JP7218545B2 - ウェブ製造装置およびシート製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェブ製造装置およびシート製造装置に関する。
近年、シート製造装置においては、小型化、省エネルギーのために、水を極力利用しない乾式によるシート製造装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、乾式解繊機において紙片を繊維状に解繊し、その解繊された繊維を空気の流れに乗せて均一に分散させ、金網上に堆積させてシート状のパルプ繊維を形成する方法が開示されている。
特開2014-54286号公報
しかしながら、乾式解繊機で解繊したときや、解繊したパルプを気流搬送するときに繊維に静電気が生じることが有る。この静電気の程度によっては、繊維同士がダマ(絡み合って塊状となった状態)になり、このダマが存在したまま堆積させてシート状にすると、厚さにムラが生じることがある。その結果、得られたシートの品質が低下してしまう可能性が有る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下のものとして実現することが可能である。
本発明のウェブ製造装置は、回転刃を有し、繊維を含む材料を解繊する解繊部と
前記解繊部で得られた解繊物を堆積させてウェブを生成する堆積部と、
前記解繊部と前記堆積部との間で前記解繊物の帯電量を検出する検出部と、
前記解繊部の作動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記回転刃の回転数を設定する第1モードを有することを特徴とする。
本発明のシート製造装置は、本発明のウェブ製造装置と、
前記ウェブ製造装置が製造したウェブをシート状に成形するシート成形部と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明のシート製造装置の第1実施形態を示す概略側面図である。 図2は、図1に示すシート製造装置が備える入力部を示す平面図である。 図3は、図1に示すシート製造装置が備える制御部の記憶部に記憶されている検量線を示すグラフである。 図4は、図1に示すシート製造装置が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。 図5は、本発明のシート製造装置の第2実施形態が備える入力部の画面の一例を示す図である。 図6は、本発明のシート製造装置の第2実施形態が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、本発明のシート製造装置の第3実施形態が備える入力部の画面の一例を示す図である。 図8は、本発明のシート製造装置の第3実施形態が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。 図9は、本発明のシート製造装置の第4実施形態が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明のウェブ製造装置およびシート製造装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のシート製造装置の第1実施形態を示す概略側面図である。図2は、図1に示すシート製造装置が備える入力部を示す平面図である。図3は、図1に示すシート製造装置が備える制御部の記憶部に記憶されている検量線を示すグラフである。図4は、図1に示すシート製造装置が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をx軸、y軸およびz軸とする。また、x軸とy軸を含むxy平面が水平となっており、z軸が鉛直となっている。また、各軸の矢印が向いた方向を「+」、その反対方向を「-」と言う。また、図1および図2の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言うことがある。
図1に示すように、シート製造装置100は、ウェブ製造装置1と、シート成形部20と、切断部21と、ストック部22と、回収部27と、を備えている。
ウェブ製造装置1は、原料供給部11と、粗砕部12と、解繊部13と、選別部14と、第1ウェブ形成部15と、細分部16と、混合部17と、ほぐし部18と、第2ウェブ形成部19と、制御部28と、検出部29と、入力部30と、を備えている。また、これら各部は、制御部28と電気的に接続されており、制御部28によってその作動が制御される。
また、シート製造装置100は、加湿部231と、加湿部232と、加湿部233と、加湿部234と、加湿部235と、加湿部236とを備えている。その他、シート製造装置100は、ブロアー261と、ブロアー262と、ブロアー263とを備えている。
また、シート製造装置100では、原料供給工程と、粗砕工程と、解繊工程と、選別工程と、第1ウェブ形成工程と、分断工程と、混合工程と、ほぐし工程と、第2ウェブ形成工程と、シート形成工程と、切断工程とがこの順に実行される。
以下、各部の構成について説明する。
原料供給部11は、粗砕部12に原料M1を供給する原料供給工程を行なう部分である。この原料M1としては、セルロース繊維を含む繊維含有物からなるシート状材料である。なお、セルロース繊維とは、化合物としてのセルロースを主成分とし繊維状をなすものであればよく、セルロースの他に、ヘミセルロース、リグニンを含むものであってもよい。また、原料M1は、織布、不織布等、形態は問わない。また、原料M1は、例えば、古紙を解繊して再生、製造されたリサイクルペーパーや、合成紙のユポ紙(登録商標)であってもよいし、リサイクルペーパーでなくてもよい。また、本実施形態では、原料M1は、使用済みまたは不要となった古紙である。
粗砕部12は、原料供給部11から供給された原料M1を大気中等の気中で粗砕する粗砕工程を行なう部分である。粗砕部12は、一対の粗砕刃121と、シュート122とを有している。
一対の粗砕刃121は、互いに反対方向に回転することにより、これらの間で原料M1を粗砕して、すなわち、裁断して粗砕片M2にすることができる。粗砕片M2の形状や大きさは、解繊部13における解繊処理に適しているのが好ましく、例えば、1辺の長さが100mm以下の小片であるのが好ましく、10mm以上70mm以下の小片であるのがより好ましい。
シュート122は、一対の粗砕刃121の下方に配置され、例えば漏斗状をなすものとなっている。これにより、シュート122は、粗砕刃121によって粗砕されて落下してきた粗砕片M2を受けることができる。
また、シュート122の上方には、加湿部231が一対の粗砕刃121に隣り合って配置されている。加湿部231は、シュート122内の粗砕片M2を加湿するものである。この加湿部231は、水分を含む図示しないフィルターを有し、フィルターに空気を通過させることにより、湿度を高めた加湿空気を粗砕片M2に供給する温風気化式の加湿器で構成されている。加湿空気が粗砕片M2に供給されることにより、粗砕片M2が静電気によってシュート122等に付着するのを抑制することができる。
シュート122は、管241を介して、解繊部13に接続されている。シュート122に集められた粗砕片M2は、管241を通過して、解繊部13に搬送される。
解繊部13は、粗砕片M2を気中で、すなわち、乾式で解繊する解繊工程を行なう部分である。この解繊部13での解繊処理により、粗砕片M2から解繊物M3を生成することができる。ここで「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる粗砕片M2を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。そして、この解きほぐされたものが解繊物M3となる。解繊物M3の形状は、線状や帯状である。また、解繊物M3同士は、絡み合って塊状となった状態、すなわち、いわゆる「ダマ」を形成している状態で存在してもよい。
解繊部13は、例えば本実施形態では、高速回転する回転刃131と、回転刃131の外周に位置するライナーとを有するインペラーミルで構成されている。解繊部13に流入してきた粗砕片M2は、回転刃131とライナーとの間に挟まれて解繊される。
また、解繊部13は、回転刃131の回転により、粗砕部12から選別部14に向かう空気の流れ、すなわち、気流を発生させることができる。これにより、粗砕片M2を管241から解繊部13に吸引することができる。また、解繊処理後、解繊物M3を、管242を介して選別部14に送り出すことができる。
管242の途中には、ブロアー261が設置されている。ブロアー261は、選別部14に向かう気流を発生させる気流発生装置である。これにより、選別部14への解繊物M3の送り出しが促進される。
検出部29は、解繊物M3の帯電量を検出するものであり、静電気センサーで構成されている。検出部29は、解繊部13とブロアー261との間に設置されており、解繊部13の放出口130から放出された直後の解繊物M3の帯電量を検出する。これにより、解繊部13で解繊物M3に生じた帯電量を迅速に検出することができる。よって、後述するように、回転刃131の回転数を迅速に変更することができる。
検出部29の方式としては、特に限定されず、例えば、管242に設置され、解繊物M3と直接接触することにより、接触した解繊物M3の帯電量を検出する接触式や、管242の内部または外部に設置され、管242内を解繊物M3が通過した際の静電容量の変化に基づいて帯電量を検出する非接触式が挙げられる。
選別部14は、解繊物M3を、繊維の長さの大小によって選別する選別工程を行なう部分である。選別部14では、解繊物M3は、第1選別物M4-1と、第1選別物M4-1よりも大きい第2選別物M4-2とに選別される。第1選別物M4-1は、その後のシートSの製造に適した大きさのものとなっている。その平均長さは、1μm以上30μm以下であるのが好ましい。一方、第2選別物M4-2は、例えば、解繊が不十分なものや、解繊された繊維同士が過剰に凝集したもの等が含まれる。
選別部14は、ドラム部141と、ドラム部141を収納するハウジング部142とを有する。
ドラム部141は、円筒状をなす網体で構成され、その中心軸回りに回転する篩である。このドラム部141には、解繊物M3が流入してくる。そして、ドラム部141が回転することにより、網の目開きよりも小さい解繊物M3は、第1選別物M4-1として選別され、網の目開き以上の大きさの解繊物M3は、第2選別物M4-2として選別される。
第1選別物M4-1は、ドラム部141から落下する。
一方、第2選別物M4-2は、ドラム部141に接続されている管243に送り出される。管243は、ドラム部141と反対側、すなわち、下流側が管241に接続されている。この管243を通過した第2選別物M4-2は、管241内で粗砕片M2と合流して、粗砕片M2とともに解繊部13に流入する。これにより、第2選別物M4-2は、解繊部13に戻されて、粗砕片M2とともに解繊処理される。
また、ドラム部141からの第1選別物M4-1は、気中に分散しつつ落下して、ドラム部141の下方に位置する第1ウェブ形成部15に向かう。第1ウェブ形成部15は、第1選別物M4-1から第1ウェブM5を形成する第1ウェブ形成工程を行なう部分である。第1ウェブ形成部15は、メッシュベルト151と、3つの張架ローラー152と、吸引部153とを有している。
メッシュベルト151は、無端ベルトであり、第1選別物M4-1が堆積する。このメッシュベルト151は、3つの張架ローラー152に掛け回されている。そして、張架ローラー152の回転駆動により、メッシュベルト151上の第1選別物M4-1は、下流側に搬送される。
第1選別物M4-1は、メッシュベルト151の目開き以上の大きさとなっている。これにより、第1選別物M4-1は、メッシュベルト151の通過が規制され、よって、メッシュベルト151上に堆積することができる。また、第1選別物M4-1は、メッシュベルト151上に堆積しつつ、メッシュベルト151ごと下流側に搬送されるため、層状の第1ウェブM5として形成される。
また、第1選別物M4-1には、例えば塵や埃等が混在しているおそれがある。塵や埃は、例えば、粗砕や解繊によって生じることがある。そして、このような塵や埃は、後述する回収部27に回収されることとなる。
吸引部153は、メッシュベルト151の下方から空気を吸引するサクション機構である。これにより、メッシュベルト151を通過した塵や埃を空気ごと吸引することができる。
また、吸引部153は、管244を介して、回収部27に接続されている。吸引部153で吸引された塵や埃は、回収部27に回収される。
回収部27には、管245がさらに接続されている。また、管245の途中には、ブロアー262が設置されている。このブロアー262の作動により、吸引部153で吸引力を生じさせることができる。これにより、メッシュベルト151上における第1ウェブM5の形成が促進される。この第1ウェブM5は、塵や埃等が除去されたものとなる。また、塵や埃は、ブロアー262の作動により、管244を通過して、回収部27まで到達する。
ハウジング部142は、加湿部232と接続されている。加湿部232は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部142内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、第1選別物M4-1を加湿することができ、よって、第1選別物M4-1がハウジング部142の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
選別部14の下流側には、加湿部235が配置されている。加湿部235は、水を噴霧する超音波式加湿器で構成されている。これにより、第1ウェブM5に水分を供給することができ、よって、第1ウェブM5の水分量が調整される。この調整により、静電力による第1ウェブM5のメッシュベルト151への吸着を抑制することができる。これにより、第1ウェブM5は、メッシュベルト151が張架ローラー152で折り返される位置で、メッシュベルト151から容易に剥離される。
加湿部235の下流側には、細分部16が配置されている。細分部16は、メッシュベルト151から剥離した第1ウェブM5を分断する分断工程を行なう部分である。細分部16は、回転可能に支持されたプロペラ161と、プロペラ161を収納するハウジング部162とを有している。そして、回転するプロペラ161により、第1ウェブM5を分断することができる。分断された第1ウェブM5は、細分体M6となる。また、細分体M6は、ハウジング部162内を下降する。
ハウジング部162は、加湿部233と接続されている。加湿部233は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部162内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、細分体M6がプロペラ161やハウジング部162の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
細分部16の下流側には、混合部17が配置されている。混合部17は、細分体M6と樹脂P1とを混合する混合工程を行なう部分である。この混合部17は、樹脂供給部171と、管172と、ブロアー173とを有している。
管172は、細分部16のハウジング部162と、ほぐし部18のハウジング部182とを接続しており、細分体M6と樹脂P1との混合物M7が通過する流路である。
管172の途中には、樹脂供給部171が接続されている。樹脂供給部171は、スクリューフィーダー174を有している。このスクリューフィーダー174が回転駆動することにより、樹脂P1を粉体または粒子として管172に供給することができる。管172に供給された樹脂P1は、細分体M6と混合されて混合物M7となる。
なお、樹脂P1は、後の工程で繊維同士を結着させるものであり、例えば、熱可塑性樹脂、硬化性樹脂等を用いることができるが、熱可塑性樹脂を用いるのが好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6-12、ナイロン6-66等のポリアミド(ナイロン)、ポリフェニレンエーテル、ポリアセタール、ポリエーテル、ポリフェニレンオキシド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、熱可塑性ポリイミド、ポリエーテルイミド、芳香族ポリエステル等の液晶ポリマー、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。好ましくは、熱可塑性樹脂としては、ポリエステルまたはこれを含むものを用いる。
なお、樹脂供給部171から供給されるものとしては、樹脂P1の他に、例えば、繊維を着色するための着色剤、繊維の凝集や樹脂P1の凝集を抑制するための凝集抑制剤、繊維等を燃えにくくするための難燃剤、シートSの紙力を増強するための紙力増強剤等が含まれていてもよい。または、予めそれらを樹脂P1に含ませて複合化したものを樹脂供給部171から供給してもよい。
また、管172の途中には、樹脂供給部171よりも下流側にブロアー173が設置されている。ブロアー173が有する羽根等の回転部の作用により、細分体M6と樹脂P1とが混合される。また、ブロアー173は、ほぐし部18に向かう気流を発生させることができる。この気流により、管172内で、細分体M6と樹脂P1とを撹拌することができる。これにより、混合物M7は、細分体M6と樹脂P1とが均一に分散した状態で、ほぐし部18に流入することができる。また、混合物M7中の細分体M6は、管172内を通過する過程でほぐされて、より細かい繊維状となる。
ほぐし部18は、混合物M7における、互いに絡み合った繊維同士をほぐすほぐし工程を行なう部分である。ほぐし部18は、ドラム部181と、ドラム部181を収納するハウジング部182とを有する。
ドラム部181は、円筒状をなす網体で構成され、その中心軸回りに回転する篩である。このドラム部181には、混合物M7が流入してくる。そして、ドラム部181が回転することにより、混合物M7のうち、網の目開きよりも小さい繊維等が、ドラム部181を通過することができる。その際、混合物M7がほぐされることとなる。
ハウジング部182は、加湿部234と接続されている。加湿部234は、加湿部231と同様の気化式の加湿器で構成されている。これにより、ハウジング部182内には、加湿空気が供給される。この加湿空気により、ハウジング部182内を加湿することができ、よって、混合物M7がハウジング部182の内壁に静電力によって付着してしまうのを抑制することもできる。
また、ドラム部181でほぐされた混合物M7は、気中に分散しつつ落下して、ドラム部181の下方に位置する第2ウェブ形成部19に向かう。第2ウェブ形成部19は、混合物M7から第2ウェブM8を形成する第2ウェブ形成工程を行なう部分である。第2ウェブ形成部19は、メッシュベルト191と、張架ローラー192と、吸引部193とを有している。
メッシュベルト191は、無端ベルトであり、混合物M7が堆積する。このメッシュベルト191は、4つの張架ローラー192に掛け回されている。そして、張架ローラー192の回転駆動により、メッシュベルト191上の混合物M7は、下流側に搬送される。
また、メッシュベルト191上のほとんどの混合物M7は、メッシュベルト191の目開き以上の大きさである。これにより、混合物M7は、メッシュベルト191を通過してしまうのが規制され、よって、メッシュベルト191上に堆積することができる。また、混合物M7は、メッシュベルト191上に堆積しつつ、メッシュベルト191ごと下流側に搬送されるため、層状の第2ウェブM8として形成される。
吸引部193は、メッシュベルト191の下方から空気を吸引するサクション機構である。これにより、メッシュベルト191上に混合物M7を吸引することができ、よって、混合物M7のメッシュベルト191上への堆積が促進される。
吸引部193には、管246が接続されている。また、この管246の途中には、ブロアー263が設置されている。このブロアー263の作動により、吸引部193で吸引力を生じさせることができる。
ほぐし部18の下流側には、加湿部236が配置されている。加湿部236は、加湿部235と同様の超音波式加湿器で構成されている。これにより、第2ウェブM8に水分を供給することができ、よって、第2ウェブM8の水分量が調整される。この調整により、静電力による第2ウェブM8のメッシュベルト191への吸着を抑制することができる。これにより、第2ウェブM8は、メッシュベルト191が張架ローラー192で折り返される位置で、メッシュベルト191から容易に剥離される。
なお、加湿部231~加湿部236までに加えられる合計水分量は、例えば、加湿前の材料100質量部に対して0.5質量部以上20質量部以下であるのが好ましい。
第2ウェブ形成部19の下流側には、シート成形部20が配置されている。シート成形部20は、第2ウェブM8からシートSを形成するシート形成工程を行なう部分である。このシート成形部20は、加圧部201と、加熱部202とを有している。
加圧部201は、一対のカレンダーローラー203を有し、カレンダーローラー203の間で第2ウェブM8を加熱せずに加圧することができる。これにより、第2ウェブM8の密度が高められる。なお、このときの加熱の程度としては、例えば、樹脂P1を溶融させない程度であるのが好ましい。そして、この第2ウェブM8は、加熱部202に向けて搬送される。なお、一対のカレンダーローラー203のうちの一方は、図示しないモーターの作動により駆動する主動ローラーであり、他方は、従動ローラーである。
加熱部202は、一対の加熱ローラー204を有し、加熱ローラー204の間で第2ウェブM8を加熱しつつ、加圧することができる。この加熱加圧により、第2ウェブM8内では、樹脂P1が溶融して、この溶融した樹脂P1を介して繊維同士が結着する。これにより、シートSが形成される。そして、このシートSは、切断部21に向けて搬送される。なお、一対の加熱ローラー204の一方は、図示しないモーターの作動により駆動する主動ローラーであり、他方は、従動ローラーである。
シート成形部20の下流側には、切断部21が配置されている。切断部21は、シートSを切断する切断工程を行なう部分である。この切断部21は、第1カッター211と、第2カッター212とを有する。
第1カッター211は、シートSの搬送方向と交差する方向、特に直交する方向にシートSを切断するものである。
第2カッター212は、第1カッター211の下流側で、シートSの搬送方向に平行な方向にシートSを切断するものである。この切断は、シートSの両側端部、すなわち、+y軸方向および-y軸方向の端部の不要な部分を除去して、シートSの幅を整えるものであり、切断除去された部分は、いわゆる「みみ」と呼ばれる。
このような第1カッター211と第2カッター212との切断により、所望の形状、大きさのシートSが得られる。そして、このシートSは、さらに下流側に搬送されて、ストック部22に蓄積される。
このようなシート製造装置100が備える各部は、制御部28と電気的に接続されている。そして、これら各部の作動は、制御部28によって制御される。
制御部28は、CPU(Central Processing Unit)281と、記憶部282とを有している。CPU281は、例えば、各種の判断や各種の命令等を行なうことができる。
記憶部282は、例えば、シートSを製造するプログラム等の各種プログラムや、後述する検量線Kや、各種検量線、テーブル等が記憶されている。
また、この制御部28は、シート製造装置100に内蔵されていてもよいし、外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。また、外部機器は、例えば、シート製造装置100とケーブル等を介して通信される場合、無線通信される場合、例えばインターネット等のようなネットワークをシート製造装置100を介して接続されている場合等がある。
また、CPU281と、記憶部282とは、例えば、一体化されて、1つのユニットとして構成されていてもよいし、CPU281がシート製造装置100に内蔵され、記憶部282が外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよいし、記憶部282がシート製造装置100に内蔵され、CPU281が外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。
ここで、シート製造装置100に供される原料M1の種類や、単位時間当たりの供給量等によっては、解繊部13で粗砕片M2を解繊する際、回転刃131との接触により、解繊物M3の繊維に静電気が生じる。その帯電量の程度によっては、解繊部13から下流側に搬送している際に繊維同士がダマになり、このダマが存在したまま第2ウェブM8が形成されると、第2ウェブM8の厚さにムラが生じる。そして、この第2ウェブM8をシートSに成形すると、シートSの厚さにムラが生じ、シートSの品質が低下する。本発明では、以下のような構成により、このような不具合を防止することができる。
本発明では、制御部28は、後述する第1モード、第2モード、第3モードおよび標準モードを有し、これらのうちから1つを選択し、選択したモードが設定される。そして、選択したモードの実行命令を出力することにより、シート製造装置100は、それに応じたモードを実行するよう構成されている。なお、本明細書中のモードとは、例えば、予め記憶部282に記憶されているプログラム等のことを言う。
第1モードは、検出部29の検出結果に基づいて、解繊部13の作動条件を設定するモードである。第2モードは、入力部30に入力された原料供給部11に供給される材料の情報に基づいて解繊部13の回転刃131の回転数を設定するモードである。第3モードは、入力部30に入力された解繊物M3の帯電量と相関性のある情報に基づいて、解繊部13の作動条件を設定するモードである。
第1モード、第2モードおよび第3モードのいずれかのモードで運転すると、後述するように、シートSの品質を高めることができる。
標準モードは、第1モード、第2モードおよび第3モードのような調整は行わず、予め設定された回転数で回転刃131を回転させてシートSを製造するモードである。標準モードにおける回転刃131の回転数は、例えば、3000rpm以上12000rpm以下範囲内でのいずれかの値とされる。
標準モードで運転すると、回転刃131の回転数が、解繊部13に供給される材料に関わらず一定であるため、一定のサイクルタイムで解繊し、ウェブおよびシートを製造することができるので、生産性に優れるという利点を有する。
このような各モードは、入力部30により選択可能である。
図2に示すように、入力部30は、入力画面300を有するタッチパネルモニターである。この入力部30は、制御部28と電気的に接続されている。なお、入力部30としては、タッチパネルモニターに限定されず、モニターとボタンとが別途設置された構成や、ボタンのみが設置された構成とすることができる。
入力画面300には、「A」と表示されたボタン30Aと、「B」と表示されたボタン30Bと、「C」と表示されたボタン30Cと、「D」と表示されたボタン30Dと、「E」と表示されたボタン30Eと、「F」と表示されたボタン30Fと、決定ボタン30Gとが表示されている。
操作者がボタン30A、ボタン30Bおよびボタン30Cのいずれかのボタンと、ボタン30D、ボタン30Eおよびボタン30Fのいずれかのボタンとを押して、その後に、決定ボタン30Gを押すことにより、押されたボタンに応じた信号が制御部28に送信され、制御部28により上記モードが設定される。
ボタン30Aおよび決定ボタン30Gを順次押すことにより、第1モードが設定され、実行される。ボタン30Bおよび決定ボタン30Gを順次押すことにより、後述する第2実施形態で説明する第2モードが設定され、実行される。ボタン30Cおよび決定ボタン30Gを順次押すことにより、後述する第3実施形態で説明する第3モードが設定され、実行される。
また、ボタン30A~ボタン30Cのいずれか1つのボタンを押すとともに、ボタン30D~ボタン30Fのうちの少なくとも1つのボタンを押し、さらに、決定ボタン30Gを押すことにより、第1モード~第3モードのいずれかのモードに、その他の設定を付加して実行することができる。このことは、第4実施形態で説明する。
なお、シート製造装置100では、ボタン30A~ボタン30Cのいずれか1つのボタンを押さずに、ボタン30D~ボタン30Fを押し、決定ボタン30Gを押しても、ボタン30D~ボタン30Fの操作は無効となる。
また、ボタン30A~ボタン30Fのいずれも押さずに決定ボタン30Gを押した場合、標準モードとなる。
また、ボタン30A~ボタン30Fのいずれかを押してから、所定時間、決定ボタンGが押されなかった場合、それまでに押したボタンは無効となり、標準モードが選択される。
以下、本実施形態では、第1モードを実行する場合について、図4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下では、ボタン30Aおよび決定ボタン30Gが順次押され、シートSの製造が開始するステップの後のステップから説明する。
まず、ステップS101において、解繊部13で生成された解繊物M3の帯電量を検出する。
そして、ステップS102において、ステップS101で検出した帯電量が図3に示す所定値S0以上であるか否かを判断する。なお、帯電量の所定値S0とは、予め記憶部282に記憶されている閾値のことであり、例えば実験的に求められた値である。
ステップS102において、帯電量が所定値S0以上であると判断した場合、ステップS103において、回転刃131の回転数を調整する、すなわち、回転刃131の回転数を落とす。
本ステップでは、図3に示す検量線Kに基づいて実際の回転刃131の回転数を決定する。検量線Kは、例えば、帯電量に対して回転刃131の最適な回転数を実験的に得てプロットしたものであり、予め記憶部282に記憶されている。
そして、決定した回転数となるように、図示しない回転刃131のモーターへの通電パターン、通電量等の通電条件を変更する。なお、通電条件は、図示しない通電条件と回転数との関係を示す検量線やテーブル等に基づいて決定される。なお、第1モードでは、回転刃131の回転数は、2500rpm以上10000rpm以下の範囲内でのいずれかの値となるよう調整する。
このように回転刃131の回転数を調整することにより、粗砕片M2を解繊する際、回転刃131と繊維とが接触する回数、速度を調整することができる。よって、繊維に生じる静電気量を調整することができ、繊維がダマになるのを防止することができる。その結果、得られるシートSに過剰に厚さムラが生じるのを防止することができ、シートSの品質を高めることができる。
なお、ステップS102において、帯電量が所定値S0未満であると判断した場合、ステップS104では、現状維持、すなわち、回転刃131の回転数を変更せずにステップS105に移行する。
そして、ステップS105において、シート製造に関するプログラムが完了したか否かを判断する。完了していないと判断した場合、ステップS101に戻り、以下のステップを順次繰り返す。
以上説明したように、ウェブ製造装置1は、繊維を含む材料である粗砕片M2を解繊する解繊部13と、解繊部13で得られた解繊物M3の帯電量を検出する検出部29と、解繊部13の作動を制御する制御部28と、を備え、制御部28は、検出部29の検出結果に基づいて回転刃131の回転数を設定する第1モードを有する。
このように、本発明では、解繊部13で解繊された解繊物M3の帯電量に応じて解繊部13の作動条件を調整することにより、解繊部13での帯電量を抑制することができる。よって、解繊物M3がダマになるのを抑制しつつ搬送し、第2ウェブM8を形成することができ、得られる第2ウェブM8の厚さを均一にすることができる。そして、この第2ウェブM8をシート状に成形することにより、厚さが均一な、品質の高いシートSを得ることができる。
また、シート製造装置100は、第1モードや、後述する第2モードおよび第3モードのような品質を高めるモードと、品質を多少犠牲にしても、サイクルタイムを落とさない標準モードとを選択可能であるため、品質を優先するか生産性を優先するかをユーザーが適宜に選択することができる。
また、繊維が帯電するのは、高速回転する回転刃131との接触の影響が大きいが、制御部28は、回転刃131の回転数を調整し得る構成であるため、繊維の帯電を効率よく抑制することができる。
また、シート製造装置100は、ウェブ製造装置1と、ウェブ製造装置1が製造したウェブである第2ウェブM8をシート状に成形するシート成形部20と、を備える。これにより、前述したウェブ製造装置1の利点を享受しつつ、シートSを製造することができる。
<第2実施形態>
図5は、本発明のシート製造装置の第2実施形態が備える入力部の画面の一例を示す図である。図6は、本発明のシート製造装置の第2実施形態が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、これらの図を参照して本発明のウェブ製造装置およびシート製造装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、入力部に表示される画面および制御部の制御動作が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、図2に示す入力部30において、ボタン30Bおよび決定ボタン30Gを順次押した場合に実行される第2モードについて説明する。ボタン30Bおよび決定ボタン30Gを順次押したら、図5に示すように、入力部30には、原料M1の条件に関する情報が入力される入力画面300が表示される。
入力画面300には、原料M1に付着したインク量を3段階で選択可能な3つのボタン301、ボタン302およびボタン303と、原料M1の紙種を選択可能な4つのボタン304、ボタン305、ボタン306およびボタン307と、原料M1の紙厚を3段階で選択可能な3つのボタン308、ボタン309およびボタン310と、決定ボタン30Gとが表示される。
原料M1に付着したインク量によって帯電しやすさが異なっており、インク量が多くなるに従って解繊後の繊維は、帯電しやすくなる傾向がある。ボタン301~ボタン303によりインク量を選択することにより、帯電しやすさに関する情報を入力することができる。
また、紙種によっては、繊維の原料や添加剤が異なっており、これらの条件に応じて帯電しやすさが異なる。ボタン304~ボタン307により紙種を選択することにより、帯電しやすさに関する情報を入力することができる。
また、単位時間当たりの供給枚数が同じである場合、原料M1の紙厚によっては、単位時間当たりの繊維の供給量が異なる。ボタン308~ボタン310によって厚さを選択することにより、帯電しやすさに関する情報を入力することができる。
次に、図6に示すフローチャートを参照しつつ、制御部28の制御動作について説明する。
まず、ステップS201において、入力画面300で選択された情報を受け付ける。本ステップでは、ボタン301~ボタン303のうちのいずれか1つのボタンと、ボタン304~ボタン307のいずれか1つのボタンと、ボタン308~ボタン310のいずれか1つのボタンと、決定ボタン30Gが押され、その情報を受け付ける。
そして、ステップS202において、ステップS201で押されたボタンの情報に基づいて、回転刃131の回転数を決定する。本ステップでは、前記押されたボタンの組み合わせと、回転刃131の回転数との関係を示すテーブルに基づいて決定する。このテーブルは、予め実験的に作成されたものであり、記憶部282に記憶されている。
次いで、ステップS203では、ステップS202で決定した回転数で回転刃131を回転させるようにシート製造を開始する。
そして、ステップS204において、シート製造に関するプログラムが完了したか否かを判断する。完了したと判断するまで、ステップS204を繰り返す。
以上説明したように、ウェブ製造装置1は、回転刃131を有し、繊維を含む材料を解繊する解繊部13と、解繊部13に材料を供給する供給部である原料供給部11と、原料供給部11が解繊部13に供給する材料の条件に関する情報が入力される入力部30と、解繊部13の作動を制御する制御部28と、を備え、制御部28は、前記情報に基づいて、回転刃131の回転数を設定する第2モードを有する。
これにより、解繊部13に供給する材料に関する情報、すなわち、帯電しやすさの情報に応じて、解繊部13の作動条件を調整することができる。よって、解繊部13での帯電量を抑制することができる。その結果、解繊物M3がダマになるのを抑制しつつ搬送し、第2ウェブM8を形成することができ、得られる第2ウェブM8の厚さを均一にすることができる。そして、この第2ウェブM8をシート状に成形することにより、厚さが均一な、品質の高いシートSを得ることができる。
また、前述したように、入力部30が制御部28に入力する材料の条件に関する情報は、ボタン304~ボタン307で選択する紙の種類およびボタン308~ボタン310で選択する紙の単位時間当たりの供給量のうちの少なくとも1つである。これらの情報に基づいて解繊部13の作動条件を制御することにより、解繊物M3の帯電量をより効果的に抑制することができる。
<第3実施形態>
図7は、本発明のシート製造装置の第3実施形態が備える入力部の画面の一例を示す図である。図8は、本発明のシート製造装置の第3実施形態が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、この図を参照して本発明のウェブ製造装置およびシート製造装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、入力部に表示される画面および制御部の制御動作が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、図2に示す入力部30において、ボタン30Cおよび決定ボタン30Gを順次押した場合に実行される第3モードについて説明する。ボタン30Cおよび決定ボタン30Gを順次押したら、まずは、標準モードでシート製造を開始する。そして、シート製造中は、図7に示すように、入力部30には、原料M1の条件に関する情報が入力される入力画面320が表示される。
入力画面320には、製造されたシートSの厚さのムラを示すボタン321、ボタン322およびボタン323が表示されている。
前述したように、シートSの厚さのムラと、解繊物M3の繊維の帯電量とは、相関性があり、シートSの厚さのムラが大きくなるにつれて帯電量は大きくなる。得られたシートSを作業者が確認し、ボタン321~ボタン323を選択して厚さのムラを入力することにより、シートSの製造中の繊維の帯電量を入力することができる。
次に、図8に示すフローチャートを参照しつつ、制御部28の制御動作について説明する。
まず、ステップS301において、シート製造を開始する。本ステップでは、標準モードでシート製造を開始する。
次いで、ステップS302では、図7に示す入力画面320でボタン321~ボタン323のうちのいずれかと決定ボタン30Gとが押されたか否かについて判断する。ステップS302において、ボタンが押されたと判断した場合、ステップS303において、押されたボタンのパターン、すなわち、(1)ボタン321および決定ボタン30Gか、(2)ボタン322および決定ボタン30Gか、(3)ボタン323および決定ボタン30Gかに応じて、回転刃131の回転数を設定しなおす。
なお、回転刃131の回転数は、前記(1)、(2)、(3)のいずれかと、回転刃131の回転数との関係を示すテーブルに基づいて決定する。このテーブルは、予め実験的に作成されたものであり、記憶部282に記憶されている。
次いで、ステップS304では、ステップS303で設定した回転数で実行する、すなわち、ステップS303で設定した回転数で回転刃131を回転させる。
なお、ステップS302において、ボタンが押されていない、すなわち、前記(1)、(2)、(3)のいずれでもないと判断した場合、ステップS305において、標準モードを維持する。
そして、ステップS306において、シート製造に関するプログラムが完了したか否かを判断する。ステップS306において、完了していないと判断した場合、ステップS301に戻り、以下のステップを順次繰り返す。
以上説明したように、ウェブ製造装置1は、回転刃131を有し、繊維を含む材料を解繊する解繊部13と、解繊部13で得られた解繊物M3の帯電量と相関性のある情報が入力される入力部30と、解繊部13の作動を制御する制御部28と、を備え、制御部28は、前記情報に基づいて、回転刃131の回転数を設定する第3モードを有する。
これにより、得られたシートSの品質に基づいて、帯電量と相関性のある情報を入力し、それに応じて解繊部13の作動条件を調整することができる。よって、解繊部13での帯電量を抑制することができる。その結果、解繊物M3がダマになるのを抑制しつつ搬送し、第2ウェブM8を形成することができ、得られる第2ウェブM8の厚さを均一にすることができる。そして、この第2ウェブM8をシート状に成形することにより、厚さが均一な、品質の高いシートSを得ることができる。
なお、本実施形態では、解繊物M3の帯電量と相関性のある情報として、得られたシートSの厚さムラを例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、得られたシートSの色ムラ、シートSの含水率のムラ、シートSの重量のムラ等であってもよい。
<第4実施形態>
図9は、本発明のシート製造装置の第4実施形態が備える制御部が実行する制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、この図を参照して本発明のウェブ製造装置およびシート製造装置の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、制御部の制御動作が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図2に示す入力部30において、ボタン30A~30Cのいずれかのボタンとともに、ボタン30Dを押して、決定ボタン30Gを押した場合、前記実施形態で述べたような解繊部13の制御に加え、原料供給部11が解繊部13に供給する原料M1の供給速度を調整するモードが設定され、実行される。
また、ボタン30A~30Cのいずれかのボタンとともに、ボタン30Eを押して、決定ボタン30Gを押した場合、前記実施形態で述べたような解繊部13の制御に加え、選別部14の作動条件を調整するモードが設定され、実行される。
また、ボタン30A~30Cのいずれかのボタンとともに、ボタン30Fを押して、決定ボタン30Gを押した場合、前記実施形態で述べたような解繊部13の制御に加え、樹脂供給部171による樹脂P1の供給量および加湿部231~加湿部236による加湿量を調整するモードが設定され、実行される。
以下、制御部28の制御動作について説明する。以下の説明では、ボタン30Aおよびボタン30D~30Fが押されて決定ボタン30Gが押された場合について説明する。なお、ボタン30Bまたはボタン30Cが押されてからボタン30D~30Fが押されて決定ボタン30Gが押された場合であっても、以下に説明する付加的効果を得ることができる。
図9に示すように、本実施形態では、ステップS103は、ステップS103Aと、ステップS103Bとを有している。
ステップS103Aでは、第1実施形態と同様に、回転刃131の回転数を落とす。
そして、ステップS103Bでは、その他の調整として、すなわち、原料供給部11、選別部14、メッシュベルト151、樹脂供給部171、ドラム部181、メッシュベルト192、カレンダーローラー203、加熱ローラー204、第1カッター211、第2カッター212、加湿部231、加湿部232、加湿部233、加湿部234、加湿部235および加湿部236の作動条件の調整を行う。
本ステップでは、原料供給部11の図示しない送りフィーダーの速度を落とすことにより、原料M1の供給速度を落とす。この調整は、原料M1の供給速度と回転刃131の回転数との関係を示す検量線やテーブル等に基づいて行われる。
このように、制御部28は、解繊部13に供給する供給量を調整し得るため、解繊部13に供給される単位時間当たりの繊維の量を減らすことができ、回転刃131の回転数に適した量の繊維を供給することができ、解繊物M3の帯電量をより効果的に制御することができる。その結果、シートSの品質をさらに高めることができる。
また、本ステップでは、選別部14のドラム部141の図示しないモーターの回転数を落とすことにより、解繊物M3の単位時間当たりの搬送量を落とす。この調整は、原料M1の供給速度と回転刃131の回転数との関係を示す検量線やテーブル等に基づいて行われる。
このように、制御部28は、選別部14内に貯留されている材料の量や選別部14の篩の動作速度などの作動条件を調整し得るため、解繊物M3を搬送する際に繊維同士がこすれ合って静電気が生じるのを抑制することができる。よって、解繊物M3の帯電量をより効果的に制御することができる。その結果、シートSの品質をさらに高めることができる。
また、本ステップでは、樹脂供給部171のスクリューフィーダー174の図示しないモーターの回転数を落とすことにより、樹脂供給部171での樹脂P1の供給量を落とす。この調整は、回転刃131の回転数と、樹脂P1の供給量の関係を示す検量線やテーブル等に基づいて行われる。
このように、制御部28は、樹脂供給部171による樹脂P1の供給量を調整し得るため、解繊物M3の繊維に対する樹脂P1の配合量を可及的に一定とすることができる。よって、シートSの品質を維持することができる。
また、本ステップでは、加湿部231、加湿部232、加湿部233、加湿部234、加湿部235および加湿部236の加湿量を調整する。この調整は、回転刃131の回転数と加湿量との関係を示す検量線やテーブル等に基づいて行われる。
このように、制御部28は、加湿部231~加湿部236による加湿量を調整し得るため、解繊物M3に対する水分量を可及的に一定とすることができる。よって、シートSの品質を維持することができる。
なお、本実施形態では、ボタン30AおよびボタンD~Fが押されて決定ボタン30Gが押された場合について説明したが、ボタン30D~30Fのうちの1つまたは任意の2つが押されている場合であっても、そのボタンに応じて前述したような調整を組み合わせて行うことができる。
以上、本発明のウェブ製造装置およびシート製造装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ウェブ製造装置およびシート製造装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のウェブ製造装置およびシート製造装置は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成や特徴を組み合わせたものであってもよい。
100…シート製造装置、1…ウェブ製造装置、11…原料供給部、12…粗砕部、121…粗砕刃、122…シュート、13…解繊部、130…放出口、131…回転刃、14…選別部、141…ドラム部、142…ハウジング部、15…第1ウェブ形成部、151…メッシュベルト、152…張架ローラー、153…吸引部、16…細分部、161…プロペラ、162…ハウジング部、17…混合部、171…樹脂供給部、172…管、173…ブロアー、174…スクリューフィーダー、18…ほぐし部、181…ドラム部、182…ハウジング部、19…第2ウェブ形成部、191…メッシュベルト、192…張架ローラー、193…吸引部、20…シート成形部、201…加圧部、202…加熱部、203…カレンダーローラー、204…加熱ローラー、21…切断部、211…第1カッター、212…第2カッター、22…ストック部、231…加湿部、232…加湿部、233…加湿部、234…加湿部、235…加湿部、236…加湿部、241…管、242…管、243…管、244…管、245…管、246…管、261…ブロアー、262…ブロアー、263…ブロアー、27…回収部、28…制御部、281…CPU、282…記憶部、29…検出部、30…入力部、300…入力画面、301…ボタン、302…ボタン、303…ボタン、304…ボタン、305…ボタン、306…ボタン、307…ボタン、308…ボタン、309…ボタン、310…ボタン、320…入力画面、321…ボタン、322…ボタン、323…ボタン、30A…ボタン、30B…ボタン、30C…ボタン、30D…ボタン、30E…ボタン、30F…ボタン、30G…決定ボタン、K…検量線、M1…原料、M2…粗砕片、M3…解繊物、M4-1…第1選別物、M4-2…第2選別物、M5…第1ウェブ、M6…細分体、M7…混合物、M8…第2ウェブ、S…シート、P1…樹脂、S0…所定値

Claims (7)

  1. 回転刃を有し、繊維を含む材料を解繊する解繊部と
    前記解繊部で得られた解繊物を堆積させてウェブを生成する堆積部と、
    前記解繊部と前記堆積部との間で前記解繊物の帯電量を検出する検出部と、
    前記解繊部の作動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記回転刃の回転数を設定する第1モードを有することを特徴とするウェブ製造装置。
  2. 前記解繊部は、前記解繊物を放出する放出口を有し、
    前記検出部は、前記放出口から放出された前記解繊物の帯電量を検出する請求項1に記載のウェブ製造装置。
  3. 前記制御部は、前記解繊部に供給する前記材料の供給量を調整し得る請求項1または2に記載のウェブ製造装置。
  4. 前記解繊部と前記堆積部との間に設けられ、前記解繊物をふるいにかけて選別する選別部を備え、
    前記制御部は、前記選別部の作動条件を調整し得る請求項1ないしのいずれか1項に記載のウェブ製造装置。
  5. 前記解繊部と前記堆積部との間に設けられ、前記解繊物に樹脂を供給する樹脂供給部を備え、
    前記制御部は、前記樹脂供給部による前記樹脂の供給量を調整し得る請求項1ないしのいずれか1項に記載のウェブ製造装置。
  6. 前記解繊部と前記堆積部との間に設けられ、前記解繊物を加湿する加湿部を備え、
    前記制御部は、前記加湿部による加湿量を調整し得る請求項1ないしのいずれか1項に記載のウェブ製造装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のウェブ製造装置と、
    前記ウェブ製造装置が製造したウェブをシート状に成形するシート成形部と、を備えることを特徴とするシート製造装置。
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