JP6554787B2 - シート製造装置およびシート製造方法 - Google Patents

シート製造装置およびシート製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、シート製造装置およびシート製造方法に関する。
従来、古紙を原料としてシートを製造するシート製造装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなシート製造装置では、供給ユニット(供給部)から古紙を供給する際、古紙が供給部内にあるか否かを検知することが一般的である(例えば特許文献2参照)。
特開2012−144819号公報 特開2011−157657号公報
上記のようなシート製造装置では、製造されるシートの坪量を安定させるために、シート製造装置の各部を流れる原料(例えば解繊された古紙)の量を安定させることが好ましい。しかしながら、例えば、古紙を供給し始めてから20枚程度(供給される古紙の枚数が20枚程度)までは、原料の量が徐々に増えていくため、シート製造装置の各部を流れる原料の量が安定しない。このような状態で、例えば15枚の古紙を供給部に積載してシートを製造しようとしても、所望の特性を有するシートを製造することができない場合がある。
本発明の幾つかの態様に係る目的の1つは、所望の特性を有するシートを製造することができる製造装置を提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、所望の特性のシートを製造することができるシート製造方法を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
シートを製造する製造部と、
搭載された搭載物を前記製造部に供給する供給部と、
を備え、
前記供給部に前記搭載物が搭載されている状態において、前記シートの製造を開始するか否か、を判断する判断部を有する。
このようなシート製造装置では、供給部の積載部上に搭載物が搭載されている状態において、シートの製造を開始しないと判定することができる。したがって、シート製造装置では、所望の特性を有するシートを製造することができないことを抑制することができる。よって、シート製造装置は、所望の特性を有するシートを製造することができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記搭載物が前記供給部の最大搭載量に対して予め定められた割合以下であることを、
前記予め定められた割合以下の複数のポイントで認識可能な検知部を有していてもよい。
このようなシート製造装置では、搭載物が予め定められた割合以下であると認識した場合にシートの製造を開始しないことを判断できる。このため、安定して(例えば安定した坪量の)シートを製造できないことを知ることができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記判断部は、前記供給部に前記搭載物が搭載されている状態において、前記シートの製造を開始しないことを前記シートの製造開始指令時または製造開始前に判断してもよい。
このようなシート製造装置では、シートの製造開始指令時または製造開始前にシートの製造をしないことを判断することができる。そのため、製造開始後に(例えば粗砕部が搭載物を粗砕した後に)、すぐに製造を中断しないので、搭載物が無駄になることを抑制することができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記供給部は、単票状の原料を供給し、
前記製造部は、前記原料を粗砕する粗砕部を備えてもよい。
このようなシート製造装置では、粗砕部が原料を粗砕する前に、判断部は、シートの製造を開始するか否か判定する。例えば、粗砕部が原料を粗砕する後に判定する場合だと、原料がシート製造装置の各部のどこまで流れているか、ユーザーが認識することが困難になる場合がある。このようなシート製造装置では、上記のような問題を回避することができる。
本発明に係るシート製造方法の一態様は、
供給部に搭載された搭載物が搭載されている状態において、判断部により、シートの製造を開始するか否か、を判断する工程と、
搭載された搭載物を製造部に供給する工程と、
供給された前記搭載物を用いて、シートを製造する工程と、
を備える。
このようなシート製造方法では、所望の特性を有するシートを製造することができる。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
シートを製造する製造部と、
搭載された搭載物を前記製造部に供給する供給部と、
前記シートの製造を指令する司令部と、
を備え、
前記供給部に前記搭載物が搭載されている状態において、前記司令部からの製造の指令を受けた時に、前記搭載物を供給しない場合がある。
従来のシート製造装置では、搭載物が搭載されている状態において、搭載物を供給しないことはなかった。一方、本願のシート製造装置では、搭載物を供給しない場合がある。したがって、本願のシート製造装置では、所望の特性を有するシートを製造することができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記搭載物を供給しない旨の出力を行う出力部を有していてもよい。
このようなシート製造装置では、ユーザーは、供給部が搭載物を供給しないことを知ることができる。
本発明に係るシート製造装置において、
あと何枚前記搭載物を搭載すれば前記シートの製造を開始する旨の出力を行う出力部を有してもよい。
このようなシート製造装置では、ユーザーは、あと何枚搭載物を搭載すればシートの製造が開始されるのか、知ることができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記出力部は、あと何枚前記搭載物を搭載すれば前記搭載物の供給を開始する旨の出力を行ってもよい。
このようなシート製造装置では、ユーザーは、あと何枚搭載物を搭載すれば搭載物の供給が開始されるのか、知ることができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記供給部に、前記シートの製造を開始するのに必要な前記搭載物の積載量の目安を示す旨の記載があってもよい。
このようなシート製造装置では、ユーザーは、シートの製造を開始するのに必要な搭載物の積載量を知ることができる。
本発明に係るシート製造装置において、
前記供給部に、前記搭載物の供給を開始するのに必要な前記搭載物の積載量の目安を示す旨の記載があってもよい。
このようなシート製造装置では、ユーザーは、搭載物の供給を開始するのに必要な搭載物の積載量を知ることができる。
第1実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第1実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す平面図。 第1実施形態に係るシート製造装置の供給部および制御部を説明するための図。 第1実施形態に係るシート製造装置の供給部および制御部を説明するための図。 第1実施形態に係るシート製造装置の制御部の制御処理を説明するためのフローチャート。 第2実施形態に係るシート製造装置の供給部および制御部を説明するための図。 第3実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す平面図。 第3実施形態に係るシート製造装置の供給部および制御部を説明するための図。 第3実施形態に係るシート製造装置の供給部および制御部を説明するための図。 第3実施形態に係るシート製造装置の供給部および制御部を説明するための図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
(第1実施形態)
1. シート製造装置
1.1. 構成
まず、第1実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
シート製造装置100は、図1に示すように、供給部10と、製造部102と、制御部140と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12と、解繊部20と、分級部30と、選別部40と、混合部50と、堆積部60と、ウェブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原料を連続的に投入するための自動投入部である。供給部10によって供給される原料は、例えば、古紙やパルプシートなどの繊維を含むものである。
なお、供給部10の詳細な構成等については、後述する。また、供給部10を制御する制御部140についても、詳細は後述する。
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、空気中で裁断して細片にする。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。図示の例では、粗砕部12は、粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕部12によって裁断された原料は、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
解繊部20は、大気中(空気中)において乾式で解繊を行う。具体的には、解繊部20としては、インペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口22から、原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、分級部30に移送
される。
分級部30は、解繊部20を通過した解繊物を分級する。具体的には、分級部30は、解繊物の中で比較的小さいものや密度の低いもの(樹脂粒や色剤や添加剤など)を分離して除去する。これにより、解繊物の中で比較的大きいもしくは密度の高いものである繊維の占める割合を高めることができる。
分級部30としては、気流式分級機を用いる。気流式分級機は、旋回気流を発生させ、分級されるもののサイズと密度とにより受ける遠心力の差によって分離するものであり、気流の速度および遠心力の調整によって、分級点を調整することができる。具体的には、分級部30としては、サイクロン、エルボージェット、エディクラシファイヤーなどを用いる。特に図示のようなサイクロンは、構造が簡便であるため、分級部30として好適に用いることができる。
分級部30は、例えば、導入口31と、導入口31が接続された円筒部32と、円筒部32の下方に位置し円筒部32と連続している逆円錐部33と、逆円錐部33の下部中央に設けられている下部排出口34と、円筒部32上部中央に設けられている上部排出口35と、を有している。
分級部30において、導入口31から導入された解繊物をのせた気流は、円筒部32で円周運動に変わる。これにより、導入された解繊物には遠心力がかかり、分級部30は、解繊物のうちで樹脂粒やインク粒よりも大きく密度の高い繊維(第1分級物)と、解繊物のうちで繊維よりも小さく密度の低い樹脂粒や色剤や添加剤など(第2分級物)と、に分離することができる。第1分級物は、下部排出口34から排出され、管4を介して、選別部40に導入される。一方、第2分級物は、上部排出口35から管5を介して受け部36に排出される。
選別部40は、分級部30を通過した第1分級物を導入口42から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部40としては、例えば、篩(ふるい)を用いる。選別部40は、網(フィルター、スクリーン)を有し、第1分級物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることができる。例えば、第1選別物は、ホッパー6で受けてから管7を介して、混合部50に移送される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的には、選別部40は、モーターによって回転することができる円筒の篩である。選別部40の網は、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物と、樹脂を含む添加物と、を混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52からホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよいし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を
結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集を防止するための凝集防止材、繊維等が燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物(第1分級物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、ウェブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させることができる。
堆積部60としては、回転する円筒の篩を用いる。堆積部60は、網を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの)を降らせる。堆積部60の構成は、例えば、選別部40の構成と同じである。
なお、堆積部60の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、堆積部60として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、堆積部60は、堆積部60に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウェブWを形成する。ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション機構76と、を有している。
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウェブWが形成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等である。
サクション機構76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設けられている。サクション機構76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト72に向く気流)を発生させることができる。サクション機構76によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構76によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や
添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60およびウェブ形成部70(ウェブ形成工程)を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。メッシュベルト72に堆積されたウェブWは、シート形成部80へと搬送される。
なお、図示の例では、ウェブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は、ウェブWに対して水や水蒸気を添加して、ウェブWと水との量比を調節することができる。
シート形成部80は、メッシュベルト72に堆積したウェブWを加圧加熱してシートSを成形する。シート形成部80では、ウェブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を介して結着することができる。
シート形成部80としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成形機、ホットプレート、温風ブロワー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示の例では、シート形成部80は、第1結着部82と第2結着部84とを備え、結着部82,84がそれぞれ一対の加熱ローラー86を備えている。結着部82,84を加熱ローラー86として構成したことにより、結着部82,84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成した場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。なお、加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートSは、排出部96へと排出される。
1.2. 供給部
シート製造装置100の供給部10について、詳細に説明する。図2は、供給部10を模式的に示す図である。図3および図4は、供給部10を模式的に示す図である。なお、便宜上、図2では、積載部110、センサー120,122,124、および検出対象部130,132以外の部分を省略して図示している。また、図3に示す積載部110、センサー120,122、および第1検出対象部130は、図2のIII−III線の断面を模式的に示したものである。また、図4に示す積載部110、第3センサー124、および第2検出対象部132は、図2のIV−IV線の断面を模式的に示したものである。また、図3および図4では、制御部140の機能ブロック図も示している。また、図3では、第2センサー122が第1検出対象部130を検出している状態を示し、図4では、第3センサー124が第2検出対象部132を検出している状態を示している。
供給部10は、図2〜図4に示すように、搭載された搭載物(原料)Tを製造部102に供給する。具体的には、供給部10は、単票状の搭載物(原料)Tを粗砕部12に供給する。粗砕部12は、供給部10によって供給された搭載物Tを粗砕する。なお、単票状とは、例えば、市販のプリンター用紙のように、A3サイズやA4サイズ、レターサイズなどに、1枚ずつ裁断してある状態をいう。また、図示はしないが、供給部10は、ロール状のパルプを粗砕部12に供給してもよい。搭載物Tは、ユーザーが積載部110に搭載する。
供給部10は、筐体116の内部に積載部110を有している。搭載物Tは、積載部110上に搭載(積載)されている。搭載物Tのうち最上位の搭載物Tにはピックアップローラー113が当接している。ピックアップローラー113が回転することで最上位の搭載物Tが図3の右側に搬送される。搬送された搭載物Tは送り出しローラー114によって、筐体116に設けられた取り出し口118から、粗砕部12に搬送される。ピックアップローラー113により搭載物Tが1枚または複数枚搬送される毎に、積載部110は上昇する。もしくは、積載部110の位置はピックアップローラー113の鉛直方向の位置に応じて上下動が可能である。これにより、積載部110の位置は搭載物Tの搭載量に応じた位置となる。また、ピックアップローラー113の位置は、送り出しローラー114に対してほぼ一定の位置となる。図示の例では、積載部110は、上下駆動軸部112に接続されており、上下駆動軸部112が回転することによって、積載部110は、上下に移動することができる。上下駆動軸部112の回転は、上下駆動軸部112に接続されたモーター115が駆動することによって行われる。上下駆動軸部112としては、例えば、リードスクリューを用いる。
なお、供給部10の形態は、搭載された搭載物Tを製造部102に供給することができれば、特に限定されない。例えば上下駆動軸部112の代わりに、積載部110をピックアップローラー113側に付勢するバネを設けてもよい。
供給部10には、図2〜図4に示すように、センサー120,122,124および検出対象部130,132が設けられている。
第1検出対象部130は、積載部110の側部(端部)111aに設けられている。第1センサー120、第2センサー122は、第1検出対象部130を検出する。第1センサー120は、搭載物Tが積載部110上に搭載されていない状態で、第1検出対象部130と対向する位置に設けられている。つまり、積載部110に搭載物が無い状態(紙無し状態)を検出する。また、第2センサー122は、搭載された搭載物Tが供給可能でかつ積載部110が最も下方に位置する状態で、第1検出対象部130と対向する位置に設けられている。つまり、最大搭載量の搭載物Tが積載部110上に搭載されている状態(満載状態)を検出する。
第3センサー124は、第2検出対象部132を検出する。第2検出対象部132は、積載部110の側部111bに設けられていて、積載部110から上方に突出しており、所定の長さを有している。所定の長さは、積載部110における最大搭載量の1/100の搭載物Tの厚みに相当する。そして、第3センサー124は、積載部110における搭載物Tが、最大搭載量の1/100以下の場合のときに第2検出対象部132を検出する位置に配置される。側部111bは、図2に示すように、例えば、側部111aに接続する(具体的は直交する)積載部110の側面である。なお、最大搭載量の1/100は、シート製造装置100の各部(解繊部20や堆積部60)を流れる原料の量を安定させることができる、搭載物Tの総重量の最小値である。1/100の数字は一例であり、それぞれのシート製造装置によって予め定められた値である。つまり、第3センサー124は、搭載物Tが供給部10の最大搭載量に対して予め定められた割合(例えば1/100)以下であることを検出する。そして、第3センサー124は、予め定められた割合以下の全ての範囲で検出が可能である。すなわち、第3センサー124は、搭載物Tが供給部10の最大搭載量に対して予め定められた割合以下であることを、予め定められた割合以下の複数のポイントで認識可能な検知部に相当する。なお、第1センサー120も最大搭載量の1/100以下を検出していると言えるが、1/100以下のある一点を検出している点で第3センサー124と異なる。
第1センサー120、第2センサー122、第3センサー124は、筐体116の内壁に設けられている。そして、第1センサー120と第3センサー124は鉛直方向で同じ位置にあり、第2センサー122は、第1センサー120よりも鉛直方向で下方に位置している。また、図2に示すように平面視において、第2センサー122は、第1センサー120と重なって設けられている。図2に示すように平面視において、第3センサー124は、センサー120,122と重ならない位置に設けられている。同様に、第1検出対象部130と第2検出対象部132は重ならない位置に設けられている。第2検出対象部132は搭載物Tの搬送時に搭載物Tと接触しない位置に設けられている。
第1〜第3センサー120,122,124としては、例えば、それぞれ検出対象部130,132に向けて光を射出し、検出対象部130,132からの反射光を検出するセンサーである。なお、第1〜第3センサー120,122,124の形態は、検出対象部130,132を検出することができれば、公知の他の形態でもよく、特に限定されない。また、検出対象部130,132についても、第1〜第3センサー120,122,124の検出の対象となることができれば、その材質や形状は、特に限定されない。例えば、図3および図4に示すように、モーター115の回転数を検出するエンコーダー119によっても積載部110の位置は検出できる。また、検出対象部132の長さを短くし、第3センサー124を複数用いても検出は可能である。これらの場合、予め定められた割合以下の全ての範囲を検出することはできず、予め定められた割合以下の複数のポイントを検出することになる。いずれにしても、一点しか検出していない第1センサー120とは異なるものである。なお、予め定められた割合以下の全ての範囲を除いた部分を検出してもよい。この場合は、検出しなかったときに、予め定められた割合以下であることを直接的に検知していないが認識することができる。以上より、検知部は、予め定められた割合以下の複数のポイントを認識できればよく、好適には、予め定められた割合以下の全ての範囲を検出可能であることが望ましい。
ここで、「最大搭載量」とは、搭載物Tの総重量である。なお、搭載物Tの坪量がわかっている場合は、「最大搭載量」は、上記の状態における搭載物Tの枚数や厚さであってもよい。
1.3. 制御部
制御部140は、図3に示すように、操作部(司令部)141と、出力部142と、記憶部143と、記憶媒体144と、処理部(判断部)145と、を有している。
操作部141は、ユーザーによる操作に応じた操作信号を取得し、処理部145に信号を送る処理を行う。操作部141は、シートSの製造を処理部145に指令することができる。操作部141は、例えば、ボタン、キー、タッチパネル型ディスプレイ、マイクなどである。
出力部142は、処理部145から入力される信号に基づいて、処理部145の処理結果等を表示する。出力部142は、例えば、処理部145の処理結果を文字で表示する。出力部142は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、タッチパネル型ディスプレイなどである。なお、出力部142は、処理部145の処理結果等を音によって出力してもよい。
記憶部143は、処理部145が各種の制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。記憶部143は、さらに、処理部145の作業領域として用いられ、操作部141から入力された操作信号、記憶媒体144等から読み出されたプログラムやデータ、処理部145が各種プログラムに従って実行した算出結果等を一時的に記憶する。
記憶媒体144は、各種のアプリケーションプログラムやデータを記憶するための、コンピューター読み取り可能な記憶媒体である。なお、当該プログラムは、ホスト装置(サーバー)が有する情報記憶媒体からネットワーク等を介して記憶媒体144(記憶部143)に配信されてもよい。記憶媒体144は、処理部145の処理により生成されるデータのうち、長期的な保存が必要なデータを記憶する記憶部としても機能してもよい。記憶媒体144は、例えば、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、メモリー(ROM、フラッシュメモリーなど)により実現される。
処理部145は、記憶部143に記憶されているプログラムや記憶媒体144に記憶されているプログラムに従って、各種の制御処理を行う。処理部145は、例えば、以下に示す制御処理を行う。処理部145の機能は、各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。なお、処理部145の少なくとも一部をハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
また、処理部145は、第1〜第3センサー120,122,124の検出結果から、積載部110上の搭載物Tの状況を判定する。第1センサー120が第1検出対象部130を検出したら、積載部110上に搭載物Tが搭載されていないと判定する。第2センサー122が第1検出対象部130を検出したら、積載部110上に最大搭載量の搭載物Tが搭載されていると判定する。第3センサー124が第2検出対象部132を検出したら、積載部110上に所定の重量以上の搭載物Tが搭載されていないと判定する。
図5は、制御部140の制御処理を説明するためのフローチャートである。
例えば、ユーザーが操作部141を介して(例えばボタンを押すことによって)、シートSを製造するための処理を要求すると、処理部145は、操作部141からの操作信号を受けて、処理を開始する。なお、ユーザーは、予めタイマーをセットしておき、処理部145は、該タイマーからの信号を受けて、処理を開始してもよい。
まず、処理部145は、第1センサー120に基づいて、供給部10の積載部110に搭載物Tが搭載されていない状態か否かを判定する(S148)。搭載物Tがあると判定した場合(第1センサー120が第1検出対象部130を検出しなかった場合、ステップS148でNoの場合)に、ステップS150の処理へ移る。搭載物Tがないと判定した場合(第1センサー120が第1検出対象部130を検出した場合、ステップS148でYesの場合)にはステップ154へ移る。これにより、処理部145は、供給部10に搭載物Tが搭載されている状態において、シートSの製造を開始するか否か判定することができる。
ステップS150では、処理部145は、積載部110に搭載されている搭載物Tの搭載量(例えば重量)が最大搭載量に対して予め定められた割合以下(例えば1/100以下)か否か判定(判断)する。具体的には、処理部145は、第3センサー124が第2検出対象部132を検出したならば、搭載物Tの総重量は、最大搭載量の1/100以下と判定(Yesと判定)し、ステップS154へ移る。第3センサー124が第2検出対象部132を検出しないならば、搭載物Tの総重量は最大搭載量の1/100より多いと判定(Noと判定)しステップS152に移る。
処理部145が、搭載物Tの総重量は最大等裁量の1/100より多いと判定した場合(ステップS150でNoの場合)、処理部145は、シートSの製造をするための信号を、シート製造装置100の各部に出力する(S152)。シート製造の1つの動作として、処理部145は、供給部10のモーター115およびローラー113,114を駆動
させるための信号を供給部10に出力する。該信号によって、供給部10は、搭載物Tを粗砕部12に供給し、製造部102は、供給された搭載物Tを用いてシートSを製造する。シートの製造が終了したら、処理部145は、処理を終了する。
ステップS154では、処理部145は、例えば、出力部142に搭載物Tを供給しない旨の表示をするための信号を出力する。出力部142は、処理部145からの信号を受けて、搭載物Tを供給しない旨の表示を行う。具体的には、出力部142は、エラーを示すランプの点滅や点灯、もしくは文字や図によって、搭載物Tを供給しない旨の表示を行う。出力部142は、音によって、搭載物Tを供給しないことをユーザーに知らせてもよい。搭載物Tを供給しない旨の表示には、搭載物Tの量が不足などの理由も含まれる。これにより、ユーザーは搭載物Tが供給されてないことを把握できる。その後、ユーザーは、供給部10に搭載物Tを補充し、再度、操作部141を介して(例えばボタンを押すことによって)、シートSを製造するための処理を要求し、処理が開始する。
ステップS154では、搭載物Tを供給しないことになり、シートSの製造をしないことになる。このため、処理部145は、シートSの製造をする(ステップS152)か否(ステップS154)かを、ステップS152の前(シートSの製造開始前)に行うことになる。また、処理部145は、シートSの製造をするか否かを、シートSの製造開始指令時(操作部141からの操作信号を受けたとき)に行っているとも言える。さらに、ステップS148で搭載物Tがあることを確認した上で、ステップS150においてシートSを製造するか否かを判定している。つまり、供給部10に搭載物Tが搭載されている状態において、シートの製造を開始するか否かを判定している。また、シート製造装置100では、供給部10に搭載物Tが搭載されている状態において、操作部141からの製造の指令を受けた時に、搭載物Tを供給しない場合がある(処理部145は、製造を開始しないと判定する場合がある)。
なお、処理部145は、一度シートSの製造を開始すると判定した後は、第3センサー124が第2検出対象部132を検出しても、製造を中止するという判定しない。すなわち、処理部145は、供給部10のモーター115およびローラー113,114を駆動させるための信号の出力を停止しない。一方、処理部145は、一度シートSの製造を開始すると判定した後でも、第2センサー122が第1検出対象部130を検出した場合は、製造を中止するという判定をする。すなわち、処理部145は、供給部10のモーター115およびローラー113,114を駆動させるための信号の出力を停止してもよい。以上より、シートの製造を開始する前と、製造をしている間とでは、製造をしないという判定の基準が異なるとも言える。
シート製造装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
シート製造装置100では、シートを製造する製造部102と、搭載された搭載物Tを製造部102に供給する供給部10と、を備え、供給部10に搭載物Tが搭載されている状態において、シートSの製造を開始するか否か、を判定(判断)する処理部(判断部)145を有する。従来のシート製造装置では、搭載物が搭載されているか否かを判断していた。このため、搭載物が搭載されていればシートの製造を開始し、搭載物が搭載されていなければシートの製造を開始しないことしかできなかった。つまり、従来のシート製造装置では、搭載物が搭載されている状態において、シートの製造を開始しないことを判断はしていなかった。一方、本発明のシート製造装置100では、供給部10の積載部110上に搭載物Tが搭載されている状態において、シートSの製造を開始しないと判定することができる。そのため、シート製造装置100では、安定した坪量のシートSを製造することができる。したがって、シート製造装置100では、所望の特性を有するシートを製造することができないことを抑制することができる。よって、シート製造装置100は
、所望の特性を有するシートSを製造することができる。
シート製造装置100では、原料Tが供給部10の最大搭載量に対して予め定められた割合以下であることを、前記予め定められた割合以下の複数のポイントで認識可能な検知部(第3センサー124)を有する。従来のシート製造装置では、紙無し検出をしてシートの製造をしないことを判断していた。本発明のシート製造装置100では、単に古紙がない場合だけでなく、原料Tが予め定められた割合(最大搭載量の1/100)以下であれば、安定して(例えば安定した坪量の)シートSを製造できないことを知ることができる。よって、予め定められた割合より多い場合にシートSの製造を判断し、安定してシートを製造できる。
シート製造装置100では、供給部10に搭載物Tが搭載されている状態において、処理部145は、シートSの製造を開始しないことを、シートの製造開始指令時(操作部141からの操作信号を受けたとき)、または製造開始前(ステップS152の前)に判断する。従来のシート製造装置では、搭載物が搭載されていればシートの製造を開始するため、シートの製造開始指令時または製造開始前にシートの製造をしないことを判断することはなかった。一方、本発明のシート製造装置100では、シートの製造開始指令時または製造開始前にシートの製造をしないことを判断することができる。そのため、製造開始後に(例えば粗砕部12が搭載物Tを粗砕した後に)、すぐに製造を中断しないので、搭載物Tが無駄になることを抑制することができる。また、シートを製造するために、シート形成部80の温度を上昇したにも関わらず、すぐに製造を中断することで、エネルギーを無駄に消費することもない。
シート製造装置100では、供給部10は、単票状の原料Tを供給し、製造部102は、原料Tを粗砕する粗砕部12を備える。そのため、シート製造装置100では、粗砕部12が原料Tを粗砕する前に、処理部145は、シートSの製造を開始するか否か判定する。例えば、粗砕部が原料を粗砕する後に判定する場合だと、原料Tがシート製造装置の各部のどこまで流れているか、ユーザーが認識することが困難になる場合がある。シート製造装置100では、このような問題を回避することができる。
シート製造装置100では、搭載物Tを供給しない旨の出力を行う出力部142を有する。そのため、ユーザーは、供給部10が搭載物Tを供給しないことを知ることができる。
なお、シート製造装置100を用いたシート製造方法では、供給部10に搭載された搭載物Tが搭載されている状態において、処理部(判断部)145により、シートSの製造を開始するか否か、を判定(判断)する工程と、搭載された搭載物Tを製造部に供給する工程と、供給された搭載物Tを用いて、シートSを製造する工程と、を備える。そのため、シート製造装置100を用いたシート製造方法では、所望の特性を有するシートSを製造することができる。
(第2実施形態)
2. シート製造装置
次に、第2実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図6は、第2実施形態に係るシート製造装置200の供給部10を模式的に示す断面図であって、図4と同じ断面を示している。また、図6では、制御部140の機能ブロック図も示している。以下、シート製造装置200において、上述したシート製造装置100の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
シート製造装置200の供給部10には、図6に示すように、第4センサー126が設
けられている点において、上述したシート製造装置100の供給部10と異なる。
第4センサー126は、例えば、ピックアップローラー113と隣接して、筐体116の内上面116aに設けられている。ピックアップローラー113は、図7および図8に示すように、ローラー部113aと、ローラー部113aを支持し内上面116aに接続される支持部113bと、を有している。ローラー部113aが搭載物Tに当接されている状態で、積載部110が移動(上昇または下降)すると、支持部113bと内上面116aとの接続角度θが変化する。第4センサー126は、接続角度θを検出することができる。第4センサー126は、接続角度θを検出することができれば、その形態や位置は限定されない。
シート製造装置200では、図5に示すステップS154において、処理部145が出力部142に搭載物Tを供給しない旨の表示をするための信号を出力する際に、処理部145は、第4センサー126で検出した接続角度θから積載部110上の搭載物Tの枚数を計算し、出力部142に、あと何枚搭載物Tを搭載すればシートの製造を(搭載物Tの供給を)開始する旨の表示をするための信号を出力する。これにより、出力部142は、あと何枚搭載物Tを搭載すればシートの製造を(搭載物Tの供給を)開始する旨の表示の出力を行う。ユーザーは、当該出力部142の表示に基づいて、積載部110に搭載物Tを搭載してもよい。ただし、処理部145が算出した枚数は、例えば搭載物Tの厚さ等により、実際にシートの製造開始に必要な枚数と異なる場合あるので、ユーザーは、該出力部142の表示よりも多い枚数の搭載物Tを、積載部110に搭載してもよい。
なお、上記では、第4センサー126は、接続角度θを検出したが、第4センサー126の検出結果に基づいて処理部145が積載部110上の搭載物Tの枚数を計算することができれば、第4センサー126が検出する対象は、特に限定されず、例えば、第4センサー126は、モーター115の回転数を検出するセンサーであってもよいし、積載されている搭載物Tのうちの最上の搭載物Tの位置を検出する反射型の光学式センサーであってもよい。
シート製造装置200では、上記のように、出力部142は、あと何枚搭載物Tを搭載すればシートの製造を開始する旨の出力を行う。そのため、ユーザーは、あと何枚搭載物Tを搭載すればシートの製造が開始されるのか、知ることができる。
(第3実施形態)
3. シート製造装置
次に、第3実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図7は、第3実施形態に係るシート製造装置300の供給部10を模式的に示す図である。図8および図9は、第3実施形態に係るシート製造装置300の供給部10を模式的に示す図7のA−A線断面図である。なお、便宜上、図7では、積載部110、筐体116の側壁部117、センサー120,122,124、検出対象部130,132、および側板310以外の部分を省略して図示している。また、図8では、第3センサー124が第2検出対象部132を検出している状態を示し、図9では、図8に示す積載部110が下降し第3センサー124が第2検出対象部132を検出していない状態を示している。また、図8および図9では、制御部140の機能ブロック図も示している。以下、シート製造装置300において、上述したシート製造装置100,200の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
シート製造装置300の供給部10には、図7〜図9に示すように、第4センサー126、側板310、および目安部320が設けられている点において、上述したシート製造装置100の供給部10と異なる。
側板310は、積載部110に接続されている。側板310は、積載部110から上方に延出している板である。側板310の高さ(鉛直方向の長さ)は、例えば、第2検出対象部132の高さよりも小さく、かつ、シートの製造を開始するのに必要な枚数の搭載物Tの厚さ以上である。側板310は、積載部110と一体的に設けられていてもよい。図7に示す例では、積載部110の側部111bと連続する側面を有する側板310bと、積載部110の側部111c(側部111bと反対を向く面)と連続する側面を有する側板310cと、が設けられている。なお、図示はしないが、側板310bおよび側板310cのいずれか一方は、設けられていなくてもよい。
目安部320は、筐体116を構成する側壁部117の内面117cに設けられている。内面117cは、例えば、側部111cと対向する面である。図7に示す矢印B方向から見たときに(側部111b側から側部111c側を見たときに)、図8に示すように、第3センサー124が第2検出対象部132を検出している状態において、目安部320は、側板310と重なる位置に設けられている。すなわち、矢印B方向から見たときに、図8に示す状態では、目安部320は、側板310によって隠れているので、ユーザーは、目安部320を見ることはできない。
目安部320は、例えば、シートの製造を(搭載物Tの供給を)開始するのに必要な搭載物Tの積載量の目安を示す旨の記載である。図9に示す例では、目安部320は、内面117cに書かれた線であるが、その形態は特に限定されず、例えば、内面117cに設けられた切り欠きや凹凸でもよいし、内面117cに書かれた「ここより上まで古紙を積載してください」という文字でもよい。または、目安部320は、線と、該線の下に設けられた「ここより上まで古紙を積載してください」という文字と、から構成されていてもよい。ただし、線だけだと、何のための線なのか分からないので、目安部320は、「ここより上まで古紙を積載してください」という文字を含んで構成されていることが好ましい。
シート製造装置300では、図5に示すステップS154において、出力部142が搭載物Tを供給しない旨の表示を出力した後に、ユーザーが積載部110に搭載物Tを積載する際に、ユーザーは、目安部320によって搭載物Tの必要な積載量(積載枚数)を知ることができる。具体的には、図8に示す状態で、出力部142は、搭載物Tを供給しない旨の表示を出力する。そして、ユーザーが例えば積載部110を下降させるためのボタン等を押すと、積載部110は、第3センサー124が第2検出対象部132を検出しない、所定の位置まで下降し、図9に示す状態となる。図9に示すような状態において、ユーザーは、目安部320を視認することができ、目安部320を超えるまで、搭載物Tを積載することができる。その後、ユーザーが、例えば搭載物供給開始のためのボタン等を押すことにより、処理部145は、第4センサー126の検出結果に基づいて、積載部110を、接続角度θが所定の角度となるまで移動(上昇または下降)させる。この状態では、第3センサー124は、第2検出対象物132を検出せず、搭載物Tの供給が開始される(図5に示すステップS152に移行する)。
なお、大量の搭載物Tを積載させたい場合は、ユーザーは、例えば供給部10に設けられたボタン(図示せず)を押すことにより、積載部110をさらに下降させた後に、搭載物Tを積載させることができる。このように、積載部110は、段階的に下降することができる。
また、ユーザーが諸事情により、目安部320を超えるまで搭載物Tを積載できていないにもかかわらず、搭載物供給開始のためのボタンを押した場合は、処理部145は、第4センサー126の検出結果に基づいて、積載部110を接続角度θが所定の角度となる
まで上昇させた後、第3センサー124が第2検出対象物132を検出する。そして、処理部145は、再び、出力部142に搭載物Tを供給しない旨の表示をするための信号を出力する。
シート製造装置300では、上述のように、供給部10に目安部320が設けられている。そのため、ユーザーは、シートの製造を開始するのに必要な搭載物Tの積載量を知ることができる。
さらに、シート製造装置300では、積載部110には側板310が接続され、側板310の高さは、第2検出対象部132の高さよりも小さく、かつ、シートの製造を開始するのに必要な枚数の搭載物Tの厚さ以上である。例えば側板310が設けられていないと、積載部110の位置によっては、搭載物Tが目安部320を越えているにも関わらず、シートの製造を開始するのに必要な搭載物Tの積載量に達していない場合がある。シート製造装置300では、側板310を設けることにより、このような問題を回避することができる。
なお、目安部320は、図示はしないが、筐体116の内面117cではなく、筐体116の内面117b(内面117cと対向する面)に設けられていてもよいし、内面117bおよび内面117cの両方に設けられていてもよい。
また、目安部320は、図10に示すように、側板310の側面312に設けられていてもよい。このような形態では、例えば、積載部110が最も下の位置まで下降している状態においても、ユーザーは、シートの製造を開始するために必要な最小の枚数だけ、搭載物Tを積載することができる。なお、側面312は、側板310cの場合は側板310b側を向く面であり、側板310bの場合は側板310c側を向く面である。
また、本発明に係るシート製造装置によって製造されるシートSは、シート状にしたものを主に指す。しかしシート状ものに限定されず、ボード状、ウェブ状であってもよい。本明細書におけるシートは、紙と不織布に分けられる。紙は、パルプや古紙を原料とし薄いシート状に成形した態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、壁紙、包装紙、色紙、画用紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度のもので、一般的な不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー(清掃用ティッシュペーパー)、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体(廃インクや油)吸収材、吸音材、断熱材、緩衝材、マットなどを含む。なお、原料としてはセルロースなどの植物繊維やPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの動物繊維であってもよい。
本発明は、本願に記載の特徴や効果を有する範囲で一部の構成を省略したり、各実施形態や変形例を組み合わせたりしてもよい。なお、製造部102は、シートを製造できる範囲において、一部の構成を省略したり、他の構成を追加したり、公知の構成と置き換えてもよい。本実施形態においては、乾式のシート製造部を示したが、湿式としてもよい。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…管、2…ホッパー、3,4,5…管、6…ホッパー、7,8…管、9…ホッパー、10…供給部、12…粗砕部、14…粗砕刃、16…筐体、20…解繊部、22…導入口、24…排出口、30…分級部、31…導入口、32…円筒部、33…逆円錐部、34…下部排出口、35…上部排出口、36…受け部、40…選別部、42…導入口、44…排出口、50…混合部、52…添加物供給部、54…管、56…ブロアー、60…堆積部、62…導入口、70…ウェブ形成部、72…メッシュベルト、74…張架ローラー、76…サクション機構、78…調湿部、80…シート形成部、82…第1結着部、84…第2結着部、86…加熱ローラー、90…切断部、92…第1切断部、94…第2切断部、96…排出部、100…シート製造装置、102…製造部、110…積載部、111a,111b,111c…側部、112…上下駆動軸部、113…ピックアップローラー、113a…ローラー部、113b…支持部、114…送り出しローラー、115…モーター、116…筐体、116a…内面、117…側壁部、117b,117c…内面、118…取り出し口、119…エンコーダー、120…第1センサー、122…第2センサー、124…第3センサー、126…第4センサー、130…第1検出対象部、132…第2検出対象部、140…制御部、141…操作部、142…出力部、143…記憶部、144…記憶媒体、145…処理部、200…シート製造部、300…シート製造部、310,310b,310c…側板、312…側面、320…目安部

Claims (11)

  1. シートを製造する製造部と、
    搭載された単票状の原料を前記製造部に供給する供給部と、
    を備え、
    前記供給部に前記単票状の原料が搭載されている状態において、前記シートの製造を開始するか否か、を判断する判断部を有し、
    前記判断部は、前記供給部に前記単票状の原料が搭載されている状態における前記単票状の原料の搭載量が前記供給部の最大搭載量に対してあらかじめ定められた割合以下である場合、前記シートの製造を開始しないようにすることを特徴とする、シート製造装置。
  2. 前記単票状の原料が前記供給部の最大搭載量に対して予め定められた割合以下であることを、前記予め定められた割合以下の複数のポイントで認識可能な検知部を有することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。
  3. 前記判断部は、前記供給部に前記単票状の原料が搭載されている状態において、前記シートの製造を開始するか否かを前記シートの製造開始指令時または製造開始前に判断することを特徴とする、請求項1に記載のシート製造装置。
  4. 記製造部は、前記単票状の原料を粗砕する粗砕部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート製造装置。
  5. 供給部に搭載された単票状の原料が搭載されている状態において、判断部により、シートの製造を開始するか否か、を判断する工程と、
    搭載された単票状の原料を製造部に供給する工程と、
    供給された前記単票状の原料を用いて、シートを製造する工程と、
    を備える、シート製造方法であって、
    前記判断部は、前記供給部に前記単票状の原料が搭載されている状態における前記単票状の原料の搭載量が前記供給部の最大搭載量に対してあらかじめ定められた割合以下である場合、前記シートの製造を開始しないようにすることを特徴とする、シート製造方法。
  6. シートを製造する製造部と、
    搭載された単票状の原料を前記製造部に供給する供給部と、
    前記シートの製造を指令する司令部と、
    を備え、
    前記供給部に前記単票状の原料が搭載されている状態において、前記司令部からの製造の指令を受けた時に、前記供給部に前記単票状の原料が搭載されている状態における前記単票状の原料の搭載量が前記供給部の最大搭載量に対してあらかじめ定められた割合以下である場合、前記シートの製造を開始しないようにすることを特徴とする、シート製造装置。
  7. 前記単票状の原料を供給しない旨の出力を行う出力部を有することを特徴とする、請求項6に記載のシート製造装置。
  8. あと何枚前記単票状の原料を搭載すれば前記シートの製造を開始する旨の出力を行う出力部を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート製造装置。
  9. 前記出力部は、あと何枚前記単票状の原料を搭載すれば前記単票状の原料の供給を開始する旨の出力を行うことを特徴とする、請求項7に記載のシート製造装置。
  10. 前記供給部に、前記シートの製造を開始するのに必要な前記単票状の原料の積載量の目安を示す旨の記載があることを特徴とする、請求項1〜4、8のいずれか1項に記載のシート製造装置。
  11. 前記供給部に、前記単票状の原料の供給を開始するのに必要な前記単票状の原料の積載量の目安を示す旨の記載があることを特徴とする、請求項6、7、9のいずれか1項に記載のシート製造装置。
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