JP4853949B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4853949B2
JP4853949B2 JP2006068652A JP2006068652A JP4853949B2 JP 4853949 B2 JP4853949 B2 JP 4853949B2 JP 2006068652 A JP2006068652 A JP 2006068652A JP 2006068652 A JP2006068652 A JP 2006068652A JP 4853949 B2 JP4853949 B2 JP 4853949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner container
toner
image forming
forming apparatus
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006068652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007248556A (ja
Inventor
行則 佐久間
善隆 藤沼
秀男 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006068652A priority Critical patent/JP4853949B2/ja
Publication of JP2007248556A publication Critical patent/JP2007248556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4853949B2 publication Critical patent/JP4853949B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、特に、トナー容器が着脱自在に設置される画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、現像部にトナーを供給するためのトナー容器を現像部から離れた位置に配設する技術が開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
トナー容器(トナーカートリッジ)は、トナー容器を保持するとともにトナー容器を駆動するトナー補給装置に設置される。トナー補給装置は、現像部から離れた位置に配設されている。
具体的に、特許文献1等では、トナー容器(又はトナー補給装置)が画像形成装置本体における書込み部(光学部)の上方に配設されている。そして、トナー補給装置によってトナー容器から排出されたトナーは、ポンプ又は搬送スクリュを有するトナー搬送手段によって、書込み部の下方に配設された現像部に向けて搬送される。
このように構成された画像形成装置は、トナー容器と現像部とを離れた位置に配設できるために、装置全体のレイアウトの自由度が高まることになる。
特開2003−241584号公報 特開2004−287404号公報
上述した特許文献1等の画像形成装置は、画像形成装置本体のメンテナンスをおこなうときの作業性が悪かった。
具体的に、画像形成装置本体の書込み部のメンテナンスをおこなうときには、まず、トナー補給装置と画像形成本体とを結ぶ給電ケーブルのコネクタや、トナー補給装置とトナー搬送手段とを結ぶトナー搬送経路(チューブや搬送スクリュである。)等、を切り離す作業がおこなわれる。その後、トナー補給装置全体を画像形成装置から分離させる(スライドレールが設置されている場合には、トナー補給装置全体をスライド移動させる。)。こうして画像形成装置本体の上方が開放されて、上方から装置本体内の書込み部のメンテナンスをおこなう。そして、メンテナンスが終了した後に、画像形成装置本体に対するトナー補給装置の装着をおこない、さらに給電ケーブルのコネクタやトナー搬送経路等の接続をおこなう。
このように、従来の画像形成装置では、画像形成装置本体のメンテナンスをおこなうときに、給電ケーブルコネクタやトナー搬送経路の接離作業をおこなう必要があった。しかし、メンテナンス作業者が、過誤により、その接離作業をおこなわない場合も少なくなかった。
給電ケーブルコネクタやトナー搬送経路の分離作業をおこなわないで、画像形成装置本体からトナー補給装置を分離した場合には、給電ケーブルやトナー搬送経路が破損してしまったり、トナー搬送経路から飛散したトナーによって装置本体が汚れてしまったりすることになる。また、給電ケーブルコネクタやトナー搬送経路の接続作業をおこなわないで、画像形成装置本体にトナー補給装置を装着した場合には、トナー補給装置が稼動しないで出力画像上の画像濃度が低下してしまうことになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易な構成であって、画像形成装置本体のメンテナンスをおこなうときの作業効率が高い、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、像担持体上にトナー像を形成する作像部を具備する画像形成装置本体と、トナー容器を保持するトナー容器収容部と、前記トナー容器を駆動するトナー容器駆動部と、前記トナー容器駆動部と前記画像形成装置本体との間に接続されて、前記トナー容器から排出されたトナーを前記画像形成装置本体に向けて搬送するためのトナー搬送経路と、を備え、前記トナー容器収容部は、第1ベース部材を介して前記画像形成装置本体の上方に設置され、前記第1ベース部材とともに前記画像形成装置本体に対して分離可能に構成されるとともに前記トナー容器駆動部に対して分離可能に構成され、前記トナー容器駆動部は、第2ベース部材を介して前記画像形成装置本体の上方に設置され、前記第2ベース部材は、前記第1ベース部材に対して分離可能に構成され、前記作像部は、前記像担持体と、前記像担持体上に潜像を形成する書込み部と、前記トナー容器駆動部による駆動によって前記トナー容器から排出されるトナーが供給されるとともに前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、を具備し、前記書込み部は、前記トナー容器収容部が分離された前記画像形成装置本体の上方に露呈するように配設されたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記トナー容器収容部を複数備え、前記トナー容器駆動部は、前記複数のトナー容器収容部に保持されたトナー容器をそれぞれ駆動し、前記複数のトナー容器収容部は、前記トナー容器駆動部に対して一体的に分離可能に構成されるとともに前記画像形成装置本体に対して一体的に分離可能に構成されたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記トナー容器収容部を複数備え、前記トナー容器駆動部は、前記複数のトナー容器収容部に保持されたトナー容器をそれぞれ駆動し、前記複数のトナー容器収容部は、前記トナー容器駆動部に対してそれぞれ独立して分離可能に構成されるとともに前記画像形成装置本体に対してそれぞれ独立して分離可能に構成されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の発明において、前記トナー容器は、内周面に螺旋状の突起を有する容器本体を備え、前記容器本体は、前記トナー容器駆動部による駆動によって回転して開口部からトナーを排出するものである。
本発明は、トナー容器収容部をトナー容器駆動部に対して分離可能に構成するとともに画像形成装置本体に対して分離可能に構成しているために、比較的簡易な構成であって、画像形成装置本体のメンテナンスをおこなうときの作業効率が高い、画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラープリンタの画像形成装置本体(装置本体)、3Y、3M、3C、3BKは入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部としてのプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された感光体ドラム(像担持体)、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像部(現像装置)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部、を示す。
また、27は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像部23Y、23M、23C、23BKの内部に各色のトナーを供給するためのトナー容器、61は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、66は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BK(作像部)は、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、現像部23、クリーニング部25が一体化されたものであって、画像形成装置本体1に設置されている。各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
また、トナー容器3Y、3M、3C、3BKを保持するトナー容器収容部10は、画像形成装置本体1の上方に配設されている。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、ホストコンピュータからイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報が、書込み部3Y、3M、3C、3BK(光学部)にそれぞれ送信される。そして、書込み部3Y、3M、3C、3BKからは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転駆動される。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部3Y、3M、3C、3BKにおいて、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラーに入射して反射した後に、レンズを透過する。レンズを透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに感光体ドラム21上に入射することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像部23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像部23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置された作像部と、トナー容器から現像部に至るトナー搬送経路と、について詳述する。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像部及びトナー容器における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
また、図2は、理解を容易にするために、トナー容器32、トナー搬送経路、プロセスカートリッジ20(現像部23)の配置方向を変えて図示している。実際には、図2において、トナー容器32とトナー搬送経路の一部との長手方向が紙面垂直方向になるように配設されている(図1を参照できる。)。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、感光体ドラム21と、帯電部22と、現像部23と、クリーニング部25と、が一体的に収納されている。
クリーニング部25には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25aが設置されている。クリーニングブレード25aは、ポリウレタンゴム等のゴム材料からなり、その先端部が感光体ドラム1に対して最適な角度及び圧力で当接している。なお、クリーニング部25のケーシング内には、クリーニング部25内に収容(回収)された未転写トナーを廃トナー容器(不図示である。)に向けて搬送する搬送スクリュ26aが設置されている。
現像部23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dと、で構成される。
また、現像部23には、仕切部材23eで隔絶された第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとが設けられている。第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとは長手方向両端部(仕切部材23eが介在しない範囲である。)で連通して、現像剤の循環経路を形成している。第1現像剤収容部23gには、現像ローラ23a、第1搬送スクリュ23b、ドクターブレード23d、が配設されている。第2現像剤収容部23hには、第2搬送スクリュ23c、磁気センサ40、が配設されている。
現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、非磁性材料からなりマグネットの周囲を回転するスリーブと、で構成される。マグネットによって現像ローラ23a(スリーブ)上に複数の磁極(主極、搬送極、汲み上げ極、剤切り極等である。)が形成される。
現像ローラ23a(スリーブ)は、装置本体1に設置された駆動源に連結されていて、駆動源によって回転駆動される。また、図示は省略するが、現像ローラ23aと、第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cとは、ギア列によって駆動連結されている。これにより、現像ローラ23aが駆動源によって回転駆動されるのにともない、それに従動して第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cも回転駆動される。
現像部23内には、トナーTとキャリアCとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
以下、先に述べた作像プロセスをさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像部23内の現像剤Gは、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー容器32からトナー搬送経路71、50、トナー補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、キャリアCとともに現像ローラ23a上に担持される。現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、その後にドクターブレード23dの位置に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤Gは、ドクターブレード23dの位置で適量に調整された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤G中のトナーTが、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーTが潜像に付着する。
その後、現像工程にて感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが中間転写ベルト27上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存した未転写のトナーTが、クリーニングブレード25aによって機械的に掻き取られてクリーニング部25内に回収される。
他方、現像領域を通過した現像ローラ23a上の現像剤(トナー濃度が低下した状態になっている。)は、第1現像剤収容部23gの位置で現像ローラ23aから離脱される。現像ローラ23aから離脱された現像剤Gは、第1搬送スクリュ23bによって第2現像剤収容部23hに向けて搬送され、補給トナーと混合・撹拌される循環サイクルが繰り返される。
なお、トナー容器32内のトナーTは、現像部23内のトナーTの消費にともない、トナー補給口23fから現像部23内に適宜に補給されるものである。すなわち、現像部23内を循環する現像剤のトナー濃度(TC)が所定範囲内になるように、トナー補給口23fから現像部23内に適宜に新品トナー(補給トナー)が補給される。現像部23内のトナーTの消費は、現像部23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40や、感光体ドラム21に対向するフォトセンサ45、によって検知される。
装置本体1のトナー容器収容部10に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像部内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー搬送経路を経て適宜に各現像部内に補給される。4つのトナー搬送経路は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
詳しくは、トナー容器32内には、トナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。トナー容器32は、内周面に螺旋状の突起が形成された容器本体33と、容器本体33の開口部に連通するとともに口栓部材34a(開閉部材)が設置されたトナー排出口を有するキャップ34と、で構成される。容器本体33の外周面には、トナー容器駆動部15に設置された駆動ギアに噛合するギアが一体的に形成されている。
トナー容器32がトナー容器収容部10にセットされると、トナー容器32のキャップ34にトナー容器駆動部15に設置されたノズル70が接続されるとともに、容器本体33のギアにトナー容器駆動部15に設置された駆動ギアが噛合される。このとき、トナー容器32の口栓部材34a(開閉部材)は、キャップ34のトナー排出口を開放する。そして、トナー容器駆動部15によってトナー容器32(容器本体33)が回転駆動されると、トナー容器32の容器本体33内に収容されたトナーが開口部から排出されて、キャップ34のトナー排出口を介して、ノズル70内に搬送される。
一方、ノズル70の他端は、チューブ71(搬送管)の一端に接続されている。チューブ71は、耐トナー性に優れたフレキシブルな材料からなり、その他端がスクリューポンプ50(モーノポンプ)に接続されている。
チューブ71は、その内径が4〜10mmになるように形成されている。チューブ71の材料としては、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。このようなフレキシブルなチューブ71を用いることで、トナー搬送経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。
スクリューポンプ50は、吸引型一軸偏心スクリューポンプであって、ロータ51、ステータ52、吸引口53、ユニバーサルジョイント54、モータ56、等で構成される。ロータ51、ステータ52、ユニバーサルジョイント54等は、不図示のケース内に収納されている。ステータ52は、ゴム等の弾性材料からなる雌ねじ状部材であって、その内部にはダブルピッチの螺旋溝が形成されている。ロータ51は、金属等の剛性材料からなる軸が螺旋状にねじれて形成された雄ねじ状部材であって、ステータ52内に回動自在に嵌挿されている。ロータ51の一端は、ユニバーサルジョイント54を介して、モータ56に回転自在に連結されている。
なお、本実施の形態では、チューブ71にスクリューポンプを接続したが、チューブ71にダイヤフラム式エアーポンプを接続することもできる。
このように構成されたスクリューポンプ50は、モータ56によってステータ52内のロータ51を所定方向に回転駆動させることで、吸引口53に吸引力を発生させる。これによって、トナー容器32内のトナーが空気とともにチューブ71を介して吸引口53に吸引される。吸引口53まで吸引されたトナーは、ステータ52とロータ51との隙間に送入されて、ロータ51の回転に沿って他端側に送出される。送出されたトナーは、スクリューポンプ50の送出口57から排出されて、現像部23内に補給される(図2中の破線矢印方向の移動である。)。
以下、図3及び図4を用いて、本実施の形態において特徴的な画像形成装置の構成・動作について詳述する。
図3は、画像形成装置を示す概略側面図である。図4は、画像形成装置本体からトナー容器収容部が分離された状態を示す概略図である。
図3に示すように、画像形成装置本体1の上方には、トナー容器32を保持するトナー容器収容部10と、トナー容器32(容器本体33)を駆動するトナー容器駆動部15と、が設置されている。
詳しくは、トナー容器収容部10は、第1ベース部材11を介して、画像形成装置本体1の上方に設置されている。トナー容器収容部10は、書込み部3の上方に配設されている。これに対して、トナー容器駆動部15は、第2ベース部材16を介して、画像形成装置本体1の上方であって装置本体1の奥側(図3の左側である。)に設置されている。トナー容器32は、装置本体1(トナー容器収容部10)の手前側から挿脱されて、トナー容器駆動部15に着脱されることになる。なお、トナー容器駆動部15と画像形成装置本体1との間は、給電ケーブル(不図示である。)やチューブ71(トナー搬送経路)が接続されている。
図4を参照して、トナー容器収容部10は、トナー容器駆動部15に対して分離可能に構成されるとともに、画像形成装置本体1に対して分離可能に構成されている。詳しくは、トナー容器収容部10は、第1ベース部材11とともに画像形成装置本体1に対して分離可能に構成されている。第1ベース部材11は、装置本体1に対してトナー容器収容部10を分離するときには第2ベース部材16から分離され、装置本体1に対してトナー容器収容部10を装着するときには第2ベース部材16に係合する。
このような構成により、給電ケーブルやチューブ71(トナー搬送経路)の接離をおこなうことなく、トナー容器収容部10(第1ベース部材11)を画像形成装置本体1から分離するだけで、書込み部3が装置本体の上方に露呈することになる。したがって、画像形成装置本体1の書込み部3のメンテナンスをおこなうときの作業効率が向上する。具体的には、メンテナンス作業者の過誤によるメンテナンス不良が抑止され、部品の破損や出力画像の画像濃度低下等の不具合の発生を確実に防止することができる。さらに、本実施の形態によれば、給電ケーブルやチューブ71の接離機構等が不要であるために、画像形成装置全体の構成が簡素化される。
なお、本実施の形態における画像形成装置では、トナー容器収容部10に複数のトナー容器32Y、32M、32C、32BKが設置されている。
ここで、複数のトナー容器をそれぞれ収容する複数のトナー容器収容部10(第1カバー部材11)を一体的に構成して、トナー容器収容部10(第1カバー部材11)をトナー容器駆動部15(第2カバー部材16)に対して一体的に分離可能に構成するとともに画像形成装置本体1に対して一体的に分離可能に構成することができる。
また、複数のトナー容器をそれぞれ収容する複数のトナー容器収容部10(第1カバー部材11)をそれぞれ独立して構成して、複数のトナー容器収容部10(第1カバー部材11)をトナー容器駆動部15(第2カバー部材16)に対してそれぞれ独立して分離可能に構成するとともに画像形成装置本体1に対してそれぞれ独立して分離可能に構成することもできる。この場合、メンテナンスをおこなう書込み部(4つの書込み部3Y、3M、3C、3BKのいずれかである。)に対応するトナー容器収容部のみが装置本体1から分離されることになる。
上述したいずれの構成であっても、画像形成装置本体1のメンテナンスをおこなう際の作業効率が向上することになる。
以上説明したように、本実施の形態では、トナー容器収容部10をトナー容器駆動部15に対して分離可能に構成するとともに画像形成装置本体1に対して分離可能に構成しているために、比較的簡易な構成であって、画像形成装置本体のメンテナンスをおこなうときの作業効率が高い、画像形成装置を提供することができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置におけるトナー搬送経路及び作像部を示す概略図である。 図1の画像形成装置を示す概略側面図である。 画像形成装置本体からトナー容器収容部が分離された状態を示す概略図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
3、3Y、3M、3C、3BK 書込み部(光学部)、
10 トナー容器収容部、 11 第1ベース部材、
15 トナー容器駆動部、 16 第2ベース部材、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ(作像部)、
21 感光体ドラム(像担持体)、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像部(現像装置)、
27 中間転写ベルト、
32、32Y、32M、32C、32BK トナー容器、
33 容器本体、 34 キャップ、 60 ポンプ、 71 チューブ。

Claims (4)

  1. 像担持体上にトナー像を形成する作像部を具備する画像形成装置本体と、
    トナー容器を保持するトナー容器収容部と、
    前記トナー容器を駆動するトナー容器駆動部と、
    前記トナー容器駆動部と前記画像形成装置本体との間に接続されて、前記トナー容器から排出されたトナーを前記画像形成装置本体に向けて搬送するためのトナー搬送経路と、
    を備え、
    前記トナー容器収容部は、第1ベース部材を介して前記画像形成装置本体の上方に設置され、前記第1ベース部材とともに前記画像形成装置本体に対して分離可能に構成されるとともに前記トナー容器駆動部に対して分離可能に構成され、
    前記トナー容器駆動部は、第2ベース部材を介して前記画像形成装置本体の上方に設置され、
    前記第2ベース部材は、前記第1ベース部材に対して分離可能に構成され、
    前記作像部は、前記像担持体と、前記像担持体上に潜像を形成する書込み部と、前記トナー容器駆動部による駆動によって前記トナー容器から排出されるトナーが供給されるとともに前記像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、を具備し、
    前記書込み部は、前記トナー容器収容部が分離された前記画像形成装置本体の上方に露呈するように配設されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー容器収容部を複数備え、
    前記トナー容器駆動部は、前記複数のトナー容器収容部に保持されたトナー容器をそれぞれ駆動し、
    前記複数のトナー容器収容部は、前記トナー容器駆動部に対して一体的に分離可能に構成されるとともに前記画像形成装置本体に対して一体的に分離可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー容器収容部を複数備え、
    前記トナー容器駆動部は、前記複数のトナー容器収容部に保持されたトナー容器をそれぞれ駆動し、
    前記複数のトナー容器収容部は、前記トナー容器駆動部に対してそれぞれ独立して分離可能に構成されるとともに前記画像形成装置本体に対してそれぞれ独立して分離可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー容器は、内周面に螺旋状の突起を有する容器本体を備え、
    前記容器本体は、前記トナー容器駆動部による駆動によって回転して開口部からトナーを排出することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2006068652A 2006-03-14 2006-03-14 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4853949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068652A JP4853949B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068652A JP4853949B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007248556A JP2007248556A (ja) 2007-09-27
JP4853949B2 true JP4853949B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=38592967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068652A Expired - Fee Related JP4853949B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4853949B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5067113B2 (ja) * 2007-10-24 2012-11-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3492856B2 (ja) * 1996-07-08 2004-02-03 株式会社リコー 画像形成装置
JP4225678B2 (ja) * 2000-10-25 2009-02-18 株式会社リコー 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007248556A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4341957B2 (ja) 画像形成装置
US9176457B2 (en) Image forming apparatus and waste toner conveying device incorporated in same
JP5692642B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP6888447B2 (ja) 搬送装置、及び、画像形成装置
JP2009069417A (ja) 画像形成装置
US11726418B2 (en) Developer container, developing device, process cartridge, and image forming apparatus
US9104128B2 (en) Image forming apparatus
JP4761451B2 (ja) 画像形成装置
JP4396922B2 (ja) 画像形成装置、及び、トナーボトル
JP4853949B2 (ja) 画像形成装置
US20220397842A1 (en) Toner conveying device, cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus
JP2018146751A (ja) 現像剤供給装置及び画像形成装置
JP4433471B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2013145317A (ja) 現像ユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置および現像剤補給方法
JP2020134643A (ja) 現像剤搬送部材、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5113683B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007322800A (ja) 画像形成装置、サブユニット、現像剤搬送装置、現像装置、及び粉体搬送装置
JP4560639B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2007047295A (ja) 現像剤及び現像装置及びこれらを用いた画像形成装置
JP5224120B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2016177157A (ja) 現像剤収容部材、画像形成ユニットおよび画像形成装置
JP2022141548A (ja) 画像形成装置
JP5370713B2 (ja) 画像形成装置
JP5130035B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007206391A (ja) トナー搬送装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4853949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees