JP2008287960A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱伝導特性に異方性を有する熱伝導部材の熱拡散特性を十分に活かすことが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】本発明の照明装置は、基板に搭載された発光素子を有する発光ユニット20と、発光ユニット20を搭載した本体部11と、を有する。本体部11は、熱伝導性に異方性を有するグラファイトを有し、グラファイトは、発光ユニット20と熱的に接触する内壁11cを有する。グラファイトの異方性は、第1の熱伝導率を有するZ方向と、第1の熱伝導率よりも高い熱伝導率の第2の熱伝導率を有するX1方向とを含む。発光ユニット20からの熱が伝達されるグラファイトの内壁11cは、X1方向に対して交差するように形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の照明装置は、基板に搭載された発光素子を有する発光ユニット20と、発光ユニット20を搭載した本体部11と、を有する。本体部11は、熱伝導性に異方性を有するグラファイトを有し、グラファイトは、発光ユニット20と熱的に接触する内壁11cを有する。グラファイトの異方性は、第1の熱伝導率を有するZ方向と、第1の熱伝導率よりも高い熱伝導率の第2の熱伝導率を有するX1方向とを含む。発光ユニット20からの熱が伝達されるグラファイトの内壁11cは、X1方向に対して交差するように形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子としてLEDチップを備えた照明装置に関する。
固体発光デバイスを用いて照明装置やバックライトユニットを作成する際、固体発光デバイスの発光効率を低下させないために充分な放熱が必要となる。
一般に、固体発光デバイスは、金属コアプリント基板へ実装して発光ユニットとして用いられる。この発光ユニットは、金属製の照明装置の本体にネジ止めされる。すわなち、放熱構造としては、金属製の照明装置の本体を放熱部材として用いるものが一般的であった。
このような構成の放熱構造において、さらに放熱を促進する必要がある場合は、金属製の本体の表面積を広くする、あるいはその厚さを増す方法が考えられる。
通常、照明装置の本体には熱伝導率の高い、鉄(熱伝導率:80.3[Wm-1K-1])やアルミニウム(熱伝導率:237[Wm-1K-1])等の金属が使用されている。しかしながら、照明装置の本体の厚さを増加させると重量の増加に繋がり輸送時の弊害になる。また、このような重量増加は、照明装置が家庭用の天井直付け器具の場合、角形のローゼットの耐重量値である5[kg]を超えてしまう場合がある。
そこで、重量増加を伴うことなく放熱特性を向上させるため、照明装置の本体の材料にグラファイトを用いる方法が考えられる。例えば、グラファイト・アルミニウム複合材であるGC320(株式会社ジェルテック製:密度:2.17[g/cm3])を使用した場合、同じ体積の鉄(密度:7.9[g/cm3])を使用した場合に対しておよそ1/4の重量に軽減することができる。
図3にグラファイトを用いた、本発明に関連する照明装置の一例の模式的な側断面図を示す。
LEDチップ101は、モールド樹脂105に形成された開口内に配置されており、封止樹脂104により封止されている。また、LEDチップ101は、その下面がヒートシンク106に接触するようにヒートシンク106上に設けられている。LEDチップ101とリードフレーム電極102とはボンディングワイヤ103で電気的に接続されている。
リードフレーム電極102及びヒートシンク106はパターン配線109上に設けられている。リードフレーム電極102はハンダ112によりパターン配線109に固定されている。ヒートシンク106も、例えば、熱伝導性接着剤によりパターン配線109に固定されている。パターン配線109は、金属コアプリント基板107の絶縁層108上に形成されている。
金属コアプリント基板107は本体部111の主面111a上にネジ113によって固定されている。本体部111はグラファイト製である。すわなち、図3に示す照明装置は、金属コアプリント基板107の裏面全体にグラファイトが取り付けられた構成を有するものである。
LEDチップ101で発生した熱は、パターン配線109及び絶縁層108を介して金属コアプリント基板107に伝達される。金属コアプリント基板107に伝達された熱はさらに本体部111の主面111aに伝達される。本体部111に伝達された熱は本体部111内を面方向に伝導、拡散し、最終的には本体部111の主面111aから大気へと放熱される。
また、上記構成と同様の発光モジュールが特許文献1に開示されている。特許文献1の図16に示されている発光モジュール49は、絶縁基板32の裏面全体にグラファイトシート等からなる放熱板50が貼り合わせられている。
特開2003−324214号公報
ところで、グラファイトの熱伝導率には異方性がある。例えばGC320の熱伝導率は、所定方向への熱伝導率は320[Wm-1K-1]であるのに対し、この所定方向に対して直交する方向の熱伝導率は172[Wm-1K-1]である。
よって、グラファイトを放熱板として用いる場合、熱伝導率の異方性を考慮する必要がある。
ここで、図3の照明装置を参照しながらグラファイトによる放熱について考える。
まず、本体部111が、熱伝導率の高い方向が図3中X方向であるグラファイトについて考える。すわなち、熱伝導率の高い方向が、LEDチップ101で発生した熱が伝達される方向(Z方向)と略直交する方向となる場合について考える。
この場合、LEDチップ101で発生した熱は、本体部111のX方向には良好に伝導される。一方、本体部111のZ方向には熱伝導されにくい。この結果、グラファイト(本体部111)は、LEDチップ101側の表面付近のみが熱伝導に寄与するに留まり、本体部111の厚み全体を有効に利用することができない。つまり、この構成は、X方向に熱を多く伝導させるためグラファイトの厚みを増しても十分な効果を得ることができない。
一方、これとは逆に、本体部111が、熱伝導率の高い方向が図3中Z方向であるグラファイトについて考える。すわなち、熱伝導率が高い方向が、LEDチップ101で発生した熱が伝達される方向と同方向となる場合について考える。この場合、LEDチップ101で発生した熱は、本体部111のZ方向には良好に伝導される。一方、本体部111のX方向には熱伝導されにくい。この結果、グラファイト(本体部111)の全面に熱が伝導されにくいものとなる。つまり、この構成は、主面111aの全面を放熱面として有効に利用することができない。
以上のように、本発明に関連する構成の照明装置ではグラファイトの熱拡散特性が十分に活かしきることが困難であった。
そこで、本発明は、熱伝導特性に異方性を有する熱伝導部材の熱拡散特性を十分に活かすことが可能な照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の照明装置は、基板に搭載された発光素子を有する発光ユニットと、発光ユニットを搭載した本体部と、を有し、本体部は、熱伝導性に異方性を有する熱伝導部材を有し、熱伝導部材は、発光ユニットと熱的に接触する熱伝達面を有し、異方性は、第1の熱伝導率を有する第1の方向と、第1の熱伝導率よりも高い熱伝導率の第2の熱伝導率を有する第2の方向とを含み、熱伝導部材は、熱伝達面が第2の方向に対して交差するように形成されている。
本発明によれば、発光ユニットからの熱は、高い熱伝導率を有する第2の方向と交差する方向の熱伝達面から熱伝導部材へと伝達される。すわなち、本発明は、熱が高熱伝導率の方向に向けて伝達されるため、第2の熱伝導率よりも低い第1の熱伝導率の影響を抑制しつつ、第2の方向へと熱を伝導させることができることとなる。これにより、本発明は、異方的な熱伝導率を有する熱伝導部材の熱拡散特性を十分に活かすことが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
(第1の実施例)
図1は本実施例の照明装置の模式的な側断面図である。
(第1の実施例)
図1は本実施例の照明装置の模式的な側断面図である。
本発明の照明装置30は、金属コアプリント基板7上に発光素子であるLEDチップ1を備えた発光ユニット20と、発光ユニット20を搭載した本体部11とを有する。また、本体部11にはグラファイトが用いられている。グラファイトは熱伝導性に異方性を有する。その異方性は、第1の熱伝導率を有する第1の方向と、第1の熱伝導率よりも高い熱伝導率の第2の熱伝導率を有する第2の方向を含むものである。本実施例の本体部11は、本体部11の厚み方向が第1の方向(Z方向)となり、放熱面として機能する主面11aと平行な方向が第2の方向(X方向、高熱伝導率の方向X1)となるようにしている。すわなち、本実施例の本体部11は、面方向への熱拡散特性が高くなるようにしてグラファイトを用いている。
LEDチップ1は、モールド樹脂5に形成された開口内に配置されており、封止樹脂4により封止されている。LEDチップ1とリードフレーム電極2とはボンディングワイヤ3で電気的に接続されている。リードフレーム電極2にも開口が形成されている。LEDチップ1はリードフレーム電極2の開口内に配置されている。また、ヒートシンク6もリードフレーム電極2の開口内に配置されている。すわなち、LEDチップ1はヒートシンク6上に設けられている。LEDチップ1で発生した熱の多くは、封止樹脂4側ではなくLEDチップ1の下面からヒートシンク6へと伝達される。ヒートシンク6の材質としてはCu、CuとZrの合金、CuとFeの合金、及びこれらに他の元素を添加したものやAl等が用いられる。また、LEDチップ1とヒートシンク6との間の熱抵抗を低減させるため、例えば、両者をAu−20Sn、Sn−3Ag−0.5Cu等のハンダで接合するのが好ましい。
金属コアプリント基板7は、熱伝導性の良好な金属を主材としている。この金属コアプリント基板7上には絶縁層8が形成されている。絶縁層8は、例えば、ガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させたものを用いてもよい。絶縁層8上には銅からなるパターン配線9が形成されている。リードフレーム電極2はパターン配線9にハンダ12により固定されている。
本実施例の本体部11には、上述したように、熱伝導性に異方性を有するグラファイトが用いられている。本体部11には、例えば、グラファイト・アルミニウム複合材であるGC320(株式会社ジェルテック製:密度:2.17[g/cm3])を使用することができる。これは鉄の密度7.9[g/cm3]のおよそ1/4であり、本体部11を軽量なものとすることができる。
GC320の熱伝導率は、所定方向への熱伝導率は320[Wm-1K-1]であるのに対し、この所定方向に対して直交する方向の熱伝導率は172[Wm-1K-1]であり、熱伝導性に異方性を有する。本実施例では、172[Wm-1K-1]が第1の熱伝導率であり、320[Wm-1K-1]が第2の熱伝導率である。
本体部11は、熱伝導率が高くなる方向が主面11aに対して平行となるように構成している(図1中、高熱伝導率の方向X1)。主面11aは放熱面として用いられる。
本体部11には穴11bが形成されており、この穴11bに金属コアプリント基板7が圧入により嵌め込まれている。つまり、本体部11の内壁11cと金属コアプリント基板7の側壁7aとが接触している。内壁11cは、高熱伝導率の方向X1に対して交差する方向に形成されている。本実施例では、内壁11cと高熱伝導率の方向X1とは直交している。なお、側壁7aと内壁11cとの間には熱伝達剤13が塗布されている。熱伝達剤13としては例えば、熱伝導性グリス、熱伝導性接着剤等が適用可能である。
次に、以上の構成を有する本実施例の照明装置における、LEDチップ1で発生した熱の伝達について説明する。
LEDチップ1で発生した熱は、ヒートシンク6、パターン配線9及び絶縁層8を介して金属コアプリント基板7に伝達される。金属コアプリント基板7に伝達された熱は、金属コアプリント基板7の下面7bから大気に放熱されるとともに、金属コアプリント基板7内をX方向に伝導する。X方向に伝導した熱は金属コアプリント基板7の側壁7aから熱伝達剤13を介して本体部11の内壁11cへと伝達される。本体部11に伝達された熱は高熱伝導率の方向X1に主として伝導される。熱は高熱伝導率の方向X1に伝導されながら主面11aから大気へと放熱されることとなる。
本実施例の構成の場合、金属コアプリント基板7からの熱は、本体部11の主面11aからではなく、高熱伝導率の方向X1と直交する内壁11cから伝達される。つまり、熱が高熱伝導率の方向X1に向けて伝達されるため、本体部11内のX方向への熱伝導に関しては、厚み方向(Z方向)の熱伝導率に影響を抑制することができる。
このため、本実施例の構成によれば、グラファイトの厚み方向の熱伝導率が低くなるように本体部11を構成しても本体部11の厚み全体を有効に利用して熱をX方向に伝導させることができる。また、本実施例の構成によれば、本体部11の厚みに比例してX方向への熱伝導量を増加させることが可能となる。
また、本実施例の構成の場合、主面11aと平行な方向への熱拡散特性は厚み方向に比べて高いため、主面11aを有効に活用して放熱することができる。
なお、本実施例では、本体部11にグラファイトとアルミニウムとの複合材を用いた例を示した。すわなち、異方的な熱伝導率を有する材料と等方的な熱伝導率を有する材料とを組み合わせた熱伝導部材を本体部11に用いた例を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。すわなち、本体部11に異方的な熱伝導率を有するグラファイトと樹脂との複合材を用いるものであってもよい。この場合、より軽量化を図ることができる。
本実施例では、LEDチップを一つ実装した照明装置の例を示した。これは、例えば青色LEDと、この青色LEDを励起光源として可視光へ変換する蛍光体を組み合わせた白色LEDとすることを想定したものである。LEDを青、緑、赤のLEDとすることにより、フルカラーのバックライトとすることができる。
(第2の実施例)
図2に本実施例の照明装置の模式的な側断面図を示す。
(第2の実施例)
図2に本実施例の照明装置の模式的な側断面図を示す。
本実施例の照明装置の基本的な構成は第1の実施例で示した照明装置と同様である。つまり、本体部11は、第1の実施例と同様に高熱伝導率の方向X1が主面11aに対して平行となるように構成しているが、金属コアプリント基板7が穴11bに圧入されているのではなく、螺入されている点で異なる。なお、この他同一の構造部については同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
金属コアプリント基板7の側壁は雄ねじ7cにタップ加工され、また、本体部11の穴11bの内壁は雌ねじ11dにタップ加工されている。そして、金属コアプリント基板7が本体部11の穴11bに螺合して取り付けられている。なお、雄ねじ7c及び雌ねじ11dのねじピッチはできるだけ小さいほうが好ましい。ねじピッチをできるだけ小さくすることで巨視的には第1の実施例と同様に金属コアプリント基板7からの熱を高熱伝導率の方向X1に向けて伝達することができるためである。
本実施例も第1の実施例と同様に金属コアプリント基板7からの熱は、本体部11の主面11aからではなく内壁11cから伝達される。このため、本実施例も第1の実施例と同様に、グラファイトの厚み方向の熱伝導率が低くなるように本体部11を構成しても本体部11の厚み全体を有効に利用して熱をX方向に伝導させることができる。
また、本実施例の構成は、第1の実施例と同様に、主面11aと平行な方向への熱拡散特性は厚み方向に比べて高いため、主面11aを有効に活用して放熱することができる。
1 チップ
2 リードフレーム電極
3 ボンディングワイヤ
4 封止樹脂
5 モールド樹脂
6 ヒートシンク
7 金属コアプリント基板
7a 側壁
7b 下面
8 絶縁層
9 パターン配線
11 本体部
11a 主面
11b 穴
11c 内壁
12 ハンダ
13 熱伝導剤
20 発光ユニット
X1 本体部内の高熱伝導率の方向
2 リードフレーム電極
3 ボンディングワイヤ
4 封止樹脂
5 モールド樹脂
6 ヒートシンク
7 金属コアプリント基板
7a 側壁
7b 下面
8 絶縁層
9 パターン配線
11 本体部
11a 主面
11b 穴
11c 内壁
12 ハンダ
13 熱伝導剤
20 発光ユニット
X1 本体部内の高熱伝導率の方向
Claims (9)
- 基板に搭載された発光素子を有する発光ユニットと、
前記発光ユニットを搭載した本体部と、を有し、
前記本体部は、熱伝導性に異方性を有する熱伝導部材を有し、
前記熱伝導部材は、前記発光ユニットと熱的に接触する熱伝達面を有し、
前記異方性は、第1の熱伝導率を有する第1の方向と、前記第1の熱伝導率よりも高い熱伝導率の第2の熱伝導率を有する第2の方向とを含み、
前記熱伝導部材は、前記熱伝達面が前記第2の方向に対して交差するように形成されている照明装置。 - 前記熱伝導部材は、前記熱伝達面が前記第2の方向に対して直交するように形成されている請求項1に記載の照明装置。
- 前記熱伝導部材は、放熱面として機能する、前記熱伝達面と交差する方向に形成された主面を有し、前記主面と前記第2の方向とが平行となるように構成されている、請求項1または2に記載の照明装置。
- 前記熱伝導部材には前記熱伝達面を内壁とする穴が形成されており、前記発光ユニットの前記基板が前記穴に嵌め込まれている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記基板は前記穴に圧入されている請求項4に記載の照明装置。
- 前記基板は前記穴に対して螺合している請求項4に記載の照明装置。
- 前記基板と前記熱伝達面との間に熱伝導性グリスまたは熱伝導性接着剤が塗布されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記熱伝導部材はグラファイトである請求項1ないし7のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記発光素子はLEDチップである請求項1ないし8のいずれか1項に記載の照明装置。
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