JP4586478B2 - 画像形成装置、トナーカウンタおよびトナー消費量算出方法 - Google Patents

画像形成装置、トナーカウンタおよびトナー消費量算出方法 Download PDF

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Description

この発明は、画像形成装置におけるトナーの消費量を算出する技術に関するものである。
プリンタ、複写機、ファクシミリ装置など、トナーを使用して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置においては、トナー補給などメンテナンスの都合上、トナーの消費量あるいは残量を把握する必要がある。そこで、トナーの消費量を精度よく求めるための技術(以下、「トナーカウント技術」という)が従来より提案されている。例えば、特許文献1に記載のトナー消費量検出方法では、印刷ドット列をそのドットの連続状態に応じて複数のパターンに分類し、それらの発生回数を個別に計数する。そして、それらの計数値にそれぞれ所定の係数を乗じて加算することによって全トナー消費量を算出する。こうすることによって、ドットの連続状態の差異に起因するドット個数とトナー付着量との間の非線形性によらず高精度にトナー消費量を求めている。
特開2002−174929号公報(図2)
上記従来技術では、ドットの連続状態によってトナー付着量が相違するという現象に着目し、トナー消費量の算出精度の向上を図っている。しかしながら、本願発明者は、さらに種々の実験を行った結果、各ドットにおけるトナー消費量は、当該ドットに隣接する他のドットとの間の間隔によっても相違することを見出した。そして、この知見をトナーカウント技術に応用することによって、さらなる精度向上を図ることが可能であることを見出した。
この発明は上記知見に基づいてなされたものであり、画像形成装置におけるトナー消費量を精度よく求めることのできる技術を提供することを目的とする。
本願明細書においては、用語の意味を以下のように定義する。トナー像は多数のドットの集合体であり、各ドットは、トナーを付着させるべき「トナードット」、トナーを付着させない「オフドット」のいずれかである。そして、微視的には、トナー像内において、トナードットは、1ドットのみが孤立して存在する、つまり、当該トナードットに隣接するトナードットがなく当該トナードットがオフドットに取り囲まれている場合と、いくつかのトナードットが連続して一塊のトナードット群を形成している場合とがある。オフドットについても同様である。
本願明細書では、トナーを付着させるべきドット、付着させないドットの1つ1つを、それぞれ「トナードット」、「オフドット」と称する。単に「ドット」という場合には、トナードットとオフドットとを特に区別しないものとする。また、1つまたは連続する複数のトナードットからなるトナードットの塊を「トナードット部」と称する。同様に、1つまたは連続する複数のオフドットからなるオフドットの塊を「オフドット部」と称する。
本願発明者は、形成するトナードットのサイズを一定として、隣接するトナードット間の間隔のみを変化させた種々のパターンの画像を形成し、そのときのトナー消費量を測定する実験を行った。その結果、各トナードットにおけるトナー消費量は、トナードット間隔の変化に応じて複雑に変化することが明らかになった。トナー消費量の変化の態様については後に詳しく説明するが、これは、トナードットとトナードットとの間に形成される、本来トナー付着を予定されていない領域にもある程度のトナーが付着し、しかもその付着量が、トナードット間の間隔によって相違することに起因すると考えられる。そして、この実験結果から、トナードット間相互の間隔がわかればそれらのトナードットにおけるトナー消費量を精度よく求めることが可能であることがわかった。例えば、トナーを付着させるべきトナードットの数(または長さ)をカウントする従来技術とは反対に、本来トナー付着が予定されていない仮想的なドット(オフドット)の数(または長さ)をカウントすることによっても、トナー消費量を精度よく求めることができる。
そこで、この発明は、静電潜像をトナーにより顕像化してトナー像を形成する画像形成装置、該装置に用いられるトナーカウンタおよび画像形成方法において、上記目的を達成するため、互いに隣接するトナードット部間の間隔を表す情報に基づいて、隣接する2つのトナードット部の間のトナーを付着させないオフドット部の長さを判定し、対象期間内に発生する前記オフドット部をその長さに応じて分類し、分類された前記オフドット部の発生個数を各分類ごとに個別にカウントし、そのカウント値に基づいて前記対象期間内にに前記トナー像の形成に消費されるトナー消費量を算出することを特徴としている。このように構成された発明では、画像形成に消費されるトナーの量を精度よく求めることができる。
これらの発明では、隣接する2つのトナードット部の間のトナーを付着させないオフドット部の長さに基づいて前記トナー消費量を算出する。トナー像を、トナーを付着させるべきドット(トナードット)とトナーを付着させるべきでないオフドットとの集合体とみたとき、オフドット部の長さがトナードット部間の間隔を表していることになる。したがって、オフドット部の長さからトナー消費量を精度よく求めることが可能である
ただし、トナードット部の間隔、つまりオフドット部の長さによって、付着するトナーの量が異なる。そこで、所定の対象期間内における前記オフドット部の発生個数とその長さとの双方の情報に基づいて、該対象期間内のトナー消費量を算出するのが好ましい。
より具体的には、対象期間内に発生するオフドット部をその長さに応じて分類し、各分類ごとに個別にその発生個数をカウントし、そのカウント値に基づいて該対象期間内のトナー消費量を算出することができる。こうすることによって、その長さが異なることに起因してトナーの付着量が異なるオフドット部を個別に取り扱うことができ、より精度よくトナー消費量を求めることが可能となる。
例えば、前記各分類ごとのカウント値に、各分類に対して定められた係数を乗じた値を互いに加算し、その加算値に基づき前記トナー消費量を算出することができる。こうすることで、各オフドット部に対し、その長さごとのトナーの付着量の相違に応じた重み付けをすることができる。
ここで、前記対象期間内の前記トナードット部および前記オフドット部の総数から前記加算値を差し引くと、オフドット部へのトナー付着をも考慮した実質的なトナードット数が求められる。つまり、ここでいう「実質的なトナードット数」には、本来のトナードットの数と、オフドット部に付着するトナーの量を、その量に対応するトナードットの数に換算したときの仮想的なトナードットの数とが含まれている。したがって、この実質的なトナードット数に基づいてトナー消費量を算出すれば、オフドット部へのトナー付着を考慮せずにトナードット数をカウントしている従来のトナーカウント技術に比べより高い精度を得ることができる。
また、前記各分類ごとのオフドット部へのトナー付着量に応じて、該分類ごとの前記係数を定めるようにしてもよい。というのは、その長さに応じて分類されたオフドットの各分類ごとの発生個数に、その長さに対応するトナー付着量を係数として乗じれば、その分類に属するオフドット部全体に付着するトナーの量を求めることができるからである。具体的には、例えば、1つのオフドット部に付着するトナーの量と、そのオフドット部に隣接するトナードット部に付着するトナーの量との合計に相当する値を前記係数とすることができる。こうすれば、オフドット部の個数にその係数を乗じることで、当該オフドット部とそれに隣接するトナードット部との形成に消費されるトナーの総量を求めることができる。
また、本発明を適用された画像形成装置が、1ライン分の画像データに基づいて、静電潜像を担持可能に構成された潜像担持体上にライン状潜像を形成する潜像形成手段をさらに備える場合には、その画像データを、ドット間の間隔を表す情報とすることができる。例えば、所定の表面電位に帯電された感光体の表面をレーザ光源やLEDアレイなどの露光手段でライン状に露光することで感光体上に静電潜像を形成するように構成されている装置においては、露光手段の光源をオン・オフするための制御信号を前記情報として用い、その制御信号データからドット間隔を把握することが可能である。特に、その制御信号がオン・オフの2値データに展開されている場合には、その2値データによりトナードット部およびオフドット部の長さを簡単に求めることができる。そして、このようなラインを複数本形成することによって1枚の画像を得ている場合には、その1ラインごとに求めたトナー消費量を合算することで、1枚分の画像に対するトナー消費量を求めることができる。
本願発明を適用した画像形成装置の2つの実施形態について以下説明する。なお、この2つの実施形態は、同一の装置構成を有しており、本願発明に基づくトナー消費量の算出方法のみが異なっている。そこで、ここでは、まず両実施形態に共通の装置構成について説明し、次いで本願本願発明者が得た新たな知見、および、その知見に基づいてトナー消費量を算出する2つの実施形態について順次説明する。
<装置の構成>
図1はこの発明にかかる画像形成装置の一実施形態の構成を示す図である。また、図2は図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。この装置1は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナー(現像剤)を重ね合わせてフルカラー画像を形成したり、ブラック(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する画像形成装置である。この画像形成装置1では、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号がメインコントローラ11に与えられると、このメインコントローラ11からの指令に応じてエンジンコントローラ10がエンジン部EG各部を制御して所定の画像形成動作を実行し、シートSに画像信号に対応する画像を形成する。
このエンジン部EGでは、感光体22が図1の矢印方向D1に回転自在に設けられている。また、この感光体22の周りにその回転方向D1に沿って、帯電ユニット23、ロータリー現像ユニット4およびクリーニング部25がそれぞれ配置されている。帯電ユニット23は所定の帯電バイアスを印加されており、感光体22の外周面を所定の表面電位に均一に帯電させる。クリーニング部25は一次転写後に感光体22の表面に残留付着したトナーを除去し、内部に設けられた廃トナータンクに回収する。これらの感光体22、帯電ユニット23およびクリーニング部25は一体的に感光体カートリッジ2を構成しており、この感光体カートリッジ2は一体として装置1本体に対し着脱自在となっている。
そして、この帯電ユニット23によって帯電された感光体22の外周面に向けて露光ユニット6から光ビームLが照射される。この露光ユニット6は、外部装置から与えられた画像信号に応じて光ビームLを感光体22上に露光して画像信号に対応する静電潜像を形成する。
こうして形成された静電潜像は現像ユニット4によってトナー現像される。すなわち、この実施形態では、現像ユニット4は、図1紙面に直交する回転軸中心に回転自在に設けられた支持フレーム40、支持フレーム40に対して着脱自在のカートリッジとして構成されてそれぞれの色のトナーを内蔵するイエロー用の現像器4Y、シアン用の現像器4C、マゼンタ用の現像器4M、およびブラック用の現像器4Kを備えている。この現像ユニット4は、エンジンコントローラ10により制御されている。そして、このエンジンコントローラ10からの制御指令に基づいて、現像ユニット4が回転駆動されるとともにこれらの現像器4Y、4C、4M、4Kが選択的に感光体22と所定のギャップを隔てて対向する所定の現像位置に位置決めされると、当該現像器に設けられて選択された色の帯電トナーを担持するとともに所定の現像バイアスを印加された金属製の現像ローラ44から感光体22の表面にトナーを付与する。これによって、感光体22上の静電潜像が選択トナー色で顕像化される。
各現像器4Y、4C、4M、4Kには、当該現像器に関する情報を記憶するための不揮発性メモリ91〜94がそれぞれ設けられている。そして、各現像器に設けられたコネクタ49Y、49C、49M、49Kのうち必要に応じて選択された1つと、本体側に設けられたコネクタ109とが互いに接続され、エンジンコントローラ10のCPU101とメモリ91〜94との間で通信が行われる。こうすることで、各現像器に関する情報がCPU101に伝達されるとともに、各メモリ91〜94内の情報が更新記憶される。
上記のようにして現像ユニット4で現像されたトナー像は、一次転写領域TR1で転写ユニット7の中間転写ベルト71上に一次転写される。転写ユニット7は、複数のローラ72〜75に掛け渡された中間転写ベルト71と、ローラ73を回転駆動することで中間転写ベルト71を所定の回転方向D2に回転させる駆動部(図示省略)とを備えている。そして、カラー画像をシートSに転写する場合には、感光体22上に形成される各色のトナー像を中間転写ベルト71上に重ね合わせてカラー画像を形成するとともに、カセット8から1枚ずつ取り出され搬送経路Fに沿って二次転写領域TR2まで搬送されてくるシートS上にカラー画像を二次転写する。
このとき、中間転写ベルト71上の画像をシートS上の所定位置に正しく転写するため、二次転写領域TR2にシートSを送り込むタイミングが管理されている。具体的には、搬送経路F上において二次転写領域TR2の手前側にゲートローラ81が設けられており、中間転写ベルト71の周回移動のタイミングに合わせてゲートローラ81が回転することにより、シートSが所定のタイミングで二次転写領域TR2に送り込まれる。
また、こうしてカラー画像が形成されたシートSは定着ユニット9、排出前ローラ82および排出ローラ83を経由して装置本体の上面部に設けられた排出トレイ部89に搬送される。また、シートSの両面に画像を形成する場合には、上記のようにして片面に画像を形成されたシートSの後端部が排出前ローラ82後方の反転位置PRまで搬送されてきた時点で排出ローラ83の回転方向を反転し、これによりシートSは反転搬送経路FRに沿って矢印D3方向に搬送される。そして、ゲートローラ81の手前で再び搬送経路Fに乗せられるが、このとき、二次転写領域TR2において中間転写ベルト71と当接し画像を転写されるシートSの面は、先に画像が転写された面とは反対の面である。このようにして、シートSの両面に画像を形成することができる。
また、ローラ75の近傍には、濃度センサ60およびクリーナ76が設けられている。濃度センサ60は、必要に応じ、中間転写ベルト71上に形成されるトナー像を構成するトナー量を光学的に検出する。すなわち、濃度センサ60は、トナー像に向けて光を照射するとともに該トナー像からの反射光を受光し、その反射光量に応じた信号を出力する。クリーナ76は、中間転写ベルト71に対し離当接自在に構成され、必要に応じて中間転写ベルト71に当接することで、該ベルト71上の残留トナーを掻き落とす。
また、この装置1では、図2に示すように、メインコントローラ11のCPU111により制御される表示部12を備えている。この表示部12は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、CPU111からの制御指令に応じて、ユーザへの操作案内や画像形成動作の進行状況、さらに装置の異常発生やいずれかのユニットの交換時期などを知らせるための所定のメッセージを表示する。
なお、図2において、符号113はホストコンピュータなどの外部装置よりインターフェース112を介して与えられた画像を記憶するためにメインコントローラ11に設けられた画像メモリである。また、符号106はCPU101が実行する演算プログラムやエンジン部EGを制御するための制御データなどを記憶するためのROM、また符号107はCPU101における演算結果やその他のデータを一時的に記憶するRAMである。
図3はこの装置における信号処理ブロックを示す図である。この画像形成装置では、ホストコンピュータ100などの外部装置から画像信号が入力されると、メインコントローラ11がその画像信号に対し所定の信号処理を施す。メインコントローラ11は、色変換部114、階調補正部115、ハーフトーニング部116、パルス変調部117、階調補正テーブル118および補正テーブル演算部119などの機能ブロックを備えている。
また、エンジンコントローラ10は、図2に示すCPU101、ROM106、RAM107以外に、露光ユニット6に設けられたレーザ光源を駆動するためのレーザドライバ121と、濃度センサ60の検出結果に基づきエンジン部EGのガンマ特性を示す階調特性を検出する階調特性検出部123を備えている。
なお、メインコントローラ11およびエンジンコントローラ10においては、これらの各機能ブロックはハードウェアにより構成されてもよく、またCPU111、101により実行されるソフトウェアによって実現されてもよい。
ホストコンピュータ100から画像信号が与えられたメインコントローラ11では、色変換部114がその画像信号に対応する画像内の各画素のRGB成分の階調レベルを示したRGB階調データを、対応するCMYK成分の階調レベルを示したCMYK階調データへ変換する。この色変換部114では、入力RGB階調データは例えば1画素1色成分当たり8ビット(つまり256階調を表す)であり、出力CMYK階調データも同様に1画素1色成分当たり8ビット(つまり256階調を表す)である。色変換部114から出力されるCMYK階調データは階調補正部115に入力される。
この階調補正部115は、色変換部114から入力された各画素のCMYK階調データに対し階調補正を行う。すなわち、階調補正部115は、不揮発性メモリに予め登録されている階調補正テーブル118を参照し、その階調補正テーブル118にしたがい、色変換部114からの各画素の入力CMYK階調データを、補正された階調レベルを示す補正CMYK階調データに変換する。この階調補正の目的は、上記のように構成されたエンジン部EGのガンマ特性変化を補償して、この画像形成装置の全体的ガンマ特性を常に理想的なものに維持することにある。
こうして補正された補正CMYK階調データは、ハーフトーニング部116に入力される。このハーフトーニング部116は誤差拡散法、ディザ法、スクリーン法などのハーフトーニング処理を行い、1画素1色当たり8ビットのハーフトーンCMYK階調データをパルス変調部117に入力する。ハーフトーニング処理の内容は、形成すべき画像の種類により異なる。すなわち、その画像がモノクロ画像かカラー画像か、あるいは線画かグラフィック画像かなどの判定基準に基づき、その画像に最適な処理内容が選択され実行される。
このパルス変調部117に入力されたハーフトーニング後のCMYK階調データは、各画素に付着させるべきCMYK各色のトナードットのサイズおよびその配列を示す多値信号であり、かかるデータを受け取ったパルス変調部117は、そのハーフトーンCMYK階調データを用いて、エンジン部EGのCMYK各色画像の露光レーザパルスをパルス幅変調するためのビデオ信号を作成し、図示を省略するビデオインターフェースを介してエンジンコントローラ10に出力する。そして、このビデオ信号を受けたレーザドライバ121が露光ユニット6の半導体レーザをON/OFF制御して各色成分の静電潜像を感光体22上に形成する。このようにして画像信号に対応した画像形成を行う。
また、この種の画像形成装置では、装置のガンマ特性が装置個体ごとに、また同一の装置においてもその使用状況によって変化する。そこで、このようなガンマ特性のばらつきが画像品質に及ぼす影響を除くため、所定のタイミングで、前記した階調補正テーブル118の内容を画像濃度の実測結果に基づいて更新する階調制御処理を実行する。
この階調制御処理では、各トナー色毎に、ガンマ特性を測定するために予め用意された階調補正用の階調パッチ画像がエンジン部EGによって中間転写ベルト71上に形成され、各階調パッチ画像の画像濃度を濃度センサ60が読み取り、その濃度センサ60からの信号に基づき階調特性検出部123が各階調パッチ画像の階調レベルと、検出した画像濃度とを対応させた階調特性(エンジン部EGのガンマ特性)を作成し、メインコントローラ11の補正テーブル演算部119に出力する。そして、補正テーブル演算部119が、階調特性検出部123から与えられた階調特性に基づき、実測されたエンジン部EGの階調特性を補償して理想的な階調特性を得るための階調補正テーブルデータを計算し、階調補正テーブル118の内容をその計算結果に更新する。こうして階調補正テーブル118を変更設定する。こうすることで、この画像形成装置では、装置のガンマ特性のばらつきや経時変化によらず、安定した品質で画像を形成することができる。
また、この画像形成装置では、トナー消費量を求めるために、図3に示すように、メインコントローラ11のパルス変調部117から出力されるパルス信号(ビデオ信号)に基づいてトナー消費量を算出するトナーカウンタ200(後述する第1実施形態の場合)または300(後述する第2実施形態の場合)がエンジンコントローラ10に設けられている。トナー像は多くのトナードットで構成されており、各トナードットの形成に消費されるトナー量の合計を求めることで全体のトナー消費量が求められる。本願発明者は、種々の実験を行った結果に基づき、後に詳述するトナーカウンタを構築するに至った。なお、以下では代表的にブラック色トナーについて行った検討の結果を説明するが、他のトナー色についても同様に考えることができる。
<本願発明者の知見>
図4は実験に使用したテストパターンの例を示す図である。本願発明者は、上記のように構成された画像形成装置において、トナードットのサイズが一定でドット間の間隔のみが種々に異なるテストパターン画像を形成し、各画像における1ドット当たりのトナー消費量を計測した。より詳しくは、図4に示すように、複数本の1ドット幅ラインからなり、ライン間の間隔Xが様々に異なる画像をテストパターンとして使用した。以下では、ライン幅が1ドット、ライン間隔がXドットである画像を「1オンXオフ画像」と称する。例えば、「1オン1オフ画像」とは、1ドットラインが1ドット間隔で並行に配置された画像を指し、「1オン2オフ画像」とは、1ドットラインが2ドット間隔で並行に配置された画像を指す。また、図4(a)に示すパターンはいわゆるベタ画像であって厳密には1ドットライン画像とはいえないが、ここではライン間隔Xがゼロである1ライン画像の一種として取り扱うこととする。
図4において、「主走査方向」は露光ビームLの走査方向、「副走査方向」はこれに直交する方向で感光体22表面の移動方向をそれぞれ意味する。なお、図1ではライン間隔Xが整数、つまりライン間隔がドット幅の整数倍である場合について例示しているが、実際には露光ビームLの点灯タイミングを制御することによってライン間隔Xを整数値以外にも設定することが可能である。本実験においても、整数値以外のライン間隔Xについての計測も行った。また、ここでは副走査方向に延びるラインからなるテストパターンのみを代表的に示している。これは、副走査方向に延びるラインはそのライン間隔を露光ビームLの点灯タイミングの制御により任意に設定することができるからである。一方、主走査方向に延びるラインの間隔は感光体22の移動ピッチと露光ビームLの走査周期とによって決まるため任意の値に設定することはできないが、ライン間隔とトナー消費量との関係は、上記した副走査方向に延びるライン画像の場合と同じ傾向を示す。
図5はライン間隔とトナー消費量との関係を示すグラフである。図5に示すように、各ラインを構成するトナードット1ドット当たりのトナー消費量は、ライン間隔Xによって変動するという結果を示した。すなわち、ライン間隔Xをゼロ(ベタ画像)から次第に増やしてゆくと、1ドット当たりのトナー消費量はいったん増加した後再び減少する。そして、X=2の付近で極小となった以後は緩やかに上昇し一定値に漸近する。この現象を説明するモデルとしては、例えば以下のようなものが考えられる。
図6は感光体表面電位およびトナー付着量を示す模式図である。より詳しくは、感光体表面における主走査方向に沿った位置を横軸としたときの表面電位プロファイルおよびトナー付着量を示す図である。ベタ画像(X=0)の場合、図6(a)に示すように、感光体表面の広い範囲にわたって連続的に露光されているため、感光体22の被露光領域の表面電位は十分にかつほぼ一様に低下している。したがって、トナー付着量もほぼ一様となる。このときの1ドット当たりのトナー消費量は、図6(a)に示す斜線部の面積に相当する値となる。
次に、1オン1オフ画像(X=1)の場合を考える。このとき、図6(b)に示すように、感光体上の被露光領域は断続的な配置となるが、感光体22の表面電位はある程度の幅を持って緩やかに変化するため、トナーは被露光領域だけでなくその隣接領域にまで付着し、見かけ上のライン幅が増大することとなる。特に、ライン間隔が狭い場合には、隣り合うラインの間での電位変化が互いに重ね合わされるため、それらの相互作用により、露光されていないライン間領域でも比較的大きな電位の低下が生じる。このため、ライン間にも多くのトナーが付着することとなる。実際に、感光体22表面のトナー付着の様子を観察してみると、本来トナーを付着させないライン間の領域にも広くトナーが付着しているのが確認された。したがって、図6(b)に示す斜線部の面積に相当する1ドット当たりのトナー消費量はベタ画像の場合よりも多くなる。
一方、ライン間隔がさらに広くなった場合を考える。図6(c)は1オン2オフ画像(X=2)の例を示している。この場合にも、感光体の表面電位の変化は緩やかであるため被露光領域外にまでトナーが付着するが、ライン間隔が広くなっているので隣接するラインとの相互作用は弱く、ライン間に付着するトナーは少なくなる。したがって、図6(c)に示す斜線部の面積に相当する1ドット当たりのトナー消費量は、ベタ画像の場合よりも多いが、1オン1オフ画像の場合よりは少なくなる。さらにライン間隔が広くなっても、隣接するラインの存在によるトナー付着量の変化はあまりないはずである。
図7はライン間隔とトナー付着量との関係を示す模式図である。上記の考察から、ライン間隔とトナー付着量との関係は、図7の破線に示すように、ライン間隔を大きくするにしたがっていったん増加した後減少し、その後ほぼ一定値となるものと考えられる。しかし、実験結果はこれと異なり、前記したように、トナー消費量はライン間隔の増加に伴いいったん減少した後再び緩やかな上昇を示した。これは、感光体22表面への現像ローラ44からのトナー供給量が一定であることによると推察される。すなわち、ライン間隔が狭ければ感光体22の表面領域においてトナーを付着させるべき領域の比率が高くなる一方、ライン間隔が広ければその比率は低くなる。これに対して、トナー供給量はこの比率によらず一定である。したがって、トナーを付着させるべき領域の単位面積当たりのトナー供給量はライン間隔が狭いほど少なくなり、結果的に感光体22に付着するトナーの量も減ると考えられる。このことから、トナー供給量の観点からは、図7の二点鎖線に示すように、ライン間隔が広いほどトナー付着量が多くなると考えられる。
そして、実際には上記した2つの現象による影響が合成されて、図7の実線で示すように、ライン間隔の増加に伴って、トナー付着量はいったん増加の後減少し、その後緩やかに上昇するものと考えることができる。このような特性は、感光体と現像ローラとが微小なギャップを隔てて離間配置された非接触現像方式の装置において特に顕著に現れると考えられる。というのは、この種の装置では、感光体と現像ローラとの最接近部付近の空間内でトナーを飛翔させており、この空間内で飛翔トナーが動き回ることができるからである。
なお、図5の例では、1ドット当たりのトナー消費量は、ライン間隔X=1付近で極大となり、X=2付近で極小となっているが、これらの数値は、露光ビームLのビームスポット寸法、感光体22の材質やその厚みなど、装置の構成に依存するものであって、装置の構成が異なればこれらの値も当然に異なる。
このように、ライン幅が同じであっても、ライン間隔によってそのラインの形成に消費されるトナーの量は異なっている。この傾向は、主走査方向のラインだけでなく、これと直交する副走査方向や斜交する他のラインにおいても同様に現れる。したがって、より一般的には、1ドット当たりのトナー消費量は、当該トナードットと他のドットとの間隔によって相違しているということができる。このようなトナー消費量の変動は、トナードット部に付着するトナーの量が変化するというよりも、むしろトナードット部の周囲のオフドット部に付着するトナーの量がオフドットの連続状態により変化するために生じると考えるのが現実的である。
図8はトナードットおよびオフドットのトナー付着量を模式化した図である。図8(a)のようなドット列を考えたとき、理想的には、図8(b)に示すように、トナードット部に一定量のトナーが付着し、オフドット部には全くトナーが付着しないのが望ましい。トナーがこのように理想的な状態で付着するのであれば、トナードットの個数を数えて1ドット当たりのトナー付着量を乗じることでトナー消費量を精度よく求めることが可能である。しかしながら、実際には、図8(c)に示す斜線部のように、オフドット部にもトナーが付着し、しかもその付着量はオフドットの連続状態によって異なる。このことは、従来技術のようにトナードットの個数やその連続状態よりも、むしろオフドットの個数やその連続状態に着目することで、全体としてのトナー消費量をより精度よく求められることを示している。
上記のような知見に基づくトナー消費量を算出するトナーカウンタの2つの実施形態について、以下説明する。なお、以下に説明するトナーカウンタは、ソフトウェア、ハードウェアのいずれにより構成されてもよい。また、以下では、露光ビームLのオン/オフは1ドット単位で行うものとして説明するが、1ドット以下の単位でオン/オフを行う場合においても同じように考えることができる。
<第1実施形態>
図9はこの発明にかかるトナーカウンタの第1実施形態を示す図である。また、図10は第1実施形態のトナーカウンタの動作を示す図である。この実施形態のトナーカウンタ200は、1つのトナー色について、1ページ分の画像を形成したときのトナー消費量を算出するように構成されている。このトナーカウンタ200には、パルス変調部117から出力されるビデオ信号に基づいて、主走査方向の1走査ライン上のドットの配列状態を判定するパターン判定回路201が設けられている。さらに、パターン判定回路201から出力される値をカウントする第1〜第9のカウンタ211〜219が設けられている。パターン判定回路201およびカウンタ211〜219のより具体的な動作について、図10を参照しながら説明する。
パルス変調部117から出力される信号は露光ビームLのオン/オフに対応してHレベル/Lレベルに変化するパルス信号であるが、ここでは、Hレベルを値1で、Lレベルを値0での2値データで表すこととする。パルス変調部117から出力されたビデオ信号が例えば図10に示したパターンであったとする。パターン判定回路117は、パルスの立ち上がり、つまり上記2値データの0から1への変化を検出すると、その直前におけるLレベル期間の長さ、つまり0信号がいくつ続いたかを判定し、その数値を、カウンタ211〜219のうち、その数値に対応した1つに出力する。例えば、図10の時刻t1において2値データが0から1へ変化したとき、その直前に値0が3つ続けて検出されているので、パターン判定回路201は第3のカウンタ213に対し数値3を出力する。同様に、2値信号が0から1に変化するt2,t3,t4およびt5の各時刻において、パターン判定回路201は、その直前の2値データの連続ゼロの個数2,3,1および5をそれぞれ第2のカウンタ212,第3のカウンタ213,第1のカウンタ211および第5のカウンタ215に対し出力する。なお、ゼロの連続数が9個以上であった場合には、その連続個数を第9のカウンタに対し出力するものとする。これを画像1ページ分について繰り返す。
こうすることによって、各カウンタ211〜219には、レーザが点灯されずトナーを付着させない仮想ドット(オフドット)の個数が、その連続数ごとに個別に積算されてゆく。各カウンタ211〜219のカウント値を全て足し合わせると、1ページ中のオフドットの個数となるが、これをその連続数ごとに分類してカウントするのは、前述したように、オフドットの連続状態によって、そのオフドットに隣接するトナードットへのトナー付着量が異なることに対応するためである。
そして、画像1ページ分についてカウントが終了したとき、図9に示すように、各カウンタ211〜219はそのカウント値C1〜C9をそれぞれ出力する。これらのカウント値C1〜C9に、それぞれオフドットの連続状態に応じて予め設定された係数K1〜K9を乗じ、その結果を互いに加算する。これにより、オフドットの連続状態に応じて適宜に重み付けされた1ページ分のオフドット個数が求められる。そして、予め設定された定数TC0からその値を差し引いてから比例係数Kxを乗じると、1ページ分のトナー消費量TCが求められる。すなわち、この実施形態では、トナー消費量TCは、次式:
TC=Kx・{DC0−(K1・C1+K2・C2+ … +K8・C8+K9・C9)}
… (式1)
により求められる。
(式1)において、定数DC0は、1ページ中の総ドット数、つまりトナードットおよびオフドットの個数を合計したものである。この個数は、画像のサイズおよび装置の分解能から求めることができる。そして、係数Kxは、ベタ画像における1トナードット当たりのトナー付着量に相当する値であり、その値は予め実験的に求めておくことができる。つまり、この実施形態では、全面ベタ画像に相当するトナー量から、本来トナーが付着しないオフドットの個数に応じた分のトナー量を差し引くことによって、トナードットの形成に消費されたトナー量を算出する。この際、単にオフドットの個数を数えるのでなく、その連続状態に応じて個別に個数を数えそれぞれに所定の重み付けをした上で加算している。つまり、オフドットの個数に応じて差し引くトナーの量を、その連続状態に応じて定めているので、上記(式1)によって、ページ全体としてのトナー消費量を精度よく求めることができる。なお、各係数K1〜K9については、例えば以下のようにして定めることができる。
図11は第1実施形態における係数の設定方法を示す図である。実験的に(または適宜のシミュレーションによって)求めたトナー付着率(ベタ画像を1として正規化した1ドット当たりのトナー付着量)が、例えば図11に示すようであったとする。なお、図6に示すように、トナードット部およびオフドット部のトナー付着は不均一であるが、実用的には、トナーがほぼ均一に分布していると仮定してよい。ここで、トナードット部におけるトナー付着率はほぼ1である。一方、オフドット部におけるトナー付着率は、オフドット連続個数によって異なるが、いずれも1以下となる。そのトナー付着率の低下分が、係数Kn(nはオフドットの連続個数;n=1,2,…)である。
図12は第1実施形態のトナーカウンタの係数の一例を示す図である。また、図13は第1実施形態のトナーカウンタによるトナー消費量の計算結果を示す図である。ここでは、図1の装置を用いて実測された特性(図5)に基づいて各係数を図12に示す各値に設定し、本実施形態のトナーカウンタ200による計算結果と、実測されたトナー消費量(A4サイズ1ページ当たり)とを比較した。その結果、図13に示すように、計算結果と実測値とはよく一致しており(相関係数R=0.9501)、本実施形態のトナーカウンタ200によりトナー消費量を精度よく求められることが確認された。
<第2実施形態>
図14はこの発明にかかるトナーカウンタの第2実施形態を示す図である。また、図15は第2実施形態のトナーカウンタの動作を示す図である。この実施形態のトナーカウンタ300にも、パルス変調部117から出力されるビデオ信号に基づいて、主走査方向の1走査ライン上のドットの配列状態を判定するパターン判定回路301が設けられるとともに、パターン判定回路301から出力される値をカウントする第11〜第19のカウンタ311〜219が設けられているが、これらの動作は前述した第1実施形態のトナーカウンタ200に設けられていたものとは異なっている。また、この実施形態のトナーカウンタ300には、さらに連続ドットカウンタ310が設けられている。これらの具体的な動作について、図15を参照しながら説明する。
パターン判定回路300は、ビデオ信号に基づいてトナードットの有無を判定している。そして、トナードットが出現する度に、後段のカウンタ310〜319のいずれかに値1を出力する。ただし、その出力先は、当該トナードットの直前に存在するオフドットの個数に対応したカウンタである。図15の例では、一番左のトナードットT1が出現したとき、その直前(図15において左側)にオフドットが3個あるので、パターン判定回路301は、オフドット数3個に対応した第13のカウンタ313に対して値1を出力する。同様に、トナードットT2およびT3が出現した各時点で、パターン判定回路301は、オフドット数2個および3個にそれぞれ対応した第12のカウンタ312および第13のカウンタ313にそれぞれ値1を出力する。
次のトナードットT4は、先のトナードットT3に続けて出現する。このようなトナードットT4が出現したときには、パターン判定回路301は、連続ドットカウンタ310に対して値1を出力する。言い換えれば、パターン判定回路301は、トナードット直前のオフドットの個数がゼロであるときに、カウンタ310に対し値1を出力する。このように、パターン判定回路301は、トナードット直前のオフドット個数0〜9に応じて、カウンタ310〜319のいずれかに対し値1を出力し、カウンタ310〜319はこうして出力される値を積算する。
以下、新たなトナードットが出現する度ごとに、パターン判定回路301は、そのトナードットの直前のオフドット個数を判定し、カウンタ310〜319のうちそのオフドット個数に対応した1つのカウンタに値1を出力する。なお、オフドットの連続数が9個以上であった場合には、第19のカウンタ319に対し値1を出力するものとする。これを画像1ページ分について繰り返す。
こうすることで、カウンタ311,312,313,314,315,316,317,318および319には、その直前にあるオフドット個数が1,2,3,4,5,6,7,8および9であるトナードットの個数がそれぞれカウントされる。一方、連続ドットカウンタ310には、その直前にトナードットがある、つまり直前のオフドット個数が0であるトナードットの個数がカウントされる。したがって、これらのカウンタ310〜319のカウント値を全て合計すると、形成された全てのトナードットの個数となる。
また、0個以上のオフドットが連続してなるオフドット列の個数を数えているということもできる。つまり、図15に示すように、第11のカウンタ311のカウント値C11が「1」であるということは、1個のオフドットからなるオフドット列が1つあったということを示す。また、第13のカウンタ313のカウント値C13が「2」であるということは、3個の連続するオフドットからなるオフドット列が2つあったということを示す。さらに、連続ドットカウンタ310のカウント値C10が「6」であるということは、0個のオフドットからなるオフドット列が6つあったということを示している。
そして、画像1ページ分についてカウントが終了したとき、図14に示すように、各カウンタ310〜319はそのカウント値C10〜C19をそれぞれ出力する。これらのカウント値C10〜C19に、それぞれ予め設定された係数K10〜K19を乗じ、その結果を互いに加算する。さらに、その加算値に係数Kxを乗じる。これにより、1ページ分のトナー消費量TCが求められる。すなわち、この実施形態では、トナー消費量TCは、次式:
TC=Kx・(K10・C10+K11・C11+ … +K18・C18+K19・C19)
… (式2)
により求められる。ここで、係数Kxは第1実施形態と同様に、ベタ画像における1ドット当たりのトナー消費量に相当する値である。また、各係数K10〜K19については、例えば次のようにして求めることができる。
図16は第2実施形態における係数の設定方法を示す図である。実験的に(または適宜のシミュレーションによって)求めたオフドット連続個数ごとのトナー付着率が、例えば図16に示すようであったとする。この場合において、トナードット部のトナー付着率(図16(a)において網点を付した領域の面積)が係数K10に相当するが、ここではトナードット部のトナー付着率を1と近似しているので、係数K10の値は1である。また、係数K11については、1オン1オフ画像における、1つのトナードットとその直前のオフドット部とのトナー付着率の合計(図16(a)において斜線を付した領域の面積)として求めることができる。さらに、係数K12については、1オン2オフ画像における、1つのトナードットとその直前のオフドット部とのトナー付着率の合計(図16(b)において斜線を付した領域の面積)として求めることができる。同様にして、他の係数K13〜K19についても求めることができる。
図17は第2実施形態のトナーカウンタの係数の一例を示す図である。また、図18は第2実施形態のトナーカウンタによるトナー消費量の計算結果を示す図である。ここでは、図1の装置を用いて実測された特性(図5)に基づいて各係数を図17に示す各値に設定し、本実施形態のトナーカウンタ300による計算結果と、実測されたトナー消費量(A4サイズ1ページ当たり)とを比較した。その結果、図18に示すように、計算結果と実測値とはよく一致しており(相関係数R=0.9745)、本実施形態のトナーカウンタ300によりトナー消費量を精度よく求められることが確認された。
<結び>
以上のように、本発明にかかるトナーカウンタの第1および第2の実施形態によれば、トナーを付着させないオフドットの個数をカウントし、そのカウント値に基づいて画像1ページ当たりのトナー消費量を求めている。このように、オフドットの個数を数えることによっても、トナードットの数を数える従来技術と同様に、トナー消費量を算出することができる。特に、オフドットをその連続個数に応じて個別にカウントしておくことによって、オフドットの連続個数の違いによるトナー付着量の差異に対応して、精度よくトナー消費量を求めることが可能となる。
また、上記した第1実施形態のトナーカウンタでは、その長さに応じて重み付けしてカウントしたオフドットの数を1ページ分の総ドット数から差し引き、その差し引き後の数値に基づいて1ページ分のトナー消費量を算出する。上記差し引き後の数値には、本来のトナードットの数と、オフドット部に付着するトナーの量をトナードットに換算したときの仮想的なトナードットの数との双方が含まれている。そして、これに1トナードット当たりのトナー付着量を乗じているので、第1実施形態のトナーカウンタでは、オフドット部へのトナー付着をも加味した総トナー消費量を精度よく求めることができる。
また、上記した第2実施形態のトナーカウンタでは、その連続個数に応じて分類したオフドットのカウント値に乗じる係数が、オフドットへのトナー付着量と、そのオフドットの次に形成されるトナードットへのトナー付着量との合計に相当する値になっている。つまり、オフドット部に付着するトナーの量を次のトナードットに上乗せしてカウントするようにしており、このようにすることで、第2実施形態のトナーカウンタにおいても、オフドット部へのトナー付着をも加味した総トナー消費量を精度よく求めることができる。
また、これらの実施形態のトナーカウンタでは、レーザドライバに与えられるビデオ信号に基づいてトナー消費量を求めている。このようなパルス信号は、そのパルス幅がトナードットおよびオフドットのサイズを直接的に表す情報となっているので、このような信号を用いることで、簡単にオフドットのサイズ(連続個数)を把握することができる。
なお、各現像器に貯留されたトナーは、上記した画像形成以外の用途に消費される場合がある。例えば、この種の画像形成装置では、感光体22表面のうち本来ドットを形成すべきでない部分にまで微量のトナーが付着してしまう現象(カブリ)がよく知られている。カブリによるトナー消費量は、画像パターンとはあまり相関性がなく、むしろ形成した画像の総面積に左右される。したがって、カブリによるトナー消費量については、画像形成枚数や現像器の駆動時間など、画像面積に関連する値に一定の比率を乗じて求めることができる。また、ユーザの要求によらず装置内部で使用されるテストパターンなどを形成する場合には、これらによって消費されるトナーの量を別途計算する必要がある。そして、こうして求めた画像形成以外の用途に消費されたトナーの量をオフセット値として前記した計算式(式1)および(式2)に加算することで、装置全体としてのトナー消費量を精度よく求めることが可能となる。
以上説明したように、上記各実施形態においては、エンジン部EGが本発明の「像形成手段」として機能している。また、第1実施形態におけるトナーカウンタ200、第2実施形態におけるトナーカウンタ300が、いずれも本発明の「トナー消費量算出手段」および「トナーカウンタ」として機能している。さらに、上記各実施形態では、感光体22および露光ユニット6が、本発明の「潜像担持体」および「潜像形成手段」としてそれぞれ機能しており、パルス変調部117から出力されるビデオ信号が、オフドットのサイズを表す本発明の「画像データ」に相当している。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、前述したように、実際に形成されるトナードットおよびオフドットは必ずしも1ドット単位ではなく、レーザ点灯時間によってはそのサイズが例えば0.5ドット、1.5ドットといった端数となることもある。このような場合に対応するためには、例えば第1実施形態のトナーカウンタを次のように変更すればよい。
図19は第1実施形態のトナーカウンタの変形例を示す図である。この例では、オフドット部をそのドット連続個数でなく、長さに応じて複数段階に分類している。すなわち、オフドット部の長さを0〜0.5ドット、0.5〜1.5ドット、1.5〜2.5ドット、2.5〜4.5ドット、4.5〜6.5ドットおよび6.5ドット以上の6段階に分類し、それぞれに対応したカウンタを設けるとともに、それぞれに係数Ka〜Kfを割り当てる。このようにすることで、より一般的な、ドット部のサイズが1ドット単位でない場合にも適切に対応することができる。もちろんドットサイズの分類については上記数値に限定されず適宜改変してもよい。また、第2実施形態のトナーカウンタについても同様に、オフドットの分類および係数の割り当てを適宜変更するともに、パターン判定回路を、トナードットのサイズに応じた値を後段のカウンタに対して出力するように変更すればよい。
また、上記した第1実施形態のトナーカウンタでは、オフドットの数を1ドット単位でカウントしている。例えば、3連続オフドットが出現した場合、第3のカウンタ213に値3が出力される。これに代えて、連続オフドット全体を1つのオフドットとカウントするようにしてもよい。例えば、上記の場合には、3連続オフドットを1つのオフドットとみなして、その長さに対応した第3のカウンタ213に値1が出力されるようにしてもよい。ただし、このようにした場合には、各係数K1〜K9についても若干の変更が必要である。
また、上記した第2実施形態のトナーカウンタでは、オフドット部のトナー付着量を後続のトナードットに上乗せするようにしているが、これを前後のトナードットに割り振るようにしてもよい。ただし、このようにするためには、各トナードットの前方のオフドット長さと、後方のオフドット長さとの組合せに応じた場合分けをして係数を定める必要があるので、処理がやや複雑になる。
また、上記した各実施形態のトナーカウンタでは、パターン判定回路によって分類されたオフドットの数をカウントし、そのカウント値に分類ごとの係数を乗じて加算するようにしているが、計算の順序を入れ替えて、パターン判定回路から出力された値に所定の係数を乗じた値を、カウンタにより積算するようにしても同じことである。
また、上記実施形態の画像形成装置は、感光体22と現像ローラ44とがギャップを隔てて対向配置された、いわゆる「非接触現像方式」の画像形成装置である。このような装置において本発明のトナー消費量算出方法は特に顕著な効果を奏するものであるが、感光体22および現像ローラ44が当接するように配置された「接触現像方式」の装置においても、本発明を適用することでトナー消費量算出の精度を向上させることが可能である。
さらに、上記実施形態の構成に限定されず、例えばブラック色トナーに対応した現像器のみを備えモノクロ画像を形成する装置や、中間転写ベルト以外の転写媒体(転写ドラム、転写シートなど)を備える装置、さらには複写機、ファクシミリ装置など他の画像形成装置に対しても、本発明を適用することが可能である。
この発明にかかる画像形成装置の一実施形態の構成を示す図。 図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図。 この装置における信号処理ブロックを示す図。 実験に使用したテストパターンの例を示す図。 ライン間隔とトナー消費量との関係を示すグラフ。 感光体表面電位およびトナー付着量を示す模式図。 ライン間隔とトナー付着量との関係を示す模式図。 トナードットおよびオフドットのトナー付着量を模式化した図。 この発明にかかるトナーカウンタの第1実施形態を示す図。 第1実施形態のトナーカウンタの動作を示す図。 第1実施形態における係数の設定方法を示す図。 第1実施形態のトナーカウンタの係数の一例を示す図。 第1実施形態のトナーカウンタによるトナー消費量の計算結果を示す図。 この発明にかかるトナーカウンタの第2実施形態を示す図。 第2実施形態のトナーカウンタの動作を示す図。 第2実施形態における係数の設定方法を示す図。 第2実施形態のトナーカウンタの係数の一例を示す図。 第2実施形態のトナーカウンタによるトナー消費量の計算結果を示す図。 第1実施形態のトナーカウンタの変形例を示す図。
符号の説明
6…露光ユニット(潜像形成手段)、 22…感光体(潜像担持体)、 200,300…トナーカウンタ(トナー消費量算出手段)、 201,301…パターン判定回路(判定部)、 211〜219,310〜319…カウンタ、 EG…エンジン部(像形成手段)

Claims (7)

  1. 静電潜像をトナーにより顕像化してトナー像を形成する像形成手段と、
    前記トナー像の形成に消費されるトナー消費量を算出するトナー消費量算出手段と
    を備え、
    前記トナー消費量算出手段は、前記静電潜像のうちトナーを付着させるべきトナードット部相互の間隔に関する情報に基づいて、隣接する2つのトナードット部の間のトナーを付着させないオフドット部の長さを判定し、対象期間内に発生する前記オフドット部をその長さに応じて分類する判定部と、
    分類された前記オフドット部の発生個数を各分類ごとに個別にカウントするカウンタと
    を備え、前記カウンタによるカウント値に基づいて、前記対象期間内のトナー消費量を算出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー消費量算出手段は、前記カウンタによりカウントされた前記各分類ごとのカウント値に、各分類に応じて定められた係数を乗じた値を互いに加算し、その加算値に基づき前記トナー消費量を算出する請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー消費量算出手段は、前記対象期間内の前記トナードット部および前記オフドット部の総数から前記加算値を差し引いた値に基づき前記トナー消費量を算出する請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記各分類に属する長さのオフドット部へのトナー付着量に応じて、該分類ごとの前記係数が定められる請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像形成手段が、静電潜像を担持可能に構成された潜像担持体と、1ライン分の画像データに基づいて、前記潜像担持体上にライン状潜像を形成する潜像形成手段とをさらに備え、
    前記トナー消費量算出手段は、前記画像データを前記情報とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 静電潜像をトナーにより顕像化してトナー像を形成する画像形成装置に用いられるトナーカウンタにおいて、
    前記静電潜像のうちトナーを付着させるべきトナードット部の間隔に関する情報に基づいて、隣接する2つのトナードット部の間のトナーを付着させないオフドット部の長さを判定し、所定の対象期間内に発生する前記オフドット部をその長さに応じて分類する判定部と、
    分類された前記オフドット部の発生個数を各分類ごとに個別にカウントするカウンタと
    を備え、前記カウンタによるカウント値に基づいて、前記対象期間内に前記トナー像の形成に消費されるトナー消費量を算出する
    ことを特徴とするトナーカウンタ。
  7. 静電潜像をトナーにより顕像化してトナー像を形成する画像形成装置におけるトナー消費量算出方法において、
    前記静電潜像のうちトナーを付着させるべきトナードット部相互の間隔に関する情報に基づいて、隣接する2つのトナードット部の間のトナーを付着させないオフドット部の長さを判定し、
    対象期間内に発生する前記オフドット部をその長さに応じて分類し、
    分類された前記オフドット部の発生個数を各分類ごとに個別にカウントし、
    そのカウント値に基づいて、前記対象期間内に前記トナー像の形成に消費されるトナー消費量を算出する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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