JPH08328448A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08328448A
JPH08328448A JP7153919A JP15391995A JPH08328448A JP H08328448 A JPH08328448 A JP H08328448A JP 7153919 A JP7153919 A JP 7153919A JP 15391995 A JP15391995 A JP 15391995A JP H08328448 A JPH08328448 A JP H08328448A
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JP
Japan
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developing device
image forming
developing
mounting
forming apparatus
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Withdrawn
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JP7153919A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Motohashi
武 本橋
Toshio Kaneko
利雄 金子
Shigeo Kurotaka
重夫 黒高
Noriyuki Kimura
則幸 木村
Katsuhiro Aoki
勝弘 青木
Takatsugu Fujishiro
宇貢 藤城
Masahiko Akafuji
昌彦 赤藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像器の画像形成装置本体に対する着脱操作
を容易にするために、画像形成装置に現像器を自動的に
装着する自動装着手段を設ける。 【構成】 現像器支持体20の仕切り部材202に板バ
ネ204を設けて、この板バネ204により一定位置に
セットされた現像器21を、画像形成を行う位置に自動
的に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、潜
像担持体に形成された潜像を現像する現像器を装置本体
に着脱自在に装着した画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に用いられらる現像器は繰
り返し使用されると劣化が生じ、良好な画像形成ができ
なくなってしまう。よって、良好な画像形成を行うため
には劣化が生じた現像器を装置本体から取り外して新し
い現像装置を装着したり、劣化が生じた現像器を装置本
体から取り外してメンテナンスを施した後に再び装置本
体に装着したりする必要がある。そこで、係る交換やメ
ンテナンスを可能とするために装置本体に現像器を着脱
自在に装着した画像形成装置が提案されている(例え
ば、特開昭61−103175号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては現像器を装着する際の操作性が
必ずしも十分であるとは言えず、操作の困難さ故に現像
器の装着が不完全な状態となり、該状態のままで画像形
成が行われる危険がある。この場合潜像担持体と現像器
の位置にズレが生じた状態で画像形成がなされることに
なり、形成される画像が高品質なものとなることは期待
し難い。また、場合によっては、画像形成動作中に現像
器が位置ズレを起こしたり、装置本体から外れてしまっ
たりすることもありうる。
【0004】また、従来の画像形成装置においては、装
置本体に装着された現像器を離脱させる際の操作性も必
ずしも十分であるとは言えない。よって、離脱動作が面
倒であり、現像器の交換やメンテナンスが困難であると
いう問題点がある。先述のように画像形成動作中に現像
器が外れてしまうこと等を防止するために現像器を装置
本体に強固に固定した場合、特に離脱の操作性が悪くな
ることが多い。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは簡単な操作で装置本体
に現像器を着脱でき、かつ、一旦装置本体に装着された
現像器が位置ズレを起こしたり、外れたりすることのな
い画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、潜像担持体と、前記潜
像担持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、前記
潜像を現像する、装置本体に着脱自在に装着される現像
器と、前記現像器が装置本体における所定のセット位置
にセットされると、該現像器を現像動作に適した完全装
着位置に移動させ該位置に自動的に装着する自動装着手
段と、前記完全装着位置に装着された現像器を該位置に
固定する固定手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】また、請求項2の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置であって、前記自動装着手段による前
記現像器の装着が不良である場合に画像形成動作に先立
ち該現像器を前記セット位置に移動させる装着不良防止
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3の画像形成装置は、請求項
2の画像形成装置であって、 前記現像器が装着され
る下筐体部と、前記下筐体部に開閉自在に取り付けられ
た、画像形成動作に先立ち閉状態とされるフレーム部材
と、を備え、前記装着不良防止手段が前記フレーム部材
が閉状態とされることに伴い前記現像器を前記セット位
置へと移動させるものであることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、請求項4の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置であって、前記自動装着手段による前
記現像器の装着が不良である場合に、画像形成動作に伴
い該現像器を前記セット位置に移動させる装着不良防止
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項5の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置であって、前記固定手段により完全装
着位置に固定された前記現像器を、装置本体から離脱さ
せる離脱手段を有することを特徴とするものである。
【0011】また、請求項6の画像形成装置は、請求項
5の画像形成装置であって、前記自動装着手段と前記離
脱手段を一体として形成したことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、請求項7の画像形成装置は、請求項
5の画像形成装置であって、前記自動装着手段を前記離
脱手段として兼用することを特徴とするものである。
【0013】また、請求項8の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置であって、前記自動装着手段が、前記
現像器を完全装着位置へと移動させる弾性部材を備えた
ことを特徴とするものである。
【0014】また、請求項9の画像形成装置は、請求項
1の画像形成装置であって、前記自動装着手段が、前記
現像器を完全装着位置へと移動させる磁石を備えたこと
を特徴するものである。
【0015】
【作用】請求項1乃至請求項9の画像形成装置おいて
は、操作者が現像器を装置本体の所定のセット位置にセ
ットすると、自動装着手段が該現像器を現像動作に適し
た完全装着位置に移動させ、固定手段が該位置に現像器
を固定する。
【0016】特に、請求項2の画像形成装置において
は、操作者の操作ミス等で自動装着手段による現像器の
装着が良好になされなかったとしても、現像動作に先立
ち装着不良防止手段が現像器をセット手段に移動させ
る。
【0017】また、特に請求項3の画像形成装置におい
ては、操作者の操作ミス等で自動装着手段による現像器
の装着が良好になされなかったとしても、画像形成動作
に先立ちフレーム部材が閉状態とされると、これに伴い
装着不良防止手段が現像器をセット手段に移動させる。
例えば、フレーム部材に感光体等を有するプロセスカー
トリッジを取付けておき、このフレーム部材が閉状態と
されて初めて該カートリッジが画像形成可能な位置に移
動するような構成を採用すれば、画像形成動作を開始す
るに先立ち必ずフレーム部材が閉状態とされるので、確
実に装着不良防止手段が作動するようになる。
【0018】また、特に請求項4の画像形成装置におい
ては、操作者の操作ミス等で自動装着手段による現像器
の装着が良好になされなかったとしても、現像動作に伴
い装着不良防止手段が現像器をセット位置に移動させ
る。また、請求項2乃至請求項4の画像形成装置におい
ては、装着不良防止手段を完全装着位置に移動した後の
現像器と接触しない位置に設けることが望ましい。該位
置に装着不良防止手段を設ければ、装置内で現像器が移
動する画像形成装置において、装着不良防止手段が該移
動を妨げることがなくなる。また、請求項2乃至請求項
4画像形成装置おいては、装着不良防止手段を現像器の
着脱の妨げにならない位置に設けることが望ましい。該
位置に装着不良防止手段を設ければ、現像器着脱の操作
性をより良好にすることができる。
【0019】また、特に請求項5の画像形成装置におい
ては、現像器を装置本体から離脱させる離脱手段を有す
るので、固定手段により装置本体に固定された現像器を
容易に離脱させることができる。
【0020】また、特に請求項6の画像形成装置におい
ては、装置本体に装着されたままの状態では例えば感光
体等の装置内に設けられた駆動部材の駆動のさまたげと
なる離脱手段の一部又は全部を装置本体から取り外すこ
とにより、該駆動が妨げられることがなくなる。また、
このように駆動部材の駆動を妨げることを考慮する必要
がなくなるので、離脱手段を操作性に優れた十分な大き
さを有するものとすることができる。
【0021】また、特に請求項7の画像形成装置におい
ては、自動装着手段と離脱手段とをそれぞれ別体として
設ける場合と比較して部品点数を少なくすることができ
る。
【0022】また、特に請求項8の画像形成装置におい
ては、バネ等の弾性部材により現像器が完全装着位置へ
と移動する。
【0023】また、特に請求項9の画像形成装置におい
ては、磁力により現像器が完全装着位置へと移動する。 (以下、余白)
【0024】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるフルカラ
ープリンタ(以下、プリンタという)に適用した一実施
例について説明する。まず、図1を用いて、本実施例に
係るプリンタの概略構成について説明する。2本のロー
ラに支持される可撓性ベルトからなる潜像担持体として
の感光体ベルト1は、帯電ローラ2により一様に帯電さ
れた後、露光用開口部を備えた筐体に収納された潜像形
成装置としてのレーザ光学装置3により画像情報に基づ
き走査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここ
で、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロ
ー、マゼンタ、シアン及び黒の色情報に分解した単色の
画像情報である。形成された静電潜像は、現像器を備え
た後述の回転型現像装置4により各々所定のイエロー、
マゼンタ、シアン及び黒トナーで現像され、感光体ベル
ト1上に各色画像が形成される。
【0025】図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1
上に形成された各色画像は、バイアスローラ15によ
り、感光体ベルト1と同期して図中矢印B方向に回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シアン
及び黒の単色毎に順次重ね転写される。中間転写ベルト
5上に重ね合わされたイエロー、マゼンタ、シアン及び
黒の画像は、給紙台8から分離ローラ9、及び、レジス
トローラ対10a、10bと搬送ローラ対12a、12
bを備えた搬送路13を経て転写部へ搬送された転写紙
11上に転写ローラ6により一括転写される。転写終了
後、転写紙11は定着装置7により定着されてフルカラ
ー画像が完成する。
【0026】また、感光体ベルト1に残留したトナーは
感光体クリーニング装置16が備えたブレード16aに
より除去され、中間転写ベルト5に残留したトナーは中
間転写ベルトクリーニング装置17が備えたブレード1
7aにより除去される。なお、このブレード17aは、
画像形成動作中は中間転写ベルト5から離間した位置に
保たれ、画像形成が完了した後に図示のように転写ベル
ト5の表面に圧接した状態となる。
【0027】次に、図2〜図4を用いて、上記回転型現
像装置4について説明を加える。図2は同回転型現像装
置4の内部構成を示す正面図である。感光体ベルト1の
近傍に回転型現像装置(リボルバー型現像装置又はロー
タリー型現像装置ともいう。以下、単に「現像装置」と
いう。)4が配置されている。この現像装置4において
は、回転中心Oを含み且つ回転中心Oを中心に回転自在
に設けられた現像器支持体20が、図示を省略した駆動
機構により矢印C方向に回転される。また、この現像器
支持体20は、現像装置4を4分割するような形状をな
し、後述の構成により各色現像器21Y、M、C、Kが
着脱自在に装着される。なお、図2は、現像器21Kが
現像位置にある状態を示している。
【0028】各現像器21Y、M、C、Kには、現像剤
担持体としての円筒状の現像ローラ22Y、M、C、K
が設けられている。この各現像ローラ22Y、M、C、
Kは、ケーシング23に設けられた開口部23aからそ
の一部が外部に露出するように配置され、色情報に同期
して回転し、対応する静電潜像を接触現像法、あるいは
非接触現像法により現像する。各現像器21Y、M、
C、Kは、非磁性一成分現像剤を用いた現像器であり、
それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及び黒トナーが収
納され、回転中心Oを中心に選択的に現像位置に回動し
て、順次感光体ベルト1上に形成された静電潜像を現像
し、先述のように各現像像を中間転写ベルト5及び転写
紙11上に重ね合わせることにより、フルカラー画像を
形成する。
【0029】図3(a)は黒色用の現像器21Kを感光
体ベルト1とともに示した正面図である。以下、各色用
の現像器21Y、M、C、Kは同一構成及び同一動作を
とるので、黒色の現像器21Kについてのみ説明する。
図3(a)において、現像器21Kは感光体ベルト1の
下方に配置され、現像器21Kの上方に位置する感光体
ドラム1に形成される静電潜像に非磁性一成分現像剤と
してのトナーを供給する。現像位置で現像器21Kの上
方部に形成される開口部23aには、感光体ドラム1に
対向するように現像ローラ22Kが感光体ドラム1と所
定の周速比をもって感光体ドラム移動方向と同方向に回
転するように配設される。また、現像ローラ22Kの下
方には、発泡ポリウレタン等の弾性体からなるトナー供
給部材としての供給ローラ24Kが、現像ローラ22K
と摺擦し、かつその摺擦部において現像ローラ22Kに
対し所定の周速比をもって同方向に回転するように設け
られている。現像ローラ22Kの移動方向における供給
ローラ24Kよりも下流側で、上記開口23a近傍に
は、ウレタンゴム等の弾性体からなるブレード25K
が、その一端部近傍が現像ローラ22Kに接するように
設けられる。
【0030】また、図3(b)の現像器21Kの側方断
面図及び図4の斜視図に示すように、現像装置22Kの
手前側にはトナー収容部40Kが設けられている。第1
の現像剤搬送手段としての第1トナー搬送スクリュウ2
6Kは、トナー収容部40Kから現像装置4の他方側板
まで現像ローラ22K及び供給ローラ24Kと並行に配
設され、図3(b)の右側から左側(図3(a)の手前
側から奥側)に向けてトナーを搬送するように、現像ロ
ーラ22K及び供給ローラ24Kと連動し、所定の周速
比をもって回転される。ケーシング23Kはその一部が
供給ローラ24Kに接するように配設されており、現像
ローラ22K、供給ローラ24K及びケーシング23K
により、トナー搬送部材26Kを取り巻くトナー搬送ス
ペース27Kが形成される。
【0031】そして、第1トナー搬送スクリュウ26K
は、所定の方向に回転することにより、トナー収容部4
0Kから上記トナー搬送スペース27K内にトナーを搬
送し、供給ローラ24K上にトナーを供給する。供給ロ
ーラ24K上に供給されたトナーは、供給ローラ24K
により現像ローラ22K表面に帯電されながら供給さ
れ、現像ローラ22K表面に担持される。現像ローラ2
2K表面に担持されたトナーは、ブレード25Kにより
均一かつ所定厚みのトナー薄層にされ、感光体ドラム1
の表面に形成された静電潜像を接触あるいは非接触現像
にて現像する。
【0032】なお、図3(a)中の導電性繊維等からな
る除電ブラシ28Kは、現像ローラ22Kに軸方向全幅
にわたって当接し、現像ローラ22Kとの間に所定の電
圧差を設けることで、感光体ドラム1上の静電潜像に対
する現像ローラ22K上のトナーの消費差による履歴、
及びこれに起因する残像の発生を防止している。
【0033】ところで、上記現像工程で使用されなかっ
たトナーは、第1トナー搬送スクリュウ26Kによりト
ナー収容部40Kと逆側の現像器端部に搬送される。現
像ローラ22K及び供給ローラ24Kの軸方向有効径部
外側には、トナー循環部29Kが設けられている。第1
トナー搬送スクリュウ26Kでトナー循環部29Kまで
搬送されたトナーは、重力により現像器21Kの下部に
落下する。
【0034】現像器21Kの下部には、第2の現像剤搬
送部材としての第2トナー搬送スクリュウ30Kが現像
ローラ22K、供給ローラ24K及び第1トナー搬送ス
クリュウ26Kと並行に配設され、第1トナー搬送スク
リュウ26Kとは逆方向にトナーを搬送するように回動
され、上記現像工程で使用されなかったトナーをトナー
収容部40Kに搬送する。第1トナー搬送スクリュウ2
6K及び第2トナー搬送スクリュウ30Kの搬送量を適
切に設定することで、現像器21K内のトナー量検知
や、複雑な供給量制御を行うことなく、供給ローラ24
K上に供給でき、レイアウト自由度が大きく、感光体に
対する断面占有率の小さな小型現像装置を提供できる。
【0035】なお、図4中のトナーカートリッジ41K
は、トナー収容部40Kに着脱自在に装着され、現像装
置4の新規装着時及びトナーエンド時に装着あるいは交
換され、常にトナー収容部40K内に必要量のトナーが
収容される。
【0036】また、このプリンタにおいては、図1に示
すように、感光体ベルト1、帯電ローラ2、中間転写ベ
ルト5、感光体クリーニング装置16、中間転写ベルト
クリーニング装置17、及び、搬送ローラ対12をなす
下搬送ローラ12bとレジストローラ対10をなす下レ
ジストローラ10bとを含む、搬送路13の中間転写ベ
ルト5に近接する側の一部(以下、下部という)が一体
構造をなしプロセスカートリッジ60が形成される。こ
のプロセスカートリッジ60は、装置本体に対して着脱
自在となっていて、必要に応じて適宜交換することがで
きる。なお、装置本体からプロセスカートリッジ60を
着脱させる機構及び操作については、後に説明を加え
る。
【0037】また、このプリンタにおいては、その装置
本体を、上搬送ローラ12aと上レジストローラ12b
とを含む搬送路13の上部と該搬送路の下部との間で、
そこを境に上筐体部61と下筐体部62との二つに分割
している。すなわち、装置本体は、上搬送ローラ12
a、上レジストローラ10a、及び転写ローラ6を備え
た上筐体部61と、定着装置9、回転型現像装置4、プ
ロセスカートリッジ31等を備えた下筐体部62とから
構成される。そして、上筐体部61は、支持軸63を用
いて下筐体部62に回転自在に取り付けられている。こ
のため、支軸63を中心に上筐体部62を回転させるこ
とにより、図5に示すように装置の回転軸63を取り付
けた側と反対の正面側を開放状態とすることができる。
なお、上筐体部61には該筐体部を開放状態に保つため
のスプリング等からなる付勢手段(不図示)が取り付け
られいるため、上筐体部61を一度開状態とすればその
後は手で支える等の動作なしで上筐体部を開状態に保つ
ことができる。係る構成により、搬送路13で転写紙1
1のジャムが生じた場合に上筐体部61を開状態とする
ことで、該記録紙を容易に除去することができるように
なる。
【0038】なお、上記上筐体部61上面には画像形成
が完了した転写紙が排紙される排紙トレー部18が、該
筐体部の支持軸63の近傍には定着がなされた転写紙を
排紙トレー18へ搬送する搬送ユニット19が設けられ
ている。また、定着装置9は、下筐体部62に着脱自在
に設けれていて、図5に示す矢印方向に操作者が引き上
げることで下筐体部62から取り外すことができる。ま
た、回転型現像装置4は、各現像器21を着脱自在に支
持する現像器支持体20(図2参照)を下筐体部62に
固定することにより、下筐体部62に取り付けられてい
る。
【0039】また、プロセスカートリッジ60は、図5
に示すようにフレーム部材64を介して下筐体部62に
着脱自在に取付けられている。すなわち、下筐体部62
に支持軸65によってフレーム部材64が回転自在に取
り付けられおり、該フレーム部材にプロセスカートリッ
ジ61が着脱自在に取り付けられている。よって、操作
者がプロセスカートリッジ61を支持軸65と反対側に
引き抜くで、下筐体部62からプロセスカートリッジ6
1を取り外すことができる。
【0040】このフレーム部材64は、下筐体部62に
対して互いに異なる三箇所の位置で固定可能な構造とな
っている。すなわち、フレーム部材64は、図5に示す
ようにプロセスカートリッジ61を画像形成を行う位置
に保持する位置、図6に示す該カートリッジが略平行に
なる位置、及び、図7に示すフレーム部材61自身が開
放状態にある上筐体部61と略平行な位置の三箇所の位
置に固定可能な構造となっている。
【0041】また、図5に示すように給紙台8は下筐体
部62から引き出すことができるように取り付けられて
いる。よって、これにより転写紙11の補給が容易にな
る。また、搬送路13に到達する前に転写紙11のジャ
ムが生じた場合に、該転写紙を容易に取り出すことがで
きる。
【0042】以上で構成の概略と画像形成時の動作を示
したこのプリンターは、先述のようにプロセスカートリ
ッジ60、定着装置7、各トナーカートリッジ41、及
び各現像器21が装置本体から着脱自在な構成となって
いる。以下、これらの各部材を着脱するための構成、及
び着脱操作について説明を加える。
【0043】まず、プロセスカートリッジ60を装置本
体から取り外す際の操作について説明する。プロセスカ
ートリッジ60を取り外すには、まず、上筐体部61を
開状態(図6に示す状態)に移動させ、次にフレーム部
材64をプロセスカートリッジ60が略平行になる位置
(図6に示す位置)に移動させる。そして、この状態に
おいて、プロセスカートリッジ60を図6に示す矢印方
向に引き出すことによりプロセスカートリッジ60を装
置本体から取り外す。この状態においてはプロセスカー
トリッジ60が略平行に保たれているのでその操作方向
(引き出す方向)も略平行となり、操作が容易である。
【0044】次に、定着装置7を装置本体から取り外す
操作について説明する。定着装置7を取り外すには、上
筐体部61を開状態(図6に示す状態)として、この状
態で定着装置7を引き上げる。
【0045】次に、トナーカートリッジ41及び現像器
21を着脱するための着脱操作について説明する。この
プリンタにおいて、画像出力が繰り返されると、トナー
カートリッジ41内のトナーは空となり、図示を省略し
た光センサや磁気センサ等の従来から知られているトナ
ーエンドセンサによりトナーエンドが検知される。通
常、トナーエンドを迎えた場合、図8示すようにトナー
カートリッジ41のみを矢印D方向に取り外して交換す
ることになる。図8では黒色のトナーカートリッジ41
Kの着脱、交換を示したが、他の色の場合も同様であ
る。なお、各トナーカートリッジ41を取り外すに先立
ち、上筐体部61を開状態(図7に示す状態)に移動さ
せ、次にフレーム部材64をフレーム部材64自身が開
状態にある上筐体部61と略平行になる位置(図7に示
す位置)に移動させる。
【0046】ここで、現像器21の信頼性が充分高く、
プリンタ本体の信頼性に見合ったものであり、且つ、特
別な異常が無ければ、先述のトナーカートリッジ41交
換だけを行うことになるが、現像器21の使用状況によ
り現像器21の保守作業(メンテナンス)や交換が必要
になる。また、各色現像器21Y、M、C、Kの使用状
況は通常互い異なることなるため、保守、交換の間隔が
異なってくる。このようにいずれかの現像器に保守、交
換が必要になっても、他の色の現像器は異常のない場合
が大半である。従って、特定の現像器のみ保守、交換が
必要な際に、他の現像器を同時に着脱したり、交換した
りせざるを得ない構造では、作業性が悪い。また、充分
に使用できる現像器までも交換することになり、無駄が
多く、現像器コストや、交換費用、ランニングコストが
多く掛かることになる。更に、地球環境の保護やリサイ
クルの観点から、交換した現像器は回収されるのが一般
的になりつつあり、回収性、分解性、リサイクル性にも
問題がでている。
【0047】そこで、本実施例では、使用頻度の違う複
数の現像器のうち、例えば保守、交換が必要になった現
像器のみを現像装置4及びプリンタ本体に対し、着脱、
交換可能にすることにより、保守、交換と言った作業を
容易に行えるようにし、更に、コストの低減や、リサイ
クル性の向上を図っている。
【0048】例えば、黒現像器21Kに保守、交換が必
要となり、黒現像器21Kを装置本体から取り外す場
合、まず、上筐体部61を開状態(図7に示す状態)に
移動させ、次にフレーム部材64をフレーム部材64自
身が開状態にある上筐体部61と略平行になる位置(図
7に示す位置)に移動させる。そして、この状態におい
て、図7に示すように黒現像器21Kのみを回転型現像
装置4の現像器支持体20から、矢印方向に離脱させて
取り外す。
【0049】以上のように、トナーカートリッジ41と
現像器21とを着脱するにあたっては、フレーム部材6
4をフレーム部材64自身が開状態にある上筐体部61
と略平行になる位置に移動させることにより、回転型現
像装置4よりも上部に位置するプロセスカートリッジ6
0を該着脱動作の妨げとならない位置へと移動させる。
このため、このためプロセスカートリッジ60を装置本
体から取り外すことなく、該カートリッジを装置本体に
装着した状態のままで、トナーカートリッジ41と現像
器21とを装置本体から取り外すことができる。
【0050】次に、図9乃至図10を用いて、現像器2
1を着脱可能に支持する構成について説明する。また、
現像器21が装置本体に支持されるときは、良好な画像
形成を実現するために良好な位置決めが要求される。以
下の説明では該位置決めを実現する構成についても併せ
て説明する。図9(a)は、4色の現像器21Y、M、
C、Kが着脱自在に装着される現像器支持体20の斜視
図である。この現像器支持体20は、回転型現像装置4
の回転軸Oを中心に含む軸体201と、回転型現像装置
4が装着される現像器21Y、M、C、Kの隣同士を仕
切るように軸体201から延びた4つの仕切部材202
Y、M、C、Kとを有している。この仕切部材202に
よって回転型現像装置4が4等分され、その分割された
各領域に各現像器21Y、M、C、Kが着脱自在に装着
される。また、回転型現像装置4の回転軸方向における
仕切部材202の両端には、現像器21を着脱方向にガ
イドする凸状のガイド部202aが形成されている。な
お、図9(a)に示す支柱80、離脱レバー81、及び
スプリング82は後に説明する離脱手段を形成する部材
である。
【0051】図9(a)及び、現像器21の左右側面図
である図9(b)、(c)に示すように、現像器21の
長手両側板31、32の下部には、先述の現像器支持体
20の仕切部材202に形成された凸状のガイド部20
2aに対応した凸状部31a、32a及び溝31b、3
2bが形成されている。プリンタ本体50及び現像器支
持体20に対し、例えば黒色用の現像器21Kを装着す
る際には、現像器21Kに対面する2つのうち一方の仕
切部材202Kに設けられたガイド部202aと、現像
器側板31K、32Kの下部に形成された凸状部31
a、32a及び溝31b、32bとを係合させ、仕切部
材202Kの一方の面202bに沿って現像器21Kを
押し込む。これにより、容易且つ確実に現像器21Kを
所定の装着位置に導くことができる。 (以下、余白)
【0052】また、現像器21に対面する2つの仕切部
材202のうち、現像器21の着脱方向に沿った面20
2bが対面する仕切部材202とは異なる仕切部材20
2の面202c、例えば現像器21が黒色の現像器21
Kの場合は仕切部材202Yの現像器21Kに対面する
面202bの両端部には、位置決め用の係合部であるピ
ン状の突起202dが形成されている。これに対し、図
9(c)に示すように現像器21の現像器側板31、3
2の背面には、円形状及び長穴状ボス部31c、32c
が設けられている。現像器21の装着時には、突起20
2dとボス部31c、32cが係合し、現像器21にお
ける装着方向と垂直な方向の位置決めがなされると共
に、仕切部材202の一方の面202cと現像器21の
背面の突き合わせにより現像器21の装着方向の位置決
めがなされる。
【0053】図10は以上で示した現像器21の装着の
様子を時間の経過順に示した説明図であり、図10
(a)はガイド部202aに沿って現像器21を現像器
支持体20へ装着し始めた状態を示し、図10(b)は
完全な装着がなされる直前の様子を示し、図10(c)
は現像器21が現像器支持体20に完全に装着された状
態を示している。なお、図10(b)に示す現像器21
の位置がセット位置であり、図10(c)に示す現像器
21の位置が完全セット位置である。
【0054】図10(a)に示すように上記現像器の突
き合わせ用の仕切部材202の面202cと、現像ロー
ラ22の回動軸を含み且つ該仕切部材の面202cと垂
直に交差する面との交線上に沿って、上記突起202d
及びボス31a、32aを整列的に設けることで、画像
形成時に最も位置精度が要求される現像ローラ22の位
置が、高精度で決定、管理され易くなる。
【0055】このプリンターは、以上で示した各構成に
加えて、操作者が現像器21をガイド部202aに沿っ
て一定の位置まで押し込むことにより該現像器を前記セ
ット位置にセットすると、その後は該現像器を現像器保
持体21に自動的に装着する自動装着手段と、装着され
た現像器21をその位置に固定する固定手段とを備えて
いる。以下、図11を用いて係る自動装着手段と固定手
段とについて説明する。図11は自動装着手段の構成と
動作とを示す説明図であり、図11(a)は現像器21
が図10(a)に示す箇所に位置する場合の自動装着手
段の様子を示している。また、図11(b)は現像器2
1が図10(b)に示す箇所に位置する場合の自動装着
手段の様子を示しており、図11(c)は現像器21が
図10(c)に示す箇所に位置する場合における自動装
着手段の様子を示している。
【0056】図11(a)に示すように、現像器支持部
材20の仕切部材202の両端部のガイド部202a近
傍には、ストッパー部材203が弾性部材としての板バ
ネ204により図中矢印F方向に加圧された状態で配設
されている。ガイド部202aと現像器側板32に設け
られた凸状部32aが係合した状態で、図11(a)中
の矢印G方向に現像器21が押し込まれると、凸状部3
2aのテーパ部32dによりストッパー部材203が図
11(b)中の矢印H方向に、バネ204の押圧力に抗
して移動する。さらに現像器21が押し込まれストッパ
ー部材203の先端203aが係止部32eの端部に到
達すると、ストッパー部材203が係止部32eに係合
するべく板バネ204の押圧力により係止部32を上記
矢印G方向に引込み、係止部32eが、ストッパー部材
203の先端203aに係合した状態となる。このとき
には、先述のように仕切部材202の一方の面202c
と現像器21の背面の突き合わせにより現像器21の装
着方向の位置決めがなされる。
【0057】係る構成により、操作者が現像器21をス
トッパー部材203の先端203aが係止部32eの端
部に到達する位置(セット位置)まで押し込むと、その
後は現像器21が現像器保持体21に自動的に装着され
ることになる。よって、現像器21を装着する際に操作
者は該現像器が引き込まれる感触を受け、現像器21が
確実に装着されたことを確認することができるようにな
る。また、ストッパー部材203の先端203aが係止
部32eの端部に到達する位置が明らかとなるように、
現像器支持体21に印を設けておけば、操作者が該印部
分まで現像器21を押し込むことで現像器21の装着が
より確実に行われるようになる。
【0058】以上の操作により現像器21が装着される
と、図11(c)に示すように、係止部32eとストッ
パー部材203の先端203aの位置を僅かにずらすこ
とにより、バネ204の押圧力により図中矢印I方向に
現像器21が押圧された状態で位置決めされることにな
る。これにより、現像器支持体20に対し、現像器21
がガタを持つ事無く容易に、且つ精度良く固定される。
また、遠心力による現像器21の離脱方向の力は充分に
弱いものであるので、バネ204の押圧力は大きく取る
必要がなく、現像器21を現像器支持体20から離脱す
る際には、バネ204の押圧力に僅かに抗する力で現像
器21を引くことで容易に現像器21を取り外すことが
できる。
【0059】また、現像器支持部材20の仕切部材20
2のもう一方の端部のガイド部202a近傍にも、図1
1と同様にストッパー部材203が配設され、もう一方
の現像器側板31の凸状部31aにも、図11と同様に
テーパ部32d及び係止部32eが形成されている。以
上の説明からわかるように、このプリンターでは、自動
装着手段が固定手段として兼用される。
【0060】また、このプリンターは以上で示した各構
成に加えて、各現像器21の現像器支持体20への装着
が不完全である場合に現像器21を完全に現像器支持体
へ装着させるための装着不良防止手段を備えている。確
かに、このプリンターは先述のように現像器21を現像
器保持体21に自動的に装着し固定する自動装着手段を
備えているため、従来のプリンターに比べて現像器21
の装着が不完全となりにくい。しかしながら、現像器2
1は転写紙11の幅方向(装置の図1に示す奥行方向)
に一定の長さを有している。このため現像器21の装着
時に操作者が該現像器の幅方向における両端部を確実に
押し込まないと該自動装着手段が確実に作動せず、現像
器21の装着が不完全となることがあるのである。そこ
で、係る場合に備えてこのプリンタは装着不良防止手段
を備えているのである。以下、図12を用いて係る装着
不良防止手段について説明する。
【0061】図12は装着不良防止手段の構成と動作と
を示す説明図である。図12に示すようにプロセスカー
トリッジ60の外壁を構成する外壁部材70における現
像器21の両側板31、32(側板32は不図示)に近
接する部分には押圧部としての突起部70aが設けられ
ている。この突起部70aは、図12(a)に示すよう
にプロセスカートリッジ60が画像形成を行う閉状態
(図1に示した位置)にあり、かつ現像器21の装着が
完全である場合には、両側板31、32と一定間隔αを
保つ高さを有している。なお、この間隔αとしては2〜
5mmが望ましい。このように、プリンタの状態が画像
形成を行うに良好な状態にある場合は突起部70aと両
側板31、32とが接することがないので、回転型現像
装置4の回転の抵抗となることはなく該現像装置を回転
させるモータ等の駆動源(不図示)に不要な負荷を与え
ることがない。また、回転現像装置4の回転による振動
が突起部70aを介してプロセスカートリッジ60に伝
わり該振動により画質の低下を招くこともなく、良好な
画像形成が行われる。
【0062】また、図12(c)に示すように、トナー
カートリッジ41や現像器21を着脱するためにプロセ
スカートリッジ60が回転型現像装置4から離間した位
置(図6または図7に示す位置)にある場合には、突起
部70aは該着脱を全く妨げることがない。
【0063】一方において、現像器21の現像器支持体
20への装着が不完全であり、かつプロセスカートリッ
ジ60が画像形成を行う位置(図1に示した位置)にあ
る場合は、突起部70aは両側板31、32に当接す
る。すなわち、図12(b)に示すように、先述の自動
装着手段による現像器21の自動装着が開始する位置か
ら完全に装着された現像器21までの距離である距離β
よりも、上記距離αが小さくなるように突起部70aの
高さが定められている。
【0064】以下、係る装着不良防止手段の動作を説明
する。先述のように、現像器21の現像器支持体20へ
の装着は、プロセスカートリッジ60を回転型現像装置
4から離間した状態(図6または図7に示す状態)でな
される。そして、この装着がなされた後に、操作者がフ
レーム部材64に支持されるプロセスカートリッジ60
を画像形成を行う位置へ移動させる。この移動の際に現
像器21の装着が完全でない場合は、図12(b)に示
すように外壁部材70に設けられた突起部70aが現像
器21の両側板31、32に当接し、該側板を装着方向
へと押圧する。そしてこの押圧により現像器21が自動
装着手段による自動装着が開始する位置へと到達し、現
像器21が完全に装着されるようになる。
【0065】また、このプリンターは以上で示した各構
成に加えて、現像器支持体20へ装着された各現像器2
1を現像器支持体20から離脱させるための離脱手段を
備えている。先述のように現像器21は、現像器21に
設けられたボス部31c、32cに現像器支持体21に
設けられた突起202dが係合することにより現像器支
持体20に装着される。このため、現像器21を現像器
保持体20から離脱させるには操作者が現像器21を該
係合に抗して引き出すことを要するが、必ずしもその操
作性は良好であるとは言いかねる。そこで、このプリン
タでは現像器21を離脱する際の操作性を向上させるた
め、離脱手段を設けているのである。以下、図13と先
に回転型現像装置4の説明に用いた図9とを用いて係る
離脱手段について説明する。
【0066】図13は、離脱手段の概略構成と動作とを
示す説明図である。図13と図9とに示すように、現像
器支持体20の仕切板202における現像器21の着脱
方向に沿った面202bには支柱80により押出し部8
1aと操作部81bとを備えた離脱レバー81が回転自
在に取り付けられている。また、面202bには、その
一端部が押出し部81aに取付けられた付勢手段として
のスプリング82の他端部が固定されている。一方、現
像器21の面202bに接する面である現像器21の底
面には、離脱レバー81の押出し部81aにより押出し
力を受ける離脱ピン83が設けられている。なお、図9
においては説明の便宜上、面202bの略中央部に一つ
の離脱手段を設けた例を示したが、該機構は面202b
の両端部にそれぞれ一つずつ設けることが望ましい。
【0067】以下、係る装着不良防止手段の動作を説明
する。図13(a)に示すよう、離脱レバー81の操作
がなされない限り、操作レバー81はスプリング82に
より図中時計方向に回転する方向に、すなわち、離脱ピ
ン83から離間する方向に回転する方向に付勢される。
よって、現像器21は離脱ピン83を介して何ら力を受
けることはない。この状態から、図13(b)に示すよ
うに操作者が操作レバー81の操作部81bを図中矢印
方向に移動させると、操作レバー81はバネ82による
付勢に抗して回転し押出し部81aが離脱ピン83に当
接する位置に到達する。
【0068】そして、この状態からさらに操作部81b
を図中矢印方向に移動させると、図13(c)に示すよ
うに離脱ピン83を介して現像器21が押出し部81a
により現像器保持体20から離脱する方向へと押し出さ
れることになる。この状態では現像器21の両側板3
1、32が現像器支持体20から突出した状態となるの
で、その後は該側板を掴み現像器21を取り外せば良
い。なお、現像器21が取り外された状態においては、
スプリング82の押出し部81aに取付けられた側の端
部が支柱80に対してそれ以前と反対側に位置すること
になるので、離脱レバー81に該スプリングから付与さ
れる回転力も反対方向となる。これにより、現像器21
が押し出された状態においては押出し部81aの端部が
面202bから突出した状態となるので、操作者は押し
出されたことを確認することができる。また、現像器2
1が取り外された後にレバー81がバネ82の付勢より
回転することがなく、押出し部81aの端部が面202
bから突出した状態に保たれるので、新たに現像器20
を装着する際にレバー81を操作する必要はない。
【0069】ここで、現像器20を離脱させる際の操作
性の点からは、レバー81の操作部81bを面202b
から大きく突出させることが望ましい。しかしながら、
操作部81bを突出させると、突出部分が感光体ベルト
1に当接することになってしまうため突出量にも自ずと
限界がある。そこで、操作部81bを面202bから十
分に突出させつつ突出した部分を感光体ベルト1に当接
させないようにするために、レバー81の操作部81b
を取り外すことができる別部品として構成し現像器21
の離脱動作時にのみ該操作部を装着するようにしても良
い。
【0070】以上で説明したプリンタにおいては、操作
者が現像器21を一定の位置まで押し込むと、その後該
現像器を現像器保持体20に自動的に固定する自動装着
手段をストッパー部材203、板バネ204等により構
成したが(図11参照)、これに代えて自動装着手段を
磁石を用いて構成しても良い。以下、自動装着手段の変
形例としての磁石を用いて構成した自動装着手段を図1
4を用いて説明する。なお、以下の説明においては黒現
像器21Kに関する自動装着手段の構成と動作とついて
説明し、他の現像器に関する自動装着手段の構成と動作
とは黒現像器21Kに関するものと変わるところがない
のでその説明は省略する。
【0071】図14は、変形例に係る自動装着手段の概
略構成と動作とを示す説明図である。図14に示すよう
に、仕切り部材202における現像器21Kの着脱方向
と垂直な面であって、現像器21Kと対向する側の面2
02cには磁石210が埋設されている。そして、現像
器21Kの面202cに対向する面には、例えば鉄板等
からなる磁性体211が埋設されている。これにより、
図14(a)に示すように操作者が現像器21Kを一定
の位置(セット位置)まで押し込むと、現像器21Kは
磁力により面202c方向へと引き寄せられて該現像器
は現像器保持体20に自動的に装着されることになる。
この変形例によれば、先に示した実施例のように板バネ
204により現像器21Kに力が加わることがないの
で、現像器21Kの装着に力を要せず操作者はスムーズ
に装着作業を行うことができる。
【0072】以上のように、このプリンターでは、プロ
セスカートリッジ60、定着装置7、各トナーカートリ
ッジ41、及び現像器21の装置本体に対する着脱動作
が、上筐体部61やフレーム部材64を開状態すること
により、図5に示す右方向から行われる。すなわち、現
像器21等の着脱操作が転写紙11の補給や転写紙11
のジャム処理が行われるのと同じ方向から、現像器21
等の着脱が操作が行われるようになる。これにより、転
写紙11の補給等を行う方向と垂直な方向(図5におけ
る手前側、または奥側)から現像器21等の着脱操作を
行うプリンタのように、給紙作業を行うためのスペース
と着脱操作を行うためのスペースとの双方を確保する必
要がなくなり、給紙作業を行うためのスペースさえ確保
できる場所であれば自由に設置することができるように
なる。
【0073】なお、以上で説明したプリンターにおいて
は、各現像器21の現像器支持体20への装着が不完全
である場合に現像器21を完全に現像器支持体へ装着さ
せる装着不良防止手段の押圧部材として突起部70aを
用いたが、プロセスカートリッジ60とは別体として設
けられた押圧アーム75を押圧部材として用いても良
い。以下、装着不良防止手段の変形例としての押圧アー
ム75を備えた装着不良防止手段を図15を用いて説明
する。
【0074】図15は、変形例に係る装着不良防止手段
の概略構成と動作とを示す説明図である。現像器4を取
り囲むように設けられた現像器カバー75には、現像器
21の両側板31、32に対向するように、該両側板を
装着方向へと押圧するテーパ面76aを備えた押圧部材
76が設けられている。そして、この押圧アーム75
は、現像器21を現像器支持体20から取り外す際に邪
魔にならない位置、すなわち、現像器21の脱着方向以
外の位置であって、かつ、押圧部材76が両側板31、
32に近接する位置に、下筐体部62(図1参照)に固
定することにより設けられている。係る位置に押圧アー
ム75を設ければ、現像器21の着脱動作の妨げとなる
ことがなく、かつ、装着不良防止手段としての動作を良
好にはたすことができる。
【0075】以下、この変形例に係る装着不良防止手段
の動作を説明する。図15(a)に示すように現像器2
0の現像器支持体20への装着が不完全な状態で現像動
作が開始され現像器支持体20が矢印方向に回転を開始
すると、該回転に伴って図15(b)に示すように両側
板31、32がテーパ面76aに当接する位置に到る。
そして、この状態から現像器支持体20が回転を続ける
と、図15(c)に示すようにテーパ面76aが両側板
31、32を装着方向へと押圧する。そしてこの押圧に
より現像器21が自動装着手段による自動装着が開始す
る位置へと到達し、現像器21が、図15(d)に示す
ように完全に装着される。このようにこの変形例によれ
ば、画像形成動作に伴って現像器の装着不良が解消され
る。
【0076】また、以上で説明したプリンターにおいて
は、現像器支持体20へ装着された各現像器21を現像
器支持体20から離脱させるために離脱レバー80、ス
プリング82等をそなえた離脱手段を用いたが、これに
代えて離脱用治具を用いて現像器20を離脱させても良
い。以下、離脱用治具を用いて現像器20を離脱させる
変形例について図16を用いて説明する。
【0077】図16(a)に示すように、現像器支持体
20に装着された状態にある現像器21と現像器支持体
20との間に、操作者がその先端部が楔形状を有する離
脱用治具220を挿入することにより現像器21を図1
6(b)に示すように離脱させることができる。なお、
装置内の空きスペースに離脱用治具220収納する収納
箇所(付図示)を設け、使用時以外は該治具を収納箇所
に収納しておくことが望ましい。なお、離脱用治具22
0は装置本体からその全部を取り外すことができる離脱
手段として機能する。
【0078】また、以上で説明したプリンターにおいて
は、操作者により一定の位置まで押し込まれた現像器2
1を現像器保持体20に自動的に装着する自動装着手段
をストッパー部材203、板バネ204等により構成し
(図11参照)、現像器支持体20へ装着された各現像
器21を現像器支持体20から離脱させる離脱手段を離
脱レバー80、スプリング82等を用いて構成した(図
13参照)。すなわち、自動装着手段と離脱手段とを別
体として構成する。しかしながら、両機構を必ずしも別
体として構成する必要はなく一体として構成しても良
い。すなわち、離脱手段を自動装着手段として兼用する
ような構成を採用しても良い。以下、自動装着手段と離
脱手段とを一体として構成した変形例について図17を
参照しつつ説明する。
【0079】図17は、係る変形例の構成と動作とを示
す説明図である。この変形例の自動装着手段と離脱手段
とは、先に図13を用いて説明した実施例に係るプリン
ターの離脱手段とほぼ同様の構成からなる。すなわち、
この変形例は、現像器支持体20の仕切板202の面2
02bに支柱80により取り付けられた離脱レバー、該
離脱レバーを図中時計方向に付勢するスプリング82、
現像器21の底面に設けられたピン83等を有する。ま
た、これらの部材を面202bの両端部にそれぞれ一つ
ずつ設けることが望ましいことも共通である。
【0080】しかしながら、実施例に係るプリンタが備
えた離脱レバー81と、本変形例の離脱レバー90とで
は形状と機能とが異なる。すなわち、この変形例の離脱
レバー90は、離脱手段を形成する現像器21を現像器
支持体20から離脱させる機能を有する離脱手段の一部
をなす押出し部90aと、操作部90bとのみならず、
押出し部90aから操作部90b方向に枝別れした、現
像器21を現像器20の方向へと押し出す機能を有する
自動装着装置の一部をなす第2押出し部90cを備えて
いる。つまり、現像器21の離脱動作のために該現像器
を現像器支持体20から離れる方向に押し出す押出し部
90aと、現像器21の装着動作のために該現像器を現
像器支持体20へ向かう方向に押し出す押出し部90a
とが一体として形成される。
【0081】以下、この変形例の動作について、現像器
21を現像器支持体20から離脱させる離脱手段として
の動作と、現像器保持体20に自動的に固定する自動装
着手段としての動作とに分けて説明する。まず、離脱手
段としの動作は、先に示した実施例に係る離脱手段の動
作と変わるところはない。すなわち、操作者が操作部9
0bを操作することにより、図17(a)に示す状態か
ら離脱レバー90はバネ82による付勢に抗して回転し
て押出し部90aが離脱ピン83に当接する位置まで到
達する(図17(b)参照)。そして、さらに離脱レバ
ー90を操作すると、図17(c)に示すように離脱ピ
ン83を介して現像器21が押出し部90aにより現像
器保持体20から離脱する方向へと押し出されることに
なる。
【0082】次に自動装着手段としての動作について説
明をする。図13(c)に示す状態から現像器20が操
作者により現像器支持体21への装着方向方向(図17
においては上方向)に押し込まれると、離脱レバー90
は回転し、図13(b)に示す状態、すなわち、スプリ
ング82の押出し部90aに取付けられた側の端部が支
柱80に対してそれ以前と反対側に到る状態となる。そ
して、この状態となると、離脱レバー90にスプリング
82から付与される回転力がそれまでとは反対方向とな
り、第2押出し部90cが離脱ピン83を介して現像器
21を装着方向に押圧するようになる。すなわち、この
変形例においては、図17(b)示す位置(セット位
置)まで操作者が現像器を押し込めば、その後はスプリ
ング82により現像器21は自動的に現像器支持体20
に装着される方向に引き寄せられるようになる。
【0083】なお、この変形例によれば、図17(a)
に示すように、離脱ピン83と第2押出し部90cを介
して現像器21が面202c方向(図17においては上
方向)に付勢されるので、該現像器が現像器保持体21
から外れることが防止される。
【0084】また、以上で説明した実施例では、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の4色を用いたフルカラーの
プリンタについて説明したが、黒と、赤や青、その他の
色を用いた、いわゆるマルチカラー画像形成装置にも応
用できる。 (以下、余白)
【0085】
【発明の効果】請求項1乃至請求項9の発明によれば、
自動装着手段により現像器が装置本体に自動的に装着さ
れるので、簡単な操作で現像器を装着することができ、
操作ミスにより該装着が不十分となること防止される。
また、一旦装着された現像器は固定手段により完全装着
位置に固定されるので、画像形成中等に位置ズレを起こ
し画質を低下させることや、装置本体から離脱すること
が防止される。
【0086】特に請求項2または請求項3の発明によれ
ば、自動装着手段による現像器の装着が良好になされな
かったとしても、現像動作に先立ち装着不良防止手段が
現像器をセット位置に移動させるので、その後、現像器
は自動装着手段により完全装着位置に装着される。よっ
て、現像器の位置ズレや離脱がより良好に防止されるこ
とになる。
【0087】また、特に請求項4の発明によれば、自動
装着手段による現像器の装着が良好になされなかったと
しても現像動作に伴い装着不良防止手段が現像器をセッ
ト位置に移動させるので、その後に現像器は自動装着手
段により完全装着位置に装着されることになる。よっ
て、現像器の位置ズレや離脱がより良好に防止される。
【0088】また、特に請求項5の発明によれば、固定
手段により装置本体に固定された現像器を容易に離脱さ
せることができるので、現像器を離脱させる際の操作性
が良好になる。
【0089】また、特に請求項6の発明によれば、感光
体等の装置内に設けられた駆動部材の駆動が離脱手段に
より妨げられることがなくなるので、離脱手段を操作者
が容易に操作をするに十分な大きさを有するものとする
ことができる。よって、現像器の離脱操作の操作性をよ
り良好なものとすることができる。
【0090】また、特に請求項7の発明によれば、自動
装着手段と離脱手段を別体として形成する場合と比較し
て部品点数を少なくすることができるので、生産コスト
を低くすることができる。
【0091】また、特に請求項8の発明によれば、安価
な部品であるバネ等の弾性部材により自動装着手段が形
成されるので、生産コストを低くすることができる。
【0092】また、特に請求項9の発明によれば、磁力
により現像器が完全装着位置へと移動するので、その移
動動作がスムーズなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るカラープリンタの概略構成を示す
正面図。
【図2】同プリンタにおける回転型現像装置の概略構成
図。
【図3】(a)は同現像装置における現像器の概略断面
図。(b)は同現像装置の縦断面図。
【図4】同現像装置の概略斜視図。
【図5】図1に示すカラープリンタの上筐体部の動作に
関する説明図。
【図6】同プリンタのフレーム部材の動作に関する説明
図。
【図7】図2に示す現像装置における現像器の着脱に関
する説明図。
【図8】同現像装置におけるトナーカートリッジの着脱
に関する説明図。
【図9】(a)は同現像装置の現像器支持体の斜視図。
(b)は同現像装置に装着する現像器の右側面図。
(c)は同現像器の左側面図。
【図10】(a)乃至(c)は同現像器の装着の様子を
時間の経過順に示した説明図。
【図11】(a)乃至(c)は同現像器の固定機構の説
明図。
【図12】(a)乃至(c)は同現像器の誤装着防止機
構の説明図。
【図13】(a)乃至(c)は同現像器の離脱機構の説
明図。
【図14】(a)と(b)とは同現像器における固定機
構の変形例の説明図。
【図15】(a)乃至(d)は図12に示す誤装着防止
機構の変形例の説明図。
【図16】(a)と(b)とは離脱用治具を用いて現像
器を離脱させる変形例の説明図。
【図17】(a)乃至(c)は図1に示すプリンタの固
定機構と離脱機構とを一体として構成した変形例の要部
を示す説明図。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2 帯電ローラ 3 レーザ光学装置 4 回転型現像装置 5 中間転写ベルト 6 転写ローラ 7 定着装置 8 給紙台 9 分離ローラ 10 レジストローラ対 11 転写紙 12 搬送ローラ対 13 搬送路 15 バイアスローラ 16 感光体クリーニング装置 17 中間転写ベルトクリーニング装置 18 排紙トレー部 19 搬送ユニット 20 現像器支持体 21 現像器 22 現像ローラ 23 ケーシング 23a 開口部 24 供給ローラ 25 ブレード 26 第1トナー搬送スクリュウ 27 トナー搬送スペース 28 除電ブラシ 29 トナー循環部 30 第2トナー搬送スクリュウ 31、32 現像器側板 31a、32a 凸状部 31b、32b 溝 31c、32c ボス部 40 トナー収容器 41 トナーカートリッジ 51 上カバー 52 感光体ユニット 60 プロセスカートリッジ 61 上筐体部 62 下筐体部 63 支持軸 64 フレーム部材 65 支持軸 70 外壁部材 70a 突起部 75 現像器カバー 76 押圧部材 80 支柱 81 離脱レバー 82 スプリング 83 離脱ピン 90 離脱レバー 201 軸体 202 仕切部材 202a ガイド部 202d 突起 203 ストッパ部材 204 板バネ 210 マグネット 211 磁性体 220 離脱用治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 則幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 青木 勝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 藤城 宇貢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 赤藤 昌彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、前記潜像担持体の表面に潜
    像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を現像する、装
    置本体に着脱自在に装着される現像器と、前記現像器が
    装置本体における所定のセット位置にセットされると、
    該現像器を現像動作に適した完全装着位置に移動させ該
    位置に自動的に装着する自動装着手段と、前記完全装着
    位置に装着された現像器を該位置に固定する固定手段
    と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置であって、前記自
    動装着手段による前記現像器の装着が不良である場合に
    画像形成動作に先立ち該現像器を前記セット位置に移動
    させる装着不良防止手段を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置であって、前記現
    像器が装着される下筐体部と、前記下筐体部に開閉自在
    に取り付けられた、画像形成動作に先立ち閉状態とされ
    るフレーム部材と、を備え、前記装着不良防止手段が前
    記フレーム部材が閉状態とされることに伴い前記現像器
    を前記セット位置へと移動させるものであることを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成装置であって、前記自
    動装着手段による前記現像器の装着が不良である場合
    に、画像形成動作に伴い該現像器を前記セット位置に移
    動させる装着不良防止手段を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の画像形成装置であって、前記固
    定手段により完全装着位置に固定された前記現像器を、
    装置本体から離脱させる離脱手段を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成装置であって、前記離
    脱手段の一部又は全部が装置本体から取り外すことがで
    きるものであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5の画像形成装置であって、前記自
    動装着手段を前記離脱手段として兼用することを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1の画像形成装置であって、前記自
    動装着手段が、前記現像器を完全装着位置へと移動させ
    る弾性部材を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1の画像形成装置であって、前記自
    動装着手段が、前記現像器を完全装着位置へと移動させ
    る磁石を備えたことを特徴する画像形成装置。
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