JP2016051789A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】コアカバーと充填樹脂との界面における剥離の発生又は剥離の進展を抑制し、寿命を引き延ばすことができる内燃機関用点火コイルを提供する。【解決手段】点火コイル1は、一次コイル21、二次コイル22、中心コア5、外周コア6、コアカバー7、ケース11及び充填樹脂13を備えている。コアカバー7は、外周コア6における内側面61、貫通方向Lの一端面62、及び貫通方向Lの他端面63を覆う形状に形成されている。コアカバー7における、外周コア6の貫通方向Lの一端面62に対向する一端側カバー部であって、二次コイル22の高圧側に位置する部位に形成された壁部75の内側面、外側面、貫通方向Lの一端面の全てには、複数の長溝76が形成されている。複数の長溝76内は、ケース11内を充填する充填樹脂13によって充填されている。【選択図】図1

Description

本発明は、点火プラグに点火用のスパークを発生させるための内燃機関用点火コイルに関する。
点火コイルは、一次コイル、二次コイル、中心コア及び外周コアが組み付けられた組付体がケース内に配置され、ケース内の隙間が充填樹脂によって充填されて形成されている。また、組付体がプラグホールの外部に配置されるか、プラグホールの内部に配置されるかによって、点火コイルの形状が異なる。組付体がプラグホールの外部に配置された構造は、プラグホールの内径によって点火コイルの体格が左右されずに点火性能を設計できる点で有利である。
例えば、特許文献1においては、絶縁材に埋設された1次コイル、2次コイル、センタ鉄心及びサイド鉄心を、プラグホールの外部に配置する内燃機関用点火コイル装置について開示されている。この点火コイル装置においては、サイド鉄心を鉄心カバーによって覆っており、鉄心カバーを構成する外周部に応力緩和材を配置している。応力緩和材により、鉄心との熱膨張差によって絶縁材に発生する応力を緩和して、絶縁材にクラックが発生しないようにしている。
特開2003−86439号公報
しかしながら、特許文献1においては、応力緩和材を別途用いる必要があり、部品点数が増加する。また、応力緩和材はサイド鉄心と分離しており、薄膜である。そのため、応力緩和材が設けられたサイド鉄心を、点火コイル装置のケースに挿入する際に、応力緩和材がケースの内壁と擦れて剥がれるおそれがある。そのため、点火コイル装置の組付に手間がかかり、絶縁材におけるクラックの発生を十分に抑えることが困難になる。
また、応力緩和材とケースの内壁との間に隙間を設けることも考えられる。しかし、この場合には、点火コイル装置が大きくなるという別の問題が生じる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、コアカバーと充填樹脂との界面における剥離の発生又は剥離の進展を抑制することができ、点火コイルの寿命を引き延ばすことができる内燃機関用点火コイルを提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、一次コイルと、
該一次コイルの外周に同心状に配置された二次コイルと、
上記一次コイルの内周に配置された中心コアと、
上記二次コイルの回りを囲む環状の外周コアと、
該外周コアにおける内側面、貫通方向の一端面、及び貫通方向の他端面を覆う形状に形成されたコアカバーと、
上記一次コイル、上記二次コイル、上記中心コア、上記外周コア及び上記コアカバーを、上記外周コアの貫通方向の一端面が位置する側に形成された開口部から収容するケースと、
該ケース内の隙間を充填する充填樹脂と、を備え、
上記コアカバーにおける、上記外周コアの貫通方向の一端面に対向する部位であって、上記二次コイルの高圧側に位置する部位に形成された壁部の内側面、外側面、貫通方向の一端面のうちの少なくともいずれかには、凹部又は段部が形成されており、
該凹部又は該段部には、上記充填樹脂が接触していることを特徴とする内燃機関用点火コイルにある。
上記内燃機関用点火コイル(単に点火コイルということがある。)においては、外周コアを覆うコアカバーの形状に工夫をしている。コアカバーは、外周コアにおける内側面、貫通方向の一端面、及び貫通方向の他端面を覆い、外周コアとの熱膨張率の差によって充填樹脂に生じる熱応力を緩和させるものである。
コアカバーと充填樹脂との界面には、外周コアと充填樹脂との熱膨張率の差によって充填樹脂に生じる熱応力により、剥離が生じやすい状態が形成される。コアカバーと充填樹脂との界面に生じる剥離は、この界面に沿ってコアカバーの貫通方向の一端側へ進展する。そして、剥離がコアカバーの貫通方向の一端側の角部に到達すると、応力集中によって充填樹脂にクラックが生じ、その後、クラックがケースの開口部側に位置する充填樹脂の端面まで進展することがわかっている。特に、二次コイルにおける高圧側は、二次コイルの電圧値が高くなる側であり、クラックの発生によって電流のリークが生じるリスクが高まる部位である。
そこで、コアカバーにおける、外周コアの貫通方向の一端面に対向する部位であって、二次コイルの高圧側に位置する部位に形成された壁部には、点火コイルの加熱冷却サイクルにおいて生じる充填樹脂の熱収縮に耐えるための、又は剥離がクラックへ進展することを抑えるための凹部又は段部を形成している。
凹部又は段部がコアカバーの壁部の貫通方向の一端面に形成されている場合においては、内燃機関の加熱冷却サイクルにおいて、充填樹脂が熱収縮しようとするときには、凹部又は段部に接触する充填樹脂の部分が凹部又は段部に係止される。これにより、充填樹脂の熱収縮が抑えられて剥離の発生が抑えられ、仮に剥離が発生した場合でも、剥離の進展を抑制することができ、充填樹脂にクラックが生じにくくすることができる。そのため、点火コイルの寿命を引き延ばすことができる。
一方、凹部又は段部がコアカバーの壁部の外側面に形成されている場合においては、外周コアの貫通方向の一端面に位置する角部の周辺におけるコアカバーと充填樹脂との界面に発生した剥離は、凹部又は段部と充填樹脂との界面に沿って進展することになる。また、凹部又は段部がコアカバーの壁部の内側面に形成されている場合においては、外周コアの上記角部を覆うコアカバーと充填樹脂との界面に発生した剥離は、凹部又は段部と充填樹脂との界面に沿って進展することになる。
これらの場合には、剥離が、コアカバーの貫通方向の一端側の角部まで進展するまでの沿面距離を長くすることができる。そのため、剥離がコアカバーの貫通方向の一端側の角部まで進展しにくくなる。そして、充填樹脂にクラックが発生することを抑制して、点火コイルの寿命を引き延ばすことができる。
また、上記点火コイルにおいては、コアカバーの壁部に凹部又は段部を形成する簡単な工夫によって、剥離の発生又は剥離の進展を抑制することができる。また、コアカバーとは別の応力緩和材等を用いる必要がなく、点火コイルの組付にかかる手間が増えることもない。さらに、応力緩和材等の配置に伴ってケース内に隙間を形成する必要もなく、点火コイルが大きくなることを防止することができる。
それ故、上記内燃機関用点火コイルによれば、コアカバーと充填樹脂との界面における剥離の発生又は剥離の進展を抑制することができ、点火コイルの寿命を引き延ばすことができる。
実施例1にかかる、点火コイルを示す断面説明図。 実施例1にかかる、点火コイルを示す図で、図1のI−I線断面説明図。 実施例1にかかる、外周コア及びコアカバーの周辺を示す斜視図。 実施例1にかかる、コアカバー及び外周コアを内側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、コアカバー及び外周コアを外側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、コアカバーの壁部の周辺を拡大して示す断面説明図。 実施例1にかかる、他のコアカバー及び外周コアを内側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、他のコアカバー及び外周コアを外側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、他のコアカバーの壁部の周辺を拡大して示す断面説明図。 実施例2にかかる、コアカバー及び外周コアを内側から見た状態で示す斜視図。 実施例2にかかる、コアカバーの壁部の周辺を拡大して示す断面説明図。
上述した内燃機関用点火コイルにおける好ましい実施の形態について説明する。
上記内燃機関用点火コイルにおいては、上記凹部は、上記壁部における、上記外周コアが環状に回る方向に沿って互いに平行に形成された複数の長溝と、上記壁部における、上記外周コアが環状に回る方向と、該環状に回る方向に直交する方向とに向けて繰り返し形成された複数の陥没穴との少なくとも一方によって構成されていてもよい。
複数の長溝又は複数の陥没穴が壁部の貫通方向の一端面に形成されている場合には、内燃機関の加熱冷却サイクルにおいて、充填樹脂が熱収縮しようとするときには、複数の長溝又は複数の陥没穴に充填された充填樹脂の部分が、複数の長溝又は複数の陥没穴に係止される。これにより、コアカバーと充填樹脂との界面における剥離の発生が効果的に抑えられる。一方、複数の長溝又は複数の陥没穴が壁部の外側面又は内側面に形成されている場合には、剥離がコアカバーの貫通方向の一端側の角部まで進展することを効果的に抑制することができる。
また、上記壁部の内側面、外側面、貫通方向の一端面の全てには、上記複数の長溝又は上記複数の陥没穴のいずれかが形成されていてもよい。
この場合には、コアカバーと充填樹脂との界面における剥離の発生及び剥離の進展を最も効果的に抑制することができる。
また、上記段部は、上記壁部の内側面及び外側面に形成され、かつ、上記壁部の内側面と外側面との間の幅が、貫通方向の一端側に向かうに連れて順次狭くなる階段形状に形成されていてもよい。
この場合には、コアカバーの成形時において、成形後のコアカバーを金型から離型する際のアンダーカット形状が形成されないようにすることができる。また、この場合にも、コアカバーと充填樹脂との界面における剥離の進展を抑制することができる。
以下に、内燃機関用点火コイルにかかる実施例について、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の内燃機関用点火コイル1(以下、単に点火コイル1という。)は、図1、図2に示すように、一次コイル21、二次コイル22、中心コア5、外周コア6、コアカバー7、ケース11及び充填樹脂13を備えている。二次コイル22は、一次コイル21の外周に同心状に配置されている。中心コア5は、電磁鋼板を積層して形成され、一次コイル21の内周に配置されている。外周コア6は、電磁鋼板を積層して形成され、二次コイル22の回りを囲む環状に形成されている。コアカバー7は、外周コア6における内側面61、貫通方向Lの一端面62、及び貫通方向Lの他端面63を覆う形状に形成されている。ケース11は、一次コイル21、二次コイル22、中心コア5、外周コア6及びコアカバー7を、外周コア6の貫通方向Lの一端面62が位置する側に形成された開口部111から収容するよう構成されている。充填樹脂13は、ケース11内の隙間を充填するものである。
図4〜図6に示すように、コアカバー7における、外周コア6の貫通方向Lの一端面62に対向する一端側カバー部72であって、二次コイル22の高圧側に位置する部位に形成された壁部75の内側面751、外側面752、貫通方向Lの一端面753の全てには、凹部としての複数の長溝76が形成されている。複数の長溝76内は、ケース11内を充填する充填樹脂13によって充填されている。
以下に、本例の点火コイル1について、図1〜図9を参照して詳説する。
点火コイル1は、エンジンの各シリンダーに配置され、各シリンダーのプラグホールに配置された点火プラグからスパークを発生させるためのスパーク用電圧を発生させる。
本例の点火コイル1は、一次コイル21、二次コイル22、中心コア5及び外周コア6がプラグホールの外部に配置され、プラグホール内に、点火プラグに接続されるジョイント部12が配置されるものである。
図1、図2に示すように、中心コア5は、直方体に形成されている。一次コイル21は、角部が丸められた略四角筒形状の断面の一次スプール3の外周に巻回されている。二次コイル22は、角部が丸められた略四角筒形状の断面の二次スプール4の外周に巻回されている。外周コア6は、外側角部が丸められた略四角環形状に形成されている。中心コア5及び外周コア6を構成する電磁鋼板は、外周コア6の貫通方向Lに積層されている。外周コア6の貫通方向Lはケース11の開口部111の方向に向けられており、ケース11は、略四角環形状の外周コア6の形状に沿った略四角の器形状に形成されている。ケース11は、点火コイル1においてジョイント部12が形成される側とは反対側に開口部111を有している。
一次スプール3は、一次コイル21が巻回された筒部31と、筒部31の端部に繋がるコネクタ部32とを有している。ケース11内には、一次コイル21への通電及び通電の遮断を行うスイッチング素子を内蔵したイグナイタ33が配置されている。二次スプール4は、二次コイル22が巻回された筒部41を有している。一次スプール3のコネクタ部32の一部は、ケース11に形成された切欠部に嵌合されて、ケース11の一部を構成している。
充填樹脂13は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂であり、ケース11内における、一次コイル21及び二次コイル22等の絶縁及び固着を行うものである。
図1〜図3に示すように、コアカバー7は、略四角環形状の外周コア6の略全周に設けられている。コアカバー7は、外周コア6における内側面61、貫通方向Lの一端面62、及び貫通方向Lの他端面63を覆い、充填樹脂13と外周コア6との熱膨張率の差によって充填樹脂13に生じる熱応力を緩和させるものである。コアカバー7は、外周コア6における内側面61に対向する内側カバー部71、外周コア6における貫通方向Lの一端面62に対向する一端側カバー部72、及び外周コア6における貫通方向Lの他端面63に対向する他端側カバー部73を有している。一端側カバー部72と他端側カバー部73とは、内側カバー部71によって繋がれている。
コアカバー7は、外周コア6に組み付けることができるように、複数に分割して形成することができる。
図3に示すように、コアカバー7における壁部75は、一端側カバー部72における二次コイル22の高圧側に位置する部位から、貫通方向Lの一端側に突出して形成されている。壁部75によって一端側カバー部72の貫通方向Lにおける厚みを厚くしていることにより、充填樹脂13に生じる熱応力が効果的に緩和される。本例の壁部75は、略四角環形状のコアカバー7を構成する4つの辺部のうちの二次コイル22の高圧側に位置する高圧側辺部741、及び高圧側辺部741に繋がって互いに対向する一対の対向辺部742の一部に形成されている。一対の対向辺部742に壁部75が形成された長さL2は、一対の対向辺部742の全長をL1としたとき、0.3L1〜0.5L1の範囲内とすることができる。
壁部75は、コアカバー7における高圧側辺部741のみに形成することもできる。また、コアカバー7は、外周コア6の略全周に設ける以外にも、外周カバーの高圧側部分にのみ設けることもできる。
図4、図5に示すように、本例の壁部75に形成された複数の長溝76は、壁部75における、外周コア6が環状に回る方向に沿って互いに平行に形成されている。この長溝76は、壁部75の内側面751、外側面752、貫通方向Lの一端面753の全てにおいて、それぞれ複数本が形成されている。本例の長溝76は、壁部75の内側面751及び外側面752のそれぞれにおける3か所に、貫通方向Lに互いに平行に並んで形成されており、また、壁部75の貫通方向Lの一端面753における2か所に、内外周方向に互いに平行に並んで形成されている。また、各長溝76は、壁部75の端面から端面まで連続して形成されている。また、壁部75における、長溝76が形成されていない残りの部分には、外周コア6が環状に回る方向に伸びる長尺状の凸部761が複数形成されている。
図6に示すように、壁部75の貫通方向Lの一端面753における、環状に回る方向に直交する断面は、弧状に膨らむ形状を有している。また、壁部75における貫通方向Lの一端面753に位置する内側及び外側の角部743は、曲面状に形成されている。
外周コア6の外側面とケース11の内壁面112との間、コアカバー7の壁部75における外側面752とケース11の内壁面112との間、及び外周コア6とコアカバー7との間には、微小な隙間が形成されている。この微小な隙間には、充填樹脂13が充填されている。
なお、コアカバー7の壁部75とケース11の内壁面112との隙間はなくすこともできる。
具体的には、コアカバー7の一対の対向辺部742に設けられた壁部75における外側面752間の寸法を、これに対向するケース11の内壁面112間の寸法よりも大きくして、一対の対向辺部742の壁部75における外側面752をケース11の内壁面112に接触させることができる。また、コアカバー7の高圧側辺部741に設けられた壁部75における外側面752と、コネクタ部32のケース11を形成する部分との間の寸法を、これに対向するケース11の内壁面112間の寸法よりも大きくして、高圧側辺部741の壁部75における外側面752をケース11の内壁面112に接触させることもできる。これらの場合には、コアカバー7と充填樹脂13との界面に生じる剥離が進展することを、コアカバー7の壁部75における複数の凸部761とケース11の内壁面112との密着部分、及び複数の長溝76によって抑制することができる。
中心コア5及び外周コア6は、軟磁性を有する磁性材料によって構成されている。中心コア5及び外周コア6の熱膨張率(線膨張係数)は、熱硬化性樹脂から構成された充填樹脂13の熱膨張率よりも小さい。また、コアカバー7の熱膨張率は、中心コア5及び外周コア6の熱膨張率と充填樹脂13の熱膨張率との中間の値を示す。点火コイル1がエンジンの加熱冷却サイクルにおいて冷却されるときには、膨張した充填樹脂13が収縮しようとする。この充填樹脂13の収縮が外周コア6によって止められることにより、充填樹脂13に熱応力が作用する。コアカバー7が外周コア6に設けられていることにより、充填樹脂13から外周コア6に作用する熱応力が緩和される。
コアカバー7の壁部75に設ける凹部は、図7〜図9に示すように、複数の陥没穴77とすることもできる。この陥没穴77は、壁部75における、外周コア6が環状に回る方向と、環状に回る方向に直交する方向とに向けて繰り返し形成することができる。また、コアカバー7を成形する際のアンダーカット形状が形成されないようにするために、壁部75には、複数の長溝76と複数の陥没穴77とを組み合わせて設けることができる。例えば、図7、図8に示すように、一対の対向辺部742に設けられた壁部75の内側面751及び外側面752に複数の長溝76を形成し、残りの壁部75の内側面751、外側面752及び貫通方向Lの一端面753に複数の陥没穴77を形成することができる。
次に、本例の点火コイルの作用効果について説明する。
図6に示すように、コアカバー7と充填樹脂13との界面には、外周コア6と充填樹脂13との熱膨張率の差によって充填樹脂13に生じる熱応力により、剥離が生じやすい状態が形成される。コアカバー7と充填樹脂13との界面に生じる剥離は、この界面に沿ってコアカバー7の貫通方向Lの一端側へ進展する。そして、剥離がコアカバー7の貫通方向Lの一端側の角部に到達すると、応力集中によって充填樹脂13にクラックが生じ、その後、クラックがケース11の開口部111側に位置する充填樹脂13の端面131まで進展することがわかっている。特に、二次コイル22における高圧側は、二次コイル22の電圧値が高くなる側であり、クラックの発生によって電流のリークが生じるリスクが高まる部位である。
本例の点火コイル1においては、コアカバー7における、外周コア6の貫通方向Lの一端面62に対向する一端側カバー部72であって、二次コイル22の高圧側に位置する高圧側辺部741及び一対の対向辺部742の一部には壁部75を形成している。そして、この壁部75には、エンジンの加熱冷却サイクルにおいて生じる充填樹脂13の熱収縮に耐えるための、又は剥離がクラックへ進展することを抑えるための複数の長溝76を形成している。
図6に示すように、エンジンの加熱冷却サイクルにおいて、点火コイル1が冷やされるときには、充填樹脂13が外周コア6の貫通方向Lに直交する平面の中心側(同図において、符号Cで示す。)へ熱収縮する。このとき、コアカバー7の壁部75の貫通方向Lの一端面753においては、複数の長溝76に充填された充填樹脂13の部分が複数の長溝76に係止される。これにより、充填樹脂13の熱収縮が抑えられて剥離の発生が抑えられ、仮に剥離が発生した場合でも、剥離の進展を抑制することができ、充填樹脂13にクラックが生じにくくすることができる。そのため、点火コイル1の寿命を引き延ばすことができる。なお、壁部75に複数の陥没穴77が形成された場合(図9参照)においても、複数の長溝76が形成された場合と同様の効果が得られる。
また、外周コア6の貫通方向Lの一端面62に位置する外側の角部63Bの周辺におけるコアカバー7と充填樹脂13との界面に発生した剥離は、コアカバー7の壁部75の外側面752において、複数の長溝76と充填樹脂13との界面に沿って進展する。また、外周コア6の内側の角部63Aを覆うコアカバー7と充填樹脂13との界面に発生した剥離は、コアカバー7の壁部75の内側面751において、複数の長溝76と充填樹脂13との界面に沿って進展する。そして、これらの場合おいて、剥離が、コアカバー7の貫通方向Lの一端側の角部743まで進展するまでの沿面距離を長くすることができる。そのため、剥離がコアカバー7の貫通方向Lの一端側の角部743まで進展しにくくなる。そして、充填樹脂13にクラックが発生することを抑制して、点火コイル1の寿命を引き延ばすことができる。なお、壁部75に複数の陥没穴77が形成された場合(図9参照)においても、複数の長溝76が形成された場合と同様の効果が得られる。
また、本例の点火コイル1においては、コアカバー7の壁部75に複数の長溝76を形成する簡単な工夫によって、剥離の発生又は剥離の進展を抑制することができる。また、コアカバー7とは別の応力緩和材等を用いる必要がなく、点火コイル1の組付にかかる手間が増えることもない。さらに、応力緩和材等の配置に伴ってケース11内に隙間を形成する必要もなく、点火コイル1が大きくなることを防止することができる。
それ故、本例の点火コイル1によれば、コアカバー7と充填樹脂13との界面における剥離の発生又は剥離の進展を抑制することができ、点火コイル1の寿命を引き延ばすことができる。
(実施例2)
本例は、コアカバー7における壁部75の内側面751及び外側面752に複数の段部78が形成された場合について示す。
本例の複数の段部78は、壁部75の内側面751と外側面752との間の幅が、貫通方向Lの一端側に向かうに連れて順次狭くなる階段形状に形成されている。本例の壁部75の貫通方向Lの一端面753には、外周コア6が環状に回る方向に沿った長溝76が形成されている。
本例の点火コイル1においては、外周コア6の貫通方向Lの一端面62に位置する外側の角部63Bの周辺におけるコアカバー7と充填樹脂13との界面に発生した剥離は、コアカバー7の壁部75の外側面752において、階段形状の複数の段部78と充填樹脂13との界面に沿って進展する。また、外周コア6の内側の角部63Aを覆うコアカバー7と充填樹脂13との界面に発生した剥離は、コアカバー7の壁部75の内側面751において、階段形状の複数の段部78と充填樹脂13との界面に沿って進展する。そして、これらの場合おいて、剥離が、コアカバー7の貫通方向Lの一端側の角部743まで進展するまでの沿面距離を長くすることができる。そのため、剥離がコアカバー7の貫通方向Lの一端側の角部743まで進展しにくくなり、充填樹脂13にクラックが発生することを抑制して、点火コイル1の寿命を引き延ばすことができる。
本例の点火コイル1においても、その他の構成及び図中の符号は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
1 点火コイル
11 ケース
111 開口部
13 充填樹脂
21 一次コイル
22 二次コイル
5 中心コア
6 外周コア
7 コアカバー
75 壁部
76 長溝(凹部)
77 陥没穴(凹部)
78 段部

Claims (5)

  1. 一次コイル(21)と、
    該一次コイル(21)の外周に同心状に配置された二次コイル(22)と、
    上記一次コイル(21)の内周に配置された中心コア(5)と、
    上記二次コイル(22)の回りを囲む環状の外周コア(6)と、
    該外周コア(6)における内側面(61)、貫通方向(L)の一端面(62)、及び貫通方向(L)の他端面(63)を覆う形状に形成されたコアカバー(7)と、
    上記一次コイル(21)、上記二次コイル(22)、上記中心コア(5)、上記外周コア(6)及び上記コアカバー(7)を、上記外周コア(6)の貫通方向(L)の一端面(62)が位置する側に形成された開口部(111)から収容するケース(11)と、
    該ケース(11)内の隙間を充填する充填樹脂(13)と、を備え、
    上記コアカバー(7)における、上記外周コア(6)の貫通方向(L)の一端面(62)に対向する部位であって、上記二次コイル(22)の高圧側に位置する部位に形成された壁部(75)の内側面(751)、外側面(752)、貫通方向(L)の一端面(753)のうちの少なくともいずれかには、凹部(76,77)又は段部(78)が形成されており、
    該凹部(76,77)又は該段部(78)には、上記充填樹脂(13)が接触していることを特徴とする内燃機関用点火コイル(1)。
  2. 上記凹部(76,77)は、上記壁部(75)における、上記外周コア(6)が環状に回る方向に沿って互いに平行に形成された複数の長溝(76)と、上記壁部(75)における、上記外周コア(6)が環状に回る方向と、該環状に回る方向に直交する方向とに向けて繰り返し形成された複数の陥没穴(77)との少なくとも一方によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル(1)。
  3. 上記壁部(75)の内側面(751)、外側面(752)、貫通方向(L)の一端面(753)の全てには、上記複数の長溝(76)又は上記複数の陥没穴(77)のいずれかが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用点火コイル(1)。
  4. 上記段部(78)は、上記壁部(75)の内側面(751)及び外側面(752)に形成され、かつ、上記壁部(75)の内側面(751)と外側面(752)との間の幅が、貫通方向(L)の一端側に向かうに連れて順次狭くなる階段形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル(1)。
  5. 上記壁部(75)における貫通方向(L)の一端面に位置する内側及び外側の角部(743)は、曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関用点火コイル(1)。
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