JP2019144576A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019144576A
JP2019144576A JP2019077032A JP2019077032A JP2019144576A JP 2019144576 A JP2019144576 A JP 2019144576A JP 2019077032 A JP2019077032 A JP 2019077032A JP 2019077032 A JP2019077032 A JP 2019077032A JP 2019144576 A JP2019144576 A JP 2019144576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
toner
image forming
forming apparatus
toner cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019077032A
Other languages
English (en)
Inventor
奥田 健
Ken Okuda
健 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2019077032A priority Critical patent/JP2019144576A/ja
Publication of JP2019144576A publication Critical patent/JP2019144576A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】カートリッジの引き出しをロックする機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止でき、トナーを使い切ってもらえる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置本体に設置されたカートリッジ収納部と、カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置である。カートリッジ収納部80は、トナーカートリッジ28を受け入れる収納開口81を有し、トナーカートリッジをカートリッジ収納部に収納した際に、トナーカートリッジの端部64と収納開口との間を、端部を把持不能な間隙とした。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、画像形成装置本体に設置されたカートリッ ジ収納部と、カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電装置が静電潜像担持体(例えば、感光体)の表面を帯電し、露光装置がその帯電域を画像情報に応じて露光して静電潜像を形成し、現像装置がこの静電潜像をトナーで現像する。
この現像装置には、トナーを収容するトナーカートリッジが備えられていて、収容されたトナーはすべて使い切ってもらうのが望ましい。例えば、特許文献1〜3には、トナー無しが検出されても、ユーザが容易に引き出しできないように、カートリッジの引き出しをロックする機構を設けた技術が開示されており、画像形成装置本体の操作画面で、ロック解除をさせる操作を行わない限り、引き出しはできない。
特開2011−8142号公報 特開2010−256557号公報 特開2011−59296号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3の技術では、画像形成装置本体のカバーをロックする構造であるので、仮に操作画面で画像形成装置本体のカバーのロックが解除できた場合や、画像形成装置本体のカバーを開けられる場合には、画像形成装置本体からトナーカートリッジを取り外せて、トナーを使い切ってもらえないという課題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、カートリッジの引き出しをロックする機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止でき、トナーを使い切ってもらえる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像形成装置本体に設置されたカートリッジ収納部と、該カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置であって、前記カートリッジ収納部は、前記トナーカートリッジを受け入れる収納開口を有し、前記トナーカートリッジを前記カートリッジ収納部に収納した際に、前記トナーカートリッジの端部と前記収納開口との間を、前記端部を把持不能な間隙としたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記画像形成装置本体に設置され、前記 トナーカートリッジに着脱可能に構成された駆動ユニットを備え、前記トナーカートリッジを前記駆動ユニットから取り外す場合、該駆動ユニットが、前記トナーカートリッジを押し出すことにより前記トナーカートリッジの端部を把持可能にするトナーカートリッジ押出装置を備えることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記トナーカートリッジ押出装置は、前 記トナーカートリッジを押し出し可能なアーム部材と、前記駆動ユニットからの駆動力に基づいて回転し、前記アーム部材を前記トナーカートリッジに近接させる方向に押すカム部材と、前記アーム部材を前記トナーカートリッジから離間させる方向に付勢するバネ部材とを有することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2または第3の技術手段において、該画像形成装置は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するトナー検出装置をさらに備え、前記トナーカートリッジ押出装置は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出された場合、前記トナーカートリッジを押し出すことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第2から第4のいずれか1の技術手段において、前記トナーカート リッジは、前記駆動ユニットで駆動されるトナー搬送部材または撹拌部材をさらに備え、前記トナーカートリッジ押出装置は、前記トナー搬送部材または前記撹拌部材によるトナー搬送動作または撹拌動作の異常が検出された場合、前記トナーカートリッジを押し出すことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第2から第5のいずれか1の技術手段において、該画像形成装置に 対する操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記トナーカートリッジ押出装置は、前記操作部で前記トナーカートリッジの取り外しが設定された場合、前記トナーカートリッジを押し出すことを特徴としたものである。
本発明によれば、トナーカートリッジを取り付ける場合、カートリッジ収納部が、トナーカートリッジの端部を掴めないようにしている。よって、カートリッジの引き出しをロックする機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止でき、トナーを使い切ってもらうことができる。
本発明の画像形成装置の概略図である。 本発明のトナーカートリッジと駆動ユニットとの装着状態を示す斜視図である。 トナーカートリッジの断面図である。 第1実施形態による駆動ユニットの斜視図である。 カートリッジ収納部の斜視図である。 トナーカートリッジの取り付け状態を示す図である。 図4の駆動ユニットの動作を説明する図である。 トナーカートリッジの交換可能状態を示す図である。 第2実施形態によるトナーカートリッジの交換可能状態を示す図である。 第3実施形態によるトナーカートリッジの交換可能状態を示す図である。 別の実施形態による駆動ユニットの動作を説明する図である。 図11の駆動ユニットの動作を説明する図である。 図11の駆動ユニットの動作を説明する図である。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発 明の画像形成装置の概略図である。
画像形成装置1は、ネットワークを介して外部装置から送信された画像データに所定の 画像処理を施し、カラー画像またはモノクロ画像を用紙に出力できる。なお、図1ではプリンタの例を挙げて説明するが、本発明の画像形成装置は、スキャナ等によって読み取られた画像データに所定の画像処理を施し、カラー画像またはモノクロ画像を用紙に出力できるコピー機、ファクシミリ装置、あるいはこれらの機能を備えた複合機等であってもよい。
画像形成装置1は、例えば箱型の画像形成装置本体2の内部に、供給部10、画像形成 部20、搬送部30、定着部40を備えている。供給部10は用紙を所定のタイミングで画像形成部20に供給し、画像形成部20は用紙上にトナー画像を形成する。
詳しくは、供給部10は給紙トレイ11や手差しトレイ12を有し、給紙トレイ11や手差しトレイ126の用紙は、ピックアップローラ13および搬送ローラ14を経て画像形成部20に送られる。
画像形成部20は例えばタンデム方式であり、イエロー画像用、マゼンタ画像用、シアン画像用、およびブラック画像用の4つのステーション20Y,20M,20C,20Bを有している。
イエロー画像用のステーション20Yがベルトクリーニング装置34の近傍に、ブラック画像用のステーション20Bが定着部40の近傍にそれぞれ配置されており、搬送部30による用紙の搬送方向で見て、イエロー画像用のステーション20Y、マゼンタ画像用のステーション20M、シアン画像用のステーション20C、ブラック画像用のステーション20Bの順に配置されている。
各ステーション20Y,20M,20C,20Bは、実質的に同一の構成部品を有する。このため、図1ではイエロー画像用のステーション20Yの構成部品に符号を付し、他のステーション20M,20C,20Bの構成部品の符号を省略している。なお、上記4色の他、例えばシアンやマゼンタと同一の色相で濃度の低い、ライトシアン(LC)やライトマゼンタ(LM)を加えてもよい。
イエロー画像用のステーション20Yを例に挙げて説明すると、このステーション20 Yは感光体21を有し、感光体21の周囲には、その回転方向で見て、帯電装置22、露光装置23、現像装置24、転写ローラ25、および感光体クリーニング装置26の順に配置されている。
感光体21は円筒状をなし、その表面が例えばOPC(有機光導電体)等で形成されて おり、駆動装置(図示省略)によって所定方向に回転可能である。
帯電装置22は、例えば感光体21の表面に接触するローラを有し、感光体21の表面 を所定の極性(例えばマイナス)で均一に帯電する。なお、接触型のローラ方式の他、ブラシ方式やイオン放出方式等の帯電装置を用いてもよい。
露光装置23は、上記画像データに基づいて、レーザ光を帯電された感光体21の表面 に照射しており、画像データに応じた静電潜像が感光体21の表面に形成される。なお、レーザ照射部や反射ミラーを備えたレーザスキャニング装置(LSU)の他、LEDなどの発光素子をアレイ状に並べた書き込みヘッド等の露光装置を用いてもよい。
現像装置24は、感光体21の表面に形成された静電潜像をトナーで現像し、可視像( トナー画像ともいう)を形成する。トナーは、現像装置24に連結するトナーカートリッジ28から供給され、感光体21の表面電位と同極性(例えばマイナス)で帯電されている。トナーカートリッジ28と現像装置24との間には、トナーを一時的に蓄える中間ホッパー27が設けられている。トナーカートリッジ28には、トナーのみを収容、あるいはキャリアを混ぜて収容してもよい。
転写ローラ25は、搬送ベルト33を挟んで感光体21に対峙している。転写ローラ2 5に、トナーの帯電極性とは逆極性(例えばプラス)のバイアス電圧が印加されると、感光体21のトナー画像が搬送ベルト33上の用紙に転写される。
感光体クリーニング装置26は、用紙への転写後に感光体21の表面に残ったトナーを 除去しており、感光体21から除去されたトナーは例えば感光体クリーニング装置26の内部に回収される。
搬送部30は、駆動ローラ31、従動ローラ32および搬送ベルト33を備える。例え ば、駆動ローラ31が定着部40の近傍に、従動ローラ32がベルトクリーニング装置34の近傍にそれぞれ配置され、搬送ベルト33は駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け回されている。カラー画像を出力する場合、搬送ベルト33が矢印Zの方向に移動すると、ステーション20Y,20M,20C,20Bからの各色のトナー画像が順に搬送ベルト33に転写され、その後、搬送ベルト33から用紙に転写される。
定着部40は、加熱ローラ41および加圧ローラ42を備えており、そのニップ部で用 紙上に転写されたトナー画像を定着させる。そして、用紙の表面のみ出力する場合、定着部40から送出した用紙は排紙トレイ50に排出される。
図2は、本発明のトナーカートリッジと駆動ユニットとの装着状態を示す斜視図、図3 は、トナーカートリッジの断面図である。
図2に示すように、トナーカートリッジ28は、横方向に沿って細長く形成された容器 本体60を備えている。トナーカートリッジ28は、色ごとに設けられており、図1で説明した例でいえば、計4本のトナーカートリッジ28が画像形成装置本体2内に配置される。
画像形成装置本体2内には、各色のトナーカートリッジ28にそれぞれ対応した、図5 等で後述するカートリッジ収納部80が計4個設置され、各カートリッジ収納部80の奥側には駆動ユニット29がそれぞれ設置されている。
前カバー64はトナーカートリッジ28の挿入方向に対して後端面に位置しており、前 カバー64とは反対側を先頭にし、トナーカートリッジ28をその長手方向に沿ってカートリッジ収納部80内を前進させ、図2に示すように、トナーカートリッジ28を、カートリッジ収納部80の奥側に位置する駆動ユニット29に連結すると、駆動ユニット29のモータ70の駆動力で容器本体60内のトナーを撹拌・搬送できる。一方、前カバー64を先頭にし、駆動ユニット29に対してトナーカートリッジ28を後退させると、トナーカートリッジ28をカートリッジ収納部80から抜き出すことができる。なお、前カバー64が、本発明のトナーカートリッジの端部に相当する。
図3は、図2のIII-III線の矢視断面図であり、トナーカートリッジ28の容器本体60には、例えばトナー搬送部材61と撹拌部材62とが並設されている。
トナー搬送部材61は、回転軸61bと、回転軸61bの周りに設けられたスクリュー 61aと、回転軸61bの先端に設けられた駆動伝達部材61cとを有する。トナー搬送部材61は、容器本体60の外部で駆動伝達部材61cを介して駆動ユニット29のモータ70に連結され、モータ70の駆動力で所定方向に回転可能である。
撹拌部材62は、材質が例えばPET等のシート62a、回転軸62bおよび駆動伝達 部材62cを有し、シート62aは、例えば容器本体60の内面に接触できるような可撓性のある薄板状に形成されている。撹拌部材62は、トナー搬送部材61と同様に、容器本体60の外部で駆動伝達部材62cを介して駆動ユニット29のモータ70に連結され、モータ70の駆動力で所定方向に回転可能である。
トナー搬送部材61と撹拌部材62との間には、仕切り壁63が立設されており、撹拌 部材62で撹拌されたトナーは、仕切り壁63を超えてトナー搬送部材61の周辺に到達する。トナー搬送部材61の周辺に集められたトナーは、トナー搬送部材61で搬送されて図1で説明した中間ホッパー27に向かう。
(第1実施形態)
図4は、第1実施形態による駆動ユニットの斜視図であり、図2と同様に左斜め上方か ら見ている。駆動ユニット29は、例えば、上記モータ70の駆動力を伝達する駆動伝達部材71,72,73を有している。駆動伝達部材71は、図3に示した駆動伝達部材61cに連結可能に形成され、モータ70の駆動力をトナー搬送部材61に伝える。駆動伝達部材72は、駆動伝達部材62cに連結可能に形成され、モータ70の駆動力を撹拌部材62に伝える。
ここで、駆動ユニット29はトナーカートリッジ押出装置を有している。具体的には、 エジェクトカム75、エジェクトアーム77、アーム位置検知センサ78からなり、アーム77が図2,3で説明したトナーカートリッジ28を当接可能に形成されている。なお、カム75が本発明のカム部材に、アーム77が本発明のアーム部材にそれぞれ相当する。
駆動伝達部材73はカム75に連結し、このカム75は例えばモータ70の駆動力で回 転可能に構成されている。カム75の軸はワンウェイクラッチ(図示省略)に接続されており、所定の回転方向ではカム75は空転する。なお、カム75は、駆動伝達部材73に替えて、駆動伝達部材72から伝達された動力で回転可能であってもよい。
図4に示したカム75は、例えば立体カムであり、軸部75aの周囲には、凸部75b および平坦部75cが設けられている。凸部75bは、軸部75aの例えば1/4周分に相当する範囲でアーム77に向けて競り上がっており、アーム77に当接可能な高さで形成されている。一方、平坦部75cは、軸部75aの例えば3/4周分に相当する範囲に設けられ、凸部75bよりも低く形成されている。
アーム77は、カム75の近傍でその軸線に直交する方向に延びた軸部77aや、軸部 77aに対して回転可能な腕部77bを有している。また、軸部77aにはバネ77c(例えば、ねじりコイルばね)が設置され、腕部77bをトナーカートリッジ28から離間させる方向に付勢している。なお、バネ77cが本発明のバネ部材に相当する。
腕部77bの近傍には、例えば発光素子および受光素子を有したアーム位置検知センサ 78が設けられており、腕部77bが発光素子からの光を遮った場合、アーム77による押出姿勢(エジェクトポジションともいう)を検知できる。なお、アーム位置検知センサ78やアーム77の軸部77aは、駆動ユニット29の下端から延びた台座78aに固定されている。
図5は、カートリッジ収納部の斜視図、図6は、トナーカートリッジの取り付け状態を 示す図である。図5に示すように、カートリッジ収納部80は、例えば矩形状に形成された収納開口81を有し、図2等で説明した駆動ユニット29に向けて細長く形成され、トナーカートリッジ28を受け入れることができる。
詳しくは、図2,3で説明した前カバー64とは反対側を先頭にし、トナーカートリッ ジ28をその長手方向に沿って前進させ、図5に示した収納開口81からカートリッジ収納部80内に挿入する。そして、前カバー64がユーザから見える状態で、トナーカートリッジ28を、カートリッジ収納部80の奥側に位置する駆動ユニット29に連結するまで前進させると、例えば、前カバー64の裏面(ユーザから見える表面とは反対側の面)が収納開口81の周辺部分に接触しており、図6に示すように、カートリッジ収納部80は、前カバー64の裏面と収納開口81との間に、前カバー64を掴める所定の隙間、例えばユーザの指が入る程度の隙間を形成させない。
この第1実施形態によれば、前カバー64は収納開口81よりも手前側に位置するが、 前カバー64の裏面が隠されているので、ユーザはこの前カバー64を掴めない。よって、カートリッジの引き出しをロックする機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止でき、トナーを使い切ってもらうことができる。
図7は、図4の駆動ユニットの動作を説明する図であり、図8は、トナーカートリッジ の交換可能状態を示す図である。本実施形態では、例えばトナー検出装置(図示省略)の検出信号に基づいて、図4に示した駆動ユニット29の動作が切り替えられる。なお、トナーの残量の検出には例えば圧電センサを用いることができ、トナー以外にキャリアがある場合には例えば透磁率センサを用いてトナーの残量を検出できる。
詳しくは、トナーカートリッジ28内のトナー残量がある場合、例えば、トナーカートリッジ28を駆動ユニット29に連結した後からトナー残量が零と検出されるまでは、駆動ユニット29のモータ70が正転する。これにより、図4に示した駆動伝達部材71,72が図4で見て反時計回りに回転し、図3に示したトナー搬送部材61や撹拌部材62が回転してトナーを搬送・撹拌する。
このモータ70が正転する場合、駆動伝達部材73は例えば図4で見て時計回りに回転 する。駆動伝達部材73による時計回りの回転方向はワンウェイクラッチで規制されており、モータ70の動力はカム75に伝わらず、カム75はその位置で空転し続ける。よって、図4に示すように、カム75の凸部75bがアーム77から離れたままであり、アーム77はトナーカートリッジ28を押し出さない位置(ホームポジションともいう)に維持される。
これに対し、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、例えば、 トナー残量が零と検出された後から別のトナーカートリッジが駆動ユニット29に装着されるまでは、駆動ユニット29のモータ70が反転する。これにより、例えば、図4に示した駆動伝達部材71,72が図4で見て時計回りに、駆動伝達部材73が図4で見て反時計回りに回転し、カム75も反時計回りに回転する。
そして、カム75が、図4の位置から反時計回りに例えば90°程度回転すると、カム75の凸部75bがアーム77を押し始める。続いて、カム75が、図4の位置から反時計回りに例えば180°回転すると、凸部75bがアーム77を最も押し出す位置に到達 するので、アーム77がエジェクトポジションになる。
具体的には、図7に示すように、アーム77がカム75の凸部75bに押されると、アーム77の腕部77bが、バネ77cの付勢力に抗して図7の平面視で時計回りに回転するので、トナーカートリッジ28を押し出すことができる。
このように、トナーカートリッジ28を取り外す場合には、このトナーカートリッジ2 8だけがユーザ側に向けて例えば15mm程度押し出される。これにより、図8に示すように、前カバー64の裏面と収納開口81との間に例えばユーザの指が入る程度の隙間が形成され、ユーザは前カバー64を掴むことができる。
また、この第1実施形態によれば、押出装置が、トナー搬送部材や撹拌部材を駆動する 駆動ユニット29からの駆動力でトナーカートリッジ28を押し出すので、アーム77の動作に駆動ユニットとは別の駆動ユニットを用いる場合に比べて少ない部品数でトナーカートリッジを押し出すことができる。
なお、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、トナーカートリッジを交換してくださいという注意喚起メッセージを、例えば図1の排紙トレイ50の近傍に設けられ、画像形成装置1に対する操作を受け付ける操作部51に表示してもよい。音声ガイダンスを実施することも可能である。ポップアップ表示を行ってもよい。
また、図1で説明した中間ホッパー27内のトナー検出装置によって、使用できるトナーが完全になっていることを示すトナーエンドが検出されるまでは、トナーカートリッジをまだ使用できる旨の段階的な複数種類の注意喚起メッセージを操作部51に表示してもよい。具体的には、トナーカートリッジ28内のトナー検出装置によって、トナーカートリッジ28内のトナーが完全になくなっていることを示すトナーのニアエンドが検出された場合、トナーカートリッジを交換できますという注意喚起メッセージを操作部51に表示する。次いで、中間ホッパー27内のトナー検出装置によって、使用できるトナーが少なくなっていることを示すトナーのニアニアエンドが検出された場合、トナーカートリッジを交換する必要がありますという注意喚起メッセージを操作部51に表示し、その後、使用できるトナーが完全になっていることを示すトナーエンドが検出された場合、トナーカートリッジを交換してくださいという注意喚起メッセージを操作部51に表示する。音声ガイダンスやポップアップ表示を実施してもよい。
なお、上述の実施形態では、カム75はその凸部75bでアーム77を押した後も反時 計回りに回転できる。このため、カム75が図7の位置からさらに回転し、凸部75bによるアーム77への押出が終了すると、図7に示したアーム77は、バネ77cの付勢力によって図4に示したホームポジションに戻り、その後、カム75の回転に伴ってエジェクトポジション、ホームポジションを繰り返すことになる。
そこで、エジェクトポジションから切り替わったホームポジションを維持するために、 例えば、アーム位置検知センサ78でエジェクトポジションからホームポジションへの移行を検知できたと判定された場合、モータ70の駆動を停止してもよい。あるいは、ホームポジションからエジェクトポジションを経て再びホームポジションになるまでに要する時間を予め計測しておき、トナー残量が零と検出されてモータ70が反転駆動してから当該移行時間が経過したと判定された場合、モータ70の反転駆動を停止してもよい。なお、モータ70の駆動時間はパルス数でも管理可能である。
(第2実施形態)
図9は、第2実施形態によるトナーカートリッジの交換可能状態を示す図である。上記 第1実施形態では、図6で説明したように、前カバー64の裏面が収納開口81の周辺部分に接触しており、前カバー64は収納開口81よりも手前側に位置していた。
しかし、この収納開口81を、前カバー64の周縁を全て覆うことができる広さで形成 し、図9に示すように、カートリッジ収納部80を、前カバー64(ユーザから見える表面)と収納開口81の周辺部分を面一にできるような深さで形成してもよい。この場合にも、ユーザは前カバーを掴めない。
(第3実施形態)
図10は、第3実施形態によるトナーカートリッジの交換可能状態を示す図であり、カートリッジ収納部80を、第1,2実施形態に比べて、前カバー64がさらに奥方まで入り込むような深さで形成してもよい。この場合にも第1,2実施形態と同様に、前カバー64と収納開口81との間に形成された隙間が、前カバー64を掴める所定の隙間に満たない大きさになるので、ユーザは前カバーを掴めない。
なお、これら第2,3実施形態によれば、前カバーの厚みがユーザの指で把持できる程 度で形成された場合にも前カバーを掴めない。
(第4実施形態)
図11は、別の実施形態による駆動ユニットの動作を説明する図である。上記第1実施 形態では、立体カムの例を挙げて説明したが、平面カムを用いることもできる。詳しくは、図4との違いを主に説明すると、図11に示した押出装置は、ワンウェイクラッチ74、エジェクトカム75、エジェクトレバー76、エジェクトアーム77、アーム位置検知センサ78からなる。なお、カム75が本発明のカム部材に、アーム77が本発明のアーム部材にそれぞれ相当する。
また、カム75の軸はワンウェイクラッチ74に接続されており、所定の回転方向では カム75は空転する。図11に示したカム75は例えば平面カムであり、その凸部がカム75の軸線に直交する方向に延びている。
レバー76は、カム75とアーム77との間に配置されており、カム75の軸線に直交 する方向に延びた軸部76aや、軸部76aからカム75に向けて延びた腕部76cを有している。一方、アーム77は、カム75の軸線に直交する方向に延びた軸部77aや、軸部77aと一体形成された腕部77bを有している。
なお、図示は省略するが、レバー76は、軸部76a,77aの間に例えばピン(ある いは長孔)を有し、アーム77は、このピン(あるいは長孔)に係合する長孔(あるいはピン)有している。このため、レバー76の回転に伴ってレバー76側のピン(あるいは長孔)がアーム77側の長孔(あるいはピン)と共に軸部77aを回転させると、腕部77bが軸部77aを中心にして回転する。
また、レバー76の軸部76aにはバネ76b(例えば、ねじりコイルばね)が設置さ れ、アーム77の腕部77bをトナーカートリッジ28から離間させる方向に付勢している。なお、バネ76bが本発明のバネ部材に相当する。
図12,13は、図11の駆動ユニットの動作を説明する図であり、例えば、トナーカートリッジ28内のトナー残量がある場合、図11に示した駆動ユニット29のモータ70が正転し、図3に示したトナー搬送部材61や撹拌部材62が回転してトナーを搬送・撹拌する。この場合、駆動伝達部材73による時計回りの回転方向はワンウェイクラッチ74で規制されており、モータ70の動力はカム75に伝わらず、カム75はその位置で空転し続ける。よって、図11や図12(A)に示すように、レバー76の腕部76cがカム75の軸心に近接したままであり、アーム77はホームポジションに維持される。
これに対し、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、駆動ユニット29のモータ70が反転し、例えば、図11に示した駆動伝達部材71,72が図11で見て時計回りに、駆動伝達部材73が図11で見て反時計回りに回転し、カム75も反時計回りに回転する。
そして、カム75が、図12(A)の位置から反時計回りに例えば332°回転すると 、レバー76の腕部76cがカム75の軸心から最も離れた位置に到達するので、アーム77がエジェクトポジションになる。
具体的には、図12(B)に示すように、腕部76cがカム75の凸部に押されると、 レバー76は、バネ76bの付勢力に抗して図13の平面視で反時計回りに回転するので、アーム77の腕部77bが平面視で時計回りに回転してトナーカートリッジ28を押すことができる。
これにより、トナーカートリッジ28だけがユーザ側に向けて例えば15mm程度押し 出され、図8で説明したように、ユーザは前カバー64を掴むことができる。
ところで、上記各実施形態では、トナー残量に基づいてトナーカートリッジを押し出す 例を挙げて説明した。しかし、本発明は、トナーカートリッジにトラブルが生じた場合や、例えば図1に示した操作部51でトナーカートリッジの取り外しが設定された場合に、トナーカートリッジを押し出すように構成してもよい。
詳しくは、例えば、図3で説明したトナー搬送部材61または撹拌部材62によるトナー搬送動作または撹拌動作の異常が検出された場合、そのトラブル内容などを操作部51に表示すると共に、トナーカートリッジをユーザ側に向けて押し出してもよい。音声ガイダンスやポップアップ表示を実施してもよい。この場合、トナーカートリッジにトラブルが生ずるまではトナーカートリッジの交換を困難にできる。
または、例えば、操作部51で例えば「トナーカートリッジを取り外す」ボタンを押し 下げた場合のように、トナーカートリッジの取り外しが設定されたとき、トナーカートリッジをユーザ側に向けて押し出してもよい。この場合、操作部でトナーカートリッジの取り外しが設定されるまではトナーカートリッジの交換を困難にできる。
なお、上述のエジェクトカムはカム専用のモータで駆動してもよく、また、エジェクト アームの移動にモータやカムを利用していたが、ソレノイドを利用してもよい。また、画像形成装置本体には、トナーカートリッジを位置決めするための係止部材を設けることも可能である。
さらに、上述の前カバーの裏面には凹みを設けてもよい。詳しくは、この凹みは、トナーカートリッジが駆動ユニットに連結している場合には、ユーザの指が入らない程度の大きさであるが、トナーカートリッジが押し出された場合には、ユーザが前カバーを容易に掴める程度の大きさで形成されており、前カバーの把持位置をユーザに認識させることができる。
1…画像形成装置、2…画像形成装置本体、10…供給部、11…給紙トレイ、12…手差しトレイ、13…ピックアップローラ、14…搬送ローラ、20…画像形成部、20Y,20M,20C,20B…ステーション、21…感光体、22…帯電装置、23…露光装置、24…現像装置、25…転写ローラ、26…感光体クリーニング装置、27…中間ホッパー、28…トナーカートリッジ、29…駆動ユニット、30…搬送部、31…駆動ローラ、32…従動ローラ、33…搬送ベルト、34…ベルトクリーニング装置、40…定着部、41…加熱ローラ、42…加圧ローラ、50…排紙トレイ、51…操作部、60…容器本体、61…トナー搬送部材、61a…スクリュー、61b…回転軸、61c…駆動伝達部材、62…撹拌部材、62a…シート、62b…回転軸、62c…駆動伝達部材、63…仕切り壁、64…前カバー、70…モータ、71,72,73…駆動伝達部材、74…ワンウェイクラッチ、75…エジェクトカム、75a…軸部、75b…凸部、75c…平坦部、76…エジェクトレバー、76a…軸部、76b…バネ、76c…腕部、77…エジェクトアーム、77a…軸部、77b…腕部、77c…バネ、78…アーム位置検知センサ、78a…台座、80…カートリッジ収納部、81…収納開口。

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体に設置されたカートリッジ収納部と、前記カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたカートリッジとを備えた画像形成装置であって、
    前記カートリッジを前記カートリッジ収納部に収納した時に露出する前面部には、把持可能な部材を備えておらず、
    前記カートリッジが露出されている方向から見た時の前記前面部の面積は、前記カートリッジの前記前面部以外の面積よりも大きく、
    前記カートリッジ収納部は、前記カートリッジを受け入れる収納開口を有し、前記カートリッジを前記カートリッジ収納部に収納した際に、前記前面部と前記収納開口との間を、前記前面部を把持不能な間隙とし、
    前記画像形成装置本体に設置され、前記カートリッジに着脱可能に構成された駆動ユニットを備え、前記カートリッジを前記駆動ユニットから取り外す場合、該駆動ユニットが、前記カートリッジを押し出し、前記前面部の裏側を露出させるカートリッジ押出装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記カートリッジ押出装置は、前記カートリッジを押し出し可能なアーム部材と、前記駆動ユニットからの駆動力に基づいて回転し、前記アーム部材を前記カートリッジに近接させる方向に押すカム部材と、前記アーム部材を前記カートリッジから離間させる方向に付勢するバネ部材とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、前記カートリッジ内の消耗品残量を検出する消耗品検出装置をさらに備え、
    前記カートリッジ押出装置は、前記カートリッジ内の消耗品残量が画像形成不可と検
    出された場合、前記カートリッジを押し出すことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    該画像形成装置に対する操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記カートリッジ押出装置は、前記操作部で前記カートリッジの取り外しが設定された場合、前記カートリッジを押し出すことを特徴とする画像形成装置。
JP2019077032A 2019-04-15 2019-04-15 画像形成装置 Pending JP2019144576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019077032A JP2019144576A (ja) 2019-04-15 2019-04-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019077032A JP2019144576A (ja) 2019-04-15 2019-04-15 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014243778A Division JP6564182B2 (ja) 2014-08-22 2014-12-02 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019144576A true JP2019144576A (ja) 2019-08-29

Family

ID=67772367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019077032A Pending JP2019144576A (ja) 2019-04-15 2019-04-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019144576A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020000321T5 (de) 2019-08-06 2021-11-04 Fuji Electric Co., Ltd. Halbleitermodul

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0177646U (ja) * 1987-11-14 1989-05-25
JPH01310373A (ja) * 1988-06-09 1989-12-14 Hitachi Metals Ltd トナーカートリッジ
JP2010175830A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US20110293296A1 (en) * 2010-05-28 2011-12-01 Mark William Amann Optical Sensor Arrangement for an Imaging Apparatus
JP2016109712A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 シャープ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0177646U (ja) * 1987-11-14 1989-05-25
JPH01310373A (ja) * 1988-06-09 1989-12-14 Hitachi Metals Ltd トナーカートリッジ
JP2010175830A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US20110293296A1 (en) * 2010-05-28 2011-12-01 Mark William Amann Optical Sensor Arrangement for an Imaging Apparatus
JP2016109712A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 シャープ株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020000321T5 (de) 2019-08-06 2021-11-04 Fuji Electric Co., Ltd. Halbleitermodul

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10310411B2 (en) Image forming apparatus
JP5811452B2 (ja) 画像形成装置
JP3950882B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP6366097B2 (ja) 画像形成装置
US8744287B2 (en) Image forming apparatus
US8909070B2 (en) Image forming apparatus and cartridge
JP2007212766A (ja) トナー補給装置、トナー補給ボックス、及び中継ボックス
JP2016130805A (ja) 画像形成装置
JP2009210650A (ja) トナー回収装置及び画像形成装置
JP2007304264A (ja) トナーカートリッジ及び画像形成装置
JP6374815B2 (ja) 画像形成装置
JP6564182B2 (ja) 画像形成装置
JP2019144576A (ja) 画像形成装置
JP2016161619A (ja) サイド部材およびカートリッジ並びに画像形成装置
JP6670371B2 (ja) 画像形成装置
US11086265B2 (en) Image forming apparatus
JP6462324B2 (ja) 画像形成装置
JP6677578B2 (ja) 画像形成装置
JP2003107976A (ja) 着脱ユニットの使用未使用判別機構、および画像形成装置
JP2005037633A (ja) 画像形成装置
JP2008122693A (ja) 現像装置
JP2014214870A (ja) カップリング装置及び画像形成装置
JP2007071947A (ja) キャップ部材、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2021124599A (ja) 画像形成装置および制御方法
JP4561055B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190415

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190821

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200804