JP2016045342A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016045342A
JP2016045342A JP2014169163A JP2014169163A JP2016045342A JP 2016045342 A JP2016045342 A JP 2016045342A JP 2014169163 A JP2014169163 A JP 2014169163A JP 2014169163 A JP2014169163 A JP 2014169163A JP 2016045342 A JP2016045342 A JP 2016045342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner cartridge
image forming
forming apparatus
toner
locking member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014169163A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6366097B2 (ja
Inventor
奥田 健
Ken Okuda
健 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014169163A priority Critical patent/JP6366097B2/ja
Priority to US14/802,133 priority patent/US9851657B2/en
Priority to CN201510520913.0A priority patent/CN105388729B/zh
Publication of JP2016045342A publication Critical patent/JP2016045342A/ja
Priority to US15/782,314 priority patent/US10042286B2/en
Priority to US16/016,615 priority patent/US10310411B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6366097B2 publication Critical patent/JP6366097B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】駆動ユニットに対するトナーカートリッジの取り外しを防止できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置本体2に設置された駆動ユニット29と、駆動ユニットに着脱可能に構成されたトナーカートリッジ28とを備えた画像形成装置1である。駆動ユニットが、トナーカートリッジに係合して駆動ユニットに対するトナーカートリッジの取り外しを防止する係止部材80を有する。好ましくは、係止部材は、トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出されていない場合、トナーカートリッジと係合し、トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出された場合、トナーカートリッジとの係合が解除される。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、画像形成装置本体に設置された駆動ユニットと、駆動ユニットに着脱可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電装置が静電潜像担持体(例えば、感光体)の表面を帯電し、露光装置がその帯電域を画像情報に応じて露光して静電潜像を形成し、現像装置がこの静電潜像をトナーで現像する。
この現像装置には、トナーカートリッジからのトナーが供給されるが、トナーの無駄を減らすにはトナーカートリッジ内のトナーを使い切らせることが望ましい。そのため、例えば、特許文献1には、トナーカートリッジ(トナー容器)内のトナー無しが検出された場合、操作画面で、トナーカートリッジを収容した画像形成装置本体のカバーのロックを解除できる技術が開示されている。
特開2011−8142号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、画像形成装置本体のカバーをロックする構造であるので、仮に操作画面で画像形成装置本体のカバーのロックが解除できた場合や、画像形成装置本体のカバーを開けられる場合には、画像形成装置本体からトナーカートリッジを取り外せるという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、駆動ユニットに対するトナーカートリッジの取り外しを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像形成装置本体に設置された駆動ユニットと、該駆動ユニットに着脱可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置であって、前記駆動ユニットが、前記トナーカートリッジに係合して前記駆動ユニットに対する前記トナーカートリッジの取り外しを防止する係止部材を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記係止部材は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出されていない場合、前記トナーカートリッジと係合し、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出された場合、前記トナーカートリッジとの係合が解除されることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記トナーカートリッジは、前記駆動ユニットで駆動されるトナー搬送部材または撹拌部材をさらに備え、前記係止部材は、前記トナー搬送部材または前記撹拌部材による動作の異常が検出された場合、前記トナーカートリッジとの係合が解除されることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から3のいずれか1の技術手段において、該画像形成装置に対する操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記係止部材は、前記操作部で前記トナーカートリッジの取り外しが設定された場合、前記トナーカートリッジとの係合が解除されることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、前記駆動ユニットは、前記係止部材を前記トナーカートリッジと係合させる方向に付勢するバネと、前記駆動ユニットからの駆動力に基づいて回転し、前記係止部材を前記トナーカートリッジから離間させる方向に押圧するカムとを有することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、前記駆動ユニットは、一方向に回転して前記係止部材を前記トナーカートリッジと係合させると共に、反対方向に回転して前記係止部材を前記トナーカートリッジから離間させるカムと、該カムを回転させるカム用モータとを有することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、前記駆動ユニットは、オン作動によって前記係止部材を前記トナーカートリッジと係合させるように動作し、オフ作動によって前記係止部材を前記トナーカートリッジから離間させるように動作するソレノイドを有することを特徴としたものである。
本発明によれば、駆動ユニットがトナーカートリッジに係合する係止部材を有するので、仮に画像形成装置本体のカバーが開けられとしても、駆動ユニットに対するトナーカートリッジの取り外しを防止することができる。
本発明の画像形成装置の概略図である。 本発明のトナーカートリッジと駆動ユニットとの装着状態を示す斜視図である。 トナーカートリッジの断面図である。 トナーカートリッジの一部拡大図である。 第1実施形態による駆動ユニットの斜視図である。 トナーカートリッジのロック状態を示す図である。 トナーカートリッジのロック解除状態を示す図である。 第2実施形態による駆動ユニットの説明図である。 第3実施形態による駆動ユニットの説明図である。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の画像形成装置の概略図である。
画像形成装置1は、ネットワークを介して外部装置から送信された画像データに所定の画像処理を施し、カラー画像またはモノクロ画像を用紙に印刷できる。なお、図1ではプリンタの例を挙げて説明するが、本発明の画像形成装置は、スキャナ等によって読み取られた画像データに所定の画像処理を施し、カラー画像またはモノクロ画像を用紙に印刷できるコピー機、ファクシミリ装置、あるいはこれらの機能を備えた複合機等であってもよい。
画像形成装置1は、例えば箱型の画像形成装置本体2の内部に、供給部10、画像形成部20、搬送部30、定着部40を備えている。供給部10は用紙を所定のタイミングで画像形成部20に供給し、画像形成部20は用紙上にトナー画像を形成する。
詳しくは、供給部10は給紙トレイ11や手差しトレイ12を有し、給紙トレイ11や手差しトレイ126の用紙は、ピックアップローラ13および搬送ローラ14を経て画像形成部20に送られる。
画像形成部20は例えばタンデム方式であり、イエロー画像用、マゼンタ画像用、シアン画像用、およびブラック画像用の4つのステーション20Y,20M,20C,20Bを有している。
イエロー画像用のステーション20Yがベルトクリーニング装置34の近傍に、ブラック画像用のステーション20Bが定着部40の近傍にそれぞれ配置されており、搬送部30による用紙の搬送方向で見て、イエロー画像用のステーション20Y、マゼンタ画像用のステーション20M、シアン画像用のステーション20C、ブラック画像用のステーション20Bの順に配置されている。
各ステーション20Y,20M,20C,20Bは、実質的に同一の構成部品を有する。このため、図1ではイエロー画像用のステーション20Yの構成部品に符号を付し、他のステーション20M,20C,20Bの構成部品の符号を省略している。なお、上記4色の他、例えばシアンやマゼンタと同一の色相で濃度の低い、ライトシアン(LC)やライトマゼンタ(LM)を加えてもよい。
イエロー画像用のステーション20Yを例に挙げて説明すると、このステーション20Yは感光体21を有し、感光体21の周囲には、その回転方向で見て、帯電装置22、露光装置23、現像装置24、転写ローラ25、および感光体クリーニング装置26の順に配置されている。
感光体21は円筒状をなし、その表面が例えばOPC(有機光導電体)等で形成されており、駆動装置(図示省略)によって所定方向に回転可能である。
帯電装置22は、例えば感光体21の表面に接触するローラを有し、感光体21の表面を所定の極性(例えばマイナス)で均一に帯電する。なお、接触型のローラ方式の他、ブラシ方式やイオン放出方式等の帯電装置を用いてもよい。
露光装置23は、上記画像データに基づいて、レーザ光を帯電された感光体21の表面に照射しており、画像データに応じた静電潜像が感光体21の表面に形成される。なお、レーザ照射部や反射ミラーを備えたレーザスキャニング装置(LSU)の他、LEDなどの発光素子をアレイ状に並べた書き込みヘッド等の露光装置を用いてもよい。
現像装置24は、感光体21の表面に形成された静電潜像をトナーで現像し、可視像(トナー画像ともいう)を形成する。トナーは、現像装置24に連結するトナーカートリッジ28から供給され、感光体21の表面電位と同極性(例えばマイナス)で帯電されている。トナーカートリッジ28と現像装置24との間には、トナーを一時的に蓄える中間ホッパー27が設けられている。トナーには、例えばトナーのみからなる一成分現像剤の他、トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を用いてもよい。
転写ローラ25は、搬送ベルト33を挟んで感光体21に対峙している。転写ローラ25に、トナーの帯電極性とは逆極性(例えばプラス)のバイアス電圧が印加されると、感光体21のトナー画像が搬送ベルト33上の用紙に転写される。
感光体クリーニング装置26は、用紙への転写後に感光体21の表面に残ったトナーを除去しており、感光体21から除去されたトナーは例えば感光体クリーニング装置26の内部に回収される。
搬送部30は、駆動ローラ31、従動ローラ32および搬送ベルト33を備える。例えば、駆動ローラ31が定着部40の近傍に、従動ローラ32がベルトクリーニング装置34の近傍にそれぞれ配置され、搬送ベルト33は駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け回されている。カラー画像を印刷する場合、搬送ベルト33が矢印Zの方向に移動すると、ステーション20Y,20M,20C,20Bからの各色のトナー画像が順に搬送ベルト33に転写され、その後、搬送ベルト33から用紙に転写される。
定着部40は、加熱ローラ41および加圧ローラ42を備えており、そのニップ部で用紙上に転写されたトナー画像を定着させる。そして、用紙の表面のみ印刷する場合、定着部40から送出した用紙は排紙トレイ50に排出される。
図2は、本発明のトナーカートリッジと駆動ユニットとの装着状態を示す斜視図、図3は、トナーカートリッジの断面図、図4は、トナーカートリッジの一部拡大図である。
図2に示すように、トナーカートリッジ28は、横方向に沿って細長く形成された容器本体60を備えている。トナーカートリッジ28は、色ごとに設けられており、図1で説明した例でいえば、計4本のトナーカートリッジ28が画像形成装置本体2内に配置される。
画像形成装置本体2内には、各色のトナーカートリッジ28にそれぞれ対応した、計4個の駆動ユニット29が設置されている。
トナーカートリッジ28をその長手方向に沿って前進させ、図2に示すように、トナーカートリッジ28を駆動ユニット29に装着すると、駆動ユニット29のモータ70の駆動力で容器本体60内のトナーを撹拌・搬送できる。一方、駆動ユニット29に対してトナーカートリッジ28を後退させると、トナーカートリッジ28を画像形成装置本体2から抜き出すことができる。
図3は、図2や図4のIII−III線の矢視断面図であり、トナーカートリッジ28の容器本体60には、例えばトナー搬送部材61と撹拌部材62とが並設されている。
トナー搬送部材61は、ブレード61a、回転軸61bおよび駆動伝達部材61cを有し、ブレード61aは例えば螺旋状に形成されている。トナー搬送部材61は、容器本体60の外部で駆動伝達部材61cを介して駆動ユニット29のモータ70に連結され、モータ70の駆動力で所定方向に回転可能である。
撹拌部材62は、フィルム62a、回転軸62bおよび駆動伝達部材62cを有し、フィルム62aは、例えば容器本体60の内面に接触できるような可撓性のある薄板状に形成されている。撹拌部材62は、トナー搬送部材61と同様に、容器本体60の外部で駆動伝達部材62cを介して駆動ユニット29のモータ70に連結され、モータ70の駆動力で所定方向に回転可能である。
トナー搬送部材61と撹拌部材62との間には、仕切り壁63が立設されており、撹拌部材62で撹拌されたトナーは、仕切り壁63を超えてトナー搬送部材61の周辺に到達する。トナー搬送部材61の周辺に集められたトナーは、トナー搬送部材61で搬送されて図1で説明した中間ホッパー27に向かう。
図4は、図3のトナーカートリッジ28を下方から見ており、容器本体60の下面には、被係止部64が設けられている。詳しくは、被係止部64は、例えば容器本体60の長手方向に交差して延びた壁面などで形成されており、上述した駆動伝達部材61cや駆動伝達部材62cの近傍で、容器本体60の外部から視認可能に設置されている。
(第1実施形態)
図5は、第1実施形態による駆動ユニットの斜視図であり、図2と同様に左斜め上方から見ている。駆動ユニット29は、上記モータ70の駆動力を伝達する駆動伝達部材71,72,73を有している。駆動伝達部材71は、図3,4に示した駆動伝達部材61cに連結可能に形成され、モータ70の駆動力をトナー搬送部材61に伝える。駆動伝達部材72は、駆動伝達部材62cに連結可能に形成され、モータ70の駆動力を撹拌部材62に伝える。
駆動伝達部材73はカム75に連結しており、カム75は例えばモータ70の駆動力で回転可能に構成されている。なお、カム75の軸はトルクリミッタ74に接続されており、所定の回転方向では設定トルク値を超えると、モータ70からの回転トルクが遮断されるので、カム75は空転する。
ここで、駆動ユニット29は係止部材80を有している。具体的には、係止部材80は、軸部80a(後述の図6や図7に示す)、フック部80bおよび当接部80cからなり、当接部80cがカム75に当接・離間し、フック部80bが、図4で説明したトナーカートリッジ28の被係止部64に係合可能に形成されている。
後述の図6や図7に示す軸部80aは、フック部80bと当接部80cとの間に配置されており、カム75の軸に直交する方向に延びている。また、軸部80aにはバネ76(例えば、ねじりコイルばね)が設置され、係止部材80をトナーカートリッジ28の被係止部64に係合させる方向に付勢している。なお、フック部80bの近傍には、例えば発光素子および受光素子を有した退避位置検知センサ77が設けられており、フック部80bが発光素子からの光を遮った場合、係止部材80の退避を検知できる。
このように、駆動ユニット39がトナーカートリッジ28の被係止部64に係合する係止部材80を有するので、仮に画像形成装置本体のカバーのロックが解除されたり、画像形成装置本体のカバーが開けられとしても、駆動ユニット39に対するトナーカートリッジ28の取り外しを防止することができる。
また、係止部材80の状態をカム75とバネ76で達成するため、画像形成装置の製造コストの低廉化を図ることができる。
図6は、トナーカートリッジのロック状態を示す図、図7は、トナーカートリッジのロック解除状態を示す図であり、いずれも図4と同様に図3のトナーカートリッジ28を下方から見ている。
本実施形態の係止部材80は、例えばトナー検出センサ(図示省略)の検出信号に基づいて、トナーカートリッジ28と係合し、あるいはトナーカートリッジ28との係合が解除される。
詳しくは、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出されていない場合、例えば、トナーカートリッジ28を駆動ユニット29に装着した後からトナー残量が零と検出されるまでは、駆動ユニット29のモータ70が正転する。これにより、図5に示した駆動伝達部材71,72,73が図5で見て反時計回りに回転し、図3に示したトナー搬送部材61や撹拌部材62が回転してトナーを搬送・撹拌すると共に、設定トルク値以下ではカム75も反時計回りに回転する。
この反時計回りの回転方向はトルクリミッタ74で規制されており、図6(A)に示すように、カム75の凸部が係止部材80の当接部80cから最も離れた位置に到達し、設定トルク値を超えると、カム75はその位置で空転し続ける。このため、図6(B)に示すように、係止部材80のフック部80bは、バネ76の付勢力によってトナーカートリッジ28の被係止部64に向けて移動し、被係止部64に係合する(係止部材のロック状態ともいう)。
これに対し、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、例えば、トナー残量が零と検出された後から別のトナーカートリッジが駆動ユニット29に装着されるまでは、駆動ユニット29のモータ70が反転する。これにより、図5に示した駆動伝達部材71,72,73が図5で見て時計回りに回転し、カム75も時計回りに回転する。
この時計回りに回転したカム75は係止部材80を退避させる。詳しくは、図7(A)に示すように、係止部材80の当接部80cがカム75の凸部に押される。このため、図7(B)に示すように、係止部材80のフック部80bは、バネ76の付勢力に抗してトナーカートリッジ28の被係止部64から離間する方向に移動し、被係止部64との係合が解除される(係止部材のロック解除状態ともいう)。
このように、係止部材80の状態はトナーカートリッジ28内のトナー残量に基づいて設定されるので、トナーカートリッジ28内にトナーが残っている場合にはトナーカートリッジ28の交換を困難にできる。
なお、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、トナーカートリッジを交換してくださいという注意喚起メッセージを、例えば図1の排紙トレイ50の近傍に設けられ、画像形成装置1に対する操作を受け付ける操作部51に表示してもよい。音声ガイダンスを実施することも可能である。
また、係止部材のロック状態にトナーカートリッジを抜き出すと、係止部材の損傷を招く。そこで、係止部材の損傷を防ぐために、トナーカートリッジを抜き出せなくするのではなく、トナーカートリッジを抜き出せるが、その際の負荷を大きくしてもよい。また、係止部材のロック状態ではトナーカートリッジを取り外せない旨、あるいは、トナー残量が零と検出されるまでは、トナーカートリッジをまだ使用できる旨の注意喚起メッセージを操作部51に表示する、または音声ガイダンスを実施してもよい。
なお、上述の実施形態では、反時計回りの回転方向はトルクリミッタ74で規制されるが、時計回りの回転方向はトルクリミッタ74で規制されない。このため、カム75はその後も時計回りに回転し続けた場合、係止部材80は上記のロック解除状態になった後に、ロック状態、ロック解除状態、ロック状態の姿勢を繰り返すことになる。そこで、ロック解除状態になった後、その状態を維持するために、例えば、退避位置検知センサ77で係止部材80の退避を検知できたと判定された場合、モータ70の駆動を停止してもよい。あるいは、係止部材がロック状態からロック解除状態までの移行に要する時間を予め計測しておき、トナー残量が零と検出されてモータ70が反転駆動してから当該移行時間が経過したと判定された場合、モータ70の反転駆動を停止してもよい。なお、モータ70の駆動時間はパルス数でも管理可能である。また、反時計回りの回転方向は設定トルク値を超えた場合に規制される。よって、係止部材がロック解除状態からロック状態までの移行に要する時間を予め計測し、モータ70が正転駆動してから当該移行時間が経過したと判定された場合には、設定トルク値を超えるようにモータ70の正転方向の駆動力を制御してもよい。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態による駆動ユニットの説明図である。上記第1実施形態のカムは駆動ユニット29のモータ70で駆動する例を挙げて説明したが、カム専用のモータを設けてもよい。
詳しくは、図8(A)に示すように、駆動ユニット29は、モータ70とは別個に、カム用モータ81を備えており、カム75は、カム用モータ81の駆動力で回転し、例えばトナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出されていない場合、係止部材をロック状態にする姿勢を取り(図8(A))、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合には、係止部材をロック解除状態にする姿勢を取る(図8(B))。
このように、カム専用のモータを用いれば、トナーを撹拌・搬送させるための駆動ユニット29は、例えば正転のみ可能な汎用のモータを使用できる。また、駆動ユニット29のモータ70とは別駆動であるので、トルクリミッタも省略可能になる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態による駆動ユニットの説明図である。上記第1,2実施形態では係止部材の移動にカムを利用していたが、ソレノイドを利用してもよい。
具体的には、図9に示すように、係止部材80の近傍には、プランジャ82aを有したソレノイド82が配置されている。プランジャ82aは当接部80cに連結されており、例えばトナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出されていない場合、ソレノイド82のオン作動によって、プランジャ82aはソレノイド82内に吸引されるので(図9(A))、係止部材をロック状態にする。一方、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、ソレノイド82のオフ作動によって、プランジャ82aは外方に向けて突出するので(図9(B))、係止部材をロック解除状態にする。
このように、係止部材のロック状態やロック解除状態をソレノイド82で行うため、カム等を省略でき、画像形成装置本体内の省スペース化を図ることができる。
ところで、上記各実施形態では、トナー残量に基づいて係止部材のロック状態あるいはロック解除状態になる例を挙げて説明した。しかし、本発明は、トナーカートリッジにトラブルが生じた場合や、例えば図1に示した操作部51でトナーカートリッジの取り外しが設定された場合に、係止部材のロック状態あるいはロック解除状態になってもよい。
詳しくは、例えば、図3で説明したトナー搬送部材61または撹拌部材62による動作の異常が検出された場合、そのトラブル内容などを操作部51に表示すると共に、係止部材とトナーカートリッジの被係止部との係合を解除してもよい。音声ガイダンスを実施してもよい。この場合、トナーカートリッジにトラブルが生ずるまではトナーカートリッジの交換を困難にできる。
または、例えば、操作部51で例えば「トナーカートリッジを取り外す」ボタンを押し下げた場合のように、トナーカートリッジの取り外しが設定されたとき、係止部材とトナーカートリッジの被係止部との係合を解除してもよい。この場合、操作部でトナーカートリッジの取り外しが設定されるまではトナーカートリッジの交換を困難にできる。
1…画像形成装置、2…画像形成装置本体、10…供給部、11…給紙トレイ、12…手差しトレイ、13…ピックアップローラ、14…搬送ローラ、20…画像形成部、20Y,20M,20C,20B…ステーション、21…感光体、22…帯電装置、23…露光装置、24…現像装置、25…転写ローラ、26…感光体クリーニング装置、27…中間ホッパー、28…トナーカートリッジ、29…駆動ユニット、30…搬送部、31…駆動ローラ、32…従動ローラ、33…搬送ベルト、34…ベルトクリーニング装置、40…定着部、41…加熱ローラ、42…加圧ローラ、50…排紙トレイ、51…操作部、60…容器本体、61…トナー搬送部材、61a…ブレード、61b…回転軸、61c…駆動伝達部材、62…撹拌部材、62a…フィルム、62b…回転軸、62c…駆動伝達部材、63…仕切り壁、64…被係止部、70…モータ、71,72,73…駆動伝達部材、74…トルクリミッタ、75…カム、76…バネ、77…退避位置検知センサ、80…係止部材、80a…軸部、80b…フック部、80c…当接部、81…カム用モータ、82…ソレノイド、82a…プランジャ。

Claims (7)

  1. 画像形成装置本体に設置された駆動ユニットと、該駆動ユニットに着脱可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置であって、
    前記駆動ユニットが、前記トナーカートリッジに係合して前記駆動ユニットに対する前記トナーカートリッジの取り外しを防止する係止部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記係止部材は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出されていない場合、前記トナーカートリッジと係合し、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出された場合、前記トナーカートリッジとの係合が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジは、前記駆動ユニットで駆動されるトナー搬送部材または撹拌部材をさらに備え、
    前記係止部材は、前記トナー搬送部材または前記撹拌部材による動作の異常が検出された場合、前記トナーカートリッジとの係合が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    該画像形成装置に対する操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記係止部材は、前記操作部で前記トナーカートリッジの取り外しが設定された場合、前記トナーカートリッジとの係合が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記駆動ユニットは、前記係止部材を前記トナーカートリッジと係合させる方向に付勢するバネと、前記駆動ユニットからの駆動力に基づいて回転し、前記係止部材を前記トナーカートリッジから離間させる方向に押圧するカムとを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記駆動ユニットは、一方向に回転して前記係止部材を前記トナーカートリッジと係合させると共に、反対方向に回転して前記係止部材を前記トナーカートリッジから離間させるカムと、該カムを回転させるカム用モータとを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記駆動ユニットは、オン作動によって前記係止部材を前記トナーカートリッジと係合させるように動作し、オフ作動によって前記係止部材を前記トナーカートリッジから離間させるように動作するソレノイドを有することを特徴とする画像形成装置。
JP2014169163A 2014-08-22 2014-08-22 画像形成装置 Active JP6366097B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014169163A JP6366097B2 (ja) 2014-08-22 2014-08-22 画像形成装置
US14/802,133 US9851657B2 (en) 2014-08-22 2015-07-17 Image forming apparatus
CN201510520913.0A CN105388729B (zh) 2014-08-22 2015-08-21 图像形成装置
US15/782,314 US10042286B2 (en) 2014-08-22 2017-10-12 Image forming apparatus
US16/016,615 US10310411B2 (en) 2014-08-22 2018-06-24 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014169163A JP6366097B2 (ja) 2014-08-22 2014-08-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016045342A true JP2016045342A (ja) 2016-04-04
JP6366097B2 JP6366097B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=55635963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014169163A Active JP6366097B2 (ja) 2014-08-22 2014-08-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6366097B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016109712A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2017198856A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、現像剤収容部の着脱規制の解除方法
JP2018045041A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019109325A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN111976298A (zh) * 2018-07-13 2020-11-24 惠普发展公司,有限责任合伙企业 打印液体供应装置和部件的子组件
CN112015064A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
US11179941B2 (en) 2018-07-13 2021-11-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11364720B2 (en) 2018-07-13 2022-06-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11420444B2 (en) 2018-07-13 2022-08-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10333412A (ja) * 1996-07-08 1998-12-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11327273A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Minolta Co Ltd 現像剤補給装置
JP2010256557A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Canon Inc トナー供給装置
JP2013242393A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10333412A (ja) * 1996-07-08 1998-12-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11327273A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Minolta Co Ltd 現像剤補給装置
JP2010256557A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Canon Inc トナー供給装置
JP2013242393A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016109712A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2017198856A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、現像剤収容部の着脱規制の解除方法
JP2018045041A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7039988B2 (ja) 2017-12-18 2022-03-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019109325A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN111976298A (zh) * 2018-07-13 2020-11-24 惠普发展公司,有限责任合伙企业 打印液体供应装置和部件的子组件
US11173719B2 (en) 2018-07-13 2021-11-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11179941B2 (en) 2018-07-13 2021-11-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11364720B2 (en) 2018-07-13 2022-06-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11420444B2 (en) 2018-07-13 2022-08-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11590761B2 (en) 2018-07-13 2023-02-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11667125B2 (en) 2018-07-13 2023-06-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11667124B2 (en) 2018-07-13 2023-06-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11840091B2 (en) 2018-07-13 2023-12-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11951748B2 (en) 2018-07-13 2024-04-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
US11981143B2 (en) 2018-07-13 2024-05-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
CN112015064A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
CN112015064B (zh) * 2019-05-30 2023-04-11 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6366097B2 (ja) 2018-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6366097B2 (ja) 画像形成装置
US10042286B2 (en) Image forming apparatus
JP5083015B2 (ja) 画像形成装置及び廃トナー回収容器
JP4337902B2 (ja) トナー収容容器及びそれに適した画像形成装置
US20070172255A1 (en) Conveying device and image forming apparatus
JP5933516B2 (ja) クリーニング装置、画像形成装置
JP2015194247A (ja) 駆動伝達装置、画像形成装置
JP2015141254A (ja) トナーカートリッジおよびこれを備える画像形成装置
JP6374815B2 (ja) 画像形成装置
JP6564182B2 (ja) 画像形成装置
JP4852391B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007163878A (ja) 画像形成装置
JP2004118193A (ja) マルチカラー画像形成装置およびその装置におけるカラー関連構成要素の消耗を低減させる方法
JP6670371B2 (ja) 画像形成装置
JP2019144576A (ja) 画像形成装置
JP2008122693A (ja) 現像装置
JP6462324B2 (ja) 画像形成装置
JP5901997B2 (ja) プロセスユニットおよびこれを備えた画像形成装置
JP4711815B2 (ja) 給紙装置及び該給紙装置を用いる画像形成装置
JP6127885B2 (ja) 画像形成装置
JP5980089B2 (ja) トナーカートリッジ及びびこれを用いる画像形成装置
JP2009048112A (ja) 画像形成装置における廃棄トナーの搬送制御方法および画像形成装置
JP2006220875A (ja) 画像形成装置、帯電装置及び現像装置
JP2007328241A (ja) 画像形成装置
JP6330579B2 (ja) トナー供給装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6366097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150