JP7013997B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
ここで、特許文献1の電子時計では、りゅうずの回転が検出されるタイミングは、りゅうず回転スイッチバネ接点部とりゅうず回転検出スイッチの電極とが電気的に接続されるタイミングに固定されている。そのため、りゅうずの回転が検出され、その後、中立バネの先端がスイッチ車の歯から離れるタイミングでクリック感が生じることになる。つまり、りゅうずの回転検出のタイミングとクリック感が生じるタイミングとが一致しない。そのため、ユーザーによってはりゅうずを回転操作する際に違和感を抱く場合がある。
また、例えば、クリック感が生じるタイミングに合わせて、りゅうずの回転が検出されるタイミングを遅らせたとすると、りゅうずを操作してから回転が検出されるまでの時間が長くなるので、りゅうずを連続して回転させる操作を連続して早く行う場合等において、ユーザーによってはりゅうずを操作する際の反応性が悪化したと感じる場合がある。
このように、特許文献1の電子時計では、りゅうずの回転を検出するタイミングが固定されているので、ユーザーがりゅうずを操作する際に、操作感や反応性に違和感を抱いた場合に解消できないといった問題があった。
そのため、例えば、回転操作部材を回転操作する際に生じるクリック感等に応じて第1タイミングを設定すれば、ユーザーの操作感と回転操作部材の回転判定タイミングとを一致させることができる。また、例えば、回転検出部が回転操作部材の回転に応じた信号を検出してから、回転判定部が回転操作部材の回転を判定するまでの時間が短くなるように第2タイミングを設定すれば、ユーザーがりゅうず等を回転操作する際の反応性を向上できる。
このように、本発明によれば、回転設定部は、回転判定部が回転操作部材の回転を判定するタイミングを、複数種類のタイミングから選択して設定可能なので、ユーザーが回転操作部材を操作する際の操作感や反応性を向上できる。
この際、回転設定部は、第1タイミングを、第2信号から第1信号に変化するタイミングに設定できるので、所定のタイミングを第1タイミングに設定すれば、回転検出部が移動部材と接点との接触を検出したタイミングで、回転判定部は回転操作部材の回転を判定することができる。そのため、ユーザーが回転操作部材を操作してから、回転判定部が回転操作部材の回転を判定するまでの時間を短くでき、ユーザーが回転操作部材を操作する際の反応性を向上できる。
また、回転設定部は、第2タイミングを、第1信号から第2信号に変化するタイミングに設定できるので、所定のタイミングを第2タイミングに設定すれば、回転検出部が移動部材と接点とが離間したことを検出したタイミングで、回転判定部は回転操作部材の回転を判定することができる。ここで、通常、移動部材と接点とが離間するタイミングでは、回転操作部材の回転に伴って移動部材に作用していた力が解放され、クリック感が生じることが多い。そのため、所定のタイミングを第2タイミングに設定することで、回転操作部材の回転が判定されるタイミングとクリック感が生じるタイミングとを合わせることができる。
本発明では、回転設定部は、第1タイミングを、第2信号から第1信号に変化するタイミングに設定できるので、所定のタイミングを第1タイミングに変更すれば、前述のように、ユーザーが回転操作部材を操作する際の反応性を向上できる。
また、回転設定部は、第2タイミングを、第1信号が検出されている間において、第2信号から第1信号に変化してから所定時間経過したタイミングに設定できる。つまり、第2タイミングを、第1信号が検出されている間のいずれかのタイミングに設定できる。そのため、所定のタイミングを第2タイミングに変更することで、第1信号から第2信号に変化するタイミングで回転を判定する場合と比べて、ユーザーが回転操作部材を操作してから、回転判定部が回転を判定するまでの時間を短くできる。また、第2信号から第1信号に変化するタイミングで回転を判定する場合と比べて、回転判定部が回転を判定してからクリック感が生じるまでの時間を短くできる。すなわち、ユーザーが回転操作部材を操作する際の、反応性と操作感とのバランスを取ることができる。
本発明では、回転設定部は、第1タイミングを、第1信号から第2信号に変化するタイミングに設定できるので、所定のタイミングを第1タイミングに変更すれば、前述のように、回転操作部材の回転が判定されるタイミングとクリック感が生じるタイミングとを一致させることができる。
また、回転設定部は、第2タイミングを、第1信号が検出されている間において、第2信号から第1信号に変化してから所定時間経過したタイミングに設定できるので、所定のタイミングを第2タイミングに変更すれば、前述のように、ユーザーが回転操作部材を操作する際の、反応性と操作感とのバランスを取ることができる。
本発明では、回転設定部は、所定のタイミングを、第1信号から第2信号に変化する第1タイミングに設定できるので、前述のように、回転操作部材の回転が判定されるタイミングとクリック感が生じるタイミングとを一致させることができる。
また、回転設定部は、所定のタイミングを、第2信号から第1信号に変化する第2タイミングに設定できるので、前述のように、ユーザーが回転操作部材を操作する際の反応性を向上できる。
さらに、回転設定部は、所定のタイミングを、第1信号が検出されている間において、第2信号から第1信号に変化してから所定時間経過した第3タイミングに設定できるので、前述のように、ユーザーが回転操作部材を操作する際の、反応性と操作感とのバランスを取ることができる。
このように、本発明では、回転設定部は、所定のタイミングを異なる3種類のタイミングから選択して設定可能なので、ユーザーが回転操作部材を操作する際の操作感や反応性を向上できる。
本発明では、操作判別部は、所定の連続回し判別時間の間に、回転判定部が回転を判定した回数に応じて、回転操作部材が単回し操作または連続回し操作されたことを判別する。この際、操作判別部は、回転判定部が2回以上の所定回数の回転を判定したタイミングで連続回し操作が行われたと判別するので、連続回し判別時間の経過を待たずに連続回し操作を判別できる。そのため、回転操作部材が連続回し操作されたことを判別するまでの時間を短くすることができる。
本発明では、例えば、第1信号から第2信号に変化するタイミングで回転判定部が1回目の回転を判定し、第2信号から第1信号に変化するタイミングで回転判定部が2回目の回転を判定するように設定することができる。そのため、ユーザーの志向等に応じて、回転設定部は、1回目の回転を判定するタイミングと、2回目の回転を判定するタイミングとで異なる種類のタイミングを設定でき、ユーザーが回転操作部材を操作する際の操作感や反応性を向上できる。
本発明では、操作判別部が連続回し操作を判別する際に、回転判定部が1回目の回転を判定するタイミングを第1信号から前記第2信号に変化したタイミングに設定し、2回目の回転を判定するタイミングを第2信号から前記第1信号に変化したタイミングに設定する。すなわち、回転判定部が、回転操作部材の回転に伴って移動部材が接点と接触した後、移動部材と接点とが離間したタイミングで1回目の回転を判定し、その後、次に移動部材と接点とが接触するタイミングで2回目の回転を判定するように設定する。この場合、回転判定部が1回目の回転を判定してから、2回目の回転を判定するまでの時間が短くなるので、所定の連続回し判別時間の間に2回以上の回転が判定されやすくなる。したがって、ユーザーが連続回し操作を行いたい場合に、回転操作部材を極端に早く回転させなくてもよく、ユーザーの操作性を向上できる。
本発明では、操作判別部は、回転判定部が回転を判定したら、連続回し判別時間の経過を待たずに、前記単回し操作が行われたと判別する連続回し判別無効モードに設定することができる。そのため、回転判定部が回転を判定してから、操作判別部が単回し操作を判別するまでの時間を短くでき、ユーザーが回転操作部材を操作する際の反応性を向上できる。また、操作判別部は、連続回し判別無効モードに設定されている間は連続回し操作を判別しないので、ユーザーが意図しない操作によって、連続回し操作が判別されることを防ぐことができる。
ここで、例えば、手動時刻修正処理において、操作判別部が単回し操作を判別した場合は、指針を1ステップ毎に駆動させる通常の単修正モードが実行され、連続回し操作を判別した場合は、指針を通常の運針速度よりも速い早回し速度で連続駆動させる早回し修正モードが実行されることが例示される。
本発明では、第1入力無視時間と第2入力無視時間とを、回転検出部に設定することができる。すなわち、第1入力無視時間と第2入力無視時間とを、同じ時間に設定してもよいし、異なる時間に設定してもよい。
そのため、例えば、単回し操作の判別により単修正モードが実行される場合において、第1入力無視時間を短く設定すれば、回転検出部は信号の入力を検出しやすくなる。つまり、ユーザーが回転操作部材を回転操作した際に、回転判定部による回転の判定がされやすくなるので、ユーザーの操作性を向上できる。
また、例えば、連続回し操作の判別により早回し修正モードが実行される場合において、第2入力無視時間を長く設定すれば、回転検出部は信号の入力を検出しにくくなる。ここで、通常、指針を早回しで連続駆動させている場合、次に回転操作部材の回転が判定された際に、連続駆動が停止するように設定されていることが多い。そのため、第2入力無視時間を長く設定することによって、連続回し操作を判別した後、ユーザーの意図しない操作によって、さらに回転がもう1回判定されることを防ぐことができる。したがって、ユーザーが意図せずに早回し修正モードを停止してしまうことを防ぐことができ、ユーザーの操作性を向上できる。
このように、本発明では、第1入力無視時間と第2入力無視時間とを、回転検出部にそれぞれ設定できるので、ユーザーが回転操作部材を操作する際の操作性を向上できる。
ここで、第1入力検定時間と第2入力検定時間とは、同じ時間に設定してもよいし、異なる時間に設定してもよい。
そのため、回転設定部は、第2信号から第1信号に変化したことを検出する場合の第1入力検定時間と、第1信号から第2信号に変化したことを検出する場合の第2入力検定時間とを、それぞれ回転検出部に設定できる。したがって、移動部材が接点と接触する際に発生するチャタリングの期間に応じて第1入力検定時間を設定でき、移動部材と接点とが離間する際に発生するチャタリングの期間に応じて第2入力検定時間を設定できるので、チャタリングの影響を軽減でき、第1信号および第2信号をより正確に検出できる。
以下、本発明の第1実施形態に係る電子時計1について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子時計1の正面図である。
図1に示すように、電子時計1は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星100のうち、少なくとも1つのGPS衛星100からの衛星信号を受信して時刻情報を取得し、少なくとも3つのGPS衛星100からの衛星信号を受信して位置情報を算出するように構成されている。なお、GPS衛星100は、位置情報衛星の一例であり、地球の上空に複数存在している。現在は約30個のGPS衛星100が周回している。
電子時計1は、使用者の手首に装着される腕時計であり、文字板11、指針12および外装ケース17を備え、時刻を計時して表示する。
文字板11の大部分は、光および1.5GHz帯のマイクロ波が透過し易い非金属の材料(例えば、プラスチックまたはガラス)で形成されている。
指針12は、文字板11の表面側に設けられている。また、指針12は、回転軸13を中心に回転移動する秒針121、分針122および時針123を含み、歯車を介してステップモーターで駆動される。
外装ケース17は、ステンレス鋼(SUS)やチタン等の金属で構成され、略円筒状に形成されている。外装ケース17の表面側の開口には、ベゼル18を介して開口を覆う表面ガラス19が取り付けられている。ベゼル18は、衛星信号の受信性能を向上させるためにセラミックス等の非金属材料で構成され、タイムゾーンを選択するための地点情報が設けられている。外装ケース17の裏面側の開口には、図示略の裏蓋が取り付けられている。外装ケース17の内部には、文字板11、GPSアンテナ23(図3参照)、二次電池24(図3参照)、駆動機構210(図3参照)を備えたムーブメント(図示略)、ソーラーパネル22(図3参照)等が配置されている。
電子時計1では、りゅうず14やボタン15、16を有する入力装置70の手動操作に応じた処理が実行される。具体的には、りゅうず14が操作されると、その操作に応じて表示時刻を修正する手動修正処理が実行される。また、ボタン15が長時間(例えば3秒以上の時間)にわたって押されると、衛星信号を受信するための手動受信処理(強制受信処理)が実行される。
なお、りゅうず14は、本発明の回転操作部材の一例である。
測時モードとは、1つ以上のGPS衛星100を捕捉して衛星信号を受信し、受信した衛星信号から時刻情報を取得するモードである。
測位モードとは、3つ以上のGPS衛星100を捕捉して衛星信号を受信し、受信した衛星信号に基づいて測位演算することで位置情報を取得するモードである。なお、測位モードでは、通常、衛星信号から時刻情報も同時に取得できるが、測位モードにおいて、衛星信号から時刻情報を取得しなくてもよい。
なお、受信モードは、秒針121で指示するものに限らず、モードを指示する指針(モード針)を別に設けて表示してもよい。
なお、これらの秒針121による指示は受信中も行われる。測位モードで受信中は秒針121が「Fix」の位置(10秒位置)に移動し、測時モードで受信中は秒針121が「Time」の位置(5秒位置)に移動する。また、GPS衛星100が捕捉できない場合は秒針121が「N」の位置(20秒位置)に移動する。
図2は、回転検出機構27の概略構成を示す図である。
回転検出機構27は、りゅうず14が回転操作された際に、その回転方向と回転量を検出する。
図2に示すように、回転検出機構27は、一端にりゅうず14が取り付けられた巻真141と、この巻真141に中心が固定されたスイッチ車142とを備えている。スイッチ車142は、外周縁に複数(本実施形態では120度間隔となる3つ)の歯143を備えている。
そして、回転検出機構27は、図2に示すように、移動部材271と、接点バネ272と、回路基板273と、を備えている。回路基板273は、第1スイッチ273Aと、第2スイッチ273B、とを有している。ここで、第1スイッチ273Aおよび第2スイッチ273Bは、本発明の接点の一例である。
この接点バネ272は、後述する制御装置40(図3参照)に接続され所定の電源電圧(VDD)が印加されている。接点バネ272は、移動部材271が第1スイッチ273A側に移動した際に、当該第1スイッチ273Aに接触する接点272Aと、移動部材271が第2スイッチ273B側に移動した際に、当該第2スイッチ273Bに接触する接点272Bと、を備えている。また、第1スイッチ273Aおよび第2スイッチ273Bは、それぞれ制御装置40に接続されている。
ここで、りゅうず14が右回転されると、接点272Aと第1スイッチ273Aとが接触することで、第1スイッチ273Aがオン状態となり、Highレベルの検出信号が制御装置40に出力される。
また、りゅうず14がさらに右回転されて、接点272Aと第1スイッチ273Aとが離れると、第1スイッチ273Aはオフ状態となり、Lowレベルの検出信号が制御装置40に出力される。
なお、接点バネ272は低電位側の電源端子VSSに接続されていてもよい。この場合、接点272Aと第1スイッチ273Aとが接触し、第1スイッチ273Aがオン状態となると、Lowレベルの検出信号が出力され、接点272Aと第1スイッチ273Aとが離れ、第1スイッチ273Aはオフ状態となると、Highレベルの検出信号が出力される。
また、りゅうず14が左回転される場合も、同様である。したがって、第1スイッチ273Aがオン状態になったか、第2スイッチ273Bがオン状態になったかを判定することで、りゅうず14の回転方向を検出することが可能となる。
本実施形態では、上記したように、歯143が120度間隔で配置されているため、回転検出機構27は、りゅうず14が120度回転される毎に検出信号を制御装置40に出力する。
第3スイッチ274Aは、りゅうず14が1段引き出された際に制御装置40に引出検出信号を出力し、第4スイッチ274Bは、りゅうず14が2段引き出された際に制御装置40に引出検出信号を出力する。制御装置40は、引出検出信号が出力されたスイッチを判定することで、りゅうず14の引出段数を判断することが可能となる。
図3は、電子時計1の概略構成を示すブロック図である。電子時計1は、ソーラーパネル22、二次電池24、受信装置30、制御装置40、計時装置50、記憶装置60、入力装置70、充電回路80、駆動機構210等を備えている。
充電回路80は、ソーラーパネル22で発生した電力を二次電池24に供給し、二次電池24を充電する。
駆動機構210は、秒針モーター213、時分針モーター214、輪列(図示略)、駆動回路(図示略)等を備えて構成されている。駆動機構210は、これらの秒針モーター213、時分針モーター214、輪列を介して指針12を駆動する。
受信装置30は、制御装置40によって駆動されると、GPSアンテナ23を通じてGPS衛星100から送信される衛星信号を受信する。そして、受信装置30は、衛星信号の受信に成功した場合には、取得した軌道情報やGPS時刻情報等の情報を制御装置40へ送信する。一方、衛星信号の受信に失敗した場合には、受信装置30は、その旨の情報を制御装置40へ送信する。なお、受信装置30の構成は、公知のGPS受信回路の構成と同様であるため、その説明を省略する。
計時装置50は、水晶振動子等を備え、水晶振動子の発振信号に基づく基準信号を用いて時刻データを更新する。
図4は、記憶装置60の構成を示すブロック図である。
記憶装置60は、図4に示すように、時刻データ記憶部600と、タイムゾーンデータ記憶部680と、定時受信時刻記憶部690とを備えている。
図3に戻って、制御装置40は、電子時計1を制御するCPUで構成されている。制御装置40は、測時部410と、測位部420と、タイムゾーン設定部430と、自動タイムゾーン修正部440と、自動時刻修正部450と、りゅうず段数判定部460と、りゅうず回転操作判定部470と、手動時刻修正部480と、手動タイムゾーン修正部490と、を備える。
測時部410は、受信装置30を作動して測時モードでの受信処理を行う。本実施形態では、自動受信処理と手動受信処理とにおいて測時モードでの受信処理を実行する。
自動受信処理は、定時自動受信処理と、光自動受信処理の2種類がある。すなわち、測時部410は、計時している内部時刻データ630が、定時受信時刻記憶部690に記憶された定時受信時刻になった場合に、受信装置30を作動して測時モードでの定時自動受信処理を行う。
また、測時部410は、ソーラーパネル22の発電電圧または発電電流が設定値以上となり、屋外においてソーラーパネル22に日光が照射していると判断できる場合に、受信装置30を作動して測時モードでの光自動受信処理を行う。なお、ソーラーパネル22の発電状態で受信装置30を作動する処理の回数は、1日に1回等に制約してもよい。
さらに、ユーザーが入力装置70のボタン15を押して強制受信操作を行った場合、測時部410は、受信装置30を作動して測時モードでの手動受信処理を行う。
測位部420は、ユーザーが入力装置70のボタン15を押して強制受信操作を行った場合に、受信装置30を作動して測位モードでの受信処理を行う。
なお、制御装置40は、ボタン15を押している時間に応じて、測時部410による測時モードでの受信処理と、測位部420による測位モードでの受信処理を切り替えて実行する。すなわち、制御装置40は、ボタン15を第1設定時間(3秒以上、6秒未満)押した場合には測時モードでの受信処理を行い、第2設定時間(6秒以上)押した場合には測位モードでの受信処理を行う。
なお、予め測時モード、測位モード、閏秒受信モードを選択して設定しておき、前記自動受信処理(定時自動受信処理や光自動受信処理)時には設定したモードで受信処理を行ってもよい。
タイムゾーン設定部430は、測位部420で位置情報の取得に成功した場合、取得した位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを設定する。具体的には、タイムゾーンデータ記憶部680から位置情報に対応するタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報つまり時差情報)を選択して取得し、タイムゾーンデータ650に記憶する。
例えば、日本標準時(JST)は、UTCに対して9時間進めた時刻(UTC+9)であるため、測位部420で取得した位置情報が日本である場合には、タイムゾーン設定部430は、タイムゾーンデータ記憶部680から日本標準時の時差情報(+9時間)を読み出してタイムゾーンデータ650に記憶する。
自動タイムゾーン修正部440は、タイムゾーン設定部430がタイムゾーン情報を設定すると、時計表示用時刻データ640を、タイムゾーンデータを用いて修正する。このため、時計表示用時刻データ640は、UTCである内部時刻データ630にタイムゾーンデータを加算した時刻となる。
自動時刻修正部450は、測時部410や測位部420の受信処理で時刻情報の取得に成功した場合、取得した時刻情報で受信時刻データ610を修正する。このため、内部時刻データ630および時計表示用時刻データ640も修正される。時計表示用時刻データ640が修正されると、時計表示用時刻データ640と同期している指針12の指示時刻も修正される。
りゅうず段数判定部460は、回転検出機構27における第3スイッチ274Aまたは第4スイッチ274Bからの引出検出信号に基づいて、りゅうず14が引き出されたか否かを判定する。
りゅうず14が引き出されていない状態では、第3スイッチ274Aおよび第4スイッチ274Bの双方がオフ状態となる。この場合では、りゅうず段数判定部460は、りゅうず14が引き出されていない(引出段数が「0」である)と判定する。また、りゅうず14が1段引き出されると、第3スイッチ274Aがオン状態、第4スイッチ274Bがオフ状態となり、第3スイッチ274Aから制御装置40に引出検出信号が入力される。この場合、りゅうず段数判定部460は、りゅうず14の引出段数が「1」であると判定する。さらに、りゅうず14が2段引き出されると、第3スイッチ274Aがオフ状態、第4スイッチ274Bがオン状態となり、第4スイッチ274Bから制御装置40に引出検出信号が入力される。この場合、りゅうず段数判定部460は、りゅうず14の引出段数が「2」であると判定する。
りゅうず回転操作判定部470は、りゅうず回転設定部471、りゅうず回転検出部472、りゅうず回転判定部473、りゅうず操作判別部474を備えている。
りゅうず回転設定部471は、りゅうず回転判定部473にりゅうずの回転を検出する際の回転判定モードを設定可能に構成されている。回転判定モードの詳細については後述する。また、りゅうず回転設定部471は、後述する連続回し判別時間T、回転検出時間t、第1入力無視時間M1、第2入力無視時間M2、第1入力検定時間C1等をそれぞれ設定する。すなわち、りゅうず回転設定部471は、本発明の回転設定部の一例である。
りゅうず回転検出部472は、回転検出機構27から出力される検出信号により、接点272Aと第1スイッチ273Aとの接触状態および接点272Bと第2スイッチ273Bとの接触状態を検出する。
図5は、りゅうず回転検出部472に回転検出機構27から出力される検出信号が入力される状態を示す図である。
りゅうず回転検出部472は、サンプリングクロックがオン(Hレベル)の状態において、入力ポートに入力されたHighレベルまたはLowレベルの検出信号を検出する。この際、りゅうず回転検出部472は、りゅうず回転設定部471により、チャタリングの影響を軽減するために入力検定時間が設定されている。具体的には、図5に示すように、入力ポートに入力される検出信号が、LowレベルからHighレベルに切り替わる際と、HighレベルからLowレベルに切り替わる際とに第1入力検定時間C1が設定されている。本実施形態では、3クロック分の第1入力検定時間C1が設定されている。そのため、りゅうず回転検出部472は、検出信号がLowレベルからHighレベルに切り替わる際に、Highレベルの検出信号が3クロック分連続して入力ポートに入力されたら、Highレベルの検出信号を入力ポートデータに入力する。同様に、検出信号がHighレベルからLowレベルに切り替わる際に、Lowレベルの検出信号が3クロック分連続して入力ポートに入力されたら、Lowレベルの検出信号を入力ポートデータに入力する。そして、入力ポートデータに、Highレベルの検出信号が入力されたら、第1信号が入力されたと検出し、Lowレベルの検出信号が入力されたら、第2信号が入力されたと検出する。すなわち、りゅうず回転検出部472は本発明の回転検出部の一例である。
りゅうず回転判定部473は、りゅうず回転検出部472で検出した信号に基づいて、りゅうず14の回転を判定する。この際、りゅうず回転判定部473は、りゅうず回転設定部471により設定された回転判定モードに応じたタイミングで、りゅうず14の回転を判定する。すなわち、りゅうず回転判定部473は、本発明の回転判定部の一例である。
りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転設定部471が設定する連続回し判別時間Tの間に、りゅうず回転判定部473が判定したりゅうず14の回転回数に応じて、りゅうず14の単回し操作または連続回し操作を判別する連続回し判別処理を実行する。本実施形態では、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tの間に、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を1回のみ判定した場合、りゅうず14が単回し操作されたと判別する。また、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tの間に、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を所定回数として2回判定した場合、りゅうず14が連続回し操作されたと判別する。すなわち、りゅうず操作判別部474は本発明の操作判別部の一例である。
なお、連続回し判別処理の詳細については後述する。
手動時刻修正部480は、例えば、りゅうず段数判定部460により引出段数が「2」と判定された際に、りゅうず回転判定部473により判定されたりゅうず14の回転回数に応じて、駆動機構210の時分針モーター214を駆動させ、表示装置10に表示される指針12の指示時刻を修正する。この際、指針12と同期している内部時刻データ630および時計表示用時刻データ640も同時に修正される。
ここで、手動時刻修正部480は、りゅうず操作判別部474が単回し操作を判別した場合、指針12を駆動させる駆動モードとして単修正モードを設定し、連続回し操作を判別した場合、駆動モードとして早回し修正モードを設定する。そして、手動時刻修正部480は設定した駆動モードに基づいて、時分針モーター214に駆動信号を出力する。
単修正モードでは、手動時刻修正部480は、りゅうず回転判定部473で回転が1回判定された際に、時分針モーター214を制御して、分針122を正転方向または逆転方向に60秒(1分)分駆動させる。本実施形態では、分針122は、12パルスで6度(1分)駆動する。この際、手動時刻修正部480は、通常の運針速度よりも速い駆動速度で分針122および時針123を駆動させる。
この早回し修正モードでは、分針122および時針123を正転方向に駆動させる場合、例えば64Hzの連続駆動パルスを時分針モーター214に出力し、逆転方向に駆動させる場合、例えば42Hzの連続駆動パルスを時分針モーター214に出力する。また、早回し修正モード中に、りゅうず回転判定部473が次の回転を判定した場合、早回し修正モードは終了するように設定されている。
手動タイムゾーン修正部490は、例えば、りゅうず段数判定部460により引出段数が「1」と判定された際に、ユーザーが手動でタイムゾーンを選択することで、表示装置10に表示される指針12の指示時刻を、ユーザーが選択したタイムゾーンの時刻に合わせることができる。
具体的には、ユーザーがりゅうず14を1段引き出すと、りゅうず段数判定部460は、りゅうず14の引出段数が「1」であると判定する。そして、りゅうず段数判定部460がりゅうず14の引出段数を「1」と判定すると、手動タイムゾーン修正部490は、駆動機構210の秒針モーター213を駆動させて、ベゼル18に設けられた地点情報のうち現在設定されているタイムゾーンを示す位置に秒針121を早送り駆動させる。そして、手動タイムゾーン修正部490は、秒針121を駆動させる駆動モードとして単修正モードを設定する。
この状態で、ユーザーがりゅうず14を操作すると、手動タイムゾーン修正部490は、りゅうず回転判定部473により判定されたりゅうず14の回転回数に応じて、秒針モーター213を駆動させ、表示装置10に表示される秒針121の位置を移動させる。そして、手動タイムゾーン修正部490は、時分針モーター214を駆動させて、分針122および時針123が示す時刻を秒針121が示すタイムゾーンに合わせる。
本実施形態では、りゅうず回転設定部471は、回転判定モードとして、回転判定第1モード、回転判定第2モード、回転判定第3モードをりゅうず回転判定部473に設定可能に構成されている。この回転判定モード毎に、りゅうず14の回転を判定するタイミングが異なる。以下に、回転判定第1モード、回転判定第2モード、回転判定第3モードにおいて、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を判定するタイミングについて説明する。
先ず、回転判定第1モードについて説明する。
図6は、回転判定第1モードにおけるりゅうず14の回転を判定するタイミングを示す模式図である。なお、以下の説明において、りゅうず14が右回転する場合について説明するが、りゅうず14が左回転する場合も同様である。
図6において、D1は、りゅうず回転検出部472が第2信号を検出している状態、すなわち、第1スイッチ273Aと接点272Aとが離間しており、りゅうず回転検出部472にLowレベルの検出信号が入力された状態である。D3は、りゅうず回転検出部472が第1信号を検出している状態、すなわち、第1スイッチ273Aと接点272Aとが接触しており、りゅうず回転検出部472にHighレベルの検出信号が入力された状態である。D2は、第2信号から第1信号に変化したタイミング、すなわち、第1スイッチ273Aと接点272Aとの接触を検出したタイミングであり、D4は、第1信号から第2信号に変化したタイミング、すなわち、第1スイッチ273Aと接点272Aとの離間を検出したタイミングである。
本実施形態では、りゅうず14を連続して回転させると、第1スイッチ273Aと接点272Aとが接触状態と非接触状態とを繰り返し、りゅうず回転検出部472は、D1~D4の状態を繰り返し検出する。
この場合、りゅうず回転判定部473は、第1スイッチ273Aと接点272Aとの離間を検出したタイミングでりゅうず14の回転を判定する。ここで、第1スイッチ273Aと接点272Aとが離間するタイミングでは、スイッチ車142の歯143が接点バネ272に固定された移動部材271をはじくことでクリック音(クリック感)が生じる。そのため、回転判定第1モードでは、りゅうず14の回転を判定するタイミングとクリック感が生じるタイミングとを合わせることができる。
次に、回転判定第2モードについて説明する。
図7は、回転判定第2モードにおけるりゅうず14の回転を判定するタイミングを示す模式図である。なお、以下の説明において、りゅうず14が右回転する場合の回転判定第2モードについて説明するが、りゅうず14が左回転する場合も同様である。
この場合、りゅうず回転判定部473は、第1スイッチ273Aと接点272Aとの接触を検出したタイミングで、りゅうず14の回転を判定するので、ユーザーがりゅうず14を操作してから、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を判定するまでの時間を短くでき、ユーザーがりゅうず14を操作する際の反応性を向上できる。
また、図7に示すように、回転判定第2モードでは、りゅうず操作判別部474は、D2のタイミングで連続回し判別時間Tのカウントダウンを開始する。
次に、回転判定第3モードについて説明する。
図8は、回転判定第3モードにおけるりゅうず14の回転を判定するタイミングを示す模式図である。なお、以下の説明において、りゅうず14が右回転する場合の回転判定第2モードについて説明するが、りゅうず14が左回転する場合も同様である。
なお、りゅうず回転設定部471は、回転判定第1モード、回転判定第2モード、回転判定第3モードの3種類から選択して設定可能に構成される場合に限られず、回転判定モードとして2種類から選択して設定可能に構成されてもよい。例えば、りゅうず回転設定部471は、回転判定第1モードおよび回転判定第2モードを設定可能に構成されてもよいし、回転判定第1モードおよび回転判定第3モードを設定可能に構成されてもよいし、回転判定第2モードおよび回転判定第3モードを設定可能に構成されてもよい。
次に、りゅうず操作判別部474による連続回し判別処理について説明する。
図9は、りゅうず回転判定部473において、連続回し判別時間Tの間に、りゅうず14の回転が1回のみ判定された場合の検出信号の入力状況を示す図であり、図10は、りゅうず14の回転が2回判定された場合の検出信号の入力状況を示す図である。なお、図9および図10では、回転判定第1モードにおいて、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を判定する場合を示すが、回転判定第2モードおよび回転判定第3モードにおいても、りゅうず14の回転を判定するタイミングが異なるだけで、その他は同様の処理を行う。
また、この際、りゅうず回転検出部472は、連続回し判別時間Tの経過後、りゅうず回転設定部471が設定する第1入力無視時間M1を開始する。ここで、りゅうず回転検出部472は、第1入力無視時間M1の間、回転検出機構27から入力された検出信号を受け付けない。そのため、第1入力無視時間M1の間に、りゅうず回転検出部472に検出信号が入力されても、りゅうず回転判定部473は、りゅうず14の回転を判定しない。
また、この場合、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tの経過を待たずに連続回し操作を判別し、りゅうず回転設定部471が設定する第2入力無視時間M2を開始する。第1入力無視時間M1と同様に、第2入力無視時間M2の間も、りゅうず回転検出部472は回転検出機構27から入力された検出信号を受け付けない。
本実施形態では、第1入力無視時間M1を第2入力無視時間M2よりも短い時間に設定するので、手動時刻修正部480において単修正モードで時刻修正を行う場合に、りゅうず回転検出部472は検出信号を受け付けやすくなる。つまり、ユーザーがりゅうず14を操作した際に、りゅうず回転判定部473による回転の判定がされやすくなるので、ユーザーの操作性を向上できる。
また、第2入力無視時間M2を第1入力無視時間M1よりも長い時間に設定するので、手動時刻修正部480において早回し修正モードで時刻修正を行う場合に、りゅうず回転検出部472は、検出信号を受け付けにくくなる。ここで、本実施形態では、前述したように、早回し修正モード中において、次にりゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を判定した場合、早回し修正モードが終了するように設定されている。そのため、第2入力無視時間M2を長い時間に設定することで、ユーザーの意図しない操作により早回し修正モードが終了してしまうことを防ぐことができ、ユーザーの操作性を向上できる。
なお、連続回し判別処理では、連続回し判別時間Tの間に、りゅうず回転判定部473でりゅうず14の回転が2回判定された場合に、りゅうず操作判別部474が連続回し操作を判別することに限られない。りゅうず回転判定部473でりゅうず14の回転が2回以上の所定回数判定された場合、例えば、所定回数として3回判定された場合に、りゅうず操作判別部474が連続回し操作を判別するようにしてもよい。
また、第1入力無視時間M1と第2入力無視時間M2とで、異なる時間に設定することに限られず、同じ時間に設定してもよい。
次に、手動時刻修正を行う場合の制御装置40の動作について説明する。
図11は、本実施形態における手動時刻修正処理のフローチャートである。なお、以下の説明において、りゅうず14が右回転する場合について説明するが、りゅうず14が左回転する場合も同様である。
図11に示すように、本実施形態における手動時刻修正では、前述したように、ユーザーがりゅうず14を2段引き出すと、手動時刻修正処理が開始する。
手動時刻修正処理では、りゅうず回転検出部472は、第2信号が入力されていることを検出する(S10)。すなわち、りゅうず14が操作されていない状態において、第1スイッチ273Aと接点272Aとが離れていることを検出する。そして、りゅうず回転判定部473は、回転判定回数を「0」に設定する(S20)。
次にりゅうず操作判別部474は、りゅうず回転設定部471が設定する回転判定モードが回転判定第1モードであるか否かを判定する(S41)。
S41でYesと判定されたら、りゅうず回転判定部473は、回転判定第1モードによる回転判定を実行する(S51)。
S41でNoと判定されたら、りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転設定部471が設定する回転判定モードが回転判定第2モードであるか否かを判定する(S42)。
S42でYesと判定されたら、りゅうず回転判定部473は、回転判定第2モードによる回転判定を実行する(S52)。
S42でNoとさらに判定されたら、りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転設定部471が設定する回転判定モードが回転判定第3モードであると判定し、りゅうず回転判定部473は、回転判定第3モードによる回転判定を実行する(S53)。
S51では、図12に示すように、先ず、りゅうず回転判定部473は、前回の第1スイッチ273Aがオン状態、すなわち、りゅうず回転検出部472が第1スイッチ273Aと接点272Aとの接触を検出したか否かを判定する(SA1)。
SA1でYesと判定された場合、りゅうず回転判定部473は、今回の第1スイッチ273Aがオフ状態、すなわち、りゅうず回転検出部472が第1スイッチ273Aと接点272Aとの離間を検出したか否かを判定する(SA2)。つまり、SA1、SA2により、りゅうず回転判定部473は、第1スイッチ273Aがオン状態からオフ状態に変化したか否かを判定する。
そして、りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転判定部473で判定された回転判定回数が「1」か否かを判定する(SA4)。
SA4でYesと判定されたら、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tを開始し(SA5)、処理を終了する。
一方、SA1,SA2でNoと判定されたら、りゅうず14は回転していないと判定し、処理を終了する。
また、SA4でNoと判定されたら、2回目以降の回転検出であり、既に連続回し判別時間Tが開始されているため、そのまま処理を終了する。
S52では、図13に示すように、まず、りゅうず回転判定部473は、前回の第1スイッチ273Aがオフ状態、すなわち、りゅうず回転検出部472が第1スイッチ273Aと接点272Aとの離間を検出したか否かを判定する(SB1)。
SB1でYesと判定された場合、りゅうず回転判定部473は、今回の第1スイッチ273Aがオン状態、すなわち、りゅうず回転検出部472が第1スイッチ273Aと接点272Aとの接触を検出したか否かを判定する(SB2)。つまり、SB1、SB2により、りゅうず回転判定部473は、第1スイッチ273Aがオフ状態からオン状態に変化したか否かを判定する。
そして、りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転判定部473で判定された回転判定回数が「1」か否かを判定する(SB4)。
SB4でYesと判定されたら、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tを開始し(SB5)、処理を終了する。
一方、SB1,SB2でNoと判定されたら、りゅうず14は回転していないと判定し、処理を終了する。
また、SB4でNoと判定されたら、2回目以降の回転検出であり、既に連続回し判別時間Tは開始されているため、そのまま処理を終了する。
S53では、図14に示すように、まず、りゅうず回転判定部473は、今回の第1スイッチ273Aがオン状態、すなわち、りゅうず回転検出部472が第1スイッチ273Aと接点272Aとの接触を検出したか否かを判定する(SC1)。
SC1でYesと判定された場合、りゅうず回転判定部473は、回転判定クロック数を「+1」、すなわち、1回増加させる(SC2)。
SC3でYesと判定されたら、りゅうず回転判定部473は、りゅうず14が回転したと判定し、りゅうず14の回転判定回数を「+1」、すなわち、1回増加させる(SC4)。
そして、りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転判定部473で判定された回転判定回数が「1」か否かを判定する(SC5)。
SC5でYesと判定されたら、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tを開始し(SC6)、処理を終了する。
一方、SC1でNoと判定されたら、りゅうず回転判定部473は回転判定クロック数を「0」に設定し(SC7)、処理を終了する。
また、SC3でNoと判定されたら、今回の第1スイッチ273Aがオン状態になってから回転検出時間tが経過したタイミングではないと判定し、そのまま処理を終了する。
さらに、SC5でNoと判定されたら、2回目以降の回転検出であり、既に連続回し判別時間Tは開始されているため、そのまま処理を終了する。
S61でYesと判定されたら、りゅうず操作判別部474は、りゅうず14が連続回し操作されたことを判別する。そして、手動時刻修正部480は、駆動モードとして早回し修正モードを設定し、時分針モーター214に連続駆動パルスを出力して、分針122および時針123を駆動させる(S71)。
また、りゅうず回転検出部472は、第2入力無視時間M2を開始する(S81)。
そして、S81で開始した第2入力無視時間M2が経過したか否かを判定する(S91)。S91でNoと判定されたら、S91の処理を繰り返す。
S62でNoと判定されたら、S51,S52,S53でりゅうず14の回転が判定されていない、すなわち、りゅうず14は回転していないので、S30に戻り、りゅうず14の回転を判定する処理を繰り返す。
S63でNoと判定されたら、りゅうず14の1回目の回転が判定されてから、連続回し判別時間Tが経過しておらず、りゅうず14の単回し操作が判別されていないので、S30に戻り、りゅうず14の回転を判定する処理を繰り返す。
S63でYesと判定されたら、りゅうず操作判別部474は、りゅうず14が単回し操作されたことを判別する。そして、手動時刻修正部480は、駆動モードとして単回し修正モードを設定し、時分針モーター214を制御して、分針122を正転方向または逆転方向に60秒(1分)分駆動させる(S72)。
また、りゅうず回転検出部472は、第1入力無視時間M1を開始する(S82)。
そして、S82で開始した第1入力無視時間M1が経過したかを判定する(S92)。S92でNoと判定されたら、S92の処理を繰り返す。
S91またはS92でYesと判定されたら、制御装置40のりゅうず段数判定部460は、りゅうず14が2段引きされているかを判定する(S100)。S100でNoと判定されたら、手動時刻修正処理を終了する。S100でYesと判定されたら、S20の処理に戻り、手動時刻修正処理を継続する。なお、第2入力無視時間M2経過後、設定されている回転判定モードにて1回目の回転判定がなされると、分針122および時針123の駆動を停止させ、その後、S20以降の処理を実行する。
また、図示を省略しているが、手動時刻修正処理中において、りゅうず段数判定部460が、りゅうず14の引出段数が「0」または「1」に変更されたと判定すると、手動時刻修正処理は終了される。
このような本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態では、りゅうず回転設定部471は、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を判定する回転判定モードとして、回転判定第1モード、回転判定第2モード、回転判定第3モードの3種類から選択して設定することができる。
そのため、回転判定モードを回転判定第1モードに設定すれば、りゅうず14の回転を判定するタイミングとクリック音(クリック感)が生じるタイミングとを合わせることができ、ユーザーの操作感を向上できる。
また、回転判定モードを回転判定第2モードに設定すれば、ユーザーがりゅうず14を操作してから、りゅうず回転判定部473が回転を判定するまでの時間を短くでき、ユーザーがりゅうず14を操作する際の反応性を向上できる。
さらに、回転判定モードを回転判定第3モードに設定すれば、ユーザーがりゅうず14を操作してから、りゅうず回転判定部473が回転を判定するまでの時間を短くしつつ、りゅうず回転判定部473が回転を判定してからクリック音(クリック感)が生じるまでの時間を短くできるので、ユーザーがりゅうず14を操作する際の、反応性と操作感とのバランスを取ることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
第2実施形態では、連続回し判別処理において、りゅうず回転設定部471は、1回目の回転の判定と2回目の回転の判定とを異なる回転判定モード、すなわち、1回目の回転を判定するタイミングと2回目の回転を判定するタイミングと、で異なる種類のタイミングを設定できる点で前記第1実施形態と異なる。
なお、本実施形態の電子時計1の構造は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
このように、第2実施形態では、ユーザーの志向等に応じて、1回目の回転を判定するタイミングと、2回目の回転を判定するタイミングとで、異なる種類のタイミングを設定することができ、ユーザーがりゅうず14を操作する際の操作感や反応性を向上できる。
次に、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。
第3実施形態では、りゅうず操作判別部474は、連続回し判別時間Tの経過を待たずりゅうず14の単回し操作を判別する連続回し判別無効モードに設定可能に構成されている点で、前記第1、第2実施形態と異なる。
なお、本実施形態の電子時計1の構造は、前記第1、第2実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図17に示すように、連続回し判別無効モードが設定されている状態では、りゅうず操作判別部474は、りゅうず回転判定部473がりゅうず14の回転を判定した後、連続回し判別時間Tを経過することなく単回し操作を判別する。すなわち、りゅうず操作判別部474は連続回し判別処理を実行しない。
ここで、りゅうず回転判定部473が連続回し判別無効モードに設定されていない場合は、りゅうず回転判定部473は、りゅうず14の回転を判定後、連続回し判別時間Tが経過してから単回し操作を判別する。そのため、りゅうず回転判定部473が回転を判定してから、単回し操作を判別するまでに、連続回し判別時間Tだけ時間差が生じる。
一方、りゅうず回転判定部473が連続回し判別無効モードに設定されている場合は、前述のように、連続回し判別時間Tを経過することなく単回し操作を判別するので、りゅうず回転判定部473が回転を判定してから、単回し操作を判別するまでの時間差を短くできる。したがって、ユーザーがりゅうず14を操作する際の反応性を向上できる。
特に、早回し修正モードで時刻修正を行っている場合、ユーザーは、連続駆動している分針122および時針123を所定の位置で止める必要がある。そのため、本実施形態のように、りゅうず回転判定部473が連続回し判別無効モードに設定可能に構成されていることで、ユーザーが所定の位置で分針122および時針123を止めやすくすることができる。
次に、本発明の第4実施形態を図面に基づいて説明する。
第4実施形態では、りゅうず回転検出部472の入力ポートに入力される検出信号が、LowレベルからHighレベルに切り替わる際の入力検定時間と、HighレベルからLowレベルに切り替わる際の入力検定時間とを、それぞれ設定可能に構成される点で前記第1~第3実施形態と異なる。
なお、本実施形態の電子時計1の構造は、前記第1~第3実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図18に示すように、本実施形態では、入力ポートに入力される検出信号が、LowレベルからHighレベルに切り替わる際の入力検定時間として、1クロック分の第1入力検定時間C1が設定されている。また、入力ポートに入力される検出信号が、HighレベルからLowレベルに切り替わる際の入力検定時間として、3クロック分の第2入力検定時間C2が設定されている。すなわち、りゅうず回転設定部471は、第1入力検定時間C1と第2入力検定時間C2とを、それぞれ設定可能に構成されている。
ここで、本実施形態では、第1スイッチ273Aと接点272Aとが接触する際に発生するチャタリングの期間は比較的短いので、第1入力検定時間C1を短い時間に設定することにより、りゅうず14を回転させた際の反応性を向上させることができる。また、第1スイッチ273Aと接点272Aとが離間する際に発生するチャタリングの期間は比較的長いので、第2入力検定時間C2を第1入力検定時間C1よりも長い時間に設定することにより、チャタリングの影響を軽減することができる。
このように、本実施形態では、第1スイッチ273Aと接点272Aとが接触する際と、離間する際とのチャタリングの状況に応じて入力検定時間を設定できるので、ユーザーの操作性を向上でき、かつ、チャタリングの影響を軽減することができる。
次に、本発明の第5実施形態を図面に基づいて説明する。
第5実施形態では、電子時計1の機種、りゅうず14の操作目的、指針12の駆動モード等に応じて、りゅうず回転設定部471が回転判定モードを設定可能に構成される点で前記第1~第4実施形態と異なる。
ここで、図19において、想定スイッチオン期間とは、ユーザーがりゅうず14を操作する際に、第1スイッチ273Aと接点バネ272とが接触している時間として想定される時間である。この想定スイッチオン期間は、回転検出機構27の構造やりゅうず14の直径等、すなわち電子時計の機種によって異なる。例えば、一般的に、りゅうず14の直径が大きくなるほど、想定スイッチオン期間は長くなる。また、年齢や性別等の個人差によっても想定スイッチオン期間は異なる。すなわち、電子時計のターゲットユーザーによっても異なる。
また、前述したように、回転判定モード毎に、ユーザーが操作する際の反応性や操作感が異なる。そのため、時刻修正やタイムゾーン修正といった操作目的に応じて最適な回転判定モードは異なる。
例えば、想定スイッチオン期間が5~15msecの電子時計1において、単修正モードによる時刻修正を行う場合、りゅうず14の回転方向によらず、1回目の回転の判定は回転判定第1モードに設定している。これにより、りゅうず回転判定部473による回転の判定のタイミングとクリック音(クリック感)が生じるタイミングとを合わせることができ、ユーザーの操作感を向上できる。
ここで、一般的に、ユーザーがりゅうず14を操作する際に、りゅうず14の回転方向によって回転速度が異なる傾向がある。具体的には、ユーザーがりゅうず14を右回転させる場合よりも、左回転させる場合のほうが回転速度は遅くなりやすい。そのため、連続回し判別処理において、ユーザーがりゅうず14を左回転させる場合、2回の回転が判定されにくい。
そこで、本実施形態では、想定スイッチオン期間が5~15msecの電子時計1において、りゅうず14を左回転させる場合、2回目の判定が回転判定第2モードに設定している。すなわち、りゅうず回転判定部473は、前述した図15に示す設定となっている。これにより、連続回し判別処理において、回転が2回判定されやすくなるので、りゅうず14を左回転させる場合において、ユーザーの操作性を向上できる。
このように、電子時計1の機種や操作目的によって、りゅうず回転設定部471は適切な回転判定モードを設定できるので、ユーザーがりゅうず14を操作する際の操作感や反応性を向上できる。
なお、初期設定時にユーザーがりゅうず14を操作した際に、第1スイッチ273Aと接点バネ272とが接触している時間を、想定スイッチオン期間として設定可能に構成されていてもよい。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
Claims (11)
- 回転操作部材と、
前記回転操作部材の回転に応じた信号の入力を検出する回転検出部と、
前記検出された前記信号の変化に基づいて、所定のタイミングで前記回転操作部材の回転を判定する回転判定部と、
前記回転判定部に前記所定のタイミングを設定する回転設定部と、を有し、
前記回転設定部は、前記所定のタイミングを、前記信号の変化に基づく第1タイミングと、前記信号の変化に基づき且つ前記第1タイミングとは異なる第2タイミングと、を含む複数種類のタイミングから選択して設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記回転操作部材の回転に伴って移動する移動部材と、
接点を有する回路基板と、を有し、
前記回転検出部は、前記移動部材と前記接点との接触に応じた第1信号の入力と、前記移動部材と前記接点との非接触に応じた第2信号の入力と、を検出し、
前記回転設定部は、前記第1タイミングを、前記第2信号から前記第1信号に変化したタイミングに設定可能であり、前記第2タイミングを、前記第1信号から前記第2信号に変化したタイミングに設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記回転操作部材の回転に伴って移動する移動部材と、
接点を有する回路基板と、を有し、
前記回転検出部は、前記移動部材と前記接点との接触に応じた第1信号の入力と、前記移動部材と前記接点との非接触に応じた第2信号の入力と、を検出し、
前記回転設定部は、前記第1タイミングを、前記第2信号から前記第1信号に変化したタイミングに設定可能であり、前記第2タイミングを、前記第1信号が検出されている間において、前記第2信号から前記第1信号に変化してから所定時間が経過したタイミングに設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記回転操作部材の回転に伴って移動する移動部材と、
接点を有する回路基板と、を有し、
前記回転検出部は、前記移動部材と前記接点との接触に応じた第1信号の入力と、前記移動部材と前記接点との非接触に応じた第2信号の入力と、を検出し、
前記回転設定部は、前記第1タイミングを、前記第1信号から前記第2信号に変化したタイミングに設定可能であり、前記第2タイミングを、前記第1信号が検出されている間において、前記第2信号から前記第1信号に変化してから所定時間が経過したタイミングに設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記回転操作部材の回転に伴って移動する移動部材と、
接点を有する回路基板と、を有し、
前記回転検出部は、前記移動部材と前記接点との接触に応じた第1信号の入力と、前記移動部材と前記接点との非接触に応じた第2信号の入力と、を検出し、
前記回転設定部は、前記所定のタイミングを、前記第1信号から前記第2信号に変化した第1タイミングと、前記第2信号から前記第1信号に変化した第2タイミングと、前記第1信号が検出されている間において、前記第2信号から前記第1信号に変化してから所定時間が経過した第3タイミングとから選択して設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記回転操作部材の単回し操作または連続回し操作を判別する操作判別部を備え、
前記操作判別部は、前記回転判定部が前記回転を判定したタイミングで開始する所定の連続回し判別時間の間に、前記回転判定部が前記回転を判定した回数が1回の場合は、前記連続回し判別時間が経過した時点で前記単回し操作が行われたと判別し、前記回転を判定した回数が2回以上の所定回数の場合は、前記回転判定部が前記所定回数の前記回転を判定したタイミングで前記連続回し操作が行われたと判別する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項6に記載の電子時計において、
前記回転設定部は、前記連続回し判別時間の間に、前記回転判定部が1回目の前記回転の判定を行うタイミングと、2回目の前記回転の判定を行うタイミングと、で異なる種類のタイミングを設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項7に記載の電子時計において、
前記回転設定部は、前記回転判定部が1回目の前記回転を判定するタイミングを前記第1信号から前記第2信号に変化したタイミングに設定し、2回目の前記回転を判定するタイミングを前記第2信号から前記第1信号に変化したタイミングに設定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記操作判別部は、前記回転判定部が前記回転を判定した際に、前記連続回し判別時間の経過を待たずに、前記単回し操作が行われたと判別する連続回し判別無効モードに設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記回転設定部は、前記操作判別部が前記単回し操作を判別した後、前記信号の入力を検出しない第1入力無視時間と、前記操作判別部が前記連続回し操作を判別した後、前記信号の入力を検出しない第2入力無視時間とを、前記回転検出部に設定可能である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項2から請求項10のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記回転設定部は、前記信号が前記第2信号から前記第1信号に変化したことを検出する場合のチャタリングの影響を軽減させるための第1入力検定時間と、前記信号が前記第1信号から前記第2信号に変化したことを検出する場合のチャタリングの影響を軽減させるための第2入力検定時間とを、前記回転検出部に設定可能である
ことを特徴とする電子時計。
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