JP2016044010A - フォークリフトの電動式ティルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータの前方視界が大幅に悪化することを防止すると共に、部品点数が少なく、生産性を向上すること。【解決手段】電動式ティルト装置1は、リフトブラケット3に支持されると共に、上下方向Zに延設された出力軸101を回転する電動機10と、出力軸101と平行に上下方向Zに配置されたねじ軸11と、ねじ軸11に螺合したナット体14と、出力軸101の回転をナット体14の回転に伝達する伝達機構18と、ねじ軸11に連結された押圧部材12と、を備える。ねじ軸11は、ナット体14の回転によって上下方向Zに移動する。押圧部材12は、ねじ軸11の移動によってフォーク5を押圧してティルトする。【選択図】図3

Description

本発明は、フォークリフトのフォークをティルトするための電動式ティルト装置に関する。
フォークリフトは、荷物をフォークで支持して搬送又は昇降するとき、荷物がフォークから脱落することを防止するために、フォークをティルトするためのティルト装置を備える。ティルト装置は、油圧シリンダを用いた油圧式ティルト装置が一般的であるが、近年、電動機を用いた電動式ティルト装置が提案されている。電動式ティルト装置は、油圧式ティルト装置に比べて、作動油が漏れて荷物を汚染する危険性がないという利点がある。
提案されている電動式ティルト装置は、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1の電動式ティルト装置を備えたフォークリフトは、図6(A)の通り、マスト600に沿って昇降するリフトブラケット601と、リフトブラケット601に回転可能に支持されるティルトシャフト602と、ティルトシャフト602を中心に揺動可能に支持されるフォークサポート603と、を備える。フォークリフトのフォーク604は、ティルトシャフト602を中心に揺動可能に支持されており、フォークサポート603と共に揺動可能に構成される。
図6の通り、電動式ティルト装置は、電動機605によって回転可能なねじ軸606と、ねじ軸606に螺合された複数のナット体607と、ねじ軸606の軸心方向に交差する所定方向へ移動自在な押出部材608と、を備える。ねじ軸606の回転により、各ナット体607がねじ軸606の軸心上を送り移動し、各ナット体607に連動して押出部材608が所定方向へ移動する。押出部材608がフォークサポート603を押すことで、フォークサポート603と共にフォーク604がティルトされる。
電動式ティルト装置は、電動機605とねじ軸606とが上下に並列に配置され、電動機605の出力軸とねじ軸606とが歯車609を介して連結されており、枠状のリフトブラケット601の内側に収納されている。図6(A)の通り、電動式ティルト装置は、リフトブラケット601の内側の空間の大部分を塞ぐので、フォークリフトに搭乗するオペレータの前方にリフトブラケット601が配置されると、オペレータの前方視界が非常に悪くなるという問題がある。
さらに、図6(B)の通り、電動式ティルト装置は、各ナット体606と押出部材608とを連動する複数のL形状のベルクランク610と、押出部材608を所定方向へ案内する案内装置611と、を備える。ベルクランク610は、コーナー部の支点を中心に回動自在に支持され、ベルクランク610の一端とナット体607とが一端係合部材を介して係合され、ベルクランク610の他端と押出部材608とが他端係合部材を介して係合される。
このように、電動式ティルト装置では、ねじ軸606と押出部材608との間に、ねじ軸606の回転を押出部材608の所定方向の移動に変換するためのカム機構(ベルクランク610等)が設けられているが、このカム機構の構造が非常に複雑なので、部品点数が増えて、生産性が低下するという問題もある。
特開2014−43342号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記の問題に鑑みて、オペレータの前方視界が大幅に悪化することを防止すると共に、部品点数が少なく、生産性に非常に優れたフォークリフトの電動式ティルト装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトの電動式ティルト装置では、
フォークリフトは、
マストに沿って昇降可能なリフトブラケットと、
リフトブラケットに支持されるティルトシャフトと、
ティルトシャフトを中心に揺動可能に支持される一対のフォークと、を備え、
電動式ティルト装置は、
リフトブラケットに支持されると共に、上下方向に延設された出力軸を回転する電動機と、
出力軸と平行に上下方向に配置されたねじ軸と、
ねじ軸に螺合されたナット体と、
出力軸の回転をナット体の回転に伝達する伝達機構と、
ねじ軸に連結された押圧部材と、を備え、
ねじ軸は、ナット体の回転によって上下方向に移動し、
押圧部材は、ねじ軸の移動によってフォークを押圧してティルトする。
好ましくは、
押圧部材は、
一端側がねじ軸の下端部に設けられた第1軸に軸支されると共に、他端側がリフトブラケットに設けられた第2軸に軸支されるリンク部と、
リンク部に回転可能に支持されると共に、フォークを押圧するためのローラ部と、を備える。
好ましくは、
フォークリフトは、さらに、ティルトシャフトを中心に揺動可能に支持されると共に、一対のフォークにわたって延設されたティルトバーを備え、
押圧部材は、一対のフォークの間の中央に配置されると共に、ティルトバーを介して、フォークをティルトする。
好ましくは、
電動式ティルト装置は、さらに、ナット体を回転可能に支持するハウジング部を備え、
ハウジング部は、電動機を支持すると共に、ハウジング部の上端部がリフトブラケットに回転可能に支持される。
好ましくは、
電動式ティルト装置は、さらに、出力軸の回転を停止するための無励磁型電磁ブレーキを備える。
本発明に係るフォークリフトの電動式ティルト装置は、オペレータの前方視界が大幅に悪化することを防止すると共に、部品点数が少なく、生産性に非常に優れている。
本発明に係るフォークリフトを示す側面図。 電動式ティルト装置を備えたリフトブラケットを示す正面図。 図2のA−A’線断面図。 電動式ティルト装置の一部を示す断面図。 電動式ティルト装置の動作を説明するための側面図。 特許文献1の電動式ティルト装置を説明するための図。
以下、図面に基づいて、本発明に係るフォークリフトの電動式ティルト装置について説明する。
図1に基づいて、フォークリフトの構成について説明する。
本実施形態のフォークリフトは、オペレータが立った状態で運転するリーチ式フォークリフトである。フォークリフトは、車体70から前方に延びる一対のストラドルレッグ62を備える。一対のストラドルレッグ62は、車体の前後方向Xに延設されると共に、車体の左右方向Yに所定間隔を置いて配置される。
フォークリフトは、車体70の下端部に設けられた後輪71と、ストラドルレッグ62の前端部に設けられた前輪73と、を備える。フォークリフトは、ストラドルレッグ62に沿って車体の前後方向Xに進退可能なキャリッジ61を備える。
フォークリフトは、車体の上下方向Zに延設される一対のアウターマスト63を備える。一対のアウターマスト63は、キャリッジ61に固定されると共に、左右方向Yに所定間隔を置いて配置される。各アウターマスト63の内側には、車体の上下方向Zに延設されたインナーマスト64が配置されており、インナーマスト64は、アウターマスト63に沿って案内されて昇降する。
キャリッジ61は、車体の上下方向Zに延設されたリフトシリンダ(不図示)が設けられており、リフトシリンダの上端とインナーマスト64の上端とが連結される。そして、リフトシリンダが伸縮することで、インナーマスト64がアウターマスト63に沿って昇降する。
フォークリフトは、リフトブラケット3と、一対のフォーク5と、を備える。一対のフォーク5は、リフトブラケット3に支持されると共に、車体の左右方向Yに所定間隔を置いて配置される。リフトブラケット3は、チェーン(不図示)及びローラ(不図示)を介して、インナーマスト64の昇降に伴って、車体の上下方向Zに昇降するように構成される。そのため、フォーク5は、リフトブラケット3と共に昇降する。
リフトブラケット3は、車体の左右方向Yに延設されたティルトシャフト41と、電動式ティルト装置1と、を備える。フォーク5は、ティルトシャフト41に揺動可能に支持される。そして、フォーク5は、電動式ティルト装置1の動作によって、ティルトシャフト41を中心にティルト(前後傾)する。
図2〜図4に基づいて、電動式ティルト装置1の構成について説明する。
電動式ティルト装置1は、電動機10を備える。電動機10は、車体の上下方向Zに延設された出力軸101(図4)を備え、出力軸101を軸心周りに正逆方向に回転する。電動式ティルト装置1は、電動機10の出力軸101と平行に車体の上下方向Zに延設されたねじ軸11を備える。
電動式ティルト装置1は、ねじ軸11に螺合されたナット体14を備える。電動式ティルト装置1は、電動機10の出力軸101の回転をナット体14の回転に伝達する伝達機構18を備える。伝達機構18は、第1ギア180、第2ギア181及び第3ギア182で構成される。第1ギア180は、出力軸101に固定されているので、出力軸101の回転と一体に回転する。第3ギア182は、ナット体14に固定されているので、ナット体14の回転と一体に回転する。第2ギア181は、第1ギア180と第2ギア182とに係合する。
電動式ティルト装置1は、ハウジング部16を備える。ハウジング部16は、第1ギア180、第2ギア181及び第3ギア182を回転可能に支持する。ハウジング部16は、ねじ軸11及びナット体14を内包すると共に、電動機10を支持する。電動機10の出力軸101の正逆回転は、伝達機構18を介して、ナット体14に伝達される。そして、このナット体14の正逆回転によって、ねじ軸11は、軸方向(車体の上下方向Z)に移動する。
電動式ティルト装置1は、無励磁作動型の電磁ブレーキ17を備える。電磁ブレーキ17は、電動機10の出力軸101に接続される。そのため、電磁ブレーキ17は、出力軸101の回転の位置を正確に決める。
ねじ軸11は、その下端部11aに固定されたジョイント部15を備える。ジョイント部15は、車体の左右方向Yに延設された挿通孔15aを備える。ハウジング部16は、その上端部に、車体の左右方向Yに延設された挿通孔16aを備える。
リフトブラケット3は、車体の上下方向Zに延設された一対のサイドプレート部30を備える(図2)。一対のサイドプレート部30は、車体の左右方向Yに所定間隔を置いて配置される。各サイドプレート部30は、一対の案内ローラ部31を備える。一対の案内ローラ部31は、車体の上下方向Zに所定間隔を置いて配置される。案内ローラ部31は、U字型のインナーマスト64に嵌め込まれて、リフトブラケット3をインナーマスト64に沿って車体の上下方向Zに案内する。
リフトブラケット3は、車体の左右方向Yに延設されたアッパープレート部32、ロアープレート部35及びミドルプレート部36を備える。アッパープレート部32、ロアープレート部35及びミドルプレート部36は、車体の上下方向Zに所定間隔を置いて、サイドプレート部30に固定される。
リフトブラケット3は、第1サポート部33を備える(図2及び図3)。第1サポート部33は、アッパープレート部32に固定されており、車体の左右方向Yにおいて一対のフォーク5の間の中央に配置される。第1サポート部33は、車体の左右方向Yに延設された第3軸133を備える。第3軸133は、ハウジング部16の挿通孔16aに挿通される。これにより、ねじ軸11の軸心は、車体の左右方向Yにおいて一対のフォーク5の間の中央に配置される。
リフトブラケット3は、第2サポート部34を備える(図3)。第2サポート部34は、ミドルプレート部36に固定されており、車体の左右方向Yにおいて一対のフォーク5の間の中央に配置される。第2サポート部34は、車体の左右方向Yに延設された第2軸132を備える。
電動式ティルト装置1は、押圧部材12を備える。押圧部材12は、リンク部120を備える。リンク部120の一端側は、ジョイント部15の挿通孔15aに挿通された第1軸131に軸支される。一方、リンク部120の他端側は、第2サポート部34に設けられた第2軸132に軸支される。なお、リンク部120は、一対の部材からなり、各部材が、ジョイント部15を挟むようにジョイント部15に取り付けられる。このため、リンク部20は、第1軸131及び第2軸132を介して、回転可能に支持される。
押圧部材12は、さらに、一対のローラ部121を備える。ローラ部121は、リンク部120の他端側に回転可能に取り付けられる。各ローラ部121は、車体の左右方向Yにおいてリンク部120の両側に配置される。各ローラ部121は、第2軸132の付近に配置される。すなわち、第1軸131の中心と第2軸132の中心との間の距離は、第2軸132の中心とローラ部121の中心との距離に比べて長くなる。
リフトブラケット3は、ティルトバー4を備える(図2及び図3)。ティルトバー4は、ティルトシャフト41に揺動可能に支持される。ティルトバー4は、一対のフォーク5にわたって車体の左右方向Yに延設される。リフトブラケット3は、バックレスト40を備える。バックレスト40は、ティルトバー4に固定されるので、ティルトバー4と共に、ティルトシャフト41を中心に揺動する。ティルトバー4は、車体の前後方向Xにおいて電動式ティルト装置1の押圧部材12とフォーク5との間に配置される。ティルトバー4は、フォーク5の自重によって、押圧部材12のローラ部121に常に当接するように、ティルトシャフト41を中心に回転する。
図5に基づいて、電動式ティルト装置1の動作について説明する。
図5(A)の通り、フォーク5が前傾するときは、電動機10の動作によって、ねじ軸11は上方へ移動する。これにより、リンク部120は、第2軸132を中心に図の時計方向に回転すると共に、ローラ部121は、後方へ移動する。フォーク5の自重によって、ティルトバー4がローラ部121に当接した状態で、フォーク5及びティルトバー4は、ティルトシャフト41を中心に図の時計方向に回転する。
図5(B)の通り、フォーク5が後傾するときは、電動機10の動作によって、ねじ軸11は下方へ移動する。これにより、リンク部120は、第2軸132を中心に図の反時計方向に回転すると共に、ローラ部121は、前方へ移動する。フォーク5の自重によって、ティルトバー4がローラ部121に当接した状態で、フォーク5及びティルトバー4は、ティルトシャフト41を中心に図の反時計方向に回転する。
ねじ軸11とリンク部120とを連結する第1軸131は、第2軸132を中心に回転する。そのため、ねじ軸11の軸方向の上下移動に伴って、ねじ軸11は、ハウジング部16の上端の第3軸133を中心に回転する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもできる。例えば、以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせて実施することもできる。
本実施形態では、1つの電動式ティルト装置1に対して、1つの押圧部材12が各フォーク5の間の中央に設けられているが、2つの押圧部材12が各フォーク5の後方に設けられていても良い。
本発明に係るフォークリフトの効果について説明する。
(1)電動式ティルト装置1は、リフトブラケット3に支持されると共に、上下方向Zに延設された出力軸101を回転する電動機10と、出力軸101と平行に上下方向Zに配置されたねじ軸11と、ねじ軸11に螺合したナット体14と、出力軸101の回転をナット体14の回転に伝達する伝達機構18と、ねじ軸11に連結された押圧部材12と、を備える。ねじ軸11は、ナット体14の回転によって上下方向Zに移動する。押圧部材12は、ねじ軸11の移動によってフォーク5を押圧してティルトする。
このように、電動式ティルト装置1は、車体の上下方向Zに延設するねじ軸11によって、押圧部材12を動作するように構成されているので、車体の左右方向Yの大きな空間を確保できる。これによって、電動式ティルト装置1は、リフトブラケット3のサイドプレート部30の間の空間をできるだけ占領しないので、オペレータの前方視界が大幅に悪化することを防止する。さらに、電動式ティルト装置1は、部品点数が少ないので、生産性に非常に優れている。
(2)押圧部材12は、一端側がねじ軸11の下端部11aに設けられた第1軸131に軸支されると共に、他端側がリフトブラケット3に設けられた第2軸132に軸支されるリンク部120と、リンク部120に回転可能に支持されると共に、フォーク5を押圧するためのローラ部121と、を備える。
このように、ローラ部121は、リンク部120に回転可能に支持されるので、ローラ部121が回転しながらフォーク5に対する適切な位置を押圧する。そのため、フォーク5に対する押圧力を一定に維持できると共に、電動機10の負荷を一定に維持できる。
(3)フォークリフトは、さらに、ティルトシャフト41を中心に揺動可能に支持されると共に、一対のフォーク5にわたって延設されたティルトバー4を備える。押圧部材12は、一対のフォーク5の間の中央に配置されると共に、ティルトバー4を介して、フォーク5をティルトする。
このように、1つの押圧部材12が、ティルトバー4を介して、一対のフォーク5をティルトするので、ねじ軸11及び電動機10等の部品点数が少なくなり、生産性を向上できる。
(4)電動式ティルト装置1は、さらに、ナット体14を回転可能に支持するハウジング部16を備える。ハウジング部16は、電動機10を支持すると共に、ハウジング部16の上端部がリフトブラケット3に回転可能に支持される。
ハウジング部16は、ナット体14及び電動機10を支持するので、ナット体14、電動機10、ねじ軸11、押圧部材12、伝達機構18等を一体に支持できる。さらに、ハウジング部16がリフトブラケット3に回転可能に支持されるので、ねじ軸11をスムーズに上下移動できる。
(5)電動式ティルト装置1は、さらに、出力軸101の回転を停止するための無励磁型電磁ブレーキ17を備える。
無励磁型電磁ブレーキ17は、電動機10の出力軸101の回転を確実に停止できるので、フォーク5のティルト位置を正確に位置決めできる。
1 電動式ティルト装置
3 リフトブラケット
4 ティルトバー
5 フォーク
10 電動機
101 出力軸
11 ねじ軸
11a ねじ軸の下端部
12 押圧部材
120 リンク部
121 ローラ部
14 ナット体
18 伝達機構
131 第1軸
132 第2軸
16 ハウジング部
17 無励磁型電磁ブレーキ
41 ティルトシャフト
63,64 マスト
Z 車体の上下方向
上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトの電動式ティルト装置では、
フォークリフトは、
マストに沿って昇降可能なリフトブラケットと、
リフトブラケットに支持されるティルトシャフトと、
ティルトシャフトを中心に揺動可能に支持される一対のフォークと、を備え、
電動式ティルト装置は、
リフトブラケットに支持されると共に、上下方向に延設された出力軸を回転する電動機と、
出力軸と平行に上下方向に配置されたねじ軸と、
ねじ軸に螺合されたナット体と、
出力軸の回転をナット体の回転に伝達する伝達機構と、
ねじ軸に連結された押圧部材と、
上端部がリフトブラケットに回転可能に支持されたハウジング部と、を備え、
ねじ軸は、ナット体の回転によって上下方向に移動し、
押圧部材は、ねじ軸の移動によってフォークを押圧してティルトし、
ハウジング部は、ナット体を回転可能に支持し、かつ、電動機がナット体の上方に配置されるように電動機を支持し、かつ、ナット体と電動機との間に伝達機構を支持する。

Claims (5)

  1. フォークリフトの電動式ティルト装置であって、
    前記フォークリフトは、
    マストに沿って昇降可能なリフトブラケットと、
    前記リフトブラケットに支持されるティルトシャフトと、
    前記ティルトシャフトを中心に揺動可能に支持される一対のフォークと、を備え、
    前記電動式ティルト装置は、
    前記リフトブラケットに支持されると共に、上下方向に延設された出力軸を回転する電動機と、
    前記出力軸と平行に上下方向に配置されたねじ軸と、
    前記ねじ軸に螺合されたナット体と、
    前記出力軸の回転を前記ナット体の回転に伝達する伝達機構と、
    前記ねじ軸に連結された押圧部材と、を備え、
    前記ねじ軸は、前記ナット体の回転によって上下方向に移動し、
    前記押圧部材は、前記ねじ軸の移動によって前記フォークを押圧してティルトする
    ことを特徴とするフォークリフトの電動式ティルト装置。
  2. 前記押圧部材は、
    一端側が前記ねじ軸の下端部に設けられた第1軸に軸支されると共に、他端側が前記リフトブラケットに設けられた第2軸に軸支されるリンク部と、
    前記リンク部に回転可能に支持されると共に、前記フォークを押圧するためのローラ部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトの電動式ティルト装置。
  3. 前記フォークリフトは、さらに、前記ティルトシャフトを中心に揺動可能に支持されると共に、前記一対のフォークにわたって延設されたティルトバーを備え、
    前記押圧部材は、前記一対のフォークの間の中央に配置されると共に、前記ティルトバーを介して、前記フォークをティルトする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフトの電動式ティルト装置。
  4. 前記電動式ティルト装置は、さらに、前記ナット体を回転可能に支持するハウジング部を備え、
    前記ハウジング部は、前記電動機を支持すると共に、前記ハウジング部の上端部が前記リフトブラケットに回転可能に支持される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフォークリフトの電動式ティルト装置。
  5. 前記電動式ティルト装置は、さらに、前記出力軸の回転を停止するための無励磁型電磁ブレーキを備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のフォークリフトの電動式ティルト装置。
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