JP6455240B2 - 電子機器および電子機器の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、衛星信号を受信する電子機器および電子機器の制御方法に関する。
従来、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される衛星信号を受信して時刻情報を修正する電子時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電子時計は、通常時刻表示モードにおいて、電子時計が備える入力装置のボタンが押され、測位モードの強制受信操作が行われた場合、測位モードでの受信処理を実行して位置情報を取得する。そして、取得した位置情報に基づいてタイムゾーンデータを設定する。
また、この電子時計は、入力装置の操作に応じて、タイムゾーンデータを選択して設定できる機能(タイムゾーン設定機能)を備えている。
特開2014−196952号公報
ところで、特許文献1の電子時計のように、タイムゾーン設定機能を備える時計では、通常、タイムゾーン設定機能が実行されると、設定されているタイムゾーンデータが、電子時計が備える指針等によって表示される。このとき、表示されたタイムゾーンデータが現在地のタイムゾーンデータではない場合、ユーザーは、測位モードで受信処理を実行させて、現在地のタイムゾーンデータを自動的に設定したいと考える場合がある。
しかしながら、この場合、タイムゾーン設定機能は通常時刻表示モードとは異なるモードで実行されているため、ユーザーは、入力装置を操作してタイムゾーン設定機能を終了させ、通常時刻表示モードに戻した後、別途入力装置を操作して測位モードで受信処理を実行させる必要がある。このため、操作が煩雑になるという問題があった。
本発明の目的は、簡単な操作によってタイムゾーンデータを設定できる電子機器および電子機器の制御方法を提供することにある。
本発明の電子機器は、衛星信号を受信する受信手段と、表示手段と、操作手段と、タイムゾーンデータの表示を指示する前記操作手段の第1操作を検出すると、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させる表示制御部と、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されている場合に、測位モードの受信開始を指示する前記操作手段の第2操作を検出すると、前記受信手段を作動して測位モードの受信処理を実行し、位置情報を取得する測位部と、取得された位置情報に基づいてタイムゾーンデータを設定するタイムゾーン設定部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが操作手段で第1操作を行うと、表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを表示手段に表示させる。そして、この状態でユーザーが操作手段で第2操作を行うと、測位部が受信処理を実行して位置情報を算出して取得する。そして、タイムゾーン設定部が取得された位置情報に基づいてタイムゾーンデータを設定する。
このため、ユーザーは、第1操作を行って設定されているタイムゾーンデータを表示手段に表示させた後、測位部に受信処理を実行させる場合、操作手段を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第2操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
本発明の電子機器において、前記測位部は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されていない場合に、前記第2操作を検出すると、受信処理を実行することが好ましい。
本発明によれば、表示手段にタイムゾーンデータが表示されていない通常表示モードにおいて、ユーザーが第2操作を行うことで、測位部は受信処理を実行する。
すなわち、測位部の受信開始を指示する操作が、タイムゾーンデータの表示中と通常表示モードとで同じとなる。このため、測位部の受信開始を指示する操作が、タイムゾーンデータの表示中と通常表示モードとで異なる場合と比べて、ユーザーが操作を覚え易くできる。
本発明の電子機器において、前記電子機器は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されている場合に、測時モードの受信開始を指示する前記操作手段の第3操作を検出すると、前記受信手段を作動して測時モードの受信処理を実行し、時刻情報を取得する測時部を備えることが好ましい。
本発明によれば、表示手段にタイムゾーンデータが表示された状態で、ユーザーが第3操作を行うと、測時部が受信処理を実行して時刻情報を取得する。そして、取得された時刻情報で内部時刻が修正される。
このため、ユーザーは、第1操作を行って設定されているタイムゾーンデータを表示手段に表示させた後、測時部に受信処理を実行させる場合、操作手段を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第3操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
本発明の電子機器において、前記測時部は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されていない場合に、前記第3操作を検出すると、受信処理を実行することが好ましい。
本発明によれば、表示手段にタイムゾーンデータが表示されていない通常表示モードにおいて、ユーザーが第3操作を行うことで、測時部は受信処理を実行する。
すなわち、測時部の受信開始を指示する操作が、タイムゾーンデータの表示中と通常表示モードとで同じとなる。このため、測時部の受信開始を指示する操作が、タイムゾーンデータの表示中と通常表示モードとで異なる場合と比べて、ユーザーが操作を覚え易くできる。
本発明の電子機器において、前記表示手段は指針を備え、前記表示制御部は、前記第1操作を検出すると、設定されているタイムゾーンデータを前記指針に指示させ、前記指針がタイムゾーンデータを指示している場合に、前記第2操作を検出すると、測位モードを前記指針に指示させ、前記第3操作を検出すると、測時モードを前記指針に指示させることが好ましい。
本発明によれば、ユーザーは、第1操作を行い、指針を確認することで、設定されているタイムゾーンデータを把握でき、さらに、第2操作または第3操作を行って、受信処理を実行させた場合、指針を確認することで、受信処理が実行されていることを把握でき、かつ、受信処理が測位モードか測時モードかを把握できる。
また、1つの指針でタイムゾーンデータと受信モードが指示されるため、異なる指針でタイムゾーンデータと受信モードが指示される場合と比べて、電子機器が備える指針の数を少なくできる。
本発明の電子機器において、前記表示制御部は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されている場合に、受信結果の表示を指示する前記操作手段の第4操作を検出すると、受信結果を前記表示手段に表示させることが好ましい。
本発明によれば、表示手段にタイムゾーンデータが表示された状態で、ユーザーが第4操作を行うと、表示制御部は、受信結果を表示手段に表示させる。
このため、ユーザーは、第1操作を行って設定されているタイムゾーンデータを表示手段に表示させた後、受信結果を表示させる場合、操作手段を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第4操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
本発明の電子機器において、前記操作手段の操作に応じて、タイムゾーン確認モードおよびタイムゾーン設定モードのいずれか一方を選択して設定するモード設定部を備え、前記操作手段の前記第1操作であるタイムゾーン確認操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン確認モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、前記操作手段のタイムゾーン設定操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン設定モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、かつ、前記タイムゾーン設定部は、前記操作手段のタイムゾーン変更操作に応じてタイムゾーンデータを設定し、前記測位部は、前記タイムゾーン確認モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行し、前記タイムゾーン設定モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行しないことが好ましい。
本発明によれば、ユーザーがタイムゾーン確認操作を行うと、モード設定部は、タイムゾーン確認モードを設定し、ユーザーがタイムゾーン設定操作を行うと、モード設定部は、タイムゾーン設定モードを設定する。
そして、タイムゾーン確認モードが設定された場合に、ユーザーが第2操作を行うと、測位部は受信処理を実行する。
このため、ユーザーは、タイムゾーン確認モードが設定された場合に、測位部に受信処理を実行させる場合、操作手段を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第2操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
また、タイムゾーン設定モードが設定された場合に、ユーザーが第2操作を行うと、測位部は受信処理を実行しない。
これによれば、タイムゾーン設定モードが設定され、例えば、ユーザーが操作手段を操作して現在地とは異なる地域のタイムゾーンデータを設定したい場合に、誤って第2操作を行ったとしても、測位部は受信処理を実行しないため、当該受信処理によって現在地のタイムゾーンデータが設定されることを防止できる。
本発明の電子機器において、前記操作手段の操作に応じて、タイムゾーン確認モードおよびタイムゾーン設定モードのいずれか一方を選択して設定するモード設定部を備え、前記操作手段の前記第1操作であるタイムゾーン確認操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン確認モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、前記操作手段のタイムゾーン設定操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン設定モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、かつ、前記タイムゾーン設定部は、前記操作手段のタイムゾーン変更操作に応じてタイムゾーンデータを設定し、前記測位部は、前記タイムゾーン確認モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行し、前記タイムゾーン設定モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行することが好ましい。
本発明によれば、タイムゾーン確認モードまたはタイムゾーン設定モードが設定された場合に、ユーザーが第2操作を行うと、測位部は受信処理を実行する。
このため、ユーザーは、タイムゾーン確認モードまたはタイムゾーン設定モードが設定された場合に、測位部に受信処理を実行させる場合、操作手段を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第2操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
本発明の電子機器において、前記操作手段はリューズとボタンを備え、前記モード設定部は、前記リューズが0段位置の状態で前記ボタンが押された場合、前記タイムゾーン確認操作を検出することが好ましい。
本発明によれば、ユーザーは、リューズが0段位置の状態でボタンを押すことで、タイムゾーン確認操作を行うことができるので、リューズを1段位置や2段位置に引き出すことでタイムゾーン確認操作が行われる場合と比べて、タイムゾーン確認操作を簡単にできる。
このため、ユーザーは、タイムゾーン確認操作を行ってタイムゾーン確認モードを設定することで、設定されているタイムゾーンデータを簡単な操作で確認できる。また、ユーザーは、タイムゾーン確認モードを終了させる場合、リューズを0段位置に戻す必要がないため、リューズの戻し忘れを防止できる。
本発明の電子機器において、前記モード設定部は、前記タイムゾーン確認モードの終了を指示する前記操作手段のタイムゾーン確認終了操作を検出すると、前記タイムゾーン確認モードを終了させることが好ましい。
本発明によれば、ユーザーは、タイムゾーン確認終了操作を行うことで、直ちにタイムゾーン確認モードを終了させ、通常表示モードに戻すことができる。
本発明の電子機器において、前記モード設定部は、前記タイムゾーン確認モードを設定した後、前記操作手段の操作がない状態で予め設定されたモード継続時間が経過すると、前記タイムゾーン確認モードを終了させることが好ましい。
本発明によれば、タイムゾーン確認モードは、操作手段の操作がない状態でモード継続時間が経過すると、自動的に終了するため、ユーザーが操作手段を操作してタイムゾーン確認モードを終了させる場合と比べて、操作を簡単にできる。
本発明は、衛星信号を受信する受信手段と、表示手段と、操作手段と、を備える電子機器の制御方法であって、タイムゾーンデータの表示を指示する前記操作手段の第1操作を検出すると、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、前記表示手段にタイムゾーンデータを表示させている場合に、測位モードの受信開始を指示する前記操作手段の第2操作を検出すると、前記受信手段を作動して測位モードの受信処理を実行し、位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいてタイムゾーンデータを設定することを特徴とする。
本発明によれば、上記電子機器の発明と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る電子時計を示す概略図である。 実施形態における電子時計の正面図である。 実施形態における電子時計の断面図である。 実施形態における制御ブロック図である。 実施形態における記憶装置のデータ構造図である。 実施形態における制御装置が実行する処理を示すフローチャートである。 実施形態における電子時計のタイムゾーン確認モードの表示例を示す図である。 実施形態における電子時計の測時モードの受信処理時の表示例を示す図である。 実施形態における電子時計の測位モードの受信処理時の表示例を示す図である。 実施形態における電子時計の受信結果の表示例を示す図である。 実施形態における電子時計のタイムゾーン設定モードの表示例を示す図である。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の電子時計10を示す概略図である。
電子機器としての電子時計10は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星100のうち、少なくとも1つのGPS衛星100からの衛星信号を受信して時刻情報を取得し、少なくとも3つのGPS衛星100からの衛星信号を受信して位置情報を算出して取得するように構成されている。なお、GPS衛星100は、位置情報衛星の一例であり、地球の上空に複数存在している。現在は約30個のGPS衛星100が周回している。
[電子時計の概略構成]
図2は、電子時計10の正面図であり、図3は、電子時計10の概略を示す断面図である。
電子時計10は、図2および図3に示すように、外装ケース30と、カバーガラス33と、裏蓋34とを備えている。外装ケース30は、金属で形成された円筒状のケース31に、セラミックで形成されたベゼル32が嵌合されて構成されている。このベゼル32の内周側に、プラスチックで形成されたリング状のダイヤルリング40を介して、円盤状の文字板11が時刻表示部分として配置されている。
外装ケース30の側面には、文字板11の中心より、2時方向の位置にAボタン51と、4時方向の位置にBボタン52と、3時方向の位置にリューズ55とが設けられている。
電子時計10は、図3に示すように、金属製の外装ケース30の二つの開口のうち、表面側の開口は、ベゼル32を介してカバーガラス33で塞がれており、裏面側の開口は金属で形成された裏蓋34で塞がれている。
外装ケース30の内側には、ベゼル32の内周に取り付けられているダイヤルリング40と、光透過性の文字板11と、文字板11を貫通した指針軸25と、指針軸25を中心に周回する指針21,22,23と、駆動機構140などが備えられている。駆動機構140は、図2に示す各指針21,22,23,61,71,81,82,91およびカレンダー車16を駆動する。
指針軸25は、外装ケース30の平面視中心を通り、表裏方向に延在する中心軸に沿って設けられている。
ダイヤルリング40は、外周端が、ベゼル32の内周面に接触しているとともに、一面がカバーガラス33と並行している平板部分と、内周端が文字板11に接触するように、文字板11側へ傾斜した傾斜部分を備えている。ダイヤルリング40は、平面視においてはリング形状となっており、断面視においてはすり鉢形状となっている。ダイヤルリング40の平板部分と、傾斜部分と、ベゼル32の内周面とによりドーナツ形状の収納空間が形成されており、この収納空間内には、リング状のアンテナ体110が収納されている。
文字板11は、外装ケース30の内側で時刻を表示する円形の板材であり、プラスチックなどの光透過性の材料で形成され、カバーガラス33との間に指針21,22,23などを備え、ダイヤルリング40の内側に配置されている。
文字板11と、駆動機構140が取り付けられている地板125との間には、光発電を行うソーラーパネル135が備えられている。ソーラーパネル135は、光エネルギーを電気エネルギー(電力)に変換する複数のソーラーセル(光発電素子)を直列接続した円形の平板である。文字板11、ソーラーパネル135および地板125には、指針軸25と、指針61,71,81,82,91の指針軸(図示せず)とが貫通する穴が形成されているとともに、カレンダー小窓15の開口部が形成されている。
駆動機構140は、地板125に取り付けられ、回路基板120で裏面側から覆われている。駆動機構140は、ステップモーターと歯車などの輪列とを有し、当該ステップモーターが当該輪列を介して指針軸25等を回転させることにより各指針を駆動する。
駆動機構140は、具体的には、第1〜第6駆動機構を備える。第1駆動機構は、第1時刻(ローカルタイム)の「分」および「時」を示す指針22(分針)および指針23(時針)を駆動する。また、図2に示す指針21,61,71,81,82,91も同様の駆動機構(図示略)で駆動される。すなわち、第2駆動機構は第1時刻の「秒」を示す指針21を駆動し、第3駆動機構は曜日を示す指針61を駆動し、第4駆動機構はモードなどを示す指針71を駆動し、第5駆動機構は、第2時刻(ホームタイム)の「分」および「時」を示す指針81(分)、指針82(時)および第2時刻の午前および午後を示す指針91を駆動し、第6駆動機構は、カレンダー小窓15から視認されるカレンダー車16を駆動する。
回路基板120は、受信装置(GPSモジュール)121、制御装置300、記憶装置200を備えている。また、この回路基板120とアンテナ体110とは、アンテナ接続ピン115を用い接続されている。受信装置121、制御装置300、記憶装置200が設けられた回路基板120の裏蓋34側(裏面側)には、これらの回路部品を覆うための回路押さえ122が設けられている。また、リチウムイオン電池などの二次電池130が、地板125と裏蓋34との間に設けられている。二次電池130は、ソーラーパネル135が発電した電力で充電される。
[電子時計の表示機構]
文字板11の外周部を囲むダイヤルリング40の内周側には、図2に示すように、内周を60分割にする目盛が表記されている。この目盛を用いて、指針21は通常時に第1時刻の「秒」を表示し、指針22は第1時刻の「分」を表示し、指針23は第1時刻の「時」を表示する。なお、第1時刻の「秒」は、後述する第2時刻の「秒」と同じため、ユーザーは、指針21を確認することで、第2時刻の「秒」も把握できる。
また、ダイヤルリング40には、12分位置にアルファベットの「Y」と、18分位置にアルファベットの「N」の英字が表記されている。この英字は、GPS衛星100から受信した衛星信号に基づく各種情報の受信(取得)結果(Y:受信(取得)成功、N:受信(取得)失敗)を示す。指針21は、「Y」および「N」のいずれか一方を指示し、衛星信号の受信結果を表示する。なお、受信結果の表示は、Aボタン51を3秒未満押すことで行われる。
指針61は、文字板11の中心から2時方向の位置に設けられている。指針61の回転領域の外周には、七曜を示す、「S」、「M」、「T」、「W」、「T」、「F」、「S」の英字が表記されている。指針61は、「S」〜「S」のいずれかを指示することで、曜日を表示する。
指針71は、文字板11の中心から10時方向の位置に設けられている。以下、指針71の回転領域の外周の表記について説明するが、「n時方向」(nは任意の自然数)とあるのは、指針71の指針軸から回転領域の外周をみたときの方向である。
指針71の回転領域の6時方向から7時方向の範囲の外周には、「DST」の英字と「○」の記号が表記されている。DST(daylight saving time)は夏時間を意味する。指針71は、これらの英字と記号を指示することで、夏時間(DST:夏時間ON、○:夏時間OFF)の設定を表示する。
指針71の回転領域の8時方向から9時方向までの範囲の外周には、円周に沿って、9時方向の基端が太く、8時方向の先端が細い三日月鎌状の記号72が表記されている。この記号72は二次電池130(図3参照)のパワーインジケーターであり、電池残量に応じた位置を指針71が指示することで電池残量が表示される。なお、指針71は、通常時、記号72を指示している。
指針71の回転領域の10時方向の外周には、飛行機形状の記号73が表記されている。この記号は、機内モードを表す。航空機の離着陸時は、航空法によって衛星信号の受信が禁止されている。指針71は、記号73を指示することで、機内モードに設定され、受信が行われないことを表示する。
指針71の回転領域の11時方向から12時方向までの範囲の外周には、「1」の数字と「4+」の記号が表記されている。これらの数字と記号は、衛星信号の受信モードを表す。「1」はGPS時刻情報を受信し内部時刻が修正されること(測時モード)を、「4+」はGPS時刻情報と軌道情報とを受信し、現在位置である位置情報を算出し、内部時刻と後述するタイムゾーンデータとが修正されること(測位モード)を意味する。
指針81,82は、文字板11の中心から6時方向の位置に設けられている。指針81は、第2時刻の「分」を表示し、指針82は、第2時刻の「時」を表示する。
指針91は、文字板11の中心から4時方向の位置に設けられ、第2時刻の午前および午後を表示する。
カレンダー小窓15は、文字板11を矩形状に開口した開口部に設けられており、開口部からカレンダー車16に印刷された数字が視認可能となっている。この数字は、年月日の「日」を表す。
またダイヤルリング40には、内周側の目盛に沿って、協定世界時(UTC)との時差を表す時差情報45が、数字と数字以外の記号とで表記されている。数字の時差情報45は整数の時差であり、記号の時差情報45は整数以外の時差であることを表している。指針21,22,23で表示された第1時刻と、UTCとの時差は、Bボタン52を押すことにより指針21が指し示す時差情報45で確認することができる。
また、ダイヤルリング40の周囲に設けられているベゼル32には、ダイヤルリング40に表記されている時差情報45の時差に対応した標準時を使用しているタイムゾーンの代表都市名を表す都市情報35が、時差情報45に併記されている。ここで、時差情報45や都市情報35の表記をタイムゾーン表示46という。本実施形態では、全世界で使用されているタイムゾーンの数と等しいタイムゾーン表示46が表記されている。
[電子時計の内部構成]
図4は、電子時計10の制御ブロック図である。
電子時計10は、図4に示すように、CPU(中央処理装置)で構成される制御装置300、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)で構成される記憶装置200、受信装置(GPSモジュール)121、計時装置150、入力装置160、検出装置170、駆動機構140、表示装置141を備えている。これらの各装置は、データバスを介してデータを送受信する。
また、電子時計10は、電源となる充電可能な二次電池130(図3参照)を内蔵している。二次電池130は、ソーラーパネル135から充電回路131を介して供給される電力で充電される。
[入力装置]
入力装置160は、図2に示すリューズ55、Aボタン51、Bボタン52を備えて構成される。ここで、入力装置160は、本発明の操作手段を構成する。
[検出装置]
検出装置170は、各ボタン51,52の押し離しや、リューズ55の引き出し、押し込みに基づいて、各種処理の実行を指示する操作を検出し、検出した操作に応じた操作信号を制御装置300に出力する。すなわち、検出装置170から出力された操作信号は、制御装置300に入力される。
具体的には、検出装置170は、Aボタン51が3秒未満押されることで、受信結果の表示を指示する第4操作を検出し、第4操作を検出すると第4操作信号を出力する。
また、検出装置170は、Aボタン51が3秒以上6秒未満押されることで、測時モードの受信開始を指示する第3操作を検出し、第3操作を検出すると第3操作信号を出力する。
また、検出装置170は、Aボタン51が6秒以上押されることで、測位モードの受信開始を指示する第2操作を検出し、第2操作を検出すると第2操作信号を出力する。
また、検出装置170は、リューズ55が0段位置の状態でBボタン52が押されることで、後述するタイムゾーン確認モードの設定を指示するタイムゾーン確認操作を検出し、タイムゾーン確認操作を検出すると確認操作信号を出力する。そして、再度Bボタン52が押されることで、タイムゾーン確認モードの終了を指示するタイムゾーン確認終了操作を検出し、タイムゾーン確認終了操作を検出すると確認終了操作信号を出力する。
また、検出装置170は、リューズ55が1段位置に引き出されることで、後述するタイムゾーン設定モードの設定を指示するタイムゾーン設定操作を検出し、タイムゾーン設定操作を検出すると設定操作信号を出力する。そして、リューズ55が0段位置に押し込まれると、タイムゾーン設定モードの終了を指示するタイムゾーン設定終了操作を検出し、タイムゾーン設定終了操作を検出すると設定終了操作信号を出力する。
ここで、本実施形態では、タイムゾーン確認操作は、本発明の第1操作である。
[表示装置]
表示装置141は、図2に示す文字板11、ダイヤルリング40、ベゼル32、指針21,22,23,61,71,81,82,91を備えて構成される。表示装置141は、本発明の表示手段を構成する。
[受信装置]
受信装置121は、アンテナ体110に接続され、アンテナ体110を介して受信した衛星信号を処理してGPS時刻情報や位置情報を取得する。アンテナ体110は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星100(図1参照)から送信され、図3に示すカバーガラス33とダイヤルリング40とを通過した衛星信号の電波を受信する。ここで、受信装置121は、本発明の受信手段を構成する。
そして、受信装置121は、図示を略すが、通常のGPS装置と同様に、GPS衛星100(図1参照)から送信される衛星信号を受信してデジタル信号に変換するRF(Radio Frequency)部と、受信信号の相関判定を実行して航法メッセージを復調するBB部(ベースバンド部)と、BB部で復調された航法メッセージ(衛星信号)からGPS時刻情報や位置情報(測位情報)を取得して出力する情報取得手段と、を備えている。
[計時装置]
計時装置150は、二次電池130に蓄積された電力で駆動される水晶振動子等を備え、水晶振動子の発振信号に基づく基準信号を用いて時刻データを更新する。
[記憶装置]
記憶装置200は、図5に示すように、時刻データ記憶部210と、タイムゾーンデータ記憶部220とを備えている。
時刻データ記憶部210には、受信時刻データ211と、閏秒更新データ212と、内部時刻データ213と、第1表示用時刻データ214と、第2表示用時刻データ215と、第1タイムゾーンデータ216と、第2タイムゾーンデータ217とが記憶される。
受信時刻データ211には、衛星信号から取得した時刻情報(GPS時刻)が記憶される。この受信時刻データ211は、通常は計時装置150によって1秒毎に更新され、衛星信号を受信した際には、取得した時刻情報(GPS時刻)が記憶される。
閏秒更新データ212には、少なくとも現在の閏秒のデータが記憶される。すなわち、衛星信号のサブフレーム4、ページ18には、閏秒に関するデータとして、「現在の閏秒」、「閏秒の更新週」、「閏秒の更新日」、「更新後の閏秒」の各データが含まれる。このうち、本実施形態では、少なくとも「現在の閏秒」のデータを、閏秒更新データ212に記憶している。
内部時刻データ213には、内部時刻情報が記憶される。この内部時刻情報は、受信時刻データ211に記憶されたGPS時刻と、閏秒更新データ212に記憶している「現在の閏秒」とによって更新される。すなわち、内部時刻データ213には、UTC(協定世界時)が記憶されることになる。受信時刻データ211が計時装置150で更新される際に、この内部時刻情報も更新される。
第1表示用時刻データ214には、内部時刻データ213の内部時刻情報に、第1タイムゾーンデータ216のタイムゾーンデータ(時差情報)を加味した時刻情報が記憶される。第1タイムゾーンデータ216は、ユーザーが手動で選択した場合や測位モードで受信した場合に得られるタイムゾーンデータで設定される。ここで、第1表示用時刻データ214の時刻情報は、指針21,22,23によって表示される第1時刻に相当する。
第2表示用時刻データ215には、内部時刻データ213の内部時刻情報に、第2タイムゾーンデータ217のタイムゾーンデータを加味した時刻情報が記憶される。第2タイムゾーンデータ217は、ユーザーが手動で選択した場合に得られるタイムゾーンデータで設定される。ここで、第2表示用時刻データ215の時刻情報は、指針81,82、91によって表示される第2時刻に相当する。
タイムゾーンデータ記憶部220は、位置情報(緯度、経度)とタイムゾーンデータ(時差情報)とを関連付けて記憶している。このため、測位モードで位置情報を取得した場合、制御装置300は、その位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを取得できるようにされている。
なお、タイムゾーンデータ記憶部220には、さらに、都市名とタイムゾーンデータとを関連付けて記憶されている。したがって、ユーザーがリューズ55の操作によって、現地時刻を知りたい都市名を選択すると、制御装置300は、タイムゾーンデータ記憶部220に対してユーザーが設定した都市名を検索し、その都市名に対応するタイムゾーンデータを取得して、第1タイムゾーンデータ216、または、第2タイムゾーンデータ217に設定する。なお、この手動によるタイムゾーンデータの設定方法の詳細については後述する。
[制御装置]
制御装置300は、電子時計10を制御するCPUで構成されている。制御装置300は、測時部310、測位部320、モード設定部330、表示制御部340、タイムゾーン設定部350、時刻修正部360を備える。各部の機能は、以降の制御装置300が実行する処理で説明する。
ボタンが押されたときに制御装置300が実行する処理について説明する。図6は制御装置300が実行する処理を示すフローチャートである。
通常時刻表示モード(S11)において、制御装置300は、検出装置170から入力される操作信号に基づいて、ボタン操作を常に判定している(S12)。なお、通常時刻表示モードでは、リューズ55は0段位置に押し込まれている。
通常時刻表示モードにおいて、Aボタン51が押されたと判定すると(S12)、制御装置300は、Aボタン51が継続して押された時間を判定する(S13)。
そして、通常時刻表示モードにおいて、Aボタン51が3秒以上6秒未満押され(測時モードの強制受信操作)、検出装置170から第3操作信号が入力されると、測時部310は、受信装置121を作動して測時モードでの受信処理を行う(S14)。
測時モードでの受信処理が行われると、受信装置121は、少なくとも1つのGPS衛星100を捕捉し、そのGPS衛星100から送信される衛星信号を受信して時刻情報を取得する。
また、表示制御部340は、指針21に0秒位置を指示させ、指針71に「1」を指示させることで、測時モードで受信処理が実行されていることを表示させる。なお、指針21に0秒位置を指示させるため、指針21が「Y」や「N」を指示することがない。このため、指針21がたまたま「Y」や「N」を指示することで、ユーザーが、受信結果が表示されていると誤って認識してしまうこともない。そして、受信処理が終了すると、表示制御部340は、指針21に「Y」または「N」を一定時間指示させて受信結果を表示させる。
時刻情報の取得に成功した場合、時刻修正部360は、取得した時刻情報を受信時刻データ211に記憶する。これにより、内部時刻データ213、第1表示用時刻データ214、第2表示用時刻データ215が修正される(S15)。
その後、S11で、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、指針21に第1時刻の「秒」を表示させる。
また、通常時刻表示モードにおいて、Aボタン51が6秒以上押され(測位モードの強制受信操作)、検出装置170から第2操作信号が入力されると、測位部320は、受信装置121を作動して測位モードでの受信処理を行う(S16)。
測位モードでの受信処理が行われると、受信装置121は、少なくとも3個、好ましくは4個以上のGPS衛星100を捕捉し、各GPS衛星100から送信される衛星信号を受信して位置情報を算出して取得する。また、受信装置121は、衛星信号を受信した際に時刻情報も同時に取得できる。
また、表示制御部340は、指針21に30秒位置を指示させ、指針71に「4+」を指示させることで、測位モードで受信処理が実行されていることを表示させる。なお、指針21に30秒位置を指示させるため、指針21が「Y」や「N」を指示することがない。このため、指針21がたまたま「Y」や「N」を指示することで、ユーザーが、受信結果が表示されていると誤って認識してしまうこともない。そして、受信処理が終了すると、表示制御部340は、指針21に「Y」または「N」を一定時間指示させて受信結果を表示させる。
受信処理で位置情報の取得に成功した場合、タイムゾーン設定部350は、取得された位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを設定する(S17)。具体的には、タイムゾーンデータ記憶部220から位置情報に対応するタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報つまり時差情報)を選択して取得し、第1タイムゾーンデータ216に記憶(設定)する。
例えば、日本標準時(JST)は、UTCに対して9時間進めた時刻(UTC+9)であるため、取得した位置情報が日本である場合には、タイムゾーン設定部350は、タイムゾーンデータ記憶部220から日本標準時の時差情報(+9時間)を読み出して第1タイムゾーンデータ216に記憶する。
受信処理で時刻情報の取得に成功した場合、時刻修正部360は、取得した時刻情報を受信時刻データ211に記憶する。これにより、内部時刻データ213、第1表示用時刻データ214、第2表示用時刻データ215が修正される。
また、時刻修正部360は、第1表示用時刻データ214を、第1タイムゾーンデータ216を用いて修正する(S18)。このため、第1表示用時刻データ214は、UTCである内部時刻データ213にタイムゾーンデータを加算した時刻となる。
その後、S11で、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、指針21に第1時刻の「秒」を表示させる。
また、通常時刻表示モードにおいて、Aボタン51が3秒未満押され(受信結果表示操作)、検出装置170から第4操作信号が入力されると、表示制御部340は、指針21に「Y」または「N」を指示させることで、直前の受信処理の受信結果を表示させる(S19)。また、表示制御部340は、指針71に「1」または「4+」を指示させることで、直前の受信処理の受信モードを表示させる。その後、Bボタン52が押されるか、表示時間(例えば5秒)が経過すると、S11で、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、指針21に第1時刻の「秒」を表示させる。
また、通常時刻表示モードにおいて、Bボタン52が押され(タイムゾーン確認操作)、検出装置170から確認操作信号が入力されると、モード設定部330はタイムゾーン確認モードを設定する(S20)。表示制御部340は、図7に示すように、指針21にタイムゾーン表示46を指示させることで、第1タイムゾーンデータ216に記憶されているタイムゾーンデータを表示させる。また、表示制御部340は、指針71に「DST」または「○」を指示させることで、夏時間の設定を表示させる。
モード設定部330は、タイムゾーン確認モードを設定した後、予め設定されたモード継続時間(例えば5秒)が経過したか否かを判定する(S21)。
S21でNOと判定された場合、制御装置300は、検出装置170から入力される操作信号に基づいて、ボタン操作を判定する(S22)。そして、ボタン操作がない場合、制御装置300は、処理をS21に戻す。すなわち、モード継続時間が経過するか、ボタン操作があるまで、制御装置300は、S21,S22の処理を繰り返し実行する。
タイムゾーン確認モードにおいて、タイムゾーンデータが表示された状態で、Aボタン51が押されたと判定する場合(S22)、S13で、制御装置300は、Aボタン51が継続して押された時間を判定する。
タイムゾーン確認モードにおいて、タイムゾーンデータが表示された状態で、Aボタン51が3秒以上6秒未満押され(測時モードでの強制受信操作)、検出装置170から第3操作信号が入力されると、S14で、測時部310は測時モードでの受信処理を行う。
また、表示制御部340は、図8に示すように、タイムゾーンデータを表示していた指針21に0秒位置を指示させ、指針71に「1」を指示させることで、測時モードで受信処理が実行されていることを表示させる。
そして、受信処理が終了すると、表示制御部340は、指針21に受信結果を一定時間表示させる。
そして、時刻情報の取得に成功した場合、S15で、時刻修正部360は、取得した時刻情報を受信時刻データ211に記憶する。これにより、内部時刻データ213、第1表示用時刻データ214、第2表示用時刻データ215が修正される。
その後、S11で、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、指針21に第1時刻の「秒」を表示させる。
また、タイムゾーン確認モードにおいて、タイムゾーンデータが表示された状態で、Aボタン51が6秒以上押され(測位モードの強制受信操作)、検出装置170から第2操作信号が入力されると、S16で、測位部320は測位モードでの受信処理を行う。
また、表示制御部340は、図9に示すように、タイムゾーンデータを表示していた指針21に30秒位置を指示させ、指針71に「4+」を指示させることで、測位モードで受信処理が実行されていることを表示させる。
そして、受信処理が終了すると、表示制御部340は、指針21に受信結果を一定時間表示させる。
そして、受信処理で位置情報の取得に成功した場合、S17で、タイムゾーン設定部350は、取得された位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを設定する。
そして、S18で、受信処理で時刻情報の取得に成功した場合、時刻修正部360は、取得した時刻情報を受信時刻データ211に記憶する。これにより、内部時刻データ213、第1表示用時刻データ214、第2表示用時刻データ215が修正される。また、時刻修正部360は、第1表示用時刻データ214を、第1タイムゾーンデータ216を用いて修正する。
その後、S11で、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、指針21に第1時刻の「秒」を表示させる。
また、タイムゾーン確認モードにおいて、Aボタン51が3秒未満押され(受信結果表示操作)、検出装置170から第4操作信号が入力されると、S19で、表示制御部340は、図10に示すように、タイムゾーンデータを表示していた指針21に「Y」または「N」を指示させることで、直前の受信処理の受信結果を表示させる。また、表示制御部340は、指針71に「1」または「4+」を指示させることで、直前の受信処理の受信モードを表示させる。その後、Bボタン52が押されるか、表示時間(例えば5秒)が経過すると、S11で、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、指針21に第1時刻の「秒」を表示させる。
また、タイムゾーン確認モードにおいて、S21でYESと判定された場合、または、Bボタン52が押され(タイムゾーン確認終了操作)、検出装置170から確認終了操作信号が入力されると、モード設定部330は、タイムゾーン確認モードを終了させ、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻り、表示制御部340は、タイムゾーンデータを表示していた指針21に、第1時刻の「秒」を表示させる。
[タイムゾーン設定処理]
次に、制御装置300が実行するタイムゾーン設定処理について説明する。
図11に示すように、リューズ55が1段位置に引き出されると、つまりタイムゾーン設定操作が行われ、検出装置170から設定操作信号が入力されると、モード設定部330はタイムゾーン設定モードを設定する。そして、表示制御部340は、指針21にタイムゾーン表示46を指示させることで、第1タイムゾーンデータ216に記憶されているタイムゾーンデータを表示させる。また、Bボタン52が押されることで、表示制御部340は、指針21に第2タイムゾーンデータ217に記憶されているタイムゾーンデータを表示させる。このように、Bボタン52を押して表示を切り替えることで、タイムゾーンデータを設定する対象を、第1タイムゾーンデータ216と第2タイムゾーンデータ217とで切り替えて選択できる。
そして、リューズ55を回転操作(タイムゾーン変更操作)して、指針21に任意のタイムゾーン表示46を指示させることで、タイムゾーンデータを選択できる。
そして、タイムゾーン設定部350は、指針21が指示しているタイムゾーン表示46に基づいてタイムゾーンデータを設定する。具体的には、タイムゾーンデータ記憶部220から、指針21が指示しているタイムゾーン表示46に対応するタイムゾーンデータを選択して取得する。そして、第1タイムゾーンデータ216が選択されている場合には、取得したタイムゾーンデータを第1タイムゾーンデータ216に記憶(設定)し、第2タイムゾーンデータ217が選択されている場合には、取得したタイムゾーンデータを第2タイムゾーンデータ217に記憶(設定)する。
このようにして、第1タイムゾーンデータ216または第2タイムゾーンデータ217にタイムゾーンデータを選択して設定できる。
そして、時刻修正部360は、第1表示用時刻データ214または第2表示用時刻データ215を、第1タイムゾーンデータ216または第2タイムゾーンデータ217を用いて修正する。
すなわち、リューズ55が回転操作されて指針21が指示するタイムゾーン表示46が1つ進められたり1つ戻されたりする毎に、表示される第1時刻または第2時刻も変更される。このため、ユーザーは、第1時刻または第2時刻を確認しながら、タイムゾーンデータを変更することができる。
そして、リューズ55が0段位置に押し込まれ(タイムゾーン設定終了操作)、検出装置170から設定終了操作信号が入力されると、モード設定部330は、タイムゾーン設定モードを終了させ、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻る。これにより、タイムゾーンデータが確定される。
なお、本実施形態では、タイムゾーン設定モードが設定された場合に、第2操作(測位モードの強制受信操作)、第3操作(測時モードの強制受信操作)が行われても、測位部320、測時部310は、受信処理を実行しない。また、第4操作が行われても、表示制御部340は、受信結果を表示させない。
[実施形態の作用効果]
ユーザーは、タイムゾーン確認操作を行って設定されているタイムゾーンデータを表示装置141に表示させた後、測位部320に受信処理を実行させる場合、入力装置160を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第2操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。また、操作時間を短くできるため、測位モードの受信処理を早く実行させることができ、時刻修正を早く行うことができる。
測位モードの強制受信操作(Aボタン51を6秒以上押す操作)が、タイムゾーン確認モードと通常時刻表示モードとで同じとなる。このため、測位モードの強制受信操作が、タイムゾーン確認モードと通常時刻表示モードとで異なる場合と比べて、ユーザーが操作を覚え易くできる。
ユーザーは、タイムゾーン確認操作を行って設定されているタイムゾーンデータを表示装置141に表示させた後、測時部310に受信処理を実行させる場合、入力装置160を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第3操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。また、操作時間を短くできるため、測時モードの受信処理を早く実行させることができ、時刻修正を早く行うことができる。
測時モードの強制受信操作(Aボタン51を3秒以上6秒未満押す操作)が、タイムゾーン確認モードと通常時刻表示モードとで同じとなる。このため、測時モードの強制受信操作が、タイムゾーン確認モードと通常時刻表示モードとで異なる場合と比べて、ユーザーが操作を覚え易くできる。
タイムゾーン確認操作が行われると、指針21は設定されているタイムゾーンデータを指示するため、ユーザーは、指針21を確認することで、設定されているタイムゾーンデータを把握できる。さらに、この状態で第2操作または第3操作が行われ、受信処理が実行されると、指針21,71は受信モードを指示するため、ユーザーは、指針21,71を確認することで、受信処理が実行されていることを把握でき、かつ、受信処理が測位モードか測時モードかを把握できる。
また、タイムゾーンデータおよび受信モードは、センター針であり、指示領域が最も大きい指針21で指示されるため、タイムゾーンデータおよび受信モードを分かり易く表示できる。
ユーザーは、タイムゾーン確認操作を行って設定されているタイムゾーンデータを表示装置141に表示させた後、受信結果を表示させる場合、入力装置160を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第4操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
タイムゾーン設定モードが設定され、例えば、ユーザーが入力装置160を操作して現在地とは異なる地域のタイムゾーンデータを設定したい場合に、誤って第2操作を行ったとしても、測位部320は受信処理を実行しないため、当該受信処理によって現在地のタイムゾーンデータが設定されることを防止できる。
ユーザーは、リューズ55が0段位置の状態でBボタン52を押すことで、タイムゾーン確認操作を行うことができるので、リューズ55を1段位置や2段位置に引き出すことでタイムゾーン確認操作が行われる場合と比べて、タイムゾーン確認操作を簡単にできる。
このため、ユーザーは、タイムゾーン確認操作を行ってタイムゾーン確認モードを設定することで、設定されているタイムゾーンデータを簡単な操作で確認できる。また、ユーザーは、タイムゾーン確認モードを終了させる場合、リューズ55を0段位置に戻す必要がないため、リューズ55の戻し忘れを防止できる。
ユーザーは、タイムゾーン確認終了操作を行うことで、直ちにタイムゾーン確認モードを終了させ、通常表示モードに戻すことができる。
また、タイムゾーン確認モードは、入力装置160の操作がない状態でモード継続時間が経過すると、自動的に終了するため、ユーザーが入力装置160を操作してタイムゾーン確認モードを終了させる場合と比べて、操作を簡単にできる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、タイムゾーン設定モードが設定された場合に、第2操作、第3操作が行われても、測位部320、測時部310は、受信処理を実行しないが、本発明はこれに限定されない。すなわち、この場合、測位部320、測時部310は、受信処理を実行してもよい。また、前記実施形態では、タイムゾーン設定モードが設定された場合に、第4操作が行われても、表示制御部340は受信結果を表示させないが、表示させるようにしてもよい。
これらによれば、タイムゾーン設定モードが設定された場合に、測位部320、測時部310に受信処理を実行させる場合、または、受信結果を表示させる場合、入力装置160を操作してタイムゾーンデータの表示を終了させる必要がなく、タイムゾーンデータが表示されている状態で第2操作、第3操作、または第4操作を行えばよいので、操作を簡単にできる。
前記実施形態では、モード設定部330は、タイムゾーン確認モードとタイムゾーン設定モードを設定するが、本発明はこれに限定されない。すなわち、モード設定部330は、タイムゾーン設定モードのみ設定してもよい。そして、タイムゾーン設定モードが設定された場合に、第2操作、第3操作、または第4操作が行われると、受信処理または受信結果表示が実行されるようにしてもよい。
前記実施形態では、タイムゾーン確認モードが設定された場合、測時モードの強制受信操作(第3操作)および測位モードの強制受信操作(第2操作)が行われると、受信処理が実行されるが、本発明はこれに限定されない。すなわち、測位モードの強制受信操作が行われた場合にのみ、受信処理が実行されるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、タイムゾーン確認モードが設定された場合、受信結果表示操作(第4操作)が行われると受信結果が表示されるが、本発明はこれに限定されない。すなわち、受信結果表示操作が行われた場合、受信結果が表示されなくてもよい。
具体的には、図6に示した制御装置300が実行する処理において、タイムゾーン確認モードが設定された状態で、S22でAボタン51が押されたと判定され、S13でAボタン51が3秒未満押されたと判定された場合、制御装置300は、受信結果を表示させるS19の処理を実行せずに、処理をS21に戻してもよい。これによれば、タイムゾーン確認モードが設定された状態で、受信結果表示操作が行われても、タイムゾーン確認モードが継続される。
前記実施形態では、通常時刻表示モードとタイムゾーン確認モードとで、測時モードおよび測位モードの強制受信操作が同じ操作(Aボタン3秒以上6秒未満押し、および、Aボタン6秒以上押し)であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、押されるボタンが異なっていてもよいし、ボタンが押される時間が異なっていてもよい。
タイムゾーン確認モードで受信処理を実行させる場合、Bボタン52を押してタイムゾーン確認モードを設定し、さらに、Aボタン51を押す必要があるため、誤操作によりタイムゾーン確認モードで受信処理が実行される可能性は比較的低い。このため、タイムゾーン確認モードにおける強制受信操作では、ボタンを押す時間を通常時刻表示モードより短く設定してもよい。これによれば、タイムゾーン確認モードにおける強制受信操作の時間を短くでき、操作をより簡単にできる。
また、前記実施形態では、タイムゾーン確認モードにおいて、第2操作または第3操作が行われると、指針21,71は受信モードを指示するが、本発明はこれに限定されない。例えば、指針21,71は、受信モードを指示しない構成としてもよい。
また、指針21は受信モードを指示し、指針71は受信モードを指示しない構成としてもよい。この場合、1つの指針21でタイムゾーンデータと受信モードが指示されるため、異なる指針でタイムゾーンデータと受信モードが指示される場合と比べて、電子時計10が備える指針の数を少なくできる。また、指針21は受信モードを指示せず、指針71は受信モードを指示する構成としてもよい。
また、前記実施形態では、タイムゾーン確認モードにおいて、第2操作または第3操作が行われると、受信処理が終了するまで、指針21は受信モードを指示するが、本発明はこれに限定されない。例えば、指針21は、第2操作または第3操作が行われてから最初の数秒間だけ受信モードを指示し、その後は受信処理が終了するまで、受信装置121が捕捉しているGPS衛星100の数(衛星捕捉数)を表示してもよい。衛星捕捉数は、例えば、指針21が捕捉数に対応した「時」を指示することで表示できる。例えば、捕捉衛星数が1の場合、指針21は1時位置を指示し、捕捉衛星数が4の場合、指針21は4時位置を指示する。
前記実施形態では、指針21は0秒位置を指示することで測時モードを指示し、30秒位置を指示することで測位モードを指示しているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、指示位置が互いに異なれば、指示位置は0秒位置および30秒位置に限定されない。また、文字板11の外周に測時モードおよび測位モードを示す記号を表記し、指針21がこれらの記号を指示することで、測時モードおよび測位モードを指示する構成としてもよい。
前記実施形態では、タイムゾーン確認モードが設定された場合に、受信処理または受信結果の表示が終了すると、制御装置300は、通常時刻表示モードに戻るが、本発明はこれに限定されない。すなわち、タイムゾーン確認モードに戻ってもよい。
前記実施形態では、検出装置170は、Aボタン51が押された時間(秒数)を判定して、第2操作、第3操作、第4操作を検出しているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、検出装置170がAボタン51が押されたことを検出し、制御装置300がAボタン51が押された時間(秒数)を検出することで、第2操作、第3操作、第4操作を検出するようにしてもよい。
前記実施形態では、電子時計10は、文字板11や指針等からなる表示装置141を備えているが、本発明はこれに限定されない。電子時計は、液晶パネル等からなる時刻表示部を備えていてもよい。この場合、時刻表示部を駆動する駆動体は、液晶パネルを駆動する駆動部を備えて構成される。
また、この場合、電子時計は時刻表示機能を備えていればよく、時刻表示部は、時刻表示専用の表示部である必要はない。このような電子時計としては、ユーザーの腕に装着されて脈拍を計測する脈拍計や、ユーザーがランニングを行う際などにユーザーの腕に装着されて現在位置を計測して蓄積するGPSロガー等のリスト型機器を例示できる。
本発明の電子機器は、腕時計(電子時計)に限定されず、例えば、携帯電話、登山等に用いられる携帯型のGPS受信機等、二次電池で駆動されて位置情報衛星から送信される衛星信号を受信する装置に広く利用できる。
前記実施形態では、位置情報衛星の例として、GPS衛星100について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、位置情報衛星としては、ガリレオ(EU)、GLONASS(ロシア)、Beidou(中国)などの他の全地球的公航法衛星システム(GNSS)で利用される衛星が適用できる。また、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS)などの静止衛星や、準天頂衛星等の特定の地域のみで検索できる地域的衛星測位システム(RNSS)などの衛星も適用できる。
10…電子時計、121…受信装置、141…表示装置、160…入力装置、170…検出装置、21…指針、216…第1タイムゾーンデータ、217…第2タイムゾーンデータ、310…測時部、320…測位部、330…モード設定部、340…表示制御部、35…都市情報、350…タイムゾーン設定部、360…時刻修正部、45…時差情報、46…タイムゾーン表示、51…Aボタン、52…Bボタン、55…リューズ。

Claims (12)

  1. 衛星信号を受信する受信手段と、
    表示手段と、
    操作手段と、
    タイムゾーンデータの表示を指示する前記操作手段の第1操作を検出すると、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させる表示制御部と、
    前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されている場合に、測位モードの受信開始を指示する前記操作手段の第2操作を検出すると、前記受信手段を作動して測位モードの受信処理を実行し、位置情報を取得する測位部と、
    取得された位置情報に基づいてタイムゾーンデータを設定するタイムゾーン設定部と、を備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記測位部は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されていない場合に、前記第2操作を検出すると、受信処理を実行する
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記電子機器は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されている場合に、測時モードの受信開始を指示する前記操作手段の第3操作を検出すると、前記受信手段を作動して測時モードの受信処理を実行し、時刻情報を取得する測時部を備える
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    前記測時部は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されていない場合に、前記第3操作を検出すると、受信処理を実行する
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3または請求項4に記載の電子機器において、
    前記表示手段は指針を備え、
    前記表示制御部は、
    前記第1操作を検出すると、設定されているタイムゾーンデータを前記指針に指示させ、
    前記指針がタイムゾーンデータを指示している場合に、前記第2操作を検出すると、測位モードを前記指針に指示させ、前記第3操作を検出すると、測時モードを前記指針に指示させる
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記表示制御部は、前記表示手段にタイムゾーンデータが表示されている場合に、受信結果の表示を指示する前記操作手段の第4操作を検出すると、受信結果を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記操作手段の操作に応じて、タイムゾーン確認モードおよびタイムゾーン設定モードのいずれか一方を選択して設定するモード設定部を備え、
    前記操作手段の前記第1操作であるタイムゾーン確認操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン確認モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、
    前記操作手段のタイムゾーン設定操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン設定モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、かつ、前記タイムゾーン設定部は、前記操作手段のタイムゾーン変更操作に応じてタイムゾーンデータを設定し、
    前記測位部は、前記タイムゾーン確認モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行し、前記タイムゾーン設定モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行しない
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記操作手段の操作に応じて、タイムゾーン確認モードおよびタイムゾーン設定モードのいずれか一方を選択して設定するモード設定部を備え、
    前記操作手段の前記第1操作であるタイムゾーン確認操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン確認モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、
    前記操作手段のタイムゾーン設定操作が行われて前記モード設定部でタイムゾーン設定モードが設定されると、前記表示制御部は、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、かつ、前記タイムゾーン設定部は、前記操作手段のタイムゾーン変更操作に応じてタイムゾーンデータを設定し、
    前記測位部は、前記タイムゾーン確認モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行し、前記タイムゾーン設定モードが設定された場合、前記第2操作を検出すると受信処理を実行する
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7または請求項8に記載の電子機器において、
    前記操作手段はリューズとボタンを備え、
    前記モード設定部は、前記リューズが0段位置の状態で前記ボタンが押された場合、前記タイムゾーン確認操作を検出する
    ことを特徴とする電子機器。
  10. 請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記モード設定部は、前記タイムゾーン確認モードの終了を指示する前記操作手段のタイムゾーン確認終了操作を検出すると、前記タイムゾーン確認モードを終了させる
    ことを特徴とする電子機器。
  11. 請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記モード設定部は、前記タイムゾーン確認モードを設定した後、前記操作手段の操作がない状態で予め設定されたモード継続時間が経過すると、前記タイムゾーン確認モードを終了させる
    ことを特徴とする電子機器。
  12. 衛星信号を受信する受信手段と、表示手段と、操作手段と、を備える電子機器の制御方法であって、
    タイムゾーンデータの表示を指示する前記操作手段の第1操作を検出すると、設定されているタイムゾーンデータを前記表示手段に表示させ、
    前記表示手段にタイムゾーンデータを表示させている場合に、測位モードの受信開始を指示する前記操作手段の第2操作を検出すると、前記受信手段を作動して測位モードの受信処理を実行し、位置情報を取得し、
    取得した位置情報に基づいてタイムゾーンデータを設定する
    ことを特徴とする電子機器の制御方法。
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