JP2016051006A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な手段を追加せずに、ベタ画像における後端溜まりを抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】キャリブレーション実施部401は、面積率決定部402を介してハーフパッチの初期面積率を決定し、ハーフパッチ形成部403は、現像バイアス又はレーザーパワーの上限値以内の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された初期面積率のハーフパッチを中間転写体に複数形成させる。制御値判定部404は、検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値が存在するか否かを判定する。制御値登録部405は、前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在する場合、前記存在した制御値と、前記ハーフパッチの初期面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来より、タッチダウン現像方式の画像形成装置では、像担持体の表面の静電潜像の現像が終了した時点においてベタ画像に残っているトナーが、ベタ画像の後端部に溜まり、後端に至るほど漸次濃度が高くなる、いわゆる、後端溜まりという現像不良が発生する。タッチダウン現像方式とは、トナー及びキャリアを含有する二成分の現像剤を担持する磁気ローラからトナーのみを転移させることにより現像スリーブ上にトナー薄層を形成させ、静電潜像が形成された感光体の表面に、前記トナー薄層からトナーを飛翔させて静電潜像をトナー像として現像する方式のことである。
この後端溜まりが発生すると、印刷物の画質の劣化が生じやすいという課題がある。このような課題に対して、例えば、特開平10−39654号公報(特許文献1)には、ベタパッチ(ベタ画像)のエッジ部(後端部)のトナー付着量を、ベタパッチの中央部のそれと比較して少なくすることで、前記ベタパッチのエッジ効果(後端溜まり)を抑制する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、画像処理によって画像データ中のエッジ部を検出し、当該検出したエッジ部のレーザーによる書き込み面積を減らすことで、当該エッジ部の潜像を浅く形成し、トナー付着量を減少させる。
特開平10−39654号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、エッジの検出の精度がセンサーの検出限界により決定されるため、エッジ部の検出の精度を向上させることが困難という課題がある。又、検出したエッジ部の書き込み面積を調整すると、その調整に要する画像処理時間が長くなるという課題がある。
又、アモルファスシリコン感光体を用いる画像形成装置では、後端溜まりが顕著に発生するが、この後端溜まりの抑制のために、後端部の書き込み面積を間引くと、間引いた面積の直前に後端溜まりが発生し、画像全体として後端溜まりを抑制することが出来ないという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、複雑な手段を追加せずに後端溜まりを抑制することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、面積率決定部と、ハーフパッチ形成部と、制御値判定部と、制御値登録部と、を備える。面積率決定部は、キャリブレーションが実施される際に、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの初期面積率を決定する。ハーフパッチ形成部は、現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値以内の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された初期面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させる。制御値判定部は、濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値が存在するか否かを判定する。制御値登録部は、前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在する場合、前記存在した制御値と、前記ハーフパッチの初期面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する。
又、前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在しない場合、前記ハーフパッチの形成に使用する制御値を制御値の上限値に決定した上で、前記ハーフパッチの面積率の上限値以下の範囲内で面積率を前期初期面積率から段階的に変更する面積率変更部を更に備える。前記ハーフパッチ形成部は、前記制御値の上限値で、前記初期面積率から段階的に増加させた複数のハーフパッチを形成させる。前記制御値判定部は、前記複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された面積率との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、前記目標トナー濃度に対応する面積率が存在するか否かを判定する。前記制御値登録部は、前記目標トナー濃度に対応する面積率が存在する場合、前記制御値の上限値と、前記存在した面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する。
又、本発明の一の局面に係る画像形成装置は、面積率決定部と、上下値決定部と、ハーフパッチ形成部と、制御値判定部と、制御値登録部と、を備える。面積率決定部は、キャリブレーションが実施される際に、所定の環境センサーにより検出された画像形成装置の環境の測定値に対応して、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの面積率を決定する。上下値決定部は、前記環境の測定値に対応して、前記ハーフパッチの形成に使用される現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値及び下限値を決定する。ハーフパッチ形成部は、前記決定された制御値の上限値及び下限値の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させる。制御値判定部は、濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値を決定する。制御値登録部は、前記決定した面積率と、前記決定した制御値とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する。
又、前記目標トナー濃度に対応する制御値が決定されると、前記制御値の登録の前に、I/Oキャリブレーションを実施して、トナーの階調を補正する階調補正部を更に備える。
本発明の一の局面に係る画像形成方法は、面積率決定ステップと、ハーフパッチ形成ステップと、制御値判定ステップと、制御値登録ステップと、を備える。面積率決定ステップは、キャリブレーションが実施される際に、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの初期面積率を決定する。ハーフパッチ形成ステップは、現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値以内の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された初期面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させる。制御値判定ステップは、濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値が存在するか否かを判定する。制御値登録ステップは、前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在する場合、前記存在した制御値と、前記ハーフパッチの初期面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する。
本発明の一の局面に係る画像形成方法は、面積率決定ステップと、上下値決定ステップと、ハーフパッチ形成ステップと、制御値判定ステップと、制御値登録ステップと、を備える。面積率決定ステップは、キャリブレーションが実施される際に、所定の環境センサーにより検出された画像形成装置の環境の測定値に対応して、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの面積率を決定する。上下値決定ステップは、前記環境の測定値に対応して、前記ハーフパッチの形成に使用される現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値及び下限値を決定する。ハーフパッチ形成ステップは、前記決定された制御値の上限値及び下限値の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させる。制御値判定ステップは、濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値を決定する。制御値登録ステップは、前記決定した面積率と、前記決定した制御値とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する。
本発明の画像形成装置及び画像形成方法によれば、複雑な手段を追加せずに後端溜まりを抑制することが可能となる。
本実施形態の画像形成装置の概略構成図である。 本実施形態の画像形成ユニットFY、FM、FC、FBの1つの詳細図である。 本実施形態における画像形成装置1の制御関連の概略構成図である。 本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る実行手順を示すためのフローチャートである。 ベタパッチの後端溜まりの発生例と、ハーフパッチの例を示す図(図6(A))と、他のハーフパッチの例を示す図(図6(B))とである。 目標トナー濃度に対応する現像バイアスが存在する場合の複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すグラフを示す図(図7(A))と、目標トナー濃度に対応する現像バイアスが存在しない場合の複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すグラフを示す図(図7(B))とである。 目標トナー濃度に対応する現像バイアスが存在しない場合の複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された面積率との関係を示すグラフを示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明の第二の実施形態に係る実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の第二の実施形態のテーブルの例を示す図(図11(A))と、常温常湿の場合の複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すグラフを示す図(図11(B))とである。 高温高湿の場合の複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すグラフを示す図(図12(A))と、低温低湿の場合の複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すグラフを示す図(図12(B))とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
<画像形成装置>
以下、本発明に係る画像形成装置1について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置1の概略構成図である。画像形成装置1は、画像データに基づいてトナー画像を形成するタンデム式の画像形成部A1、用紙を収容する用紙収容部2、画像形成部A1で形成されたトナー画像を用紙上に転写する二次転写部3を備えている。又、転写されたトナー画像を用紙上に定着させる定着部4、定着の完了した用紙を排紙する排紙装置5及び排紙された用紙を受ける排紙トレイ7を備えている。更に、画像形成装置1は、用紙収容部2から排紙装置5まで用紙を搬送する用紙搬送部6を備えている。
画像形成部A1は、中間転写ベルトB1(中間転写体)、中間転写ベルトB1をクリーニングするクリーニング部B2、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色にそれぞれ対応した画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBを備える。
次に、この画像形成装置1の画像形成動作を説明する。図2は、画像形成ユニットFY、FM、FC、FBの1つの詳細図である。各画像形成ユニットFY、FM、FC、FBは同等な構成となっている。
画像形成ユニットFYは、感光体ドラム(像担持体)10、帯電器11、LED露光装置12、黄色用の現像装置HY、一次転写ローラ(電圧印加部)20、感光体ドラム10をクリーニングするクリーニングブレード35、除電装置13を備える。
感光体ドラム10は、アモルファスシリコン感光体であり、中間転写ベルトB1の表面に、所定の一次転写位置10Sにて接するようになっている。帯電器11は、感光体ドラム10表面を一様に帯電させることができる。露光装置12は、LED等の光源を有し、上述の上位装置からの画像データに応じて、帯電した感光体ドラム10表面を画像データに応じた光で照射し、感光体ドラム10表面に静電潜像を形成可能である。
黄色用の現像装置HYは、黄色のトナー及びキャリアを含む現像剤を前記静電潜像に対向するように保持することで、静電潜像にトナーを付与し、静電潜像をトナー像として現像することができる。このトナー像は一次転写ローラ20によって中間転写ベルトB1に一次転写される。クリーニングブレード35は、一次転写後、感光体ドラム10の表面に残留した現像剤を除去する。除電装置13は、光源を備え、クリーニングブレード35による現像剤除去後、感光体ドラム10の表面を光源からの光によって除電し、次の画像形成に備える。
一次転写ローラ20は、中間転写ベルトB1の裏面に、中間転写ベルトB1の移動方向において前記一次転写位置10Sに対向して電圧印加位置20Sで接するように配される。一次転写ローラ20には、図示しない電源からトナー像中のトナーとは逆極性の電圧を印加されるようになっている。一次転写ローラ20は、電圧印加位置20Sにて、中間転写ベルトB1にトナーと逆極性の電圧を印加することができる。中間転写ベルトB1は導電性を有するので、この印加電圧によって、電圧印加位置20Sの中間転写ベルトB1の表面側及びその周辺にトナーが引き付けられる。
クリーニングユニット31は、画像形成ユニットFY内に設けられており、クリーニングブレード35の他に、感光体ドラム10表面からクリーニングブレード35によって除去された現像剤(トナー及びキャリアを含む)を、クリーニングユニット31の外部に搬送する搬送部材31cを備える。
次に、現像装置HYの構成について説明する。各色の現像装置HY、HM、HC、HBの構成は同等である。
現像装置HYは、現像容器40、現像ローラ40a、磁気ローラ(マグローラ)40b、撹拌スパイラル40c及び40d、磁気ローラドクターブレード40eを備える。
現像容器40は、内部に黄色のトナー(トナー粒子)とキャリアからなる現像剤を貯留する。撹拌スパイラル40c及び40dは、現像容器40の現像剤に全体が浸るように設けられ、現像剤を撹拌する。
磁気ローラ40bは、現像ローラ40aのカウンター方向に回転し、ニップ近傍において、現像剤の引き剥がしと現像剤の載せとを同時に行っている磁気ローラドクターブレード40eが設けられる。現像ローラ40a(現像器ともいう)は、磁気ローラ40bと接するように配置され、その表面に磁気ローラ40bから現像剤が付与される。この現像ローラ40aは、感光体ドラム10と接し、感光体ドラム10の表面の静電潜像の電位と現像ローラ40aに印加される現像バイアス値の電位差によって上位装置から形成指示された画像に応じたトナー像が感光体ドラム10表面に形成される(現像動作)。
又、感光体ドラム10への現像動作を終えた磁気ローラ40bの表面の現像剤は、磁気ローラドクターブレード40eによって除去され、磁気ローラドクターブレード40eの表面に沿って流下し、図示しない流路を通って現像容器40に貯留されている現像剤と混合される。
このような構成の下、パーソナルコンピュータ(PC)等の上位装置から画像形成の指示を受けた画像形成装置1は、指示を受けた画像データに対応した各色のトナー像を画像形成ユニットFY、FM、FC、FBを用いて形成する。各画像形成部で形成されたトナー像は中間転写ベルトB1に転写されて、中間転写ベルトB1上で重ね合わされてカラートナー像となる。
このカラートナー像の形成と同期して用紙収容部2に収容されている用紙が、図示しない給紙装置で用紙収容部2から一枚ずつ取り出されて、用紙搬送部6上を搬送される。そして、用紙は中間転写ベルトB1への一次転写とタイミングを合わせて二次転写部3に送り込まれ、二次転写部3で中間転写ベルトB1上のカラートナー像が用紙に二次転写される。カラートナー像が転写された用紙はさらに定着部4に搬送されて熱と圧力によりカラートナー像が用紙に定着される。更に、用紙は排紙装置5によって画像形成装置1の外周に設けられた排紙トレイ部7に排紙される。二次転写後、中間転写ベルトB1に残留したトナーは、クリーニング部B2によって中間転写ベルトB1から除去される。
又、所定のタイミングで中間転写ベルトB1に形成されたパッチのパッチ濃度及び中間転写ベルトB1の地肌濃度を検出するための2つの濃度検出センサー605、606(光学センサー)が、ブラックの画像形成ユニットFBと二次転写部3との間の所定の位置に設けられている。濃度検出センサー605、606は、中間転写ベルトB1の両端近傍にそれぞれ二つ設けられる。当該濃度検出センサー605、606は、各色毎のパッチのパッチ濃度又は地肌濃度を検出可能なセンサーであれば、どのような形態でも構わないが、例えば、ISO5シリーズの規定に基づき、パッチ又は中間転写ベルトB1上の地肌を光源からの光で照射し、反射光強度を受光センサーで検出して光の強度情報を濃度に変換する反射型の濃度検出センサー605、606が該当する。
図3は、本実施形態における画像形成装置1の制御関連の概略構成図である。画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304及び前記印刷における各駆動部に対応するドライバ305が内部バス306を介して接続されている。前記CPU301は、例えばRAM302を作業領域として利用し、ROM303やHDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ305とデータや命令を授受することにより前記図1に示した各駆動部の動作を制御する。又、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、CPU301がプログラムを実行することで各手段として動作する。
<本発明の第一の実施形態>
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の第一の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。
通常、画像形成装置1において、画像データにおけるベタ画像(ベタ塗り画像、ベタパッチ)のトナー濃度、ハーフ画像のトナー濃度は、キャリブレーションによる現像バイアスやレーザーパワーの制御値の補正に基づいて適正な値に制御される。
ここで、画像形成装置1の感光体ドラム10が、特にアモルファスシリコン感光体ドラムを用いる場合、ベタ画像の後端部には、次の問題が発生する。即ち、アモルファスシリコン感光体ドラムの比誘電率は、有機感光体ドラム(OPC:Organic Photoconductor)の比誘電率と比較して約3倍高く、アモルファスシリコン感光体ドラムが所定の現像バイアス(現像コントラスト電圧)に対して保持できるトナー量が多いという特徴がある。そのため、アモルファスシリコン感光体ドラムを用いて形成されたベタ画像のトナー濃度は、通常使用している現像バイアスにおいて非飽和状態であり、現像バイアスを上昇させることで、更に濃くすることが出来る。
ここで、ベタ画像の現像の際には、現像ローラ40a上に形成されたトナーがほぼ全てアモルファスシリコン感光体ドラム10に移行されることで、ベタ画像のトナー濃度が決定されるが、ベタ画像の後端部の現像の際には、移行されていない(消費されていない)トナーが現像ローラ40aの表面に存在し、アモルファスシリコン感光体ドラム10に対面する。
ここで、上述のように、アモルファスシリコン感光体ドラム10では、ベタ画像のドナー濃度が非飽和状態であることから、現像ローラ40aに存在するトナーが余分にアモルファスシリコン感光体ドラム10へ移行することになり、ベタ画像の後端部のみにトナーが溜まり、ベタ画像の後端部のトナー濃度が、ベタ画像の他部(前端部、中央部等)のトナー濃度よりも濃くなる現象(後端溜まり)が発生する。
このような後端溜まりの発生は、ベタ画像を含む画像を用紙に印刷する場合に、画質の悪化や無駄なトナー消費を引き起こす。そこで、本発明では、以下の手順を採用することで、複雑な手段を追加せずに後端溜まりを抑制する。
先ず、画像形成装置1のキャリブレーション実施部401が、電源投入時、所定印刷枚数出力時等の所定のタイミングで、キャリブレーションを実施する(図5:S101)。
ここで、前記キャリブレーションに特に限定は無いが、例えば、ハーフトーン調整、層厚キャリブレーション、光量キャリブレーション、I/Oキャリブレーションが該当する。ハーフトーン調整は、通常、出荷時やユニットメンテナンス時に実施され、画像形成ユニットが持っている階調特性(ガンマ特性)を直線に近似するように補正する(カラーテーブルを作成する)キャリブレーションである。
又、層厚キャリブレーションは、現像装置HYの現像バイアスを変えて、中間転写ベルトB1上に描いたベタパッチのトナー濃度を濃度検出センサー605、606で検出し、目標のトナー濃度となる現像バイアスを決定する。ここで、決定された現像バイアスで、現像ローラ40aと磁気ローラ40bとの電位差分が決定され、その決定された電位差分だけ現像ローラ40aにトナー層が形成される。この形成されたトナー層が感光体ドラム10に現像されるから、現像バイアスでベタパッチ(ベタ画像)のトナー濃度が決定される。
又、光量キャリブレーションは、露光装置12のレーザーパワーを変えて、ベタパッチに対して25%の面積率のハーフパッチを中間転写ベルトB1上に描き、そのハーフパッチのトナー濃度を検出して、目標のトナー濃度となるレーザーパワーを決定する。又、I/Oキャリブレーションは、画像形成ユニットの特性の変化に対応して、ハーフトーン調整で作成したカラーテーブルの再調整を行う。
ここで、層厚キャリブレーションについて具体的に説明する。先ず、キャリブレーション実施部401が、層厚キャリブレーションを実施する際に、面積率決定部402に通知する。当該通知を受けた面積率決定部402は、前記層厚キャリブレーションのための面積率(画像印字率)が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの初期面積率を決定する(図5:S102)。
ここで、面積率決定部402が決定する方法に特に限定は無い。例えば、面積率決定部402が、所定のメモリーに予め記憶された初期面積率を参照し、この初期面積率をハーフパッチの面積率として決定する。ハーフパッチの面積率が低いと、当該ハーフパッチの後端溜まりが目立たなくなるが、目視でハーフパッチであると認識し易くなり、ベタパッチの目標トナー濃度までトナー濃度を上げ難くなる。一方、ハーフパッチの面積率が高いと、当該ハーフパッチの後端溜まりが目立ち易くなり、ベタパッチに近づくため、トナー濃度を上げ易くなる。そのため、ハーフパッチの面積率は、後端溜まりの見え易さやトナー濃度を考慮して、60%から90%の範囲内とされ、この初期面積率は、例えば、75%と記憶される。
ここで、ハーフパッチとは、図6(A)に示すように、100%の面積率のベタパッチに対して印字箇所を間引くことで、印字の面積率を下げたパッチを意味する。例えば、ベタパッチから所定の間隔を空けた複数の斜め線の印字箇所を間引くことで、複数の斜め線(スクリーン線)の印字パターンをハーフパッチとすることが出来る。ハーフパッチの印字パターンに特に限定は無く、例えば、図6(B)に示すように、進行方向に対して平行方向の縦線(スクリーン線)の印字パターンでも、進行方向に対して垂直方向の横線(スクリーン線)の印字パターンでも良い。又、ドットの印字パターンでも構わない。又、これらの印字パターンを組み合わせたり、印字パターンを構成する単位印字パターンのサイズをドット数単位で変更したり、単位面積当たりに存在する印字パターン相互の間隔をドット数単位で変更したりしても良い。
さて、面積率決定部402が決定を完了すると、その旨をハーフパッチ形成部403に通知し、当該通知を受けたハーフパッチ形成部403は、現像バイアスの上限値以内の範囲で現像バイアスを段階的に変化させることで、前記決定された初期面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラム10を介して、中間転写ベルトB1に複数(例えば、4つ)形成させる(図5:S103)。
ここで、ハーフパッチ形成部403がハーフパッチを形成する方法に特に限定は無い。例えば、変化対象の制御値の現像バイアスでは、出力限界や印刷画像への悪影響(かぶり等)の理由により、上限値(例えば、350V)が予め設けられている。そのため、ハーフパッチ形成部403は、前記現像バイアスを変化させる際には、前記上限値から、所定の値(33V)を段階的に減算して、複数の現像バイアス(例えば、350V、317V、284V、251V)を算出する。そして、ハーフパッチ形成部403は、前記算出した複数の現像バイアスのうち、最も低い値の現像バイアスから順番に初期面積率(75%)でハーフパッチを形成する。尚、前記ハーフパッチが形成される際のアモルファスシリコン感光体ドラム10の直径は30mmであり、線速は180mm/sである。又、前記アモルファスシリコン感光体ドラム10に対応する現像ローラ40aの線速は、前記アモルファスシリコン感光体ドラム10の線速の1.6倍に設定される。
ここで、従来では、層厚キャリブレーションにおいてベタパッチを使用して、目標のトナー濃度となる現像バイアスを決定していた。本発明では、前記ベタパッチを使用せず、ベタパッチと同等のトナー濃度を有する可能性のあるハーフパッチを使用する。そのため、ベタパッチの形成に要するトナーの消費を防止することが可能となる。又、層厚キャリブレーションにおいて、最初からハーフパッチを用いてキャリブレーションを実施することで、キャリブレーション全体を簡略化することが可能となる。
さて、ハーフパッチ形成部403がハーフパッチの形成を完了すると、その旨を制御値判定部404に通知し、当該通知を受けた制御値判定部404は、濃度検出センサー605、606により検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する現像バイアスが存在するか否かを判定する。
ここで、制御値判定部404が判定する方法に特に限定は無い。例えば、制御値判定部404は、前記中間転写ベルトB1に予め設置された濃度検出センサー605、606と通信し、前記中間転写ベルトB1の回転に従って、当該濃度検出センサー605、606が検出する複数のハーフパッチのトナー濃度を取得する(図5:S104)。
次に、制御値判定部404は、前記ハーフパッチのトナー濃度の取得に応じて、ハーフパッチ形成部403から、当該ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスを取得する。そして、制御値判定部404は、全てのハーフパッチのトナー濃度を取得すると、図7(A)に示すように、前記ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスΔV(V)を横軸にし、前記取得したハーフパッチのトナー濃度D(−)を縦軸にして、複数のハーフパッチのトナー濃度D(−)と、各ハーフパッチの現像バイアスΔV(V)との関係を示すテーブル(ここでは、グラフ)を作成する。ここで、現像バイアスは、例えば、251V、284V、317V、350Vとなり、現像バイアスの上限値以下の範囲内となる。
そして、制御値判定部404は、所定のメモリーに予め記憶されている目標トナー濃度D0(例えば、I.D.「1.4」)を参照し、前記グラフにおいて、当該参照した目標トナー濃度D0(−)に対応する現像バイアスV0(V)が存在するか否かを判定する(図5:S105)。
前記判定の結果、前記現像バイアスが存在する場合、例えば、図7(A)に示すように、現像バイアスの上限値Vmax(V)以下の範囲内において、前記目標トナー濃度D0(−)に対応する現像バイアスV0(V)が存在する場合(図5:S105YES)、制御値判定部404は、その旨を制御値登録部405に通知する。当該通知を受けた制御値登録部405は、前記存在した現像バイアスV0(V)と、前記ハーフパッチの初期面積率(75%)とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する(図5:S106)。
ここで、制御値登録部405が登録する方法に特に限定は無い。例えば、制御値登録部405が、所定のメモリーに前記現像バイアスV0(V)と前記初期面積率(75%)とを記憶させる。前記メモリーに記憶された制御値は、画像形成装置1の印刷部406が、ベタ画像の印刷する際に使用される。尚、前記初期面積率(75%)とともに、ハーフパッチの印字パターンが登録されても良い。
例えば、層厚キャリブレーションの実施が完了し、画像形成装置1の印刷部406が、ユーザーからの印刷の指示を受けて、印刷対象の画像データに基づいて印刷する。その際に、当該画像データのうち、ベタ画像が存在する場合には、印刷部406が、当該ベタ画像に対応する印字をする際に、前記制御値を用いて、前記ベタ画像を前記初期面積率(75%)のハーフ画像にし、前記現像バイアスV0(V)で印刷する。これにより、ハーフ画像であっても、ベタ画像と同等のトナー濃度で印刷することが可能となる。
尚、ハーフ画像を形成する印字パターン(スクリーン線)の一本一本には、従来の画像形成時よりも多くのトナーが付着している状態になる。このトナー量が、アモルファスシリコン感光体ドラム10に保持可能な飽和トナー量であれば、ハーフ画像の印字パターンの後端部でも、飽和トナー量以上のトナーが付着することは無い。そのため、エッジ効果や後端溜まりの無いハーフ画像をベタ画像のトナー濃度と同等にすることが可能となる。
一方、S105において、図7(B)に示すように、前記現像バイアスが存在しない場合、例えば、環境温度、湿度の変化等の何らかの理由により、図7(B)に示すように、現像バイアスの上限値Vmax(V)以下の範囲内において、前記目標トナー濃度D0(−)に対応する現像バイアスV0(V)が存在しない場合(図5:S105NO)、下記のようになる。つまり、前記現像バイアスが存在しない場合(図5:S105NO)、制御値判定部404は、その旨を面積率変更部407に通知する。当該通知を受けた面積率変更部407は、前記ハーフパッチの形成に使用する現像バイアスを現像バイアスの上限値に決定した上で、前記ハーフパッチの面積率の上限値以下の範囲内で面積率を前期初期面積率(75%)から段階的に変更する(図5:S107)。
ここで、面積率変更部407が変更する方法に特に限定は無い。例えば、図8に示すように、面積率変更部407は、前記面積率の上限値(例えば、90%)から、所定の値(3.75%)を段階的に減算して、前記初期面積率(75%)以上の複数の面積率(86.25%、82.50%、78.75%、75.00%)を算出する。そして、面積率変更部407は、前記算出した複数(4つ)の面積率のうち、最も低い値の面積率から順番に、ハーフパッチ形成部403に通知する。
そして、面積率変更部407は、前記ハーフパッチ形成部403に対して、現像バイアスの上限値で、前記初期面積率(75%)から段階的に増加させた複数のハーフパッチを形成させる(図5:S108)。これにより、現像バイアスを上限値に固定した状態で、面積率が段階的に上昇したハーフパッチを形成させ、当該ハーフパッチのトナー濃度を目標トナー濃度D0(−)以上にすることが可能となる。
特に、上述では、現像バイアスを上限値Vmax(V)まで上昇させたにもかかわらず、ハーフパッチのトナー濃度が目標トナー濃度D0(−)に到達しなかった場合、その原因は、例えば、画像形成装置1の環境変動によってトナー帯電量が増加している状態を想定することが出来る。このような状態では、アモルファスシリコン感光体ドラム10上に保持出来るトナー量は少なくなり、アモルファスシリコン感光体ドラム10上のトナー量が飽和し易い。そのため、ハーフパッチの面積率を上昇させても、当該ハーフパッチの印字パターン(スクリーン線)の一本一本をトナーの飽和状態にすることが出来る。よって、エッジ効果や後端溜まりのない状態のハーフパッチを形成することが出来る。トナー帯電量が高く、ハーフパッチのトナー濃度が上がり難い状態であっても、面積率を上昇させることで、エッジ効果や後端溜まりが無く、ベタパッチのトナー濃度と同等のトナー濃度を有するハーフパッチを形成することが出来る。
さて、S108において、ハーフパッチ形成部403が、面積率が異なる複数のハーフパッチを形成させると、S109において、制御値判定部404が、前記複数のハーフパッチのトナー濃度を取得する(図5:S109)。そして、制御値判定部404は、図8に示すように、前記ハーフパッチの形成に使用された面積率S(%)を横軸にし、前記取得したハーフパッチのトナー濃度D(−)を縦軸にして、前記複数のハーフパッチのトナー濃度D(−)と、各ハーフパッチの形成に使用された面積率S(%)との関係を示すテーブル(ここでは、グラフ)を作成する。ここで、面積率は、例えば、75.00%、78.75%、82.50%、86.25%となり、上限値(90%)以下の範囲内となる。
そして、制御値判定部404は、前記グラフにおいて、前記目標トナー濃度D0(−)に対応する面積率S0(%)が存在するか否かを判定する(図5:S110)。
ここで、S110において、前記判定の結果、前記面積率S0(%)が存在する場合、例えば、図8に示すように、面積率の上限値(90%)以下の範囲内において、前記目標トナー濃度D0(−)に対応する面積率S0(%)が存在する場合(図5:S110YES)、制御値判定部404は、その旨を制御値登録部405に通知する。当該通知を受けた制御値登録部405は、前記現像バイアスの上限値Vmax(V)と、前記存在した面積率S0(%)(例えば、78.75%)とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する(図5:S106)。これにより、現像バイアスの上限値Vmax(V)と面積率S0(%)で、ベタ画像に代わるハーフ画像を用いて印刷することが可能となる。
一方、S110において、前記判定の結果、前記面積率S0(%)が存在しない場合(図5:S110NO)、制御値判定部404は、その旨をその旨を制御値登録部405に通知する。当該通知を受けた制御値登録部405は、現時点で選択出来るハーフ画像の制御値(例えば、前記現像バイアスの上限値Vmax(V)、前記面積率の上限値(90%))を選択し(図5:S111)、当該選択した制御値を、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する(図5:S106)。これにより、出来るだけ高いトナー濃度のハーフ画像を出力することが出来る。
尚、上述では、層厚キャリブレーションに対応して、変化対象の制御値を現像バイアスとしたが、光量キャリブレーションに対応して、トナー濃度に影響する露光装置12のレーザーパワーを変化対象の制御値としても構わない。
<本発明の第二の実施形態>
次に、図9、図10を参照しながら、本発明の第二の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。
第二の実施形態の異なる点は、第一の実施形態と比較して、画像形成装置1の環境の変動に対応して、現像バイアスの範囲や初期面積率を変更する点である。先ず、画像形成装置1のキャリブレーション実施部401が、上述した所定のタイミングで、キャリブレーションを実施する(図10:S201)。
ここで、キャリブレーション実施部901が、上述した層厚キャリブレーションを実施する際に、面積率決定部902に通知する。当該通知を受けた面積率決定部902は、所定の環境センサー903により検出された画像形成装置1の環境の測定値(温度、湿度)に対応して、前記ベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの面積率を決定する。
ここで、面積率決定部902が決定する方法に特に限定は無い。例えば、面積率決定部902が、画像形成装置1の内部に予め設けられた環境センサー903と通信し、当該環境センサー903が検出する環境の測定値(温度、湿度)を取得する(図10:S202)。
次に、面積率決定部902は、所定のメモリーに予め記憶されたテーブルを参照する。当該テーブル1100には、図11(A)に示すように、環境の測定値の項目1101と、当該環境の測定値の項目1101における面積率1102と、当該環境の測定値の項目1101における現像バイアスの上限値及び下限値1102とが関連付けて記憶されている。環境の測定値の項目1101には、例えば、「常温、常湿」、「高温、高湿」、「低温、低湿」が記憶されており、「常温」は、例えば、温度が21度から25度の範囲内を意味し、「常湿」は、例えば、湿度が45%から55%の範囲内を意味する。「高温」は、温度が25度を超過する範囲を意味し、「高湿」は、湿度が55%を超過する範囲を意味し、「低温」は、温度が21度未満の範囲を意味し、「低湿」は、湿度が45%未満の範囲を意味する。尚、「高温、常湿」又は「常温、高湿」の場合は、「高温、高湿」とされ、「低温、常湿」又は「常温、低湿」の場合は、「低温、低湿」とされる。
ここで、高温高湿の環境では、トナーの帯電量が減少するため、現像バイアスが低くても、トナー濃度が高くなる反面、後端部への現像性も高くなり、後端溜まりが発生し易い。一方、低温低湿の環境では、トナーの帯電量が増加するため、トナーの現像性が低下し、現像バイアスを高くしないと、所望のトナー濃度が得られない反面、後端部への現像性も低下するため、後端溜まりの発生は軽減される。
従って、画像のトナー濃度の程度と後端溜まりの発生の程度を最適に調製するためには、環境変動によって、前記ハーフパッチの面積率を変更することが必要である。例えば、高温高湿環境では、前記ハーフパッチの面積率を、常温常湿環境の面積率と比較して低くすることで、画像のトナー濃度を維持しながら、後端溜まりの発生を抑えることが出来る。例えば、「高温、高湿」の面積率には、「常温、常湿」の面積率「75%」よりも低い「65%」が関連付けられる。又、低温低湿環境では、前記ハーフパッチの面積率を、常温常湿環境の面積率と比較して高くすることで、後端溜まりの発生を抑えながら、画像のトナー濃度を濃くすることが出来る。例えば、「低温、低湿」の面積率には、「常温、常湿」の面積率「75%」よりも高い「85%」が関連付けられる。
さて、面積率決定部902は、参照したテーブル1100のうち、環境センサー903の環境の測定値に対応する環境の測定値の項目1101を特定し、当該特定した環境の測定値の項目1101に対応する面積率1102を取得する(図10:S203)。これにより、環境の測定値に対応するハーフパッチの面積率が決定される。
次に、面積率決定部902が決定を完了すると、その旨を上下値決定部904に通知し、当該通知を受けた上下値決定部904は、前記環境の測定値に対応して、前記ハーフパッチの形成に使用される現像バイアスの上限値及び下限値を決定する(図10:S204)。
ここで、上下値決定部904が決定する方法に特に限定は無い。例えば、上下値決定部904は、前記テーブル1100を参照する。ここで、環境変動に対応して、現像バイアスの上限値及び下限値を変更する必要がある。例えば、高温高湿環境では、前記ハーフパッチの面積率が低いため、前記現像バイアスの上限値及び下限値を、常温常湿環境の現像バイアスの上限値及び下限値と比較して低くする。これにより、高温高湿環境では、画像のトナー濃度が濃くなりすぎて、カブリが発生することを防止出来る。例えば、「高温、高湿」の現像バイアスの上限値及び下限値には、「常温、常湿」の現像バイアスの上限値「250V」及び下限値「350V」よりも低い「200V」及び「300V」が関連付けられる。一方、低温低湿環境では、前記ハーフパッチの面積率が高いため、前記現像バイアスの上限値及び下限値を、常温常湿環境の現像バイアスの上限値及び下限値と比較して高くする。これにより、低温低湿環境では、画像のトナー濃度が低くなり過ぎることを防止出来る。例えば、「低温、低湿」の現像バイアスの上限値及び下限値には、「常温、常湿」の現像バイアスの上限値「250V」及び下限値「350V」よりも高い「300V」及び「400V」が関連付けられる。
さて、上下値決定部904は、参照したテーブル1100のうち、環境センサー903の環境の測定値に対応する環境の測定値の項目1101を特定し、当該特定した環境の測定値の項目1101に対応する現像バイアスの上限値及び下限値1103を取得する(図10:S204)。これにより、環境の測定値に対応する現像バイアスの上限値及び下限値が決定され、環境に対応して、ハーフパッチの面積率及び現像バイアスの可変範囲を変更することで、ハーフパッチのトナー濃度と後端溜まりの発生の程度とを一定に制御することが出来る。
さて、上下値決定部904が決定を完了すると、その旨をハーフパッチ形成部905に通知し、当該通知を受けたハーフパッチ形成部905は、前記決定された現像バイアスの上限値及び下限値の範囲で現像バイアスを段階的に変化させることで、前記決定された面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラム10を介して、中間転写ベルトB1に複数(例えば、4つ)形成させる(図10:S205)。尚、ハーフパッチの形成方法は、第一の実施形態と同様である。
次に、ハーフパッチ形成部905がハーフパッチの形成を完了すると、その旨を制御値判定部906に通知し、当該通知を受けた制御値判定部906は、濃度検出センサー605、606により検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスとの関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する現像バイアスを決定する(図10:S206)。尚、テーブルの形成方法は、第一の実施形態と同様である。
ここで、制御値判定部906は、前記中間転写ベルトB1の回転に従って、当該濃度検出センサー605、606が検出する複数のハーフパッチのトナー濃度を取得する。そして、制御値判定部906は、前記ハーフパッチのトナー濃度の取得に応じて、ハーフパッチ形成部905から、当該ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスを取得する。そして、制御値判定部906は、図11(B)に示すように、前記ハーフパッチの形成に使用された現像バイアスΔV(V)を横軸にし、前記取得したハーフパッチのトナー濃度D(−)を縦軸にして、複数のハーフパッチのトナー濃度D(−)と、各ハーフパッチの現像バイアスΔV(V)との関係を示すテーブル(グラフ)を作成する。ここで、常温常湿の場合は、面積率が75%となり、現像バイアスの下限値Vminは250Vとなり、上限値Vmaxは350Vとなる。又、高温高湿の場合は、図12(A)に示すように、面積率が65%となり、現像バイアスの下限値Vminは200Vとなり、上限値Vmaxは300Vとなる。又、低温低湿の場合は、図12(B)に示すように、面積率が85%となり、現像バイアスの下限値Vminは300Vとなり、上限値Vmaxは400Vとなる。尚、図11(B)、図12(A)、図12(B)に示すように、ハーフパッチの印字パターンにおいて、印字パターンを構成する斜め線(スクリーン線)を、万線スクリーンにすることで、網点スクリーンと比較して、後端溜まりの軽減を図ることが出来る。これは、スクリーン線の1本1本の線が独立することで、1本1本のスクリーン線に後端溜まり(エッジ効果)が発生して、アモルファスシリコン感光体ドラム10上の飽和領域まで、トナーが載るためである。スクリーン線の後端部も他部も、トナー量が同じになる。尚、スクリーン線では、1本1本のトナー濃度が濃くなる傾向があるため、間引く面積を適当に増加させることで、ハーフパッチのトナー濃度を、ベタパッチのトナー濃度に近づける。
このように、環境毎に作成されるグラフにおいて、制御値判定部906は、前記目標トナー濃度D0(−)に対応する現像バイアスV0(V)を決定する。このように、環境に合わせて、面積率と現像バイアスの上下範囲が決定されているため、目標トナー濃度D0(−)に対応する現像バイアスV0(V)を確実に決定することが出来る。
そして、制御値判定部906は決定を完了すると、その旨を制御値登録部907に通知する。当該通知を受けた制御値登録部907は、前記決定した面積率と、前記決定した現像バイアスV0(V)とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する(図10:S207)。これにより、前記面積率と前記現像バイアスV0(V)で、ベタ画像に代わるハーフ画像を用いて印刷することが可能となる。
尚、制御値判定部906が決定を完了した後に、その旨を階調補正部908に通知し、当該通知を受けた階調補正部908が、I/Oキャリブレーションを実施して、トナーの階調(色の濃淡の段階)を補正する(図10:S207)。その後、階調補正部908が、その旨を制御値登録部907に通知し、当該通知を受けた制御値登録部907は、前記制御値を登録してもよい(図10:S207)。そして、画像形成装置1の印刷部909が、上述と同様に、前記登録後の制御値を、ベタ画像の印刷する際に使用する。
尚、本発明の実施形態では、所定の色(マゼンタ)のベタ画像について説明したが、各色毎のベタ画像に適用しても構わない。ここで、黒色のベタ画像では、後端溜まりが視覚的に分かり難く、ベタ画像における他の色との混色が少ないことから、例えば、カラー色(マゼンタ、シアン、イエロー)のベタ画像のみに適用するよう構成しても良い。
又、本発明の実施形態では、通常の画像形成におけるベタ画像について説明したが、画像形成の種類に応じて、ベタ画像に代えるハーフパッチを使用するか否かを決定しても良い。例えば、画像形成において高画質モードと、当該高画質モードの画質よりも劣る画質の通常画質モードとが存在する際に、高画質モードが設定されている場合には、印刷部406(909)が、前記ベタ画像に代えて所定の面積率のハーフパッチを形成するように制御する。又、通常画質モードが設定されている場合には、印刷部406(909)が、前記ベタ画像を通常の現像バイアスで形成するように制御するよう構成しても良い。
又、本発明の実施形態では、画像形成装置1が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを画像形成装置1に読み出させ、当該画像形成装置1が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る画像形成装置及び画像形成方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等に有用であり、複雑な手段を追加せずに後端溜まりを抑制することが可能な画像形成装置及び画像形成方法として有効である。
1 画像形成装置
401 キャリブレーション実施部
402 面積率決定部
403 ハーフパッチ形成部
404 制御値判定部
405 制御値登録部
406 印刷部
407 面積率変更部
901 キャリブレーション実施部
902 面積率決定部
903 環境センサー
904 上下値決定部
905 ハーフパッチ形成部
906 制御値判定部
907 制御値登録部
908 階調補正部
909 印刷部

Claims (6)

  1. キャリブレーションが実施される際に、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの初期面積率を決定する面積率決定部と、
    現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値以内の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された初期面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させるハーフパッチ形成部と、
    濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値が存在するか否かを判定する制御値判定部と、
    前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在する場合、前記存在した制御値と、前記ハーフパッチの初期面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する制御値登録部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在しない場合、前記ハーフパッチの形成に使用する制御値を制御値の上限値に決定した上で、前記ハーフパッチの面積率の上限値以下の範囲内で面積率を前期初期面積率から段階的に変更する面積率変更部を更に備え、
    前記ハーフパッチ形成部は、前記制御値の上限値で、前記初期面積率から段階的に増加させた複数のハーフパッチを形成させ、
    前記制御値判定部は、前記複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された面積率との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、前記目標トナー濃度に対応する面積率が存在するか否かを判定し、
    前記制御値登録部は、前記目標トナー濃度に対応する面積率が存在する場合、前記制御値の上限値と、前記存在した面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. キャリブレーションが実施される際に、所定の環境センサーにより検出された画像形成装置の環境の測定値に対応して、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの面積率を決定する面積率決定部と、
    前記環境の測定値に対応して、前記ハーフパッチの形成に使用される現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値及び下限値を決定する上下値決定部と、
    前記決定された制御値の上限値及び下限値の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させるハーフパッチ形成部と、
    濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値を決定する制御値判定部と、
    前記決定した面積率と、前記決定した制御値とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する制御値登録部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記目標トナー濃度に対応する制御値が決定されると、前記制御値の登録の前に、I/Oキャリブレーションを実施して、トナーの階調を補正する階調補正部を更に備える
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. キャリブレーションが実施される際に、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの初期面積率を決定する面積率決定ステップと、
    現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値以内の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された初期面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させるハーフパッチ形成ステップと、
    濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値が存在するか否かを判定する制御値判定ステップと、
    前記目標トナー濃度に対応する制御値が存在する場合、前記存在した制御値と、前記ハーフパッチの初期面積率とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する制御値登録ステップと、
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
  6. キャリブレーションが実施される際に、所定の環境センサーにより検出された画像形成装置の環境の測定値に対応して、当該キャリブレーションのための面積率が100%のベタパッチから印字箇所を間引いたハーフパッチの面積率を決定する面積率決定ステップと、
    前記環境の測定値に対応して、前記ハーフパッチの形成に使用される現像バイアス又はレーザーパワーの制御値の上限値及び下限値を決定する上下値決定ステップと、
    前記決定された制御値の上限値及び下限値の範囲で制御値を段階的に変化させることで、前記決定された面積率のハーフパッチを、アモルファスシリコン感光体ドラムを介して、中間転写体に複数形成させるハーフパッチ形成ステップと、
    濃度検出センサーにより検出された複数のハーフパッチのトナー濃度と、各ハーフパッチの形成に使用された制御値との関係を示すテーブルを作成し、当該テーブルにおいて、予め設定された目標トナー濃度に対応する制御値を決定する制御値判定ステップと、
    前記決定した面積率と、前記決定した制御値とを、ベタ画像の印刷に用いる制御値として登録する制御値登録ステップと、
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
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