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを
混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよ
いし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディ
スクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を
結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていな
い。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば
、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエ
ーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ
アセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。
これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給され
る添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造
されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集を防止するた
めの凝集防止材、繊維等が燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部5
0を通過した混合物(第1分級物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60
に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊
物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加
物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす
。これにより、堆積部60は、ウェブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させること
ができる。
堆積部60としては、回転する円筒の篩を用いる。堆積部60は、網を有し、混合部5
0を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通
過するもの)を降らせる。堆積部60の構成は、例えば、選別部40の構成と同じである
なお、堆積部60の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。
すなわち、堆積部60として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり
、堆積部60は、堆積部60に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウェブWを形成する。
ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション
機構76と、を有している。
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過
物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通
しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転
することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を
通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウェブWが形
成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等で
ある。
サクション機構76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設け
られている。サクション機構76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト7
2に向く気流)を発生させることができる。サクション機構76によって、堆積部60に
より空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これに
より、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構7
6によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や
添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60およびウェブ形成部70(ウェブ形成工程)を経ることによ
り、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。メッシュベルト7
2に堆積されたウェブWは、シート形成部80へと搬送される。
なお、図示の例では、ウェブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は
、ウェブWに対して水や水蒸気を添加して、ウェブWと水との量比を調節することができ
る。
シート形成部80は、メッシュベルト72に堆積したウェブWを加圧加熱してシートS
を成形する。シート形成部80では、ウェブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物
の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を
介して結着することができる。
シート形成部80としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成
形機、ホットプレート、温風ブロワー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示
の例では、シート形成部80は、第1結着部82と第2結着部84とを備え、結着部82
,84がそれぞれ一対の加熱ローラー86を備えている。結着部82,84を加熱ローラ
ー86として構成したことにより、結着部82,84を板状のプレス装置(平板プレス装
置)として構成した場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形する
ことができる。なお、加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例で
は、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部
92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。
第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートS
は、排出部96へと排出される。
1.2. 検出部
シート製造装置100の検出部91について、図2及び図3を用いて詳細に説明する。
図2は本実施形態に係るシート製造装置100の成形部106の一部である検出部91及
び切替部95を模式的に示す側面図であり、図3はその検出部91を模式的に示す平面図
である。なお、図2及び図3では、成形部106の搬送方向Mの上流側にある堆積部20
やシート形成部80は省略し、搬送方向Mの下流側にある第2切断部94を省略して示し
ている。また、以下の説明において、「上流側」及び「下流側」という表現は「搬送方向
Mにおける上流側」及び「搬送方向Mにおける下流側」という意味である。
図2に示すシート製造装置100の成形部106は、図1を用いて説明した堆積部60
と、ウェブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、排出部96と、を含み、
図2では切断部90と排出部96を示す。成形部106は、繊維を含む材料を堆積し加圧
加熱して連続シートS1(単票シートS2)を形成する。また、成形部106は、図1に
示したシート形成部80と排出部96との間に、図2に示すように検出部91と、切替部
95と、を有する。
検出部91は、連続シートS1の地合いを検出する。検出部91で連続シートS1の地
合いを検出することで、例えば、所定の基準を満たさない不良シートを検出できる。なお
、検出部91を第1切断部92より下流側に配置した場合には、検出部91は単票シート
S2の地合いを検出する。
ここで「地合い」とは、連続シートS1または単票シートS2の地質のことであり、具
体的には、下記の実験例に示すように、連続シートS1の一方の表面から光を当てた際に
見られる濃淡差の度合い(程度)のことをいう。すなわち、「地合いが比較的良いシート
」とは、該濃淡差が小さい連続シートS1または単票シートS2のことをいう。
検出部91は、連続シートS1の一面側から発光し他面側で受光する光学式センサーで
ある。図1では、検出部91は、連続シートS1の上方に光源部91aを配置し、連続シ
ートS1を挟んで光源部91aと対向する位置に読取部91bを配置している。読取部9
1bは、光源部91aから出射した光の内、連続シートS1を透過した光を読取部91b
で受光する。
光源部91aは、光学式センサーに用いられる公知の光源であって、例えば、半導体発
光素子(LED(Light Emitting Diode))や半導体レーザ素子(
LD(Laser Diode))などを用いることができる。
読取部91bは、受光した光(連続シートS1を透過した光)の強さに応じて出力を変
化させることができるものであって、光学式センサーに用いられる公知の光検出器を用い
ることができる。そのような光検出器としては、例えば、光電効果を用いることができ、
受光素子が一列に並んだCCDラインセンサーや受光素子が縦横方向に並んで二次元的に
検出できるエリアセンサーなどを用いることができる。
読取部91bは、連続シートS1の全面において地合いを検出することができる。すな
わち、第1切断部92で切断された後では、読取部91bは、単票シートS2の全面の地
合いを検出する。読取部91bによって連続シートS1の全面を検出することで、連続シ
ートS1の一部に不良があっても不良であることを検出できる。
ここで、連続シートS1の「全面」は文字通りの全面でもよいし、略全面でもよい。例
えば、連続シートS1の略全面は、連続シートS1における製品となる部分(すなわち単
票シートS2の全面)であってもよい。
図3に示すように、検出部91は、連続シートS1の全幅に渡って配置し、または少な
くとも単票シートS2の全幅SWに渡って地合いを検出できるように配置する。読取部9
1bがラインセンサーである場合には、連続シートS1における搬送方向Mの移動速度に
合わせて所定サイクルで読み取ることで、連続シートS1の全面の地合いを検出できる。
読取部91bは、検出した光に関する情報を制御部140へ出力する。制御部140は
、読取部91bからの情報に基づいて、下流側の各処理部を制御することができる。
検出部91が第1切断部92より上流側に配置されているため、検出部91における対
象物は連続シートS1として説明しているが、検出部91の配置はこれに限定されるもの
では無い。例えば、検出部91を第2切断部94より下流側に配置した場合には対象物を
切断後の単票シートS2としてもよい。
1.3. 第1切断部
第1切断部92は、連続シートS1を切断する刃が下端に形成された刃部92bと、刃
部92bを連続シートS1に対して昇降させる切断駆動部92aと、を有する。刃部92
bは、搬送方向Mに交差する方向で連続シートS1の全幅に渡って延びる刃を有する。第
1切断部92は、いわゆるギロチンカッター方式の例について説明するが、円板状の刃を
回転して用いるロータリーカッター方式など公知の紙類の裁断機構を採用することができ
る。
第1切断部92は、検出部91よりも下流側に配置される。第1切断部92は、連続シ
ートS1を送り出すように連続的に回転するローラー93a,93aと単票シートS2を
送り出すように連続的または間欠的に回転するローラー93b,93bとの間に配置され
る。第1切断部92の下流側には連続シートS1の搬送方向Mに沿って切断する図示しな
い第2切断部94が配置される。なお、第2切断部94は、単票シートS2の幅方向両端
を切除するもので、切断する方向が異なるだけであり、第1切断部92と同様の機構を採
用することができる。
1.4. 切替部
図2に示すように、検出部91と排出部96との間であって、切断部90の下流に切替
部95が設けられている。切替部95は、例えば、第1切断部92で搬送方向Mと直交す
る方向に切断された単票シートS2を押し出すローラー93b,93bを通過したところ
に配置される。
切替部95は、切断された単票シートS2の下面をガイドするガイド板95aを有する
。図2において実線で示したガイド板95aは単票シートS2の搬送経路である第1経路
95bの少なくとも一部を形成し、破線で示したガイド板95aは単票シートS2の搬送
経路である第2経路97aの少なくとも一部を形成する。
第1経路95bは、単票シートS2をローラー93c,93cを介して排出部96へと
導く経路である。排出部96は、単票シートS2を積載する積載部96aを有する。
第2経路97aは、単票シートS2を回収部97へと導く経路である。回収部97は、
シートS2を収納可能な箱であってもよい。
切替部95は、制御部140の指令により、ガイド板95aを図2に示すように上下に
振ることで、単票シートS2を第1経路95bと第2経路97aに割り振ることができる
。切替部95に対する制御部140の指令は、検出部91の読取部91bからの出力に基
づいて、制御部140で検出された単票シートS2の地合いの良否を判別することによっ
て行う。
制御部140は、例えば、地合いの比較的良い単票シートS2であればガイド板95a
を第1経路95bに設定し、単票シートS2を積載部96aへと導き、地合いの比較的悪
い単票シートS2であればガイド板95aを第2経路97aへ回転させ、そのような単票
シートS2が積載部96aに行かないようにする第2経路へ導く。地合いの比較的悪い単
票シートS2は、地合いの比較的良い単票シートS2と別経路に導かれるため、地合いの
比較的良い単票シートS2と分けることができる。
制御部140は、図示しないユーザーが操作できる操作部と、各処理部の処理結果等を
表示する出力部と、良否判定の基準となる地合いのデータや各部のプログラム等を記憶す
る記憶部と、各種のアプリケーションプログラムやデータを記憶してコンピューターが読
み取り可能な記憶媒体と、記憶部や記憶媒体に記憶されているプログラムに従って各種の
制御処理を行う処理部と、を含む。処理部は、例えば、各種プロセッサ(CPU、DSP
等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる
なお、第2経路97aには回収部97を設けたが、これに限らず、地合いの比較的悪い
単票シートS2を図1に示した粗砕部12に戻す搬送路を設けてもよい。
また、切替部95は、図2に示さない第2切断部94より上流側に配置してもよい。製
品にならない単票シートS2にはそのような切断は不要だからであり、不良と判定された
単票シートS2を切断しない分だけ第2切断部94のカッターの寿命が延びるからである
1.5. シート製造方法
シート製造方法は、繊維を含む材料を堆積し加圧加熱して連続シートS1(単票シート
S2)を形成するシート製造方法であって、連続シートS1(単票シートS2)の地合い
を検出する。
シート製造方法は、シート製造装置100によって実施することができる。
まず、ユーザーが制御部140の図示しない操作部を介して、シートSを製造するため
の処理を要求すると、制御部140は各処理部の処理を開始する。
制御部140は、検出部91からの出力信号を受けて、連続シートS1の地合いが比較
的良いか比較的悪いかを判定する。制御部140は、「比較的良いシートである」と判定
すると、切替部95のガイド板95aを操作して、その連続シートS1が切断された単票
シートS2を第1経路95bの排出部96の積層部96aへと排出する。また、制御部1
40は、「比較的悪いシートである」と判定すると、切替部95のガイド板95aを操作
して、その連続シートS1が切断された単票シートS2を第2経路97aへ導く。
このように、このシート製造方法によれば、連続シートS1(単票シートS2)の地合
いを検出することができ、その検出結果を利用して、不良シートを検出することができる
図3に示すように、検出部91は単票シートS2の全幅である幅SW(図3で斜線で示
した切断されて除かれる領域を除く幅)の地合いを検出する。斜線で示した領域は、製品
部でないため地合いの良否判定に含めなくてもよい。また、斜線で示した領域は、比較的
堆積部20(図1参照)における原料の堆積にむらが発生し易いため、地合いの良否判定
に含めない方が望ましい。
次に、地合いの良否判定方法について説明する。
1.6. 良否判定方法
図4の(a)は、検出部91の読取部91bで検出した、連続シートS1の幅方向にお
ける透過光の強度を示すグラフである。横軸は連続シートS1における幅SWであり、縦
軸は読取部91bで検出した透過光の強度である。
図4の(a)のグラフをそのまま地合いの良否判定に用いることもできるが、ノイズを
含んでいることがあるため、公知のノイズ除去方法を適用してノイズをある程度取り除く
ことが好ましい。
図4の(b)のグラフは、図4の(a)のグラフを移動平均化処理したグラフである。
縦軸と横軸は(a)と同じである。図4の(b)のグラフでは、図4の(a)のグラフに
比べてノイズが除去されている。
制御部140には、予め地合いの良否判定の基準となるデータが記憶されており、図4
の(b)には測定された透過光の強度の平均値に対して基準となる所定の割合で上限値と
下限値とが設定され、破線で示されている。制御部140は、この上限値と下限値の範囲
から外れた透過光が検知されたとき、その部分に欠陥DFが存在すると判定し、その欠陥
部分DFを含む単票シートS2を「比較的悪いシート」と判定する。
そのような欠陥部分DFとしては、図3に示す単票シートS2に表れる黒点のような欠
陥部分DFがある。
このようなライン状のデータを連続シートS1の移動速度に合わせて計測することによ
って、隙間なく、連続シートS1の全面の地合いを計測し判定することができる。
また、この図4の(b)のデータを用いて、その標準偏差を制御部140が計算し、そ
の標準偏差と予め制御部140に記憶された「比較的良いシート」とする合格基準の標準
偏差とを比較して大きい場合に、「比較的悪いシート」と判定してもよい。
ここでは、連続シートS1における搬送方向Mに直交する方向のライン状のデータに基
づいて制御部140が判定していたが、これに限らず、連続シートS1の搬送方向Mにお
ける所定長さ(例えば、単票シートS2の長さ)のシート面のデータに基づいて判定して
もよい。例えば、図4(a)のデータを足し合わせることにより、図5に示すような単票
シートS2のシート面内における透過光の強度のヒストグラムを得ることができる。図5
において横軸は透過光の強度であり、縦軸は頻度である。
図5によれば、破線で示す標準偏差に比べて、実線で示す標準偏差はバラツキが大きく
、シート面内に透過光のむらがあることがわかる。透過光のむらは、単票シートS2の厚
さのバラツキであり、原料の堆積のバラツキであると考えることができる。
ここで、予め「比較的悪いシート」として合格となる基準標準偏差を実測して求めてお
き、その基準標準偏差を制御部140に記憶させ、図5のように得られた標準偏差を基準
標準偏差と比較して、基準標準偏差より大きい場合には「比較的悪いシート」として判定
する。例えば、図5に破線で示したグラフは標準偏差がσ=6.9であり、実線で示した
グラフは標準偏差がσ=9.3である。合格の基準となる基準標準偏差をσ=7.0以下
に設定していた場合、破線のグラフが計測された単票シートS2は「比較的良いシート」
と判定され、実線のグラフが計測された単票シートS2は「比較的悪いシート」と判定さ
れる。
2. シート製造装置の第1変形例
図6は、本実施形態に係るシート製造装置100の第1変形例における検出部91及び
付与部98を模式的に示す側面図である。図6では、検出部91より上流側にある堆積部
20やシート形成部80などは省略して示している。
シート製造装置100は、地合いの比較的悪い連続シートS1にマーキングを付与する
付与部98を有する。付与部98は、検出部91及び検出部91の下流側にあって連続シ
ートS1を送るローラー93aよりも下流側に配置される。付与部98の下流側には、巻
取部96bがあり、連続シートS1を巻き取りローラー96cに巻き取る。
付与部98は、制御部140で地合いが「比較的悪いシート」として判定されると、制
御部140からの指令により、例えば、連続シートS1における欠陥部分があると判定さ
れた位置の付近にマーキングを付与し、また、連続シートS1を単票シートS2に切断す
るとした場合のその欠陥部分が含まれる「比較的悪いシート」内の所定箇所にマーキング
を付与する。このように、付与部98でマーキングをすることで、地合いが悪いことを認
識できる。
付与部98におけるマーキングとしては、公知の方法を用いることができ、印字であれ
ば、不良品であること表す文字だけでなく、バーコードなどの印、記号などのマーキング
であってもよい。また、印字以外のマーキングであれば、エンボス加工、孔加工などであ
ってもよい。
なお、巻取部96bの代わりに、図1及び図2のような切断部90、切替部95、排出
部96及び回収部97を採用してもよい。その場合には、回収部97に回収された単票シ
ートS2が「比較的悪いシート」としてマーキングされたものになる。
なお、上記の例では、乾式の態様であったが、本発明に係るシート製造装置は、湿式の
態様であってもよい。例えば、解繊部20の代わりに離解部(パルパー)を、分級部30
の代わりに脱墨具を、シート形成部80の代わりに抄紙部を用いてもよい。
また、本発明に係るシート製造装置によって製造されるシートS,S1,S2は、シー
ト状にしたものを主に指す。しかしシート状ものに限定されず、ボード状、ウェブ状であ
ってもよい。本明細書におけるシートは、紙と不織布に分けられる。紙は、パルプや古紙
を原料とし薄いシート状に成形した態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、
壁紙、包装紙、色紙、画用紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度の
もので、一般的な不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー(清掃用ティッシュペーパー
)、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体(廃インクや油)吸収材、吸音材
、断熱材、緩衝材、マットなどを含む。なお、原料としてはセルロースなどの植物繊維や
PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの
動物繊維であってもよい。
本発明は、本願に記載の特徴や効果を有する範囲で一部の構成を省略したり、各実施形
態や変形例を組み合わせたりしてもよい。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(機能、方法および結果が
同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形
態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の
形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができ
る構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を
含む。
1…管、2…ホッパー、3,4,5…管、6…ホッパー、7,8…管、9…ホッパー、1
0…供給部、12…粗砕部、14…粗砕刃、20…解繊部、22…導入口、24…排出口
、30…分級部、31…導入口、32…円筒部、33…逆円錐部、34…下部排出口、3
5…上部排出口、36…受け部、40…選別部、42…導入口、44…排出口、50…混
合部、52…添加物供給部、54…管、56…ブロアー、60…堆積部、62…導入口、
70…ウェブ形成部、72…メッシュベルト、74…張架ローラー、76…サクション機
構、78…調湿部、80…シート形成部、82…第1結着部、84…第2結着部、86…
加熱ローラー、90…切断部、91…検出部、91a…光源部、91b…読取部、92…
第1切断部、92a…切断駆動部、92b…刃部、93a〜93c…ローラー、94…第
2切断部、95…切替部、95a…ガイド、95b…第1経路、96…排出部、96a…
積載部、96b…巻取部、96c…巻き取りローラー、97…回収部、97a…第2経路
、98…付与部、100…シート製造装置、102…製造部、140…制御部、CL…比
較的良いシート、NG…比較的悪いシート、DF…欠陥部分、M…搬送方向、S…シート
、S1…連続シート、S2…単票シート、SW…シート幅、W…ウェブ

Claims (5)

  1. 繊維を含む材料を堆積し加圧加熱してシートを形成する成形部を有するシート製造装置
    であって、
    前記シートの地合いを検出する検出部を有することを特徴とする、シート製造装置。
  2. 前記検出部は、前記シートの一面側から発光し他面側で受光する光学式センサーであり
    、前記シートの全面において前記地合いを検出することを特徴とする、請求項1に記載の
    シート製造装置。
  3. 前記地合いの比較的良い前記シートを積載する積載部と、
    前記地合いの比較的悪い前記シートを前記積載部に行かないようにする経路を有するこ
    とを特徴とする、請求項1または2に記載のシート製造装置。
  4. 前記地合いの比較的悪いシートにマーキングを付与する付与部を有することを特徴とす
    る、請求項1または2に記載のシート製造装置。
  5. 繊維を含む材料を堆積し加圧加熱してシートを形成するシート製造方法であって、
    前記シートの地合いを検出することを特徴とする、シート製造方法。
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