JP2016028528A - 制御装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

制御装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機能の設定情報と、過去の設定情報の履歴とを1つの操作画面上で確認可能な制御装置、画像形成装置およびプログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置100が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示部と、第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、機能の設定情報として設定する設定部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
近年、画像形成装置の多機能化に伴い、画像形成装置が備える機能の実行時に、操作画面上でユーザから受け付ける設定情報の数が増加している。
特許文献1は、ユーザ毎に操作履歴を記憶する記憶手段と、ユーザが行った画像形成装置に対する操作を検知するための検知手段と、検知された操作を含む操作履歴を記憶された操作履歴の中から抽出する抽出手段と、抽出された操作履歴を表示する表示手段と、表示された操作履歴の中から任意の操作履歴を選択する選択手段と、選択された操作履歴の設定情報を画像形成装置に設定する設定手段とを備える画像形成装置を開示する。
特許文献2は、過去に設定された複数の画像形成の条件を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶された複数の画像形成の条件を同時に表示する表示手段とを備える画像形成装置を開示する。
特開2006−220940号公報 特開2010−109865号公報
本発明は、機能の設定情報と、過去の設定情報の履歴とを1つの操作画面上で確認可能な制御装置、画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の制御装置は、画像形成装置が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示部と、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、前記機能の設定情報として設定する設定部と、を備える。
請求項2に記載の制御装置は、請求項1に記載の制御装置において、前記表示部は、前記画面上で、前記機能とは別の機能が選択された場合、前記別の機能に対し設定された設定情報の履歴を前記第2の表示領域に表示し、前記設定部は、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴が選択された場合に、当該設定情報を、前記別の機能の設定情報として設定することを特徴とする。
請求項3に記載の制御装置は、請求項1又は2に記載の制御装置において、前記表示部は、前記第1の表示領域に、前記画像形成装置が備える機能ごとの初期設定情報を表示することを特徴とする。
請求項4に記載の制御装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置において、前記設定情報の履歴を格納する履歴格納部を備え、前記表示部は、前記履歴格納部に格納された日時、及び同一の設定情報が設定された回数、の少なくともいずれかに基づいて前記設定情報の履歴の表示順序を決定することを特徴とする。
請求項5に記載の制御装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置において、前記機能がコピー機能の場合、前記表示部は、コピー機能を用いて実行した処理で用いられた設定情報の履歴を表示することを特徴とする。
請求項6に記載の制御装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置において、前記機能がファクス機能の場合、前記表示部は、過去にファクスを送信した宛先、及び、過去に受信したファクスの送信元の少なくともいずれかを表示することを特徴とする。
請求項7に記載の制御装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置において、前記機能がスキャン機能の場合、前記表示部は、読み取った原稿を保存した保存先又は送信した宛先を表示することを特徴とする。
請求項8に記載の制御装置は、請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置において、前記表示部は、前記第1の表示領域に表示される設定情報を図柄により表示することを特徴とする。
請求項9に記載の制御装置は、請求項1から8のいずれか1項に記載の制御装置において、前記表示部は、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、前記第1の表示領域に表示される設定情報を、選択された設定情報に変更して図柄により表示することを特徴とする。
請求項10に記載の画像形成装置は、自機が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示装置と、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、前記機能の設定情報として設定する設定部を有する制御装置と、を備える。
請求項11に記載のプログラムは、コンピュータに、画像形成装置が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示ステップと、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、前記機能の設定情報として設定する設定ステップと、を実行させる。
請求項1に記載の制御装置によれば、機能の設定情報と、過去の設定情報の履歴とを1つの操作画面上で確認することができる。
請求項2に記載の制御装置によれば、複数の機能を連続して実行する場合にも、1つの操作画面上で、機能の設定情報と、過去の設定情報の履歴とを確認することができる。
請求項3に記載の制御装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、表示された履歴からの設定情報の選択が容易になる。
請求項4に記載の制御装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、表示された履歴からの設定情報の選択が容易になる。
請求項5に記載の制御装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、過去の処理の再実行が容易になる。
請求項6に記載の制御装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、誤った宛先へファクスを送信する可能性が抑制される。
請求項7に記載の制御装置によれば、本構成を有しない場合と比較して、読み取った原稿の再保存、及び再送信が容易になる。
請求項8に記載の制御装置によれば、ユーザは各機能に対して設定されている設定情報を図柄にて把握することができる。
請求項9に記載の制御装置によれば、設定情報の履歴がユーザにより選択された場合であっても、ユーザは変更後の設定情報を図柄により把握することができる。
請求項10に記載の画像形成装置によれば、機能の設定情報と、過去の設定情報の履歴とを1つの操作画面上で確認することができる。
請求項11に記載のプログラムによれば、機能の設定情報と、過去の設定情報の履歴とを1つの操作画面上で確認することができる。
実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す図である。 操作・表示部の構成の一例を示す図である。 制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 制御装置が備える機能の一例を示す機能ブロック図である。 履歴格納部が格納する履歴情報の一例を示す図である。 制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図9(A)は、表示装置に表示されるメニュー画面の一例を示す図であり、図9(B)は、各機能のボタン上に配置されるアイコンの例を示す図である。 表示装置に表示される操作画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置100の構成の一例を示す図である。画像形成装置100は、操作・表示部10、制御装置20、画像読取装置30、画像出力装置40、及び通信装置50を備える。
操作・表示部10は、画像形成装置100に対する指示をユーザから受け付ける。図2に、操作・表示部10の構成の一例を示す。操作・表示部10は、表示装置101、テンキー102、及びスタートボタン103を備える。表示装置101には、画像形成装置100に対する操作をユーザから受け付けるための操作画面(メニュー画面等)が表示される。テンキー102は、ユーザがコピーを実行する場合にコピー部数を入力したり、FAXを送信する場合に送信先の電話番号を入力するために使用される。スタートボタン103は、ユーザが表示装置101に表示されたメニュー画面上で選択した機能の実行を開始するためのボタンである。
操作・表示部10は、制御装置20の制御に基づいて、画像形成装置100に対する操作入力をユーザ(利用者)から受け付けるための操作画面を表示装置101に表示する。操作・表示部10は、操作画面を介して、画像形成装置100に対する指示をユーザから受け付ける。操作・表示部10は、表示装置101に表示された操作画面、テンキー102、及びスタートボタン103を介してユーザから受け付けた画像形成装置100に対する指示を、制御装置20に出力する。
制御装置20は、画像形成装置100の動作全体を制御する。具体的には、制御装置20は、操作・表示部10を制御して、表示装置101に操作画面を表示させる。また、制御装置20は、操作・表示部10から画像形成装置100に対する指示を受け付ける。
また、制御装置20は、受け付けた指示に基づいて、画像形成装置100が備える画像読取装置30、画像出力装置40、及び通信装置50を制御する。例えば、操作・表示部10から画像の読取(スキャン)指示を受け付けた場合、制御装置20は、画像読取装置30を制御して、原稿台に置かれた原稿を読み取り、原稿画像を取得する。また、操作・表示部10からコピーの指示を受け付けた場合、制御装置20は、画像読取装置30を制御して、原稿台に置かれた原稿を読み取り、原稿画像を取得する。そして、制御装置20は、画像出力装置40を制御して、取得した原稿画像を紙等の記録媒体に形成し出力する。
また、操作・表示部10からスキャン(PC保存)の指示を受け付けた場合、制御装置20は、画像読取装置30を制御して、原稿台に置かれた原稿を読み取り、原稿画像を取得する。そして、制御装置20は、通信装置50を制御して、取得した原稿画像を不図示の情報処理装置へと保存する。また、操作・表示部10からFAX送信の指示を受け付けた場合、制御装置20は、まず、画像読取装置30を制御して、原稿台に置かれた送信対象の文書を読み取り、文書画像を取得する。そして、制御装置20は、通信装置50を制御して、操作・表示部10で指定された宛先に取得した文書画像を送信する。
画像読取装置30は、例えば、スキャナであり、制御装置20の制御に基づいて、原稿台に置かれた原稿を読み取り、読み取った原稿画像を制御装置20に出力する。
画像出力装置40は、制御装置20の制御に基づいて、紙等の記録媒体上に画像を形成し、出力する。
通信装置50は、制御装置20の制御に基づいて、送信対象の文書画像等を、操作・表示部10でユーザにより指定された宛先に送信する。
次に、制御装置20のハードウェア構成について説明する。図3は、制御装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
制御装置20は、入出力部201、ROM(Read Only Memory)202、CPU203、RAM(Random Access Memory)204、及びHDD(Hard Disk Drive)205を備える。
入出力部201は、操作・表示部10、画像読取装置30、画像出力装置40、及び通信装置50とデータの送受信を行う。ROM202は、実行対象の機能に関連する設定情報の履歴をメニュー画面上に一覧表示するプログラム(詳細については後述する)等を格納する。CPU203は、ROM202に格納されたプログラムを読み込んで実行する。RAM204は、プログラムを実行する際に使用される一時的なデータを保存する。HDD205は、例えば、画像形成装置100が備える各機能が実行されたときの設定情報の履歴を格納する。
次に、制御装置20が備える機能の一例について説明する。図4は、制御装置20が備える機能の一例を示す機能ブロック図である。制御装置20は、履歴格納部211、取得部212、表示制御部213、保持部214及び実行部215を備える。履歴格納部211は、例えば、HDD205である。保持部214は、例えば、RAM204、又はHDD205である。また、取得部212、表示制御部213、及び実行部215は、ROM202に格納されたプログラムのCPU203による演算によって実現される。
履歴格納部211は、画像形成装置100が備える機能を実行したときに、当該機能の設定項目に関して設定された設定情報を、該機能と関連付けて付けて記録する。すなわち、履歴格納部211は、機能実行時の設定情報の履歴(履歴情報)を格納する。ここで、履歴格納部211が格納する履歴情報の一例について、図5を参照して説明する。
図5は、履歴格納部211が格納する履歴情報の一例を示す図である。本実施形態では、履歴情報は、項目として、「No.」、「機能」、「ユーザID」、「設定情報」、及び「設定名」を有する。
「No.」の項目には、画像形成装置100において実行された処理に対して自動的に採番される番号が格納される。「機能」の項目には、「No.」で識別される処理において実行された機能が格納される。「ユーザID」は、「No.」で識別される処理を実行したユーザを一意に識別するためのID情報を格納する。
「設定情報」は、「機能」が実行されたときに、画像形成装置100に対して設定されていた印刷条件や動作条件等の設定情報を格納する。なお、「設定情報」に格納される情報は、「機能」に依存する。例えば、「機能」が“コピー”の場合、「設定情報」には、コピー実行時の設定情報が格納される。具体的には、「カラーモード」設定、「原稿」設定、及び「Nup」設定等の設定情報が格納される。「カラーモード」設定は、カラーコピー/白黒コピーを選択するための設定である。「原稿」設定は、用紙の表面のみに印刷する片面印刷と、用紙の表面と裏面とに印刷する両面印刷とを選択するための設定である。「Nup」設定は、1枚の用紙上に複数ページ(Nページ)を並べて印刷するための設定である。
また、例えば、「機能」が“スキャン(PC保存)”の場合、「設定情報」には、スキャン実行時、及びスキャンした画像をPCに保存したときの設定情報が格納される。具体的には、原稿画像読取時に原稿をカラーで読み取るか、白黒で読み取るかを設定する「カラーモード」設定、原稿読取時の解像度を設定する「解像度」設定等の設定情報が格納される。また、読み取った原稿画像を情報処理装置に転送する際の「転送方法」、及び、保存先の情報処理装置を識別するための「保存先」等も設定情報として格納される。また、「機能」が“スキャン(メール送信)”の場合、原稿画像読取時に原稿をカラーで読み取るか、白黒で読み取るかを設定する「カラーモード」設定、原稿読取時の解像度を設定する「解像度」設定等の設定情報が格納される。さらに、読み取った原稿画像を送信する「宛先」が、設定情報として格納される。
また、例えば、「機能」が“FAX送信”の場合、「設定情報」には、FAX送信時の設定情報が格納される。具体的には、FAXをカラーで送信するか、白黒で送信するかを設定する「カラーモード」設定、及びFAXの送信先を表す「送信先」が設定情報として格納される。また、さらに、「機能」が“FAX受信”の場合、「設定情報」には、FAX受信時の設定情報が格納される。具体的には、FAXをカラーで受信するか、白黒で受信するかを設定する「カラーモード」設定、及び受信したFAXの送信元を表す「送信元」が設定情報として格納される。
「設定名」には、「設定情報」に格納された設定を一意に識別するためにユーザが付した名称が格納される。「設定名」には、例えば、設定情報を容易に推測可能な名称が設定される。例えば、No.4の処理において、コピー機能実行時に設定された設定情報に対しては、「IDカードコピー」という設定名が付されている。ユーザは、例えば、IDカードをコピーする際に使用する設定に対し、「IDカードコピー」という設定名を付す。また、No.8の処理において、コピー機能実行時に設定された設定情報に対しては、「A3→A4」という設定名が付されている。ユーザは、例えば、A3の原稿を、A4の用紙にコピーするための設定に対し、設定名「A3→A4」を付す。なお、「設定名」には、データが入力されていなくてもよい。図5中、「−」は、「設定名」が入力されていないことを表す。
図5において、例えば、No.1の処理では、コピー機能が、ユーザID「A001」のユーザによって実行されている。そして、No.1の処理で実行されたコピーは、白黒の両面コピーであり、1枚の用紙上に2ページを印刷している。
また、例えば、No.2の処理では、スキャン(PC保存)機能が、ユーザID「C001」のユーザによって実行さている。そして、No.2の処理では、解像度600[dpi]、白黒で読み取った原稿画像を、SMB(Server Message Block)転送プロトコルを用いて、IPアドレス“XXX.YY.X.X.X”で表される情報処理装置に保存している。
また、例えば、No.4の処理では、FAX送信機能が、ユーザID「A001」のユーザによって実行されている。そして、白黒の画像を、電話番号“XX−XXXX−XXXX”で表される送信先に送信している。
上述のように、履歴格納部211は、画像形成装置100において実行された機能と、該機能が実行されたときの設定情報とを関連付けて履歴情報として格納する。
図4に戻り説明を続ける。取得部212は、操作・表示部10に表示されたメニュー画面上でユーザが選択した機能を取得する。なお、メニュー画面とは、画像形成装置100が備える複数の機能を表示し、実行対象となる機能の選択をユーザから受け付けるための画面である。
取得部212は、ユーザが選択した機能を過去に実行したときの設定情報の履歴を履歴格納部211から取得する。例えば、ユーザID「A001」のユーザがメニュー画面上で、「コピー機能」を選択したとする。この場合、取得部212は、図5で示した履歴情報において、「ユーザID」に“A001”、「機能」に“コピー”が格納されている、No.1、No.3、及びNo.8の履歴情報を履歴格納部211から取得する。取得部212は、取得した履歴情報を表示制御部213に出力する。
表示制御部213は、取得部212から履歴情報を受け付ける。表示制御部213は、履歴情報に含まれる設定情報の一部、又は全部を表示装置101に表示されているメニュー画面上に一覧表示させる。ユーザは、メニュー画面に表示された設定情報の中から、いずれの設定情報を使用するかを選択する。
保持部214は、メニュー画面上において複数の機能が選択された場合、ユーザにより選択された機能、及び、該機能の設定情報を実行部215から受け付け、一時的に保持する。
実行部215は、メニュー画面上においてユーザにより選択された機能、及び、該機能の設定情報を、操作・表示部10から受け付ける。実行部215は、メニュー画面上において1つの機能のみが選択され、操作・表示部10においてスタートボタン103が押された場合、画像読取装置30、画像出力装置40及び通信装置50を制御し、選択された機能を、選択された設定情報を用いて実行する。実行部215は、メニュー画面上において複数の機能が選択された場合、ユーザにより選択された機能、及び、設定情報を保持部214に一時的に格納する。そして、操作・表示部10においてスタートボタン103が押された場合、ユーザにより選択された機能及び設定情報を保持部214から取得する。そして、実行部215は、画像読取装置30、画像出力装置40及び通信装置50を制御して、保持部214から取得した機能を、取得した設定情報に基づいて実行する。
次に、制御装置20が実行する処理の一例について、メニュー画面例を交えながら説明する。図6〜図8は、制御装置20が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、表示制御部213は、図9(A)に示すメニュー画面を表示装置101に表示させる。図9(A)は、表示装置101に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。図9(A)に示すメニュー画面は、2つの表示領域を有している。図9(A)において、表示領域Aには、画像形成装置100が備える機能の選択を受付けるボタンが機能毎に配置され、表示領域Bには、画像形成装置100の設定に関するボタン(ユーティリティボタン)が配置されている。
表示領域Aでは、各機能の選択を受け付けるボタン上に、各機能の設定情報がアイコン(図9(A)中、ICONと表示)を用いて表示されている。ユーザの操作を受け付けていない状態では、各機能の初期設定情報がアイコンを用いて表示される。ユーザが初期設定のままで各機能を実行したい場合には、実行したい機能を選択しスタートボタン103を押すことで、初期設定を用いて各機能が実行される。次に、ボタン上に配置されるアイコンの例を図9(B)に示す。
図9(A)中の“ICON”には、例えば、図9(B)に示すアイコンが配置される。例えば、図9(B−1)は、原稿の縮小・拡大に関する設定を表すアイコンであり、縮小・拡大倍率が100%(等倍)であることを表している。図9(B−2)は、コピー時に用紙が給紙されるトレイを表すアイコンであり、トレイ1から用紙が給紙されることを表している。図9(B−3)は、コピー時の印刷濃度、スキャン時の読み取り濃度を表すアイコンであり、濃度に「普通」が設定されていることを表している。図9(B−4)は、「カラーモード」設定を表すアイコンであり、「カラーモード」としてフルカラーが選択されていることを表している。図9(B−5)は、「原稿」設定を表すアイコンであり、コピー時に用紙の両面にコピーをする「両面コピー」が設定されていることを表している。図9(B−6)は、「Nup」設定を表すアイコンであり、1枚の用紙上に2ページを並べて印刷する「2アップ」が選択されていることを表している。図9(B−7)は、コピーや印刷が終了した後の「後処理」に関する設定を表すアイコンであり、コピー後の用紙の左上をホチキスで留める設定を表している。図9(B−8)は、コピー部数や印刷部数を表すアイコンであり、コピー部数として1部が設定されていることを表している。なお、コピー部数は、テンキー102で変更可能である。
上述のようなアイコンを、各機能のボタン上に表示することにより、各機能の設定情報がユーザにより確認される。
図6に戻り説明を続ける。次に、表示制御部213は、ユーザによりコピー機能が選択されたか否かを判定する(ステップS13)。コピー機能が選択された場合(ステップS13/YES)、表示制御部213は、メニュー画面上のコピーボタンをONする(ステップS15)。具体的には、メニュー画面上において、図10(A)に示すように、コピーが選択されたことをユーザが識別できるよう、コピーボタンの表示形式を変更する。図10(A)の例では、表示制御部213は、コピー機能のチェックボックスにチェックマークを表示するとともに、コピー機能ボタンを他のボタンと異なる表示形式で表示する(例えば、明るく表示する、濃く表示する)。
次に、実行部215は、コピー機能が選択される前に、他の機能(例えば、スキャン機能やファクス機能)が選択されているか否かを判定する(ステップS17)。他の機能が選択されているか否かは、例えば、他の機能のチェックボックスがチェックされているか否かによって判定してもよい。図10(A)の例では、コピー機能ボタン以外のボタンのチェックボックスがチェックされていないため、コピー機能が選択される前に、他の機能は選択されていないと判定される。
コピー機能が選択される前に、他の機能が選択されている場合(ステップS17/YES)、実行部215は、選択されている他の機能と、他の機能に対して設定された設定情報とを保持部214に退避する(ステップS19)。
コピー機能が選択される前に、他の機能が選択されていない場合(ステップS17/NO)、又は、ステップS19の後、実行部215は、コピー機能の初期設定情報を取得する(ステップS21)。
次に、取得部212が、コピー機能の履歴情報を履歴格納部211から取得し、表示制御部213が、履歴情報に含まれる設定情報をメニュー画面上に一覧表示する(ステップS23)。具体的には、図10(A)に示すように、表示制御部213は、コピー実行時に設定された設定情報の履歴を、表示領域Bに一覧表示する。このとき、表示制御部213は、履歴に含まれる全ての設定情報を表示してもよいし、設定情報の一部を表示してもよい。設定情報のいずれを表示するかは、ユーザ毎に予め決定しておいてもよいし、あるいは、画像形成装置100の管理者が初期設定として設定しておいてもよい。また、設定情報に対して「設定名」が付されている場合には、表示制御部213は、設定名を表示してもよい。図10(A)の例では、設定情報の代わりに、「A3→A4」及び「IDカードコピー」の設定名が表示されている。
次に、実行部215は、スタートボタン103が押されたか否か判定する(ステップS25)。スタートボタン103が押された場合(ステップS25/YES)、実行部215は、保持部214にデータが存在するか否か判定する(ステップS27)。保持部214にデータが存在するとは、コピー機能が選択される前に、他の機能が選択されていたことを意味する。したがって、保持部214にデータが存在する場合(ステップS27/YES)、実行部215は、保持部214からデータを取得する(ステップS29)。そして、実行部215は、保持部214に保持されていた機能を、保持されていた設定情報を用いて実行する(ステップS31)。次に、実行部215は、コピーを初期設定にて実行し(ステップS33)、本処理を終了する。
保持部214にデータが存在しない場合(ステップS27/NO)、実行部215は、初期設定にてコピーを実行し(ステップS35)、本処理を終了する。
スタートボタン103が押されていない場合(ステップS25/NO)、実行部215は、履歴のいずれかがユーザによって選択されたか否か判定する(ステップS37)。履歴のいずれかがユーザによって選択された場合(ステップS37/YES)、実行部215は、選択された履歴に含まれる設定情報をコピー機能の実行時の設定情報として設定する(ステップS39)。このとき、表示制御部213は、メニュー画面上のコピー機能ボタン内に配置されるアイコンを設定情報にあわせて変更してもよい。
次に、実行部215は、スタートボタン103が押されたか否か判定する(ステップS41)。スタートボタン103が押された場合(ステップS41/YES)、実行部215は、保持部214にデータが存在するか否か判定する(ステップS43)。保持部214にデータが存在する場合(ステップS43/YES)、実行部215は、保持部214からデータを取得する(ステップS45)。そして、実行部215は、保持部214に保持されていた機能を、保持されていた設定情報を用いて実行する(ステップS47)。次に、実行部215は、ステップS39で設定した、履歴に基づく設定情報を用いて、コピーを実行し(ステップS49)、本処理を終了する。
保持部214にデータが存在しない場合(ステップS43/NO)実行部215は、ステップS39で設定した、履歴に基づく設定情報を用いて、コピーを実行し(ステップS51)、本処理を終了する。
ステップS37において履歴のいずれかがユーザによって選択されていない場合(ステップS37/NO)、又は、ステップS41においてスタートボタン103が押されていない場合(ステップS41/NO)、表示制御部213は、コピー機能が再度選択されたか否か判定する(ステップS53)。
コピー機能が再度選択されていない場合(ステップS53/NO)、ステップS13からの処理が実行される。コピー機能が再度選択された場合(ステップS53/YES)、表示制御部213は、コピー条件の設定画面を表示装置101に表示する(ステップS55)。その後は、コピー条件の設定をユーザから受付け、スタートボタン103が押されればコピー機能を実行するという通常通りの処理が画像形成装置100において実行され(ステップS57)、本処理は終了する。
コピー機能が選択されなかった場合(ステップS13/NO)、表示制御部213は、ファクス機能が選択されたか否か判定する(図7:ステップS61)。ファクス機能が選択された場合(ステップS61/YES)、表示制御部213は、ファクスボタンをONにする(ステップS63)。具体的には、メニュー画面上において、図10(B)に示すように、ファクス機能が選択されたことをユーザが識別できるよう、ファクスボタンの表示形式を変更する。
次に、実行部215は、ファクス機能が選択される前に、他の機能(例えば、コピー機能やスキャン機能)が選択されているか否かを判定する(ステップS65)。ファクス機能が選択される前に、他の機能が選択されている場合(ステップS65/YES)、実行部215は、選択されている他の機能と、他の機能に対して設定された設定情報とを、保持部214に退避させる(ステップS67)。図10(B)の例では、ファクス機能が選択される前に、既にコピー機能が選択されている。したがって、実行部215は、コピー機能の設定情報を、保持部214に退避する。
ファクス機能が選択される前に、他の機能が選択されていない場合(ステップS65/NO)、又は、ステップS67の後、実行部215は、ファクス機能の初期設定情報を取得する(ステップS69)。ファクス機能の初期設定情報には、例えば、カラーモード、濃度、送信画質、及び原稿の画質等が含まれる。
次に、取得部212が、ファクス機能を実行したときの設定情報の履歴を履歴格納部211から取得し、表示制御部213が、履歴に含まれる送信先及び送信元情報をメニュー画面上に一覧表示する(ステップS71)。具体的には、図10(B)に示すように、表示制御部213は、ファクスの送信時に設定された送信先及び受信したファクスの送信元の履歴を、表示領域Bに表示する。図10(B)では、「送信」のタブが選択されると、ファクス送信時の送信先の履歴が表示され、「受信」のタブが選択されると、受信したファクスの送信元の履歴が表示される。
次に、実行部215は、ファクス番号がテンキー102を用いて入力され、スタートボタン103が押されたか否か判定する(ステップS73)。ファクス番号が入力され、スタートボタン103が押された場合(ステップS73/YES)、実行部215は、保持部214にデータが存在するか否か判定する(ステップS75)。保持部214にデータが存在するとは、ファクス機能が選択される前に、他の機能が選択されていたことを意味する。したがって、保持部214にデータが存在する場合(ステップS75/YES)、実行部215は、保持部214からデータを取得する(ステップS77)。そして、実行部215は、保持部214に保持されていた機能を、保持されていた設定情報を用いて実行する(ステップS79)。次に、実行部215は、初期設定情報を用いて、ステップS73で入力されたファクス番号にファクスを送信し(ステップS81)、本処理を終了する。
保持部214にデータが存在しない場合(ステップS75/NO)、実行部215は、初期設定情報を用いて、ステップS73で入力されたファクス番号にファクスを送信し(ステップS83)、本処理を終了する。
ファクス番号がテンキー102を用いて入力されておらず、また、スタートボタン103が押されていない場合(ステップS73/NO)、実行部215は、ステップS71において履歴として表示した送信先及び送信元のいずれかがユーザによって選択されたか否か判定する(ステップS85)。送信先又は送信元のいずれかがユーザによって選択された場合(ステップS85/YES)、実行部215は、選択されたファクス番号をファクス送信時の送信先として設定する(ステップS87)。このとき、表示制御部213は、メニュー画面上の上部105に、宛先名及びファクス番号を表示してもよい。
次に、実行部215は、スタートボタン103が押されたか否か判定する(ステップS89)。スタートボタン103が押された場合(ステップS89/YES)、実行部215は、保持部214にデータが存在するか否か判定する(ステップS91)。保持部214にデータが存在する場合(ステップS91/YES)、実行部215は、保持部214からデータを取得する(ステップS93)。そして、実行部215は、保持部214に保持されていた機能を、保持されていた設定情報を用いて実行する(ステップS95)。次に、実行部215は、ステップS87で選択されたファクス番号に、ファクスを送信し(ステップS97)、本処理を終了する。
保持部214にデータが存在しない場合(ステップS91/NO)、実行部215は、ステップS87で選択されたファクス番号にファクスを送信し(ステップS99)、本処理を終了する。
ステップS85において送信先又は送信元のいずれもユーザによって選択されていない場合(ステップS85/NO)、又は、ステップS89においてスタートボタン103が押されていない場合(ステップS89/NO)、表示制御部213は、ファクス機能が再度選択されたか否か判定する(ステップS101)。
ファクス機能が再度選択されていない場合(ステップS101/NO)、図6のステップS13からの処理が実行される。ファクス機能が再度選択された場合(ステップS101/YES)、表示制御部213は、ファクス条件の設定画面を表示装置101に表示する(ステップS103)。その後は、ファクス条件の設定をユーザから受付け、スタートボタン103が押されればファクス送信を開始するという通常通りの処理が画像形成装置100において実行され(ステップS105)、本処理は終了する。
ファクス機能が選択されなかった場合(ステップS61/NO)、表示制御部213は、スキャン(メール送信)機能が選択されたか否か判定する(図8:ステップS111)。なお、スキャン(メール送信)機能とは、原稿台に置かれた原稿を読み取り(スキャンし)、読み取った原稿画像を指定された宛先にメール送信する機能をいう。
スキャン(メール送信)機能が選択された場合(ステップS111/YES)、表示制御部213は、スキャン(メール送信)ボタンをONにする(ステップS113)。具体的には、メニュー画面上において、図10(C)に示すように、スキャン(メール送信)が選択されたことをユーザが識別できるよう、スキャン(メール送信)ボタンの表示形式を変更する。
次に、実行部215は、スキャン(メール送信)機能が選択される前に、他の機能(例えば、コピー機能やファクス機能)が選択されているか否かを判定する(ステップS115)。スキャン(メール送信)機能が選択される前に、他の機能が選択されている場合(ステップS115/YES)、実行部215は、選択されている他の機能と、他の機能に対して設定された設定情報とを保持部214に退避させる(ステップS117)。図10(C)の例では、スキャン(メール送信)機能が選択される前に、既にコピー機能と、ファクス機能とがこの順に選択されている。ここで、コピー機能の設定情報については、ファクス機能に対する設定が行われた際に、既に保持部214へと退避されている。したがって、この場合、実行部215は、ファクス機能の設定情報を保持部214に退避する。
スキャン(メール送信)機能が選択される前に、他の機能が選択されていない場合(ステップS115/NO)、実行部215は、スキャン(メール送信)機能の初期設定情報を取得する(ステップS119)。スキャン(メール送信)機能の初期設定情報には、例えば、カラーモード、原稿の画質、及び出力ファイルの形式等が含まれる。
次に、取得部212が、スキャン(メール送信)機能を実行したときの設定情報の履歴を履歴格納部211から取得し、表示制御部213が、履歴に含まれる宛先(メールアドレス)をメニュー画面上に一覧表示する(ステップS121)。具体的には、図10(C)に示すように、表示制御部213は、スキャンした原稿のメール送信時に設定されたメールアドレスの履歴を、表示領域Bに表示する。なお、図10(C)において「キーボード」のボタンが選択された場合には、表示制御部213は、ユーザからメールアドレスのマニュアル入力を受け付ける。
次に、実行部215は、メールアドレスがユーザによりマニュアル入力され、スタートボタン103が押されたか否か判定する(ステップS123)。メールアドレスがユーザによりマニュアル入力され、スタートボタン103が押された場合(ステップS123/YES)、実行部215は、保持部214にデータが存在するか否か判定する(ステップS125)。保持部214にデータが存在するとは、スキャン(メール送信)機能が選択される前に、他の機能が選択されていたことを意味する。したがって、保持部214にデータが存在する場合(ステップS125/YES)、実行部215は、保持部214からデータを取得する(ステップS127)。そして、実行部215は、保持部214に保持されている設定情報を用いて、各機能を実行する(ステップS129)。例えば、保持部214にコピー機能とファクス機能に対する設定情報が保持されていた場合、実行部215は、保持部214に保持されている設定情報を用いて、コピー及びファクスを順に実行する。
次に、実行部215は、初期設定情報を用いて、ステップS123で入力されたメールアドレスにスキャンした原稿を送信し(ステップS131)、本処理を終了する。
保持部214にデータが存在しない場合(ステップS125/NO)、実行部215は、初期設定情報を用いて、ステップS123で入力されたメールアドレスにスキャンした原稿を送信し(ステップS133)、本処理を終了する。
メールアドレスがユーザによりマニュアル入力されず、また、スタートボタン103も押されていない場合(ステップS123/NO)、実行部215は、ステップS121において履歴として表示したメールアドレスいずれかがユーザによって選択されたか否か判定する(ステップS135)。メールアドレスのいずれかがユーザによって選択された場合(ステップS135/YES)、実行部215は、選択されたメールアドレスを、メール送信時の宛先として設定する(ステップS137)。このとき、表示制御部213は、メニュー画面上の上部105に、宛先名及びメールアドレスを表示してもよい。
次に、実行部215は、スタートボタン103が押されたか否か判定する(ステップS139)。スタートボタン103が押された場合(ステップS139/YES)、実行部215は、保持部214にデータが存在するか否か判定する(ステップS141)。保持部214にデータが存在する場合(ステップS141/YES)、実行部215は、保持部214からデータを取得する(ステップS143)。そして、ステップS129の処理と同様に、実行部215は、保持部214に保持されていた設定情報を用いて、各機能を実行する(ステップS145)。次に、実行部215は、ステップS137で選択されたメールアドレスに、スキャンした原稿を送信し(ステップS147)、本処理を終了する。
保持部214にデータが存在しない場合(ステップS141/NO)、実行部215は、ステップS137で設定したメールアドレスにスキャンした原稿を送信し(ステップS149)、本処理を終了する。
ステップS135において表示領域Bに表示されたメールアドレスのいずれもユーザによって選択されていない場合(ステップS135/NO)、又は、ステップS139においてスタートボタン103が押されていない場合(ステップS139/NO)、表示制御部213は、スキャン(メール送信)機能が再度選択されたか否か判定する(ステップS151)。
スキャン(メール送信)機能が再度選択されなかった場合(ステップS151/NO)、図6のステップS13からの処理が実行される。スキャン(メール送信)機能が再度選択された場合(ステップS151/YES)、表示制御部213は、スキャン(メール送信)条件の設定画面を表示装置101に表示する(ステップS153)。その後は、スキャン(メール送信)条件の設定をユーザから受付け、スタートボタン103が押されればスキャン及びメールの送信を開始するという通常通りの処理が画像形成装置100において実行され(ステップS155)、本処理は終了する。
以上の説明からも明らかなように、上記の実施形態によれば、履歴格納部211は、画像形成装置100が備える機能を実行したときの設定情報の履歴を格納し、取得部212は、メニュー画面においてユーザにより選択された機能を実行したときの設定情報の履歴を履歴格納部211から取得する。そして、表示制御部213は、メニュー画面上において、履歴格納部211から取得した設定情報の履歴を、各機能の選択を受け付けるボタンが配置される表示領域Aとは別の表示領域Bに一覧表示させる。実行部215は、メニュー画面上に表示された設定情報の履歴の中からユーザにより選択された履歴の設定情報を用いて、選択された機能を実行する。本構成によれば、機能の選択と選択した機能に対する設定情報の設定とが、同一のメニュー画面上において、ユーザにより行われる。また、設定情報の履歴は、各機能の選択を受け付けるボタンが配置される表示領域Aとは別の表示領域である表示領域Bに一覧表示される。したがって、上述の実施形態では、例えば、特許文献1及び2のように、機能の選択画面と設定画面(操作履歴の選択画面)とを行き来して、設定情報を入力する必要がない。つまり、機能の選択から設定情報の入力まで、機能の実行に係る一連の操作が同一のメニュー画面においてユーザから受け付けられる。
また、表示領域Aにおいて、複数の機能が選択された場合には、保持部214が各機能と、各機能に対し設定された設定情報を保持する。そして、取得部212は、メニュー画面上で、他の機能が選択された場合、該機能を実行したときの設定情報を履歴格納部211から取得し、表示制御部213は、取得した他の機能を実行したときの設定情報の履歴をメニュー画面上に一覧表示する。実行部215は、保持部214に保持された機能を、保持された設定情報を用いて実行した後、メニュー画面上で選択された設定情報を用いて他の機能を実行する。これにより、複数の機能を連続して実行する場合にも、機能の選択から設定情報の入力まで、機能の実行に係る一連の操作が同一のメニュー画面においてユーザから受け付けられる。また、表示領域Aにおいて、各機能が選択され、表示領域Bに選択された各機能に対する設定情報の履歴が表示されるため、複数の機能に対する設定を連続して行う場合でも、機能の選択画面と設定画面とを行き来する必要が無い。
また、上述の実施形態では、機能ごとの初期設定情報がアイコンを用いて表示されていた。ここで、表示制御部213は、設定情報の履歴を一覧表示する場合に、初期設定情報とは異なる設定情報を有する履歴のみをメニュー画面上に一覧表示してもよい。これにより、初期設定情報がユーザによって容易に確認されるとともに、初期設定情報と同じ履歴は一覧表示されないため、一覧表示される履歴の数が減少し、一覧表示された履歴からの設定情報の選択が容易になる。
また、上記実施形態において、履歴格納部211は、設定情報を一意に識別するための設定名を格納し、表示制御部213は、履歴を一覧表示する場合に、メニュー画面上に設定名を表示していた。「設定名」によって、設定情報の内容が推測されるため、一覧表示された履歴からの設定情報の選択が容易になる。
また、上述の実施形態において、メニュー画面において、コピー機能が選択された場合、表示制御部213は、コピー機能を用いて実行した処理で用いられた設定情報の履歴を表示していた。これにより、ユーザは、過去に実行した処理を再実行したい場合には、該当する履歴を選択すればよいため、過去の処理の再実行が容易になる。
また、メニュー画面において、ファクス機能が選択された場合、表示制御部213は、過去にファクスを送信した宛先、及び、過去に受信したファクスの送信元の少なくともいずれかを表示していた。過去にファクスを送信した宛先から送信先を選択することで、一度ファクスを送信したことがある宛先に対して、ファクスが送信される。また、過去に受信したファクスの送信元の中から送信先を選択することで、ファクスの送信元への返信が容易になる。さらに、送信又は受信に成功した送信先/送信元のみを表示することで、誤った宛先へファクスを送信する可能性が抑制される。
また、メニュー画面において、スキャン機能が選択された場合、表示制御部213は、読み取った原稿を保存した保存先又は送信した宛先を表示する。したがって、読み取った原稿の再保存、及び再送信が容易になる。
上述した実施の形態は、本発明の実施形態の一部である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、上述の実施形態において、表示領域Bに表示される履歴の表示順序は特に限定されていないが、表示制御部213は、履歴情報が履歴格納部211に格納された日時、及び同一の設定情報が設定された回数、の少なくとも1つに基づいて設定情報の履歴の表示順序を決定してもよい。この場合、履歴格納部211は、各機能が実行された日時の情報を格納する。これにより、例えば、最近実行した処理で用いた設定情報や、使用回数が多い設定情報が上から順に表示されるため、設定情報の選択が容易になる。なお、表示順序の決定方法は、上記方法に限定されるわけではない。
また、上述の実施形態の画像形成装置100は、ユーザIDによる管理を行っていたが、本発明を、ユーザIDによる管理を行っていない画像形成装置100に適用してもよい。この場合、履歴格納部211は、ユーザIDの情報を格納せず、メニュー画面上において選択された機能が「機能」の項目に格納されている履歴情報を表示制御部213に出力する。
また、上述の実施形態において、表示領域Aと表示領域Bとは、メニュー画面を垂直方向に分割するように配置されていたが、表示領域A及びBは、水平方向にメニュー画面を分割するよう配置されていてもよい。メニュー画面上における表示領域A及び表示領域Bの配置は、上記の実施形態に限定されるものではない。
なお、上記の制御装置20が有する機能は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータによって実現することができる。その場合、制御装置20が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
10…操作・表示部
20…制御装置
100…画像形成装置
211…履歴格納部
212…取得部
213…表示制御部
214…保持部
215…実行部

Claims (11)

  1. 画像形成装置が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示部と、
    前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、前記機能の設定情報として設定する設定部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記表示部は、前記画面上で、前記機能とは別の機能が選択された場合、前記別の機能に対し設定された設定情報の履歴を前記第2の表示領域に表示し、
    前記設定部は、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴が選択された場合に、当該設定情報を、前記別の機能の設定情報として設定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記表示部は、前記第1の表示領域に、前記画像形成装置が備える機能ごとの初期設定情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記設定情報の履歴を格納する履歴格納部を備え、
    前記表示部は、前記履歴格納部に格納された日時、及び同一の設定情報が設定された回数、の少なくともいずれかに基づいて前記設定情報の履歴の表示順序を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記機能がコピー機能の場合、前記表示部は、コピー機能を用いて実行した処理で用いられた設定情報の履歴を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記機能がファクス機能の場合、前記表示部は、過去にファクスを送信した宛先、及び、過去に受信したファクスの送信元の少なくともいずれかを表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記機能がスキャン機能の場合、前記表示部は、読み取った原稿を保存した保存先又は送信した宛先を表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記表示部は、前記第1の表示領域に表示される設定情報を図柄により表示することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記表示部は、前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、前記第1の表示領域に表示される設定情報を、選択された設定情報に変更して図柄により表示することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 自機が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示装置と、
    前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、前記機能の設定情報として設定する設定部を有する制御装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. コンピュータに、
    画像形成装置が備える機能の設定情報を表示する第1の表示領域と過去の設定情報の履歴を、設定情報を一意に識別するための設定名を用いて表示する第2の表示領域とを同一の画面内に表示する表示ステップと、
    前記第2の表示領域に表示された設定情報の履歴がユーザにより選択された場合に、当該設定情報を、前記機能の設定情報として設定する設定ステップと、
    を実行させるプログラム。
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