JP2016051894A - 圧電素子及びこれを含む圧電振動モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】内部電極の面積を増加させた圧電素子及びこれを含む圧電振動モジュールを提供する。【解決手段】圧電素子及び圧電振動モジュールは、複数の電極層120a、120b、120c、120d、120eと圧電層110a、110b、110c、110dとを含む圧電素子100において、それぞれの電極層が、互いに異なる極を有する主電極121a、121bと接続電極122a、122bとを含み、接続電極が圧電層の一面のコーナー部に配置され、主電極が接続電極と離隔して圧電層の一面をカバーする。【選択図】図4

Description

本発明は、圧電素子及びこれを含む圧電振動モジュールに関する。
タッチパネル、タッチキーボードなどは電子機器に装着され、文字や絵を入力するときにユーザの手先に振動を与えることができる。
この機能は、圧電アクチュエータ(piezoelectric actuator)のような振動発生手段によりタッチパネルに振動感が印加されることにより、ユーザに振動感が伝達される構造で実現可能である。
圧電アクチュエータとしては、セラミック圧電体を用いることができる。セラミック圧電体が圧電特性に応じて振動する場合、圧電体を構成する圧電層にクラックが発生するおそれがあるという問題点がある。クラックの発生率が高いと、圧電アクチュエータの信頼性が低下する。
1.特開2002−299706号公報(2002.10.11.公開)
本発明の目的は、圧電層の圧電特性を発揮する内部電極の面積を増加させた圧電素子及びこれを含む圧電振動モジュールを提供することにある。
本発明の一側面によれば、接続電極が圧電層のコーナー部に位置する圧電素子が提供される。
複数の電極層及び圧電層を含む圧電素子において、それぞれの電極層は、互いに異なる極を有する主電極と接続電極とを含み、上記接続電極は、上記圧電層の一面のコーナー部に配置され、上記主電極は、上記接続電極と離隔して上記圧電層の一面をカバーすることができる。圧電素子は、ビアをさらに含むことができる。
隣り合う2つの上記電極層において、それぞれの上記接続電極は対角方向に位置したコーナー部に配置されることができる。
上記圧電層は、一方向に伸縮するように上記一方向に延長する直方体形状を有することができ、上記接続電極は四角形の形状を有し、上記接続電極の上記圧電層の幅方向に延長された辺の長さは、上記主電極の上記圧電層の幅方向の長さの半分以下であることができる。また、1つの電極層において、上記主電極の面積に対する上記接続電極の面積は、3%以下であることができる。
圧電素子は、非圧電層、端子及び樹脂層をさらに含むことができる。
また、本発明の他の側面によれば、接続電極が圧電層のコーナー部に位置する圧電素子を含む圧電振動モジュールが提供される。
振動板と、上記振動板に結合され、上記振動板を振動させる圧電素子とを含み、上記圧電素子が、複数の電極層と、上記電極層の間毎に介在される圧電層とを含むことを特徴とする圧電振動モジュールであって、上記圧電素子においてそれぞれの電極層は、互いに異なる極を有する主電極と接続電極とを含み、上記接続電極は、上記圧電層の一面のコーナー部に配置され、上記主電極は、上記接続電極と離隔して上記圧電層の一面をカバーすることができる。
圧電振動モジュールを示す斜視図である。 圧電振動モジュールを示す分解図である。 圧電振動モジュールの振動板及び圧電素子を示す図である。 圧電素子の圧電層及び電極層を示す図である。 圧電素子の圧電層及び電極層の一部を示す図である。 圧電素子の底面を示す底面図である。
本発明に係る圧電素子及びこれを含む圧電振動モジュールの実施例を添付図面に基づいて詳細に説明し、添付図面に基づいて説明するに当たって、同一または対応する構成要素には同一の図面符号を付し、これに対する重複説明は省略する。
また、以下で使用する「第1」、「第2」などの用語は、同一または対応する構成要素を区別するための識別記号に過ぎず、同一または対応する構成要素が、第1、第2などの用語によって限定されることはない。
また、「結合」とは、各構成要素の間の接触関係において、各構成要素の間に物理的に直接接触される場合のみを意味することではなく、他の構成が各構成要素の間に介在され、その他の構成に構成要素がそれぞれ接触されている場合まで包括する概念として使用する。
図1は、圧電振動モジュールを示す斜視図であり、図2は、圧電振動モジュールを示す分解図であり、図3は、圧電振動モジュールの振動板及び圧電素子を示す図である。図4は、圧電素子の圧電層及び電極層を示す図であり、図5は、圧電素子の圧電層及び電極層の一部を示す図であり、図6は、圧電素子の底面を示す底面図である。
図1及び2を参照すると、圧電振動モジュール10は、振動板11と圧電素子100とを含み、接着部材12、重量体150、ダンパ151、152、ケース160及び基板170をさらに含むことができる。
振動板11は、圧電素子100の動きにより上下に振動するものであって、タッチパネル、画像表示部、HPPなどに振動を伝達する機能を果たし、伝達された振動は、ヘプティック(haptic)技術として実現される。
振動板11は、スチール(steel)またはサス(Steel Use Stainless、SUS)材質からなることができる。また、振動板11は、圧電素子100の熱膨脹係数と類似の材質であるインバー(invar)からなることができる。
振動板11は、上部プレート11aと下部プレート11bとを含むことができる。
上部プレート11aは、下部プレート11bの両側に結合され、後述する重量体150と結合する部分である。
図3に示すように、下部プレート11bは、圧電素子100と結合する部分であり、下部プレート11bと上部プレート11aとは一体型の単一部品として形成されてもよく、これとは異なって、多様な接合方法により固定結合されることも可能である。
接着部材12は、圧電素子100と振動板11とが結合されるように、その間に介在されることができる。接着部材12を用いると、圧電素子100を振動板11に容易に付着することができる。また、接着部材12は、圧電素子100と振動板11とを互いに絶縁させることができる。
圧電素子100は、電圧の印加により伸縮する性質を有する素子である。圧電素子100に電圧が印加されると、圧電層110内で2つの電極(+、−)の間に電界が形成され、圧電層110の内部で発生する双極子(dipole)により圧電層110の内部構造が変わり、圧電層110が伸縮することができる。
圧電素子100が振動板11に結合された状態で左右に伸縮すると、振動板11を上下に振動させることができる。すなわち、圧電素子100の圧電特性は、振動板11の振動を誘導することができる。
圧電素子100は、複数の圧電層110と複数の電極層120とで構成され、複数の電極層120は互いに並んで積層され、電極層120の間毎に圧電層110が介在される。
圧電層110は、圧電特性を示す層であり、PNN−PZT(lead zirconate titanate)系セラミックを含む材料からなることができる。この場合、圧電層110の材料は、下記の組成物を主成分とすることができる。
[化学式1]
Figure 2016051894
化学式1中、x、y、zは定数値であって、xが0.8、yが0.44、そして、zが1/3であることができる。
また、圧電層110の材料は、焼結助剤として用いられる副成分をさらに含むことができる。副成分は、酸化ニッケル(NiO)、酸化銅(CuO)、酸化亜鉛(ZnO)及び酸化鉛(PbO)のうちの少なくとも1種を含むことができる。
圧電層110は、複数であることができ、このようにすると、低い電圧でも圧電素子100の駆動に必要な電界を確保することができる。すなわち、複数の圧電層110を有する圧電素子100は、同じ電圧でもより大きい圧電特性を実現することができる。
圧電層110は、一方向に延長された直方体形状を有することができる。この場合、圧電層110は、上記一方向に伸縮することができる。
電極層120は、圧電層110に電界を形成させる導電体である。電極層120は、銀(Ag)とパラジウム(Pd)のうちの少なくとも1種を含む電極ペースト(paste)を圧電層の一面または両面に印刷した後、焼成することにより形成することができる。例えば、銀とパラジウムとの混合物からなる電極ペーストにおいて、銀/パラジウムの値は、7/3以上9.5/0.5以下であることができる。
電極層120は、主電極121と接続電極122とに分けることができる。
主電極121は、圧電層110内に電界を形成させる主な電極であって、圧電層110の一面の大部分をカバーする。また、圧電層110に電界を形成するために、一つの圧電層110の両面に互いに異なる極の主電極121が位置する。
接続電極122は、互いに同じ極を有しながら互いに異なる層に位置する主電極121を電気的に接続させる媒介体である。すなわち、接続電極122は、異なる層に位置した電極層120の主電極121と電気的に接続される。
1つの電極層120は、1つの主電極121と1つの接続電極122を有し、1つの電極層120においての主電極121と接続電極122とは互いに異なる極を有する。
接続電極122は、圧電層110の一面のコーナー部に配置され、主電極121は、接続電極122と離隔して圧電層110の一面をカバーする。接続電極122は、圧電層110に圧電特性を示さないので、主電極121の役割を果たすに最大限に邪魔にならないように、圧電層110の一面のコーナー部に配置されることができる。また、接続電極122と主電極121とは互いに異なる極を有するので、離隔する必要がある。
接続電極122が圧電層110の一面のコーナー部に位置しない場合、主電極121において実質的に振動する面積は主電極121の実際の面積よりも小さくなる。しかし、接続電極122が圧電層110の一面のコーナー部に配置されると、主電極121の全体が振動することができる。
また、隣り合う2つの電極層120において、それぞれの接続電極122は、すべて圧電層110のコーナー部に位置する。この場合、それぞれの接続電極122は、互いに対角方向に位置する。ここで、'隣り合う2つの電極層120'とは一つの圧電層110の両面に配置された電極層120を意味する。
以下に、図4及び図5を参照して、例を挙げて説明する。
図4は、4つの圧電層と5つの電極層とを示す図であり、図5は、図4での圧電層110a及び電極層120aの一部を示す図である。
4つの圧電層を110a、110b、110c、110dと表示し、5つの電極層を120a、120b、120c、120d、120eと表示して、電極層の主電極と接続電極とを分離して示した。
図4に示すように、最も上部に位置した圧電層110aをみると、圧電層110aの両面に2つの電極層120a、120bが配置されている。上面に位置した電極層120aは、主電極121aと接続電極122aを有し、下面に位置した電極層120bは、主電極121bと接続電極122bを有する。
ここで、上面に位置した主電極121aと下面に位置した主電極121bとは、互いに異なる極を有し、上面に位置した主電極121aと上面に位置した接続電極122aとは互いに異なる極を有する。また、上面に位置した接続電極122aは、下面に位置した主電極121bと互いに同じ極を有し、互いに電気的に接続される。
上面に位置した接続電極122aは、圧電層110aの一面のコーナー部に位置し、下面に位置した接続電極122bは、圧電層110aの他面のコーナー部に位置する。但し、上面に位置した接続電極122aと下面に位置した接続電極122bとは互いに対角方向に配置される。
このような接続電極122の配置特性は、すべての圧電層110及び電極層120に適用可能であり、図4に示すように、接続電極122が対角方向の2つのコーナー部に交互に位置することになる。
これにより、圧電素子の歪み(warpage)現象を防止することができる。
この場合、2つのタイプの電極層が繰り返し積層される。すなわち、電極層120a、120c、120eの第1タイプと、電極層120b、120dの第2タイプが繰り返し積層される。図5には、第1タイプの電極層120aが示されている。2つのタイプを繰り返し積層することにより、多層の圧電素子100を容易に製造することができる。
一方、図5に示すように、接続電極122は、四角形の形状を有することができる。圧電層110の一面が長方形の形状を有する場合、接続電極122の圧電層110の幅方向に延長された辺の長さBは、主電極121の圧電層110の幅方向の長さAの半分以下の長さであることができる。接続電極122の辺の長さが長すぎると、主電極121が圧電層110の圧電特性を発揮させることができる領域が低減する。
例えば、主電極121が、16.7(mm)x 2(mm)の大きさを有する場合、すなわち、主電極121の幅方向の長さAが2mmである場合、正方形の形状の接続電極122の幅方向の長さBは、0.9mmであることができる。
この場合、主電極121の面積に対する接続電極122の面積は、3%以下であることができる。 上記例で、主電極121の面積が33.4mmであり、接続電極122の面積は、0.81mmである。
圧電素子100は、ビア130をさらに含むことができる。ビア130は、1つの電極層の接続電極122と、隣り合う他の1つの電極層の主電極121とを電気的に接続させるために、2つの電極層の間に介在された、圧電層110を貫通する接続孔である。
ビア130は、圧電素子100に対して垂直な一直線に形成することができる。ビア130は、接続電極122の位置に対応して形成され、圧電層110のコーナー部に位置することができる。ビア130は、(+)極の電極を接続させるものと、(−)極の電極を接続させるものとに2つに分けられる。
ビア130は、接続電極122の中央と接触することができる。この場合、接続電極122の内側にビアホールを形成でき、ビア130は、ビアホールを埋めることにより形成することができる。接続電極が、0.9(mm)x0.9(mm)の大きさを有する場合、ビアホールの直径は、92〜103μmであることができる。
圧電素子100は、非圧電層140と端子131とをさらに含むことができる。非圧電層140は、電極層120のうちの最端層に位置するものの少なくとも1つをカバーする層であって、圧電層110及び電極層120を保護する。非圧電層140には電界が形成されないので圧電特性は発揮されない。
非圧電層140は、第1カバー層141と第2カバー層142とを含むことができる。
第1カバー層141は、振動板11の反対側に位置する非圧電層であり、第2カバー層142は、振動板11側に位置する非圧電層である。振動板11と第2カバー層142との間には上述した接着部材12が介在されてもよい。
第1カバー層141と第2カバー層142とは、圧電層110を構成する材料と同様の材料を用いて形成することができる。すなわち、第1カバー層141と第2カバー層142とは、圧電層110を構成するものと同様のPNN−PZT系セラミックを含む材料で形成することができる。この場合、第1カバー層141と第2カバー層142とは、下記の組成物を主成分として形成することができる。
[化学式2]
Figure 2016051894
化学式2中、x、y、zは、定数値であって、xが0.8、yが0.44、そして、zが1/3であることができる。
第1カバー層141と第2カバー層142のそれぞれの厚さは、1つの圧電層110の厚さよりも小さくてもよい。例えば、1つの圧電層110の厚さが約80μmである場合、第1カバー層141と第2カバー層142はそれぞれ約30μmの厚さを有することができる。
端子131は、電極層120が外部電源と電気的に接続されるようにするものであって、外部に露出するように非圧電層140の表面に形成することができる。端子131は、第1カバー層141の表面に形成することができる。
端子131は、ビア130の位置に対応して形成できるが、図6に示すように、ビア130の位置と異なる位置に形成することもできる。この場合、リード線を介在させ、端子131の位置を必要により変更すればよい。
端子131は、1対で構成され、それぞれは、(+)極または(−)極と接続することができる。端子131は、円形形状を有することができ、その直径は1mm以内であることができる。
圧電素子100は、樹脂層Rをさらに含むことができる。
樹脂層Rは、圧電層110及び電極層120の側面をカバーして、内部に湿気または異物が投入されることを防止する。図6に示すように、樹脂層Rは、圧電層110及び電極層120の側面だけでなく第1カバー層141の一部までカバーすることができる。樹脂層Rはエポキシ樹脂であることができる。
一方、図面には、樹脂層Rが圧電層110及び電極層120の両側面をカバーしているが、樹脂層Rは、圧電層110及び電極層120の4つの側面をすべてカバーすることもできる。
図1及び2を再び参照すると、重量体150は振動力を最大に増加させるための媒介物であって、振動板11の上部に位置する。重量体150を用いることにより、ヘプティック感を向上させることができる。
重量体150は、振動板11の上部プレート11aに結合可能であり、下部プレート11bと直接的に接触しないように両端部から中心部に向けて傾くように形成することができる。また、重量体150は金属材質で形成することができ、同一体積でも相対的に密度の高いタングステン(W)材質を用いて形成することができる。
ケース160は、振動板11、圧電素子100及び重量体150をすべてカバーするハウジング(housing)であって、振動板11、圧電素子100及び重量体150を含めた圧電振動モジュール10の内部部品を保護する役割をする。
ケース160は、上部ケースと下部ケースとに分けることができる。下部ケースは、図1に示されているように、細くて長い扁平な形状に形成され、上部ケースの開放下部面を閉鎖できる大きさに形成される。上部ケースと下部ケースは、通常の技術者に既に広く知られているコーキング(caulking)、溶接あるいはボンディングなどの様々な方法により結合されることができる。
下部ケースは、振動板11の下部プレートと所定の間隔を置いて平行に離隔しており、下部プレートは、下部ケースの両端部に結合され固定されることができる。
第1ダンパ151は、重量体150とケース160との間に介在され、重量体150がケース160にぶつかって破損することを防止することができる。第1ダンパ151は、重量体150の上部に結合可能であり、弾性部材、例えばゴム材質を用いて形成することができる。
第2ダンパ152は、重量体150と振動板11との間に介在され、重量体150と振動板11との間の衝撃を緩和することができる。第2ダンパ152は、重量体150の下部に結合可能であり、第1ダンパ151と同じく弾性部材、例えばゴム材質を用いて形成することができる。
基板170は、圧電素子100の電極層120に電圧を印加するために圧電素子100に結合される回路基板である。基板170は、圧電素子100の下部に結合可能であり、フレキシブルPCB(flexible PCB、FPCB)であってもよい。
以上、本発明の一実施例について説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば特許請求範囲に記載した本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更、削除または追加などをすることにより本発明を多様に修正及び変更することができ、これも本発明の権利範囲内に含まれるものといえよう。
10 圧電振動モジュール
11 振動板
11a 上部プレート
11b 下部プレート
12 接着部材
100 圧電素子
110 圧電層
120 電極層
121 主電極
122 接続電極
130 ビア
131 端子
140 非圧電層
141 第1カバー層
142 第2カバー層
150 重量体
151 第1ダンパ
152 第2ダンパ
160 ケース
170 基板
R 樹脂層

Claims (20)

  1. 複数の電極層と、前記電極層の間に介在される圧電層とを含む圧電素子であって、
    それぞれの電極層が、互いに異なる極を有する主電極と接続電極とを含み、
    前記接続電極が、前記圧電層の一面のコーナー部に配置され、
    前記主電極が、前記接続電極と離隔して前記圧電層の一面をカバーする圧電素子。
  2. 1つの電極層の前記接続電極と、隣り合う他の1つの電極層の前記主電極とを電気的に接続させるために、2つの電極層の間に介在された前記圧電層を貫通するビアをさらに含む請求項1に記載の圧電素子。
  3. 隣り合う2つの前記電極層において、
    それぞれの前記接続電極が、互いに対角方向に位置したコーナー部に配置される請求項2に記載の圧電素子。
  4. 前記圧電層が、一方向に伸縮するように前記一方向に延長される直方体形状を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の圧電素子。
  5. 前記接続電極が四角形の形状を有し、
    前記接続電極の前記圧電層の幅方向に延長された辺の長さが、前記主電極の前記圧電層の幅方向の長さの半分以下の長さである請求項4に記載の圧電素子。
  6. 1つの電極層において、
    前記主電極の面積に対する前記接続電極の面積が、3%以下である請求項4または5に記載の圧電素子。
  7. 前記複数の電極層の最端層に位置する電極層のうちの少なくとも1つをカバーする非圧電層をさらに含む請求項1から6のいずれか1項に記載の圧電素子。
  8. 前記電極層と電気的に接続されるように、前記非圧電層の表面に形成される端子をさらに含む請求項7に記載の圧電素子。
  9. 前記圧電層及び前記電極層の側面をカバーする樹脂層をさらに含む請求項1から8のいずれか1項に記載の圧電素子。
  10. 振動板と、前記振動板に結合され、前記振動板を振動させる圧電素子とを含み、前記圧電素子が、複数の電極層と、前記電極層の間に介在される圧電層とを含む圧電振動モジュールであって、
    前記圧電素子において
    それぞれの電極層が、互いに異なる極を有する主電極と接続電極とを含み、
    前記接続電極が、前記圧電層の一面のコーナー部に配置され、
    前記主電極が、前記接続電極と離隔して前記圧電層の一面をカバーする圧電振動モジュール。
  11. 1つの電極層の前記接続電極と、隣り合う他の1つの電極層の前記主電極とを電気的に接続するために、2つの電極層の間に介在された前記圧電層を貫通するビアをさらに含む請求項10に記載の圧電振動モジュール。
  12. 隣り合う2つの前記電極層において、
    それぞれの前記接続電極が、互いに対角方向に位置したコーナー部に配置される請求項11に記載の圧電振動モジュール。
  13. 前記圧電層が、一方向に伸縮するように前記一方向に延長される直方体形状を有する請求項10から12のいずれか1項に記載の圧電振動モジュール。
  14. 前記接続電極が、四角形の形状を有し、
    前記接続電極の前記圧電層の幅方向に延長された辺の長さが、前記主電極の前記圧電層の幅方向の長さの半分以下の長さである請求項13に記載の圧電振動モジュール。
  15. 1つの電極層において、
    前記主電極の面積に対する前記接続電極の面積が、3%以下である請求項13または14に記載の圧電振動モジュール。
  16. 前記複数の電極層の最端層に位置する電極層のうちの少なくとも1つをカバーする非圧電層をさらに含む請求項10から15のいずれか1項に記載の圧電振動モジュール。
  17. 前記電極層と電気的に接続されるように、前記非圧電層の表面に形成される端子をさらに含む請求項16に記載の圧電振動モジュール。
  18. 前記圧電層及び前記電極層の側面をカバーする樹脂層をさらに含む請求項10から17のいずれか1項に記載の圧電振動モジュール。
  19. 前記振動板と前記圧電素子との間に介在される接着部材をさらに含む請求項10から18のいずれか1項に記載の圧電振動モジュール。
  20. 前記振動板の上部に配置される重量体をさらに含む請求項10から19のいずれか1項に記載の圧電振動モジュール。
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