JP2016010290A - 電力変換装置、変換器及び電力変換装置の制御方法 - Google Patents

電力変換装置、変換器及び電力変換装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した動作の電力変換装置、変換器及び電力変換装置の制御方法を提供する。【解決手段】実施形態によれば、インバータ回路と制御盤とを備えた電力変換装置が提供される。インバータ回路は、電源から入力された入力電力を出力電力に変換して交流負荷に供給する。インバータ回路は、複数台の変換器が直列に接続された変換器ユニットを含む。各変換器は、第1スイッチング素子と、第1スイッチング素子に対して直列に接続された第2スイッチング素子と、各スイッチング素子に対して並列に接続された電荷蓄積素子と、第1及び第2接続端子と、を含む。制御盤は、制御信号を各変換器に入力し、インバータ回路による電力の変換を制御する。各変換器は、制御信号の異常を検出した場合に、各接続端子間を導通状態にする制御部を、さらに含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力変換装置、変換器及び電力変換装置の制御方法に関する。
複数台の変換器を直列に接続した多段構成の電力変換装置がある。各変換器は、複数のスイッチング素子を含む。また、多段構成の電力変換装置は、各スイッチング素子に接続された制御盤を含む。制御盤は、各スイッチング素子に制御信号を入力し、各スイッチング素子のオン・オフを制御することにより、交流又は直流の入力電力を、入力電力と異なる交流電力に変換する。多段構成の電力変換装置では、直列に接続された変換器の数に応じて、出力電圧のレベルを変化させ、出力電力の高調波成分を抑制することができる。いわゆるマルチレベルの電力変換を実現できる。こうした電力変換装置において、安定した動作が望まれる。
特開2013−27221号公報
本発明の実施形態は、安定した動作の電力変換装置、変換器及び電力変換装置の制御方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、インバータ回路と、制御盤と、を備えた電力変換装置が提供される。前記インバータ回路は、電源及び交流負荷に接続され、前記電源から入力された入力電力を、前記入力電力と異なる交流の出力電力に変換し、前記出力電力を前記交流負荷に供給する。前記インバータ回路は、複数台の変換器が直列に接続された変換器ユニットを含む。前記複数台の変換器のそれぞれは、一対の主端子と制御端子とを含む第1スイッチング素子と、一対の主端子と制御端子とを含み、前記第1スイッチング素子に対して直列に接続された第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に接続された電荷蓄積素子と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との間に接続された第1接続端子と、前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子に接続された主端子と反対側の主端子に接続された第2接続端子と、を含む。前記制御盤は、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを制御するための制御信号を前記複数台の変換器毎に生成し、前記制御信号を前記複数台の変換器のそれぞれに入力することにより、前記インバータ回路による電力の変換を制御する。前記複数台の変換器のそれぞれは、入力された前記制御信号に基づいて、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えるとともに、前記制御信号の異常の検出を行い、前記制御信号の異常を検出した場合に、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えて、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を導通状態にする制御部を、さらに含む。
安定した動作の電力変換装置、変換器及び電力変換装置の制御方法が提供される。
第1の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。 第1の実施形態に係る変換器を模式的に表すブロック図である。 第1の実施形態に係る電力変換装置の動作を模式的に表すフローチャートである。 第1の実施形態に係る電力変換装置の別の動作を模式的に表すフローチャートである。 第1の実施形態に係る別の変換器を模式的に表すブロック図である。 第2の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。 第2の実施形態に係る変換器を模式的に表すブロック図である。 第2の実施形態に係る別の変換器を模式的に表すブロック図である。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、電力変換装置10は、インバータ回路12と、制御盤14と、を備える。
インバータ回路12は、電源2及び交流負荷4に接続される。インバータ回路12は、電源2から入力された入力電力を、入力電力と異なる交流の出力電力に変換し、出力電力を交流負荷4に供給する。この例において、入力電力は、三相交流電力である。インバータ回路12は、例えば、三相交流の入力電力を実効値の異なる三相交流の出力電力に変換する。インバータ回路12は、例えば、入力電力を交流負荷4に対応した実効値の出力電力に変換する。
入力電力及び出力電力は、例えば、単相交流や二相交流でもよい。また、インバータ回路12は、例えば、三相交流の入力電力を単相交流や二相交流の出力電力に変換してもよい。
交流負荷4は、例えば、三相交流モータなどの電子機器である。この場合、インバータ回路12は、出力電力を交流負荷4に供給することにより、交流負荷4を駆動する。交流負荷4は、例えば、電力を需要家の受電設備に供給する送電線などの電力系統でもよい。この場合、インバータ回路12は、出力電力を電力系統に供給する、いわゆる逆潮流を行う。
この例において、電力変換装置10は、トランス16をさらに備える。インバータ回路12は、トランス16を介して電源2に接続される。トランス16は、電源2に接続された一次巻線16aと、一次巻線16aと磁気結合した複数の二次巻線16bと、を含む。インバータ回路12は、各二次巻線16bのそれぞれに接続されている。この例において、トランス16は、三相トランスである。
なお、本願明細書において、「接続」には、直接接触して接続される場合の他に、他の導電性部材などを介して電気的に接続される場合も含むものとする。また、トランスなどを介して磁気的に結合している場合も、「接続」に含むものとする。
制御盤14は、インバータ回路12に接続されている。制御盤14は、インバータ回路12による電力の変換を制御する。制御盤14は、例えば、CPUやMPUなどのプロセッサを含む。制御盤14は、例えば、図示を省略したメモリから所定のプログラムを読み出し、そのプログラムを逐次処理することによって、インバータ回路12の動作を制御する。プログラムを記憶したメモリは、制御盤14内に設けてもよいし、制御盤14と別に設け、制御盤14に接続してもよい。
インバータ回路12は、複数台の変換器22が直列に接続された変換器ユニット20を含む。変換器ユニット20は、出力電力の相に対応して設けられる。従って、この例では、三相交流の各相に対応した3つの変換器ユニット20が、インバータ回路12に設けられる。例えば、出力電力が単相交流である場合には、変換器ユニット20の数は、1つでよい。
この例では、各変換器ユニット20の一端が、それぞれ互いに接続され、各変換器ユニット20の他端が、交流負荷4に接続されている。すなわち、この例では、各変換器ユニット20が、Y結線されている。各変換器ユニット20の接続は、例えば、デルタ結線でもよい。すなわち、各変換器ユニット20の両端に交流負荷4を接続してもよい。例えば、2組の変換器ユニット20をV結線してもよい。インバータ回路12では、変換器ユニット20の少なくとも一方の端部が、交流出力点となる。インバータ回路12では、変換器ユニット20から交流負荷4に出力電力を供給する。
この例では、各変換器ユニット20のそれぞれが、直列に接続された3台の変換器22を含んでいる。各変換器ユニット20に設けられる変換器22の台数は、3台以上でもよい。例えば、高圧用のインバータ回路12では、各変換器ユニット20のそれぞれにおいて、100台〜120台程度の変換器22が、直列に接続される。各変換器ユニット20に設けられる変換器22の台数は、実質的に同じである。例えば、多数の各変換器22が接続される場合には、インバータ回路12の動作に影響のない範囲において、各変換器ユニット20に設けられる変換器22の台数が異なってもよい。例えば、1つの変換器ユニット20に100台の変換器22を設けた場合、別の変換器ユニット20に設ける変換器22の台数は、1〜2台異なってもよい。
各変換器22のそれぞれは、トランス16の各二次巻線16bのそれぞれに接続される。これにより、電源2の入力電力が、トランス16を介して各変換器22に供給される。例えば、電源2の入力電力をトランス16で変圧した電力が、各変換器22に供給される。この例では、三相交流電力が、各変換器22に供給される。各二次巻線16bの数は、各変換器22の台数と実質的に同じである。従って、この例では、9つの二次巻線16bが、トランス16に設けられている。トランス16に設けられる二次巻線16bの数は、インバータ回路12に設けられる変換器22の台数以上であればよい。
図2は、第1の実施形態に係る変換器を模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、変換器22は、第1接続端子22aと、第2接続端子22bと、第1スイッチング素子31と、第2スイッチング素子32と、第3スイッチング素子33と、第4スイッチング素子34と、電荷蓄積素子35と、抵抗素子36と、整流回路38と、制御部40と、を含む。
各スイッチング素子31〜34のそれぞれは、一対の主端子と、制御端子と、を含む。制御端子は、一対の主端子間に流れる電流を制御する。各スイッチング素子31〜34には、例えば、IGBTなどの自己消弧素子が用いられる。一対の主端子は、例えば、エミッタ及びコレクタであり、制御端子は、例えば、ゲートである。また、各スイッチング素子31〜34には、ノーマリオフ型の素子が用いられる。
第2スイッチング素子32の一対の主端子(電流経路)は、第1スイッチング素子31の一対の主端子に対して直列に接続されている。第4スイッチング素子34の一対の主端子は、第3スイッチング素子33の一対の主端子に対して直列に接続されている。また、第3スイッチング素子33及び第4スイッチング素子34は、第1スイッチング素子31及び第2スイッチング素子32に対して並列に接続されている。
第1接続端子22aは、第1スイッチング素子31と第2スイッチング素子32との間に接続されている。第2接続端子22bは、第3スイッチング素子33と第4スイッチング素子34との間に接続されている。この例において、第2接続端子22bは、第3スイッチング素子33を介して第1スイッチング素子31の第2スイッチング素子32に接続された主端子と反対側の主端子に接続される。
変換器22では、各接続端子22a、22bが、交流出力点となる。すなわち、この例において、変換器22は、各スイッチング素子31〜34によってフルブリッジ回路を構成している。第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33は、いわゆるローサイドスイッチであり、第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34は、いわゆるハイサイドスイッチである。
変換器ユニット20に含まれる各変換器22は、各接続端子22a、22bを介して互いに直列に接続される。すなわち、1つの変換器22の第1接続端子22aは、別の1つの変換器22の第2接続端子22bに接続される。
また、第1スイッチング素子31には、一対の主端子に対して逆並列にダイオード51が接続されている。ダイオード51の順方向は、第1スイッチング素子31の一対の主端子間に流れる電流の向きに対して逆向きである。同様に、第2スイッチング素子32には、一対の主端子に対して逆並列にダイオード52が接続されている。第3スイッチング素子33には、一対の主端子に対して逆並列にダイオード53が接続されている。第4スイッチング素子34には、一対の主端子に対して逆並列にダイオード54が接続されている。各ダイオード51〜54は、いわゆる還流ダイオードである。
電荷蓄積素子35は、第1スイッチング素子31及び第2スイッチング素子32に対して並列に接続されるとともに、第3スイッチング素子33及び第4スイッチング素子34に対して並列に接続される。この例では、変換器22が、直列に接続された2つの電荷蓄積素子35を含み、各電荷蓄積素子35が、各スイッチング素子31〜34に並列に接続されている。電荷蓄積素子35には、例えば、コンデンサや蓄電池などが用いられる。電荷蓄積素子35は、電荷を蓄積可能な任意の素子でよい。各スイッチング素子31〜34に並列に接続される電荷蓄積素子35の数は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
抵抗素子36は、電荷蓄積素子35に並列に接続されている。この例では、変換器22が、直列に接続された2つの抵抗素子36を含み、各抵抗素子36が、各電荷蓄積素子35に並列に接続されている。各抵抗素子36の接続点は、各電荷蓄積素子35の接続点に接続されている。各抵抗素子36は、例えば、各電荷蓄積素子35の電圧を調整する。各抵抗素子36は、いわゆるバランス抵抗である。
整流回路38は、各電荷蓄積素子35及び各抵抗素子36に対して並列に接続されている。また、整流回路38は、トランス16の二次巻線16bに接続されている。この例において、整流回路38は、三相ブリッジ回路である。整流回路38は、二次巻線16bから供給される三相交流電力を整流電力(例えば脈流電力)に変換する。
各電荷蓄積素子35は、整流回路38から出力された整流電力を平滑化することにより、整流電力を直流電力に変換する。すなわち、各電荷蓄積素子35は、いわゆる平滑コンデンサである。ここで、各電荷蓄積素子35から出力される直流電力の電圧を、電圧Vcとする。
変換器22では、第2スイッチング素子32及び第3スイッチング素子33をオン状態にし、第1スイッチング素子31及び第4スイッチング素子34をオフ状態にした場合に、各接続端子22a、22b間に+Vcが出力される。
第1スイッチング素子31及び第4スイッチング素子34をオン状態にし、第2スイッチング素子32及び第3スイッチング素子33をオフ状態にした場合に、各接続端子22a、22b間に−Vcが出力される。
そして、第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33をオン状態にし、第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34をオフ状態にした場合、または、第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34をオン状態にし、第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33をオフ状態にした場合に、各接続端子22a、22b間に0Vが出力される。
このように、変換器22では、オン・オフする各スイッチング素子31〜34の組み合わせによって、+Vc、0、−Vcの3レベルの電力を出力することができる。変換器22は、例えば、パワーセルと呼ばれる場合もある。
インバータ回路12では、各変換器ユニット20の出力電圧が、各変換器22の出力電圧を加算した電圧となる。すなわち、各変換器ユニット20の出力電圧は、+3Vc、+2Vc、+Vc、0、−Vc、−2Vc、及び、−3Vcの7レベルに変化する。電力変換装置10は、いわゆるMV(Medium Voltage)型の電力変換装置である。
制御部40は、駆動回路41と、伝送回路42と、保護回路43と、信号生成回路44と、を含む。伝送回路42は、信号線23を介して制御盤14に接続されている。また、伝送回路42は、駆動回路41及び信号生成回路44に接続されている。伝送回路42は、変換器22と制御盤14との間の信号の送受を制御する。制御盤14は、各スイッチング素子31〜34のオン・オフを制御するための制御信号を信号線23を介して伝送回路42に送信する。伝送回路42は、受信した制御信号を駆動回路41に入力する。
駆動回路41は、入力された制御信号に基づいて、各スイッチング素子31〜34のオン・オフを切り替える。これにより、制御盤14からの制御信号に応じて、各スイッチング素子31〜34のオン・オフが制御される。制御盤14は、各変換器22毎に制御信号を生成し、各変換器22のそれぞれの各スイッチング素子31〜34のオン・オフを制御することにより、インバータ回路12による電力の変換を制御する。
また、伝送回路42は、信号線23の断線などにともなう制御信号の異常を検出する。例えば、制御信号の入力の異常を検出する。換言すれば、伝送回路42は、信号線23の異常を検出する。伝送回路42は、例えば、所定の信号を制御盤14に送信し、制御盤14からの応答が無い場合に、制御信号に異常が発生していると判断する。すなわち、制御盤14から適切な制御信号が入力されていないと判断する。伝送回路42は、制御信号の異常を検出すると、制御信号の異常を示す検出信号を信号生成回路44に入力する。伝送回路42は、例えば、制御盤14から制御信号が入力されていない状態において、定期的に制御信号の異常の検出を行う。なお、制御信号の異常の検出方法は、上記に限ることなく、任意の方法でよい。
保護回路43は、各電荷蓄積素子35の電圧を検出する。保護回路43は、例えば、各抵抗素子36の両端の電圧から各電荷蓄積素子35の電圧を検出する。保護回路43は、各電荷蓄積素子35の電圧の検出値を基に、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上か否かを判定する。すなわち、保護回路43は、各電荷蓄積素子35の過電圧を検出する。
保護回路43は、信号線24を介して制御盤14に接続されている。また、保護回路43は、信号生成回路44に接続されている。保護回路43は、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上であると判定すると、各電荷蓄積素子35の電圧の異常の検出を示す検出信号を制御盤14及び信号生成回路44に入力する。すなわち、保護回路43は、各電荷蓄積素子35の過電圧の検出を示す検出信号を制御盤14及び信号生成回路44に入力する。保護回路43は、異常を検出した後、例えば、所定の解除操作が実行されるまで、検出信号の出力を継続する。解除操作とは、例えば、電力変換装置10の電源がオン・オフ(再起動)や、解除信号の入力などである。解除信号は、例えば、信号線23などの異常が復帰した後、制御盤14から入力される。解除信号は、例えば、変換器22に設けられた解除ボタンなどの操作部から入力してもよい。
信号生成回路44は、駆動回路41に接続されている。信号生成回路44は、伝送回路42から検出信号が入力されるとともに、保護回路43から検出信号が入力された際に、異常検出時の動作の実行を指示する指令信号を生成し、その指令信号を駆動回路41に入力する。すなわち、信号生成回路44は、制御信号の異常が伝送回路42で検出され、各電荷蓄積素子35の電圧の異常が保護回路43で検出された際に、指令信号を駆動回路41に入力する。
駆動回路41は、指令信号を受けると、各スイッチング素子31〜34のオン・オフにより、各接続端子22a、22b間を導通状態にする。このように、制御部40は、制御信号の異常の検出を行い、制御信号の異常を検出した場合に、各接続端子22a、22b間を導通状態にする。
駆動回路41は、例えば、ローサイド側の第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33をオン状態にし、ハイサイド側の第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34をオフ状態にすることにより、各接続端子22a、22b間を導通状態にする。駆動回路41は、例えば、ハイサイド側の第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34をオン状態にし、ローサイド側の第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33をオフ状態にすることにより、各接続端子22a、22b間を導通状態にしてもよい。
ここで、「導通状態」とは、各スイッチング素子31〜34を選択的にオン状態にして、各接続端子22a、22b間に電流が流れるようにした状態である。換言すれば、各接続端子22a、22b間を短絡させた状態である。一方、「非導通状態」とは、各スイッチング素子31〜34をオフ状態にして、各接続端子22a、22b間に実質的に電流が流れないようにした状態である。「非導通状態」は、例えば、変換器22の動作に影響を及ぼさない範囲の微弱な電流が各接続端子22a、22b間に流れる状態でもよい。
指令信号は、各スイッチング素子31〜34の制御端子に入力する制御信号(ゲート信号)そのものでもよいし、駆動回路41に各スイッチング素子31〜34の制御を指示する信号でもよい。
制御盤14は、検出信号を受信した場合に、その変換器22の制御信号に異常が生じていると判断する。そして、制御盤14は、各変換器22からの検出信号を基に、制御信号の異常を検出した変換器22の台数が所定数に達したか否かを判定する。この例では、各電荷蓄積素子35の電圧の異常の検出を示す検出信号を制御盤14に入力している。これに限ることなく、制御盤14に入力する検出信号は、例えば、伝送回路42で検出された制御信号の異常を示す検出信号でもよい。すなわち、制御盤14に入力する検出信号は、制御信号の異常を制御盤14側で認識可能な任意の信号でよい。例えば、制御盤14から所定の信号を伝送回路42に送り、伝送回路42からの応答が無い場合に、制御信号に異常が発生していると判断してもよい。このように、制御信号に異常が生じているか否かを制御盤14で判定する信号は、制御盤14と複数台の変換器22のそれぞれとの間で送受され、この判定が可能な任意の信号でよい。「変換器22からの信号を基に」には、変換器22から制御盤14に入力されるべき信号が制御盤14に入力されなかった場合も含むものとする。
制御盤14は、例えば、各変換器ユニット20毎に、制御信号の異常を検出した変換器22の台数が所定数に達したか否かを判定する。例えば、変換器ユニットに含まれる変換器22の台数に対して、異常の検出された変換器22の台数が所定数に達したか否かを判定する。制御盤14は、所定数に達したと判定した場合、インバータ回路12の運転を停止させる。制御盤14は、例えば、各変換器22への制御信号の入力を停止し、各スイッチング素子31〜34をオフ状態にすることにより、インバータ回路12の運転を停止させる。すなわち、インバータ回路12からの電力の出力を停止させる。制御盤14は、例えば、変換器ユニット20に120台の変換器22が直列に接続されている場合、6台程度の変換器22の異常が検出された際に、所定数に達したと判定してインバータ回路12の運転を停止させる。
制御盤14は、例えば、インバータ回路12に含まれる変換器22の総数を基に、所定数に達したか否かを判定してもよい。すなわち、各変換器22の総数に対して、異常の検出された変換器22の数が所定数に達したか否かを判定してもよい。例えば、変換器ユニット20毎の判定と、総数に対する判定との双方を行ってもよい。
図3は、第1の実施形態に係る電力変換装置の動作を模式的に表すフローチャートである。
次に、図3に表すフローチャートを基に、電力変換装置10の動作について説明する。 電力変換装置10の制御盤14は、動作を開始すると、各変換器22毎に制御信号を生成し、制御信号を各変換器22に送信する。制御信号は、信号線23及び伝送回路42を介して駆動回路41に入力される。駆動回路41は、入力された制御信号に基づいて各スイッチング素子31〜34のオン・オフを制御する。これにより、電源2の入力電力が、交流負荷4に応じた交流の出力電力に変換され、出力電力が、交流負荷4に供給される。
各変換器22の伝送回路42は、動作を開始した後、制御信号の入力が無い場合に、制御信号の異常の検出を行う(図3のステップS1)。伝送回路42は、制御信号の異常を検出すると、検出信号を信号生成回路44に入力する。
また、各変換器22の保護回路43は、動作を開始した後、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上か否かの判定を行う(図3のステップS2)。保護回路43は、各電荷蓄積素子35の電圧の異常を検出すると、検出信号を信号生成回路44及び制御盤14に入力する。
信号生成回路44は、伝送回路42から検出信号が入力されるとともに、保護回路43から検出信号が入力されると、指令信号を生成し、指令信号を駆動回路41に入力する。駆動回路41は、指令信号の入力に応じて、前述のように各スイッチング素子31〜34のオン・オフを切り替え、各接続端子22a、22b間を導通状態にする(図3のステップS3)。
制御盤14は、各変換器22からの検出信号を基に、制御信号の異常を検出した変換器22の台数が所定数に達したか否かを判定する(図3のステップS4)。制御盤14は、所定数未満であると判定した場合、各変換器22への制御信号の送信を継続する。すなわち、制御盤14は、所定数未満と判定した場合、インバータ回路12の運転を継続させる。
一方、制御盤14は、所定数に達したと判定した場合、各変換器22への制御信号の送信を停止し、インバータ回路12の運転を停止させる(図3のステップS5)。
前述のように、各スイッチング素子31〜34は、ノーマリオフ型である。このため、例えば、信号線23などに異常が生じ、制御信号が伝送回路42に適切に入力されなくなると、各スイッチング素子31〜34がオフ状態になり、各接続端子22a、22b間が非導通状態になってしまう。従って、変換器ユニット20に含まれる各変換器22のいずれかにおいて、各接続端子22a、22b間が非導通状態になると、変換器ユニット20自体に電流が流れなくなってしまう。
また、変換器ユニット20に含まれる各変換器22のいずれかに異常が生じ、残りの各変換器22が正常に動作している場合、異常が生じた変換器22の各電荷蓄積素子35に過電圧が生じてしまう。例えば、各ダイオード51〜54を介して各電荷蓄積素子35に電流が流れることにより、各電荷蓄積素子35に過電圧が生じてしまう。
このため、電力変換装置では、各変換器に含まれる電荷蓄積素子の過電圧の検出を行い、過電圧の検出に応じてインバータ回路の運転を停止させることが行われている。しかしながら、多数の変換器が直列に接続された電力変換装置において、各変換器のいずれか1つの異常に応じて逐一インバータ回路の運転を停止させると、例えば、電力変換装置のメンテナンスに手間がかかってしまう。例えば、変換効率が低下してしまう。
これに対して、本実施形態に係る電力変換装置10では、各変換器22の制御部40が、制御信号の異常を検出した状態で各電荷蓄積素子35の電圧の異常を検出した際に、各接続端子22a、22b間を導通状態にする。これにより、制御信号に異常が生じた場合にも、変換器ユニット20に電流を流すことができる。換言すれば、異常の発生した変換器22をバイパスすることができる。
従って、電力変換装置10では、各変換器22のいずれかで制御信号の異常が生じた場合にも、インバータ回路12の運転を継続させることができる。例えば、メンテナンスの手間を抑制することができる。例えば、変換効率の低下を抑制することができる。本実施形態に係る電力変換装置10では、安定した動作を得ることができる。
また、電力変換装置10では、制御盤14が、異常の検出された変換器22の台数が所定数に達したか否かを判定し、所定数に達した場合に、インバータ回路12の運転を停止させる。これにより、例えば、正常に動作する残りの各変換器22に過度な負荷がかかることを抑制することができる。電力変換装置10の動作をより安定させることができる。
制御盤14は、所定数未満であると判定してインバータ回路12の運転を継続させる場合、例えば、正常に動作する変換器22の台数の違いによって、各変換器ユニット20の出力電圧に偏りが生じないようにする。制御盤14は、例えば、正常に動作する変換器22の台数に応じて、各変換器ユニット20毎に各変換器22の出力電圧を調整する。
例えば、変換器22に異常が生じた場合に、異常の生じた変換器22と同じ変換器ユニット20の残りの各変換器22の出力電圧を高くする。例えば、異常の生じた変換器22の出力電圧分を、残りの各変換器22で等分する。すなわち、変換器22に異常が生じた場合にも、変換器ユニット20の出力電圧を正常時と実質的に同じにする。これにより、例えば、異常の発生した変換器22をバイパスした場合にも、適切な出力電力を得ることができる。制御盤14の判定する変換器22の台数の所定数は、例えば、変換器ユニット20毎の出力電圧の調整が困難となる数に設定すればよい。
上記実施形態では、制御部40が、制御信号の異常を検出した状態で各電荷蓄積素子35の電圧の異常を検出した際に、各接続端子22a、22b間を導通状態にしている。これに限ることなく、例えば、伝送回路42で制御信号の異常が検出されたことに応答して、各接続端子22a、22b間を導通状態にしてもよい。
さらには、制御信号の異常を検出することなく、各電荷蓄積素子35の電圧の異常を検出した際に、制御信号に異常が生じていると判断して、各接続端子22a、22b間を導通状態にしてもよい。
上記実施形態では、信号線24を介して保護回路43を制御盤14に接続している。これに限ることなく、例えば、保護回路43を伝送回路42に接続し、伝送回路42及び信号線23を介して保護回路43からの検出信号を制御盤14に入力してもよい。この場合、制御盤14は、例えば、所定の信号を伝送回路42に送り、伝送回路42からの応答が無い時に、変換器22に異常が生じていると判定してもよい。制御盤14における異常の生じている変換器22の判定方法は、任意の方法でよい。
図4は、第1の実施形態に係る電力変換装置の別の動作を模式的に表すフローチャートである。
図4に表したように、この例では、所定数未満であると制御盤14が判定してインバータ回路12の運転を継続させる場合に、制御信号の異常が発生した変換器22の制御部40の保護回路43が、各電荷蓄積素子35の電圧が正常値に復帰したか否かを判定する。保護回路43は、復帰していないと判定した場合、検出信号の出力を継続し、各接続端子22a、22b間の導通状態を維持する。一方、保護回路43は、復帰したと判定した場合、検出信号の出力を停止し、各接続端子22a、22b間の導通状態を解除させる。
各接続端子22a、22b間を導通状態にした場合、各接続端子22a、22b側から各電荷蓄積素子35に流入する電流が実質的に無くなる。このため、各電荷蓄積素子35に蓄積された電荷は、各抵抗素子36などに放電される。従って、各接続端子22a、22b間を導通状態にした場合、各電荷蓄積素子35の電圧は、時間の経過とともに低下する。
この例では、各接続端子22a、22b間を導通状態にした後、各電荷蓄積素子35の電圧が正常値に復帰した際に、各接続端子22a、22b間の導通状態を解除する。制御信号の異常が継続している場合には、各接続端子22a、22b間の導通状態を解除した後、各電荷蓄積素子35の電圧が再び所定値以上になり、各接続端子22a、22b間が導通状態になる。一方、制御信号の異常が解消されている場合には、各接続端子22a、22b間の導通状態を解除することにより、変換器22を正常な動作に復帰させることができる。これにより、例えば、電力変換装置10の動作をより安定させることができる。
なお、導通状態にした後の判定に用いられる正常値は、異常判定時の所定値と同じでもよいし、所定値と異なってもよい。例えば、正常値は、異常判定時の所定値よりも低く設定する。これにより、例えば、導通状態を解除した後に、各電荷蓄積素子35の電圧がすぐに所定値以上になってしまうことを抑制することができる。
図5は、第1の実施形態に係る別の変換器を模式的に表すブロック図である。
図5は、上記実施形態の変換器22に置き換えて用いられる別の変換器60を模式的に表す。なお、上記実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に表したように、変換器60の制御部40は、スイッチング素子62と、電圧検出回路64と、過電圧検出回路66と、を含む。また、変換器60では、保護回路43及び信号生成回路44が省略されている。
過電圧検出回路66は、各電荷蓄積素子35に対して並列に接続されている。過電圧検出回路66は、例えば、ツェナーダイオードを含む。これにより、各電荷蓄積素子35の電圧が、ツェナーダイオードの降伏電圧を超えた時に、過電圧検出回路66に電流が流れる。換言すれば、過電圧検出回路66は、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上か否かを判定する。
スイッチング素子62は、一対の主端子を含む。スイッチング素子62の一方の主端子は、過電圧検出回路66に接続されている。スイッチング素子62の一方の主端子は、例えば、過電圧検出回路66のツェナーダイオードのアノードに接続される。すなわち、スイッチング素子62の一方の主端子は、過電圧検出回路66を介して各電荷蓄積素子35に接続される。スイッチング素子62の一方の主端子は、各電荷蓄積素子35の陽極に接続される。
スイッチング素子62の他方の主端子は、第1スイッチング素子31の制御端子、及び、第3スイッチング素子33の制御端子に接続されている。スイッチング素子62の他方の主端子は、第2スイッチング素子32の制御端子、及び、第4スイッチング素子34の制御端子に接続してもよい。すなわち、スイッチング素子62の他方の主端子は、各接続端子22a、22b間を導通状態にする各スイッチング素子31〜34のセットに接続される。スイッチング素子62には、例えば、ノーマリオン型の素子が用いられる。
電圧検出回路64は、例えば、各接続端子22a、22b間の電圧を検出し、各接続端子22a、22b間の電圧に応じてスイッチング素子62のオン・オフを制御する。電圧検出回路64は、例えば、各接続端子22a、22b間の電圧が所定値未満の時に、スイッチング素子62をオン状態にし、各接続端子22a、22b間の電圧が所定値以上の時に、スイッチング素子62をオフ状態にする。
スイッチング素子62及び電圧検出回路64には、例えば、機械式のリレーが用いられる。スイッチング素子62は、例えば、機械式リレーのb接点である。電圧検出回路64は、例えば、機械式リレーのコイル部(電磁石)である。これにより、各スイッチング素子31〜34が正常に動作し、各接続端子22a、22b間に所定の電圧が生じている場合には、電圧検出回路64が接点を駆動し、スイッチング素子62をオフ状態にする。一方、制御信号に異常が生じて各スイッチング素子31〜34がオフ状態になった場合、すなわち、各接続端子22a、22b間が非導通状態になった場合には、電圧検出回路64の磁力が弱まり、スイッチング素子62がオン状態になる。
変換器60では、制御信号に異常が生じ、各接続端子22a、22b間が非導通状態になると、上記のように、スイッチング素子62がオン状態になる。各接続端子22a、22b間が非導通状態になり、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上になると、過電圧検出回路66に電流が流れる。これにより、各電荷蓄積素子35の電圧が、過電圧検出回路66及びスイッチング素子62を介して、第1スイッチング素子31の制御端子、及び、第3スイッチング素子33の制御端子に供給され、第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33がオン状態になる。すなわち、各接続端子22a、22b間が、導通状態になる。各電荷蓄積素子35の電荷が放電され、所定値未満になると、各接続端子22a、22b間の導通状態が解除される。
変換器60の制御部40は、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上になった場合に、制御信号に異常が生じていると判断する。すなわち、変換器60の制御部40は、各電荷蓄積素子35の電圧によって、制御信号の異常検出を行う。そして、変換器60の制御部40は、各電荷蓄積素子35の電圧が所定値以上になった場合に、各電荷蓄積素子35の電圧を各スイッチング素子31〜34の制御端子に選択的に入力し、各スイッチング素子31〜34のオン・オフを切り替えることにより、各接続端子22a、22b間を導通状態にする。
このように、各電荷蓄積素子35の過電圧状態の検出のみで、各接続端子22a、22b間を導通状態にしてもよい。この変換器60を用いた場合にも、上記実施形態と同様に、安定した動作の電力変換装置10を得ることができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る電力変換装置を模式的に表すブロック図である。
図6に表したように、電力変換装置100のインバータ回路112は、一対の入力端子80a、80bと、第1〜第6の6つのアーム部81a〜81fと、を含む。
一対の入力端子80a、80bは、電源2に接続される。この例において、電源2は、直流電源である。電源2から供給される入力電力は、直流電力である。入力端子80aは、電源2の陽極に接続され、入力端子80bは、電源2の負極に接続される。電源2は、例えば、商用電源などから供給される交流電力を直流電力に変換する整流器である。電源2は、直流電力を供給可能な任意の電源でよい。
第1アーム部81aは、入力端子80aに接続される。第2アーム部81bは、第1アーム部81aと入力端子80bとの間に接続される。すなわち、第1アーム部81a及び第2アーム部81bは、電源2に対して直列に接続される。
第3アーム部81cは、入力端子80aに接続される。第4アーム部81dは、第3アーム部81cと入力端子80bとの間に接続される。すなわち、第3アーム部81c及び第4アーム部81dは、第1アーム部81a及び第2アーム部81bに対して並列に接続される。
第5アーム部81eは、入力端子80aに接続される。第6アーム部81fは、第5アーム部81eと入力端子80bとの間に接続される。すなわち、第5アーム部81e及び第6アーム部81fは、第1アーム部81a及び第2アーム部81bに対して並列に接続されるとともに、第3アーム部81c及び第4アーム部81dに対して並列に接続される。
インバータ回路112では、第1アーム部81a及び第2アーム部81bによって第1レグLG1が構成され、第3アーム部81c及び第4アーム部81dによって第2レグLG2が構成され、第5アーム部81e及び第6アーム部81fによって第3レグLG3が構成される。すなわち、この例において、インバータ回路112は、3レグ、6アームの三相インバータである。インバータ回路112は、例えば、2レグ、4アームの単相インバータでもよい。すなわち、インバータ回路112は、第1アーム部81a〜第4アーム部81dを少なくとも含んでいればよい。
各アーム部81a〜81fは、直列に接続された複数台の変換器82を含む。すなわち、インバータ回路112では、各アーム部81a〜81fのそれぞれが、変換器ユニット20を含む。この例において、電力変換装置100は、いわゆるMMC(Modular Multilevel Converter)型の電力変換装置である。
インバータ回路112では、第1アーム部81aと第2アーム部81bとの接続点、第3アーム部81cと第4アーム部81dとの接続点、及び、第5アーム部81eと第6アーム部81fとの接続点のそれぞれが、交流出力点となる。従って、インバータ回路112では、交流負荷4が、各アーム部81a〜81fの各接続点に接続される。
図7は、第2の実施形態に係る変換器を模式的に表すブロック図である。
図7に表したように、変換器82は、第1接続端子82aと、第2接続端子82bと、第1スイッチング素子31と、第2スイッチング素子32と、電荷蓄積素子35と、抵抗素子36と、制御部40と、を含む。
第2スイッチング素子32の一対の主端子は、第1スイッチング素子31の一対の主端子に対して直列に接続される。各電荷蓄積素子35は、第1スイッチング素子31及び第2スイッチング素子32に対して並列に接続される。第1接続端子82aは、第1スイッチング素子31と第2スイッチング素子32との間に接続される。第2接続端子82bは、第1スイッチング素子31の第2スイッチング素子32に接続された主端子と反対側の主端子に接続される。
変換器82では、整流回路38が省略されている。変換器82に対する電力の供給は、各接続端子82a、82bを介して行われる。この例において、変換器82は、いわゆる双方向チョッパである。第1スイッチング素子31は、いわゆるローサイドスイッチであり、第2スイッチング素子32は、いわゆるハイサイドスイッチである。
変換器82の駆動回路41は、信号生成回路44から指令信号を受けると、各スイッチング素子31、32のオン・オフにより、各接続端子82a、82b間を導通状態にする。この例において、駆動回路41は、第1スイッチング素子31をオン状態にし、第2スイッチング素子32をオフ状態にすることにより、各接続端子82a、82b間を導通状態にする。
これにより、電力変換装置100においても、異常の発生した変換器82をバイパスすることができる。従って、電力変換装置100においても、上記第1の実施形態の電力変換装置10と同様に、各変換器82のいずれかで制御信号の異常が生じた場合にも、インバータ回路112の運転を継続させることができる。本実施形態に係る電力変換装置100においても、安定した動作を得ることができる。
図8は、第2の実施形態に係る別の変換器を模式的に表すブロック図である。
図8に表したように、変換器84は、第3スイッチング素子33と、第4スイッチング素子34と、をさらに含む。第4スイッチング素子34の一対の主端子は、第3スイッチング素子33の一対の主端子に対して直列に接続される。また、第3スイッチング素子33及び第4スイッチング素子34は、第1スイッチング素子31及び第2スイッチング素子32に対して並列に接続される。各電荷蓄積素子35は、第1スイッチング素子31及び第2スイッチング素子32に対して並列に接続されるとともに、第3スイッチング素子33及び第4スイッチング素子34に対して並列に接続される。
変換器84の第1接続端子84aは、第1スイッチング素子31と第2スイッチング素子32との間に接続されている。第2接続端子84bは、第3スイッチング素子33と第4スイッチング素子34との間に接続されている。この例において、第2接続端子84bは、第3スイッチング素子33を介して第1スイッチング素子31の第2スイッチング素子32に接続された主端子と反対側の主端子に接続される。すなわち、この例において、変換器84は、フルブリッジ回路である。
変換器84の駆動回路41は、信号生成回路44から指令信号を受けると、上記第1の実施形態と同様に、ローサイド側の第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33をオン状態にし、ハイサイド側の第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34をオフ状態にすることにより、各接続端子84a、84b間を導通状態にする。または、ハイサイド側の第2スイッチング素子32及び第4スイッチング素子34をオン状態にし、ローサイド側の第1スイッチング素子31及び第3スイッチング素子33をオフ状態にすることにより、各接続端子84a、84b間を導通状態にする。
これにより、変換器84においても、異常の発生した変換器84をバイパスすることができる。この変換器84を用いた場合にも、上記実施形態と同様に、安定した動作の電力変換装置10を得ることができる。このように、MMC型の電力変換装置100に用いられる変換器84は、フルブリッジ回路でもよい。また、MMC型の電力変換装置100に用いられる変換器は、図5に表した変換器60のように、各電荷蓄積素子35の過電圧状態の検出のみで、各接続端子84a、84b間を導通状態にする変換器でもよい。
上記各実施形態では、MV型の電力変換装置10及びMMC型の電力変換装置100を示している。電力変換装置は、これに限ることなく、複数台の変換器を直列に接続する他の電力変換装置でもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…電源、4…交流負荷、10、100…電力変換装置、12、112…インバータ回路、14…制御盤、16…トランス、20…変換器ユニット、22、60、82、84…変換器、23、24…信号線、31…第1スイッチング素子、32…第2スイッチング素子、33…第3スイッチング素子、34…第4スイッチング素子、35…電荷蓄積素子、36…抵抗素子、38…整流回路、40…制御部、41…駆動回路、42…伝送回路、43…保護回路、44…信号生成回路、51〜54…ダイオード、62…スイッチング素子、64…電圧検出回路、66…過電圧検出回路、81a〜81f…アーム部

Claims (9)

  1. 電源及び交流負荷に接続され、前記電源から入力された入力電力を、前記入力電力と異なる交流の出力電力に変換し、前記出力電力を前記交流負荷に供給するインバータ回路であって、
    複数台の変換器が直列に接続された変換器ユニットを含み、
    前記複数台の変換器のそれぞれは、
    一対の主端子と制御端子とを含む第1スイッチング素子と、
    一対の主端子と制御端子とを含み、前記第1スイッチング素子に対して直列に接続された第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に接続された電荷蓄積素子と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との間に接続された第1接続端子と、
    前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子に接続された主端子と反対側の主端子に接続された第2接続端子と、
    を含む
    インバータ回路と、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを制御するための制御信号を前記複数台の変換器毎に生成し、前記制御信号を前記複数台の変換器のそれぞれに入力することにより、前記インバータ回路による電力の変換を制御する制御盤と、
    を備え、
    前記複数台の変換器のそれぞれは、入力された前記制御信号に基づいて、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えるとともに、前記制御信号の異常の検出を行い、前記制御信号の異常を検出した場合に、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えて、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を導通状態にする制御部を、さらに含む電力変換装置。
  2. 前記電源に接続された一次巻線と、前記一次巻線と磁気結合した複数の二次巻線と、を含むトランスを、さらに備え、
    前記入力電力は、交流電力であり、
    前記複数台の変換器のそれぞれは、
    前記電荷蓄積素子に対して並列に接続されるとともに、前記トランスの前記二次巻線に接続され、前記二次巻線から供給される交流電力を整流電力に変換し、前記整流電力を前記電荷蓄積素子に供給する整流回路と、
    一対の主端子と制御端子とを含む第3スイッチング素子と、
    一対の主端子と制御端子とを含み、前記第3スイッチング素子に対して直列に接続された第4スイッチング素子と、
    を、さらに含み、
    前記第3スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子は、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に接続され、
    前記第2接続端子は、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子との間に接続され、前記第3スイッチング素子を介して前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子に接続された主端子と反対側の主端子に接続される請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記インバータ回路は、
    前記電源に接続される一対の入力端子と、
    前記入力端子の一方に接続された第1アーム部と、
    前記第1アーム部と前記入力端子の他方との間に接続された第2アーム部と、
    前記入力端子の前記一方に接続された第3アーム部と、
    前記第3アーム部と前記入力端子の前記他方との間に接続された第4アーム部と、
    前記第1アーム部、前記第2アーム部、前記第3アーム部及び前記第4アーム部のそれぞれに設けられた複数の前記変換器ユニットと、
    を含む請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記制御盤は、前記複数台の変換器のそれぞれとの間で送受される信号を基に、前記制御信号の異常を検出した前記変換器の台数が所定数に達したか否かを判定し、前記所定数に達したと判定した場合に、前記インバータ回路の運転を停止させる請求項1〜3のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  5. 前記制御部は、前記電荷蓄積の電圧を検出し、前記電荷蓄積素子の電圧が所定値以上か否かを判定し、前記所定値以上である場合に、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を導通状態にする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 前記制御部は、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を前記導通状態にした後、前記電荷蓄積素子の電圧が正常値に復帰したか否かを判定し、復帰したと判定した場合に、前記導通状態を解除させる請求項5記載の電力変換装置。
  7. 前記制御部は、前記電荷蓄積素子の電圧が所定値以上になった場合に、前記電荷蓄積素子の電圧を前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のそれぞれの制御端子に選択的に入力し、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えることにより、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を前記導通状態にする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  8. 一対の主端子と制御端子とを含む第1スイッチング素子と、
    一対の主端子と制御端子とを含み、前記第1スイッチング素子に対して直列に接続された第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に接続された電荷蓄積素子と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との間に接続された第1接続端子と、
    前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子に接続された主端子と反対側の主端子に接続された第2接続端子と、
    外部から入力された制御信号に基づいて、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えるとともに、前記制御信号の異常の検出を行い、前記制御信号の異常を検出した場合に、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えて、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を導通状態にする制御部と、
    を備えた変換器。
  9. 電源及び交流負荷に接続され、前記電源から入力された入力電力を、前記入力電力と異なる交流の出力電力に変換し、前記出力電力を前記交流負荷に供給するインバータ回路であって、複数台の変換器が直列に接続された変換器ユニットを含み、前記複数台の変換器のそれぞれは、一対の主端子と制御端子とを含む第1スイッチング素子と、一対の主端子と制御端子とを含み、前記第1スイッチング素子に対して直列に接続された第2スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に接続された電荷蓄積素子と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との間に接続された第1接続端子と、前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子に接続された主端子と反対側の主端子に接続された第2接続端子と、を含むインバータ回路と、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを制御するための制御信号を前記複数台の変換器毎に生成し、前記制御信号を前記複数台の変換器のそれぞれに入力することにより、前記インバータ回路による電力の変換を制御する制御盤と、
    を含む電力変換装置の制御方法であって、
    前記複数台の変換器のそれぞれにおいて前記制御信号の異常の検出を行う工程と、
    前記制御信号の異常を検出した場合に、異常を検出した前記変換器の前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のオン・オフを切り替えて、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間を導通状態にする工程と、
    を備えた電力変換装置の制御方法。
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