JP2016016777A - 操舵装置 - Google Patents
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Abstract
Description
急減速する能力に欠ける、
減速時からプロペラ逆転に至るまでのプロペラ遊転を止めるに時間を要する、
という難点があった。
[請求項1記載の発明]
舵軸を回転させる駆動機構を有する操舵装置であって、該舵軸は、スクリュー軸両脇の上方でプロペラよりも船首寄り前方に回転自在に2軸配置され、各々の舵軸に舵板が上部で連結され、
巡航直進の保針操船の場合には、両舵板は、プロペラ両脇側方に保持され、
針路を変える変針操船の場合には、少なくとも一方の舵板は、舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ後流側に旋回可能であり、選択的にもう一方の舵板は、舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側に旋回可能であることを特徴とする操舵装置。
請求項1記載の発明は、舵軸がスクリュー軸上方両脇にプロペラよりも船首寄り前方に回転自在に2軸配置され、舵軸は、舵板を上部で連結し、巡航直進時に舵板をプロペラ側方に保持することを特徴とする。
舵軸の位置を、スクリュー軸上方の両脇にプロペラよりも船首寄り前方に配置し、
1)巡航直進時には、舵板をプロペラ両脇側方に各1枚保持し、
・高アスペクト比の翼により、推進抵抗を低減し推進効率を向上させ、
・スケグと同等の作用により、保針性能を向上させる。
−舵板は、プロペラ側方に船軸中心に線対称に離隔して配置され、
−相互にスタビライザーとして機能し、高い保針性能を提供する。
2)変針時には、
(a)一方の舵板を、舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラよりも上流に旋回し、
舵板の旋回半径を確保し、十分に船体及びプロペラと離隔した位置に舵板は配置され、前方への舵板旋回時にも、
−船体と舵板との間の流れとの直接の相互干渉、
−プロペラ入口流との相互干渉及び、
−船尾近傍の複雑な流れ場並びに船舷近傍に生ずる伴流による影響、
を排し、船速で走行する舵板へ緩流速である水から受ける反力を舵力とし、船軸から離隔したモーメント作用も合わせて高い旋回性能を提供する。
(b)もう一方の舵板は、舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ後流側に旋回し、大きな舵角によりプロペラ後流を大きな舵角沿いに偏向させ、反力による舵力で高い旋回性能を提供する(プロペラ作用と一体となった運動量理論による力学的解釈)。
前記2枚の舵板は直進時にはプロペラの両脇に配置され、2枚の舵板によりプロペラを挟むように構成する空間の船の進行方向前端面がプロペラの軸方向前端面で構成される水流入面よりも船首方向に突出させた位置となる長さに2枚の舵板は構成され、プロペラ水流の整流作用を呈することを特徴とする請求項1に記載の操舵装置。
本請求項に記載する本発明に係る2枚の舵は、その相互作用によりプロペラに流入する水の流れを整流してプロペラの推進効率を高める機能を提供する。単にプロペラ水流から発生する舵部抵抗力を排除するために舵をプロペラから離れた前方に位置させる方式では、このような整流作用は得られない。本発明に係る舵が与える効果は、プロペラ後流配置の舵による整流生成機能ともその原理・効果を異にするものである。請求項3に係る操舵装置によれば、2枚の舵板は、直進時にはプロペラの両脇に配置され、これらがプロペラを挟むように構成する空間の船の進行方向前端面がプロペラの軸方向前端面で構成される水流入面よりも、船首方向に突出させた位置となる長さに舵板は構成される。このような構成では、船首方向に突出させた2枚の舵板に挟み込まれる領域により、プロペラへの水流入口の乱れを抑え、入口部での整流効果を与え、プロペラ回転面で2枚の舵に挟み込まれる領域では、水の流れが拘束され、プロペラ後流を整流化し後流の流速を速め、旋回性能を上げるという効果がある。積荷スペースを増加させる都合上、肥大船だと船尾形状を肥大させ、プロペラ上流からの水の流れを船尾船体の流線形状で形成させることができないため、本発明に係る2枚の舵の整流作用の効果が大きくなる。
前記2枚の舵板は、直進時にはプロペラの両脇に配置され、2枚の舵板によりプロペラを挟むように構成する空間の船尾方向後端面がプロペラの軸方向後端面で構成される水流出面よりも、船尾方向に突出させた位置となる長さに2枚の舵板は構成され、プロペラ水流の整流作用を呈することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の操舵装置。
本請求項に係る操舵装置によれば、2枚の舵板は、直進時にプロペラの両脇に配置されたとき、これらがプロペラを挟むように構成する空間の船の進行方向後端面がプロペラの軸方向の回転後端面で構成される水流出面よりも、船尾方向に突出させた位置となるよう舵板長さは構成され、プロペラ排出側の水の流れを整流し、推進効率を高めるという効果を発揮するとともに後流の流速を速め、旋回性能を上げるという効果がある。
前記2枚の舵板は、双方が同時にプロペラを挟んで対向しながら同じ回転方向に旋回し、同時に互いに反対向きに旋回可能である請求項1〜3記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
本請求項に係る操舵装置によれば、舵軸は、スクリュー軸両脇の上方でプロペラよりも船首寄り前方に回転自在に2軸配置され、自在に運動できるが、巡航直進時又は変針時に2枚の舵板は、双方が同時にプロペラを挟んで対向しながら同じ回転方向に旋回すれば、操船が簡易になりわかりやすい。従来の操舵装置でも機械的に運動を拘束し、二つの舵が同じ操舵角で操舵されるように構成もされているのが通常であったが、本発明に係る操舵装置では、制動時にも舵を制動に効かせるところにも特徴があり、この場合には、同時に互いに反対向きに前方へ旋回させ、ゲートを開門するように動作させ、舵板を船舷に突出させれば左右への船首の振れを発生させることを避けつつ、急制動をかけることができ、その後互いに反対向きに後方へ同時に旋回させ、ゲートを閉じるようにプロペラ後流を閉塞させれば、プロペラの遊転を減速させることができ、この場合もこのような対称的な舵の動きをさせることで、左右への揺れ発生を抑えることができる。
請求項1記載の前記変針操船の場合には、舵板のプロペラ側方からプロペラ後流側への旋回は、船軸に対して舵角45°まで後方側へ旋回可能であり、舵板のプロペラ側方からプロペラ上流側への旋回は、船軸に対して舵角−45°まで前方側へ旋回可能であることを特徴とする請求項1〜4記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
前記変針時の舵板のプロペラ側方からプロペラ後流側までの旋回は、船軸に対して舵角45°を超えて後方側へ及んだり、−45°を超えて前方側へ及んだりすると水流の反転成分が台頭してくるだけ、変針時の推進性能の点で不適当である。本請求項の数値範囲内で旋回性能を確保しつつ推進性能を最大化するという効果が得られる。本発明に係る操舵装置の駆動機構は、各舵板は独立自在に旋回させるものとすれば、舵板をプロペラまわりに旋回回動して所定の舵角を取り、本請求項の舵角範囲とすれば必要十分に自在に操船できる。
減速急停止時には、両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側へ船軸に線対称に−45°を超えて旋回可能とする請求項1〜5記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
請求項5は変針時の舵角を規定し、本請求項は制動時の舵角を規定する。制動時の一つの段階に巡航時の速い船速から減速する初動段階がある。この段階では、水流への抵抗を作り出し、推進抵抗を上げる方策を取ることが重要である。推進抵抗は、速度の二乗に比例して効くため、高速運航時に特に有効だからである。この減速急停止時の初期段階では、本発明に係る操舵装置では、両方の舵板を観音開きの扉を開くように両側へ開き、流体抗力を高めて制動力を発揮する。巡航時には、舵は船軸と平行に位置されるから、これを舵角45°以上に舵取りすると、水流を止めたり、反転させる成分が支配的となるため、制動力の効き方が45°以下と異なる作用の仕方となる。
停船時プロペラを逆回転する時には、両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ後流側へ船軸に線対称に、双方の舵板によりプロペラ後流出口が閉門されるまで旋回可能とする請求項1〜6記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
船を停止するためプロペラを逆転させる時は、早くプロペラの遊転を止めるため、両方の舵板をゲートを閉じるように後端へ旋回し、プロペラ後流出口を閉塞する。各舵板が連結されている舵軸は各々が自在に回転するので、減速急停止時にも本請求項記載の動きをさせることができる。舵板は、場合により、同じ時計回りに旋回させてもよいし、本請求項に記載のように互いに反対向きに船軸に線対称に旋回させて、所定の効果を発揮させることができる新しい舵である。この場合の操舵の目的は、急停止の必要な場面で、プロペラ駆動をリセットした後にプロペラが惰性で回っている時間を短縮し、早くプロペラの逆転開始を可能とすることである。本発明に係る操舵装置の駆動機構は、各舵板は独立自在に旋回させることができるので、舵板をプロペラまわりに旋回回動して所定の舵角を取ることで、舵を船舶の制動にも自在に利用できるという効果を得る。両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ後流側へ船軸に線対称に、双方の舵板によりプロペラ後流口が閉門されるまで旋回可能とする。すなわち、2枚の舵板がプロペラ後流の仮想的な排出口を云わば門を閉じるように閉塞すれば、2枚の舵板とプロペラとの間の水の粘性及び生成される乱流渦によりプロペラの回転エネルギーが散逸され、早く停止する作用を与え、迅速な逆転操船に移ることを可能とする。
減速急停止時には、両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側へ船軸に線対称に舵角±90°に旋回可能とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の操舵装置。
プロペラ側方からプロペラ上流側へ船軸に±90°に旋回すると、舵板は船軸と直交し
制動力が最大化されるという効果が得られる。
前記舵板は、板状のものであって、鉛直面への射影形状が両開き門形状に形成された請求項1〜8いずれか1項に記載の操舵装置。
舵板は舵軸に連結されるが、舵板を溶接・プレス加工・鍛造加工等で一体に形成するとその構造が単純となり、強度及び経済性の面で有利な効果を与える。舵板をゲート型(門型)の各左右門扉の形状に一体成形されるものは、中でも簡単な構成であって、強度及び経済性の面で最も有利な効果を与える。
前記舵板幅は、プロペラ後流に1枚舵板を配置した場合に割当てられる舵板幅の50%より大であることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の操舵装置。
舵は巡航直進時にはプロペラの両脇に2枚配置され、1枚舵構成に比して2枚舵構成のうちの1枚は、1枚舵で同じ舵性能を与える舵面積よりも小さくすることができるはずである。同じ舵高さとすれば、すなわち、概念的に船軸方向の舵幅、翼で云えば翼弦長を1枚舵による場合よりも小さくでき、この場合には翼のアスペクト比がより大きくなっている。アスペクト比が大きい翼は、翼端からのまわり込みによる揚力の低下、抗力の増加を抑えるため、小さな舵で要求仕様を満たし、1枚舵で同じ舵性能を与えるものに比して、幅狭の小さな舵とし、より小さな流体粘性抵抗を受けるに過ぎない舵面とし、巡航時に高い推進効率が得られるものとする。逆に言えば、巡航時に高い推進効率が得られる程、幅狭にすべきである。幅狭にするとしても、幅狭にし全体として小型化されているため、粘性抵抗も渦のまわり込みによる揚力の低下も減ぜられるから、翼厚を薄肉とすれば、1枚舵で同じ舵性能を与えるものの舵面積と同一、すなわち、翼弦長で云えば半分の長さにまで小さくする要はなく、50%よりも大きくし旋回性能を向上させるのが好ましい。
前記舵板幅は、プロペラ後流に1枚舵板を配置した場合に割当てられる舵板幅の70%であることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の操舵装置。
舵は巡航直進時にはプロペラの両脇に2枚配置され、1枚舵構成に比して2枚舵構成のうちの1枚は、1枚舵で同じ舵性能を与える舵面積よりも小さくすることができるはずである。同じ舵高さとすれば、すなわち、概念的に船軸方向の舵幅、翼で云えば翼弦長を1枚舵による場合よりも小さくでき、この場合には翼のアスペクト比がより大きくなっている。アスペクト比が大きい翼は、翼端からのまわり込みによる揚力の低下、抗力の増加を抑えるため、小さな舵で要求仕様を満たし、1枚舵で同じ舵性能を与えるものに比して、幅狭の小さな舵とし、より小さな流体粘性抵抗を受けるに過ぎない舵面とし、巡航時に高い推進効率が得られるものとする。逆に言えば、巡航時に高い推進効率が得られる程、幅狭にすべきである。幅狭にするとしても、幅狭にし全体として小型化されているため、粘性抵抗も渦のまわり込みによる揚力の低下も減ぜられるから、翼厚を薄肉とすれば、1枚舵で同じ舵性能を与えるものの舵面積と同一、すなわち、翼弦長で云えば半分の長さにまで小さくする要はなく、50%よりも大きくし旋回性能を向上させるのが好ましいが、この数値は、具体的には70%がより好ましい。旋回性能を向上させつつ推進性能を向上させることが可能だからである。
請求項1項記載の前記舵軸の回転により旋回される前記舵板の旋回の操舵角中央点と操舵桿中立点とが異なることを特徴とする請求項1〜11いずれか1項に記載の操舵装置。
従来の操舵装置駆動機構では、最大舵角は140°(面舵取舵で70°ずつ)である。ここで、前記巡航直進の保針操船時の船軸を基準とする舵角は0°であり、ここから従来技術による油圧シリンダ・ロッド機構とリンク機構により実現可能な舵旋回範囲は70°であるから、この最大限を従来の操舵機構で実現すれば、操舵角中央点から基準とするその最大角はその両側に70°である。操舵角中央点を舵輪ステアリング中立点、操舵桿中立点に一致させれば、船軸から70°ずつ両側へ舵を旋回させることとなる。ここで中立点とは、舵に何らの作用を働かせないときに舵輪又は舵操縦桿が取る位置を云う。すなわち直進時に舵板が取る位置に対応する舵輪又は操縦桿のステアリング角である。
前記駆動機構は、その動力源が二本の油圧シリンダ・ロッド機構と、
各油圧シリンダにより水平往復駆動されるロッド軸と、
各ロッド軸の往復動を前記舵軸の回転揺動に変換する舵柄と、
前記舵軸に連結固定される前記舵柄を該ロッド軸に回転自在に連結する連結ピンと、
舵柄の操縦角を測定するポインター及びスケールと、
で構成されるリンク機構は、該油圧シリンダ・ロッド機構の一端が水平面上で枢動自在に船体と連結固定され、両枢動連結点の離隔距離よりも両連結ピンの離隔距離が大きい一組の油圧駆動機構ユニットを構成し、
前記駆動機構は、二組の該油圧駆動機構ユニットを備えて各独立に各舵軸を回転駆動するものであって、
該ロッド軸で駆動される該舵柄の操舵中立点は操舵角0°と規定され、
面舵変針時には、上方から見て、左舷若しくは右舷の舵のうち少なくともいずれか一方の舵を舵柄操縦角の中立点から反時計回りに旋回させ、
又は、
取舵変針時には、上方から見て、左舷若しくは右舷の舵のうち少なくともいずれか一方の舵を舵柄操縦角の中立点から時計回りに旋回させ、
又は、
制動急減速時には、上方から見て、左舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から時計回りに45°以上旋回させ、同時に右舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から反時計回りに45°以上旋回させ、
又は、
プロペラ遊転抑止時には、上方から見て、左舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から反時計回りに旋回させ、同時に右舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から時計回りに旋回させることが可能であることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1項に記載の操舵装置。
舵軸に舵板が回転自在に支持されているとしても、油圧シリンダ機構では、直線往復運動を回転運動に変換するに、70°の駆動は可能であっても、それ以上の舵角を得ることは難しかったが、油圧シリンダ機構を構成する二つの油圧シリンダを交差するよう角度を持たせてリンク機構を構成すれば、140°まで舵角を受持たすことが可能である。そうであれば、既存の駆動機構を活用できるという信頼性を確保できるメリットは洋上で独立航行する船舶で大きく、この範囲内で旋回し効能を発揮する操舵機構は本願発明の駆動装置として好ましい。
一つの前記舵板の操舵可能最大舵角を133°〜140°とすることを特徴とする請求項13記載の操舵装置。
前記巡航直進の保針操船時の船軸を基準とする舵角は0°であり、ここから従来技術による油圧シリンダ・ロッド機構とリンク機構により実現可能な舵旋回範囲は140°であるから、この最大限を従来の操舵機構で実現すれば、舵輪ステアリング中立点を基準とするその最大角は±70°である。これは、後流側への旋回であれば、プロペラ遊転を停止させる動作時の使用で最大舵角となる。理想的にはこの舵角は、90°が望ましいのであるが、このように舵角を船軸基準で70°の舵角とすれば、油圧操舵装置の中立点からの最大回転角70°により、油圧駆動機構の舵輪ステアリング中立点は舵角0°の箇所である。二つの相対面する舵板が各々舵角70°及び−70°と、門を閉門するようにプロペラ後流直後を閉塞すれば、遊転を停止させるに十分な狭い閉塞領域を形成できる。このように従来の駆動機構を装備するとき、舵輪ステアリング中立点で舵角は0°とすれば理解し易く好適である。
舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側への旋回舵角の最大値70°とするのは、急制動時であって、こちらも理想的には、90°の舵角が望ましいが、70°でもほぼ進行方向に垂直な抵抗面を船舷に突出させることができ、減速させるに十分である。プロペラ上流側への旋回舵角の最大値70°とされる場合には、舵輪ステアリングについては、従来の機構と操船方法では、面舵一杯又は取舵一杯に操作することに相当する。
請求項1記載の前記舵軸を回転制御する操舵桿中立点からの回転角と船軸基準の舵角を一致させることを特徴とする請求項1〜11又は13若しくは14のうちいずれか1項に記載の操舵装置。
舵輪ステアリング中立点からの回転角と船軸基準の舵角を一致させると舵角0°と舵輪ステアリングの中立点、操舵桿中立点から直進を連想させ人の直感に作用し易く、操作の正確性を向上させる効果を与える。従来の操舵装置駆動機構では、最大舵角は140°(面舵取舵で70°ずつ)である。ここで、前記巡航直進の保針操船時の船軸を基準とする舵角は0°であり、ここから従来技術による油圧シリンダ・ロッド機構とリンク機構により実現可能な舵旋回範囲は140°であるから、この最大限を従来の操舵機構で実現すれば、操舵角中央点から基準とするその最大角はその両側に70°である。操舵角中央点を舵輪ステアリング中立点に一致させれば、船軸から70°ずつ両側へ舵を旋回させることとなる。ここで中立点とは、舵に何らの作用を働かせないときに舵輪又は舵操縦桿が取る位置を云う。すなわち直進時に舵板が取る位置に対応する舵輪又は操縦桿のステアリング角である。後流側への旋回であれば、プロペラ遊転を停止させる動作時の使用で最大舵角となり、理想的にはこの舵角は、90°が望ましい。油圧操舵装置の中立点に操舵角中央点を一致させれば、最大回転角70°により、油圧駆動機構の舵輪ステアリング中立点つまり舵角0°から70°まで舵板は閉じる動作をするように形成されていれば、二つの舵軸に連結されている相対面する舵板が各々舵角70°及び−70°と、門扉を閉門するようにプロペラ後流直後を閉塞すれば、遊転を停止させるに十分な狭い閉塞領域を形成できる。このように、舵輪ステアリング中立点からの回転角と船軸基準の舵角を一致させると舵角0°と舵輪ステアリングの中立から直進を連想させ人の直感に作用し易く、操作の正確性を向上させるも効果を与え好ましい。
門形状は、簡易な構造であり加工し易いという利点がある。
油圧シリンダ100により水平往復駆動される二つのロッド軸101と該油圧シリンダ100に駆動されるロッド軸101に連結される舵柄102と、前記舵軸40に連結される前記舵柄102をロッド軸に回転自在に連結する連結ピン104から成るリンク機構は、該ロッド軸の延長線が水平面上に交差する位置に配置され、油圧シリンダの他端は船体に枢動自在に連結固定されている。
従来、面舵一杯でも舵角35°が限度であった油圧シリンダ・ピストン駆動系では、面舵取舵で合わせて70°の舵角限度であるが、二つのシリンダ機構を交差使用することで140°の舵角を従来技術で実現することもできる。図8に示す実施形態では、各舵軸に二つの油圧シリンダ・ピストン機構を配置し、各舵軸に140°までの舵角を与える機構を配している。この場合にあっては、主舵取舵一杯で140°をすべて割当てるのではなく、制動舵のため前方へ70°と90°近くを割り当てる点が従来の操舵機構と異なる点である。
巡航直進の保針操船の場合に舵板30が船軸と平行に配置されるとき、複数二つの油圧シリンダの各シリンダ軸力が合成する力線方向が操舵可能舵角範囲の二分の一の角度をなす位置に構成され、各舵板30は、巡航直進の保針操船の配置からプロペラ後流方向に旋回可能であり、各舵板は、巡航直進の保針操船の配置から船首方向にマイナス角度旋回可能とするよう、各独立に自在に回転可能に構成されている。
11 船尾管
20 プロペラ
21 プロペラ前端面
22 プロペラ後端面
23 2枚の舵板がはさむ空間前端面
24 2枚の舵板がはさむ空間後端面
30 舵板
40 舵軸
100 油圧シリンダ
101 ロッド
102 舵柄
103 ポインター
104 連結ピン
105 高圧ホース
106 高圧ホース
107 架台
200 油圧駆動機構ユニット
201 駆動機構
Claims (15)
- 舵軸を回転させる駆動機構を有する操舵装置であって、該舵軸は、スクリュー軸両脇の上方でプロペラよりも船首寄り前方に回転自在に2軸配置され、各々の舵軸に舵板が上部で連結され、
巡航直進の保針操船の場合には、両舵板は、プロペラ両脇側方に保持され、
針路を変える変針操船の場合には、少なくとも一方の舵板は、舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ後流側に旋回可能であり、選択的にもう一方の舵板は、舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側に旋回可能であることを特徴とする操舵装置。 - 前記2枚の舵板は直進時にはプロペラの両脇に配置され、2枚の舵板によりプロペラを挟むように構成する空間の船の進行方向前端面がプロペラの軸方向前端面で構成される水流入面よりも船首方向に突出させた位置となる長さに2枚の舵板は構成され、プロペラ水流の整流作用を呈することを特徴とする請求項1に記載の操舵装置。
- 前記2枚の舵板は、直進時にはプロペラの両脇に配置され、2枚の舵板によりプロペラを挟むように構成する空間の船尾方向後端面がプロペラの軸方向後端面で構成される水流出面よりも、船尾方向に突出させた位置となる長さに2枚の舵板は構成され、プロペラ水流の整流作用を呈することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の操舵装置。
- 前記2枚の舵板は、双方が同時にプロペラを挟んで対向しながら同じ回転方向に旋回し、同時に互いに反対向きに旋回可能である請求項1〜3記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
- 請求項1記載の前記変針操船の場合には、舵板のプロペラ側方からプロペラ後流側への旋回は、船軸に対して舵角45°まで後方側へ旋回可能であり、舵板のプロペラ側方からプロペラ上流側への旋回は、船軸に対して舵角−45°まで前方側へ旋回可能であることを特徴とする請求項1〜4記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
- 減速急停止時には、両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側へ船軸に線対称に−45°を超えて旋回可能とする請求項1〜5記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
- 停船時プロペラを逆回転する時には、両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ後流側へ船軸に線対称に、双方の舵板によりプロペラ後流出口が閉門されるまで旋回可能とする請求項1〜6記載のいずれか1項に記載の操舵装置。
- 減速急停止時には、両方の舵板を各舵軸の回転によりプロペラ側方からプロペラ上流側へ船軸に線対称に舵角±90°に旋回可能とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の操舵装置。
- 前記舵板は、板状のものであって、鉛直面への射影形状が両開き門形状に形成された請求項1〜8いずれか1項に記載の操舵装置。
- 前記舵板幅は、プロペラ後流に1枚舵板を配置した場合に割当てられる舵板幅の50%より大であることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の操舵装置。
- 前記舵板幅は、プロペラ後流に1枚舵板を配置した場合に割当てられる舵板幅の70%であることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載の操舵装置。
- 請求項1項記載の前記舵軸の回転により旋回される前記舵板の旋回の操舵角中央点と操舵桿中立点とが異なることを特徴とする請求項1〜11いずれか1項に記載の操舵装置。
- 前記駆動機構は、その動力源が二本の油圧シリンダ・ロッド機構と、
各油圧シリンダにより水平往復駆動されるロッド軸と、
各ロッド軸の往復動を前記舵軸の回転揺動に変換する舵柄と、
前記舵軸に連結固定される前記舵柄を該ロッド軸に回転自在に連結する連結ピンと、
舵柄の操縦角を測定するポインター及びスケールと、
で構成されるリンク機構は、該油圧シリンダ・ロッド機構の一端が水平面上で枢動自在に船体と連結固定され、両枢動連結点の離隔距離よりも両連結ピンの離隔距離が大きい一組の油圧駆動機構ユニットを構成し、
前記駆動機構は、二組の該油圧駆動機構ユニットを備えて各独立に各舵軸を回転駆動するものであって、
該ロッド軸で駆動される該舵柄の操舵中立点は操舵角0°と規定され、
面舵変針時には、上方から見て、左舷若しくは右舷の舵のうち少なくともいずれか一方の舵を舵柄操縦角の中立点から反時計回りに旋回させ、
又は、
取舵変針時には、上方から見て、左舷若しくは右舷の舵のうち少なくともいずれか一方の舵を舵柄操縦角の中立点から時計回りに旋回させ、
又は、
制動急減速時には、上方から見て、左舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から時計回りに45°以上旋回させ、同時に右舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から反時計回りに45°以上旋回させ、
又は、
プロペラ遊転抑止時には、上方から見て、左舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から反時計回りに旋回させ、同時に右舷の舵は、舵柄操縦角の中立点から時計回りに旋回させることが可能であることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1項に記載の操舵装置。 - 一つの前記舵板の操舵可能最大舵角を133°〜140°とすることを特徴とする請求項13記載の操舵装置。
- 請求項1記載の前記舵軸を回転制御する操舵桿中立点からの回転角と船軸基準の舵角を一致させることを特徴とする請求項1〜11又は13若しくは14のうちいずれか1項に記載の操舵装置。
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