JP2016038717A - 先行車追越支援装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コントローラ(5)は、目標経路上に複数の追越地点候補を設定する。続いて、コントローラ(5)は、複数の追越地点候補それぞれに対し、先行車の現在地と、先行車の車速と、予想到達時間とを用いて、予想到達時間後の先行車の位置を推定する。続いて、コントローラ(5)は、先先行車の現在地と、予想到達時間後の先先行車の車速の確率分布とを用いて、予想到達時間後の先先行車の位置を推定する。続いて、コントローラ(5)は、予想到達時間後の先行車の位置と、予想到達時間後の先先行車の位置とを用いて、複数の追越地点候補のうちから、予想到達時間後の先行車と先先行車との距離が予め定めた設定距離以上である追越地点候補を追越地点として設定する。
【選択図】 図2
Description
特許文献1に記載の従来技術では、先行車前方のスペースを検出し、検出したスペースに、自車が先行車を追い越した後に進入できるかどうかを判定するものがある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、自車による先行車の追い越しをより適切に支援可能な先行車追越支援装置を提供することを目的とする。
(第1実施形態)
(構成)
図1に示すように、先行車追越支援装置1は、車両(以下、「自車」とも呼ぶ)Aに搭載されている。そして、先行車追越支援装置1は、自車状態検出部2と、ナビゲーション装置3と、外部情報認識部4と、コントローラ5とを備える。
車速検出部2aは、自車Aの車速を検出する。そして、車速検出部2aは、検出結果をナビゲーション装置3とコントローラ5とに出力する。車速検出部2aとしては、例えば、自車Aの駆動輪に取り付けられ、駆動輪の車輪速に比例して発生するパルスを検出し、検出したパルスを用いて自車Aの車速を演算するロータリーエンコーダを採用できる。
ヨーレート検出部2cは、自車Aのヨーレートを検出する。そして、ヨーレート検出部2cは、検出結果をナビゲーション装置3とコントローラ5とに出力する。
地図データベース3aは、地図情報を記憶している。地図情報としては、例えば、道路の位置、道路構造(カーブの位置、停止線の位置、信号機の位置)がある。
自車位置検出部3bは、自車Aの現在地を検出する。自車位置検出部3bとしては、例えば、GPS(Global Positioning System)信号を受信し、受信したGPS信号を用いて自車Aの現在地(絶対座標。緯度経度)を検出するGPS受信装置を採用できる。そして、自車位置検出部3bは、検出結果を目標経路設定部3cに出力する。
経路表示部3dは、地図データベース3aが記憶している地図情報と、目標経路設定部3cで探索した目標経路とを用いて、目標経路を自車A周囲の地図に重畳させた画像をモニタに表示する。これにより、探索した目標経路を、自車Aの運転者に提示する。
外部情報認識部4は、自車A周囲に存在する周囲移動体を検出する。そして、外部情報認識部4は、検出結果をコントローラ5に出力する。外部情報認識部4としては、例えば、自車Aの前端部に配置され、自車A周囲にレーザー光を出射し、出射したレーザー光の反射光を用いて周囲移動体を検出するレーザレンジファインダを採用できる。
続いて、追越地点候補設定部5bは、算出した見通し距離Lmのうちから、追越必要距離Loより長い見通し距離Lmを選択し、選択した見通し距離Lmに対応する予め定めた設定位置(自車Aの将来位置)それぞれを追越地点候補として設定する。
具体的には、先行車位置推定部5cは、複数の追越地点候補それぞれに対し、自車Aの現在地から追越地点候補までの目標経路に沿った距離を先行車Bの車速で除算して予想到達時間を算出する。続いて、先行車位置推定部5cは、算出した予想到達時間それぞれに対し、先行車Bの車速に乗算した乗算結果それぞれを将来先行車位置とする。
その際、先先行車現在地検出部5dは、自車Aから最も近い位置に存在する移動物体(例えば、先行車B)によって外部情報認識部4の検出範囲に死角を生じ、自車前方経路上に存在し且つ自車Aから2番目に近い位置に存在する移動物体(先先行車C)を検出できない場合(以下、「先先行車有死角状態」とも呼ぶ)には、無効値を出力する。
このように、第1実施形態では、予想到達時間が長いほど、先先行車Cの車速の確率分布(先先行車車速確率分布)のばらつきを大きくする。それゆえ、予想到達時間(自車Aが現在地から追越地点候補に到達するまでの時間)が長く、先先行車Cの位置の検出結果の信頼度が下がる場合に、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)における、先先行車Cが存在する可能性がある位置の範囲を広げることができる。
その際、先先行車位置推定部5fは、移動距離の確率分布の分散が十分に大きいと(例えば、先先行車Cの位置の確率分布の標準偏差を3倍した値のうちに、予想時間後の自車Aの推定位置が含まれる場合)、推定精度が悪いと判定し、無効値を出力する。
La=lv+2VoTa …(3)
続いて、先行車前方スペース判定部5gは、先行車位置推定部5cで推定した将来先行車位置(自車Aが追越地点候補に到達したときの先行車Bの位置)と、先先行車位置推定部5fで推定した先先行車位置確率分布(自車Aが追越地点候補に到達したときの先先行車Cの位置の確率分布)の平均値から標準偏差の3倍までの距離範囲内の各点との距離の最小値(以下、「推定先行車前方距離」とも呼ぶ)Leを算出する。
具体的には、目標経路生成部5iは、地図データベース3aと自車位置検出部3bとの検出結果等(地図情報、自車Aの現在地)を用いて、自車線の中央(左右の道路境界の中央)を通る中央線(以下、「ベース経路」とも呼ぶ)を算出する。続いて、目標経路生成部5iは、ベース経路を自動走行用目標経路として目標操舵生成部5jに出力する。
パワートレーンコントローラ7は、コントローラ5が出力した駆動力指令値を用い、駆動力指令値が表す駆動力が発生するように駆動力制御装置10を制御する。駆動力制御装置10としては、例えば、駆動輪を駆動する駆動源(エンジン、モータ)がある。
ブレーキコントローラ8は、コントローラ5が出力した制動力指令値を用い、制動力指令値が表す制動力が発生するように制動力制御装置11を制御する。制動力制御装置11としては、例えば、各輪に油圧で制動力を発生するホイールシリンダがある。
次に、コントローラ5が実行する先行車追越支援処理について図面を参照しつつ説明する。先行車追越支援処理は、予め定めた設定周期毎に実施する。
図6に示すように、まずステップS101では、コントローラ5(先行車検出部5a、先行車現在地検出部5aa)は、自車前方経路から先行車Bを検出する。続いて、コントローラ5(追越地点候補設定部5b)は、自車前方経路から先行車Bを検出できたか否かを判定する。そして、コントローラ5(追越地点候補設定部5b)は、自車前方経路から先行車Bを検出できたと判定した場合には(Yes)、ステップS102に移行する。一方、コントローラ5(追越地点候補設定部5b)は、自車前方経路から先行車Bを検出できないと判定した場合には(No)、この先行車追越支援処理を終了する。
続いてステップS103に移行して、コントローラ5(先行車位置推定部5c)は、ステップS102で設定した複数の追越地点候補のうちから、変数i番目の追越地点候補を選択する。なお、変数iは、この先行車追越支援処理の開始時に初期値「1」に設定する。続いて、コントローラ5(先行車位置推定部5c)は、変数iに「1」を加算する。
続いてステップS105に移行して、コントローラ5(先先行車現在地検出部5d)は、自車前方経路から先行車B前方の先先行車C(自車前方経路上に存在し且つ自車Aから2番目に近い位置に存在する周囲移動物体)と、先先行車Cの位置及び車速とを検出する。続いて、コントローラ5(確率分布設定部5e)は、検出結果を用いて、先先行車状態(先先行車Cの初期位置、先先行車車速確率分布f(v))を推定する。
続いてステップS107に移行して、コントローラ5(先行車前方スペース判定部5g)は、ステップS103で選択したi番目の追越地点候補に対し、予想到達時間後(自車Aが追越地点候補に到達したとき)に先行車Bの前方に十分なスペースが確保されるか否かを判定する(推定先行車前方距離Le>先行車前方必要距離La)。
次に、本実施形態の先行車追越支援装置1を搭載した車両の動作について説明する。
片側1車線ずつの対面通行の道路で、自動走行用目標経路(自動走行のための目標経路)に沿って走行するように自車Aの転舵角と駆動力と制動力とが制御されているときに、自車A前方の目標経路上に先行車Bが現れたとする。すると、コントローラ5が、自車前方経路から先行車Bを検出し、先行車Bを検出できたと判定する(図6のステップS101「Yes」)。続いて、コントローラ5が、検出した先行車Bの追い越しを行う複数の追越地点の候補(複数の追越地点候補)を設定する(図6のステップS102)。
そして、コントローラ5が、ステップS103〜S109のフローを繰り返し実行し、1または2以上の追越候補地点を設定する(図6のステップS108)。なお、コントローラ5が、2以上の追越地点を設定した場合には、複数の追越地点のうちから選択した1つの追越地点を、設定した追越地点として用いる(図6のステップS110)。
第1実施形態に係る先行車追越支援装置1は、次のような効果を奏する。
(1)第1実施形態に係る先行車追越支援装置1によれば、コントローラ5は、目標経路上に複数の追越地点候補を設定する。続いて、コントローラ5は、複数の追越地点候補それぞれに対し、先行車Bの現在地と、先行車Bの車速と、自車Aが現在地から追越地点候補に到達するまでにかかる時間(予想到達時間)とを用いて、予想到達時間後の先行車Bの位置を推定する。続いて、コントローラ5は、先先行車Cの現在地と、予想到達時間後の先先行車Cの車速の確率分布(先先行車車速確率分布)とを用いて、予想到達時間後の先先行車Cの位置を推定する。続いて、コントローラ5は、予想到達時間後の先行車Bの位置と、予想到達時間後の先先行車Cの位置とを用いて、複数の追越地点候補のうちから、予想到達時間後の先行車Bと先先行車Cとの距離が予め定めた設定距離以上である追越地点候補を追越地点として設定する。
このような構成によれば、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)を用いて、先行車Bの前方に確保される前方距離を判定できる。
このような構成によれば、先先行車Cと自車Aとの距離が遠く、先先行車現在地検出部5dによる先先行車Cの現在地の検出精度が低下する場合に、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)における、先先行車Cが存在する可能性がある位置の範囲を広げることができる。これにより、より適切に追越地点を設定できる。
このような構成によれば、自車Aの現時点の車速の変化量が大きく、ピッチングが発生し、先先行車現在地検出部5dによる先先行車Cの現在地の検出精度が低下する場合に、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)における、先先行車Cが存在する可能性がある位置の範囲を広げることができる。これにより、より適切に追越地点を設定できる。
このような構成によれば、予想到達時間(自車Aが現在地から追越地点候補に到達するまでの時間)が長く、先先行車Cの位置の検出結果の信頼度が下がる場合に、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)における、先先行車Cが存在する可能性がある位置の範囲を広げることができる。これにより、より適切に追越地点を設定できる。
このような構成によれば、先先行車Cの車速の検出結果の信頼度が下がる場合、または先先行車Cの位置の検出結果の信頼度が下がる場合に、先先行車車速確率分布の推定を停止する。これにより、より適切に追越地点を設定できる。
このような構成によれば、道路形状が複雑となっており、曲率の変化で先先行車Cの車速が変化しやすい場合に、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)における、先先行車Cが存在する可能性がある位置の範囲を広げることができる。
このような構成によれば、道路形状が複雑となっており、分岐点で先先行車Cが目標経路からはずれやすい場合に、先先行車Cの位置の確率分布(先先行車位置確率分布)における、先先行車Cが存在する可能性がある位置の範囲を広げることができる。
このような構成によれば、先先行車Cを直接に検出できない場合にも、先先行車Cの存在を推定することができる。それゆえ、追い越しできるシーンを増やすことができ、遅い先行車Bに追従する時間を短縮することができるため、乗員の不快感を低減できる。
このような構成によれば、追い越しの準備を早くから行うことができ、追い越しに必要な走行距離を短縮できる。それゆえ、追い越しできるシーンを増やすことができ、遅い先行車Bに追従する時間を短縮することができるため、乗員の不快感を低減できる。
このような構成によれば具体的には、目標経路設定部3cのモニタが、目標経路を自車A周囲の地図に重畳させた画像に加え、追越地点を表示する構成としてもよい。これにより、追越地点を運転者に報知できる。
次に、本発明に係る第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態と同様な構成等については同一の符号を使用して、その詳細は省略する。
第2実施形態は、予想到達時間後の先行車Bの位置と、予想到達時間後の先先行車Cの位置との距離が予め定めた設定距離(例えば、自車全長lv)未満であると判定した場合、複数の追越地点候補のうちから、先行車Bと先先行車Cとを連続して追い越すことが可能な追越地点候補を追越地点として設定する点が第1実施形態と異なる。
また、先行車位置推定部5c*では、設定した複数の追越地点候補それぞれに対し、予想到達時間(自車Aが現在地から追越地点候補に到達するまでの時間)後の先行車Bの位置を推定する。さらに、先先行車現在地検出部5d*では、すべての前方車C*を検出する。また、確率分布設定部5e*では、複数の追越地点候補それぞれに対し、検出したすべての前方車C*の走行状態(以下、「前方車状態」とも呼ぶ)を推定する。さらに、先先行車位置推定部5f*では、推定した前方車状態を用いて、複数の追越地点候補それぞれに対し、予想到達時間後のすべての前方車C*の位置(前方車C*の位置の確率分布)を推定する。また、先行車前方スペース判定部5g*では、推定した予想到達時間後のすべての前方車C*の位置を用いて、複数の追越地点候補それぞれに対し、予想到達時間後に少なくとも1台の前方車C*の前方に十分なスペースが確保されるか否かを判定する。さらに、追越地点設定部5h*は、設定した複数の追越地点候補のうちから、前方車C*の前方に十分な距離が確保されると判定された追越地点候補、つまり、予想到達時間後の前方車C*間の距離が予め定めた先行車前方必要距離La以上である追越地点候補を選択する。
なお、その他の内部構成は図2の内部構成と同様である。
第2実施形態に係る先行車追越支援装置1は、第1実施形態に係る先行車追越支援装置1の効果(1)〜(11)に加え、次のような効果を奏する。
(1)第2実施形態に係る先行車追越支援装置1によれば、コントローラ5は、予想到達時間後の先行車Bの位置と、予想到達時間後の先先行車Cの位置との距離が予め定めた設定距離未満であると判定した場合、複数の追越地点候補のうちから、先行車Bと先先行車Cとを連続して追い越すことが可能な追越地点候補を追越地点として設定する。
このような構成によれば、先行車Bと先先行車Cとの間に自車Aを進入させることができる適切なスペースを確保できない場合には、先行車Bと先先行車Cとを同時に追い越すことができる。それゆえ、追い越しできるシーンを増やすことができ、遅い先行車Bに追従する時間を短縮することができるため、乗員の不快感を低減できる。
3d 経路表示部
5b 追越地点候補設定部
5aa 先行車現在地検出部
5ab 先行車車速検出部
5c 先行車位置推定部
5d 先先行車現在地検出部
5e 確率分布設定部
5f 先先行車位置推定部
5h 追越地点設定部
5k 目標速度算出部
Claims (12)
- 自車の目標経路を設定する目標経路設定部と、
前記自車両前方の先行車の車速を検出する先行車車速検出部と、
前記先行車の車速を用いて、前記目標経路上に前記先行車の追い越しを行う追越地点の候補である複数の追越地点候補を設定する追越地点候補設定部と、
前記先行車の現在地を検出する先行車現在地検出部と、
複数の前記追越地点候補それぞれに対し、前記先行車の現在地と、前記先行車の車速と、前記自車が現在地から前記追越地点候補に到達するまでにかかる時間である予想到達時間とを用いて、前記予想到達時間後の前記先行車の位置を推定する先行車位置推定部と、
前記先行車前方の先先行車の現在地を検出する先先行車現在地検出部と、
前記予想到達時間後の前記先先行車の車速の確率分布を設定する確率分布設定部と、
前記先先行車の現在地と、前記予想到達時間後の前記先先行車の車速の確率分布とを用いて、前記予想到達時間後の前記先先行車の位置を推定する先先行車位置推定部と、
前記予想到達時間後の前記先行車の位置と、前記予想到達時間後の前記先先行車の位置とを用いて、複数の前記追越地点候補のうちから、前記予想到達時間後の前記先行車と前記先先行車との距離が予め定めた設定距離以上である前記追越地点候補を前記追越地点として設定する追越地点設定部と、を備えたことを特徴とする先行車追越支援装置。 - 前記先先行車位置推定部は、前記先先行車の現在地と、前記予想到達時間後の前記先先行車の車速の確率分布を用いて、前記予想到達時間後の前記先先行車の位置の確率分布を前記先先行車の位置として推定することを特徴とする請求項1に記載の先行車追越支援装置。
- 前記確率分布設定部は、前記先先行車と前記自車との距離が遠いほど、前記先先行車の車速の確率分布のばらつきを大きくすることを特徴とする請求項2に記載の先行車追越支援装置。
- 前記確率分布設定部は、前記自車の現時点の車速の変化量が大きいほど、前記先先行車の車速の確率分布のばらつきを大きくすることを特徴とする請求項2または3に記載の先行車追越支援装置。
- 前記確率分布設定部は、前記予想到達時間が長いほど、前記先先行車の車速の確率分布のばらつきを大きくすることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の先行車追越支援装置。
- 前記確率分布設定部は、前記先先行車の車速の確率分布のばらつきが予め定めた設定値以上となった場合、または前記先先行車の位置の確率分布のばらつきが予め定めた設定値以上となった場合、前記先先行車の車速の確率分布の推定を一旦停止し、その後、前記先先行車現在地検出部で前記先先行車の現在地を検出した場合、前記先先行車の車速の確率分布の推定を再開することを特徴とする請求項5に記載の先行車追越支援装置。
- 前記確率分布設定部は、前記目標経路のうち前記自車の現在地から前記追越地点候補までの経路の曲率の変化量が予め定めた設定値以上になると判定した場合、前記設定値未満になると判定した場合よりも、前記先先行車の車速の確率分布のばらつきを大きくすることを特徴とする請求項5または6に記載の先行車追越支援装置。
- 前記確率分布設定部は、前記目標経路のうち前記自車の現在地から前記追越地点候補までの経路上に分岐点があると判定した場合、前記分岐点がないと判定した場合よりも、前記先先行車の車速の確率分布のばらつきを大きくすることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の先行車追越支援装置。
- 前記先先行車位置推定部は、前記先先行車が検出されていない場合、前記自車が信号機の手前で停止しているときに前記自車前方の停止線から前記自車の現在地までの距離を検出し、検出した距離が予め定めた設定距離以上である場合、前記先行車前方に前記先先行車が存在しているものとして、前記先先行車の現在地を設定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の先行車追越支援装置。
- 前記追越地点設定部は、前記予想到達時間後の前記先行車の位置と、前記予想到達時間後の前記先先行車の位置との距離が予め定めた設定距離未満であると判定した場合、複数の前記追越地点候補のうちから、前記先行車と前記先先行車とを連続して追い越すことが可能な前記追越地点候補を前記追越地点として設定することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の先行車追越支援装置。
- 前記自車の現在地から前記追越地点までの前記目標経路に沿った距離が予め定めた設定距離以下になった場合、前記先行車と前記自車との距離が増加し、その後、前記自車の車速が前記先行車の車速よりも高くなるように前記自車の車速を制御する車速制御部を備えることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の先行車追越支援装置。
- 前記追越地点設定部で設定した前記追越地点を前記自車の運転者に提示する追越地点提示部を備えたことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の先行車追越支援装置。
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