JP7364319B2 - フォークリフト - Google Patents
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Description
図1(A)および図2は、フォーク21の上面が路面に平行な状態である基準状態をとっているときのフォークリフト1の概略構成を示している。
図1(A)および図2に示すように、第1シリンダ61が最短状態で第2シリンダ62が最長状態にあるとき、フォーク21の上面が基準状態になるように構成されている。このとき、ローラー52がチルト材55に接触しているため、フォーク21の揺動が規制され、フォーク21の上面の基準状態が維持される。フォーク21の上面が基準状態にあるときに、第1シリンダ61を最長状態に切り替えると、ローラー52を前方に移動させ、フォーク21の上面を後述する後傾状態(図3参照)にすることができる。また、フォーク21の上面が基準状態にあるときに、第2シリンダ62を最短状態に切り替えると、ローラー52を後方に移動させ、フォーク21の上面を後述する前傾状態(図4参照)にすることができる。
図3(A)および図3(B)に示すように、シリンダ61,62の双方が最長状態にあるとき、フォーク21の上面が後傾状態になるように構成されている。このとき、基準状態と同様に、ローラー52がチルト材55に接触しているため、フォーク21の揺動が規制され、フォーク21の上面の後傾状態が維持される。フォーク21の上面が後傾状態にあるときに、第1シリンダ61のみを最短状態に切り替えると、ローラー52を後方に移動させ、フォーク21の上面を基準状態にすることができる。フォーク21の上面が後傾状態にあるとき、フォークリフト1は、フォーク21で持ち上げた荷物L(図5参照)の安定性を高めることが可能となる。
図4(A)および図4(B)に示すように、シリンダ61,62の双方が最短状態にあるとき、フォーク21の上面が前傾状態になるように構成されている。本実施形態では、シリンダ61,62の双方が最短状態にあるとき、レバー51がフォーク21を押さないように(すなわちローラー52がチルト材55に接触しないように)構成されており、ローラー52に代えてストッパー56がチルト材55に接触することで、フォーク21の揺動が規制され、フォーク21の上面の前傾状態が維持される。フォーク21の上面が前傾状態にあるときに、第2シリンダ62のみを最長状態に切り替えると、ローラー52を前方に移動させ、フォーク21の上面を基準状態にすることができる。フォーク21の上面が前傾状態にあるとき、フォークリフト1は、傾斜面の登坂時に水平面上の荷物L(図5参照)をフォーク21で持ち上げることが可能となる。
図5(A)に示すように、フォークリフト1が傾斜面を登坂するとき、フォーク21の上面が前傾状態にある場合は、フォーク21の上面が基準状態および後傾状態にある場合に比べて、フォーク21の上面と水平面とのなす角度が0度に近くなる。このため、フォーク21は、水平に延びたパレットPのフォーク差込口P1が可能となり、車両本体10を前進させながらフォーク21を下降させることで、図5(B)に示すように、フォーク差込口P1にフォーク21が十分に差し込まれる。そして、フォーク21を上昇させることで、パレットPおよび荷物Lをフォーク21で持ち上げる。
(1)チルト装置50は、同一方向に伸縮するように連結された第1シリンダ61および第2シリンダ62を備え、シリンダ61,62の各々は、最も収縮した状態である最短状態と最も伸長した状態である最長状態とに切り替わるように伸縮する。このため、シリンダ61,62のうち一方が最短状態で他方が最長状態にあるとき、フォーク21の上面が路面に対して平行な基準状態になり、シリンダ61,62の双方が最長状態にあるとき、フォーク21の上面が基準状態から後傾した後傾状態になり、シリンダ61,62の双方が最短状態にあるとき、フォーク21の上面が基準状態から前傾した前傾状態になるように構成できる。このように、シリンダ61,62を中間停止状態にすることなく、フォーク21の上面を基準状態、後傾状態、および、前傾状態に切り替えることができるため、簡単な構成でフォーク21の上面の傾斜態様を精度良く制御できる。また、傾斜面の登坂時に、フォーク21の上面を前傾状態にすることで、水平に延びたフォーク差込口P1にフォーク21を十分に差し込んで、水平面上のパレットPおよび荷物Lをフォーク21で持ち上げることができる。
10 車両本体
21 フォーク
22 バックレスト
30 昇降体
40 リフト装置
50 チルト装置
51 レバー
52 ローラー
55 チルト材
56 ストッパー
60 シリンダ装置
61 第1シリンダ
62 第2シリンダ
A チルト軸
L 荷物
P パレット
P1 フォーク差込口
X 前後方向
Y 左右方向
Z 上下方向
Claims (4)
- 路面上を走行する車両本体と、
荷物を持ち上げるためのフォークと、
前記フォークを上下方向に移動させるリフト装置と、
前記フォークの上面を前後方向に傾動させるチルト装置とを備え、
前記チルト装置は、同一方向に伸縮するように連結された第1シリンダおよび第2シリンダを備え、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの各々は、最も収縮した状態である最短状態と最も伸長した状態である最長状態とに切り替わるように伸縮し、
前記第1シリンダおよび前記第2シリンダのうち一方が最短状態で他方が最長状態にあるとき、前記フォークの上面が前記路面に対して平行な状態である基準状態になるように構成され、
前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの双方が最長状態にあるとき、前記フォークの上面が前記基準状態から後傾した状態である後傾状態になるように構成され、
前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの双方が最短状態にあるとき、前記フォークの上面が前記基準状態から前傾した状態である前傾状態になるように構成されている
ことを特徴とするフォークリフト。 - 路面上を走行する車両本体と、
荷物を持ち上げるためのフォークと、
前記フォークを上下方向に移動させるリフト装置と、
前記フォークの上面を前後方向に傾動させるチルト装置とを備え、
前記チルト装置は、同一方向に伸縮するように連結された第1シリンダおよび第2シリンダを備え、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの各々は、最も収縮した状態である最短状態と最も伸長した状態である最長状態とに切り替わるように伸縮し、
前記第1シリンダおよび前記第2シリンダは、上下方向に延びるように配置され、
前記チルト装置は、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの伸縮に応じて左右方向に平行な軸を中心に揺動するレバーを備え、
前記レバーは、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの少なくとも一方が伸長するときに前記フォークを前方に押すように構成されている
ことを特徴とするフォークリフト。 - 前記レバーは、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの双方が最短状態にあるとき、前記フォークを押さないように構成され、
前記チルト装置は、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの双方が最短状態にあるとき、前記フォークの揺動を規制するストッパーを備えている
ことを特徴とする請求項2に記載のフォークリフト。 - 路面上を走行する車両本体と、
荷物を持ち上げるためのフォークと、
前記フォークを上下方向に移動させるリフト装置と、
前記フォークの上面を前後方向に傾動させるチルト装置とを備え、
前記チルト装置は、同一方向に伸縮するように連結された第1シリンダおよび第2シリンダを備え、前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの各々は、最も収縮した状態である最短状態と最も伸長した状態である最長状態とに切り替わるように伸縮し、
前記第1シリンダおよび前記第2シリンダにより構成されるシリンダ装置が、左右方向に間隔を空けて左右一対で設けられている
ことを特徴とするフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021133990A JP7364319B2 (ja) | 2021-08-19 | 2021-08-19 | フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021133990A JP7364319B2 (ja) | 2021-08-19 | 2021-08-19 | フォークリフト |
Publications (2)
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JP2023028344A JP2023028344A (ja) | 2023-03-03 |
JP7364319B2 true JP7364319B2 (ja) | 2023-10-18 |
Family
ID=85331458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021133990A Active JP7364319B2 (ja) | 2021-08-19 | 2021-08-19 | フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7364319B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001261296A (ja) | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧制御装置 |
JP2010030771A (ja) | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フォークリフトのチルト装置及び該装置を備えたフォークリフト |
CN104649196A (zh) | 2013-11-20 | 2015-05-27 | 无锡市明珠烤漆厂 | 一种叉车的货叉机构 |
JP2016003731A (ja) | 2014-06-18 | 2016-01-12 | 株式会社コガネイ | 連結ユニットおよび連結型シリンダ |
JP2016044010A (ja) | 2014-08-20 | 2016-04-04 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | フォークリフトの電動式ティルト装置 |
-
2021
- 2021-08-19 JP JP2021133990A patent/JP7364319B2/ja active Active
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JP2010030771A (ja) | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フォークリフトのチルト装置及び該装置を備えたフォークリフト |
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