JP2017005393A - 撮像装置、および、撮像システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることができる増幅回路を含む撮像装置を提供する。
【解決手段】 実施例に係る撮像装置は、複数の画素と、差動対を構成する複数のトランジスタ、および、前記複数のトランジスタにバイアス電流を供給する電流源を含み、前記複数の画素からの信号を受ける差動増幅回路と、第1の端子および第2の端子を含む容量素子と、前記複数のトランジスタと前記電流源との間の電気経路に前記第1の端子を接続する第1のスイッチと、電圧が供給される電圧供給ノードに前記第1の端子を接続する第2のスイッチと、を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 実施例に係る撮像装置は、複数の画素と、差動対を構成する複数のトランジスタ、および、前記複数のトランジスタにバイアス電流を供給する電流源を含み、前記複数の画素からの信号を受ける差動増幅回路と、第1の端子および第2の端子を含む容量素子と、前記複数のトランジスタと前記電流源との間の電気経路に前記第1の端子を接続する第1のスイッチと、電圧が供給される電圧供給ノードに前記第1の端子を接続する第2のスイッチと、を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は撮像装置、および、撮像システムに関する。
近年、撮像装置に差動増幅回路が用いられている。特許文献1の差動増幅回路は、入力段を駆動する電流源回路と並列に接続された可変容量を含むスルーレート調整部を含んでいる。具体的に、特許文献2の図3に示されたスルーレート調整部(414)は、第1の容量(C1)と第2の容量(C2)からなる可変容量を含む。第1の容量の一方の端子は、第1のスイッチ(S1)を介して電流源回路(MN3)に接続されている。第1の容量の他方の端子は接地されている。第2の容量の一方の端子は、第2のスイッチ(S2)を介して第1の容量の一方の端子に接続されている。第2の容量の他方の端子は接地されている。特許文献2には、このような構成により、消費電流を増加させずにスルーレートを向上することができると記載されている。
特許文献1に記載の差動増幅回路においては、スルーレートの向上が困難であるという課題がある。特許文献1に記載の差動増幅回路においては、スルーレート調整部に含まれる可変容量を充電する電流が生じることにより、スルーレートが向上する。しかし、当該可変容量が充電された状態では、当該可変容量を充電する電流が流れない、あるいは、小さくなる。特許文献1に記載の差動増幅回路では、可変容量を放電するのに時間がかかるため、スルーレートを向上させることが困難である。
このような課題に鑑み、本発明は、消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることができる差動増幅回路を含む撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面に係る実施例の撮像装置は、複数の画素と、差動対を構成する複数のトランジスタ、および、前記複数のトランジスタにバイアス電流を供給する電流源を含み、前記複数の画素からの信号を受ける差動増幅回路と、第1の端子、および、第2の端子を含む容量素子と、前記複数のトランジスタと前記電流源との間の電気経路に前記第1の端子を接続する第1のスイッチと、電圧が供給される電圧供給ノードに前記第1の端子を接続する第2のスイッチと、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の差動増幅回路において、消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることができる。
図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1(a)は、本実施形態の撮像装置の全体構成を模式的に示すブロック図である。複数の画素10が、複数の画素列を含む画素アレイ10Aを構成する。図1(a)には、3つの画素行と3つの画素列とを構成する9個の画素10が示されている。1つの画素列に含まれる複数の画素10は、対応する出力線112に接続される。1つの画素行に含まれる複数の画素10が垂直走査回路20からの駆動信号により選択される。さらに、垂直走査回路20からの駆動信号に基づいて、選択された1つの画素行に含まれる複数の画素10からの信号が、並行して、複数の出力線112に出力される。このような制御を複数の画素行に対して順次行うことにより、画素アレイ10Aからの信号が出力線112に出力される。なお、複数の画素10の数、および、複数の画素列の数はこれらに限定されない。
撮像装置は複数の信号処理回路40を含む。いくつかの実施例では、複数の読出し回路は、複数の画素列に対応して設けられる。つまり、複数の信号処理回路40は、それぞれ、複数の画素列の互いに異なる1つに対応して設けられる。なお、画素列に対応しない信号処理回路40が設けられてもよい。
出力線112に出力された信号は、対応する信号処理回路40に入力される。つまり、信号処理回路40は、出力線112に出力された信号を受けるように構成される。信号処理回路40は、出力線112に出力された信号に対して、増幅、バッファリグ、比較、サンプルホールド、アナログデジタル変換(Analog to Digital Conversion、以下AD変換)などの処理を行う。出力線112と信号処理回路40との間の電気経路に、バッファ、スイッチ、増幅回路、クランプ回路など、信号を伝達する回路が配されてもよい。
信号処理回路40は出力線112からの信号を増幅する列アンプ42、および、出力線112からの信号をデジタル信号へ変換するアナログデジタル変換回路(以下、AD変換回路)を含む。AD変換回路は比較部44とメモリ46とを含む。比較部44には、参照信号発生回路50によって生成された参照信号が入力される。比較部44は、出力線112に出力された信号と参照信号との比較を行う。そして、比較部44の出力が反転したタイミングで、カウンタ60のカウント値がメモリ46に記憶される。水平走査回路80からの駆動信号に基づいて、メモリ46に保持されたカウント値が、デジタル信号として読み出される。垂直走査回路20、列アンプ42、比較部44、メモリ46、参照信号発生回路50、カウンタ60、および、水平走査回路80は、タイミング発生回路70から供給されるクロック信号に基づいて制御される。
なお、図1(a)に示された信号処理回路40は、アナログ信号である画素10からの信号を、デジタル信号に変換している。変形例として、信号処理回路40は、アナログ信号のまま画素10からの信号を撮像装置の外部に出力してもよい。この場合、AD変換回路は省略される。別の変形例として、列アンプ42は省略されてもよい。この場合、出力線112がAD変換回路の比較部44に接続される。
なお、図1(a)においては、1つのブロックが、複数の信号処理回路40に含まれる複数の要素を示している。例えば、図1(a)において列アンプ42を表す1つのブロックは、複数の信号処理回路40のそれぞれに列アンプ42が含まれることを表している。
次に、画素10の構成について説明する。図1(b)は画素10の等価回路を示す図である。図1(b)は1つの画素10のみを示しているが、他の画素10も同様の構成である。
画素10は、フォトダイオードD1を含む光電変換部、増幅トランジスタM8、選択トランジスタM9、転送トランジスタM10、リセットトランジスタM11を含む。光電変換部は、入射した光に基づく電荷を生成する。転送トランジスタM10は、光電変換部の電荷を増幅トランジスタM8のゲートに転送する。リセットトランジスタM11は、増幅トランジスタM8のゲートの電圧をリセットする。選択トランジスタM9は増幅トランジスタM8と出力線112との接続を制御する。選択トランジスタM9のゲート、転送トランジスタM10のゲート、および、リセットトランジスタM11のゲートには、それぞれ、駆動信号PSEL、駆動信号PTX、駆動信号PRESが供給される。
画素10の増幅トランジスタM8は、出力線112を介して、不図示の電流源に接続される。このような構成により、増幅トランジスタM8がソースフォロア回路を構成する。選択トランジスタM9がオンのときに、増幅トランジスタM8は、光電変換部で生じた電荷に基づく信号を出力線112に出力する。本明細書では、光電変換部で生じた電荷に基づく信号を、画素10からの信号とも呼ぶ。
本実施形態の列アンプ42、および、比較部44は、それぞれ差動増幅回路を含む。差動増幅回路は、差動対を構成する複数のトランジスタ、および、複数のトランジスタにバイアス電流を供給する電流源を含む。図2に差動対を構成する複数のトランジスタ203、204、および、電流源210が例示されている。
本実施形態の撮像装置は、第1の端子および第2の端子を含む容量素子を備える。容量素子の第1の端子は、第1のスイッチを介して、差動対を構成する複数のトランジスタと電流源との間の電気経路に接続される。また、容量素子の第1の端子は、第2のスイッチを介して、所定の電圧が供給される電圧供給ノードに接続される。図2に容量素子207、第1のスイッチ205、および、第2のスイッチ206が例示されている。
このような構成によれば、消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることが可能である。具体的には、第2のスイッチをオンすることで、電圧供給ノードの電圧に、容量素子の第1の端子の電圧をリセットすることができる。リセット後に、第1のスイッチをオンすることで、容量素子を充電する電流をバイアス電流として差動対に供給することができる。第1のスイッチおよび第2のスイッチを制御することにより、所望のタイミングで容量素子の第1の端子の電圧をリセットすることができるため、容易にスルーレートを向上させることができる。
以下、本発明に係るいくつかの実施例を説明する。特に断りがない限り、本実施形態についての説明は、全ての実施例に適用される。本実施形態は撮像装置の一例であり、適宜変更されうる。また、以下に説明するいずれかの実施例の一部の構成を、他の実施例の一部と置換、あるいは、他の実施例に付加してもよい。
撮像装置に用いられる差動増幅回路の実施例を説明する。図2は、図1の列アンプ42の等価回路を示している。
列アンプ42は差動増幅回路を含む。トランジスタ203およびトランジスタ204が差動増幅回路に含まれる差動対を構成している。トランジスタ203およびトランジスタ204は、それぞれ、Nチャネル型のMOSトランジスタである。トランジスタ203のソースおよびトランジスタ204のソースは、電流源210を介して、接地電圧の供給された接地ノードに接続される。電流源210は差動対を構成する複数のトランジスタ203、204にバイアス電流Idcを供給する。電流源210は、例えば、Nチャネル型のMOSトランジスタで構成される。差動対と電流源210との間の電気経路には、ゲート接地回路やスイッチなどが配されてもよい。
トランジスタ203のドレインおよびトランジスタ204のドレインは、それぞれ、負荷トランジスタ201および負荷トランジスタ202を介して、電源電圧Vddの供給された電源ノードに接続される。負荷トランジスタ201および負荷トランジスタ202はカレントミラー回路を構成している。負荷トランジスタ201および負荷トランジスタ202は、それぞれ、Pチャネル型のMOSトランジスタである。カレントミラー回路の代わりに抵抗などの負荷が、トランジスタ203のドレインおよびトランジスタ204のドレインに接続されてもよい。
トランジスタ203のゲートが、差動増幅回路の第1の入力ノードである。トランジスタ204のゲートが、差動増幅回路の第2の入力ノードである。トランジスタ204のドレインが、差動増幅回路の出力ノード212である。
容量素子208および容量素子209は負帰還ネットワークを構成している。容量素子208の一方の端子が出力線112に接続され、他方の端子がトランジスタ204のゲートに接続される。容量素子209の一方の端子がトランジスタ204のゲートに接続され、他方の端子が出力ノード212に接続される。
トランジスタ203のゲート(第1の入力ノード)には、参照電圧VCが入力される。トランジスタ204のゲート(第2の入力ノード)には、画素10から出力線112に出力された信号Vinが容量素子208を介して入力される。このような構成により、差動増幅回路は、画素10からの信号Vinを増幅する反転増幅回路を構成する。
本実施例の列アンプ42は、容量素子207、第1のスイッチ205、および、第2のスイッチ206を含む。容量素子207は第1の端子TAと第2の端子TBとを含む。第1の端子TAは、第1のスイッチ205を介して、差動対を構成する複数のトランジスタ203、204と電流源210との間の電気経路に接続される。また、第1の端子TAは、第2のスイッチ206を介して所定の電圧が供給される電圧供給ノードに接続されている。トランジスタ203のソースの電圧(電圧VC)が、電圧供給ノードに供給される所定の電圧と、トランジスタ203のゲートの電圧(参照電圧VC)との間の値になるように、所定の電圧は設定される。本実施例では、所定の電圧として接地電圧が供給されている。つまり、第1の端子TAは、第2のスイッチ206を介して接地ノードに接続されている。第2の端子TBは、接地ノードに接続されている。
第1のスイッチ205は、制御信号P_SWにより制御される。第2のスイッチ206は、制御信号P_SWBにより制御される。本実施例では、制御信号P_SWと制御信号P_SWBとは互いに逆位相の信号である。つまり、第1のスイッチ205と、第2のスイッチ206とは、互いに逆位相で動作する。具体的には、第1のスイッチ205がオンのときは第2のスイッチ206がオフであり、一方、第1のスイッチ205がオフのときには第2のスイッチ206がオンである。なお、第1のスイッチと第2のスイッチとが、互いに相関のない制御信号により、個別に制御されてもよい。
次に、本実施例の撮像装置の動作について説明する。図3は、出力線112からの入力電圧Vin、制御信号P_SW、出力電圧Vout、差動対に供給されるバイアス電流Ibias1、トランジスタ203のソースの電圧VAを示している。入力電圧Vinは、画素10からの信号のレベルを表している。なお、制御信号P_SWBは、制御信号P_SWの逆位相の信号、つまり、制御信号P_SWを反転した信号であるため、図示を省略している。
まず、入力電圧Vinが低いレベルである。この時、制御信号P_SWはハイレベルであるため、第1のスイッチ205はオンし、第2のスイッチ206はオフしている。
時刻t1で、入力電圧Vinが高いレベルに変化する。例えば、画素10において、増幅トランジスタM8のゲートの電圧がリセットされた状態で増幅トランジスタM8が信号を出力するときに、このような入力電圧Vinの変化が起こりうる。
入力電圧Vinのレベルが変化するタイミングに同期して、制御信号P_SWがハイレベルからローレベルに遷移する。このため、第1のスイッチ205が、入力電圧Vinが変化するタイミングに同期して、オンからオフに遷移する。また、同じタイミングで、第2のスイッチ206がオフからオンに遷移する。
第2のスイッチ206がオンすることにより、容量素子207の第1の端子TAの電圧が、接地電圧にリセットされる。言い換えると、容量素子207が放電される。また、第1のスイッチ205がオフしているので、差動増幅回路は、入力信号を増幅する動作を行っている。つまり、入力電圧Vinの変化に伴い、差動増幅回路の出力ノード212の出力電圧Voutは、容量素子208と容量素子209の容量の比(電圧ゲイン)に応じて所定のレベルに低下する。
時刻t2で、入力電圧Vinが低いレベルに変化する。例えば、画素10において、転送トランジスタM10が電荷を転送することにより、このような入力電圧Vinの変化が起こりうる。
入力電圧Vinのレベルが変化するタイミングに同期して、制御信号P_SWがローレベルからハイレベルに遷移する。このため、第1のスイッチ205が、入力電圧Vinが変化するタイミングに同期して、オフからオンに遷移する。また、同じタイミングで、第2のスイッチ206がオンからオフに遷移する。
トランジスタ203のソースの電圧VAは、時刻t2の前、参照電圧VCからトランジスタ203のゲートとソースとの間の電圧Vgsを減じたレベルである。また、時刻t2の前には、容量素子207の第1の端子TAには接地電圧が供給されている。そのため、時刻t2に第1のスイッチ205がオンすると、トランジスタ203のソースの電圧VAが接地電圧になり、トランジスタ203のゲートとソースとの間の電圧がほぼ参照電圧VCにまで増加する。その結果、容量素子207には、過渡的な充電電流Ich1が流れ込む。
図3において、Ibias1は、差動増幅回路の差動対に供給されるバイアス電流の総和を示している。時刻t2の直後においては、過渡的な充電電流Ich1が、電流源210の供給するバイアス電流Idcに加算される。そのため、差動増幅回路の駆動力が向上し、出力ノード212の出力電圧Voutが高速に所定のレベルに達する。すなわち、差動増幅回路のスルーレートが向上する。
このとき、バイアス電流Ibias1は式(1)で表わされる。また、出力ノード212の出力電圧VoutのスルーレートSR(Vout)は、バイアス電流Ibias1と出力ノード212の等価負荷容量Cfとを用いた式(2)で表される。
Cfは容量8、9の直列合成容量である。
Ibias1=Idc+Ich1 (1)
SR(Vout)=Ibias1/Cf (2)
Ibias1=Idc+Ich1 (1)
SR(Vout)=Ibias1/Cf (2)
式(2)が表すように、充電電流Ich1が大きいほど出力電圧Voutの単位時間当たりの変化量、つまり、スルーレートは大きくなる。
また、バイアス電流の加算分は過渡的な充電電流Ich1であり、時間とともに減少している。そのため、積算の電流量を低減することができ、消費電力を低減することができる。
時刻t3以降は、時刻t1の動作を繰り返し行う。そのため、時刻t3以降の動作の説明は省略する。なお、時刻t1から時刻t2の間隔、および、時刻t2から時刻t3の間隔は任意に設定されうる。
このように、本実施例では、第2のスイッチ206を介して、容量素子207の第1の端子TAの電圧を所定の電圧にリセットすることができる。そのため、リセットの後、容量素子207を充電する充電電流を差動増幅回路のバイアス電流に加算することができる。結果として、消費電力の増加を抑制しつつ、増幅回路のスルーレートの向上、つまり、高速化を実現することが可能である。
なお、第1のスイッチ205と第2のスイッチ206とが互いに逆位相で動作することにより、容量素子207のリセットと、容量素子207の充電とを容易に制御することができる。
本実施例の差動増幅回路は反転増幅回路を構成している。しかし、これに限定されることはなく、差動増幅回路は正転増幅回路やその他の増幅回路を構成してもよい。
列アンプ42に含まれるトランジスタの導電型を逆にしてよい。例えば、差動対を構成する複数のトランジスタ203、204が、それぞれ、Pチャネル型のMOSトランジスタであってもよい。この場合、電圧供給ノードには、所定の電圧として電源電圧Vddが供給される。つまり、第1の端子TAは、第2のスイッチ206を介して、電源電圧Vddが供給される電源ノードに接続される。また、容量素子207の第2の端子TBは電源ノードに接続される。
以上に述べた通り、本実施例によれば、撮像装置の差動増幅回路において、消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることができる。
撮像装置に用いられる差動増幅回路の別の実施例を説明する。図4は、図1の列アンプ42の等価回路を示している。図2と同様の機能を有する部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。ここでは、図2との差異について説明する。
本実施例では、容量素子207の第2の端子TBに、第1の電圧と、第1の電圧とは異なる第2の電圧とが選択的に供給される。第2の端子TBは、第3のスイッチ413を介して接地電圧が供給された接地ノードに接続される。本実施例では、第1の電圧として接地電圧が用いられている。また、第2の端子TBは、第4のスイッチ414を介して、電圧VDが供給されるノードに接続される。本実施例では、第2の電圧として接地電圧より高い電圧VDが用いられている。
本実施例においては、第1のスイッチ205がオンのときに、容量素子207の第2の端子TBに接地電圧が供給される。そして、第1のスイッチ205がオフのときに、容量素子の第2の端子に電圧VDが供給される。
第3のスイッチ413は、駆動信号P_SWにより制御される。第4のスイッチ414は、駆動信号P_SWBにより制御される。そのため、第1のスイッチ205と第3のスイッチ413とが同相で動作する。また、第2のスイッチ206と第4のスイッチ414とが同相で動作する。同相の制御信号を用いることにより、配線数を削減することができる。なお、第3のスイッチ413と第4のスイッチ414とが、それぞれ、独立した制御信号により制御されてもよい。
本実施例の撮像装置の動作について説明する。図5は、出力線112からの入力電圧Vin、制御信号P_SW、出力電圧Vout、差動対に供給されるバイアス電流Ibias1、トランジスタ203のソースの電圧VAを示している。入力電圧Vinは、画素10からの信号のレベルを表している。なお、制御信号P_SWBは、制御信号P_SWの逆位相の信号、つまり、制御信号P_SWを反転した信号であるため、図示を省略している。図3と同様の部分については説明を省略する。
時刻t1から時刻t2の間、制御信号P_SWがローレベルである。そのため、第1のスイッチ205および第3のスイッチ413はオフしている。一方、第2のスイッチ206および第4のスイッチ414はオンしている。このとき、容量素子207の第1の端子TAには接地電圧が供給され、容量素子207の第2の端子TBには電圧VDが供給される。言い換えると、第1の端子TAの電圧は、第2の端子TBの電圧に対して電圧VDだけ低い電圧にリセットされている。
時刻t2において、制御信号P_SWがハイレベルに遷移する。これにより、第1のスイッチ205および第3のスイッチ413がオンする。一方、第2のスイッチ206および第4のスイッチ414はオフする。容量素子207の第2の端子TBには接地電圧が供給される。容量素子207の第1の端子TAには、第2の端子TBの電圧に対して−VDの電圧が保持されているので、トランジスタ203のソースの電圧VAは、接地電圧よりも電圧VDだけ低いレベルになる。したがって、トランジスタ203のゲートとソースとの間の電圧が、ほぼ参照電圧VCと電圧VDとの和に等しくなる。その結果、容量素子207に、過渡的な充電電流Ich2が流れ込む。トランジスタ203のゲートとソースとの間の電圧が大きいので、充電電流Ich2は、実施例1の過渡的な充電電流Ich1よりも大きい。そのため、本実施例によれば、実施例1に比べてよりスルーレートを向上させることができる。
本実施例においても、列アンプ42に含まれるトランジスタの導電型を逆にしてよい。この場合、第1の電圧として電源電圧Vddが用いられる。具体的に、容量素子207の第2の端子TBは、第3のスイッチ413を介して、電源電圧Vddが供給される電源ノードに接続される。また、第2の電圧として、電源電圧Vddよりも低い電圧が用いられる。
トランジスタの導電型がいずれの場合であっても、第1のスイッチ205がオンするタイミングに同期して、容量素子207に流れる充電電流が増加する方向に、第1の電圧から第2の電圧へ切り替えることで、スルーレートを向上させることができる。
以上に述べた通り、本実施例によれば、撮像装置の差動増幅回路において、消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることができる。
撮像装置に用いられる差動増幅回路の別の実施例を説明する。図6は、図1の比較部44の等価回路を示している。図2と同様の機能を有する部分には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。ここでは、図2との差異について説明する。
本実施例において、差動増幅回路はコンパレータとして用いられている。具体的には、図2の容量素子208および容量素子209による負帰還ネットワークを有していない。出力線112からの信号、あるいは、列アンプ42からの信号が、トランジスタ203のゲート(第1の入力ノード)に入力される。また、トランジスタ204のゲート(第2の入力ノード)に、AD変換に用いる参照信号Vrefが入力される。参照信号Vrefは、例えば、ランプ信号である。その他の構成は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
本実施例においても、実施例1と同様に、撮像装置の差動増幅回路において、消費電力を低減しつつ、スルーレートを向上させることができる。また、実施例2のように、第1の電圧および第2の電圧を選択的に容量素子207の第2の端子TBに供給する構成を本実施例に追加してもよい。
図7には、本発明の1つの実施形態の撮像システムの構成が示されている。撮像システム800は、例えば、光学部810、撮像装置1、映像信号処理部830、記録・通信部840、タイミング制御部850、システム制御部860、及び再生・表示部870を含む。撮像装置820は、撮像装置1及び映像信号処理部830を有する。撮像装置1には、上記の実施形態で説明された撮像装置が用いられる。
レンズ等の光学系である光学部810は、被写体からの光を撮像装置1の、複数の画素が2次元状に配列された画素アレイ10Aに結像させ、被写体の像を形成する。撮像装置1は、タイミング制御部850からの信号に基づくタイミングで、画素アレイ10Aに結像された光に応じた信号を出力する。撮像装置1から出力された信号は、映像信号処理部である映像信号処理部830に入力され、映像信号処理部830が、プログラム等によって定められた方法に従って信号処理を行う。映像信号処理部830での処理によって得られた信号は画像データとして記録・通信部840に送られる。記録・通信部840は、画像を形成するための信号を再生・表示部870に送り、再生・表示部870に動画や静止画像を再生・表示させる。記録・通信部840は、また、映像信号処理部830からの信号を受けて、システム制御部860と通信を行うほか、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
システム制御部860は、撮像システムの動作を統括的に制御するものであり、光学部810、タイミング制御部850、記録・通信部840、及び再生・表示部870の駆動を制御する。また、システム制御部860は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラム等が記録される。また、システム制御部860は、例えばユーザの操作に応じて駆動モードを切り替える信号を撮像システム内に供給する。具体的な例としては、読み出す行やリセットする行の変更、電子ズームに伴う画角の変更や、電子防振に伴う画角のずらし等である。タイミング制御部850は、システム制御部860による制御に基づいて撮像装置1及び映像信号処理部830の駆動タイミングを制御する。
10 画素
203 トランジスタ
204 トランジスタ
205 第1のスイッチ
206 第2のスイッチ
207 容量素子
210 電流源
203 トランジスタ
204 トランジスタ
205 第1のスイッチ
206 第2のスイッチ
207 容量素子
210 電流源
Claims (17)
- 光電変換部と、
差動対を構成する複数のトランジスタ、および、前記複数のトランジスタにバイアス電流を供給する電流源を含み、前記光電変換部で生じた電荷に基づく信号を受ける差動増幅回路と、
第1の端子、および、第2の端子を含む容量素子と、
前記複数のトランジスタと前記電流源との間の電気経路に前記第1の端子を接続する第1のスイッチと、
電圧が供給される電圧供給ノードに前記第1の端子を接続する第2のスイッチと、を備える、
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとは互いに逆位相で動作する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第1のスイッチが遷移するタイミングは、前記信号のレベルが変化するタイミングに同期している、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。 - 前記第2の端子に、第1の電圧および前記第1の電圧とは異なる第2の電圧が選択的に供給される、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記第1のスイッチがオンのときに、前記第2の端子に前記第1の電圧が供給され、
前記第1のスイッチがオフのときに、前記第2の端子に前記第2の電圧が供給される、
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記第1の電圧が供給されるノードに前記第2の端子を接続する第3のスイッチと、
前記第2の電圧が供給されるノードに前記第2の端子を接続する第4のスイッチと、を備える、
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の撮像装置。 - 前記第1のスイッチと前記第3のスイッチとが同相で動作し、
前記第2のスイッチと前記第4のスイッチとが同相で動作する、
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記第2の端子に供給する電圧を前記第1の電圧から前記第2の電圧へ切り替えたとき、前記容量素子に流れる充電電流の増加する方向に前記第1の端子の電圧が変化する、
ことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記複数のトランジスタがNチャネル型のトランジスタであり、
前記電圧供給ノードが接地ノードである、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記第2の端子は前記接地ノードに接続されることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
- 前記複数のトランジスタがPチャネル型のトランジスタであり、
前記電圧供給ノードが電源ノードである、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記第2の端子は前記電源ノードに接続されることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- 前記複数のトランジスタの1つのソースの電圧が、前記電圧供給ノードに供給される前記電圧と、前記前記複数のトランジスタの1つのゲートの電圧との間の値になるように、前記電圧供給ノードに供給される前記電圧が設定される、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記差動増幅回路が、前記信号と参照信号とを比較する比較部を構成する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記差動増幅回路が、前記信号を増幅する反転増幅回路を構成する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の撮像装置。 - それぞれが前記光電変換部を含む複数の画素を備え、
前記複数の画素が、複数の画素列を含む画素アレイを構成し、
前記複数の画素列に対応して複数の前記差動増幅回路が配される、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載の撮像装置と、
前記撮像装置からの信号を処理する信号処理装置と、を備えた撮像システム。
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