JP6420588B2 - セメント抵抗器 - Google Patents

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Description

本発明は、セメント抵抗器に関し、特に、抵抗を磁器ケースに収めた後セメントで封止した抵抗器に関する。
セメント抵抗器は、比較的大電力用として広く一般的に用いられており、例えば、図3及び図4に示すように、抵抗85を磁器ケース82に収め、セメント89で封止して製造される。磁器ケース82からは、内部で抵抗85に接続された2本のコード87が導出される。このセメント抵抗器81を取付対象物91に取り付けるには、抵抗85で生じた熱を外部に放出することも考慮し、セメント抵抗器81の外周面を覆うように装着された金属板86を取付対象物91の上面に面接触させ、取付穴86aに取付ねじ92を挿通させて金属板86を取付対象物91に固定する。
しかし、上記セメント抵抗器81は、金属板86と磁器ケース82との接触面積を大きくしなければ放熱効率を高く維持することができないため、平面度の高い金属板86を必要とし、その分コストが増加する。
また、上記コスト面の問題以外にも、近年ではセメント抵抗器の小型化が要望されており、小型化を実現するには放熱効率を高める必要がある。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであって、低コストで放熱効率が高く小型化が可能なセメント抵抗器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のセメント抵抗器は、枠状部材と、該枠状部材の開口の1つを閉じるように該開口に装着され、一面に厚膜抵抗が印刷された基板とを有する磁器ケースと、前記厚膜抵抗を覆うように前記磁器ケース内に充填されて硬化したセメントと、前記基板の厚膜抵抗を印刷した面の反対側の面に当接する熱拡散板と、前記磁器ケース及び前記熱拡散板を囲繞しながら、前記磁器ケースと協働して前記熱拡散板を挟持することで、前記磁器ケースの外表面と前記熱拡散板とを面接触させると共に、該熱拡散板と面接触し、底面が該セメント抵抗器の取付対象物に当接するブラケットと、前記熱拡散板及び前記ブラケットの各々に穿設された取付穴を介して、該両部材を該セメント抵抗器の取付対象物と共に共締めするねじとを備え、前記磁器ケース、前記熱拡散板、前記ブラケット及び前記ねじを介して前記抵抗で発生した熱を該セメント抵抗器の取付対象物に逃がすことを特徴とする。
本発明によれば、厚膜抵抗で生じた熱を、磁器ケース、熱拡散板、ブラケット及びねじを介してセメント抵抗器取付対象物へ導くことができ、効率よく熱を放散させることができる。これにより、低コストで放熱効率が高く小型のセメント抵抗器を提供することができる。
以上のように、本発明によれば、低コストで放熱効率が高く小型化が可能なセメント抵抗器を提供することができる。
本発明に係るセメント抵抗器の一実施の形態を示す図であって、(a)は組立前の状態を示す斜視図、(b)は組立後セメント封止前の状態を示す斜視図である。 図1のセメント抵抗器の組立後セメント封止前の状態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 従来のセメント抵抗器の一例を示す斜視図である。 図3のセメント抵抗器の動作を説明するための概略断面図である。
図1及び図2は、本発明に係るセメント抵抗器(以下適宜「抵抗器」と略称する。)の一実施の形態を示し、この抵抗器1は、厚膜抵抗(厚膜ペースト)4が内面に印刷された磁器ケース2と、磁器ケース2の底面に当接する熱拡散板5と、磁器ケース2と協働して熱拡散板5を挟持するブラケット6と、磁器ケース2を封止するセメント(不図示)等で構成される。
磁器ケース2は、枠状部材2aと、枠状部材2aの開口を閉じるように装着される平板状の基板2bとで構成される。基板2bの上面には、厚膜抵抗4が印刷される。厚膜抵抗4を印刷する際には、平板状の部材の表面に印刷する必要があるため、基板2bと枠状部材2aとを接合する前に、基板2bの上面に厚膜抵抗4を印刷する。
熱拡散板5は、厚膜抵抗4で発生した熱の放熱を促進させるために設けられ、アルミニウム、アルミニウム合金、銅又は銅合金等の熱伝導率の高い板状の金属で形成され、基板2bの底面に当接する基部5aと、取付穴5bが形成された取付部5cとで構成される。
ブラケット6は、磁器ケース2と協働して熱拡散板5を挟持するために鉄等を湾曲させて形成され、取付穴6bが形成された取付部6cを有し、底板部6aと、磁器ケース2及び熱拡散板5を囲繞する側壁部6dと、側壁部6dの上端に複数設けられ、磁器ケース2の上面にかしめ固定するための爪部6eとを備える。
上記抵抗器1を組み立てるには、まず厚膜抵抗4が印刷された磁器ケース2の基板2bと枠状部材2aとをガラス等の接着剤を用いて接合し、基板2bの下面に熱拡散板5を面接触させ、熱拡散板5とブラケット6とを面接触させ、ブラケット6を熱拡散板5に押圧するようにして磁器ケース2の枠状部材2aの上面に爪部6eをかしめ固定する。
次に、図1(b)及び図2に示した状態で、磁器ケース2の基板2b上の厚膜抵抗4を覆うように磁器ケース2内にセメント(不図示)を充填して硬化させて抵抗器1が完成する。このセメントには、砂状又は粉末状の石英、ジルコニア、アルミナ、雲母等からなる耐熱絶縁材を主成分とし、シリコーン樹脂等のバインダー材を少量含む耐熱絶縁充填剤等を用いることができる。
磁器ケース2からは、内部で厚膜抵抗4に接続された2本のコード7(7A、7B)が導出される。
上記構成を有する抵抗器1を使用する際には、熱拡散板5の取付穴5b、ブラケット6の取付穴6bにねじ(不図示)を挿通させ、ブラケット6の底面を取付対象物に当接させた状態でねじを締め付けることで抵抗器1全体を取付対象物に取り付ける。これにより、厚膜抵抗4で発生した熱が熱拡散板5の基部5a、取付部5c、ねじを伝わって取付対象物に逃げると共に、熱拡散板5の基部5a、ブラケット6の底板部6a等を伝わって取付対象物に逃げることで放熱効率が上昇し、抵抗器1を小型化することができる。
尚、本実施の形態におけるブラケット6の形状や構造は、上記のものに限定されることなく種々の形状等を採用することができ、磁器ケース2への装着要領も種々の形態を採ることができる。
1 抵抗器
2 磁器ケース
2a 枠状部材
2b 基板
4 厚膜抵抗
5 熱拡散板
5a 基部
5b 取付穴
5c 取付部
6 ブラケット
6a 底板部
6b 取付穴
6c 取付部
6d 側壁部
6e 爪部
7(7A、7B) コード

Claims (1)

  1. 枠状部材と、該枠状部材の開口の1つを閉じるように該開口に装着され、一面に厚膜抵抗が印刷された基板とを有する磁器ケースと、
    前記厚膜抵抗を覆うように前記磁器ケース内に充填されて硬化したセメントと、
    前記基板の厚膜抵抗を印刷した面の反対側の面に当接する熱拡散板と、
    前記磁器ケース及び前記熱拡散板を囲繞しながら、前記磁器ケースと協働して前記熱拡散板を挟持することで、前記磁器ケースの外表面と前記熱拡散板とを面接触させると共に、該熱拡散板と面接触し、底面が該セメント抵抗器の取付対象物に当接するブラケットと、
    前記熱拡散板及び前記ブラケットの各々に穿設された取付穴を介して、該両部材を該セメント抵抗器の取付対象物と共に共締めするねじとを備え、
    前記磁器ケース、前記熱拡散板、前記ブラケット及び前記ねじを介して前記抵抗で発生した熱を該セメント抵抗器の取付対象物に逃がすことを特徴とするセメント抵抗器。
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