JP2016045431A - プライスホルダ及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】プライスホルダの表示部を一つの成型品で構成する。【解決手段】表示部本体8は、その両側縁部に前方に突出した縦壁8aを有している。この左右の縦壁8aの間にフロントカバー10が位置している。表示部本体8は、U字状に湾曲した連接部12を介してフロントカバー10に連続している。射出成形直後のプライスホルダ2Bは、フロントカバー10の上端が表示部本体8から離間している。射出成形直後のプライスホルダ2Bが冷えるのに伴う熱収縮によって、フロントカバー10の上端と表示部本体8との間が閉じた状態になる。【選択図】図1

Description

本発明は商品陳列に用いられるプライスホルダ及びその製造方法に関する。
デパート、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニエンスストアなどの店舗では陳列した商品に隣接して価格、商品の種類、品種、バーコードなどを表示するツールが設置されている。業界では、このツールは「プライスホルダ」「価格表示板」などと呼ばれているが、この明細書では「プライスホルダ」と呼ぶ。
特許文献1には、背板を構成する矩形の表示板本体と、この表示板本体の前に配置される透明の矩形カバーとを有するプライスホルダが開示されている。表示板本体は、その両側部に上下に延びる縦壁を有し、また、その下端縁には、左右に間隔を隔てて突起を有している。矩形カバーは、表示板本体の前面と間隔を隔てた状態で表示板本体に超音波溶着される。
特許文献1に記載のプライスホルダは、その上端開口を通じて、価格等を書いた紙片を本体とカバーとの間に抜き差しすることができる。なお、特許文献1のプライスホルダは、表示板本体の背面に左右に間隔を隔てて突設した一対のブラケットを使って陳列棚や陳列棒などに固定される。ブラケットには穴を有し、この穴を中心にプライスホルダの向きを調整することができる。プライスホルダの向きを調整可能にする構造は、特許文献1に詳しく開示されていることから、この特許文献1を援用することにより本願明細書に組み込む。
特許文献2は、両側縁部に縦スリットを有し、このスリットに透明ボードを上から挿入したプライスホルダを開示している。
図3は従来例のプライスホルダ100を示す。このプライスホルダ100は市販されている。この従来のプライスホルダ100は、その表示部102が、表示部本体104と透明ボード106とで構成されている。すなわち、プライスホルダ100の表示部102は2つの成型品で構成されている(図3の(c))。表示部本体104と透明ボード106は、例えば、爪と、これを受ける段部とで構成される係止手段で固定される。図3の(a)はプライスホルダ100を斜め前方から見た図であり、図3の(b)はプライスホルダ100を斜め後方から見た図である。図中、参照符号108は、陳列棒に表示部本体104を固定するための固定部を示す。
プライスホルダ100の表示部102は上方に開放した開口102aを有し、この開口102aを通じて、価格等を書いた紙片(図示せず)を抜き差しすることができる。
特開平07―334093号公報 特開2001―169876号公報
本発明の目的は、プライスホルダの表示部を一つの成型品で構成することのできるプライスホルダ及びその製造方法を提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明の一つの観点によれば、
価格などを記した表示片を収容するためのプライスホルダであって、
表示部本体と、
該表示部本体の前方に位置するフロントカバーと、
該フロントカバーの下端と前記表示部本体の下端とを連結するU字状の連接部とを有し、
常時は前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間が閉じた状態にあり、
前記フロントカバーの上端を前記表示部本体から引き離す方向に力を加えて前記U字状の連接部の弾性変形により前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間を開いた状態にすることができ、
前記表示部本体の左右の側縁に、前方に向けて突出した左右の縦壁が形成され、
前記フロントカバーが前記左右の縦壁の間に位置していることを特徴とする合成樹脂製のプライスホルダを提供することにより達成される。
上記の技術的課題は、本発明の他の観点によれば、
前方に向けて突出した左右の縦壁を備えた表示部本体と、
該表示部本体の前方に位置し且つ前記左右の縦壁の間に位置するフロントカバーと、
該フロントカバーの下端と前記表示部本体の下端とを連結するU字状の連接部とを有するプライスホルダの製造方法であって、
前記フロントカバーの上端が前記表示部本体から離れた状態の成形型を用意し、
該成形型から取り出す工程と、
該成形型から取り出した後に冷えることに伴う熱収縮により前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間が閉じた状態を形成する工程とを有するプライスホルダの製造方法を提供することにより達成される。
本発明に従うプライスホルダによれば、上記の開いた状態にすることで、前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間に出来た隙間を通じて、価格などを記した表示片をプライスホルダの中に収容することができる。この紙片は、上記のU字状の連接部及び左右の縦壁によって外部に脱出するのを防止できる。
また、熱収縮を使って前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間の閉じた状態を作る。したがって、フロントカバーと表示部本体とが一体化した一つの成型品つまりワンピース品で本発明のプライスホルダを構成できる。そして、本発明のプライスホルダを作るのに、前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間が開いた状態の成型品を作る成形型を用意すればよい。
実施例のプライスホルダを示し、(a)は完成品のプライスホルダであり、(b)は射出成型機から取り出した直後のプライスホルダである。 図1の(a)のII−II線に沿って断面した断面図である。 従来のプライスホルダを示し、(a)は斜め前方から見た図であり、(b)は斜め後方から見た図であり、(c)は分解斜視図である。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1の(a)は完成品のプライスホルダ2Aを示し、このプライスホルダ2Aは射出成型品である。プライスホルダ2Aは、従来と同様に、表示部4と固定部6とを有する。
表示部4は、表示部本体8とフロントカバー10とで構成されている。表示部本体8は、正面視矩形の形状を有している。この表示部本体8とフロントカバー10との間に、従来と同様に、価格などを記した紙片などの表示片(図示せず)が収容される。
フロントカバー10は、表示部本体8の下端縁に連続している。図2を参照して、表示部本体8は、U字状に湾曲した連接部12を介してフロントカバー10に連続している。
表示部本体8は、その両側縁部に前方に突出した縦壁8aを有している。この左右の縦壁8aの間にフロントカバー10が位置している。
プライスホルダ2Aは、例えばPS(ポリスチレン)、ABS、PC(ポリカーボネート)、PET等の合成樹脂材料から射出成形される。
図1の(b)は、射出成形直後のプライスホルダ2Bを示す。この図1の(b)から、フロントカバー10の上端が表示部本体8から離間しているのが良く分かるであろう。換言すれば、図1の(a)に図示のプライスホルダ2Aの成形型(図示せず)は、図1の(b)に対応する形状を有している。
射出成形直後のプライスホルダ2Bは、これが冷えるのに伴う熱収縮によって図1の(a)の完成品のプライスホルダ2Aの形状になる。
図1の(a)を参照して、完成品のプライスホルダ2Aは、フロントカバー10の上端と表示部本体8との間が閉じた状態にある。「閉じた」とは、典型的には、フロントカバー10の上端が表示部本体8に当接又は圧接している状態を意味するが、価格などを記した表示片が抜け出さない程度にフロントカバー10の上端が表示部本体8から僅かに離間していてもよい。
プライスホルダ2Aに、価格等を書いた紙片(図示せず)を挿入するときには、フロントカバー10の上端を表示部本体8から離す方向に力を加えて、フロントカバー10と表示部本体8との間に隙間を作ればよい。この隙間を通じて価格等を書いた紙片などの表示片をフロントカバー10と表示部本体8との間の空間に挿入することができる。
フロントカバー10の上端に加えた力を解放することにより、フロントカバー10は、U字状の連接部12の復元力により、その上端が表示部本体8と当接した状態に戻る。
実施例のプライスホルダ2Aは、その下端がU字状の連接部12により閉じられており、また、左右は縦壁8aによって閉じられている。したがって、フロントカバー10と表示部本体8との間に入れた表示片が脱落する虞はない。
プライスホルダ2Aは透明であるが、必要に応じて表示部本体8を着色してもよい。なお、固定部6は従来から知られている任意の形状又は機能を備えていればよく、従来から知られている固定部を採用することができる。この固定部6はプライスホルダ2Aの表示部4と一体成型してもよいし、プライスホルダ2Aとは別に成形して後付けするようにしてもよい。
実施例のプライスホルダ2A及びその製造方法によれば、その表示部4が一つの成型品であるため、従来のように2ピース品では必要とされた組立工程を省くことができる。また、単一の成形型で作ることができるため、比較的安価に製造することができる。
また、実施例の製造方法により作られたプライスホルダ2Aによれば、フロントカバー10と表示部本体8との間に入れた表示片が上方向及び左右方向に抜け出すのを的確に防止することができる。
2A 完成品のプライスホルダ(図1の(a))
2B 成形直後のプライスホルダ(図1の(b))
4 表示部
6 固定部
8 表示部本体
8a 表示部本体の両側縁の縦壁
10 フロントカバー
12 U字状に湾曲した連接部

Claims (3)

  1. 価格などを記した表示片を収容するためのプライスホルダであって、
    表示部本体と、
    該表示部本体の前方に位置するフロントカバーと、
    該フロントカバーの下端と前記表示部本体の下端とを連結するU字状の連接部とを有し、
    常時は前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間が閉じた状態にあり、
    前記フロントカバーの上端を前記表示部本体から引き離す方向に力を加えて前記U字状の連接部の弾性変形により前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間を開いた状態にすることができ、
    前記表示部本体の左右の側縁に、前方に向けて突出した左右の縦壁が形成され、
    前記フロントカバーが前記左右の縦壁の間に位置していることを特徴とする合成樹脂製のプライスホルダ。
  2. 前方に向けて突出した左右の縦壁を備えた表示部本体と、
    該表示部本体の前方に位置し且つ前記左右の縦壁の間に位置するフロントカバーと、
    該フロントカバーの下端と前記表示部本体の下端とを連結するU字状の連接部とを有するプライスホルダの製造方法であって、
    前記フロントカバーの上端が前記表示部本体から離れた状態の成形型を用意し、
    該成形型から取り出す工程と、
    該成形型から取り出した後に冷えることに伴う熱収縮により前記フロントカバーの上端と前記表示部本体との間が閉じた状態を形成する工程とを有するプライスホルダの製造方法。
  3. 前記プライスホルダが射出成型機によって製造される、請求項2に記載のプライスホルダの製造方法。
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