JP2007071947A - キャップ部材、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

キャップ部材、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 像担持体両端部の位置を固定する部分が、一方がプロセスカートリッジ自体にあり、もう一方は、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される構成となっている画像形成装置用のプロセスカートリッジに取り付け可能なキャップ部材であって、プロセスカートリッジ単体でトナー漏れのトナー洩れを防止するキャップ部材、キャップ部材を取り付け可能なプロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置本体に装着されていない状態で、画像形成装置本体に装着された状態と同等に感光体3の位置を固定するキャップ部61と、転写残トナー等の残留物をユニットから排出する廃トナー排出口21からのトナーが漏れないようにカバーする排出口カバー部62とを備えたキャップ部材60が、分割用スリット66によって分割可能となっている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジの端部に取り付け可能なキャップ部材、このキャップを取り付け可能なプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関するものである。
従来、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像し、記録体上に転写して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。感光体ドラム等の像担持体の周囲に配置する帯電器、現像装置、転写装置、クリーニング装置の少なくとも一つと像担持体とを装置本体に対して脱着可能な筺体に収容したプロセスカートリッジも知られている。このプロセスカートリッジは、内部に有する感光体等が寿命になったら、プロセスカートリッジ全体を交換することにより、メンテナンスなどの負担を軽減等するためのものである。
特許文献1には、ユニット内の転写残トナー等の残留物をユニットから排出する排出口を備えたプロセスカートリッジで、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り外した状態で残留物が排出口から漏れることを防ぐキャップを備えたものが記載されている。
また、プロセスカートリッジを画像形成装置本体にセットした状態で、プロセスカートリッジ内の像担持体を装置内の定位置に位置決めする機構として、像担持体の一端側はプロセスカートリッジに位置決めされ、他端側は装置本体に装着された状態で初めて装置本体側の部材(例えば軸部材)によって装置本体内の定位置に位置決めされる機構がある。
特開2003−57933号公報
ところが、上述の像担持体に関する位置決め機構を採用したプロセスカートリッジであって、転写終了後に像担持体上に残った転写残トナー等の残留物を取り除くためのクリーニング部材(クリーニングブレード等)や、転写残トナー等の残留物を搬送する機能を備えているユニット(廃トナー搬送コイルのユニット)を有すものでは、次の不具合が発生することがわかった。すなわち、このようなプロセスカートリッジでは、プロセスカートリッジ単体で持ち運ぶ場合にトナーが漏れが発生するという不具合である。トナーが漏れるのは、主に上記ユニットのトナー排出口、および、像担持体とクリーニング部材との間である。このうち、像担持体とクリーニングブレードとの間からトナーが漏れるのは次のようにして生じていることが判明した。上述のように像担持体の両端のうち装置本体に装着された状態で初めて装置本体内の定位置に位置決めされる方の端部が、プロセスカートリッジ単体の状態では、いわば遊びがある状態でプロセスカートリッジの受け部に保持されているに過ぎない。このため、この端部側でクリーニング部材と像担持体表面との間に空隙が生じ、この空隙からトナーが漏れていた。
特許文献1では、トナー排出口からのトナー漏れについてはキャップ部材を設けることで防止することができるが、像担持体に関する位置決め機構が異なるため、上述の空隙からのトナー洩れは生じるものではないため、検討はなされていない。
さらに、キャップ部材としてはトナー漏れ防止だけでなく、その他の機能を備えることで付加価値の高いものであることが望ましい。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、像担持体両端部の位置を固定する部分が、一方がプロセスカートリッジ自体にあり、もう一方は、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される構成となっている画像形成装置用のプロセスカートリッジに取り付け可能なキャップ部材であって、プロセスカートリッジ単体でトナー漏れのトナー洩れを防止するキャップ部材、このキャップ部材を取り付け可能なプロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像し、記録体上に転写して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に対して脱着可能であって、少なくもと像担持体と、転写終了後に像担持体上に残った転写残トナー等の残留物を取り除くためのクリーニング部材と、転写残トナー等の残留物を搬送する機能部材とを備え、該像担持体の両端部の位置を固定する部分が、一方がプロセスカートリッジにあり、もう一方は、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される構成の該プロセスカートリッジに取り付け可能なキャップ部材において、該プロセスカートリッジが該画像形成装置本体に装着されていない状態で、該画像形成装置本体に装着された状態と同等に該像担持体の位置を固定でき、かつ、該転写残トナー等の残留物をユニットから排出する排出口からのトナーが漏れないようにカバーする機能を備え、複数部に分割可能であることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1のキャップ部材において、上記画像形成装置本体に装着されていない状態で、該画像形成装置本体に装着された状態と同等に上記像担持体の位置を固定する像担持体支持部と、転写残トナー等の残留物をユニットから排出する排出口からのトナーが漏れないようにカバーする排出口カバー部とを分離可能であり、該排出口カバー部と分離した該像担持体支持部を上記プロセスカートリッジに取り付けた状態で回転させることにより、該像担持体を回転させることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のキャップ部材において、上記排出口カバー部及び上記像担持体支持部は、複数部に分割した状態でもトナー漏れ防止等のためのキャップとして利用可能であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3のキャップ部材において、上記プロセスカートリッジの電圧印加もしくはアース用の端子の外部露出箇所をカバーする部分も有することことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像し、記録体上に転写して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に対して脱着可能であって、少なくもと像担持体と、転写終了後に像担持体上に残った転写残トナー等の残留物を取り除くためのクリーニング部材と、転写残トナー等の残留物を搬送する機能部材とを備えたプロセスカートリッジにおいて、該像担持体の両端部の位置を固定する部分が、一方が該プロセスカートリッジにあり、もう一方は、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される構成となっており、該画像形成装置本体に装着されていない状態で、該画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される端部に取り付け可能なキャップ部材として、請求項1、2、3または4に記載のキャップ部材を用いることを特徴するプロセスカートリッジ。
また、請求項6の発明は、像担持体上にトナーを付着させて該像担持体上の潜像を現像して画像を形成する画像形成装置において、請求項5のプロセスカートリッジを備えることを特徴とするものである。
請求項1乃至6の発明によれば、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される側の像担持体の端部を、画像形成装置本体に装着されていない状態で、装置本体に装着された状態と同等にキャップ部材によって固定できる。よって、この端部側でクリーニング部材と像担持体表面との間に空隙が生じることがなく、このような空隙からのトナー漏れを防止できる。また、残留物を搬送するユニットの排出口もキャップ部材で塞ぐので、この排出口からのトナー漏れも防止できる。さらに、キャップ部材が複数部に分裂可能となっているので、分割した複数部それぞれを利用可能とすることができ、いずれか一部分のみを取り外すことが必要なときには、その一部分のみを取り外すことが出来る。
以下、本発明を画像形成装置であるフルカラーレーザプリンタ(以下、プリンタ100という)に適用した場合の実施形態について説明する。図1は、このプリンタ100の内部構成を示す概略構成図である。このプリンタ100内には、4個のプロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kを、プリンタ100に対してそれぞれ着脱可能に装着している。このプロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kはそれぞれ像担持体としてのドラム状の感光体3を備えている。そして、プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kに対応させて、それぞれ使用するトナーの色が異なる現像装置15Y、15M、15C、15Kを配置している。ここで、プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kは、同一の構成をしたユニットであり、プロセスカートリッジ1Yはイエロー色に対応する画像を形成し、プロセスカートリッジ1Mはマゼンタ色に対応する画像を形成し、プロセスカートリッジ1Cはシアン色に対応する画像を形成し、プロセスカートリッジ1Kはブラック色に対応する画像を形成する。プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kは、それぞれ感光体3のまわりに帯電装置としての帯電ローラ4と、クリーニング装置としてのブラシローラとクリーニングブレードとを備えている。このプロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kについては、詳しく後述する。
現像装置15Y、15M、15C、15Kは構成が全て同一のものであり、使用するトナーの色のみが異なるものである。そこで、以下各符号の添字Y、M、C及びKを省略し、この現像装置15の説明をおこなう。現像装置15内には、トナーとキャリアからなる現像剤を用いる二成分現像装置である。現像装置15は、現像剤を収容する現像剤収容部と、感光体3表面に近接対向するように配置された現像剤担持体としての現像ローラと、現像剤を搬送・撹拌するスクリュと、トナー濃度センサとを備えている。現像ローラは外側の回転自在のスリーブと内側に固定された磁石から構成されている。また、トナー濃度センサの出力に応じて、トナー補給装置よりトナーが補給されるよう構成されている。現像ローラは現像剤を担持して感光体3と対向する位置まで搬送し、感光体3上の静電潜像にトナーを供給することによりこれを現像するよう構成されている。
プリンタ100の中央には、複数の支持ローラ間に掛け回しされ、矢印A方向に回動可能な紙搬送ベルト16を備えた転写ユニットが配置されている。この紙搬送ベルト16は、各プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kの各感光体3に接触対向して回動するように配置されている。また、紙搬送ベルト16の内側には転写ブラシ57が各感光体3に対応してそれぞれ設けられている。また、紙搬送ベルト16の転写紙Pの入口付近には、転写紙Pを所定の極性に帯電させる紙吸着ローラ58を設けている。紙搬送ベルト16としては、ポリフッ化ビニリデン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料をシームレスベルトに成型して用いる。これらの材料はそのまま用いたり、カーボンブラック等の導電材により抵抗調整したりすることが可能である。また、これらの樹脂を基層として、スプレーやディッピング等の方法により表層を形成し、積層構造にしても良い。
プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kの上方には書込みユニット48を配置している。書込みユニット48は、各色毎に用意されたレーザダイオード(LD)方式の4つの光源と、6面のポリゴンミラーとポリゴンモータから構成される1組のポリゴンスキャナと、各光源の光路に配置されたfθレンズ、長尺WTL等のレンズやミラーから構成されている。レーザダイオードから射出されたレーザー光はポリゴンスキャナにより偏向走査され各感光体3上に照射される。
紙搬送ベルト16の下方には両面ユニット19を配置している。両面ユニット19は、対をなす上部搬送ガイド板45a、下部搬送ガイド板45bと、対をなす複数の搬送ローラ対46とからなっている。転写紙の両面に画像を形成する両面画像形成モード時には、片面に画像が形成されて反転ユニット49の反転搬送路54に搬送されてスイッチバック搬送された転写紙Pを受入れて、それを給紙部に向けて搬送する。
プリンタ100の左方には、画像形成後の転写紙Pを反転させて排出したり、両面ユニット19へ搬送したりする反転ユニット49を装着している。反転ユニット49は、それぞれ対をなす複数の搬送ローラと、対をなす複数の搬送ガイド板とからなっている。そして、両面画像形成する際の転写紙Pを表裏反転させて両面ユニットへ搬出したり、画像形成後の転写紙Pをそのままの向きで機外に排出したり、表裏を反転させて機外に排出したりする働きをする。給紙カセットが設けられている給紙部には、転写紙Pを1枚ずつ分離して給紙する第一分離給紙部55及び第二分離給紙部56が、それぞれ設けられている。
また、紙搬送ベルト16と反転ユニット49との間には、画像が転写された転写紙の画像を定着する定着装置71が設けられている。その定着装置71の転写紙搬送方向下流側には、反転排紙路70を分岐させて形成し、そこに搬送した転写紙Pを排紙ローラ対75により排紙トレイ76上に排出可能にしている。
また、装置本体の下部には、上下2段にサイズの異なる転写紙Pを収納可能な第一給紙カセット79及び第2給紙カセット80をそれぞれ配設している。さらに、装置本体の右側面には、手差しトレイ77を矢示B方向に開閉可能に設け、その手差しトレイを開放することにより、そこから手差し給紙ができるようにしている。
つぎに、プリンタ100の動作を説明する。まず、このプリンタのフルカラー画像形成時の動作について説明する。プリンタ100がフルカラーの画像データを受け取ると、プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kの各感光体3が図1中時計回り方向にそれぞれ回転する。そして、その各感光体3の表面が帯電ローラ4により一様に帯電される。ついで、プロセスカートリッジ1Y、1M、1C、1Kの各感光体3には、書込みユニット48により各色画像に対応するレーザー光がそれぞれ照射され、各色の画像データに対応した潜像がそれぞれ形成される。各潜像は、各感光体3が回転することにより各現像装置15の位置に達すると、そこで各トナーにより現像されて各色のトナー像が形成される。
一方、第一給紙カセット79、第2給紙カセット80或いは手差しトレイ77から給送されたから転写紙Pは搬送され、紙搬送ベルト16の直前に設けられているレジストローラ対59の一時停止位置に送られる。レジストローラ対59は、各感光体3上に形成されているトナー像と一致するタイミングで転写紙Pを紙搬送ベルト16に向けて送り出す。送り出された転写紙Pは、紙搬送ベルト16の入口付近に配設している紙吸着ローラ58によりプラスの極性に帯電され、紙搬送ベルト16の表面に静電的に吸着される。そして、転写紙Pは、紙搬送ベルト16に吸着した状態で搬送されながら、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラック色の各トナー像が順次転写されていき、4色重ね合わせのフルカラーのトナー画像が形成される。
その転写紙Pは、定着装置71で熱と圧力が加えられることによりトナー像が溶融定着される。その後、指定されたモードに応じた排紙系を通って、装置本体上部の排紙トレイ76に反転排紙されたり、定着装置71から直進して反転ユニット49内を通ってストレート排紙されたりする。また、両面画像形成モードが選択されているときには、前述した反転ユニット49内の反転搬送路に送り込まれた後にスイッチバックされて両面ユニット19に搬送され、そこから再給紙されてトナー像形成部で、裏面に画像が形成された後に排出される。以後、2枚以上の画像形成が指示されているときには、上述した作像プロセスが繰り返される。一方、トナー像転写後の各感光体3の表面は、ブラシローラおよびクリーニングブレードとによりクリーニングされ、次の静電潜像の形成に備えられる。
次に、この画像形成装置の白黒画像形成時の動作を説明する。この画像形成装置が白黒の画像データを受け取ると、紙吸着ローラ58に対向して紙搬送ベルト16を支持している従動ローラが下方に移動し、紙搬送ベルト16がマゼンタ、シアン、イエロー用の感光体3から離間する。ブラック用の感光体3は、図1で時計回り方向に回転し、ブラック用の感光体3の表面が帯電ローラ4により一様に帯電される。そして、さらにブラック用のプロセスカートリッジ1Kの感光体3にはブラックの画像に対応するレーザー光が照射され、潜像が形成される。潜像は、ブラック用の現像装置15の位置に達すると、ブラックのトナーにより現像されてトナー像となる。この際、ブラック以外の3色の画像形成部は停止しており、不要な消耗を防止する。
一方、第一給紙カセット79、第2給紙カセット80或いは手差しトレイ77から転写紙Pは給紙され、紙搬送ベルト16の直前に設けられているレジストローラ対59の一時停止位置に送られる。レジストローラ対59は、ブラック用の感光体3上に形成されているトナー像と一致するタイミングで転写紙Pを紙搬送ベルト16に向けて送り出す。送り出された転写紙Pは、紙搬送ベルト16の入口付近に配設している紙吸着ローラ58によりプラスの極性に帯電され、紙搬送ベルト16の表面に静電的に吸着される。そして、転写紙Pは、転写ベルトに吸着した状態で搬送されるので、転写ベルトがイエロー、マゼンタ、シアン用の感光体3から離間していてもブラック用の感光体3まで搬送され、ブラックのトナー像が転写される。転写紙Pを安定して静電吸着搬送するために紙搬送ベルト16は少なくとも表層が高抵抗の材料で構成されている必要がある。転写紙Pは、フルカラー画像の場合と同様に定着装置で定着され、指定されたモードに応じた排紙系を通って処理される。以後、2枚以上の画像形成が指示されているときには、上述した作像プロセスが繰り返される。
次に、プロセスカートリッジ1について説明する。
図2は本実施形態に係るプロセスカートリッジ1の概略構成図、図3はプリンタ100本体にセットした状態で装置奥側になる奥側端壁2側から見た斜視図である。図4はその感光体3の軸線に沿った縦断面図のある。
図2において、プロセスカートリッジ1は、像担持体としての感光体ドラムである感光体3、帯電器としての帯電ローラ4、帯電クリーニングローラ5、ファーブラシローラ6等を備えている。さらに、フリッカ7、潤滑剤ブロック8、潤滑剤ブロック用の押圧スプリング9、廃トナー搬送コイル10、クリーニング部材としてのクリーニングブレード11、クリーニングブレードホルダ12、クリーニング加圧用のスプリング13等を備えている。プロセスカートリッジ1をプリンタ100本体にセットした状態で装置奥側になる壁部が奥側端壁2であり、ハッチングを付し壁部はプロセスカートリッジ1の周壁である。さらに、プロセスカートリッジ1にはプリンタ100本体にセットするときに本体側のガイドレールに案内される被ガイド部14、プリンタ100本体に対する位置決めピン18等を備えている。図示しないプロセスカートリッジ1の手前側端壁にも同様に位置決めピンが設けられている。
帯電ローラ4は感光体3に対して図示しないスプリングを用いて圧接されている。帯電ローラ4、ファーブラシローラ6及び廃トナー搬送コイル10は、感光体3の軸上の図示しないギヤ等から駆動が伝達されて回転駆動される。帯電クリーニングローラ5は帯電ローラ表面に従動で回転する。図中の回転の向きは、感光体3と帯電クリーニングローラ5は時計回り、帯電ローラ4とファーブラシローラ6は反時計回りである。
この図1に仮想線で示すのは複写機本体側の主要な機構であり、現像装置15、紙搬送ベルト16、転写装置としての転写ローラ17である。
図3において、奥側端壁2から奥側端部が突出した廃トナー搬送コイル10の手前側端部を覆う廃トナーコイルカバー20、廃トナーコイルカバー20に形成された廃トナー排出口21を示す。また、奥側端壁2には、帯電ローラ4に電圧を印加するための板金からなる帯電端子22、及びファーブラシローラ6の軸を接地するための板金からなる接地端子23が露出している。また、感光体3の奥側端壁2から外側に突出する感光体フランジ部24、及びこれを受けるプロセスカートリッジ1の受け部25も示している。なお、この図3では、被ガイド部14は図示を省略してある。
図4において、感光体3は両端が開放した中空円筒体の感光体3のプリンタ100本体にセットした状態で装置の奥側となる端部には奥側端壁部材31、手前側となる端部には手前側端壁部材30が固定されている。プリンタ100本体にセットした状態で装置手前側になるプロセスカートリッジの手前側端壁32に対向する感光体手前側端壁部材30は中心部から外側に突出した感光体手前側軸部33が形成されている。
この感光体手前側軸部33がプロセスカートリッジの手前側端壁32に設けられた手前側軸受け34(例えばベアリング)に回転可能に受けられている。反対側の奥側端壁部材31は中心部に貫通孔35が形成されるとともに、周辺部近傍から外側に突出した感光体フランジ部24が形成されている。この感光体フランジ部24の周囲を覆うようにプロセスカートリッジの奥側端壁2に受け部25が形成されている。この受け部25の内径は感光体フランジ部24の外形よりも5[mm]程度大きく設定されている。この感光体3の奥側端壁部材31の貫通孔35に、図中仮想線(二点鎖線)で示す複写機本体の感光体駆動軸40が進入し、これにより、感光体3の奥側端がプリンタ100本体内の定位置に位置決めされる。
また同じく仮想線で示すプリンタ100本体側のホルダ41によって奥側端壁2の受け部25の外壁が保持される。なお、感光体駆動軸40には駆動伝達用のカップリング42も設けられており、感光体3の感光体フランジ部24の内周面あるいは感光体奥側端壁部材31の外側面に形成した係合部と係合して駆動を伝達する。
図5はプロセスカートリッジ1の廃トナー搬送コイル10で搬送されてきた残留トナーを受けて収容するための機構の説明図である。廃トナー搬送コイル10で搬送されて廃トナーコイルカバー20の廃トナー排出口21から落下した廃トナーなどの残留物は、パイプ50を介して廃トナー収容器51に収容される。図示の例では、パイプ50の一部に搬送力を付与するスクリュ52も設けられている。
以上の構造において、このプロセスカートリッジ1は工場出荷に先立ってプリンタ100本体にセットされて現像装置15を作動させながクリーニング動作も行う。この動作により、感光体3の周面に潤滑剤を塗布するとともに、クリーニングブレード11と感光体3との当接部にトナーを供給する。これは、客先に納品した段階でクリーニングブレード11と感光体3とのあいだのビビリなどが発生しないようにする等のための処理である。この処理を行った後、搬送用のカバーなどに梱包してプロセスカートリッジ1の新品として出荷する。よって、この出荷の時点からプロセスカートリッジ1の筺体内のクリーニング部などにはトナーが収容されている状態になる。
しかも、本実施形態のプロセスカートリッジ1は、上述のように廃トナー搬送コイル10の手前側端をカバーする廃トナーコイルカバー20に廃トナー排出口21が形成されている。また、感光体3の手前側端部の感光体フランジ部24の外周とプロセスカートリッジの受け部25の内周との間に遊びがあるため、この感光体3の奥側端壁2では、クリーニングブレード11の先端部が感光体3表面から離間して隙間が生じる。よって、廃トナー排出口21やこの隙間からトナーが漏れるおそれがある。そこで、本実施形態では、これらのトナー漏れを防止するための構成を採用している。
図6は上記構成を備えたキャップ部材60を取り付けた状態のプロセスカートリッジ1を、奥側端部側から見た斜視図、図7は、キャップ部材60の単体の説明図であり、図7(a)はキャップ部材60の斜視図、図7(b)はキャップ部材60の断面図である。
図7(a)において、このキャップ部材60は、プロセスカートリッジ1の受け部25や感光体3の感光体フランジ部24の内部に進入し、更に、奥側端壁部材31の貫通孔35の中にも進入する該像担持体支持部としてのキャップ部61と、廃トナー搬送コイル10の廃トナーコイルカバー20を覆う排出口カバー部62とを備えている。
さらに、プロセスカートリッジ1の奥側端壁2の外部に露出しているバイアス印加用の帯電端子22や接地用の接地端子23をそれぞれカバーする帯電カバー部63、及び接地カバー部64を備えている。
図7(b)において、キャップ部61は、更に、奥側端壁2の受け部25の内外周面に少なくとも感光体フランジ部24の内周面に嵌合するに第1嵌合部61a、第2嵌合部61b、および、貫通孔35に嵌入する嵌入部61cを有している。これらの第1嵌合部61a、第2嵌合部61bや嵌入部61cによりプロセスカートリッジ1にキャップ部材60が固定されるとともに、プロセスカートリッジ1がプリンタ100本体に装着されていない状態で、プリンタ100本体に装着された状態と同等に感光体3の奥側端の位置をプロセスカートリッジ1に対して固定する。感光体フランジ部24に対する第2嵌合部61bと貫通孔35に対する嵌入部61cの何れか一方は嵌合せずに単に進入するだけであってもよい。この場合でも、他方により上記固定は可能である。
図6において、このキャップ部材60を填めた状態では、感光体3の奥側端部がプロセスカートリッジ1内で定位置に固定され、手前側端部が前述のようにプロセスカートリッジ1内で定位置に固定されていることから、クリーニングブレード11と感光体3表面とが幅方向で均一に当接する。この結果、両者の間に隙間が生じてトナー漏れ生じることがない。また、廃トナー搬送コイル10の廃トナーコイルカバー20の廃トナー排出口21がキャップ部材60の排出口カバー部62でカバーされるので廃トナー排出口21からのトナー漏れも防止できる。さらに、帯電端子22及び接地端子23がキャップ部材60の帯電カバー部63及び接地カバー部64で覆われるので、量端子部にユーザが手をふれて怪我をするようなことも防止できる。なお、この図6でも、被ガイド部14は図示を省略してある。
キャップ部材60の色としては、注意を促す色(例えば黄色、あるいは橙色など)を採用することが望ましい。これによれば、プロセスカートリッジ1のプリンタ100本体への装着前にキャップ部材60の取り外す忘れを抑制できる。また、図7(b)に仮想線(二点差線)で示すように荷札65をキャップ部材60に一体成形してもよい。これによれば、荷札を別についてける場合に比してコストダウンをはかることができる。このようなキャップ部材60は再利用してコストダウンや環境への影響低減をはかれることが望ましい。
キャップ部材60は、廃トナー排出口21を覆う排出口カバー部62を備えているので、梱包時、輸送時およびユニット交換時のトナー漏れによる不具合を防ぐことができる。感光体3を固定するキャップ部61を備えているので、クリーニングブレード11と感光体3の圧力を一定にできる。これにより、クリーニングブレード11の変形、クリーニングブレード11と感光体3との間からのトナー漏れを防ぐことができ、また、長期的な保存による影響も防ぐことができる。
また、キャップ部材60は図6及び図7に示すように分割用スリット66を設けている。この分割用スリット66で分割すると、図7(b)の破線66aで示すように、キャップ部材60は、キャップ部61と排出口カバー部62とが分かれるように分割がなされる。このように分割することで、キャップ以外の用途にも使用でき、付加価値を向上させることができる。
以下、キャップ部材60のキャップ機能以外の機能について説明する。
図8は、キャップ部材60を分割用スリット66の位置で分割し、プロセスカートリッジ1にキャップ部61のみを装着した状態の斜視図である。
キャップ部材60を分割し、キャップ部61のみとすることで、プロセスカートリッジ1をプリンタ100本体に装着したときと同等の位置にて感光体3を保持しつつ、感光体3を印刷時に回転する方向(図8中、矢印D方向)または逆方向(矢印C方向)に回転させることができる。
サービスマン、もしくはユーザがプロセスカートリッジをプリンタ本体に装着していない状態で、感光体などに異常がないか確認するために、感光体を回転させる際、従来のプロセスカートリッジでは感光体を回転させるための特殊な工具が必要であった。
一方、本実施形態のプロセスカートリッジ1では、キャップ部61と排出口カバー部62とを分割した状態で、キャップ部61を回転させることにより、感光体3を回転させることができる。よって、サービスマン、もしくはユーザが特殊な工具を用いることなく、感光体3を回転させることができる。これにより、像担持体である感光体3などに異常が無いことを特殊な工具を用いることなく確認できる。また、プリンタ100本体に装着後に異常が生じた場合も、プロセスカートリッジ1を取り出し、異常部分の確認を特殊な工具を用いることなく行うことができる。
なお、キャップ部61は、感光体3のドラムの貫通孔35に入る軸である嵌入部61cと、プロセスカートリッジ1の受け部25の内側を抑える第1嵌合部61aとが同軸となる形状となっている。
また、プロセスカートリッジ1をプリンタ100本体に装着した際、感光体3を回転させるために感光体フランジ部24とプリンタ100本体の駆動部に設けてあるカップリング42とを用いている。第2嵌合部61bにプリンタ100本体の駆動側に設けた有るカップリング42の形状と同様の形状を設けている。
そして、受け部25の内側と第1嵌合部61aとの接触部での摩擦力よりも大きな力を加えることで、キャップ部61がプロセスカートリッジ1に対して回転し、感光体3がキャップ部61とともに回転する。このように、感光体3の位置を保持しつつ、プロセスカートリッジ1に対して感光体3を回転させることが可能となっている。
また、キャップ部61には図7(b)の破線で示すようなツマミ部67を設けてもよい。ツマミ部67を設けることで、感光体3を回転させやすくすることができる。
図9は、キャップ部材60を分割用スリット60の位置で分割し、プロセスカートリッジ1に排出口カバー部62のみを装着した状態の斜視図である。
キャップ部材60を、排出口カバー部62とキャップ部61とに分割することで、キャップ部61をプロセスカートリッジ1から取り外しても、排出口カバー部62により廃トナー排出口21を塞ぐことができ、廃トナー排出口21からのトナー漏れを防止できる。
また、キャップ部材60を、排出口カバー部62とキャップ部61とに分割した状態で、排出口カバー部62とキャップ部61との両方をプロセスカートリッジ1に装着しても良い。キャップ部61は排出口カバー部62と分割されることで、回転可能となり、感光体3を回転させることができ、排出口カバー部62によって、廃トナー排出口21からのトナー漏れを防止できる。このように、キャップ部材を、排出口カバー部62とキャップ部61とに分割した状態で、分割した両方ともをプロセスカートリッジ1に装着することで、プロセスカートリッジ1をプリンタ100本体から取り外した状態でトナー漏れを防止しつつ、感光体3を回転させることができる。
以上、本実施形態によれば、キャップ部材60に廃トナー排出口21を覆う排出口カバー部62を設けることで、梱包時、輸送時およびユニット交換時のトナー漏れによる不具合を防ぐことができる。そして、感光体3を固定する像担持体支持部であるキャップ部61も設けることで、クリーニングブレード11と感光体3の圧力を一定にでき、クリーニングブレード11の変形、クリーニングブレード11と感光体3との間からのトナー漏れを防ぐことができ、また、長期的な保存によるブレード変形等の不具合も防できる。さらに、キャップ部材60に分割用スリット66を設け、分割可能とすることで、分割した排出口カバー部62とキャップ部61とのそれぞれを利用可能とすることができる。これにより、排出口カバー部62のみを取り外すことが必要なときには、排出口カバー部62のみを取り外すことが出来、一方、キャップ部61のみを取り外すことが必要なときには、キャップ部61のみを取り外すことが出来る。
また、キャップ部材60を分割し、キャップ部61のみとすることで、プロセスカートリッジ1をプリンタ100本体に装着したときと同等の位置にて感光体3を保持しつつ、感光体3を回転させることができる。これにより、感光体などに異常がないか確認するために、感光体を回転させる際、特殊な工具を用いることなく、感光体3を回転させることができる。
また、帯電もしくはアース用の板金からなる接点の露出している帯電端子22、及び接地端子23をカバーする帯電カバー部63及び接地カバー部64をもキャップ部材60に設けたので、ユーザまたはサービスマンが板金に直接手を触れることを防止し、ユーザやサービスマンが怪我することを防止できる。
また、複数部に分割した状態でも廃トナー排出口21からのトナーが漏れないようにカバーする排出口カバー部62は、トナー漏れ防止等のためのキャップとして利用可能であるので、分割後も分割したキャップ部61及び排出口カバー部62とを所定の位置に装着することでトナー漏れ等の不具合を防止できる。
また、このキャップ60を客先に残す、あるいは、サービスマンが保守点検の際に持参すれば、使用中のプロセスカートリッジ1を複写機本体から一時取り出す際にもこのキャップを取り付けるようにして、この取り出し後のトナー漏れなどを防ぐこともできる。
本実施形態に係るプリンタの内部構成を示す概略構成図。 同プリンタのプロセスカートリッジの概略構成図。 同プロセスカートリッジのキャップ部材を外した状態の斜視図。 同プロセスカートリッジの部分断面図。 同プロセスカートリッジの廃トナー回収機構の説明図。 同プロセスカートリッジのキャップ部材を取り付けた状態の斜視図。 キャップ部材の説明図。(a)はキャップ部材の斜視図であり、(b)はキャップ部材の断面図。 同プロセスカートリッジのキャップ部のみを取り付けた状態の斜視図。 同プロセスカートリッジの排出口カバー部のみを取り付けた状態の斜視図。
符号の説明
1 プロセスカートリッジ
2 奥側端壁
3 感光体
4 帯電ローラ
5 帯電クリーニングローラ
6 ファーブラシローラ
7 フリッカ
8 潤滑剤ブロック
9 押圧スプリング
10 廃トナー搬送コイル
11 クリーニングブレード
12 クリーニングブレードホルダ
13 スプリング
14 被ガイド部
15 現像装置
16 紙搬送ベルト
17 転写ローラ
18 位置決めピン
19 両面ユニット
20 廃トナーコイルカバー
21 廃トナー排出口
22 帯電端子
23 接地端子
24 感光体フランジ部
25 受け部
30 手前側端壁部材
31 奥側端壁部材
32 手前側端壁
33 感光体手前側軸部
34 手前側軸受け
35 貫通孔
40 感光体駆動軸
41 ホルダ
42 カップリング
45a 上部搬送ガイド板
45b 下部搬送ガイド板
46 搬送ローラ対
48 書込みユニット
49 反転ユニット
50 パイプ
51 廃トナー収容器
52 スクリュ
54 反転搬送路
55 第一分離給紙部
56 第二分離給紙部
57 転写ブラシ
58 紙吸着ローラ
71 定着装置
76 排紙トレイ
77 手差しトレイ
79 第一給紙カセット
80 第2給紙カセット
100 プリンタ

Claims (6)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像し、記録体上に転写して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に対して脱着可能であって、少なくもと像担持体と、転写終了後に像担持体上に残った転写残トナー等の残留物を取り除くためのクリーニング部材と、転写残トナー等の残留物を搬送する機能部材とを備え、
    該像担持体の両端部の位置を固定する部分が、一方がプロセスカートリッジにあり、もう一方は、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される構成の該プロセスカートリッジに取り付け可能なキャップ部材において、
    該プロセスカートリッジが該画像形成装置本体に装着されていない状態で、該画像形成装置本体に装着された状態と同等に該像担持体の位置を固定でき、かつ、該転写残トナー等の残留物をユニットから排出する排出口からのトナーが漏れないようにカバーする機能を備え、複数部に分割可能であることを特徴とするキャップ部材。
  2. 請求項1のキャップ部材において、
    上記画像形成装置本体に装着されていない状態で、該画像形成装置本体に装着された状態と同等に上記像担持体の位置を固定する像担持体支持部と、転写残トナー等の残留物をユニットから排出する排出口からのトナーが漏れないようにカバーする排出口カバー部とを分離可能であり、
    該排出口カバー部と分離した該像担持体支持部を上記プロセスカートリッジに取り付けた状態で回転させることにより、該像担持体を回転させることを特徴とするキャップ部材。
  3. 請求項2のキャップ部材において、
    上記排出口カバー部及び上記像担持体支持部は、複数部に分割した状態でもトナー漏れ防止等のためのキャップとして利用可能であることを特徴とするキャップ部材。
  4. 請求項1、2または3のキャップ部材において、
    上記プロセスカートリッジの電圧印加もしくはアース用の端子の外部露出箇所をカバーする部分も有することことを特徴とするキャップ部材。
  5. 像担持体上に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像し、記録体上に転写して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に対して脱着可能であって、少なくもと像担持体と、転写終了後に像担持体上に残った転写残トナー等の残留物を取り除くためのクリーニング部材と、転写残トナー等の残留物を搬送する機能部材とを備えたプロセスカートリッジにおいて、
    該像担持体の両端部の位置を固定する部分が、一方が該プロセスカートリッジにあり、もう一方は、画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される構成となっており、
    該画像形成装置本体に装着されていない状態で、該画像形成装置本体に装着されたときに位置が固定される端部に取り付け可能なキャップ部材として、
    請求項1、2、3または4に記載のキャップ部材を用いることを特徴するプロセスカートリッジ。
  6. 像担持体上にトナーを付着させて該像担持体上の潜像を現像して画像を形成する画像形成装置において、
    請求項5のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013214106A (ja) * 2013-07-16 2013-10-17 Canon Inc 保護カバー及び感光体ユニット
JP2017106997A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置用ユニット

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