JP2016039333A - セメント抵抗器 - Google Patents

セメント抵抗器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016039333A
JP2016039333A JP2014163324A JP2014163324A JP2016039333A JP 2016039333 A JP2016039333 A JP 2016039333A JP 2014163324 A JP2014163324 A JP 2014163324A JP 2014163324 A JP2014163324 A JP 2014163324A JP 2016039333 A JP2016039333 A JP 2016039333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick film
cement
porcelain case
resistor
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014163324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6420588B2 (ja
Inventor
憲治 杉本
Kenji Sugimoto
憲治 杉本
宮本 裕史
Yasushi Miyamoto
裕史 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Electronics Co Ltd
Original Assignee
Micron Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micron Electronics Co Ltd filed Critical Micron Electronics Co Ltd
Priority to JP2014163324A priority Critical patent/JP6420588B2/ja
Priority to CN201510477645.9A priority patent/CN105374479B/zh
Publication of JP2016039333A publication Critical patent/JP2016039333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6420588B2 publication Critical patent/JP6420588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Resistors (AREA)

Abstract

【課題】低コストで放熱効率が高く小型化が可能なセメント抵抗器を提供する。
【解決手段】厚膜抵抗4が内面に印刷された磁器ケース2を備え、厚膜抵抗を覆うように磁器ケース内にセメントを充填して硬化させたセメント抵抗器1。厚膜抵抗を磁器ケースの内面に印刷したため、厚膜抵抗で生じた熱を直接磁器ケースを介して磁器ケースの外部へ導くことができ、効率よく熱を放散させることができる。磁器ケースは、枠状部材2aと、枠状部材の開口の1つを閉じるように開口に装着される基板2bとで構成され、基板が枠状部材に装着される前に、厚膜抵抗が基板の一面に印刷される。磁器ケースの外表面に当接する熱拡散板5を備えることで、放熱効率をさらに高めることができる。基板の厚膜抵抗を印刷した面の反対側の面に熱拡散板を当接させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セメント抵抗器に関し、特に、抵抗を磁器ケースに収めた後セメントで封止した抵抗器に関する。
セメント抵抗器は、比較的大電力用として広く一般的に用いられており、例えば、図3及び図4に示すように、抵抗85を磁器ケース82に収め、セメント89で封止して製造される。磁器ケース82からは、内部で抵抗85に接続された2本のコード87が導出される。このセメント抵抗器81を取付対象物91に取り付けるには、抵抗85で生じた熱を外部に放出することも考慮し、セメント抵抗器81の外周面を覆うように装着された金属板86を取付対象物91の上面に面接触させ、取付穴86aに取付ねじ92を挿通させて金属板86を取付対象物91に固定する。
しかし、上記セメント抵抗器81は、金属板86と磁器ケース82との接触面積を大きくしなければ放熱効率を高く維持することができないため、平面度の高い金属板86を必要とし、その分コストが増加する。
また、上記コスト面の問題以外にも、近年ではセメント抵抗器の小型化が要望されており、小型化を実現するには放熱効率を高める必要がある。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、低コストで放熱効率が高く小型化が可能なセメント抵抗器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のセメント抵抗器は、厚膜抵抗が内面に印刷された磁器ケースを備え、前記厚膜抵抗を覆うように前記磁器ケース内にセメントを充填して硬化させたことを特徴とする。
本発明によれば、厚膜抵抗を磁器ケースの内面に印刷したため、厚膜抵抗で生じた熱を直接磁器ケースを介して磁器ケースの外部へ導くことができ、効率よく熱を放散させることができる。これにより、低コストで放熱効率が高く小型のセメント抵抗器を提供することができる。
上記セメント抵抗器において、前記磁器ケースを、枠状部材と、該枠状部材の開口の1つを閉じるように該開口に装着される基板とで構成し、該基板が前記枠状部材に装着される前に、前記厚膜抵抗を前記基板の一面に印刷することができる。これにより、厚膜抵抗の印刷を容易にしながら、磁器ケースを簡単に組み立てることができる。
上記セメント抵抗器に、前記磁器ケースの外表面に当接する熱拡散板を設けることができる。これにより、放熱効率をさらに高めることができる。
また、この熱拡散板を、前記基板の厚膜抵抗を印刷した面の反対側の面に当接させることができ、厚膜抵抗に近い面に熱拡散板を当接させることで放熱効率をさらに高めることができる。
上記セメント抵抗器において、前記磁器ケースと協働して前記熱拡散板を挟持するブラケットを設け、前記磁器ケースの外表面と前記熱拡散板とを面接触させると共に、該熱拡散板に前記ブラケットを押圧して該熱拡散板と該ブラケットとを面接触させることができる。これにより、磁器ケースの外表面と熱拡散板の接触面積、及び熱拡散板とブラケットの接触面積を十分に確保することができ、放熱効率をさらに高めることができる。
以上のように、本発明によれば、低コストで放熱効率が高く小型化が可能なセメント抵抗器を提供することができる。
本発明に係るセメント抵抗器の一実施の形態を示す図であって、(a)は組立前の状態を示す斜視図、(b)は組立後セメント封止前の状態を示す斜視図である。 図1のセメント抵抗器の組立後セメント封止前の状態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 従来のセメント抵抗器の一例を示す斜視図である。 図3のセメント抵抗器の動作を説明するための概略断面図である。
図1及び図2は、本発明に係るセメント抵抗器(以下適宜「抵抗器」と略称する。)の一実施の形態を示し、この抵抗器1は、厚膜抵抗(厚膜ペースト)4が内面に印刷された磁器ケース2と、磁器ケース2の底面に当接する熱拡散板5と、磁器ケース2と協働して熱拡散板5を挟持するブラケット6と、磁器ケース2を封止するセメント(不図示)等で構成される。
磁器ケース2は、枠状部材2aと、枠状部材2aの開口を閉じるように装着される平板状の基板2bとで構成される。基板2bの上面には、厚膜抵抗4が印刷される。厚膜抵抗4を印刷する際には、平板状の部材の表面に印刷する必要があるため、基板2bと枠状部材2aとを接合する前に、基板2bの上面に厚膜抵抗4を印刷する。
熱拡散板5は、厚膜抵抗4で発生した熱の放熱を促進させるために設けられ、アルミニウム、アルミニウム合金、銅又は銅合金等の熱伝導率の高い板状の金属で形成され、基板2bの底面に当接する基部5aと、取付穴5bが形成された取付部5cとで構成される。
ブラケット6は、磁器ケース2と協働して熱拡散板5を挟持するために鉄等を湾曲させて形成され、取付穴6bが形成された取付部6cを有し、底板部6aと、磁器ケース2及び熱拡散板5を囲繞する側壁部6dと、側壁部6dの上端に複数設けられ、磁器ケース2の上面にかしめ固定するための爪部6eとを備える。
上記抵抗器1を組み立てるには、まず厚膜抵抗4が印刷された磁器ケース2の基板2bと枠状部材2aとをガラス等の接着剤を用いて接合し、基板2bの下面に熱拡散板5を面接触させ、熱拡散板5とブラケット6とを面接触させ、ブラケット6を熱拡散板5に押圧するようにして磁器ケース2の枠状部材2aの上面に爪部6eをかしめ固定する。
次に、図1(b)及び図2に示した状態で、磁器ケース2の基板2b上の厚膜抵抗4を覆うように磁器ケース2内にセメント(不図示)を充填して硬化させて抵抗器1が完成する。このセメントには、砂状又は粉末状の石英、ジルコニア、アルミナ、雲母等からなる耐熱絶縁材を主成分とし、シリコーン樹脂等のバインダー材を少量含む耐熱絶縁充填剤等を用いることができる。
磁器ケース2からは、内部で厚膜抵抗4に接続された2本のコード7(7A、7B)が導出される。
上記構成を有する抵抗器1を使用する際には、熱拡散板5の取付穴5b、ブラケット6の取付穴6bにねじ(不図示)を挿通させ、ブラケット6の底面を取付対象物に当接させた状態でねじを締め付けることで抵抗器1全体を取付対象物に取り付ける。これにより、厚膜抵抗4で発生した熱が熱拡散板5の基部5a、取付部5c、ねじを伝わって取付対象物に逃げると共に、熱拡散板5の基部5a、ブラケット6の底板部6a等を伝わって取付対象物に逃げることで放熱効率が上昇し、抵抗器1を小型化することができる。
尚、本実施の形態におけるブラケット6の形状や構造は、上記のものに限定されることなく種々の形状等を採用することができ、磁器ケース2への装着要領も種々の形態を採ることができる。
1 抵抗器
2 磁器ケース
2a 枠状部材
2b 基板
4 厚膜抵抗
5 熱拡散板
5a 基部
5b 取付穴
5c 取付部
6 ブラケット
6a 底板部
6b 取付穴
6c 取付部
6d 側壁部
6e 爪部
7(7A、7B) コード

Claims (5)

  1. 厚膜抵抗が内面に印刷された磁器ケースを備え、
    前記厚膜抵抗を覆うように前記磁器ケース内にセメントを充填して硬化させたことを特徴とするセメント抵抗器。
  2. 前記磁器ケースは、枠状部材と、該枠状部材の開口の1つを閉じるように該開口に装着される基板とで構成され、該基板が前記枠状部材に装着される前に、前記厚膜抵抗が前記基板の一面に印刷されることを特徴とする請求項1に記載のセメント抵抗器。
  3. 前記磁器ケースの外表面に当接する熱拡散板を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のセメント抵抗器。
  4. 前記基板の厚膜抵抗を印刷した面の反対側の面に前記熱拡散板を当接させたことを特徴とする請求項3に記載のセメント抵抗器。
  5. 前記磁器ケースと協働して前記熱拡散板を挟持するブラケットを設け、
    前記磁器ケースの外表面と前記熱拡散板とを面接触させると共に、該熱拡散板に前記ブラケットを押圧して該熱拡散板と該ブラケットとを面接触させることを特徴とする請求項3又は4に記載のセメント抵抗器。
JP2014163324A 2014-08-11 2014-08-11 セメント抵抗器 Active JP6420588B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163324A JP6420588B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 セメント抵抗器
CN201510477645.9A CN105374479B (zh) 2014-08-11 2015-08-06 水泥电阻器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014163324A JP6420588B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 セメント抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016039333A true JP2016039333A (ja) 2016-03-22
JP6420588B2 JP6420588B2 (ja) 2018-11-07

Family

ID=55376588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014163324A Active JP6420588B2 (ja) 2014-08-11 2014-08-11 セメント抵抗器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6420588B2 (ja)
CN (1) CN105374479B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018050018A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 Koa株式会社 封入材
JP2019160980A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 ミクロン電気株式会社 セメント抵抗器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4711329U (ja) * 1971-03-08 1972-10-11
JPS4881351U (ja) * 1971-12-31 1973-10-04
JPS5324832U (ja) * 1976-08-11 1978-03-02
JPH0329288A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固定抵抗器
US5481241A (en) * 1993-11-12 1996-01-02 Caddock Electronics, Inc. Film-type heat sink-mounted power resistor combination having only a thin encapsulant, and having an enlarged internal heat sink
JP2007201183A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Denso Corp 電力型抵抗器の取付構造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3955169A (en) * 1974-11-08 1976-05-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force High power resistor
JPH09320804A (ja) * 1996-05-29 1997-12-12 Micron Denki Kk 自動車のatソレノイドバルブ電流制限用抵抗器
CN201315203Y (zh) * 2008-12-22 2009-09-23 东莞市晴远电子有限公司 一种新型陶瓷电阻器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4711329U (ja) * 1971-03-08 1972-10-11
JPS4881351U (ja) * 1971-12-31 1973-10-04
JPS5324832U (ja) * 1976-08-11 1978-03-02
JPH0329288A (ja) * 1989-06-26 1991-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固定抵抗器
US5481241A (en) * 1993-11-12 1996-01-02 Caddock Electronics, Inc. Film-type heat sink-mounted power resistor combination having only a thin encapsulant, and having an enlarged internal heat sink
JP2007201183A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Denso Corp 電力型抵抗器の取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018050018A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 Koa株式会社 封入材
JP2019160980A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 ミクロン電気株式会社 セメント抵抗器

Also Published As

Publication number Publication date
CN105374479B (zh) 2019-05-07
JP6420588B2 (ja) 2018-11-07
CN105374479A (zh) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8075152B2 (en) Hermetic light-emitting device
JP2010153803A (ja) 電子部品実装モジュール及び電気機器
JP2008287960A (ja) 照明装置
JP2010177404A (ja) 発光装置用の冷却構造
US20150201530A1 (en) Heat Spreading Packaging Apparatus
JP2010186931A (ja) 電力用半導体装置
JP2008270609A (ja) 電子部品の放熱装置
WO2018174052A1 (ja) 電気接続箱
WO2017086129A1 (ja) 回路構成体および電気接続箱
JP3161788U (ja) セラミックヒートシンク構造
JP6420588B2 (ja) セメント抵抗器
JP6420590B2 (ja) セメント抵抗器
JP2019216195A (ja) 巻線部の放熱構造
JP5611116B2 (ja) 電源装置
JP6362800B2 (ja) 半導体装置
JP6652144B2 (ja) 電子部品、電子部品の製造方法、機構部品
JP5225215B2 (ja) 半導体装置の取付構造
CN216357907U (zh) 一种电子设备
JP6338359B2 (ja) セメント抵抗器
JP6349803B2 (ja) 電子機器及び電源装置
JP5582633B2 (ja) Led照明装置
JP2019009180A (ja) 基板モジュール
JP2013065442A (ja) 照明装置
TWM563137U (zh) 具防emi遮蔽結構的散熱裝置
JP5001615B2 (ja) 液晶表示デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6420588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250