JP3218288U - プライスホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】移動する消費者が商品と正対する前にプライスホルダの表示を見易くすることのできるプライスホルダを提供する。
【解決手段】プライスホルダ10は、陳列バーの上バー108の先端部と係合して表示部を固定するための固定部14を有する。固定部14は、上バー108の先端部を受け入れる複数の溝16,18,20又は長孔を有している。複数の溝16,18,20又は長孔の各々の軸線Ax(C),Ax(R),Ax(L)は共通の横面上に位置し且つ互いに交差する一点から後方に延びている。上バー108の先端部を複数の溝16,18,20又は長孔の任意の溝又は長孔に装着することで、表示部の向きを横方向に変更できる。
【選択図】図3

Description

本考案は商品陳列に用いられるプライスホルダに関する。
デパート、スーパーマーケット、ホームセンター、コンビニエンスストアなどの店舗では陳列した商品に隣接して価格、商品の種類、品種、バーコードなどを表示するツールが設置されている。業界では、このツールは「プライスホルダ」「価格表示板」などと呼ばれているが、この明細書では「プライスホルダ」と呼ぶ。
特許文献1は、商品陳列に用いられる上下2段の陳列バーの上バーに取り付けられるプライスホルダを開示している。このプライスホルダは、上バーの先端部に取り付け可能な固定部と、価格などを付した紙を保持する表示部とを有し、固定部と表示部とは別体構造である。
上下2段の陳列バーのうち商品を係止するための下バーは、その先端部が斜め上方に向けて屈曲した形状を有している。上バーは、その先端が上方に向けて屈曲した形状を有している。プライスホルダの固定部は、上バーの屈曲先端を含む先端部を受け入れる長孔を有し、この長孔を上バーの先端部に挿入することで位置決めされる。
特許文献1は、表示部を固定部に対して上下に首振り可能にすることを提案している。すなわち、特許文献1は、表示部を複数の上下方向の角度位置で固定できるプライスホルダを提案している。
この特許文献1の提案によれば、陳列バーが消費者の目線よりも高所に位置しているときには、プライスホルダの表示部を下向きにすることで消費者が見易くなる。陳列バーが逆に消費者の目線よりも低い位置にあるときには、表示部を上向きにすることで消費者が見易くなる。
特開平07―334093号公報
陳列バーに設置されたプライスホルダは、その表示部が消費者と正対した状態にある。すなわち、プライスホルダの表示部は正面を向いた状態で設置される。
陳列バーは店舗内の動線に沿って横並びに配列される。陳列バー列の一端から他端に向けて延びる動線に消費者が入るとき、陳列バー列の一端部のプライスホルダは、動線に入った後であれば、正対した状態でプライスホルダを見ることができる。
本願考案者は、陳列バー列に沿った動線と、消費者の目線とを検討した。陳列バー列の動線に入る直前の消費者は、これから入る動線の商品陳列を見る。その際、移動する消費者に対してプライスホルダが正対していれば、陳列バー列の端部に位置する商品の購買意欲を惹起できる可能性を高めることが可能である。本願考案者は、この認識に基づいて本考案を案出するに至ったものである。
本考案の目的は、移動する消費者が商品と正対する前にプライスホルダの表示を見易くすることのできるプライスホルダを提供することにある。
上記の技術的課題は、本考案によれば、
価格などを記した表示片を収容する表示部(12)と、陳列バー(102)の上バー(108)の先端部と係合して前記表示部(12)を固定するための固定部(14)とを有する合成樹脂製のプライスホルダ(10)において、
前記固定部(14)が、前記上バー(108)の先端部を受け入れる複数の溝(16,18,20)又は長孔を有し、
該複数の溝(16,18,20)又は長孔の各々の軸線(Ax(C),Ax(R),Ax(L))が共通の横面上に位置し且つ互いに交差する一点から後方に延びており、
前記上バー(108)の先端部を前記複数の溝(16,18,20)又は長孔の任意の溝又は長孔に装着することで、表示部の向きを横方向に変更可能であることを特徴とするプライスホルダを提供することにより達成される。
本考案によれば、上バー(108)を装着する複数の溝(16,18,20)又は長孔を選択することで表示部(12)の向きを正面又は左右に向けた状態で設置することができる。
従来から知られている陳列バーの上バーに実施例のプライスホルダを装着した状態を説明するための図であり、最も端に位置している陳列バーに装着したプライスホルダの向きが動線の出入り口側に向けられていることを示す図である。 実施例のプライスホルダを斜め後方から見た図である。 図2に図示のプライスホルダを上下反転させた図である。 実施例のプライスホルダを斜め前方から見た図であり、(a)は射出成形後の熱収縮が終わった後の完成品を示し、(b)は射出成形直後の状態を示す。 図4の(a)のV−V線に沿って切断したプライスホルダの断面図である。
以下に、添付の図面に基づいて本考案の好ましい実施例を説明する。
図1は陳列バーを使って商品を陳列している状態を示す。消費者の動線に沿って設置された水平フレーム100に複数の陳列バー102が取り付けられている。複数の陳列バー102は動線に沿って横並びに配列される。各陳列バー102は、商品104を掛ける下バー106と、その上方且つ平行に位置する上バー108とで構成されている。上下のバー106、108は前方に且つ水平方向に延びている。
下バー106は、上バー108よりも長尺であり、上バー108よりも前方に突出している。図1から分かるように、商品104を係止する下バー106は、その先端部が屈曲して斜め上方に延びている。上バー108の先端には実施例のプライスホルダ10が設置されているため、図1から直接的に分からないが、上バー108は上方に屈曲した屈曲先端を有している。図1を参照して説明した陳列バー102は従来から周知であるので、その詳しい説明は省略する。
図1は、横並びに配列した陳列バー102の列110の端部を図示してある。陳列バー列110の最も端に位置するプライスホルダ10(E)に注目して欲しい。これを端プライスホルダ10(E)と呼ぶと、端プライスホルダ10(E)の表示部12が、陳列バー列110の動線の出入り口に向けて横方向に向いている。当該陳列バー列110の動線に入ろうとしている消費者にとって、この端プライスホルダ10(E)の表示部12の表示を見るのは容易である。
図2は実施例のプライスホルダ10を斜め後ろから見た図である。図3は、図2と同様にプライスホルダ10を斜め後ろから見た図であり、上下反転した状態のプライスホルダ10を図示してある。
図2、図3を参照して、実施例のプライスホルダ10は、表示部12と固定部14とが一体的に成形された一体成型品であるが、変形例として、特許文献1に開示のプライスホルダと同様に、表示部12と固定部14とを別体構造にしてもよい。表示部12と固定部14とを別体構造にした場合、特許文献1に開示のプライスホルダと同様に、表示部12に形成したブラケットに固定部14を締結する構造を採用すると共に、固定部14を表示部12に対して上下に角度変化できるようにしてもよい。これによれば、表示部12の向きを上下に調整できる。
引き続き図2、図3を参照して、固定部14は、その下面に、表示部12と直交する軸線Ax(C)を備えた中央溝16と、この中央溝16を挟んで左右に位置する傾斜溝18、20とが形成されている。中央溝16及び左右の傾斜溝18、20は下方に向けて開放しており、各溝16、18、20は上バー108の先端部を受け入れることができる。
中央溝16、左右の傾斜溝18、20はその先端部で合流している。そして、この合流部には共通のセンター孔22が形成されている。この共通センター孔22には、上バー108の屈曲先端が挿入される。
共通センター孔22は、左右の傾斜溝18、20の各々の軸線Ax(L)、Ax(R)と上記の中央溝16の軸線Ax(C)が交差する点に位置決めされている。中央溝16の軸線Ax(C)及び左右の傾斜溝18、20の各々の軸線Ax(L)、Ax(R)は共通の横面上に位置し且つ一点で交差した点つまり共通センター孔22から後方つまり表示部12から離れる方向に延びている。
中央溝16、左右の傾斜溝18、20のいずれかに上バー108をセットしたときに、上バー108の上方に向けて屈曲した先端が共通センター孔22に受け入れられる。これにより、プライスホルダ10が上バー108の先端部に脱着可能に固定される。
中央溝16に上バー108を装着すると、表示部12は正面を向いた状態になる。上バー108を左右いずれかの傾斜溝18又は20に装着すると、表示部12は右又は左に向いた状態になる。
上述した中央溝16、左右の傾斜溝18、20及び共通センター孔22の変形例として、特許文献1に開示の長孔で構成してもよい。すなわち、三本の長孔の先端部を合流させる構成を採用してもよい。
図4は、実施例のプライスホルダ10を斜め前方から見た図である。図4を参照して、表示部12は、背板30と前面カバー32とを有している。表示部12は、好ましくは、背板30の両側に位置して前方に向けて突出するストッパー34を有しているのが良いが、ストッパー34を省いてもよい。
表示部12は正面視矩形の形状を有し、背板30と前面カバー32との間に、価格などを記した紙片などの表示片(図示せず)が収容される。
前面カバー32は背板30の下端縁に連続している。図5は、図4(a)のV−V線に沿った断面図である。図5を参照して、背板30は、U字状に湾曲した連接部36を介して前面カバー32に連続している。
プライスホルダ10は、例えばPS(ポリスチレン)、ABS、PC(ポリカーボネート)、PET等の合成樹脂材料から射出成形される。図4の(a)は成型品が冷めて熱収縮した後の状態(完成品)を示し、図4の(b)は射出成形直後の状態を示す。図4の(b)に図示の射出成形直後のプライスホルダ10には参照符号Bを付記してある。図4の(b)を参照して、成形直後のプライスホルダ10(B)は、前面カバー32の上端が背板30から離間しているのが良く分かるであろう。成形型は、この図4の(b)に図示の成形直後のプライスホルダ10(B)に対応するキャビティ(成形部)を有していると理解されたい。射出成形直後のプライスホルダ10(B)は、これが冷えるのに伴う熱収縮によって図4の(a)に図示の完成品のプライスホルダ10の形状になる。
図4の(a)を参照して、完成品のプライスホルダ10は、前面カバー32の上端と背板30との間が閉じた状態にある。「閉じた」とは、典型的には、前面カバー32の上端が背板30に当接又は圧接している状態を意味するが、価格などを記した表示片が抜け出さない程度に前面カバー32の上端が背板30から僅かに離間していてもよい。
プライスホルダ10に、価格等を書いた紙片(図示せず)を挿入するときには、前面カバー32の上端を背板30から離す方向に力を加えて、前面カバー32と背板30との間に隙間を作ればよい。
前面カバー32の上端を背板30から離す方向に力を加えたときに、連接部36の撓み変形によって前記隙間が出来るようにしてもよいし、前面カバー32の撓み変形によって前記隙間ができるようにしてもよいし、連接部36及び前面カバー32の撓み変形によって前記隙間ができるようにしてもよい。
この隙間を通じて価格等を書いた紙片などの表示片を前面カバー32と背板30との間の空間に挿入することができる。前面カバー32の上端に加えた力を解放することにより、前面カバー32は、U字状の連接部36及び/又は前面カバー32の復元力により、その上端が背板30と当接した状態に戻る。
102 陳列バー
104 商品
106 陳列バーの下バー
108 陳列バーの上バー
110 陳列バー列
10 実施例のプライスホルダ
10(B) 射出成形直後のプライスホルダ
10(E) 陳列バー列の端に位置する端プライスホルダ
12 表示部
14 固定部
Ax(C) 表示部と直交する軸線
16 中央溝
18 一方の傾斜溝
20 他方の傾斜溝
22 センター孔(上バーの上方に屈曲した先端部を受け入れる孔)
30 表示部の背板
32 表示部の前面カバー
34 表示部の側縁のストッパー
36 背板と前面カバーの下端同士を連結する連接部

Claims (6)

  1. 価格などを記した表示片を収容する表示部と、陳列バーの上バーの先端部と係合して前記表示部を固定するための固定部とを有する合成樹脂製のプライスホルダにおいて、
    前記固定部が、前記上バーの先端部を受け入れる複数の溝又は長孔を有し、
    該複数の溝又は長孔の各々の軸線が共通の横面上に位置し且つ互いに交差する一点から後方に延びており、
    前記上バーの先端部を前記複数の溝又は長孔の任意の溝又は長孔に装着することで、表示部の向きを横方向に変更可能であることを特徴とするプライスホルダ。
  2. 前記固定部が下方に向けて開放した前記複数の溝を有し、
    該複数の溝の先端が共通のセンター孔で合流し、
    前記複数の溝の任意の溝に前記陳列バーを装着したときに、該上バーの上方に屈曲した先端が前記センター孔に受け入れられる、請求項1に記載のプライスホルダ。
  3. 前記プライスホルダが、前記表示部と前記固定部が一体成形された射出成型品である、請求項2に記載のプライスホルダ。
  4. 前記表示部が、背板と、該背板の前方に位置する前面カバーと、前記背板の下端と前記前面カバーの下端とを連結する連接部とを有し、
    前記プライスホルダを成形した後の熱収縮によって前記前面カバーの上端が前記背板と当接した状態又は近接した状態が形成されている、請求項3に記載のプライスホルダ。
  5. 前記連接部が断面U字状の形状を有する、請求項4に記載のプライスホルダ。
  6. 前記表示部が、その両側縁にストッパーを更に有し、
    該ストッパーは前記背板の両側縁から前方に向けて突出している、請求項5に記載のプライスホルダ。
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