JP2016031273A - 電子時計 - Google Patents
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Description
外部からの回転操作を受け付ける回転スイッチと、
前記回転スイッチの回転動作を検出する回転検出部と、
前記回転検出部による検出周波数を定める検出設定制御部と、
所定の動作状態か否かを判別する動作状態判別部と、
を備え、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出時に、前記所定の動作状態であると判別された場合に、前記回転動作の検出周波数を所定の動作時周波数に定め、前記所定の動作状態ではないと判別された場合に、前記検出周波数を前記動作時周波数よりも低い所定の待機時周波数に設定する
ことを特徴とする電子時計である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の電子時計1の機能構成を示すブロック図である。
分周回路45は、発振回路44から出力された周波数信号をCPU41や計時回路46により利用される周波数の信号に分周して出力する。出力される周波数は、CPU41からの制御信号により変更可能に設定されていても良い。
本実施形態の電子時計1では、回転スイッチ471の早送り回転、即ち、所定の時間(例えば、0.5秒間)以内に上記所定の回転角度位置での回転検出が3回以上なされた場合に、早送り回転に応じた動作命令、例えば、指針の継続的な早送り動作などを行わせることが出来る。回転検出部472におけるオフ信号の検出頻度に係る通常の検出周波数(動作時周波数)は、この回転スイッチ471の早送り動作に係るオン信号とオフ信号の変化を確実に認識可能な周波数、例えば、128Hzに定められる。
ステッピングモータ82は、輪列機構72を介して分針62及び時針63を回転動作させる。輪列機構72は、時針63を分針62に連動して回転させる構成であり、分針62を1度ずつ回転移動させると共に時針63を1/12度ずつ回転移動させる。
図2は、回転スイッチ471の動作検出パターンについて説明する図である。
なお、本実施形態の電子時計1では、チャタリングなどによる回転スイッチ471の一時的なオフに伴う誤判定を避けるため、3回続けてオフ信号を検出することでオフ信号の検出を確定する。1Hzでサンプリングされている間にオフ信号が検出された場合には、サンプリング周波数を128Hzに戻して2回目以降のオフ信号の検出を行う。
従って、通常では短期間のみオン状態となる回転検出で、当該短期間のみ高周波数での回転検出を行うので、操作待受け時の電力消費を容易且つ効率的に低減することが出来る。
次に、第2実施形態の電子時計について説明する。
図4は、第2実施形態の電子時計1aの機能構成を示すブロック図である。
図5は、第2実施形態の電子時計1aで実行される回転スイッチ471の回転検出処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
従って、ユーザが電子時計1a、特に腕時計や懐中時計などを保持していない状況などで、ユーザによる操作が見込まれない状況では、検出周波数を低下させて、不要に高周波数での検出を行わない。同様に、電子時計1aの落下の衝撃などでオン信号が出力される状態になっても、そのまま落下状態で静止する場合や、拾われてもすぐに机上などに置かれた場合などには、速やかに低周波数での検出に移行させることが出来る。
次に、第3実施形態の電子時計について説明する。
図6は、第3実施形態の電子時計1bの機能構成を示すブロック図である。
次に、本発明の第4実施形態及び第5実施形態の電子時計について説明する。
第4実施形態及び第5実施形態の電子時計1は、第1実施形態の電子時計1と同一の構成であるので、説明を省略する。
図8は、第4実施形態及び第5実施形態の電子時計1における回転動作の検出動作について説明する図である。
本実施形態の電子時計1では、CPU41は、第2回転動作無効判定部を構成する。
本実施形態の電子時計1では、CPU41は、第1回転動作無効判定部を構成する。
なお、ステップS196の処理でオン信号が取得された場合には、そのタイミング(T42、T44)で、本処理と並行して当該オン信号に基づく新たな回転検出処理が起動される。
例えば、上記実施の形態では、引き出し動作の不要な回転スイッチの場合について説明したが、従来のりゅうずであっても、りゅうずが引き出したまま放置された場合の対応技術として本発明を適用することが可能である。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御内容や手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
外部からの回転操作を受け付ける回転スイッチと、
前記回転スイッチの回転動作を検出する回転検出部と、
前記回転検出部による検出周波数を定める検出設定制御部と、
所定の動作状態か否かを判別する動作状態判別部と、
を備え、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出時に、前記所定の動作状態であると判別された場合に、前記回転動作の検出周波数を所定の動作時周波数に定め、前記所定の動作状態ではないと判別された場合に、前記検出周波数を前記動作時周波数よりも低い所定の待機時周波数に設定する
ことを特徴とする電子時計。
<請求項2>
前記回転スイッチは、所定の回転角度位置で一時的に電気接点がオンされ、
前記回転検出部は、前記電気接点がオン状態になった後、前記検出設定制御部により定められた前記検出周波数でオフ状態に戻る動作を検出する
ことを特徴とする請求項1記載の電子時計。
<請求項3>
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出の開始時には、前記検出周波数を前記動作時周波数とし、当該検出動作の開始からの経過時間が所定の基準時間以上となった場合に、前記回転動作の検出周波数を前記待機時周波数に変更する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子時計。
<請求項4>
所定の運動状態を検出する運動センサを備え、
前記動作状態判別部は、前記運動センサにより所定レベル以上の運動が検出されたか否かを判別し、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出の開始時には、前記検出周波数を前記動作時周波数とし、所定の基準時間以上前記運動が検出されなかった場合に、当該検出がなされない状態が継続する間、前記回転動作の検出周波数を前記待機時周波数に変更する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項5>
外部からの入射光量を検出する光量センサを備え、
前記動作状態判別部は、前記光量センサにより所定レベル以上の光量が検出されたか否かを判別し、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出の開始時には、前記検出周波数を前記動作時周波数とし、前記光量が検出されなかった場合に、前記回転動作の検出周波数を前記待機時周波数に変更する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項6>
前記回転動作が検出された直近のタイミングからの経過時間に応じて前記回転検出部により検出される回転動作を無効とするか否かを判別する第1回転動作無効判定部を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項7>
前記電気接点がオンである継続時間に応じて前記回転検出部により検出された回転動作を無効とするか否かを判別する第2回転動作無効判定部を備えることを特徴とする請求項2記載の電子時計。
1a 電子時計
1b 電子時計
41 CPU
42 ROM
421 プログラム
43 RAM
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
47 操作部
471 回転スイッチ
472 回転検出部
48 標準電波受信部
49 アンテナ
51 駆動回路
52 電源部
53 傾斜センサ
54 光量センサ
61 秒針
62 分針
63 時針
64 日車
65 機能指針
71 輪列機構
72 輪列機構
73 輪列機構
74 輪列機構
81 ステッピングモータ
82 ステッピングモータ
83 ステッピングモータ
84 ステッピングモータ
Claims (7)
- 外部からの回転操作を受け付ける回転スイッチと、
前記回転スイッチの回転動作を検出する回転検出部と、
前記回転検出部による検出周波数を定める検出設定制御部と、
所定の動作状態か否かを判別する動作状態判別部と、
を備え、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出時に、前記所定の動作状態であると判別された場合に、前記回転動作の検出周波数を所定の動作時周波数に定め、前記所定の動作状態ではないと判別された場合に、前記検出周波数を前記動作時周波数よりも低い所定の待機時周波数に設定する
ことを特徴とする電子時計。 - 前記回転スイッチは、所定の回転角度位置で一時的に電気接点がオンされ、
前記回転検出部は、前記電気接点がオン状態になった後、前記検出設定制御部により定められた前記検出周波数でオフ状態に戻る動作を検出する
ことを特徴とする請求項1記載の電子時計。 - 前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出の開始時には、前記検出周波数を前記動作時周波数とし、当該検出動作の開始からの経過時間が所定の基準時間以上となった場合に、前記回転動作の検出周波数を前記待機時周波数に変更する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子時計。 - 所定の運動状態を検出する運動センサを備え、
前記動作状態判別部は、前記運動センサにより所定レベル以上の運動が検出されたか否かを判別し、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出の開始時には、前記検出周波数を前記動作時周波数とし、所定の基準時間以上前記運動が検出されなかった場合に、当該検出がなされない状態が継続する間、前記回転動作の検出周波数を前記待機時周波数に変更する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子時計。 - 外部からの入射光量を検出する光量センサを備え、
前記動作状態判別部は、前記光量センサにより所定レベル以上の光量が検出されたか否かを判別し、
前記検出設定制御部は、前記回転検出部による検出の開始時には、前記検出周波数を前記動作時周波数とし、前記光量が検出されなかった場合に、前記回転動作の検出周波数を前記待機時周波数に変更する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子時計。 - 前記回転動作が検出された直近のタイミングからの経過時間に応じて前記回転検出部により検出される回転動作を無効とするか否かを判別する第1回転動作無効判定部を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子時計。
- 前記電気接点がオンである継続時間に応じて前記回転検出部により検出された回転動作を無効とするか否かを判別する第2回転動作無効判定部を備えることを特徴とする請求項2記載の電子時計。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014153495A JP2016031273A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014153495A JP2016031273A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 電子時計 |
Publications (1)
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JP2016031273A true JP2016031273A (ja) | 2016-03-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014153495A Pending JP2016031273A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 電子時計 |
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2014
- 2014-07-29 JP JP2014153495A patent/JP2016031273A/ja active Pending
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