JP6455027B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Description

本発明は、点火プラグに点火用のスパークを発生させるための内燃機関用点火コイルに関する。
点火コイルにおいては、一次コイル、二次コイル及び中心コアの組付体が、環形状の外周コアの内側に挿入配置されて形成されるものがある。この点火コイルにおいては、中心コアの一端面を外周コアの内側面に接触させ、中心コアの他端面と外周コアの内側面との間にはコア間隙を形成している。
例えば、特許文献1においては、一次コイル及び二次コイルが外周に配置された第1コアと、第1コアの外側に配置されて第1コアとともに閉磁路を形成する第2コアとを備えた内燃機関用点火コイルについて開示されている。この点火コイルにおいては、第1コアの一端面と第2コアとの間にコアギャップが形成されており、第1コアの他端面が第2コアの接触面に押し当てられている。これにより、第1コアの他端面と第2コアとの間に隙間が生じないようにして、点火コイルの性能の低下及び性能のばらつきを少なくしている。
特開平3−224207号公報
特許文献1において、一次コイル、二次コイル及び第1コアの組付体を第2コアの開口部から挿入配置する際には、第1コアの他端面を第2コアの内側面に接触させながら、組付体を第2コアの開口部に対して斜めに挿入することがある。このとき、第1コアの他端面においては、一次コイルが巻回された一次スプールの端面が、第1コアの内側面に接触して削られながら第2コアの内側面に対面される。そして、一次スプールの端面が削られる量にばらつきが生じやすい。そのため、第1コアと第2コアとが接触しているものの、第1コアと第2コアとの組付状態に生じた傾きにより、第1コア及び第2コアを通過する磁束量が変化し、点火コイルの性能の低下又は性能のばらつきが生じるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、一次コイル、二次コイル及び中心コアの組付体を外周コアに垂直に挿入することができ、外周コアに対する中心コアの組付状態に、傾きがほとんど生じないようにして、性能の低下又は性能のばらつきを抑えることができる内燃機関用点火コイルを提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、一次スプールの外周に巻回された一次コイルと、
二次スプールの外周に巻回され、上記一次コイルの外周に同心状に配置された二次コイルと、
上記一次コイルの内周に配置された中心コアと、
上記一次コイル、上記二次コイル及び上記中心コアの回りを囲む環形状を有し、該中心コアの一端面と接触するとともに、該中心コアの他端面との間にコア間隙を形成する外周コアと、を備え、
該外周コアの貫通方向の一方側に位置する第1開口部から、該外周コアの内側に上記一次コイル、上記二次コイル及び上記中心コアの組付体が挿入配置されて形成された内燃機関用点火コイルにおいて、
上記一次スプール又は上記二次スプールの一端側の第1端面には、該第1端面から一端側に突出し、かつ上記外周コアの内側面に接触、又は上記外周コアに設けられた保護部材の内側面に接触する第1突起部が設けられており、
該第1突起部は、上記中心コアが配置された位置よりも、上記貫通方向の他方側としての第2開口部側の位置に少なくとも形成されており、
上記一次スプール又は上記二次スプールの他端側の第2端面には、該第2端面から他端側に突出し、かつ上記中心コアの他端面よりも他端側に突出して上記外周コアの内側面に接触する第2突起部が設けられており、
該第2突起部は、上記外周コアの貫通方向の略全長に対向する位置に形成されていることを特徴とする内燃機関用点火コイルにある。
上記内燃機関用点火コイルにおいては、一次スプール又は二次スプールに第1突起部及び第2突起部を形成することにより、外周コアに対する中心コアの組付位置の精度を向上させている。
具体的には、一次コイル、二次コイル及び中心コアの組付体は、第1突起部と第2突起部とによって中心コアの中心軸線方向の両側において案内されて、外周コアの内側に挿入される。第1突起部は、中心コアが配置された位置よりも、貫通方向の他方側としての第2開口部側の位置に少なくとも形成されている。これにより、外周コアに中心コアが挿入される際には、中心コアの一端面においては、中心コアの一端面が外周コアの内側面に接触するよりも先に、第1突起部が、外周コアの内側面又は外周コアに設けられた保護部材の内側面に接触する。そして、第1突起部が外周コアの内側面又は保護部材の内側面に接触する状態で、中心コアの一端面が外周コアの内側面に接触する。
また、第2突起部は、外周コアの貫通方向の略全長に対向する位置に形成されている。これにより、外周コアに中心コアが挿入される際に、中心コアの一端面が外周コアの内側面に接触するよりも先に、中心コアの一端面において、第1突起部が外周コアの内側面又は保護部材の内側面に接触するとほぼ同時に、中心コアの他端面において、第2突起部が外周コアの内側面に接触する。
その結果、中心コアが外周コアに組み付けられる際には、中心コアの一端面及び他端面の両側において、中心コアが外周コアに案内される。そして、外周コアの第1開口部に対して垂直になる状態で、一次コイル、二次コイル及び中心コアの組付体を挿入することができる。これにより、外周コアに対する中心コアの組付状態に、傾きがほとんど生じないようにすることができる。
それ故、上記内燃機関用点火コイルによれば、一次コイル、二次コイル及び中心コアの組付体を外周コアに垂直に挿入することができ、外周コアに対する中心コアの組付状態に、傾きがほとんど生じないようにすることができる。また、点火コイルの性能の低下又は性能のばらつきを抑えることができる。
実施例1にかかる、点火コイルを示す断面説明図。 実施例1にかかる、一次コイル、二次コイル及び中心コアの組付体を外周コアに組み付ける状態を、第1突起部の側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、組付体を外周コアに組み付ける状態を、第2突起部の側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、他の組付体を外周コアに組み付ける状態を、第1突起部の側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、他の組付体を外周コアに組み付ける状態を、第1突起部の側から見た状態で示す斜視図。 実施例1にかかる、他の組付体を外周コアに組み付ける状態を、第1突起部の側から見た状態で示す斜視図。 実施例2にかかる、組付体を外周コアに組み付ける状態を、第1突起部の側から見た状態で示す斜視図。
上述した内燃機関用点火コイルにおける好ましい実施の形態について説明する。
(実施例1)
本例の内燃機関用点火コイル1(以下、点火コイル1という。)は、図1〜図3に示すように、一次スプール3の外周に巻回された一次コイル21と、二次スプール4の外周に巻回され、一次コイル21の外周に同心状に配置された二次コイル22と、一次コイル21の内周に配置された中心コア5と、一次コイル21、二次コイル22及び中心コア5の回りを囲む環形状を有する外周コア6とを備えている。中心コア5の一端面51と外周コア6の内側面60とが接触しており、中心コア5の他端面52と外周コア6の内側面60との間にコア間隙Sが形成されている。点火コイル1は、外周コア6の貫通方向Lの一方側に位置する第1開口部61から、外周コア6の内側面60に一次コイル21、二次コイル22及び中心コア5の組付体10が挿入配置されて形成されている。
図2に示すように、二次スプール4の一端側の第1端面41には、第1端面41から一端側に突出する第1突起部42が設けられている。第1突起部42の端面421は、外周コア6の内側面60に接触するよう、中心コア5の一端面51と同一面に形成されている。第1突起部42は、中心コア5が配置された位置よりも、貫通方向Lの他方側としての第2開口部62側の位置に少なくとも形成されている。
図3に示すように、一次スプール3の他端側の第2端面31には、第2端面31から他端側に突出する第2突起部32が設けられている。第2突起部32の端面は、外周コア6の内側面60に接触するよう、中心コア5の他端面52よりも他端側に突出している。第2突起部32は、外周コア6の貫通方向Lの略全長に対向する位置に形成されている。
以下に、本例の点火コイル1について、図1〜図6を参照して詳説する。
図1に示すように、点火コイル1は、エンジンの各シリンダーに配置され、各シリンダーのプラグホールに配置された点火プラグにスパークを発生させるためのスパーク用電圧を発生させる。
本例の点火コイル1は、一次コイル21、二次コイル22、中心コア5及び外周コア6がプラグホールの外部に配置され、プラグホール内に、点火プラグへのジョイント部12が配置されるものである。一次コイル21、二次コイル22、中心コア5及び外周コア6は、ケース11内に配置されており、ケース11内の隙間は、注型用の樹脂13によって充填されている。
中心コア5は、直方体に形成されている。一次コイル21は、角部が丸められた略四角筒形状の断面の一次スプール3の外周に巻回されている。二次コイル22は、角部が丸められた略四角筒形状の断面の二次スプール4の外周に巻回されている。外周コア6は、角部が丸められた略四角環形状に形成されている。外周コア6の貫通方向Lはケース11の開口部の方向に向けられており、ケース11は、略四角環形状の外周コア6に沿った略四角の器形状に形成されている。
中心コア5及び外周コア6は、外周コア6の貫通方向Lに複数の電磁鋼板を積層して形成されている。一次スプール3は、一次コイル21が巻回された筒部35と、筒部35の端部に繋がるコネクタ部36とを有している。ケース11内においては、外周コア6の外側の位置において、コネクタ部36に接続されるイグナイタ37が配置されている。二次スプール4は、二次コイル22が巻回された筒部45を有している。二次スプール4の中心部には、一次コイル21及び中心コア5が挿入配置される中空穴40が形成されている。
なお、図2、図3においては、コネクタ部36を省略している。
図2に示すように、第1突起部42は、二次スプール4の筒部45の一端側に設けられた鍔部451の第1端面41から突出して形成されている。第1突起部42は、二次スプール4の鍔部451における、中空穴40に対する左右方向の辺部分451Bであって、左右方向の両側の位置において、貫通方向Lに伸びる形状に一対に形成されている。第1突起部42の第2開口部62側の端部には、組付体10を外周コア6の内側面60へ案内するテーパ部422が形成されている。第1突起部42は、中心コア5に対する両側のほぼ対象位置に配置されている。
また、第1突起部42の端面421から第2突起部32の端面321までの距離は、外周コア6の内側面60から内側面60までの距離よりも若干大きい。
図3に示すように、第2突起部32は、一次スプール3の筒部35の他端側に設けられた鍔部351の第2端面31から突出して形成されている。第2突起部32は、一次スプール3の鍔部351の左右方向の両端部において、貫通方向Lに伸びる形状に一対に形成されている。第2突起部32の第2開口部62側の端部には、組付体10を外周コア6の内側面60へ案内するテーパ部322が形成されている。第2突起部32は、中心コア5に対する両側のほぼ対象位置に配置されている。
また、一対の第2突起部32と、第2突起部32同士を第1開口部61側において繋ぐ繋ぎ部33とによって、永久磁石53を配置する収容部34が形成されている。永久磁石53は、コア間隙Sに隣接して中心コア5の一端面51に配置され、中心コア5に形成される磁束と逆方向の磁束を生じさせて、点火コイル1の性能を高めるものである。
また、第1突起部42は、図4に示すように、二次スプール4の鍔部451における、中空穴40に対する第2開口部62側の辺部分451Aであって、外周コア6の貫通方向Lに直交する左右方向の両側の位置において、貫通方向Lに伸びる形状に一対に形成することもできる。この場合、第1突起部42は、中心コア5に対する第2開口部62側の位置に形成される。
また、第1突起部42は、図5に示すように、二次スプール4の鍔部451における、中空穴40に対する第2開口部62側の辺部分451A及び中空穴40に対する左右方向の辺部分451Bにおいて、それぞれ一対に形成することもできる。この場合、辺部分451Aにおける第1突起部42の端面421と、辺部分451Bにおける第1突起部42の端面421とは、中心コア5の一端面51と同一面に形成される。
さらに、第1突起部42は、図6に示すように、二次スプール4の鍔部451における、中空穴40に対する第2開口部62側の辺部分451Aの全体に、貫通方向Lに伸びる形状に形成することもできる。この場合、第1突起部42は、二次スプール4の第1端面41から、鍔部451の辺部分451Aを一端側にオフセットする形状で形成することができる。
本例の点火コイル1においては、一次スプール3に第2突起部32を形成し、二次スプール4に第1突起部42を形成することにより、外周コア6に対する中心コア5の組付位置の精度を向上させている。
具体的には、一次コイル21、二次コイル22及び中心コア5の組付体10は、第1突起部42と第2突起部32とによって中心コア5の中心軸線方向の両側において案内されて、外周コア6の内側に挿入される。第1突起部42は、中心コア6が配置された位置よりも、貫通方向Lの他方側としての第2開口部62側の位置に少なくとも形成されている。これにより、外周コア6に中心コア5が挿入される際には、中心コア5の一端面51においては、中心コア5の一端面51が外周コア6の内側面60に接触するよりも先に、第1突起部42が外周コア6の内側面60に接触する。そして、第1突起部42が外周コア6の内側面60に接触する状態で、中心コア5の一端面51が外周コア6の内側面60に接触する。
また、第2突起部32は、外周コア6の貫通方向Lの全長に対向する位置に形成されている。これにより、外周コア6に中心コア5が挿入される際に、中心コア5の一端面51が外周コア6の内側面60に接触するよりも先に、中心コア5の一端面51において、第1突起部42が外周コア6の内側面60に接触するとほぼ同時に、中心コア5の他端面52において、第2突起部32が外周コア6の内側面60に接触する。
その結果、中心コア5が外周コア6に組み付けられる際には、中心コア5の一端面51及び他端面52の両側において、中心コア5が外周コア6に案内される。そして、外周コア6の第1開口部61に対して垂直になる状態で、一次コイル21、二次コイル22及び中心コア5の組付体10を挿入することができる。これにより、外周コア6に対する中心コア5の組付状態に、傾きがほとんど生じないようにすることができる。そして、中心コア5及び外周コア6を通過する磁束量のばらつきを少なくすることができる。
それ故、本例の点火コイル1によれば、一次コイル21、二次コイル22及び中心コア5の組付体10を外周コア6に垂直に挿入することができ、外周コア6に対する中心コア5の組付状態に、傾きがほとんど生じないようにすることができる。また、点火コイル1の性能の低下又は性能のばらつきを抑えることができる。そして、点火コイル1の性能の低下又は性能のばらつきが抑えられることにより、性能の余裕率を少なくすることができ、点火コイル1の小型化又はコストダウンを図ることができる。
(実施例2)
本例は、図7に示すように、外周コア6が保護部材7によって覆われている場合の点火コイル1について示す。
保護部材7は、外周コア6の内側面60、外側面601及び貫通方向Lの両側の端面602を覆う形状に形成されている。保護部材7は、中心コア5の一端面51が配置される位置と、中心コア5の他端面52が配置される位置とに切欠き部71,72を有している。各切欠き部71,72においては、外周コア6の内側面60が露出している。中心コア5の一端面51に形成された切欠き部71は、中心コア5の一端面51と対向する左右方向の中心部分にのみ形成されており、この切欠き部71の左右方向の両側に位置する、外周コア6の内側面60は、保護部材7によって覆われている。
第1突起部42は、二次スプール4の筒部45の一端側に設けられた鍔部451の第1端面41から、保護部材7の内側面70に接触する高さに突出して形成されている。第1突起部42は、二次スプール4の鍔部451における、中空穴40に対する左右方向の辺部分451Bであって、左右方向の両側の位置において、貫通方向Lに伸びる形状に一対に形成されている。第1突起部42の第2開口部62側の端部には、組付体10を保護部材7の内側面70へ案内するテーパ部422が形成されている。第1突起部42は、中心コア5に対する両側のほぼ対象位置に配置されている。
本例においては、保護部材7に覆われた外周コア6に中心コア5が挿入される際には、中心コア5の一端面51においては、中心コア5の一端面51が外周コア6の内側面60に接触するよりも先に、第1突起部42が保護部材7の内側面70に接触する。そして、第1突起部42が保護部材7の内側面70に接触する状態で、中心コア5の一端面51が外周コア6の内側面60に接触する。
また、第2突起部32は、外周コア6の貫通方向Lの全長に対向する位置に形成されている。これにより、外周コア6に中心コア5が挿入される際に、中心コア5の一端面51が外周コア6の内側面60に接触するよりも先に、中心コア5の一端面51において、第1突起部42が保護部材7の内側面70に接触するとほぼ同時に、中心コア5の他端面52において、第2突起部32が外周コア6の内側面60に接触する。
本例の点火コイル1によっても、一次コイル21、二次コイル22及び中心コア5の組付体10を外周コア6に垂直に挿入することができ、外周コア6に対する中心コア5の組付状態に、傾きがほとんど生じないようにすることができる。また、本例においても、点火コイル1のその他の構成及び図中の符号は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
1 点火コイル
10 組付体
21 一次コイル
22 二次コイル
3 一次スプール
31 第2端面
32 第2突起部
4 二次スプール
41 第1端面
42 第1突起部
5 中心コア
51 一端面
52 他端面
6 外周コア
60 内側面
61 第1開口部
62 第2開口部
7 保護部材
70 内側面
S コア間隙
L 貫通方向

Claims (3)

  1. 一次スプール(3)の外周に巻回された一次コイル(21)と、
    二次スプール(4)の外周に巻回され、上記一次コイル(21)の外周に同心状に配置された二次コイル(22)と、
    上記一次コイル(21)の内周に配置された中心コア(5)と、
    上記一次コイル(21)、上記二次コイル(22)及び上記中心コア(5)の回りを囲む環形状を有し、該中心コア(5)の一端面(51)と接触するとともに、該中心コア(5)の他端面(52)との間にコア間隙(S)を形成する外周コア(6)と、を備え、
    該外周コア(6)の貫通方向(L)の一方側に位置する第1開口部(61)から、該外周コア(6)の内側に上記一次コイル(21)、上記二次コイル(22)及び上記中心コア(5)の組付体(10)が挿入配置されて形成された内燃機関用点火コイル(1)において、
    上記一次スプール(3)又は上記二次スプール(4)の一端側の第1端面(41)には、該第1端面(41)から一端側に突出し、かつ上記外周コア(6)の内側面(60)に接触、又は上記外周コア(6)に設けられた保護部材(7)の内側面(70)に接触する第1突起部(42)が設けられており、
    該第1突起部(42)は、上記中心コア(5)が配置された位置よりも、上記貫通方向(L)の他方側としての第2開口部(62)側の位置に少なくとも形成されており、
    上記一次スプール(3)又は上記二次スプール(4)の他端側の第2端面(31)には、該第2端面(31)から他端側に突出し、かつ上記中心コア(5)の他端面(52)よりも他端側に突出して上記外周コア(6)の内側面(60)に接触する第2突起部(32)が設けられており、
    該第2突起部(32)は、上記外周コア(6)の貫通方向(L)の略全長に対向する位置に形成されていることを特徴とする内燃機関用点火コイル(1)。
  2. 上記二次スプール(4)の中心部には、上記一次コイル(21)及び上記中心コア(5)が挿入配置される中空穴(40)が形成されており、
    上記第1突起部(42)は、上記二次スプール(4)の上記中空穴(40)に対する上記第2開口部(62)側の辺部分(451A)であって上記外周コア(6)の貫通方向(L)に直交する左右方向の両側の位置と、上記二次スプール(4)の上記中空穴(40)に対する上記左右方向の辺部分(451B)であって該左右方向の両側の位置との少なくとも一方において、上記貫通方向(L)に伸びる形状に少なくとも一対に形成されており、
    上記第2突起部(32)は、上記一次スプール(3)の上記左右方向の両端部において、上記貫通方向(L)に伸びる形状に一対に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル(1)。
  3. 上記二次スプール(4)の中心部には、上記一次コイル(21)及び上記中心コア(5)が挿入配置される中空穴(40)が形成されており、
    上記第1突起部(42)は、上記二次スプール(4)の上記中空穴(40)に対する上記第2開口部(62)側の辺部分(451A)の全体に、上記貫通方向(L)に伸びる形状に形成されており、
    上記第2突起部(32)は、上記一次スプール(3)の、上記貫通方向(L)に直交する左右方向の両端部において、上記貫通方向(L)に伸びる形状に一対に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル(1)。
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