JP2016030927A - 除塵設備および除塵設備の運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターバル運転時に洗浄ポンプにかかる負荷を軽減し、除塵設備全体の消費電力の削減を図ることのできる運転方法を提供する。
【解決手段】海水が流入する水路の幅方向に対向配置された一対の無端チェーンにかけ渡されたスクリーンを備える除塵装置と、前記除塵装置の稼働に伴い駆動されて前記スクリーンの洗浄を成す洗浄水を供給する洗浄ポンプを有する除塵設備の運転方法であって、前記スクリーンを引き上げると共に、前記洗浄ポンプを駆動させて前記スクリーンを洗浄する運転を、前記水路に流入する海水の潮位が、当日の平均潮位よりも高い時に行うことを特徴とする。また、このような運転方法を実施する際には、前記潮位が満潮に達した時点を運転開始時期として行うようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、海水または河川水から塵芥を除去する除塵設備に係り、特に、海水が流入する水路に配置されている除塵設備、およびこの除塵設備の運転方法に関する。
一般に使用される除塵装置としては、工業用水の用水路または発電所などの冷却水を取水するための水路に広く使用され、最も良く知られているものとしては、特許文献1に開示されているように、水路の両側にリンクチェーンを設け、このリンクチェーンの各リンク毎にバースクリーンあるいは金網よりなるスクリーンを流れ方向に対し垂直または略垂直に立設し、これを回動することによってスクリーンに引っ掛かった塵芥を水路外に除去する構造のものがある。
これらの除塵装置では、除塵装置の上流側でスクリーンに引っ掛かった塵芥を持ち上げる。持ち上げられた塵芥は、自由落下の他、洗浄水をスクリーンに当てる水圧により、スクリーンから剥離除去される。塵芥を除去されたスクリーンは再度流れの上流側に回動されることで、塵芥の除去に寄与することとなる。除塵装置では、このような動作を連続して行うことで、水路に流入した塵芥を回収除去している。
スクリーンの洗浄水は、外部の工業用水や除塵装置の下流側に配置された洗浄ポンプにより汲み上げられた水が使用される。ここで、洗浄ポンプは、一般的に、除塵装置の運転に協働して自動運転されるように制御されている。そして、除塵装置は、スクリーンへの塵芥の付着量が増え除塵装置前後の水位差が予め決めた値を超えた場合に自動運転されるように制御されている。
また、除塵装置は、水位差に基づく自動運転の他に、その機能を維持する目的で、定期的な自動運転が成される。除塵装置の機能を維持する目的での自動運転は、予め決め定めた時刻、及び予め定められた稼働時間に基づいて成される。このような除塵装置の運転は、機器の腐食防止や、作動機能の維持といった目的でなされるものであり、インターバル運転と呼ばれている。
特開2008−63890号公報
インターバル運転時もスクリーンには塵芥が付着し、これを持ち上げることとなる。このため、除塵装置運転時は、塵芥量、除塵負荷に関係なく洗浄ポンプを駆動する必要がある。ここで、洗浄ポンプを駆動させる際の負荷は、揚程に比例する。例えば、干潮時の揚程を5m、干潮時と満潮時の揚程差を2mとした場合、満潮時は、干潮時に対して約40%の負荷低減を図ることができる。
このため、インターバル運転を行う際には、負荷の軽い満潮時が望ましいが、運転のタイミングを干潮時とせざるを得ない場合もあり、この場合には、負荷が大きく、除塵設備全体の消費電力も高くなってしまうという問題がある。
そこで本発明では、洗浄ユニット運転時に洗浄ポンプにかかる負荷を軽減し、除塵設備全体の消費電力の削減を図ることのできる除塵設備、および除塵設備の運転方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る除塵設備は、海水が流入する水路の幅方向に対向配置された一対の無端チェーンにかけ渡されたスクリーンを備える除塵装置を有する除塵設備であって、前記スクリーンを洗浄する洗浄水を噴出させるスプレイ管と、前記水路から取水した前記洗浄水を前記スプレイ管に直接供給する直接供給系統と、前記直接供給系統の稼働に伴って前記水路から取水した前記洗浄水の一部を前記水路の潮位よりも高い位置に貯留し、前記直接供給系統が非稼働の時に前記スプレイ管に対して貯留した前記洗浄水を供給する間接供給系統と、前記スクリーンを洗浄する際に、前記間接供給系統を優先して使用する駆動信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とする除塵設備。
また、上記のような特徴を有する除塵設備では、前記直接供給系統は、前記スプレイ管に接続される第1供給管と、余剰となった洗浄水を分岐させる余剰管とを有する分岐管、および前記分岐管に洗浄水を供給する第1洗浄ポンプとを有し、前記間接供給系統は、前記水路の潮位よりも高い位置に設置され、前記余剰管に流入した洗浄水を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留と前記スプレイ管を接続する第2供給管と、前記第2供給管に配置され、前記洗浄水を圧送する第2洗浄ポンプとを有するものとすることができる。
このような特徴を有することによれば、第2洗浄ポンプを稼働させる際には、水路の潮位が如何なる状態であっても、第1洗浄ポンプを稼働させる場合よりも負荷が小さくなる。このため、除塵装置全体の消費電力を削減することができる。
また、上記のような特徴を有する除塵設備では、前記制御手段は、前記水路に流入する海水の潮位が、当日の平均潮位よりも高い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記第1洗浄ポンプを優先して稼働させ、前記潮位が当日の平均潮位よりも低い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記第2洗浄ポンプを優先して稼働させるようにすると良い。
このような特徴を有することによれば、第1洗浄ポンプを稼働させる時は、比較的負荷が小さくなる時間帯になり、第1洗浄ポンプを稼働させる際の負荷が大きくなる時間帯には、第2洗浄ポンプを稼働させることとなり、総合的に洗浄ポンプの負荷を小さく抑えることができる。このため、除塵設備全体の消費電力を削減することができる。
さらに、上記のような特徴を有する除塵設備では、前記貯留タンクは、前記除塵装置と海岸との間に配置することが望ましい。
このような特徴を有することにより、津波発生時などに、貯留タンクが防波堤としての役割を担うこととなり、除塵設備の機器損傷を抑制することができる。
また、上記目的を達成するための除塵設備の運転方法は、海水が流入する水路の幅方向に対向配置された一対の無端チェーンにかけ渡されたスクリーンを備える除塵装置を有する除塵設備の運転方法であって、前記スクリーンを洗浄する洗浄水を噴出させるスプレイ管に洗浄水を供給する洗浄水供給系統として、前記水路から取水した前記洗浄水を前記スプレイ管に直接供給する直接供給系統と、前記直接供給系統の稼働に伴って前記水路から取水した前記洗浄水の一部を前記水路の潮位よりも高い位置に貯留し、前記直接供給系統が非稼働の時に前記スプレイ管に対して貯留した前記洗浄水を供給する間接供給系統と、を備え、前記間接供給系統に前記洗浄水が貯留されている場合に、前記間接供給系統からの供給を優先させることを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する除塵設備の運転方法では、前記水路に流入する海水の潮位が、当日の平均潮位よりも高い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記直接供給系統からの前記洗浄水の供給を優先して行い、前記潮位が当日の平均潮位よりも低い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記間接供給系統からの前記洗浄水の供給を優先して行うようにすると良い。
このような特徴を有することによれば、間接供給系統からの洗浄水の供給を行う場合には、水路の潮位が如何なる状態であっても、直接供給経路からの洗浄水の供給を行う場合よりも、洗浄ポンプの負荷が小さくなる。このため、除塵装置全体の消費電力を削減することができる。
このような特徴を有する除塵設備、およびその運転方法によれば、洗浄ユニット運転時に洗浄ポンプにかかる負荷を軽減し、除塵設備全体の消費電力の削減を図ることができる。
本発明に係る除塵設備の一例を示す図である。 実施形態に係る洗浄ユニットの回路構成を示す図である。 満潮時における除塵設備の運転を実施するための制御フローの一例である。 干潮時における除塵設備の運転を実施するための制御フローの一例である。
以下、本発明の除塵設備および除塵設備の運転方法に係る実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1、図2を参照して、本発明に係る除塵設備の概要構成について説明する。なお、図1には、実施形態に係る除塵設備の全体構成を示し、図2には、洗浄ユニットの構成を回路図として示すこととする。
[除塵設備概要]
図1に示す除塵設備10は、除塵装置12と、水位検出ユニット22、洗浄ユニット24、及び制御手段46を基本として構成されている。
[除塵装置]
除塵装置12は、一般的な構成のもので良く、例えばリンクチェーン14とスプロケット(駆動スプロケット16、従動スプロケット18)、及びスクリーン(不図示)を基本として構成されるものであれば良い。リンクチェーン14は、複数のリンクを無端状に連結されたチェーンである。このような構成のリンクチェーン14は、取水用の水路の幅方向に一対、駆動スプロケット16と、少なくとも1つの従動スプロケット18に掛け回されるようにして配置されている。なお、実施形態に係る除塵装置12は、海水を取水する水路に配置され、水路を流通する水位は、潮の満ち引きの影響を受けて変化することを前提とする。
実施形態に係る除塵装置12では、リンクチェーン14を介して回動可能とされる複数のスクリーン(不図示)のうちの一部が、水上に引き上げられ、塵芥を取り除かれた後、再び水中に引き込まれるように構成されている。このため、駆動スプロケット16と従動スプロケット18に関しては、例えば、駆動スプロケット16が水路の上部(水上)に配置され、従動スプロケット18が水路の下部(水中)に配置されている。なお、スクリーンとしては、網型のものや、バケット型、および回転レーキ型等、その用途や目的に応じて様々な形態のものが採用され、それぞれリンクチェーン14を構成するリンク単位に備えられる。
また、駆動スプロケット16には、これを回転させるためのモータ等のアクチュエータを備えた駆動ユニット20が接続されている。
[水位検出ユニット]
水位検出ユニット22は、水路を通過する水(海水)の水位を検出するための手段である。一般的な除塵設備10では、水位検出ユニット22は、除塵装置12の上流側と下流側に、それぞれ配置されている。水位検出ユニット22の具体例としては、超音波式や電波式などの測距手段であれば良い。水路底面から水位検出ユニット22の設置高さまでの距離Hは既知であるため、水位検出ユニット22により検出された距離hを距離Hから減算することで、水位Dを求めることができる。
[洗浄ユニット]
洗浄ユニット24は、水上へ引き上げられたスクリーンに対して所定の水圧の洗浄水を吹き付け、スクリーンに付着した塵芥を剥離除去する手段である。本実施形態に係る洗浄ユニット24は、少なくとも、第1洗浄ポンプ26と、第2洗浄ポンプ28、スプレイ管30、貯留タンク32、およびトラフ34が備えられている。
第1洗浄ポンプ26と第2洗浄ポンプ28は、互いに洗浄水をスプレイ管30に供給するための洗浄水供給手段であるが、第1洗浄ポンプ26は水路から吸い上げた洗浄水をスプレイ管30に供給する直接供給経路を構成し、第2洗浄ポンプ28は、詳細を後述する貯留タンク32に一時貯留された洗浄水をスプレイ管30に供給する間接供給経路を構成する。ここで、スプレイ管30は、複数の噴射ノズルを有する管であり、第1洗浄ポンプ26又は第2洗浄ポンプを介して圧送された洗浄水を、噴射ノズルから噴出させる。
第1洗浄ポンプ26とスプレイ管30の間には分岐管36が設けられている。分岐管36は、第1洗浄ポンプ26に接続された吐出管36aと、吐出管36aから分岐された第1供給管36bと余剰管36cにより構成されている。第1供給管36bは、スプレイ管30に接続されており、スプレイ管30から吐出させる洗浄水に所望される噴出圧力、噴出量を賄う洗浄水が流入するように構成されている。一方、余剰管36cは、第1洗浄ポンプ26の容量と、スプレイ管30から吐出させる洗浄水の噴出圧力及び噴出量との関係で、余剰となる洗浄水を流入させるための経路である。余剰管36cには、貯留タンク32が接続されており、余剰管36cに流入した洗浄水は、貯留タンク32に貯留されることとなる。
分岐管36を構成する第1供給管36bと余剰管36cには、それぞれ第1電磁弁38と、リリーフバルブ40が設けられている。第1電磁弁38は、その制御により、第1供給管36bに対する洗浄水の流通の可、不可を選択することができる。また、リリーフバルブ40は、通過圧力を定めることで、吐出させる洗浄水の吐出圧力、吐出量に応じた余剰洗浄水を余剰管36cに流通させることができる。
貯留タンク32は、水路を流れる海水の潮位よりも高い位置、図1に示す例では、地上位置に設けられ、貯留タンク32とスプレイ管30との間には、第2供給管42が配置されている。
第2洗浄ポンプ28は、第2供給管42に配置されることで、貯留タンク32に貯留された洗浄水をスプレイ管30に供給することが可能となる。また、第2供給管42には、第2電磁弁44が配置され、その制御により、第2供給管42に対する洗浄水の流通の可、不可を選択可能な構成とされている。
このような構成とすることにより、第1洗浄ポンプ26が稼働している時には、第2電磁弁44を閉塞しておくことで、スプレイ管30に供給された洗浄水が第2供給管42から流れ出てしまうことを防ぐことができる。一方で、第2洗浄ポンプ28を稼働させる際には、第1電磁弁38を閉塞させておくことで、第2供給管42から供給した洗浄水が第1供給管36bから流れ出てしまうことを防ぐことができる。
トラフ34は、スプレイ管30による洗浄位置よりも下側に配置され、スプレイ管30からの洗浄水により剥離除去された塵芥を回収する。なお、回収された塵芥は、除塵設備10の外部へと搬送された後に処理される。
[制御手段]
制御手段46は、各種情報や指令信号に基づき駆動ユニット20や洗浄ユニット24に対して駆動信号を出力する役割を担う。制御手段46は、除塵のための運転を行う場合、一般的には、除塵装置12の上流側と下流側に配置された水位検出ユニット22それぞれから、水位情報を取得し、上流側と下流側の水位差を算出する。算出された水位差が所定の値を超えた場合、水中に配置されたスクリーンの通水率が低下、すなわち目詰まり状態にあると判断し、駆動ユニット20に対して駆動信号を出力する。また、機能維持のためのインターバル運転の場合、予め定められた時間間隔(または設定時刻)で、一定時間リンクチェーン14を駆動させるための信号を、駆動ユニット20に出力する。
これに対し、洗浄ユニット24への駆動信号は、駆動ユニット24に対する駆動信号と共に出力される。すなわち、除塵装置12が駆動された事に伴い、洗浄ユニット24も駆動されることとなる。
このような基本構成を有する除塵装置12、および洗浄ユニット24が配置されている水路では、潮の満ち引きに応じて、水路を流れる海水の水位が変化する。本発明では、機能維持のための運転を行う際の潮位に応じて、制御手段46から洗浄ユニット24に出力される駆動信号を異ならせるようにしている。具体的には、除塵装置12を運転する際における水路の潮位が高い場合、制御手段46からは、第2電磁弁44を閉塞する信号と第1電磁弁38を開放する信号、および第1洗浄ポンプ26を稼働させる信号が出力される。一方、除塵装置12を運転する際における水路の潮位が低い場合には、制御手段46からは、第1電磁弁38を閉塞する信号と第2電磁弁44を開放する信号、および第2洗浄ポンプ28を稼働させる信号が出力される。
このような運転制御を行うようにすることで、第1洗浄ポンプ26における取水時にかかる負荷を軽減することができる。このため、取水に必要とされる第1洗浄ポンプ26の所要動力が小さくなり、必要とされる電力も小さくすることができる。また、第1洗浄ポンプ26により取水をする際に大きな所要電力が必要となる低い潮位の時には、第2洗浄ポンプ28を稼働させて貯留タンク32に貯留された洗浄水を使用することで、非常に小さな所要電力で洗浄水を供給することが可能となる。なお、貯留タンク32内の洗浄水が枯渇した場合には、第1洗浄ポンプ26を稼働させて洗浄を行うこととなるが、第1洗浄ポンプ26の稼働時間が短くなる分、消費電力が低下することに変わりはない。ここで、潮位の高、低に関しては、除塵設備10が設置されている場所における当日の平均潮位を基準として定めるようにすれば良く、第1洗浄ポンプ26を稼働させるのに最も好適な条件は、満潮時である。
また、大型の貯留タンク32を設置する場合、貯留タンク32は、海岸と除塵装置12との間に設置することが望ましい。大型建造物を海岸と除塵装置12との間に配置することで、防波堤としての役割を成すことができる。このため、津波発生時に、津波の影響による設備の破損を抑制することが可能となる。
本実施形態に係る除塵装置12では、水位検出ユニット22からの情報に基づいて、満潮時や干潮時を判定して運転を行うことができる。具体的には、水位検出ユニット22から供給される水位データが、上昇から下降に切り替わった時点を満潮と判定し、下降から上昇に切り替わった時点を干潮と判定し、駆動ユニット20や洗浄ユニット24に対して駆動信号を出力し、運転を行うというものである。駆動信号の出力は、除塵装置12の下流側または、上流側と下流側の平均水位データに基づいて成されるようにしても良いが、上流側の水位データに基づいて成されるようにすることが望ましい。除塵装置12の下流側の水位、および上流側と下流側の平均水位は、通水率の悪化に伴い下降する。このため、水位の変化が、潮の満ち引きによるものであるか、通水率の変化によるものであるかの判定が困難となる場合がある。よって、上流側水位の変化に基づいて潮の満ち引きを判定することで、通水率の変化の影響を受けずに判定を行うことが可能となる。
このため、本実施形態に係る除塵装置の制御手段には、供給された水位データ、および各種算出結果等を記録するための記憶手段(不図示)と、各種情報に基づく演算を行う演算手段(不図示)を備える構成としている。以下、本実施形態に係る除塵設備の運転方法について、図3と、図4を参照して説明する。
まず、満潮時にインターバル運転を行う場合には、図3に示すように、ある時間帯での潮位(潮位(1))を算出し、算出された値を算出時間と共に記憶手段に記録する(ステップ10A)。次に、潮位(1)を算出してから所定時間経過したか否かを判定する。所定時間が経過していない場合には、所定時間が経過するまで待機する。一方、潮位(1)を算出してから所定時間が経過したと判定された場合には、所定時間経過後における潮位(潮位(2))の算出を行い、算出時間と共に記憶手段に記録する(ステップ20A,30A)。
潮位(1)と潮位(2)の算出を行った後、演算手段にて、潮位(1)と潮位(2)の比較を行い、結果を記録する。比較の結果、潮位(1)よりも潮位(2)の方が大きい(高い)場合には、潮位が上昇している最中(満潮に至っていない)であるため、ステップ10Aへ戻り、再び潮位(1)の算出を行う。
一方、潮位(1)よりも潮位(2)の方が小さい(低い)あるいは、潮位(1)と潮位(2)が等しい場合には、前回の算出値比較において、潮位(1)よりも潮位(2)の方が大きかったか否かを判定する。ここで、前回の算出値比較において潮位(1)<潮位(2)では無かったと判定された場合には、潮位が下降している最中(満潮を過ぎて干潮へと向かっている)であるため、ステップ10Aへ戻り、再び潮位(1)の算出を行う(ステップ40A,50A)。
ステップ50Aにおいて、前回の算出値比較において潮位(1)<潮位(2)であったと判定された場合、満潮に至った、あるいは満潮から潮が引き始めるに至った直後であると認められるため、インターバル運転を開始し、駆動ユニット20および洗浄ユニット24に対して駆動信号の出力を行う。洗浄ユニット24では、駆動信号の入力に伴い、第2電磁弁44を閉塞し、第1電磁弁38を開放した上で、第1洗浄ポンプ26を稼働させる制御を行う。このような制御を行った場合、第1洗浄ポンプ26の稼働によって水路から取水された洗浄水は、スプレイ管30へ供給され、余剰分は、リリーフバルブ40を介して貯留タンク32へと流入する。(ステップ60A,90A)。
駆動信号の出力により、除塵装置12、および洗浄ユニット24が駆動された後、予め設定された時間が経過したか否かの判定を行う(ステップ70A)。予め設定された駆動時間が経過していない場合には、ステップ60Aに戻り、駆動信号を出力し続ける処理が成される。一方、予め設定された駆動時間が経過した場合には、駆動信号の出力を停止し、インターバル運転を終了し、洗浄ユニット24の運転も終了する(ステップ80A,100A)。
このような運転方法とした場合、満潮時を基点として運転が成される。よって、洗浄ユニット24における第1洗浄ポンプ26がスプレイ管30へ洗浄水を供給するのに必要とされる所要動力が小さくなる。このため、除塵設備10を稼働させるための電力を抑制することができる。
次に、干潮時にインターバル運転を行う場合には、図4に示すように、まず、ある時間帯での潮位(潮位(1))を算出し、算出された値を算出時間と共に記憶手段に記録する(ステップ10B)。次に、潮位(1)を算出してから所定時間経過したか否かを判定する。所定時間が経過していない場合には、所定時間が経過するまで待機する。一方、潮位(1)を算出してから所定時間が経過したと判定された場合には、所定時間経過後における潮位(潮位(2))の算出を行い、算出時間と共に記憶手段に記録する(ステップ20B,30B)。
潮位(1)と潮位(2)の算出を行った後、演算手段にて、潮位(1)と潮位(2)の比較を行い、結果を記録する。比較の結果、潮位(2)よりも潮位(1)の方が大きい(高い)場合には、潮位が下降している最中(干潮に至っていない)であるため、ステップ10Bへ戻り、再び潮位(1)の算出を行う。
一方、潮位(2)よりも潮位(1)の方が小さい(低い)あるいは、潮位(2)と潮位(1)が等しい場合には、前回の算出値比較において、潮位(2)よりも潮位(1)の方が大きかったか否かを判定する。ここで、前回の算出値比較において潮位(2)<潮位(1)では無かったと判定された場合には、潮位が上昇している最中(干潮を過ぎて満潮へと向かっている)であるため、ステップ10Bへ戻り、再び潮位(1)の算出を行う(ステップ40B,50B)。
ステップ50Bにおいて、前回の算出値比較において潮位(2)<潮位(1)であったと判定された場合、干潮に至った、あるいは干潮から潮が満ち始めるに至った直後であると認められるため、インターバル運転を開始し、駆動ユニット20および洗浄ユニット24に対して駆動信号の出力を行う。洗浄ユニット24では、駆動信号の入力に伴い、第1電磁弁38を閉塞し、第2電磁弁44を開放した上で、第2洗浄ポンプ28を稼働させる制御を行う。このような制御を行った場合、第2洗浄ポンプ28の稼働によって貯留タンク32の洗浄水が、スプレイ管30へ供給される。(ステップ60B,90B)。
駆動信号の出力により、除塵装置12、および洗浄ユニット24が駆動された後、予め設定された時間が経過したか否かの判定を行う(ステップ70B)。予め設定された駆動時間が経過していない場合には、ステップ60Bに戻り、駆動信号を出力し続ける処理が成される。一方、予め設定された駆動時間が経過した場合には、駆動信号の出力を停止し、インターバル運転を終了し、洗浄ユニット24の運転も終了する(ステップ80B,100B)。
このような運転方法とした場合、干潮時を基点として運転が成される。よって、洗浄ユニット24における第2洗浄ポンプ28が貯留タンク32に貯留されている洗浄水を吐出させることとなるため、スプレイ管30へ洗浄水を供給するのに必要とされる所要動力が極めて小さくなる。このため、除塵設備10を稼働させるための電力を抑制することができる。また、インターバル運転の最中に貯留タンク32に貯留された洗浄水が枯渇した場合には、第2電磁弁44を閉塞し、第1電磁弁38を開放した後に、第1洗浄ポンプ26を稼働させて、水路からの取水を行うようにすると良い。このような場合であっても、第1洗浄ポンプ26を稼働させる時間が短くなるため、使用電力の総和を低く抑えることができる。
また、機能維持のための運転としては、制御手段46に、除塵装置12を設置した場所(地域)の潮位データを記録する記憶手段(不図示)と、各種情報に基づく演算を行う演算手段(不図示)を備える構成とすることで、水位検出ユニット22からの情報によらずに運転を行うようにしてもよい。
ここで、潮位データは、気象庁や海上保安庁などから、全国各地の予測値が発表されている。また、日時情報は、制御手段46の内部時計や、送信局からの情報、およびGPS衛星からの情報等に基づいて得ることができる。このため、当該予測値や日時情報から、当地における当日の満潮時、あるいは干潮時の日時情報を予測、計算することが可能となる。
また、上記実施形態では、いずれも、機能維持のためのインターバル運転として、満潮時、あるいは干潮時を基点として除塵装置12を運転し、これに付随させて洗浄ユニット24の運転を行う旨記載した。そして、満潮時を基点として洗浄ユニット24を運転する際には、第1洗浄ポンプ26を優先して稼働させ、干潮時を基点として洗浄ユニット24を運転する際には、第2洗浄ポンプ28を優先して稼働させる旨記載した。しかしながら、洗浄ユニット24を運転するタイミングに関わらず、貯留タンク32に洗浄水が貯留されている場合には、第2洗浄ポンプを優先して稼働させることにより、所要動力を抑制することが可能となり、使用電力の削減を図ることができる。
また、上記実施形態では、いずれも機能維持のためのインターバル運転を行う場合を例に挙げて説明している。しかしながら、通常の除塵機能を発揮するための運転を行う場合であっても、洗浄ユニット24の運転制御を適切に行うことにより、使用電力の削減を図ることができる。すなわち、除塵運転時における水路の潮位が、当日の平均潮位よりも高い場合には、第1洗浄ポンプ26を優先して稼働させてスクリーンの洗浄を行うと共に貯留タンク32に洗浄水を貯留する。一方で、潮位が平均潮位よりも低い場合には、第2洗浄ポンプを優先して稼働させてスクリーンの洗浄を行うようにする。このような運転方法を採ることにより、上記実施形態と同様に、除塵設備10としての使用電力の削減を図ることが可能となる。
10………除塵設備、12………除塵装置、14………リンクチェーン、16………駆動スプロケット、18………従動スプロケット、20………駆動ユニット、22………水位検出ユニット、24………洗浄ユニット、26………第1洗浄ポンプ、28………第2洗浄ポンプ、30………スプレイ管、32………貯留タンク、34………トラフ、36………分岐管、36a………吐出管、36b………第1供給管、36c………余剰管、38………第1電磁弁、40………リリーフバルブ、42………第2供給管、44………第2電磁弁、46………制御手段。

Claims (6)

  1. 海水が流入する水路の幅方向に対向配置された一対の無端チェーンにかけ渡されたスクリーンを備える除塵装置を有する除塵設備であって、
    前記スクリーンを洗浄する洗浄水を噴出させるスプレイ管と、
    前記水路から取水した前記洗浄水を前記スプレイ管に直接供給する直接供給系統と、
    前記直接供給系統の稼働に伴って前記水路から取水した前記洗浄水の一部を前記水路の潮位よりも高い位置に貯留し、前記直接供給系統が非稼働の時に前記スプレイ管に対して貯留した前記洗浄水を供給する間接供給系統と、
    前記スクリーンを洗浄する際に、前記間接供給系統を優先して使用する駆動信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とする除塵設備。
  2. 前記直接供給系統は、前記スプレイ管に接続される第1供給管と、余剰となった洗浄水を分岐させる余剰管とを有する分岐管、および前記分岐管に洗浄水を供給する第1洗浄ポンプとを有し、
    前記間接供給系統は、前記水路の潮位よりも高い位置に設置され、前記余剰管に流入した洗浄水を貯留する貯留タンクと、前記貯留タンクに貯留と前記スプレイ管を接続する第2供給管と、前記第2供給管に配置され、前記洗浄水を圧送する第2洗浄ポンプとを有することを特徴とする請求項1に記載の除塵設備。
  3. 前記制御手段は、前記水路に流入する海水の潮位が、当日の平均潮位よりも高い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記第1洗浄ポンプを優先して稼働させ、前記潮位が当日の平均潮位よりも低い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記第2洗浄ポンプを優先して稼働させることを特徴とする請求項2に記載の除塵設備。
  4. 前記貯留タンクは、前記除塵装置と海岸との間に配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の除塵設備。
  5. 海水が流入する水路の幅方向に対向配置された一対の無端チェーンにかけ渡されたスクリーンを備える除塵装置を有する除塵設備の運転方法であって、
    前記スクリーンを洗浄する洗浄水を噴出させるスプレイ管に洗浄水を供給する洗浄水供給系統として、
    前記水路から取水した前記洗浄水を前記スプレイ管に直接供給する直接供給系統と、
    前記直接供給系統の稼働に伴って前記水路から取水した前記洗浄水の一部を前記水路の潮位よりも高い位置に貯留し、前記直接供給系統が非稼働の時に前記スプレイ管に対して貯留した前記洗浄水を供給する間接供給系統と、を備え、
    前記間接供給系統に前記洗浄水が貯留されている場合に、前記間接供給系統からの供給を優先させることを特徴とする除塵設備の運転方法。
  6. 前記水路に流入する海水の潮位が、当日の平均潮位よりも高い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記直接供給系統からの前記洗浄水の供給を優先して行い、
    前記潮位が当日の平均潮位よりも低い時に前記スクリーンの洗浄を行う場合には、前記間接供給系統からの前記洗浄水の供給を優先して行うことを特徴とする請求項5に記載の除塵設備の運転方法。
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