JP2016041505A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ヘッドのインク吐出面のインク汚れを抑制することが可能なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】このプリンター100(インクジェット記録装置)は、記録ヘッド17a〜17cを有する記録部9と、吐出ノズル18から強制的に排出されたパージインク22を拭き取るワイパー35を有するワイプユニット19と、ワイパー35の先端面35dに付着したインク22が転写されるクリーニング部材82を有するクリーニング機構80と、ワイパー35を移動させるワイプ昇降機構と、転写面を移動させる転写面移動機構と、制御部90と、を備える。制御部90は、ワイパー35をクリーニング部材82の転写面に対して略垂直に接離させることを複数回繰り返すことによって、ワイパー35の先端面35dのインク22を除去し、ワイパー35の先端面35dが転写面の清浄な部分に当接するように転写面を移動させる。
【選択図】図24

Description

本発明は、用紙のような記録媒体にインクを吐出することによって記録を行うインクジェット記録装置に関するものである。
ファクシミリ、複写機、プリンターのような記録装置は、紙、OHP用シートのような記録媒体に画像を記録するように構成されているが、記録を行う方式により、インクジェット式、ワイヤードット式、サーマル式等に分類することができる。また、インクジェット記録方式は、記録ヘッドが記録媒体上を走査しながら記録を行うシリアル型と、記録装置本体に固定された記録ヘッドにより記録を行うラインヘッド型に分類することができる。
シリアル型のインクジェット記録装置は、記録媒体の搬送方向に対し直交する方向に記録媒体上を走査しながらインクを吐出する記録ヘッドを備える。一方、ラインヘッド型のインクジェット記録装置は、記録媒体の搬送方向に対し直交する印字領域幅全域に亘って吐出ノズルが所定の間隔で並んでいるラインヘッド型のインクジェットヘッド(記録ヘッド)を色毎に備えている。そして、記録媒体の搬送に合わせて印字位置に対応した吐出ノズルからインクを吐出することにより、記録媒体全体に印字することを可能としたものである。
このようなインクジェット記録装置では、通常、吐出ノズル内で増粘したインクを記録ヘッドの吐出口から定期的に強制的に押し出す回復処理を行う。回復処理としては、例えば、記録ヘッドの吐出口から強制的にインクを押し出し(パージ)た後、インク吐出面のパージインクがワイプブレードによって拭き取られる。このとき、ワイプブレードの先端面および側面にパージインクが付着する。そして、ワイプブレードを水平方向に往復移動させることにより、インク除去板に左右両側からワイプブレード先端のインクを擦り付けていた。この方法では、ワイプブレードのインクをある程度除去可能である。
なお、ワイプブレードとワイプブレードの側面に当接してインクを除去するワイプ清掃部材とを備えたインクジェット記録装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−27002号公報
しかしながら、従来のインクジェット記録装置のように、ワイプブレードを水平方向に往復移動させてインク除去板にインクを擦り付ける方法では、インク除去板に擦り付けたインクがワイプブレードに逆戻りする場合がある。このため、ワイプブレードに戻り増粘したインクが、次回の回復処理時に記録ヘッドのインク吐出面に付着するという問題点があった。これにより、回復処理を繰り返す毎に記録ヘッドのインク吐出面にインクが堆積し、インク吐出面を汚していた。また、堆積したインクによりインク吐出面に凹凸が形成されるので、非印字動作時にノズルの乾燥を抑制するためにインク吐出面にキャップをしたとしても、キャップの気密性を確保するのが困難で、ノズルが乾燥して不吐出の原因となっていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、記録ヘッドのインク吐出面のインク汚れを抑制することが可能なインクジェット記録装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録装置は、記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドを有する記録部と、吐出ノズルから強制的に排出されたパージインクを拭き取るワイプブレードを有するワイプユニットと、ワイプブレードの先端面に付着したインクが転写されるクリーニング部材を有するクリーニング機構と、ワイプブレードを移動させるためのワイプ昇降機構と、転写面を移動させるための転写面移動機構と、制御部と、を備える。制御部は、ワイプ昇降機構を制御して、ワイパーブレードをクリーニング部材の転写面に対して略垂直に接離させることを複数回繰り返すことによって、ワイプブレードの先端面のインクを除去するインク除去工程と、転写面移動機構を制御して、ワイプブレードの先端面が転写面の清浄な部分に当接するように転写面を移動させる転写面移動工程と、を実行可能である。
本発明によれば、ワイプブレードの先端面が転写面の清浄な部分に当接するように転写面を移動させる転写面移動機構を設ける。これにより、クリーニング部材の転写面からワイプブレードにインクが逆戻りするのを抑制することができる。
また、ワイプ昇降機構により、ワイプブレードをクリーニング部材の転写面に対して接離させることを複数回繰り返す。これにより、ワイプブレードの先端面のインクを確実に除去することができるので、次回の回復処理時にワイプブレードに付着したインクが記録ヘッドのインク吐出面に付着するのを抑制することができる。その結果、記録ヘッドのインク吐出面が汚れるのを抑制することができる。なお、ワイプブレードをクリーニング部材の転写面に対して接離させることを1回だけ行ったとしても、ワイプブレードの先端面にはインクが残ってしまう。
また、ワイプブレードをクリーニング部材の転写面に対して略垂直に接離させる。これにより、ワイプブレードの先端面のインクをクリーニング部材に転写できるだけでなく、ワイプブレードの側面の先端面近傍のインクも表面張力によってクリーニング部材に転写させることができる。このため、次回の回復処理時にワイプブレードの側面のインクが記録ヘッドのインク吐出面に付着するのを抑制することができるので、記録ヘッドのインク吐出面が汚れるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態のプリンターの構造を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターの第1ベルト搬送部および記録部を上方から示した平面図である。 本発明の一実施形態のプリンターの記録部の構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターの記録部のラインヘッドを構成する記録ヘッドの構造を示した側面図である。 本発明の一実施形態のプリンターの記録ヘッドをインク吐出面側から示した底面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのインクタンクから記録ヘッドまでのインク流路を示した図である。 本発明の一実施形態のプリンターの記録部、キャップユニットおよびワイプユニット等の構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットの構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットおよびクリーニング機構の構造を下方から示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのキャリッジの構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのキャリッジの構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットの構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットの構造を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのクリーニング機構の下方にワイプユニットが配置された状態を下方から示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのクリーニング機構の構造を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターの第1ベルト搬送部が降下した状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットが第1の位置に移動した状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーを記録ヘッドのインク吐出面の拭き取り開始位置に圧接した状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーにより記録ヘッドのインク吐出面に吐出されたパージインクを拭き取っている状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーをクリーニング部材の真下の位置に配置した状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーをクリーニング部材の転写面に圧接した状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーをクリーニング部材の転写面から離間させた状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイプユニットの係合片がクリーニング機構のレバーに係合してクリーニング部材を回転させた状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーをクリーニング部材の下方に戻すことにより、レバーが元の位置に戻った状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーの先端面のインクが除去された状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーの側面の先端面近傍のインクが表面張力によって除去される状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーの先端面およびその近傍のインクが除去された状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのワイパーが記録ヘッドのインク吐出面に当接した後、ワイピングを開始した状態を示した側面断面図である。 本発明の一実施形態のプリンターのキャップユニットおよびワイプユニットが第1の位置に移動した状態を示した斜視図である。 本発明の第1変形例のクリーニングブレードおよびクリーニング部材の構造を示した側面図である。 本発明の第2変形例のクリーニング部材およびローラーの構造を示した側面図である。 本発明の第3変形例のクリーニング部材、送出しローラーおよび巻取りローラーの構造を示した側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図29を参照して、本発明の一実施形態のインクジェット式のプリンター100(インクジェット記録装置)について説明する。図1に示すように、プリンター100は、プリンター本体1の内部下方に用紙収容部である給紙カセット2aが配置されている。給紙カセット2aの内部には、記録媒体の一例である印刷前のカットペーパーなどの用紙Pが収容されている。給紙カセット2aの用紙搬送方向下流側、すなわち図1における給紙カセット2aの左側の上方には給紙装置3aが配置されている。この給紙装置3aにより、用紙Pは図1において給紙カセット2aの左上方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。給紙カセット2aはプリンター本体1の正面側から水平に引き出して用紙Pを補充することが可能である。
プリンター本体1の左側面外部には手差し給紙トレイ2bが備えられている。手差し給紙トレイ2bには給紙カセット2a内の用紙Pとは異なるサイズの用紙や、屈曲した搬送経路を通過するのが困難な用紙、1枚ずつ手で送り込みたい用紙などが載置される。手差し給紙トレイ2bの用紙搬送方向下流側、すなわち図1における手差し給紙トレイ2bの右側には給紙装置3bが配置されている。この給紙装置3bにより、手差し給紙トレイ2b上の用紙は図1において右方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。
また、プリンター100はその内部に第1用紙搬送路4aを備えている。第1用紙搬送路4aは、給紙カセット2aに関して言えばその給紙方向である左上方に位置し、手差し給紙トレイ2bに関して言えばその右方に位置する。給紙カセット2aから送り出された用紙Pは第1用紙搬送路4aによりプリンター本体1の側面に沿って垂直上方に搬送され、手差し給紙トレイ2bから送り出された用紙は略水平右方に向けて搬送される。
用紙搬送方向に対し第1用紙搬送路4aの下流端にはレジストローラー対13が備えられている。さらにレジストローラー対13の用紙搬送方向下流側直近には第1ベルト搬送部5及び記録部9が配置されている。給紙カセット2a(または手差し給紙トレイ2b)から送り出された用紙Pは第1用紙搬送路4aを通ってレジストローラー対13に到達する。レジストローラー対13は用紙Pの斜め送りを矯正しつつ記録部9が実行するインク吐出動作とのタイミングを計り、第1ベルト搬送部5に向かって用紙Pを送り出す。
また、記録部9は、記録ヘッドの乾燥や目詰まりによるインクの吐出不良を防止するために、長期間停止後の印字開始時は全ての記録ヘッドの吐出ノズルから、また印字動作の合間にはインク吐出量が規定値以下の吐出ノズルから、ノズル内の粘度が高くなったインクを押し出すパージを実行して、次の印字動作に備える。
用紙搬送方向に対し第1ベルト搬送部5の下流側(図1の右側)には第2ベルト搬送部12が配置されている。記録部9にてインク画像が記録された用紙Pは第2ベルト搬送部12へと送られ、第2ベルト搬送部12を通過する間に用紙P表面に吐出されたインクが乾燥される。
用紙搬送方向に対し第2ベルト搬送部12の下流側であってプリンター本体1の右側面近傍にはデカーラー部14が備えられている。第2ベルト搬送部12にてインクが乾燥された用紙Pはデカーラー部14へと送られ、用紙幅方向に並んだ複数のローラーを用いて用紙Pに生じたカールが矯正される。
用紙搬送方向に対しデカーラー部14の下流側(図1の上方)には第2用紙搬送路4bが備えられている。デカーラー部14を通過した用紙Pは両面記録を行わない場合、第2用紙搬送路4bから排出ローラー対を介してプリンター100の右側面外部に設けられた用紙排出トレイ15に排出される。
プリンター本体1の上部であって記録部9及び第2ベルト搬送部12の上方には両面記録を行うための反転搬送路16が備えられている。両面記録を行う場合には第一面への記録が終了して第2ベルト搬送部12及びデカーラー部14を通過した用紙Pが第2用紙搬送路4bを通って反転搬送路16へと送られる。反転搬送路16へ送られた用紙Pは、続いて第二面の記録のために搬送方向が切り替えられ、プリンター本体1の上部を通過して左側に向かって送られ、第1用紙搬送路4a、及びレジストローラー対13を経て第二面を上向きにした状態で再度第1ベルト搬送部5へと送られる。
また、第2ベルト搬送部12の下方にはワイプユニット19及びキャップユニット30が配置されている。ワイプユニット19は、上述したパージを実行する際に記録部9の下方に水平移動し、記録ヘッドの吐出ノズルから吐出されたインクを拭き取り、拭き取られたインクを回収する。キャップユニット30は、記録ヘッドのインク吐出面をキャッピングする際に記録部9の下方に水平移動し、さらに上方に移動して記録ヘッドの下面に装着される。
記録部9は図2および図3に示すように、ヘッドハウジング10と、ヘッドハウジング10に保持されたラインヘッド11C、11M、11Y、及び11Kを備えている。これらのラインヘッド11C〜11Kは、駆動ローラー6及び従動ローラー7を含む複数のローラーに張架された第1搬送ベルト8の搬送面に対して所定の間隔(例えば1mm)が形成されるような高さに支持され、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向(図2の上下方向)に沿って千鳥状に配列されている複数(ここでは3個)の記録ヘッド17a〜17cを有する。ラインヘッド11C〜11Kは、搬送される用紙Pの幅以上の記録領域を有しており、第1搬送ベルト8上を搬送される用紙Pに対して、印字位置に対応した吐出ノズル18からインクを吐出できるようになっている。
図5に示すように、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面F(図4参照)には吐出ノズル18が多数配列されたノズル領域Rが設けられている。なお、記録ヘッド17a〜17cは同一の形状及び構成であるため、図4及び図5では記録ヘッド17a〜17cを一つの図で示している。また、図2及び図3に示すように、同一のラインヘッド11C〜11Kを構成する3個の記録ヘッド17a〜17cは、各記録ヘッド17a〜17cに設けられた吐出ノズル18の一部が用紙搬送方向に重複するように端部をオーバーラップさせて配置されている。
各ラインヘッド11C〜11Kを構成する記録ヘッド17a〜17cには、それぞれインクタンク20(図6参照)に貯留されている4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)のインクがラインヘッド11C〜11Kの色毎に供給される。
各記録ヘッド17a〜17cは、外部コンピューター等から受信した画像データに応じて、第1搬送ベルト8の搬送面に吸着保持されて搬送される用紙Pに向かって吐出ノズル18からインクを吐出する。これにより、第1搬送ベルト8上の用紙Pにはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクが重ね合わされたカラー画像が形成される。
また、記録ヘッド17a〜17cの乾燥や目詰まりによるインクの吐出不良を防止するために、長期間停止後の印字開始時は全ての記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18から、また印字動作の合間にはインク吐出量が規定値以下の記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18から、ノズル内の粘度が高くなったインクを押し出すパージを実行して、次の印字動作に備える。
なお、記録ヘッド17a〜17cからのインクの吐出方式としては、例えば、図示しないピエゾ素子を用いてインクを押し出すピエゾ方式や、発熱体によって気泡を発生させ、圧力をかけてインクを吐出するサーマルインクジェット方式など、各種方式を適用することができる。
続いて、印字時におけるインクタンク20から記録ヘッド17a〜17cへのインクの供給、及びパージ時における記録ヘッド17a〜17cからのインクの排出について説明する。なお、各色のインクタンク20と記録ヘッド17a〜17cとの間に、それぞれ図6に示すインク流路が設けられているが、ここでは任意の1色におけるインク流路について説明する。
図6に示すように、インクタンク20と記録ヘッド17a〜17cとの間には、シリンジポンプ21が配置されている。インクタンク20とシリンジポンプ21とはチューブ部材から成る第1供給路23によって連結され、シリンジポンプ21と記録ヘッド17a〜17c内の吐出ノズル18とはチューブ部材から成る第2供給路25によって連結されている。
第1供給路23には流入側弁27が設けられており、第2供給路25には流出側弁29が設けられている。流入側弁27を開閉することにより第1供給路23内のインクの移動が許容または規制され、流出側弁29を開閉することにより第2供給路25内のインクの移動が許容または規制される。
シリンジポンプ21は、シリンダー21aとピストン21bとを備えている。シリンダー21aは、第1供給路23及び第2供給路25と接続されており、第1供給路23を通じてインクタンク20内のインク22がシリンダー21aに流入するようになっている。また、シリンダー21aから第2供給路25を通じてインクが排出され、排出されたインクは記録ヘッド17a〜17cに供給され、吐出ノズル18からインク吐出面Fのノズル領域Rに押し出されるようになっている。
ピストン21bは、駆動装置(図示せず)によって上下に移動可能となっている。ピストン21bの外周には、Oリング等のパッキン(不図示)が装着されており、シリンダー21aからのインクの漏れを防ぐと共に、ピストン21bがシリンダー21aの内周面に沿って滑らかに摺動できるようになっている。
通常時(印字時)は、図6に示すように、流入側弁27及び流出側弁29は共に開放状態であり、ピストン21bを予め設定された位置で停止させておくことにより、シリンダー21a内には略一定量のインクが充填されている。そして、シリンダー21aと記録ヘッド17a〜17cとの間の表面張力差(メニスカス)によって、インク22がシリンダー21aから記録ヘッド17a〜17cへと供給される。
図7に示すように、記録部9の下方には、用紙搬送方向(矢印A方向)と平行な両端部に沿って2本のガイドレール60a、60bが固定されている。ガイドレール60a、60bには一対のガイド板61a、61bが固定されており、ガイド板61a、61bの下端部にはキャップユニット30の側端縁が支持されている。また、ガイドレール60a、60bにはキャリッジ71が摺動可能に支持されており、キャリッジ71上にワイプユニット19が載置されている。
キャップユニット30は、記録部9の真下の第1の位置と第1の位置から水平方向(矢印A方向)に退避した第2の位置(図7の位置)との間を往復移動可能であり、第1の位置において上方に移動して記録ヘッド17a〜17cにキャップをするように構成されている。
具体的には図8に示すように、キャップユニット30は、板金製のキャップトレイ30aと、キャップトレイ30aの上面に配置される凹状の12個のキャップ部30bと、4個の高さ方向位置決め突起30cと、を含んでいる。
キャップ部30bは、記録ヘッド17a〜17cに対応する位置に配置されている。これにより、第1の位置においてキャップユニット30が上方に移動することによって、各キャップ部30bが各記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fのキャップを行う。高さ方向位置決め突起30cは、記録ヘッド17a〜17cのキャップを行うためにキャップユニット30を記録部9側に上昇させたとき、記録部9のハウジング10に当接することでキャップ部30bとインク吐出面Fとの接触状態を一定に保持する。
また、キャップユニット30の下面には図9に示すように、後述するクリーニング機構80がネジ止めされている。
図7に示すように、ワイプユニット19は、記録部9の真下の第1の位置と第1の位置から水平方向(矢印A方向)に退避した第2の位置との間を往復移動可能であり、第1の位置において上方に移動して後述するワイピング動作を行うように構成されている。
具体的には、ガイドレール60bの外側には、キャリッジ71を矢印AA′方向に移動させるための駆動モーター72と、駆動モーター72およびキャリッジ71のラック歯71aに係合するギア列(図示せず)と、これらを覆うカバー部材73と、が取り付けられている。駆動モーター72が正回転することにより、ギア列が回転し、キャリッジ71およびワイプユニット19が第2の位置から第1の位置に移動する。なお、駆動モーター72およびギア列等によって、ワイプユニット19を水平方向に移動させるワイプ移動機構が構成されている。
また、キャリッジ71の四隅には図10および図11に示すように、ワイプユニット19を下面側から支持するとともに揺動(起立または倒伏)可能な支持アーム74が設けられている。矢印AA′方向に隣り合う支持アーム74同士は、回転軸75により連結されている。また、キャリッジ71の外側には、支持アーム74を揺動させるためのワイプ昇降モーター76と、ワイプ昇降モーター76および回転軸75のギアに係合するギア列等(図示せず)と、が取り付けられている。ワイプ昇降モーター76が正回転することにより、ギア列等が回転し、回転軸75が回動することによって、支持アーム74が揺動(起立)する。これにより、ワイプユニット19が上昇する。なお、ワイプ昇降モーター76、ギア列、回転軸75および支持アーム74等によって、ワイプユニット19を上下方向(矢印BB′方向)に移動させるワイプ昇降機構が構成されている。また、キャリッジ71の内面には上下方向に延びるガイド溝71bが形成されており、ワイプユニット19はガイド溝71bに沿って昇降する。
ワイプユニット19は図12および図13に示すように、複数のワイパー(ワイプブレード)35a〜35cが固定された略矩形状のワイパーキャリッジ31と、ワイパーキャリッジ31を支持する支持フレーム40とで構成されている。
支持フレーム40の上面の対向する端縁にはレール部41a、41bが形成されており、ワイパーキャリッジ31の四隅に設けられたコロ36がレール部41a、41bに当接することで、ワイパーキャリッジ31は支持フレーム40に対し矢印CC′方向に摺動可能に支持される。
支持フレーム40の外側には、ワイパーキャリッジ31を水平方向(矢印CC′方向)に移動させるためのワイパーキャリッジ移動モーター45と、ワイパーキャリッジ移動モーター45およびワイパーキャリッジ31のラック歯(図示せず)に係合するギア列(図示せず)と、が取り付けられている。ワイパーキャリッジ移動モーター45が正逆回転することにより、ギア列が正逆回転し、ワイパーキャリッジ31が水平方向(矢印CC′方向)に往復移動する。なお、ワイパーキャリッジ移動モーター45およびギア列等によって、ワイパー35a〜35cを記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに沿って移動させるワイプスライド機構が構成されている。
ワイパー35a〜35cは、各記録ヘッド17a〜17cの吐出ノズル18から押し出されたインクを拭き取るための例えばEPDMからなるゴム製の部材である。ワイパー35a〜35cは、吐出ノズル18のノズル面が露出するノズル領域R(図5参照)の外側の拭き取り開始位置に略垂直方向から圧接され、ワイパーキャリッジ31の移動によりノズル領域Rを含むインク吐出面Fを所定方向(図12の矢印C方向)に拭き取る。
4枚のワイパー35aは略等間隔で配置されており、同様に、4枚のワイパー35bおよび4枚のワイパー35cもそれぞれ略等間隔で配置されている。ワイパー35a、35cは、それぞれ各ラインヘッド11C〜11Kを構成する左右の記録ヘッド17a、17c(図3参照)に対応する位置に配置されている。また、ワイパー35bは、各ラインヘッド11C〜11Kを構成する中央の記録ヘッド17b(図3参照)に対応する位置に配置されており、ワイパー35a、35cに対しワイパーキャリッジ31の移動方向(矢印CC′方向)と直交する方向に所定距離だけずらして固定されている。
なお、ワイパー35a〜35cの周辺には、クリーニング機構80の後述するレバー86に係合する係合片47(図20参照)が設けられている。
支持フレーム40の上面の4箇所には高さ方向位置決め突起46が設けられている。高さ方向位置決め突起46は、ワイパー35a〜35cによる記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fの拭き取り動作を行うために支持フレーム40を記録部9側に上昇させたとき、記録部9のヘッドハウジング10に当接することでワイパー35a〜35cとインク吐出面Fとの接触状態を一定に保持する。
支持フレーム40の上面には、ワイパー35a〜35cによってインク吐出面Fから拭き取られ後述するクリーニング機構80によって集められた廃インクを回収するためのインク回収トレイ44が配置されている。インク回収トレイ44の略中央部には、インク排出孔(図示せず)が形成されており、インク排出孔を挟んで両側のトレイ面44a、44bは、インク排出孔に向かって下り勾配となっている。ワイパー35a〜35cによってインク吐出面Fから拭き取られ、トレイ面44a、44bに落下した廃インクはインク排出孔に向かって流れる。その後、インク排出孔に連結されたインク回収路48(図25参照)を通って廃インク回収タンク49(図25参照)に回収される。
クリーニング機構80は図9、図14、図15に示すように、キャップユニット30の下面にネジ止めされる12個の本体部81と、クリーニング部材82と、保湿部材83と、クリーニングブレード84と、を含んでいる。
本体部81は、ワイパー35(35a〜35c)に対応する位置に配置されている。
クリーニング部材82は、4個の本体部81に対して1個ずつ設けられているとともに、本体部81に回転可能に支持されている。クリーニング部材82は、ローラー部材であり、ワイパー35の先端面35d(図26参照)に付着したインク22が転写されるように構成されている。クリーニング部材82としては、例えば、鋼材ローラーの表面をニッケルめっき処理したもの、ステンレスローラー、アルミローラー又はアルミローラーの表面をアルマイト処理したもの、が用いられる。また、図14に示すように、クリーニング部材82の回転軸85の一方端部には、ワンウェイクラッチ(図示せず)を介して、回転軸85を一方向にのみ回転させるレバー86が下方に突出するように設けられている。回転軸85が回転することにより、クリーニング部材82の外周面(転写面)が移動(回転)する。なお、ワイプスライド機構、係合片47およびレバー86によって、ワイパー35の先端面35dがクリーニング部材82の転写面の清浄な部分に当接するように転写面を移動(回転)させる転写面移動機構が構成されている。
保湿部材83は図15に示すように、クリーニングブレード84の上流側(クリーニング部材82の回転方向上流側)に配置されている。保湿部材83は、多孔質体又は不織布等の吸液性が良好な材料により形成されており、蒸発しにくい乾燥抑制剤(グリセリン等の保湿液)を含浸している。保湿部材83がクリーニング部材82の転写面に接触して乾燥抑制剤を塗布することにより、クリーニング部材82の転写面に転写されたインク22の乾燥が抑制される。
クリーニングブレード84は、クリーニング部材82の転写面に接触するように配置されており、クリーニング部材82の転写面に転写されたインク22を除去する。これにより、ワイパー35の先端面35dを転写面の清浄な部分に当接させることができる。
次に、本実施形態のプリンター100における記録ヘッド17a〜17cの回復動作について説明する。
ワイプユニット19により記録ヘッド17a〜17cの回復処理を行う場合、図16に示すように制御部90(図1参照)は記録部9の下面に対向配置されている第1ベルト搬送部5を降下させる。そして、制御部90は図17に示すように、キャップユニット30を第2の位置に残した状態でワイプ移動機構を制御してワイプユニット19を第2の位置から第1の位置に移動させる。
そして、制御部90は、ワイピング動作に先立って、記録ヘッド17a〜17cにより印字が行われていない状態において、流入側弁27(図6参照)を閉じ、シリンジポンプ21(図6参照)を加圧することにより、シリンダー21a内のインク22が第2供給路25を通って記録ヘッド17a〜17cに供給される。供給されたインク22は吐出ノズル18から強制的に排出(パージ)される。このパージ動作により、吐出ノズル18内の増粘インク、異物や気泡が排出され、記録ヘッド17a〜17cを回復することができる。
次いで、インク吐出面Fに排出されたインク22を拭き取るワイピング動作を行う。具体的には、制御部90は図18に示すように、ワイプ昇降機構を制御してワイプユニット19を上昇させることによって、ワイパー35a〜35cを、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fの拭き取り開始位置に圧接する。
そして、制御部90はワイパーキャリッジ移動モーター45(図12参照)を制御してワイパーキャリッジ31を矢印C方向に水平移動させることにより、図19に示すようにワイパー35a〜35cが記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに押し出されたインク22を拭き取る。
ワイパー35a〜35cが記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fの下流側端部まで移動した後、制御部90はワイプ昇降機構を制御してワイパーキャリッジ31を下降させる。これにより、ワイパー35a〜35cを記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fから下方に退避させる。
その後、制御部90はワイプ移動機構を制御してワイプユニット19を第1の位置から第2の位置に移動させる。これにより、図20に示すように、ワイパー35(35a〜35c)は、クリーニング機構80のクリーニング部材82の真下の位置に配置される。
そして、図21に示すように、制御部90はワイプ昇降機構を制御してワイプユニット19を上昇させることによって、ワイパー35がクリーニング部材82の転写面(外周面)に対して略垂直に接触する。
その後、図22に示すように、制御部90はワイプ昇降機構を制御してワイプユニット19を下降させることによって、ワイパー35がクリーニング部材82の転写面から離間する。このようにして、ワイパー35の先端面35dのインク22の少なくとも一部がクリーニング部材82の転写面に転写される。
次に、図23に示すように、制御部90はワイパーキャリッジ移動モーター45(図12参照)を制御して、ワイパー35を水平方向(図23の右方向)に移動させる。このとき、ワイプユニット19の係合片47がクリーニング機構80のレバー86に係合して、クリーニング部材82が反時計回り方向に回転することによって、クリーニング部材82の転写面の清浄な部分が最下部に位置される。
そして、図24に示すように、制御部90はワイパーキャリッジ移動モーター45を制御して、ワイパー35をクリーニング部材82の下方に戻す。なお、レバー86は図示しない付勢部材により時計回り方向に付勢されているので、レバー86も元の位置に戻る。
その後、制御部90は図21に示すようにワイプ昇降機構を制御してワイパー35をクリーニング部材82の転写面に対して略垂直に接触させる。このとき、ワイパー35の先端面35dが転写面の清浄な部分に当接する。そして、制御部90は図22に示すようにワイプ昇降機構を制御してワイパー35をクリーニング部材82の転写面から離間させる。また、図23および図24に示すように、ワイパー35が水平方向に往復移動され、クリーニング部材82が回転される。
このようにワイパー35をクリーニング部材82の転写面に対して略垂直に接離させることが10〜50回程度繰り返される。これにより、図25に示すように、ワイパー35の先端面35dのインク22がクリーニング部材82に転写しなくなるまで除去される。
また、クリーニング部材82が回転することにより、保湿部材83によりクリーニング部材82の転写面に乾燥抑制剤が塗布されるとともに、クリーニングブレード84により転写面のインク22が回収される。また、クリーニングブレード84により集められた廃インクは、インク回収トレイ44に回収され、インク回収路48を介して廃インク回収タンク49に回収される。
なお、上記した回復動作では、ワイパー35の先端面35dだけをクリーニング部材82の転写面に接触させているが、図26に示すようにワイパー35の側面35eの先端面35d近傍のインク22もインクの表面張力によってクリーニング部材82の転写面に転写される。このため、図27に示すように、ワイパー35の側面35eにおいて、ワイパー35の先端面35dから所定の距離L=約0.5mm以内の部分のインク22は除去される。
その結果、図28に示すように、次回の回復処理時にワイパー35の側面35eのインク22が記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに付着するのを抑制することができる。
次に、本実施形態のプリンター100における記録ヘッド17a〜17cにキャップユニット30を装着する動作について説明する。
キャップユニット30により記録ヘッド17a〜17cにキャップを行う場合、図16に示すように制御部90は記録部9の下面に対向配置されている第1ベルト搬送部5を降下させる。そして、制御部90は図29に示すように、ワイプユニット19上にキャップユニット30を配置した状態で、ワイプ移動機構を制御してワイプユニット19およびキャップユニット30を第2の位置から第1の位置に移動させる。その後、制御部90はワイプ昇降機構を制御してワイプユニット19およびキャップユニット30を上昇させることによって、キャップユニット30を記録ヘッド17a〜17cに装着する。
本実施形態では、上記のように、転写面移動機構(ワイパーキャリッジ移動モーター45、係合片47、レバー86等)により、ワイパー35の先端面35dが転写面の清浄な部分に当接するように転写面を移動させる。これにより、クリーニング部材82の転写面からワイパー35にインク22が逆戻りするのを抑制することができる。
また、ワイプ昇降機構(支持アーム74、回転軸75、ワイプ昇降モーター76等)により、ワイパー35をクリーニング部材82の転写面に対して接離させることを複数回繰り返す。これにより、ワイパー35の先端面35dに付着したインク22を確実に除去することができるので、次回の回復処理時にワイパー35に付着したインク22が記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに付着するのを抑制することができる。その結果、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fが汚れるのを抑制することができる。なお、ワイパー35をクリーニング部材82の転写面に対して接離させることを1回だけ行ったとしても、ワイパー35の先端面35dにはインク22が残ってしまう。
また、ワイパー35をクリーニング部材82の転写面に対して略垂直に接離させる。これにより、ワイパー35の先端面35dのインク22をクリーニング部材82に転写できるだけでなく、ワイパー35の側面35eの先端面35d近傍のインク22もインクの表面張力によってクリーニング部材82に転写させることができる。このため、次回の回復処理時にワイパー35の側面35eのインク22が記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fに付着するのを抑制することができるので、記録ヘッド17a〜17cのインク吐出面Fが汚れるのを抑制することができる。
また、上記のように、クリーニング部材82の転写面に転写されたインク22を除去するクリーニングブレード84を設けることによって、クリーニング部材82の転写面を清浄にすることができるので、転写面からワイパー35にインク22が逆戻りするのを容易に抑制することができる。また、ローラー部材からなるクリーニング部材82を用いることによって、クリーニング部材82の交換頻度を抑えることができる。
また、上記のように、クリーニング機構80は、転写面のインク22が乾燥するのを抑制するための乾燥抑制剤をクリーニングブレード84の上流側において転写面に塗布する保湿部材83を含む。これにより、転写面のインク22が乾燥するのを抑制することができるので、クリーニングブレード84により転写面のインク22を除去できなくなるのを抑制することができる。
また、上記のように、ワイプスライド機構(ワイパーキャリッジ移動モーター45等)によりワイパー35を往復移動させることによって、係合片47がレバー86に係合して回転軸85が一方向に回転する。これにより、クリーニング部材82の転写面を容易に移動させることができる。
また、上記のように、ワイパー35の先端面35dのインク22をクリーニング部材82に転写する転写動作を第2の位置(退避位置)において行うことにより、転写動作を印字動作中に行うことができる。これにより、転写動作を実行する時間を十分に確保することができるので、ワイパー35の先端面35dおよびその近傍のインク22が十分に除去されるまで転写動作を行うことができる。
また、上記のように、クリーニング機構80は、キャップユニット30の下面に取り付けられている。これにより、クリーニング機構80およびキャップユニット30を配置するための空間を省スペース化することができる。
また、上記のように、転写面が移動されていないとき(クリーニング部材82が回転していないとき)に、ワイパー35の先端面35dがクリーニング部材82の転写面に当接される。これにより、ワイパー35の先端面35dを転写面に安定して確実に当接させることができる。また、ワイパー35およびクリーニング部材82の摩耗を抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、図15に示したようにクリーニングブレード84を、クリーニング部材82の回転方向(反時計回り方向)に対してカウンター方向で接触するように配置した例について説明したが、本発明はこれに限らず、図30に示した本発明の第1変形例のように、クリーニングブレード84を、クリーニング部材82の回転方向(反時計回り方向)に対してトレール方向で接触するように配置してもよい。
また、上記実施形態では、クリーニング部材82をローラー部材により形成した例について示したが、本発明はこれに限らない。図31に示した本発明の第2変形例のように、クリーニング部材82をベルト部材により形成してもよい。この場合、クリーニング部材82の内周面に配置されるローラー87のいずれかに、ローラー87を一方向にのみ回転させるレバー86を設けてもよい。なお、クリーニング部材82としては、例えば、ポリエステルベルト、ゴムベルト、ニッケル電鋳ベルト、を用いてもよい。
また、図32に示した本発明の第3変形例のように、クリーニング機構80を、クリーニング部材82が巻装された送出しローラー(送出し部材)88と、送出しローラー88から送り出されたクリーニング部材82を巻き取る巻取りローラー(巻取り部材)89と、を含むように構成してもよい。この場合、レバー86を巻取りローラー89に設ければよい。本発明の第3変形例のように構成した場合であっても、送出しローラー88から供給される清浄な転写面にワイパー35を当接させることができるとともに、クリーニング部材82のうちのワイパー35からインク22が転写された部分を巻取りローラー89により巻き取ることができるので、クリーニング部材82の転写面からワイパー35にインク22が逆戻りするのを容易に抑制することができる。なお、クリーニング部材82としては、不織布等を用いることができる。また、本発明の第3変形例のように構成した場合、保湿部材83およびクリーニングブレード84は設ける必要がない。
また、上記実施形態では、レバー86および係合片47を設け、ワイパー35の水平移動に連動してクリーニング部材82の転写面を移動(回転)させる例について示したが、本発明はこれに限らず、駆動モーターを別途設け、その駆動力によりクリーニング部材82の転写面を移動させてもよい。ただし、この場合も、ワイパー35の先端面35dがクリーニング部材82の転写面に当接する際には、転写面を移動させないことが望ましい。
9 記録部
17a〜17c 記録ヘッド
18 吐出ノズル
19 ワイプユニット
22 インク
30 キャップユニット
35、35a〜35c ワイパー(ワイプブレード)
35d 先端面
45 ワイパーキャリッジ移動モーター(ワイプスライド機構、転写面移動機構)
47 係合片(転写面移動機構)
74 支持アーム(ワイプ昇降機構)
75 回転軸(ワイプ昇降機構)
76 ワイプ昇降モーター(ワイプ昇降機構)
80 クリーニング機構
82 クリーニング部材
83 保湿部材
84 クリーニングブレード
85 回転軸
86 レバー(転写面移動機構)
88 送出しローラー(送出し部材)
89 巻取りローラー(巻取り部材)
90 制御部
100 プリンター(インクジェット記録装置)
P 用紙(記録媒体)
R ノズル領域

Claims (8)

  1. 記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドを有する記録部と、
    前記吐出ノズルから強制的に排出されたパージインクを拭き取るワイプブレードを有するワイプユニットと、
    前記ワイプブレードの先端面に付着したインクが転写されるクリーニング部材を有するクリーニング機構と、
    前記ワイプブレードを移動させるためのワイプ昇降機構と、
    前記転写面を移動させるための転写面移動機構と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記ワイプ昇降機構を制御して、前記ワイパーブレードを前記クリーニング部材の転写面に対して略垂直に接離させることを複数回繰り返すことによって、前記ワイプブレードの先端面のインクを除去するインク除去工程と、
    前記転写面移動機構を制御して、前記ワイプブレードの先端面が前記転写面の清浄な部分に当接するように前記転写面を移動させる転写面移動工程と、
    を実行可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記クリーニング部材は、ローラー部材またはベルト部材であり、
    前記クリーニング機構は、前記ローラー部材または前記ベルト部材の前記転写面に転写されたインクを除去するクリーニングブレードを含み、
    前記制御部が、前記転写面移動機構を制御して、前記ワイプブレードの先端面が前記転写面の清浄な部分に当接するように、前記ローラー部材または前記ベルト部材を回転させ、
    前記ローラー部材または前記ベルト部材が回転することによって、前記転写面に転写されたインクが前記クリーニングブレードにより除去されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記クリーニング機構は、前記転写面のインクが乾燥するのを抑制するための乾燥抑制剤を前記クリーニングブレードの前記転写面の移動方向上流側において前記転写面に塗布する保湿部材を含むことを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記クリーニング機構は、前記クリーニング部材が巻装された送出し部材と、前記送出し部材から送り出された前記クリーニング部材を巻き取る巻取り部材と、を含み、
    前記制御部が、前記転写面移動機構を制御して、前記巻取り部材を回転させて前記クリーニング部材の前記転写面を移動させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記吐出ノズルから強制的に排出されたパージインクを拭き取る際に前記ワイプブレードを前記記録ヘッドのインク吐出面に沿って移動させるワイプスライド機構を備え、
    前記クリーニング機構は、前記クリーニング部材の前記転写面を移動させる回転軸と、前記回転軸を一方向にのみ回転させるように前記回転軸に設けられるレバーと、を含み、
    前記ワイプユニットは、前記レバーに係合する係合片を含み、
    前記制御部が、前記ワイプスライド機構を制御して、前記ワイプブレードを往復移動させることにより、前記係合片が前記レバーに係合して前記回転軸が一方向に回転して、前記クリーニング部材の前記転写面が移動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記ワイプユニットは、前記記録部の真下の第1の位置と前記第1の位置から水平方向に退避した第2の位置との間を往復移動可能であり、
    前記ワイプブレードの先端面のインクを前記クリーニング部材に転写する転写動作は、印字動作中に前記第2の位置において実行されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 非印字動作時に前記記録ヘッドにキャップをするキャップユニットを備え、
    前記クリーニング機構は、前記キャップユニットの下面に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記制御部が、前記転写面移動機構を制御して前記転写面を移動させていないときに、前記ワイプ昇降機構を制御して前記ワイプブレードの先端面を前記クリーニング部材の転写面に当接させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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