JP2016039132A - 透明導電体、液晶表示装置及び透明導電体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面に、粘着層、偏光層及び導電層が順に積層された透明導電体であって、
導電層は、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて形成され、表面抵抗率が102〜105Ω/□である、透明導電体。
【選択図】なし
Description
また、研磨処理した後のガラス基材は厚みが不均一となるため、そのままITO層を設けた場合、膜厚の面内バラツキが大きくなる結果、表示デバイスのさらなる高性能化を図る上で障害となっていた。
さらに、通常、ITO層を設ける場合スパッタリングが行われるが、スパッタリングの際に熱負荷が掛かるため基材が耐熱性のものに限定される、スパッタリングに大掛かりな装置を要するため製造コストが高い、といった問題が生じていた。
このような問題に対して、例えば、ガラス基材と透明導電膜との間に屈折率調節層を積層することで傷を視認されにくくすることが試みられているが(例えば、特許文献1)、屈折率調節層を別に設ける必要があるため、未だ製造コストを低減する余地が残されていた。
研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面に、粘着層、偏光層及び導電層が順に積層された透明導電体であって、
導電層は、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて形成され、表面抵抗率が102〜105Ω/□であることを特徴とする。
(ii)偏光層上に導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層を形成した後、導電層が形成された面とは反対の面を粘着層を介して研磨処理されたガラス基材に接着させることを特徴とする。
本発明の透明導電体は、研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面に、粘着層、偏光層及び導電層が順に積層された透明導電体であって、
導電層は、導電性高分子を含むコーティング組成物(以下、単にコーティング組成物ともいう)を用いて形成され、表面抵抗率が102〜105Ω/□であることを特徴とする。
ガラス基材の材料としては、特に限定されるものではなく、市販の材料を用いることができる。市販の材料としては、例えば、無アルカリガラス等が挙げられ、特に、アルミノ珪酸塩ガラス及びアルミノホウ珪酸塩ガラスが好ましい。
化学研磨の方法としては、特に限定されないが、例えば、エッチング液に市販のガラス基材を浸し、化学反応によって、表面を溶解する方法等が挙げられる。
また、化学研磨と同時に機械研磨を行う方法としては、特に限定されないが、例えば、酸化セリウムを用いた化学的機械的研磨(CMP)等が挙げられる。
粘着層は、粘着剤を含有する粘着剤組成物を用いて形成される。粘着剤としては、特に限定されず、従来公知のものを使用することでき、具体的には、例えば、各種の(メタ)アクリル酸エステルモノマーを単独重合又は共重合させて得られた(メタ)アクリル系樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合系樹脂、ジメチルシロキサン骨格を有するシリコーンゴムなどのシリコン系樹脂、ポリオールとポリイソシアネートを重付加して得られるポリウレタン系樹脂、天然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SISブロック共重合体)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBSブロック共重合体)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBSブロック共重合体)、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ブチルゴム、クロロプレンゴム等のゴム系樹脂等が挙げられる。これらの中では、特に化学的安定性に優れ、化学構造設計の自由度が高く、粘着力の調整が容易な、(メタ)アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、ポリウレタン系樹脂が好ましい。さらに、(メタ)アクリル系樹脂、及び、ポリウレタン系樹脂は、特に透明性に優れる点でも好ましい。
粘着剤組成物を塗布する方法としては、従来公知の方法を使用することができ、具体的には、例えば、ロールコート法、グラビアコート法、リバースコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法等を用いることができる。
偏光層としては、少なくとも偏光フィルムを備えていれば特に限定されず、例えば、偏光板等を用いることができる。偏光板は、液晶表示装置(LCD)、エレクトロルミネッセンス表示装置(ELD)等の画像表示装置に使用する部材であり、片面又は両面に透明保護フィルムを有するものが一般的に用いられ、偏光フィルムを補強し特性変化を防ぐ構造となっている。
導電層は、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて形成され、表面抵抗率が102〜105Ω/□である。
導電層を、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて形成することで、ITO層をスパッタリングにより形成する場合に懸念されるような偏光フィルムへの悪影響(スパッタリングの際の熱負荷や圧力負荷による偏光フィルムの劣化)を心配することなく、導電層を偏光層上に形成することができる。
導電性高分子は、導電層に導電性を付与するための配合物である。導電性高分子としては特に限定されず、従来公知の導電性高分子を用いることができ、具体例としては、例えば、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリフェニレンビニレン、ポリナフタレン、及びこれらの誘導体が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、2種以上を併用してもよい。中でも、チオフェン環を分子内に含むことで導電性が高い分子ができやすい点で、分子内にチオフェン環を少なくとも1つ含む導電性高分子が好ましい。導電性高分子は、ポリ陰イオン等のドーパントと複合体を形成していてもよい。
ここで、R1及びR2は相互に独立して水素原子又はC1−4のアルキル基を表すか、又は、R1及びR2が結合している場合にはC1−4のアルキレン基を表す。C1−4のアルキル基としては、特に限定されないが、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基等が挙げられる。
また、R1及びR2が結合している場合、C1−4のアルキレン基としては、特に限定されないが、例えば、メチレン基、1,2−エチレン基、1,3−プロピレン基、1,4−ブチレン基、1−メチル−1,2−エチレン基、1−エチル−1,2−エチレン基、1−メチル−1,3−プロピレン基、2−メチル−1,3−プロピレン基等が挙げられる。これらの中では、メチレン基、1,2−エチレン基、1,3−プロピレン基が好ましく、1,2−エチレン基がより好ましい。C1−4のアルキル基、及び、C1−4のアルキレン基は、その水素の一部が置換されていても良い。C1−4のアルキレン基を有するポリチオフェンとしては、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)が特に好ましい。
コーティング組成物にバインダーを配合することにより、コーティング組成物中の配合物同士を結合させ、より確実に導電層を形成することができる。バインダーとしては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、ポリウレタン、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アルコキシシランオリゴマー、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリレート、メラミン樹脂等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
SiR4 (III)
(式中、Rは、水素、水酸基、炭素数1〜4のアルコキシ基、置換基を有しても良いアルキル基、又は、置換基を有しても良いフェニル基である。但し、4つのRのうち少なくとも1個は炭素数1〜4のアルコキシ基又は水酸基である)
コーティング組成物に導電性向上剤を配合することにより、コーティング組成物を用いて形成した導電層の導電性を向上させることができる。また、導電性向上剤を使用する場合、導電性向上剤を使用しない場合と比較して、表面抵抗率を維持しつつ導電性高分子の配合量を少なく出来る結果、透明性を改善できる利点がある。
本発明の透明導電体において、導電層にて十分な電磁波ノイズ遮蔽性能を得るためには、コーティング組成物に導電性向上剤を配合することが好ましい。
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのスルフィニル基を有する化合物;
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのアミド基を有する化合物;
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する化合物;
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのスルフィニル基、及び、少なくとも1つのアミド基を有する化合物;
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのスルフィニル基、及び、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する化合物;
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのアミド基、及び、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する化合物;並びに
・沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのスルフィニル基、少なくとも1つのアミド基、及び、少なくとも2つのヒドロキシル基を有する化合物。
コーティング組成物に水溶性酸化防止剤を配合することにより、コーティング組成物を用いて形成した導電層の耐湿熱性を向上させつつ、導電層の経時的な導電性劣化の進行を緩やかにすることができる。
水溶性酸化防止剤としては、特に限定されず、還元性の水溶性酸化防止剤、非還元性の水溶性酸化防止剤等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
コーティング組成物に金属ナノワイヤを配合することにより、コーティング組成物を用いて形成した導電層の導電性を向上させることができる。
溶媒としては、特に限定されず、例えば、水;メタノール、エタノール、2−プロパノール、1−プロパノール等のアルコール類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール等のエチレングリコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のグリコールエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルアセテート類;プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のプロピレングリコール類;プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル等のプロピレングリコールエーテル類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のプロピレングリコールエーテルアセテート類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−t−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トルエン、キシレン(o−、m−、あるいはp−キシレン)、ベンゼン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類:酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類:クロロメタン(塩化メチル)、ジクロロメタン(塩化メチレン)、トリクロロメタン(クロロホルム)、テトラクロロメタン(四塩化炭素)等のハロゲン類、アセトニトリル、水とこれらの有機溶媒との混合溶媒(含水有機溶媒)、2種以上の有機溶媒の混合溶媒等が挙げられる。これらの溶媒は単独で用いても良いし、2種類以上を併用しても良い。
架橋剤を配合することによりバインダーを架橋させることができ、コーティング組成物を用いて形成する導電層の強度をさらに向上させることができる。
架橋剤としては、特に限定されないが、例えば、メラミン系、ポリカルボジイミド系、ポリオキサゾリン系、ポリエポキシ系、ポリイソシアネート系、ポリアクリレート系等の架橋剤が挙げられる。これらの架橋剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
コーティング組成物がバインダー及び架橋剤を含有する場合、バインダーを架橋させるための触媒としては、特に限定されず、例えば、光重合開始剤や熱重合開始剤等が挙げられる。コーティング組成物がバインダーとしてアクリル樹脂を含有する場合には、光重合開始剤を用いることが好ましい。
界面活性剤及び/又はレベリング剤を配合することにより、コーティング組成物のレベリング性を向上させることができ、このようなコーティング組成物を用いることで均一な導電層を形成することができる。
増粘剤をコーティング組成物に配合することにより、コーティング組成物の粘度やレオロジー特性を調整することができる。増粘剤としては、特に限定されないが、例えば、ポリアクリル酸系樹脂、セルロースエーテル樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリウレタン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール等が挙げられる。このような増粘剤の市販品としては、例えば、CARBOPOL ETD−2623(架橋性ポリアクリル酸、BF Goodrichi社製)、GE−167(N−ビニルアセトアミドとアクリル酸の共重合体、昭和電工株式会社製)、ジュリマー(ポリアクリル酸、日本純薬株式会社製)、ポリビニルピロリドンK−90(ポリビニルピロリドン、株式会社日本触媒製)等が挙げられる。これらは単独で用いても良いし、2種以上を併用してもよい。
また、コーティング組成物をフィルムに塗布するため、ロールtoロールで生産することも可能となり、生産性が向上し、表示デバイスの大面積化も容易となる。
本発明の液晶表示装置は、本発明の透明導電体を備えたことを特徴とする。本発明の液晶表示装置は、本発明の透明導電体を備えるため、製造にかかるコストや時間が抑えられ、帯電による不具合の発生が少ない。
本発明の透明導電体の製造方法は、
(i)研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面上に、粘着層及び偏光層を形成した後、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層をさらに形成するか、又は、
(ii)偏光層上に導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層を形成した後、導電層が形成された面とは反対の面を粘着層を介して研磨処理されたガラス基材に接着させることを特徴とする。
本方法では、研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面上に、粘着層及び偏光層を形成した後、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層をさらに形成する。粘着層を形成する方法、偏光層を形成する方法、コーティング組成物を用いて導電層を形成する方法は、いずれも上述した通りである。
本方法では、偏光層上に導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層を形成した後、導電層が形成された面とは反対の面を粘着層を介して研磨処理されたガラス基材に接着させる。偏光層上にコーティング組成物を用いて導電層を形成する方法は、上述した通りである。偏光層の導電層が形成された面とは反対の面を粘着層を介して研磨処理されたガラス基材に接着させる方法としては、加圧による接着を行うのが一般的だが、必要に応じて熱等を加えても良い。
1−1.ガラス基材
・研磨処理されたガラス基材(無アルカリガラス(コーニング社製、EAGLE XG)を、エッチング液にて化学研磨することにより作製した)
(粘着剤)
・アクリル樹脂(ナガセケムテックス社製、SG790)
(架橋剤)
・イソシアネート化合物(日本ポリウレタン社製、コロネートHL)
(透明保護フィルム)
・トリアセチルセルロース(TAC)フィルム(コニカミノルタ社製、KC8UX2MW、厚み80μm)
・シクロオレフィン系樹脂(COP)フィルム(日本ゼオン社製、ゼオノア(ZEONOR)、厚さ60μm)
(偏光フィルム)
・ポリビニルアルコールフィルム(日本合成化学社製、厚み75μm)
(接着剤)
・紫外線硬化型エポキシ接着剤(ADEKA社製、KRシリーズ)
(導電性高分子)
・PEDOT/PSS(ヘレウス社製、Clevios PH1000)
(バインダー)
・ポリエステル系樹脂(ナガセケムテックス社製、ガブセンES−210)
・アルコキシシランオリゴマー(扶桑化学工業社製、N−POS)
・アルコキシシランオリゴマー(信越化学工業社製、KBE−402)
・(メタ)アクリレート(第一工業製薬株式会社製、ニューフロンティアR−1150D)
・アクリル樹脂(東亜合成株式会社製、ジュリマーAT−510、固形分30%)
・メラミン樹脂(三井サイアナミッド株式会社製、サイメル300)
(導電性向上剤)
・エチレングリコール(和光純薬株式会社製)
・ジメチルスルホキシド(DMSO)(和光純薬株式会社製)
・アセトアミド
・ジオキサン
・ε−カプロラクタム
(水溶性酸化防止剤)
・アスコルビン酸(和光純薬株式会社製)
・タンニン酸(和光純薬株式会社製)
・ヒドロキノン(和光純薬株式会社製)
・D(+)−グルコース(和光純薬株式会社製)
(溶媒)
・工業用変性アルコール(日本アルコール販売株式会社製、ソルミックスAP−7)
各実施例及び比較例で得た透明導電体について、以下のとおり評価を行った。
導電層の表面抵抗率を、抵抗率計(三菱化学社製、ロレスターGP MCP−T600)を用いて測定した。
導電層形成直後の表面抵抗率と、恒温恒湿器(ESPEC社製、FR−1J)を用いて80℃、相対湿度85%の環境に1000時間保持した後の表面抵抗率とを、抵抗率計(三菱化学株式会社製、ロレスターGP MCP−T600)を用いて測定し、下記7段階で耐湿熱性を評価した。
7:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の1.1倍以下である
6:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の1.1倍より大きく1.2倍以下である
5:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の1.2倍より大きく1.5倍以下である
4:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の1.5倍より大きく2.0倍以下である
3:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の2.0倍より大きく3.0倍以下である
2:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の3.0倍より大きく5.0倍以下である
1:保持後の表面抵抗率が、保持前の表面抵抗率の5.0倍より大きい
導電層の鉛筆硬度を、JIS−K5600−5−4の試験法に準じて、鉛筆引っかき硬度試験機(安田精機製作所社製)を用いて測定した。
導電層の、幅20cm、長さ20cmの区画において、幅方向に50mm間隔、長さ方向に50mmの計25点について、2−1記載の手法にて表面抵抗率を測定し、その標準偏差と平均値を求め、面内バラツキを表わす変動係数CV%を以下の数式により算出した。
CV%=標準偏差σ/平均表面抵抗率r×100(%)
電磁波ノイズ遮蔽性を、KEC法により、1〜100MHzの周波数領域で測定し、下記の基準で評価した。
○:電磁波ノイズ遮蔽効果が30dB以上である。
△:電磁波ノイズ遮蔽効果が20dB以上30dB未満である。
×:電磁波ノイズ遮蔽効果が20dB未満である。
目視検査用照明を透明導電体の背面に配置し、透明導電体の外観特性を下記2段階で評価した。
○:凹凸や傷が確認されなかった。
×:凹凸や傷が確認された。
JIS K 5400に従って、碁盤目試験を実施し、以下の基準で評価した。
5:碁盤目試験の結果が10点である
4:碁盤目試験の結果が9点である
3:碁盤目試験の結果が8点である
2:碁盤目試験の結果が7点である
1:碁盤目試験の結果が6点以下である
導電層形成直後の表面抵抗率(初期表面抵抗率)と、耐候性試験機(ATLAS Material Testing Technology GmbH製、SUNSET CPS)を用いてキセノンランプを用い、放射照度162W/m2(300〜400nm)、温度63℃、湿度50%の条件で、連続して500時間UV照射した後の表面抵抗率(照射後表面抵抗率)とを、抵抗率計(三菱化学株式会社製、ロレスターGP MCP−T600)を用いて測定し、下記7段階で耐候性を評価した。
7:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の3倍未満である
6:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の3倍以上5倍未満である
5:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の5倍以上10未満である
4:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の10倍以上20倍未満である
3:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の20倍以上30倍未満である
2:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の30倍以上50倍未満である
1:照射後表面抵抗率が、初期表面抵抗率の50倍以上である
表1〜4に記載した重量比にて各成分を混合し、粘着剤組成物を作製した。次に、得られた粘着剤組成物を、研磨処理されたガラス基材の片面にアプリケーターにて乾燥後の膜厚が15μmとなる様に塗布し、120℃で2分間乾燥し、ガラス基材上に粘着層を形成した。
次に、ポリビニルアルコールフィルムをヨウ素水溶液中で5倍に延伸したのち、50℃で4分間乾燥させて偏光膜を作製した。この偏光膜の両側に、透明保護フィルムとしてトリアセチルセルロース(TAC)フィルムを、紫外線硬化型エポキシ接着剤を用いて接着して偏光層とした。この偏光層を、前述した粘着層に貼り合わせた。
さらに、表1〜4に記載した重量比で各成分を混合し、コーティング組成物を作製後、上記にて作製した偏光層上にバーコーター(安田精機製作所製)を用いて塗布し、送風定温乾燥器(東京理化器械社製、WFO−401型)を用いて100℃で1分間加熱処理することにより、導電層を形成し、透明導電体を得た。
TACフィルムの代わりに、シクロオレフィン系樹脂(COP)フィルムを用いた他は、実施例1と同様にして透明導電体を得た。
ポリビニルアルコールフィルムをヨウ素水溶液中で5倍に延伸したのち、50℃で4分間乾燥させて偏光膜を作製した。この偏光膜の両側に、透明保護フィルムとしてトリアセチルセルロース(TAC)フィルムを、紫外線硬化型エポキシ接着剤を用いて接着して偏光層とした。次に、表1に記載した重量比で各成分を混合し、コーティング組成物を作製後、上記にて作製した偏光層上にバーコーター(株式会社安田精機製作所製)を用いて塗布し、送風定温乾燥器(東京理化器械株式会社製、WFO−401型)を用いて100℃で1分間加熱処理することにより、偏光層上に導電層を形成した。
また、表1に記載した重量比にて各成分を混合し、粘着剤組成物を作製後、得られた粘着剤組成物を、研磨処理されたガラス基材の片面にアプリケーターにて乾燥後の膜厚が15μmとなる様に塗布し、120℃で2分間乾燥し、ガラス基材上に粘着層を形成した。
さらに、偏光層を、導電層が形成された面とは反対の面を粘着層を介してガラス基材に貼り合わせることにより、透明導電体を得た。
研磨処理されたガラス基材上にITOスパッタリングすることによりITO層を形成した。また、表4に記載した重量比にて各成分を混合して粘着剤組成物を作製し、ITO層上にアプリケーターにて乾燥後の膜厚が15μmとなる様に塗布し、120℃で2分間乾燥し、ITO層上に粘着層を形成した。次に、ポリビニルアルコールフィルムをヨウ素水溶液中で5倍に延伸したのち、50℃で4分間乾燥させて偏光膜を作製した。この偏光膜の両側に、透明保護フィルムとしてトリアセチルセルロース(TAC)フィルムを、紫外線硬化型エポキシ接着剤を用いて接着して偏光層とした。さらに、この偏光層を、前述した粘着層に貼り合わせることにより、透明導電体を得た。
表4に記載した重量比で各成分を混合して得られたコーティング組成物を用いたこと以外、実施例1と同様にして透明導電体を得た。
研磨処理されたガラス基材上に、表4に記載した重量比で各成分を混合して得られたコーティング組成物を、スリットコータを用いて塗布し、送風定温乾燥器(東京理化器械社製、WFO−401型)を用いて100℃で1分間加熱処理することにより導電層を形成した。また、表4に記載した重量比にて各成分を混合し、粘着剤組成物を作製し、導電層上にアプリケーターにて乾燥後の膜厚が15μmとなる様に塗布し、120℃で2分間乾燥し、導電層上に粘着層を形成した。次に、ポリビニルアルコールフィルムをヨウ素水溶液中で5倍に延伸したのち、50℃で4分間乾燥させて偏光膜を作製した。この偏光膜の両側に、透明保護フィルムとしてトリアセチルセルロース(TAC)フィルムを、紫外線硬化型エポキシ接着剤を用いて接着して偏光層とした。この偏光層を、前述した粘着層に貼り合わせることにより、透明導電体を得た。
なお、参考までに、透明保護フィルム上にコーティング組成物をバーコーター(株式会社安田精機製作所製)を用いて塗布した状態(ガラス基材、粘着層及び偏光膜なし)で、全光線透過率(Tt)及びヘイズを、JIS K7150に従いヘイズコンピュータ(スガ試験機社製、HGM−2B)を用いて測定した結果も併せて表1〜4に示す。
Claims (10)
- 研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面に、粘着層、偏光層及び導電層が順に積層された透明導電体であって、
導電層は、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて形成され、表面抵抗率が102〜105Ω/□である、透明導電体。 - 導電層の鉛筆硬度がH以上である、請求項1記載の透明導電体。
- 導電層は、80℃、相対湿度85%の環境に1000時間保持した後の表面抵抗率が、保持する前の表面抵抗率の5倍以下である、請求項1又は2に記載の透明導電体。
- コーティング組成物は、バインダーとして、アルコキシシランオリゴマー、(メタ)アクリレート及びメラミン樹脂からなる群より選択される少なくとも1つをさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の透明導電体。
- コーティング組成物は、導電性向上剤として、沸点が100℃以上であって、分子内に、少なくとも1つのスルフィニル基、少なくとも1つのアミド基又は少なくとも2つのヒドロキシル基を有する化合物をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の透明導電体。
- コーティング組成物は、水溶性酸化防止剤として、2個の水酸基で置換されたラクトン環を有する化合物、及び/又は、フェノール性水酸基を2個以上有する化合物をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の透明導電体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の透明導電体を備えた液晶表示装置。
- IPS方式液晶表示装置である、請求項7に記載の液晶表示装置。
- (i)研磨処理されたガラス基材の少なくとも一方の面上に、粘着層及び偏光層を形成した後、導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層をさらに形成するか、又は、
(ii)偏光層上に導電性高分子を含むコーティング組成物を用いて導電層を形成した後、導電層が形成された面とは反対の面を粘着層を介して研磨処理されたガラス基材に接着させる、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の透明導電体の製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の透明導電体における導電層を形成するためのコーティング組成物。
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