JP6462324B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、画像形成装置本体に設置されたカートリッジ収納部と、カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電装置が静電潜像担持体(例えば、感光体)の表面を帯電し、露光装置がその帯電域を画像情報に応じて露光して静電潜像を形成し、現像装置がこの静電潜像をトナーで現像する。
この現像装置には、トナーカートリッジからのトナーが供給されるが、トナーの無駄を減らすにはトナーカートリッジ内のトナーを使い切らせることが望ましい。そのため、例えば、特許文献1〜3には、トナーカートリッジ(トナー容器)内のトナー無しが検出された場合、操作画面で、トナーカートリッジを収容した画像形成装置本体のカバーのロックを解除できる技術が開示されている。
特開2011−8142号公報 特開2010−256557号公報 特開2011−59296号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3の技術では、画像形成装置本体のカバーをロックする構造であるので、仮に操作画面で画像形成装置本体のカバーのロックが解除できた場合や、画像形成装置本体のカバーを開けられる場合には、画像形成装置本体からトナーカートリッジを取り外せるという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、カバーへのロック機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像形成装置本体に設置されたカートリッジ収納部と、該カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置であって、前記カートリッジ収納部が、前記トナーカートリッジの端部に設けられた把手への把持を防止する規制部材を有し、該規制部材が前記カートリッジ収納部への前記トナーカートリッジの挿入動作に応じて前記把手への把持を防止するトナーカートリッジ把持防止装置を備えることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記トナーカートリッジ把持防止装置の前記規制部材が、前記把手の正面を覆うカバー部材であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、該画像形成装置は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するトナー検出装置をさらに備え、前記トナーカートリッジ把持防止装置は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出された場合、前記規制部材による前記把手への把持防止を解除することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1から第3のいずれか1の技術手段において、前記トナーカートリッジは、トナー搬送部材または撹拌部材をさらに備え、前記トナーカートリッジ把持防止装置は、前記トナー搬送部材または前記撹拌部材による動作の異常が検出された場合、前記規制部材による前記把手への把持防止を解除することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から第4のいずれか1の技術手段において、該画像形成装置に対する操作を受け付ける操作部をさらに備え、前記トナーカートリッジ把持防止装置は、前記操作部で前記トナーカートリッジの取り外しが設定された場合、前記規制部材による前記把手への把持防止を解除することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から第5のいずれか1の技術手段において、前記トナーカートリッジを前記カートリッジ収納部に挿入するだけで、前記規制部材が前記把手への把持を防止するとともに、前記カートリッジ収納部への前記トナーカートリッジの装着が完了するように構成されることを特徴としたものである。
本発明によれば、トナーカートリッジを取り付ける場合、カートリッジ収納部が、トナーカートリッジの端部へアクセスできないように、端部の把手への把持を防止しているので、ユーザはこの把手を掴めない。よって、カバーへのロック機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止することができる。
本発明の画像形成装置の概略図である。 本発明のトナーカートリッジと駆動ユニットとの装着状態を示す斜視図である。 トナーカートリッジの断面図である。 本発明の第1実施形態によるカートリッジ収納部の斜視図である。 図4の把持防止装置を説明する図である。 把持防止装置の動作を説明する図である。 把持防止装置の動作を説明する図である。 第2実施形態の把持防止装置を説明する図である。 第3実施形態の把持防止装置を説明する図である。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明の画像形成装置の概略図である。
画像形成装置1は、ネットワークを介して外部装置から送信された画像データに所定の画像処理を施し、カラー画像またはモノクロ画像を用紙に印刷できる。なお、図1ではプリンタの例を挙げて説明するが、本発明の画像形成装置は、スキャナ等によって読み取られた画像データに所定の画像処理を施し、カラー画像またはモノクロ画像を用紙に印刷できるコピー機、ファクシミリ装置、あるいはこれらの機能を備えた複合機等であってもよい。
画像形成装置1は、例えば箱型の画像形成装置本体2の内部に、供給部10、画像形成部20、搬送部30、定着部40を備えている。供給部10は用紙を所定のタイミングで画像形成部20に供給し、画像形成部20は用紙上にトナー画像を形成する。
詳しくは、供給部10は給紙トレイ11や手差しトレイ12を有し、給紙トレイ11や手差しトレイ126の用紙は、ピックアップローラ13および搬送ローラ14を経て画像形成部20に送られる。
画像形成部20は例えばタンデム方式であり、イエロー画像用、マゼンタ画像用、シアン画像用、およびブラック画像用の4つのステーション20Y,20M,20C,20Bを有している。
イエロー画像用のステーション20Yがベルトクリーニング装置34の近傍に、ブラック画像用のステーション20Bが定着部40の近傍にそれぞれ配置されており、搬送部30による用紙の搬送方向で見て、イエロー画像用のステーション20Y、マゼンタ画像用のステーション20M、シアン画像用のステーション20C、ブラック画像用のステーション20Bの順に配置されている。
各ステーション20Y,20M,20C,20Bは、実質的に同一の構成部品を有する。このため、図1ではイエロー画像用のステーション20Yの構成部品に符号を付し、他のステーション20M,20C,20Bの構成部品の符号を省略している。なお、上記4色の他、例えばシアンやマゼンタと同一の色相で濃度の低い、ライトシアン(LC)やライトマゼンタ(LM)を加えてもよい。
イエロー画像用のステーション20Yを例に挙げて説明すると、このステーション20Yは感光体21を有し、感光体21の周囲には、その回転方向で見て、帯電装置22、露光装置23、現像装置24、転写ローラ25、および感光体クリーニング装置26の順に配置されている。
感光体21は円筒状をなし、その表面が例えばOPC(有機光導電体)等で形成されており、駆動装置(図示省略)によって所定方向に回転可能である。
帯電装置22は、例えば感光体21の表面に接触するローラを有し、感光体21の表面を所定の極性(例えばマイナス)で均一に帯電する。なお、接触型のローラ方式の他、ブラシ方式やイオン放出方式等の帯電装置を用いてもよい。
露光装置23は、上記画像データに基づいて、レーザ光を帯電された感光体21の表面に照射しており、画像データに応じた静電潜像が感光体21の表面に形成される。なお、レーザ照射部や反射ミラーを備えたレーザスキャニング装置(LSU)の他、LEDなどの発光素子をアレイ状に並べた書き込みヘッド等の露光装置を用いてもよい。
現像装置24は、感光体21の表面に形成された静電潜像をトナーで現像し、可視像(トナー画像ともいう)を形成する。トナーは、現像装置24に連結するトナーカートリッジ28から供給され、感光体21の表面電位と同極性(例えばマイナス)で帯電されている。トナーカートリッジ28と現像装置24との間には、トナーを一時的に蓄える中間ホッパー27が設けられている。トナーカートリッジ28には、トナーのみを収容、あるいはキャリアを混ぜて収容してもよい。
転写ローラ25は、搬送ベルト33を挟んで感光体21に対峙している。転写ローラ25に、トナーの帯電極性とは逆極性(例えばプラス)のバイアス電圧が印加されると、感光体21のトナー画像が搬送ベルト33上の用紙に転写される。
感光体クリーニング装置26は、用紙への転写後に感光体21の表面に残ったトナーを除去しており、感光体21から除去されたトナーは例えば感光体クリーニング装置26の内部に回収される。
搬送部30は、駆動ローラ31、従動ローラ32および搬送ベルト33を備える。例えば、駆動ローラ31が定着部40の近傍に、従動ローラ32がベルトクリーニング装置34の近傍にそれぞれ配置され、搬送ベルト33は駆動ローラ31と従動ローラ32との間に掛け回されている。カラー画像を印刷する場合、搬送ベルト33が矢印Zの方向に移動すると、ステーション20Y,20M,20C,20Bからの各色のトナー画像が順に搬送ベルト33に転写され、その後、搬送ベルト33から用紙に転写される。
定着部40は、加熱ローラ41および加圧ローラ42を備えており、そのニップ部で用紙上に転写されたトナー画像を定着させる。そして、用紙の表面のみ印刷する場合、定着部40から送出した用紙は排紙トレイ50に排出される。
図2は、本発明のトナーカートリッジと駆動ユニットとの装着状態を示す斜視図、図3は、トナーカートリッジの断面図である。
図2に示すように、トナーカートリッジ28は、横方向に沿って細長く形成された容器本体60を備えている。トナーカートリッジ28は、色ごとに設けられており、図1で説明した例でいえば、計4本のトナーカートリッジ28が画像形成装置本体2内に配置される。
画像形成装置本体2内には、各色のトナーカートリッジ28にそれぞれ対応した、図4等で後述するカートリッジ収納部80が計4個設置され、各カートリッジ収納部80の奥側には駆動ユニット29がそれぞれ設置されている。
前カバー64はトナーカートリッジ28の挿入方向に対して後端に位置しており、前カバー64とは反対側を先頭にし、トナーカートリッジ28をその長手方向に沿ってカートリッジ収納部80内を前進させ、図2に示すように、トナーカートリッジ28を、カートリッジ収納部80の奥側に位置する駆動ユニット29に連結すると、駆動ユニット29のモータ70の駆動力で容器本体60内のトナーを撹拌・搬送できる。一方、前カバー64を先頭にし、駆動ユニット29に対してトナーカートリッジ28を後退させると、トナーカートリッジ28をカートリッジ収納部80から抜き出すことができる。なお、前カバー64が、本発明のトナーカートリッジの端部に相当する。
図3は、図2のIII-III線の矢視断面図であり、トナーカートリッジ28の容器本体60には、例えばトナー搬送部材61と撹拌部材62とが並設されている。
トナー搬送部材61は、回転軸61bと、回転軸61bの周りに設けられたスクリュー61aと、回転軸61bの先端に設けられた駆動伝達部材61cとを有する。トナー搬送部材61は、容器本体60の外部で駆動伝達部材61cを介して駆動ユニット29のモータ70に連結され、モータ70の駆動力で所定方向に回転可能である。
撹拌部材62は、材質が例えばPET等のシート62a、回転軸62bおよび駆動伝達部材62cを有し、シート62aは、例えば容器本体60の内面に接触できるような可撓性のある薄板状に形成されている。撹拌部材62は、トナー搬送部材61と同様に、容器本体60の外部で駆動伝達部材62cを介して駆動ユニット29のモータ70に連結され、モータ70の駆動力で所定方向に回転可能である。
トナー搬送部材61と撹拌部材62との間には、仕切り壁63が立設されており、撹拌部材62で撹拌されたトナーは、仕切り壁63を超えてトナー搬送部材61の周辺に到達する。トナー搬送部材61の周辺に集められたトナーは、トナー搬送部材61で搬送されて図1で説明した中間ホッパー27に向かう。
(第1実施形態)
図4は、本発明の第1実施形態によるカートリッジ収納部の斜視図、図5は、図4の把持防止装置を説明する図である。図4に示すように、カートリッジ収納部80は、例えば矩形状に形成された収納開口81を有し、図2等で説明した駆動ユニット29に向けて細長く形成され、トナーカートリッジ28を受け入れることができる。
詳しくは、図2,3で説明した前カバー64とは反対側を先頭にし、トナーカートリッジ28をその長手方向に沿って前進させ、図4に示した収納開口81からカートリッジ収納部80内に挿入する。カートリッジ収納部80はトナーカートリッジ把持防止装置82を有しており、トナーカートリッジ28を駆動ユニット29に連結するまで前進させると、把持防止装置82が前カバー64の把手64aを覆い隠すことができる。
具体的には、図5に示すように、把持防止装置82は、カバー部材83、ソレノイド90からなる。なお、カバー部材83が本発明の規制部材に相当する。
カバー部材83は、例えばL字状の目隠し部83a、軸部83b、ストッパ部83c、爪部83d等を有し、目隠し部83aの一端が軸部83bを介してストッパ部83cに連結されており、カバー部材83は軸部83bを中心にして回転可能である。また、例えば軸部83bにはバネ(例えば、ねじりコイルばね、図示省略)が設置され、目隠し部83aを図5で見て反時計回りに回転させるように付勢している。
爪部83dは、ストッパ部83cの上面に設けられており、後述のように、例えば容器本体60の底面に形成されたリブ60aに、カートリッジ収納部80の内部で接触して撓むことができる。目隠し部83aは、リブ60aと爪部83dとの接触で生じたストッパ部83cを押し下げようとする力により、図5で見て時計回りに回転可能である。
ソレノイド90は、ストッパ部83cの近傍に設置され、ソレノイド90のオン作動によってソレノイド90内に吸引されるプランジャ90aを有している。
プランジャ90aの先端には、ストッパ部83cの上面に係合可能なレバー90bが設けられている。また、例えばプランジャ90aにはバネ(例えば、圧縮コイルばね、図示省略)が設置され、レバー90bをストッパ部83cに近づける方向(図5で見て左方向)に付勢している。
この第1実施形態によれば、トナーカートリッジ28をカートリッジ収納部80に取り付けた場合、前カバー64の表面側(ユーザに対向する面側)から前カバー64へアクセスできないように把手64aが隠されているので、ユーザはこの把手64aに指を挿入できない。よって、カバーへのロック機構を用いずに、画像形成装置本体に対するトナーカートリッジの取り外しを防止することができる。
図6,7は、把持防止装置の動作を説明する図である。本実施形態では、例えばトナー検出装置(図示省略)の検出信号に基づいて、図5に示した把持防止装置82の動作が切り替えられる。トナーの残量の検出には例えば圧電センサを用いることができるが、トナー以外にキャリアがある場合には例えば透磁率センサを用いてトナーの残量を検出できる。なお、図6以降では、把持防止装置82の動作を明確にするために、図4,5で説明した収納開口81周辺の図示を省略している。
詳しくは、トナーカートリッジ28内のトナー残量がある場合、例えば、トナーカートリッジ28を駆動ユニット29に連結した後からトナー残量が零と検出されるまでは、図2で説明した駆動ユニット29のモータ70が正転し、図3に示したトナー搬送部材61や撹拌部材62が回転してトナーを搬送・撹拌する。
このモータ70が正転する場合、ソレノイド90はオフ作動になる。これにより、図5に示したように、レバー90bは、プランジャ90aに設置されたバネの付勢力によってストッパ部83cに向けて突出してストッパ部83cの上面に係合し、目隠し部83aが前カバー64の把手64aの正面(トナーカートリッジ28の挿入方向に対して後端面)を隠す。
これに対し、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、例えば、駆動ユニット29とは別の駆動ユニットからの動力でソレノイド90をオン作動させ、カバー部材83を回転させて把手64aを見せる。
詳しくは、図6(A)に示すように、ソレノイド90のオン作動によって、プランジャ90aがソレノイド90内に吸引されるので、レバー90bとストッパ部83cとの係合が解かれる。これにより、軸部83bに設置されたバネの付勢力によって目隠し部83aが反時計回りに回転し、把手64aへの把持防止が解除され、前カバー64の表面側から把手64aへアクセスできるようになる。よって、ユーザは把手64aに指を挿入でき、トナーカートリッジ28をカートリッジ収納部80から抜き出し可能になる。
なお、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、トナーカートリッジを交換してくださいという注意喚起メッセージを、例えば図1の排紙トレイ50の近傍に設けられ、画像形成装置1に対する操作を受け付ける操作部51に表示してもよい。音声ガイダンスを実施することも可能である。ポップアップ表示を行ってもよい。
また、図1で説明した中間ホッパー27内のトナー検出装置によって、使用できるトナーが完全になっていることを示すトナーエンドが検出されるまでは、トナーカートリッジをまだ使用できる旨の段階的な複数種類の注意喚起メッセージを操作部51に表示してもよい。具体的には、トナーカートリッジ28内のトナー検出装置によって、トナーカートリッジ28内のトナーが完全になくなっていることを示すトナーのニアエンドが検出された場合、トナーカートリッジを交換できますという注意喚起メッセージを操作部51に表示する。次いで、中間ホッパー27内のトナー検出装置によって、使用できるトナーが少なくなっていることを示すトナーのニアニアエンドが検出された場合、トナーカートリッジを交換する必要がありますという注意喚起メッセージを操作部51に表示し、その後、使用できるトナーが完全になっていることを示すトナーエンドが検出された場合、トナーカートリッジを交換してくださいという注意喚起メッセージを操作部51に表示する。音声ガイダンスやポップアップ表示を実施してもよい。
ここで、図6(A)に示したように、ソレノイド90のオン作動によって把手64aへの把持防止が解除された場合、ソレノイド90は速やかにオフ作動される(図6(B))。このように、ソレノイドのオン作動時間を短くすれば、ソレノイドの保護や消費電力の削減を図ることができる。
また、図6(B)に示すように、ソレノイド90をオフ作動させた場合、プランジャ90aやレバー90bは、プランジャ90aに設置されたバネの付勢力によってストッパ部83cに向けて突出し、レバー90bの先端がストッパ部83cの下方に潜り込む。
次に、図6(C)に示すように、トナーカートリッジ28を引き抜く際、爪部83dがリブ60aに接触するため、爪部83dにはストッパ部83cを押し下げる力が生ずるが、この場合のリブ60aは水平面で爪部83dに接触し、爪部83dも下方へ逃げられる姿勢であるので、このストッパ部83cを押し下げる力は爪部83dの撓みに吸収される。また、目隠し部83aは、軸部83bに設置されたバネによって反時計回りに回転するように付勢されている。よって、目隠し部83aは時計回りには回転せず、把手64aは見えたままになる。その後、図6(D)に示すように、トナーカートリッジ28をさらに引き抜いた場合、爪部83dは、リブ60aから離れ、起き上がって元の姿勢に戻る。
続いて、図7(A)に示すように、別のトナーカートリッジ28を差し込む際、爪部83dがリブ60aに接触し、爪部83dにはストッパ部83cを押し下げる力が生ずる。この場合のリブ60aは垂直面で爪部83dに接触し、爪部83dも下方へ逃げ難い姿勢である。よって、このストッパ部83cを押し下げる力により、目隠し部83aは、軸部83bに設置されたバネの付勢力に抗して、図7(A)に示した姿勢から時計回りに回転する。
続いて、この別のトナーカートリッジ28をさらに差し込むと、爪部83dがリブ60aに接触し続ける。この場合のリブ60aは水平面と垂直面とのコーナ部分で爪部83dに接触し、爪部83dも下方へ逃げ難い姿勢である。よって、図7(B)に示すように、目隠し部83aは時計回りにさらに回転し、ストッパ部83cの先端が、プランジャ90aに設置したバネに付勢されたレバー90bを右方向に押してレバー90bの下方に潜り込む。
そして、この別のトナーカートリッジ28を駆動ユニット29に連結した場合、図7(C)に示すように、レバー90bは、プランジャ90aに設置されたバネの付勢力によってストッパ部83cに向けて突出し、目隠し部83aが前カバー64の把手64aを隠す。
なお、カバー部材は、プランジャに替えてモータで駆動させることも可能である。また、上記第1実施形態では、カバー部材83が回転して前カバー64の把手64aを覆い隠していた。しかし、スライドして把手を覆い隠してもよい。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態の把持防止装置を説明する図である。上記第1実施形態では、カバー部材83が回転して前カバー64の把手64aを覆い隠していたが、スライドして把手を覆い隠してもよい。第2実施形態の把持防止装置82は、上下方向に移動可能なカバー部材83、カバー用モータ91からなる。カバー部材83は、例えば板状の目隠し部83aを有し、目隠し部83aの裏面にはラック(図示省略)が形成されている。また、カバー用モータ91は、目隠し部83aの裏面に配置され、軸部91aの周面には、ラックに噛み合うギア(図示省略)が設けられている。
そして、トナーカートリッジ28内のトナー残量がある場合、図8(A)に示すように、目隠し部83aが前カバー64の把手64aの正面を隠す。よって、この場合にも、前カバーの表面側から把手64aを掴めない。
これに対し、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、例えば、駆動ユニット29とは別の駆動ユニットからの動力でカバー用モータ91をオン作動させると、図8(B)に示すように、軸部91aの反時計回りの回転に伴って目隠し部83aが例えば下方に移動するので、ユーザは把手64aにアクセスできる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態の把持防止装置を説明する図である。上記第1実施形態では、カバー部材83が回転して前カバー64の把手64aを覆い隠していたが、第2実施形態と同様にスライドして把手を覆い隠してもよい。第3実施形態の把持防止装置82は、左右方向に移動可能なカバー部材83、カバー用モータ(図示省略)からなる。カバー部材83は、例えば板状の目隠し部83aを有し、目隠し部83aの裏面にはラック(図示省略)が形成されている。そして、トナーカートリッジ28内のトナー残量がある場合、図9(A)に示すように、目隠し部83aが前カバー64の把手64aの正面を隠すので、ユーザはこの把手64aを掴めない。一方、トナーカートリッジ28内のトナー残量が零と検出された場合、図9(B)に示すように、目隠し部83aが例えば右方に移動するので、ユーザは把手64aにアクセスできる。
ところで、上記各実施形態では、トナー残量に基づいて把手への把持防止を解除する例を挙げて説明した。しかし、本発明は、トナーカートリッジにトラブルが生じた場合や、例えば図1に示した操作部51でトナーカートリッジの取り外しが設定された場合に、把手への把持防止を解除してもよい。
詳しくは、例えば、図3で説明したトナー搬送部材61または撹拌部材62による動作の異常が検出された場合、そのトラブル内容などを操作部51に表示すると共に、把手を見せてもよい。音声ガイダンスやポップアップ表示を実施してもよい。この場合、トナーカートリッジにトラブルが生ずるまではトナーカートリッジの交換を困難にできる。
または、例えば、操作部51で例えば「トナーカートリッジを取り外す」ボタンを押し下げた場合のように、トナーカートリッジの取り外しが設定されたとき、把手を見せてもよい。この場合、操作部でトナーカートリッジの取り外しが設定されるまではトナーカートリッジの交換を困難にできる。
1…画像形成装置、2…画像形成装置本体、10…供給部、11…給紙トレイ、12…手差しトレイ、13…ピックアップローラ、14…搬送ローラ、20…画像形成部、20Y,20M,20C,20B…ステーション、21…感光体、22…帯電装置、23…露光装置、24…現像装置、25…転写ローラ、26…感光体クリーニング装置、27…中間ホッパー、28…トナーカートリッジ、29…駆動ユニット、30…搬送部、31…駆動ローラ、32…従動ローラ、33…搬送ベルト、34…ベルトクリーニング装置、40…定着部、41…加熱ローラ、42…加圧ローラ、50…排紙トレイ、51…操作部、60…容器本体、60a…リブ、61…トナー搬送部材、61a…スクリュー、61b…軸部、61c…駆動伝達部材、62…撹拌部材、62a…シート、62b…回転軸、62c…駆動伝達部材、63…仕切り壁、64…前カバー、64a…把手、70…モータ、80…カートリッジ収納部、81…収納開口、82…トナーカートリッジ把持防止装置、83…カバー部材、83a…目隠し部、83b…軸部、83c…ストッパ部、83d…爪部、90…ソレノイド、90a…プランジャ、90b…レバー、91…カバー用モータ、91a…軸部。

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に設置されたカートリッジ収納部と、該カートリッジ収納部に挿抜可能に構成されたトナーカートリッジとを備えた画像形成装置であって、
    前記カートリッジ収納部が、前記トナーカートリッジの端部に設けられた把手への把持を防止する規制部材を有し、該規制部材が前記カートリッジ収納部への前記トナーカートリッジの挿入動作に応じて前記把手への把持を防止するトナーカートリッジ把持防止装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジ把持防止装置の前記規制部材が、前記把手の正面を覆うカバー部材であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
    該画像形成装置は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量を検出するトナー検出装置をさらに備え、
    前記トナーカートリッジ把持防止装置は、前記トナーカートリッジ内のトナー残量が零と検出された場合、前記規制部材による前記把手への把持防止を解除することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジは、トナー搬送部材または撹拌部材をさらに備え、
    前記トナーカートリッジ把持防止装置は、前記トナー搬送部材または前記撹拌部材による動作の異常が検出された場合、前記規制部材による前記把手への把持防止を解除することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    該画像形成装置に対する操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記トナーカートリッジ把持防止装置は、前記操作部で前記トナーカートリッジの取り外しが設定された場合、前記規制部材による前記把手への把持防止を解除することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジを前記カートリッジ収納部に挿入するだけで、前記規制部材が前記把手への把持を防止するとともに、前記カートリッジ収納部への前記トナーカートリッジの装着が完了するように構成されることを特徴とする画像形成装置。
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