JP2016042634A - 固体撮像装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】列増幅部の消費電力を低減するパワーセーブモードでの動作が可能な固体撮像装置において、パワーセーブモードから通常状態への復帰時間を短縮する。【解決手段】固体撮像装置の増幅部は、第1入力端子と、第2入力端子と、出力端子とを有する増幅器と、画素アレイの対応する列の画素からの出力信号が一端に入力され、かつ増幅器の第2入力端子に他端が接続される入力容量素子と、増幅器の第2入力端子と出力端子との間に接続された帰還スイッチと、増幅器の第2入力端子と出力端子との間に、帰還スイッチと並列に接続された帰還容量素子とを有し、第1の期間の増幅器の駆動電流は、増幅器が画素の出力する信号を増幅する第2の期間の前記増幅器の駆動電流に比べて小さく、第1の期間に、帰還スイッチが接続状態であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置及び撮像システムに関する。
特許文献1には、行列状に画素が配置された画素アレイの各列に対して電荷積分アンプが設けられた構成の固体撮像装置が開示されている。特許文献1の電荷積分アンプは、水平ブランキング期間に読み出された画像信号を保持したままスタンバイ状態となる。その後水平信号線に信号を転送する際に、複数の電荷積分アンプのうちの転送を行う電荷積分アンプのみがスタンバイ状態から通常の動作状態に復帰する。これにより、固体撮像装置の消費電力低減が実現される旨が特許文献1に記載されている。
特開2005−143078号公報
しかしながら、特許文献1に記載された固体撮像装置は、電荷積分アンプをスタンバイ状態にする際に、電荷積分アンプの各ノードの電圧が不定となるため、各ノードの電圧はリーク電流等によりグラウンド電圧又は電源電圧に近い電圧になる。このため、電荷積分アンプを起動状態に復帰させる際にグラウンド電圧又は電源電圧からリセット電圧まで変化させるための充放電の時間が必要となる。このような理由により、電荷積分アンプをスタンバイ状態から通常状態に復帰させるために要する復帰時間が長いことが問題となり得る。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、列増幅部の消費電力を低減する動作が可能な固体撮像装置において、消費電力を低減した状態から通常状態への復帰時間を短縮することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る固体撮像装置は、複数の画素が行列状に配された画素アレイと、画素アレイの画素列ごとに入力される信号を増幅する増幅部とを備え、増幅部は、画素アレイの各々の列に対応する、第1入力端子と、第2入力端子と、出力端子とを有する増幅器と、画素アレイの対応する列の画素からの出力信号が一端に入力され、かつ増幅器の第2入力端子に他端が接続される入力容量素子と、増幅器の第2入力端子と出力端子との間に接続された帰還スイッチと、記増幅器の第2入力端子と出力端子との間に、帰還スイッチと並列に接続された帰還容量素子とを有し、第1の期間の前記増幅器の駆動電流は、前記増幅器が前記画素の出力する信号を増幅する第2の期間の前記増幅器の駆動電流に比べて小さく、前記第1の期間に、前記帰還スイッチが接続状態であることを特徴とする固体撮像装置である。
本発明によれば、列増幅部の消費電力を低減するパワーセーブモードでの動作が可能な固体撮像装置において、パワーセーブモードから通常状態への復帰時間を短縮することができる。
第1の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の列増幅部及び保持回路の回路図である。 第1の実施形態の演算増幅器の回路図である。 第1の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 第2の固体撮像装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の列増幅部及び保持回路の回路図である。 第2の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 第3の実施形態の列増幅部及び保持回路の回路図である。 第3の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 第4の実施形態の列増幅部及び保持回路の回路図である。 第4の実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 第5の実施形態の撮像システムの構成を示すブロック図である。
図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。各図面を通じて同一の構成要素には同一の参照符号を付し、重複する構成要素についてはその説明を省略することもある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による固体撮像装置の構成を示すブロック図である。固体撮像装置は画素アレイ1、垂直走査回路3、列増幅部4、第1の保持回路5及び水平走査回路6を備える。画素アレイ1は、2次元行列状に配置された複数の画素2を有する。画素2は、照射された光量に応じた電荷を発生する光電変換素子と、光電変換素子で発生した電荷を電圧信号に変換して出力するトランジスタ回路とを備える。画素2は照射された光量に応じた電圧を持つ画像信号と、画素2でリセット時等に発生するノイズに相当する電圧を持つリセット信号との2種類の信号を出力できるように構成されている。
垂直走査回路部3は、画素アレイ1の画素2と行ごとに配線で接続されており、画素2から出力された信号を読み出す行を選択するための制御信号を出力する。列増幅部4は、画素アレイ1の画素2と列ごとに配線で接続されており、画素2からの出力信号を増幅して第1の保持回路5に出力する。第1の保持回路5は、列増幅部4から入力された信号を容量素子に一時的に保持する回路である。水平走査回路6は、各列の第1の保持回路5に信号を出力させる列を選択するための制御信号を出力する。
図2は、第1の実施形態の列増幅部4及び第1の保持回路5をより詳細に示した回路図である。列増幅部4は、入力容量素子41、演算増幅器42、45、帰還容量素子43及び帰還スイッチ44を備える。なお、本明細書において「スイッチ」は、制御信号に基づいてオン(接続状態)又はオフ(非接続状態)に切り替わる回路素子であり、例えばトランジスタにより構成することができる。
演算増幅器42は非反転入力端子、反転入力端子及び出力端子を有する。演算増幅器42の非反転入力端子には基準電圧VC0Rが入力される。演算増幅器42の反転入力端子には入力容量素子41を介して、画素アレイ1の画素2から出力された画像信号又はリセット信号が入力される。演算増幅器42の反転入力端子と出力端子の間には、帰還スイッチ44が接続される。帰還スイッチ44は信号PC0Rによりオン又はオフに制御される。演算増幅器42の反転入力端子と出力端子の間には、帰還容量素子43がさらに接続され、帰還容量素子43と帰還スイッチ44は並列接続の関係になっている。列増幅部4のゲインは入力容量素子41と帰還容量素子43の容量値の比に応じて定まる。
演算増幅器42は信号VGN1が入力される端子をさらに有する。信号VGN1は演算増幅器42の内部を流れる電流を制御する電圧信号である。信号VGN1の電圧を変化させることにより、演算増幅器42が出力可能な電流量及び演算増幅器42の消費電力を変化させることができる。
演算増幅器42の出力信号は演算増幅器45の非反転入力端子に入力される。演算増幅器45の反転入力端子は出力端子と接続されている。したがって、演算増幅器45は、演算増幅器42の出力電圧に相当する電圧が出力されるボルテージフォロア回路を構成している。演算増幅器45の出力端子は第1の保持回路5と接続される。演算増幅器45により構成されたボルテージフォロア回路は、第1の保持回路5に設けられた容量素子に電圧を保持させる際に電流を供給する機能を有する。演算増幅器45は省略することも可能である。しかしながら、特に演算増幅器42のゲインが高い場合は、第1の保持回路5に大きな電流を供給する必要があるため、演算増幅器45によるボルテージフォロアを設けた本実施形態の構成がより好適となる。
演算増幅器45は信号VGN1_VF1が入力される端子を有する。演算増幅器42と同様に、信号VGN1_VF1の電圧を変化させることにより、演算増幅器45が出力可能な電流量及び演算増幅器45の消費電力を変化させることができる。
本実施形態では、演算増幅器42の後段に演算増幅器45により構成されるボルテージフォロア回路が接続されているが、これに限定されない。上述のように、演算増幅器45は、後段の第1の保持回路5に電流を供給させるためのバッファ回路であればよく、演算増幅器45を用いたボルテージフォロア以外の回路素子に置き換えてもよい。また、バッファ回路の電圧増幅率は本実施形態で例示しているボルテージフォロア回路のように、ほぼ1であってもよく、それ以外の値であってもよい。
第1の保持回路5は、保持容量51、52及びスイッチ53、54、55、56を備える。スイッチ53、54はそれぞれ信号PTN、PTSによりオン又はオフに制御される。スイッチ55、56は水平走査回路6からの制御信号によりオン又はオフに制御される。スイッチ53、54の一端はいずれも演算増幅器45の出力端子に接続される。スイッチ53の他端は保持容量51の一端及びスイッチ55の一端と接続される。保持容量51の他端はグラウンドと接続される。スイッチ55の他端は水平信号線71に接続される。スイッチ54の他端は保持容量52の一端及びスイッチ56の一端と接続される。保持容量52の他端はグラウンドと接続される。スイッチ56の他端は水平信号線72に接続される。
信号PTNによりスイッチ53がオンになると、保持容量51にリセット信号電圧が保持される。次に信号PTSによりスイッチ54がオンになると、保持容量52に画像信号電圧が保持される。その後、水平走査回路6からの制御信号により、スイッチ55、56がオンになると、保持容量51、52に保持されたリセット信号及び画像信号がそれぞれ水平信号線71、72に出力される。
本実施形態の固体撮像装置は、消費電力を低減させるパワーセーブモードによる動作が可能である。パワーセーブモードにおいて、演算増幅器42、45に供給される電流は、信号読み出し時の電流に比べて小さく、かつ演算増幅器42、45がオフにならない範囲の値となる。信号VGN1、VGN1_VF1により、演算増幅器42、45に流れる電流(駆動電流)を制御することで、通常のモードからパワーセーブモードへの移行及びパワーセーブモードから通常のモードへの移行が行われる。
図3は演算増幅器42の内部回路を示す回路図である。演算増幅器42は1段の差動増幅回路を構成する。演算増幅器42は、非反転入力端子In+、反転入力端子In−、出力端子Out及び駆動電流用バイアス端子VBiasを入出力端子として有する。演算増幅器42は、トランジスタ421、422、423、424、425を備える。トランジスタ421、422はPチャネル型のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)で構成される。トランジスタ423、424、425はNチャネル型のMOSFETで構成される。
トランジスタ421、422のソース端子には電源電圧VDDが入力される。トランジスタ421、422のゲート端子は共通化され、トランジスタ421のドレイン端子と接続される。トランジスタ421、422のドレイン端子は、トランジスタ423、424のドレイン端子とそれぞれ接続される。また、トランジスタ424のドレイン端子は出力端子Outを構成する。トランジスタ423、424のゲート端子はそれぞれ非反転入力端子In+、反転入力端子In−を構成する。トランジスタ423、424のソース端子は共通化されており、トランジスタ425のドレイン端子と接続される。トランジスタ425のゲート端子は駆動電流用バイアス端子VBiasを構成する。トランジスタ425のソース端子はグラウンドと接続される。
駆動電流用バイアス端子VBiasには信号VGN1が入力される。信号VGN1の電圧により、演算増幅器42の内部を流れる電流の値が決まる。パワーセーブモードにおいて、信号VGN1の電圧値は、信号読み出し時に比べて小さく、かつ演算増幅器42がオフにならない範囲の値となる。なお、演算増幅器45の内部回路も同様の回路を用いて構成することが可能であるため、説明を省略する。
図4は、第1の実施形態の固体撮像装置の動作を示すタイミング図である。図4には画素アレイ1の3行分の読み出しを行う際の信号HD、PTN、PTS、PC0R、PSAVEの動作タイミングが示されている。なお、各信号によって動作するスイッチは、いずれも信号の電圧レベルがHighのときにオンになり、Lowのときにオフになるものとする。信号HDは、1つの行の読み出し開始のタイミングを制御する信号である。信号PSAVEは、信号VGN1、VGN1_VF1の電圧を変化させて、パワーセーブモードと通常の読み出し状態を切り替える信号である。信号PSAVEがLowのとき、信号VGN1、VGN1_VF1は高電圧状態であり、固体撮像装置は通常の読み出し状態となるものとする。また、信号PSAVEがHighのとき、信号VGN1、VGN1_VF1が低電圧状態となり、演算増幅器42、45を流れる電流(駆動電流)が小さくなって固体撮像装置はパワーセーブモードになるものとする。
時刻t0、t8において信号HDがHighになる。信号HDがHighになると、指定された行の読み出しが開始されるので、時刻t0〜t8が1行分の読み出し期間に相当する。
時刻t0において、信号PTN、PTSはLowであり、信号PC0RはHighである。よって、スイッチ53、54はオフであり、帰還スイッチ44はオンである。すなわち、時刻t0の時点で、列増幅部4はリセット状態である。
時刻t1に信号PC0RがHighからLowになり、帰還スイッチ44がオフになる。これにより、列増幅部4のリセットが終了する。
時刻t2〜t5の期間に、画素2からの、リセット信号及び画像信号の読み出しが行われる。時刻t2に信号PTNがHighになり、スイッチ53がオンになって、リセット信号電圧が保持容量51に保持される。時刻t3に信号PTNがLowになり、スイッチ53がオフになる。次に時刻t4に信号PTSがHighになり、スイッチ54がオンになって、画像信号電圧が保持容量52に保持される。時刻t5に信号PTSがLowになり、スイッチ54がオフになる。この動作により、リセット信号及び画像信号が画素2から読み出され、保持容量51、52にそれぞれ保持される。
時刻t6〜t10の期間に、水平走査回路6からの制御信号により、各列のスイッチ55、56が順次オンになる。これにより、画素列が順次選択され、各列のリセット信号及び画像信号が順次水平信号線71、72に出力される。この期間、列増幅部4の演算増幅器42、45は使用されない。したがって、列増幅部4をパワーセーブモードにすることで、演算増幅器42、45の消費電力を低減することができる。
時刻t6において、信号PC0RがHighになり、帰還スイッチ44がオンになる。これにより、演算増幅器45の反転入力端子と出力端子が接続され、列増幅部4がリセットされる。時刻t7において、信号PSAVEがHighになり、列増幅部4はパワーセーブモードになる。時刻t8において、信号HDがHighになり、次の行が選択される。次の行の読み出しのために列増幅部4を通常の読み出し状態に戻す必要があるため、時刻t9において、信号PSAVEがLowになり、パワーセーブモードが終了する。時刻t10において、信号PC0RがLowになり、列増幅部4のリセットが終了し、帰還スイッチ44がオフになる。
特許文献1に記載された構成では、パワーセーブモード(スタンバイ状態)の期間に演算増幅器の入出力端子の電圧が不定となるため、入出力端子の電圧値はグラウンド電圧や電源電圧になる。これに対し、本実施形態の構成ではパワーセーブモードの期間に、列アンプの帰還スイッチをオンにすることで、演算増幅器42がボルテージフォロアの構成になっている。これにより、すべての端子の電圧が基準電圧VC0Rに近い電圧となる。すなわち、パワーセーブモードの期間、演算増幅器42の入出力端子の電圧は基準電圧VC0Rに近い一定値に固定される。したがって、演算増幅器42がパワーセーブモードから通常の読み出し状態に戻るときに必要な充放電の時間が短縮される。なお、演算増幅器45もボルテージフォロアの構成になっているため、同様に充放電の時間が短縮されている。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態による固体撮像装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態の固体撮像装置は、第1の実施形態の構成に加えて、第2の保持回路8をさらに備える。第2の保持回路8は、第1の実施形態として既に説明した列増幅部4と第1の保持回路5の間に接続される。第2の保持回路8は、第1の保持回路5から水平信号線71、72に信号を出力する水平転送期間中に、並行して読み出される次の行の信号を保持する機能を有する。
図6は、第2の実施形態の列増幅部4、第1の保持回路5及び第2の保持回路8の回路図である。第2の保持回路8は、保持容量81、82、スイッチ83、84、85、86及び演算増幅器87、88を備える。保持容量81、スイッチ83、85及び演算増幅器87はリセット信号を保持する回路を構成し、保持容量82、スイッチ84、86及び演算増幅器88は画像信号を保持する回路を構成する。
スイッチ83の一端は、列増幅部4の出力と接続される。スイッチ83の他端はリセット信号を保持する保持容量81及びスイッチ85の一端と接続される。保持容量81の他端はグラウンドと接続される。スイッチ85の他端は演算増幅器87の反転入力端子に入力される。演算増幅器87の非反転入力端子には、基準電圧VCLAMPが入力される。演算増幅器87の反転入力端子と出力端子は配線で接続されており、ボルテージフォロア回路を構成する。演算増幅器42、45と同様に、信号VGN1N_VF2がVBias端子に入力されることにより、演算増幅器87の内部を流れる電流を制御することができる。以上のようにして、リセット信号を保持する回路が構成されている。なお、演算増幅器87により構成されるボルテージフォロア回路は一例であり、この構成に限定されない。演算増幅器45と同様にバッファ回路としての機能を有していればよい。
保持容量82、スイッチ84、86及び演算増幅器88により構成される画像信号を保持する回路は、リセット信号用の回路と同様の構成であるため説明を省略する。演算増幅器88の内部を流れる電流は信号VGN1S_VF2によって制御される。
上述のように、演算増幅器87、88は内部を流れる電流を制御することができる。パワーセーブモードにおいては、信号VGN1N_VF2、VGN1S_VF2の電圧値を信号読み出し時に比べて小さくすることで、演算増幅器87、88の内部を流れる電流が小さくなり、消費電力が低減される。
なお、スイッチ83、84はそれぞれ信号PTN、PTSによって制御されるものとする。また、スイッチ85、53はいずれも信号PTN2によって制御され、スイッチ86、54はいずれも信号PTS2によって制御されるものとする。その他の制御信号は第1の実施形態と同様とする。
図7は、第2の実施形態の固体撮像装置の動作を示すタイミング図である。図7には、信号HD、PTN、PTS、PTN2、PTS2、PC0R、PSAVE、VF2_PSAVEの動作タイミングが示されている。信号VF2_PSAVEは、第2の保持回路8の演算増幅器87、88のパワーセーブモードと通常の読み出し状態を切り替える信号である。以下、図7を用いて第2の実施形態の動作を説明する。以下の説明において、第1の実施形態と同じ動作については省略することもある。
時刻t0において、信号PTNがHighからLowになり、リセット信号電圧が保持容量81に保持される。時刻t1において、信号PTSがHighからLowになり、画素信号電圧が保持容量82に保持される。
時刻t2において、信号PC0RがHighになり、列増幅部4の帰還スイッチ44がオンになる。時刻t3において、信号PSAVEがHighになり、列増幅部4はパワーセーブモードとなる。
時刻t4において、信号PTN2、PTS2がHighからLowになり、第2の保持回路8から第1の保持回路5への信号の転送が終了する。その後時刻t5において、信号VF2_PSAVEがHighになり、保持回路8の演算増幅器87、88はパワーセーブモードとなる。
時刻6において、信号PSAVEがLowになり、列増幅部4のパワーセーブモードが解除される。時刻t7において、信号PC0RがLowになり、列増幅部4の帰還スイッチ44がオフになる。時刻t8において、信号VF2_PSAVEがLowになり、保持回路8の演算増幅器87、88のパワーセーブモードが解除される。
以上のように、時刻t1以後の期間においては、第2の保持回路8から第1の保持回路5への信号出力、画素のリセット動作などを行う、列増幅部4の動作を要しない。そのため、列増幅部4は、画素信号電圧が第2の保持回路8に保持された後、時刻t3からt6の期間パワーセーブモードとしている。このとき、帰還スイッチ44はパワーセーブモードになる前の時刻t2にオンになり、パワーセーブモード解除後の時刻t6にオフになる。よって、第1の実施形態と同様に、パワーセーブモード帰還において、演算増幅器42の入出力端子の電圧が基準電圧VC0Rに近い一定値に固定され、固体撮像装置がパワーセーブモードから通常の読み出し状態に戻るときに必要な充放電の時間が短縮される。
また、本実施形態では第2の保持回路8から第1の保持回路5への書き込みが終了すると、次にリセット信号電圧が保持容量81に書き込まれるタイミングまで不使用状態となる。そのため、第2の保持回路8の演算増幅器87、88も時刻t5から時刻t8の期間、パワーセーブモードにしている。ここで、演算増幅器87、88は反転入力端子と非反転入力端子が短絡されたボルテージフォロアの構成になっている。そのため、演算増幅器87、88の入出力端子の電圧は基準電圧VCLAMPに近い一定値に固定されている。したがって、第2の保持回路8についても第1の保持回路5と同様に、パワーセーブモードから通常の読み出し状態に戻るときに必要な充放電の時間が短縮されている。
(第3の実施形態)
図8は第3の実施形態の固体撮像装置の回路図である。本実施形態の固体撮像装置は入力容量素子41の代わりに3つの入力容量素子46,47、48を備え、かつ加算スイッチ94、95をさらに備える。これ以外の構成は図2に示した本発明の第1の実施形態の回路と同様である。本実施形態では、列増幅器4及び第1の保持回路5のうちの、画素アレイ1の一画素列に対応する1列分の回路を列回路と呼ぶ。図8には列回路91、92、93が図示されており、中央に配置された列回路91の左隣に列回路92が配置され、右隣に列回路93が配置されている。
入力容量素子46は、中央列の画素と接続されている。入力容量素子47は加算スイッチ94の一端と接続され、加算スイッチ94の他端は左隣の列の画素と接続されている。入力容量素子48は加算スイッチ95の一端と接続され、加算スイッチ95の他端は右隣の列の画素と接続されている。なお、他の列の列回路も同様に、対応する列及び隣接する列の3つの画素とそれぞれ接続されているものとする。
信号Add_modeがHighになると、加算スイッチ94、95がオンになり中央の列回路91に接続された入力容量素子46,47、48に3列分の画素信号がそれぞれ入力される。これにより、3列分の画素の信号が加算される。このように信号Add_modeがHighになり、加算が行われる状態を加算モードと呼ぶ。
加算モードにおいて、信号が入力される中央の列回路91内の演算増幅器は動作させる必要があるが、左右の列回路92、93内の演算増幅器には信号が入力されないので、動作させる必要はない。そのため、本実施形態では、加算モードで動作させる際には、左右の列回路92、93をパワーセーブモードにすることで省電力が実現される。
なお、本実施形態において、帰還スイッチ44を動作させるための制御信号は、中央の列と左右の列で、別の信号線により与えられるものとする。中央の列回路91の帰還スイッチ44を制御する制御信号を信号PC0R、左右の列回路92、93の帰還スイッチを制御する制御信号を信号PC0R2とする。また、演算増幅器42、45の内部を流れる電流を制御する信号も中央の列と左右の列で、別の信号線により与えられるものとする。このようにすることで、中央の列回路91を通常モードで動作させつつ、左右の列回路92、93をパワーセーブモードにすることができる。
中央の列回路91の演算増幅器42、45の制御信号をそれぞれ信号VGN1、VGN1_VF1とし、左右の列回路92、93の演算増幅器42、45の制御信号をそれぞれ信号VGN2、VGN2_VF1とする。信号VGN2、VGN2_VF1を制御し、通常モードとパワーセーブモードの切り替えを制御する信号をPSAVE2とする。
図9は第3の実施形態の固体撮像装置の動作を示すタイミング図である。図9にはある列において、非加算モードから加算モードに移行し、その後再び非加算モードに戻る場合の動作タイミングが示されている。中央の列回路91は、加算モード時、非加算モード時のいずれの場合も同じ動作を行うので、制御する信号HD、PTN、PTS、PC0R、PSAVEは、第1の実施形態と同じ動作タイミングとなる。左右の列回路92、93は、非加算モード時においては中央の列回路91と同じ動作であり、第1の実施形態とも同じ動作タイミングとなる。よって、以上の場合の動作については説明を省略する。
一方、左右の列回路92、93は、加算モード時においては第1の実施形態とは異なる動作となる。時刻t0において、信号PC0R2がHighになり帰還スイッチ44がオンになる。時刻t1において、信号PSAVE2がHighになり、演算増幅器42はパワーセーブモードになる。時刻t2において、信号Add_modeがHighになり、加算モードとなる。
時刻t3において、信号Add_modeがLowになり、非加算モードに戻る。時刻t4において、信号PSAVE2がLowになり、列回路92、93のパワーセーブモードは解除される。時刻t5において、信号PC0R2がLowになり帰還スイッチ44はオフになる。
以上のように、列回路92、93は、パワーセーブモードになる前の時刻t0からパワーセーブモードが解除された後の時刻t5の期間、帰還スイッチ44をオンにしている。これにより、第1の実施形態と同様に、演算増幅器42の入出力端子の電圧が基準電圧VC0Rに近い一定値に固定される。よって、複数列の信号を加算する加算モードにより動作する固体撮像装置においても、加算時に不使用となる列回路92、93がパワーセーブモードから通常の読み出し状態に戻るときに必要な充放電の時間が短縮される。
(第4の実施形態)
図10は第4の実施形態の固体撮像装置の回路図である。本実施形態の固体撮像装置は、第3の実施形態と同様な加算モードでの動作が可能となるように、第2の実施形態の回路を3つの入力容量素子と加算スイッチ94、95とを備える構成に変形したものである。第3の実施形態と同様に中央の列回路96の左右に列回路97、98が配置されており、信号Add_modeがHighになると、3列分の信号が列回路96に入力され、加算されるものとする。このとき、左右の列回路97、98をパワーセーブモードにすることで省電力が実現される。なお、本実施形態では、列増幅器4、第1の保持回路5、第2の保持回路8のうちの、画素アレイ1の一画素列に対応する1列分の回路を列回路と呼ぶ。
なお、中央の列回路96の演算増幅器87、88の制御信号をそれぞれ信号VGN1N_VF2、VGN1S_VF2とし、左右の列回路97、98の演算増幅器87、88の制御信号をそれぞれ信号VGN2N_VF2、VGN2S_VF2とする。信号VGN2N_VF2、VGN2S_VF2を制御し、通常モードとパワーセーブモードの切り替えを制御する信号をVF2_PSAVE2とする。
図11は第4の実施形態の固体撮像装置の動作を示すタイミング図である。中央の列回路96の動作は、第2の実施形態と同じとなる。すなわち、信号HD、PTN、PTS、PTN2、PTS2、PC0R、PSAVE、VF2_PSAVEについては、図7に示したタイミングチャートと同様の動作となる。また、左右の列回路97、98についても第2の保持回路8以外に関する信号の動作タイミングは同様となる。これらについては説明を省略する。
時刻t2において、信号Add_modeがHighになり、加算モードになる。この時点では、既に第2の保持回路8から第1の保持回路5への信号の転送が終了しており、演算増幅器87、88は不使用である。そのため、時刻t2において、VF2_PSAVE2信号をHighにすることで、演算増幅器87、88をパワーセーブモードとする。
その後、時刻t6において、信号VF2_PSAVE2がLowになり、演算増幅器87、88のパワーセーブモードが解除される。
本実施形態においても、第1乃至第3の実施形態と同様に演算増幅器がパワーセーブモードから通常の読み出し状態に戻るときに必要な充放電の時間が短縮される。
本実施形態では、加算等を行って一部の列を読み出さないようにすることで、読み出す列の数を削減する間引き読み出しが可能である。垂直走査回路3が画素アレイ1の垂直走査をする際に、読み出しが行われる列の個数を垂直走査期間ごとに変化させることもできる。このとき、読み出しが行われる列回路は通常通り動作し、読み出しが行われない列回路は非動作となる。この駆動方法においては、非動作の列回路の帰還スイッチ44をオンとし、かつパワーセーブモードとする。これにより、読み出しが行われない列回路の消費電力が低減され、かつパワーセーブモードからの動作復帰時間が短縮される。
なお、第3及び第4の実施形態において、3列の加算が可能な構成を例示しているが、加算される列数はこれに限定されるものではなく、非動作の列が存在する構成であればよい。すなわち、加算される列数は、2列であってもよく、4列以上の複数であってもよい。
(第5の実施形態)
図12は、本発明の第5の実施形態の撮像システムの構成を示す図である。撮像システム800は、光学部810、固体撮像装置820、映像信号処理部830、記録・通信部840、タイミング制御回路850、システム制御部860、及び再生・表示部870を含む。固体撮像装置820は、第1乃至第4の実施形態のいずれかに示した構成を含む固体撮像装置である。レンズ等の光学系である光学部810は、被写体からの光を固体撮像装置820の、複数の画素2が2次元状に配列された画素アレイ1に結像させ、被写体の像を形成する。
固体撮像装置820はタイミング制御部850からの信号に基づくタイミングで、画素アレイ1に結像された光に応じた信号を出力する。固体撮像装置820から出力された信号は、AD変換等の処理が行われた後、映像信号処理部830に入力される。映像信号処理部830は、プログラム等によって定められた方法にしたがって、入力された信号の画像データへの変換等の信号処理を行う。映像信号処理部830での処理によって得られた信号は、画像データとして記録・通信部840に送られる。記録・通信部840は、画像を形成するための信号を再生・表示部870に送り、再生・表示部870に動画や静止画像を再生・表示させる。記録・通信部840は、また、映像信号処理部830からの信号を受けて、システム制御部860と通信を行う他、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
システム制御部860は、撮像システム800の動作を統括的に制御するものであり、光学部810、タイミング制御部850、記録・通信部840、及び再生・表示部870の駆動を制御する。また、システム制御部860は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システム800の動作を制御するのに必要なプログラム等が記録される。また、システム制御部860は、例えばユーザーの操作に応じて駆動モードを切り替える信号を撮像システム内に供給する。具体的には、読み出す行やリセットする行の変更、電子ズームに伴う画角の変更や、電子防振に伴う画角のずらし等を行うための信号が供給される。タイミング制御部850は、システム制御部860による制御に基づいて固体撮像装置820及び映像信号処理部830の駆動タイミングを制御する。
本実施形態に用いられる固体撮像装置820は読み出し回路の演算増幅器の消費電力が低減されている。したがって、本実施形態では、固体撮像装置820を搭載することにより消費電力を低減した撮像システム800を実現することができる。
1 画素アレイ
2 画素
4 列増幅部
41 入力容量素子
42 演算増幅器
43 帰還容量素子
44 帰還スイッチ

Claims (8)

  1. 複数の画素が行列状に配された画素アレイと、
    前記画素アレイの画素列ごとに入力される信号を増幅する増幅部と
    を備え、
    前記増幅部は、前記画素アレイの各々の列に対応する、
    第1入力端子と、第2入力端子と、出力端子とを有する増幅器と、
    前記画素アレイの対応する列の画素からの出力信号が一端に入力され、かつ前記増幅器の前記第2入力端子に他端が接続される入力容量素子と、
    前記増幅器の前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続された帰還スイッチと、
    前記増幅器の前記第2入力端子と前記出力端子との間に、前記帰還スイッチと並列に接続された帰還容量素子と
    を有する固体撮像装置であって、
    第1の期間の前記増幅器の駆動電流は、前記増幅器が前記画素の出力する信号を増幅する第2の期間の前記増幅器の駆動電流に比べて小さく、
    前記第1の期間に、前記帰還スイッチが接続状態である
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第1の期間が、前記画素アレイのうちの一つの行の画素からの信号の読み出しが終了した後であって、次の行の画素からの信号の読み出しが開始されるまでの期間までの少なくとも一部の期間であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記増幅部は、前記増幅器の後段に第1のバッファ回路をさらに有し、
    前記第1の期間の前記第1のバッファ回路の駆動電流が、前記第2の期間の前記第1のバッファ回路の駆動電流よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記増幅器の出力信号を保持する第1の保持容量と、
    前記第1の保持容量に保持された信号が入力される第2のバッファ回路と、
    前記第2のバッファ回路から出力される信号を保持する第2の保持容量と、
    をさらに備え、
    前記第1の保持容量に保持された信号が前記第2のバッファ回路を介して前記第2の保持容量に入力され、保持される動作が終了した後から、次に前記画素からの信号が前記第1の保持容量に保持されるまでの期間の前記第2のバッファ回路の駆動電流が、前記第2の保持容量に、前記第1の保持容量に保持された信号を前記第2のバッファ回路が出力する期間の前記第2のバッファ回路の駆動電流に比して小さい
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記画素アレイの各列に対応して設けられた前記増幅器のうちの一部の増幅器において、前記第1の期間の駆動電流が、前記第2の期間の駆動電流に比べて小さく、かつ前記第1の期間に、前記帰還スイッチが接続状態であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記一部の増幅器は、前記第1の期間に、前記画素アレイから信号が入力されないことを特徴とする請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 前記固体撮像装置は、読み出しが行われる列を垂直走査期間ごとに変化させることが可能であり、読み出しが行われない列に対応する増幅器において、前記第1の期間の駆動電流が、前記第2の期間の駆動電流に比べて小さく、かつ前記第1の期間に、前記帰還スイッチが接続状態であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の固体撮像装置を備えることを特徴とする撮像システム。
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