JP2016010026A - 弾性波素子および通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カバー体の変形を低減することが可能な弾性波素子および通信装置を提供する。
【解決手段】 本発明の弾性波素子は、圧電基板2と、圧電基板2上に配置された励振電極3と、圧電基板2上に配置された、励振電極3と電気的に接続された電極パッド3aと、圧電基板2上に配置された、励振電極3を囲む枠部4と、枠部4上に配置された蓋部5とを有するカバー体6と、カバー体6に配置され、電極パッド3aと電気的に接続された回路パターン7と、を有し、回路パターン7は、励振電極3と重ならない領域に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、弾性波素子および通信装置に関するものである。
近年、移動体端末等の通信装置において、アンテナから送信・受信される信号をフィルタリングする分波器として弾性波素子が用いられている。弾性波素子は、圧電基板と、圧電基板の主面に形成された励振電極によって構成されている。弾性波素子は、励振電極と圧電基板との関係で電気信号と弾性表面波とを相互に変換することができる特性を利用して信号をフィルタリングするものである。
近年、移動体端末の小型化が進むにつれて、弾性波素子の低背化が必須となっている。弾性波素子を低背化する構造として、例えばウェハーレベルパッケージ(Wafer Level Package:以下、単にWLPという)構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。WLP構造の弾性波素子は、弾性波素子を圧電基板のウエハー状態で形成できるように、圧電基板に形成された励振電極に電気的に接続された導体が、励振電極を封止するカバー体内またはカバー体外に配置された構造である。
特開2002−217673号公報
ところで、近年の弾性波素子において、例えば弾性波素子を回路基板等に実装する際の耐衝撃性の要求、または弾性波素子を回路基板に実装した後に加圧しながら樹脂モールドする際の耐圧特性の要求が高まってきている。
そこで、本発明は、上述の事情のもとで考え出されたものであって、カバー体の変形を低減することが可能な弾性波素子または通信装置を提供することを目的とする。
本発明の弾性波素子は、圧電基板と、該圧電基板上に配置された励振電極と、前記圧電基板上に配置された、前記励振電極と電気的に接続された電極パッドと、前記圧電基板上に配置された、前記励振電極を囲む枠部と、該枠部上に配置された蓋部とを有するカバー体と、前記カバー体に配置され、前記電極パッドと電気的に接続された回路パターンと、を有し、該回路パターンは、前記励振電極と重ならない領域に配置されている。
また、本発明の弾性波素子は、圧電基板と、該圧電基板上に配置された励振電極と、前記圧電基板上に配置された、前記励振電極と電気的に接続された電極パッドと、前記圧電基板上に配置された、前記励振電極を囲むとともに、平面視において前記圧電基板の外周よりも内側に枠部と、該枠部上に配置された蓋部とを有するカバー体と、を有し、前記枠部は、平面視したときに、外縁から前記圧電基板の外周までの距離よりも、前記圧電基板の外周からの距離が大きい凹部が設けられている。
また、本発明の弾性波素子は、圧電基板と、該圧電基板上に配置された励振電極と、前記圧電基板上に配置された、前記励振電極と電気的に接続された電極パッドと、前記圧電基板上に配置された、前記励振電極を囲む枠部と、該枠部上に配置された蓋部とを有する
カバー体と、前記枠部は、断面視において、前記圧電基板側の幅が、前記蓋部側の幅よりも大きくなったフィレットを有している。
本発明の通信装置は、上述の弾性波素子と、該弾性波素子がバンプを介して実装された回路基板とを有する通信装置。
本発明によれば、カバー体の変形を低減することが可能な弾性波素子および通信装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる弾性波素子を上方からみたときの平面図である。 図1の弾性波素子において、蓋部を取り外したときの平面図である。 図1の弾性波素子において、蓋部および枠部を取り外し、一部を拡大した拡大平面図である。 図1の弾性波素子において、図2および図3のIa−Ia線で切断したときの断面図である。 図1の弾性波素子において、図2のIb−Ib線で切断したときの断面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる弾性波素子を上方からみたときの平面図である。 図6の弾性波素子において、図6のIc−Ic線で切断したときの断面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる弾性波素子において、図2のIb−Ib線で切断したときの断面に相当する。 本発明の一実施形態の変形例にかかる弾性波素子であり、(a)は弾性波素子を上方からみたときの平面図であり、(b)は(a)の弾性波素子において点線部を拡大した拡大平面図である。 図9の弾性波素子の変形例を示すものであり、上方からみた平面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる弾性波素子であり、図9(b)のId−Id線で切断したときの拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る分波器の回路図を示すものである。 本発明の一実施形態に係る分波器を含む通信装置の構成を模式的に示す図である。 図1の弾性波素子を回路基板に実装したものを示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る弾性波素子および通信装置について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
<弾性波素子>
本発明の一実施形態に係る弾性波素子について以下説明する。本実施形態に係る弾性波(Surface Acoustic Wave:SAW)素子1は、図1〜5に示すように、圧電基板2、励
振電極3、カバー体6(枠部4および蓋部5)および回路パターン7を有している。
SAW素子1は、それぞれの構成をウェハーレベルで形成することができる。SAW素子1は、移動体端末等において、アンテナと信号演算回路(例えば、ICなど)がやり取
りする電気信号をフィルタリングする機能を有する。
圧電基板2は、タンタル酸リチウム単結晶、二オブ酸リチウム単結晶、四ホウ酸リチウム単結晶など圧電性を有する結晶の基板によって構成されている。圧電基板2は、例えば、直方体状に形成されており、平面視形状が矩形状となっている。圧電基板2は、例えば、平坦な上面2Aを有している。圧電基板2は、厚みが、例えば、0.2mm以上0.5mm以下に設定されている。圧電基板2は、一辺の長さが、例えば、0.6mm以上3mm以下に設定されている。
圧電基板2の上面2Aには励振電極3および電極パッド3aが設けられている。励振電極3は、図3に示すように、櫛歯状電極で構成されている。励振電極3は、少なくとも2本のバスバー電極3bが対向するように配置されている。電極指3cは、互いのバスバー電極3bの方向に延びるとともに、両者が交差するように配置されている。
複数の励振電極3は、直接接続または並列接続などにより接続されたラダー型SAWフィルタを構成していてもよい。また、励振電極3は、複数の励振電極3が一方向に配列された2重モードSAW共振器フィルタであってもよい。さらに、励振電極3は、図2または図3に示すように、反射器3dを有していてもよい。
電極パッド3aは、図3等に示すように、圧電基板2上に配置されている。電極パッド3aの平面視形状は適宜設定すればよい。本実施形態では、電極パッド3aは円形状の場合である。電極パッド3aの数および配置位置は、複数の励振電極3によって構成されるフィルタの構成に応じて適宜設定すればよい。電極パッド3aの幅は、例えば60μm以上100μm以下となるように設定することができる。
SAW素子1は、電極パッド3aを複数有しており、そのうちのいずれかの電極パッド3aを介して信号の入力がなされる。入力された信号は、励振電極3等によってフィルタリングされる。そして、SAW素子1は、フィルタリングした信号を、複数の電極パッド3aのうち入力信号が入った電極パッド3a以外の電極パッド3aを介して出力する。なお、信号の入出力に使用されない電極パッド3aは、例えば浮き電極であってもよいし、基準電位に接続されている。
電極パッド3aは、図3に示すように、配線導体3aaを介して励振電極3と電気的に接続されている。配線導体3aaは、上面2Aの上に層状に形成され、励振電極3のバスバー電極3bと電極パッド3aを電気的に接続している。なお、配線導体3aaは上面2Aに形成されている必要はなく、例えば絶縁体を介して立体交差させている部分があってもよい。
励振電極3、電極パッド3aおよび配線導体3aa(上面2Aに形成された部分)は、同じ製造プロセスで形成することができる。そのため、励振電極3、電極パッド3aおよび配線導体3aaは、例えば同じ導電材料によって構成されている。導電材料としては、例えばAl−Cu合金等を用いることができる。また、励振電極3、電極パッド3aおよび配線導体3aaは、例えば、同じ膜厚に設定される。これらの厚さとしては、例えば100nm以上500nm以下に設定することができる。
このような励振電極3、電極パッド3aおよび配線導体3aaは、例えば、スパッタリング法、蒸着法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等の薄膜形成法により金属膜
を圧電基板2の主面に形成する。その後、その金属膜を微小投影露光機(ステッパー)またはRIE(Reactive Ion Etching)装置を用いたフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、励振電極3、電極パッド3aおよび配線導体3aaを形成すること
ができる。
励振電極3、電極パッド3aおよび配線導体3aa上には、保護膜を形成してもよい。保護膜は、絶縁性材料によって構成されており、例えば、酸化ケイ素(SiO)、窒化ケイ素(Si)またはシリコン(Si)等を用いることができる。保護膜の厚みは、例えば、5nm以上50nm以下に設定することができる。このような保護膜を形成することにより、励振電極3および配線導体3aaを保護することができる。具体的には、励振電極3等を酸化されにくくすることができたり、後の工程中のダメージを防止したりすることができる。なお、保護膜は、電極パッド3aの上面が露出するように設けられる。保護膜を形成する場合は、CVD法、スパッタリング法等の薄膜形成法により形成した膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることで形成することができる。
電極パッド3a上には、後述する外部接続端子8との密着性または電気特性を向上させるために、金属材料を積層させた接続電極(図示せず)を配置してもよい。接続電極の厚みは、例えば1μm以上2μm以下となるように設定することができる。このような接続電極は、リフトオフ法により形成することができる。接続電極の材料は、適宜を選択すればよい。
電極パッド3aとしてアルミニウムと銅の合金を用いるとともに、外部接続端子8として銅を用いる場合には、接続電極として電極パッド3a側からクロム、ニッケルおよび金を積層したものを用いることができる。本実施形態のSAW素子1は、図4および図5に示すように、外部接続端子8として、圧電基板2側に配置された第1柱状電極8aと、蓋部5側に配置された第2柱状電極8bによって構成されている。
カバー体6は、枠部4および蓋部5によって概ね構成されている。蓋部5は枠部4上に配置されることにより、圧電基板2とカバー体6との間に振動空間Spが形成される。枠部4は複数の励振電極3の周りを囲むように配置されており、枠部4の厚みによって振動空間Spの高さが概ね決定される。なお、カバー体6は本実施形態に限定されるものではなく、枠部4と蓋部5が一体的に形成されていてもよい。
SAW素子1は、図1および図2に示すように、励振電極3を複数有していて、それぞれの励振電極3の周りを囲むように枠部4を設けている場合である。各励振電極3を枠部4で囲むことにより、複数の振動空間Spを形成し、枠部4の面積を増やすことができる。その結果、枠部4および蓋部5の接触面積を増やすことができるので、SAW素子1に圧力または衝撃が加わったときにでもカバー体6の変形を低減することができる。また、枠部4の面積を増やすことができるので、後述する回路パターン7を形成しやすくすることができる。なお、枠部4は各励振電極3を囲むことに限定されず、例えば全部ではない複数の励振電極3を囲んでもよいし、全部の励振電極3が内側に位置するように囲んでもよい。
カバー体6の枠部4または蓋部5は、それぞれの厚みが、例えば5μm以上60μm以下となるように設定することができる。カバー体6の全体厚みは、例えば10μm以上300μm以下となるように設定することができる。カバー体6の平面方向の幅は、例えば0.6mm以上3mm以下となるように設定することができる。
カバー体6は、例えば光硬化性樹脂などを用いることができる。光硬化性樹脂としては、例えば、ネガ型またはポジ型のフォトレジストを用いることができる。光硬化性樹脂は、例えば、アクリル基またはメタクリル基などのラジカル重合する樹脂を用いることができる。より具体的には、光硬化性樹脂として、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、エポキシアクリレート系またはポリイミド系の樹脂を用いることができる
。光硬化性樹脂としては、ネガ型であってもよいし、ポジ型であってもよい。
カバー体6を光硬化性樹脂で形成する場合、液状の樹脂またはフィルム状の樹脂を用いることができる。具体的には、フィルム状の樹脂を用いてカバー体6を形成する場合、圧電基板2上にフィルム状の樹脂を貼り付けた後、特定波長の光によるパターニング、加熱等の方法を用いたフォトリソグラフィ法により枠部4を形成する。そして、枠部4上に、蓋部5となるフィルム状の樹脂を配置した後、フォトリソグラフィ法によりパターニングを行なうことで蓋部5を形成する。これにより、枠部4および蓋部5で構成されたカバー体6を圧電基板2上に形成することができる。なお、液状の樹脂を用いる場合はスピンコート法により圧電基板2上に形成することができる。また、枠部4を液状の樹脂を用いて形成し、蓋部5をフィルム状の樹脂を用いて形成してもよい。
また、カバー体6は、樹脂だけでなく、板部材を用いることもできる。板部材としては、例えば圧電性を有する基板、セラミックからなる基板、シリコンからなる基板、または有機基板などを用いることができる。このように、樹脂よりもヤング率が高い材料をカバー体6に用いることで、耐衝撃性または耐トランスファーモールドによる耐圧力性などを向上させることができる。カバー体6全体に板部材を用いてもよいし、カバー体6の一部に板部材を用いてもよい。カバー体6の一部に板部材を用いる場合は、例えば、枠部4に樹脂を用いるとともに蓋部5に板部材を用いる。
カバー体6には、回路パターン7が配置されている。回路パターン7は、蓋部5の上に配置されていてもよいし、カバー体6の内部である枠部4上に配置されていてもよい。回路パターン7が蓋部5上に配置されている場合には、振動空間Spを横切るように配置することができる。枠部4上に回路パターン7が配置されている場合は、回路パターン7を保護するように蓋部5が形成される。SAW素子1は、図2に示す通り、回路パターン7が枠部4上に配置されている場合である。
回路パターン7は、電極パッド3aと電気的に接続されている。回路パターン7は、一部が、例えば渦巻き状に形成されていたり、矩形状に形成されていたりする。これにより、回路パターン7は、例えばインダクタ成分を有するようになる。回路パターン7は、導体であればよく、例えば、銅などを用いることができる。
また、回路パターン7として外部接続端子8と同じ材料を用いることにより、回路パターン7を形成することにより工程が増えることを低減することができる。すなわち、後述するように、外部接続端子8を貫通孔6a内に形成する際に、外部接続端子8と回路パターン7を電気メッキにより形成できる。回路パターン7は、メッキ下地層をパターニングしておくことにより任意の形状を形成することができる。なお、回路パターン7および外部接続端子8は、例えば銀ペーストまたは導電性樹脂等を印刷またはディスペンスで形成してもよい。
回路パターン7は、励振電極3と重ならない領域に配置される。より具体的には、回路パターン7は、励振電極3を横切らないように配置されている。換言すれば、励振電極3を横切らなければ、振動空間Spの上に回路パターン7が配置されていてもよい。この場合は、振動空間Sp上の蓋部5が圧力等により変形されにくくすることができる。回路パターン7は、例えば銅により構成されている。回路パターン7は、厚みが、例えば10μm以上20μm以下となるように設定することができる。
回路パターン7は、図2に示す通り、平面透視において、その一部が電極パッド3aよりも圧電基板2の外周側に配置されていてもよい。このように回路パターン7が電極パッド3aよりも圧電基板2の外周側に配置されていることにより、カバー体6の外周付近に
おける耐衝撃性を向上させることができる。
回路パターン7は、例えば、カバー体6内に設けられた外部接続端子8を介して、電極パッド3aと電気的に接続されている。外部接続端子8は、カバー体6の貫通孔6a内に配置されて、いわゆる貫通導体として機能する。本実施形態では外部接続端子8が、第1柱状電極8aおよび第2柱状電極8bで構成されている場合である。第2柱状電極8bの横幅が、第1柱状電極8aの横幅よりも大きく構成している場合、外部接続端子8の作製時にメッキしやすくすることができる。その結果、外部接続端子8の信頼性を向上させることができる。
貫通孔6aの内壁は、電極パッド3aに対して垂直となっていてもよいし、蓋部5の上面側に拡径するように傾斜していてもよい。貫通孔6aを傾斜させることにより、外部接続端子8との密着性を向上させることができる。
貫通孔6a内に外部接続端子8を形成する方法としては、例えばメッキ法などを用いることができる。本実施形態では、外部接続端子8として銅を用いる場合であるから、銅を電気メッキすることで外部接続端子8を形成することができる。貫通孔6a内にメッキ下地層を予め形成しておくことにより、外部接続端子8を電気メッキにより形成することができる。
本実施形態のSAW素子によれば、回路パターン7がカバー体6の枠部4に配置されていることから、SAW素子1に衝撃または圧力がかかった際にカバー体6が変形することを低減することができる。また、回路パターン7が励振電極3と重ならない領域に配置されている。そのため、回路パターン7は、励振電極3との間で浮遊容量等の発生を低減することができる。その結果、SAW素子1は、安定した電気特性を得ることができる。
また回路パターン7が枠部4に配置されることにより、外部から水分等が侵入しようとした場合でも、水分等が枠部4に配置された回路パターン7に遮られるため、SAW素子1の耐湿性を向上させることができる。さらに、SAW素子1は、図2に示す通り、少なくとも2つの振動空間Spの間に位置する枠部4に回路パターン7が形成されていることから、例えば外部から水分が浸入した場合でも複数の励振電極3が同時に腐食されにくくすることができる。
(SAW素子の変形例1)
回路パターン7は、図6〜図8に示す通り、蓋部5上に配置されていてもよい。蓋部5に配置されている場合、励振電極3との距離が遠くなるため、寄生容量の発生をさらに低減することができる。本変形例のSAW素子1は、図6に示す通り、回路パターン7が、平面視して、枠部4と重なる位置に配置されている場合である。
また、本変形例のSAW素子1は、図7に示す通り、カバー体6内にいわゆる貫通導体(貫通孔6aおよび貫通孔6a内に設けられた外部接続端子8)が設けられておらず、枠部4の側壁に沿って接続配線が設けられている場合である。具体的に、枠部4の側壁に沿って設けられる接続配線は、電極パッド3aから枠部4および蓋部5の外側面(側壁)に設けられた外部接続端子8によって、回路パターン7と電極パッド3aが電気的に接続されている。この場合は、カバー体6に貫通孔6aを設けなくてもよいので、カバー体6の面積を小さくすることができる。
一方、蓋部5上に回路パターン7を形成する場合でも、図8に示すように、カバー体6に貫通孔6aが形成されていてもよい。この場合、カバー体6の貫通孔6a内に外部接続端子8が配置されることから、カバー体6と圧電基板2との密着性を向上させることができる。
また、蓋部5上に回路パターン7が形成されている場合、カバー体6は、回路パターン7を覆う絶縁性の第2蓋部5aを有していてもよい。第2蓋部5aは、例えば蓋部5または枠部4の材料に加えて、フィラーなどを含む封止樹脂を用いることができる。第2蓋部5aを有していることにより、回路パターン7が短絡されることなどを防止することができる。
回路パターン7は、グランド電位の電極パッド3aに電気的に接続されていてもよい。回路パターン7がグランド電位に接続されている場合には、後述する受信フィルタおよび送信フィルタの整合回路として用いることができる。この場合は、アンテナ端子と、受信フィルタおよび送信フィルタの分岐点との間の配線に回路パターン7が接続される。また、送信フィルタにおいて減衰極調整用のインダクタとして回路パターン7を用いてもよい。この場合は、並列共振子とグランドの間に回路パターン7が位置するように配置される。
(SAW素子の変形例2)
カバー体6の枠部4は、図9に示す通り、平面視したときに、圧電基板2の外周2aよりも内側に配置されていてもよい。具体的には、平面視において、カバー体6の外縁6cが、圧電基板2の外周2aから距離D1を開けて配置される。距離D1は、例えば、1μm以上10μm以下となるように設定することができる。本実施形態は、カバー体6のうち枠部4および蓋部5が、圧電基板2の外周2aから距離D1を開けて配置されている場合である。
このようにカバー体6が、圧電基板2の外周2aから距離を空けて配置されている場合には、SAW素子1をモールドする封止樹脂を配置する際に、封止樹脂と圧電基板2(または保護膜)とを接触させることができるため、SAW素子1と封止樹脂の接触面積を大きくすることができる。その結果、SAW素子1と封止樹脂の密着性を向上させることができるので、封止樹脂の剥がれを低減したり、水分の侵入などを低減したりすることができる。
また、カバー体6の枠部4は、図9に示すように、平面視したときに、外縁6cから圧電基板2の外周2aまでの距離D1よりも、圧電基板2の外周2aからの距離D2が大きい凹部6bが設けられていてもよい。凹部6bの大きさ(距離D2−距離D1)は、例えば1μm以上50μm以下となるように設定することができる。本実施形態は、凹部6bが枠部4および蓋部5に形成されている場合である。凹部6bは、枠部4および蓋部5をパターニングするときのフォトマスクに予め凹部6bがパターニングされるようにしておけば、任意の形状を形成することができる。
このように凹部6bが形成されていることにより、SAW素子1の外部に配置される封止樹脂との接触面積をさらに増やすことができるので、密着強度を向上させることができる。また、封止樹脂が硬化する際の応力がカバー体6にかかった場合でも凹部6bが形成されていることにより、接触面積が大きくなっているため、応力が集中することを低減することができる。
本変形例では、カバー体6が凹部6bを有する場合について説明したが、凹部6bに限定されず、図10に示すように、カバー体6の側面が波線状になっていてもよい。波線状になっていることにより、外部応力に対する強度を向上させることができる。波線の幅または圧電基板2の外周2aからの距離D2は、例えば1μm以上50μm以下となるように設定することができる。なお、本変形例は、枠部4および蓋部5の側面が波線状になっている場合について説明したが、枠部4のみであってもよいし、蓋部5のみであってもよい。
また、枠部4は、図11に示すように、圧電基板2側の幅W1が、蓋部5側の幅W2よりも大きくなったフィレット4aを有していてもよい。フィレット4aは、圧電基板2に向かうにつれて枠部4の幅が大きくなるように配置される。またフィレット4aは、枠部4の側面と、フィレット4aの外側面が滑らかになるように配置されている。
フィレット4aは、前述した枠部4の露光時に、ステッパー等の投影露光装置を用いた場合、露光光の結像面、つまりピントを樹脂上面から故意に上下方向にオフセットすることで形成することができる。これにより、投影像の輪郭がぼやけさせることできるので、光硬化する樹脂の領域が変えることができ、断面視において、枠部4の圧電基板2側を裾引き形状のフィレット4aに形成できる。
このようにフィレット4aが枠部4に形成されていることにより、封止樹脂の被覆性を向上させることができる。すなわち、フィレット4aがない場合だと枠部4と圧電基板2の角部に封止樹脂が侵入しにくく被覆性が悪くなることがあるが、フィレット4aを有していることにより枠部4と圧電基板2の角部を滑らかにすることができる。また、フィレット4aを有していることにより、枠部4の側面が滑らかになるため、熱応力を分散しやすくできるという効果も奏する。
(分波器)
SAW素子1は、図12に示すように、アンテナ端子9、送信フィルタ10および受信フィルタ11を有する分波器100に適用してもよい。アンテナ端子9は、移動体端末等の通信装置において、アンテナに接続される端子である。送信フィルタ10は送信端子10aから入力された送信信号TSをフィルタリングしてアンテナ端子9に出力するフィルタである。受信フィルタ11はアンテナ端子9から入力された受信信号RSをフィルタリングするフィルタである。フィルタリングされた受信信号RSは出力端子11aから出力される。送信フィルタ10および受信フィルタ11はアンテナ端子9に電気的に接続されている。なお、図12において、Gはグランドを示しており、Lはインダクタを示すものである。また、受信フィルタ11は、ダブルモードSAWフィルタDを示すものである。
送信フィルタ10は、アンテナ端子9および送信端子10aに直列的に接続した直列共振子S1〜S3と、アンテナ端子9および送信端子10aに並列的に接続した並列共振子P1〜P3とを有するラダー型フィルタで構成されている。本実施形態の分波器100では、3段のラダー型フィルタの例を用いているがこれに限定されず、何段のラダー型フィルタであってもよい。
上述のSAW素子1の構造を分波器100に適用したときに、回路パターン7を、減衰極調整用のインダクタとして用いる場合には、図12に示す、インダクタLに相当する部分に用いることができる。本実施形態では、複数の並列共振子P1〜P3と電気的に接続するようにグランド電位に接続された回路パターン7が配置されている。
(通信装置)
図13に示すように、アンテナ12と、アンテナ12に電気的に接続された分波器100と、分波器100に電気的に接続されたRF−IC13とを備える通信装置200であってもよい。通信装置200によれば、図14に示すように、SAW素子1(または分波器100)を回路基板14に実装した場合でも、カバー体6の変形を低減することができる。
図14は、SAW素子1(または分波器100)を回路基板14に実装した状態を示している。回路基板14には、回路電極14aが形成されている。SAW素子1は、例えば
半田等からなるバンプ15を介して回路基板14に実装される。SAW素子1の外部接続端子8は、バンプ15を介して回路電極14aに電気的に接続される。
本変形例のSAW素子1は、枠部4、蓋部5および第2蓋部5aを貫通する貫通孔6aにおいて、第1柱状電極8aが枠部4の貫通孔6aに、第2柱状電極8bが蓋部5の貫通孔6aにそれぞれ配置されている。本変形例において、第2蓋部5aの貫通孔6aには、外部接続端子8は設けられていないが、第3柱状電極を設けてもよい。本変形例のように第2蓋部5aの貫通孔6aに外部接続端子8を設けずに、バンプ15の一部を入りこませることにすることで、SAW素子1が回路基板14へ実装する際に位置ずれすることを低減することができる。また、バンプ15が第2蓋部5aと接触することで密着強度を向上させることができる。
1…弾性波素子(SAW素子)
2…圧電基板
3…励振電極
3a…電極パッド
3aa…配線導体
3b…バスバー電極
3c…電極指
3d…反射器
4…枠部
4a…フィレット
5…蓋部
5a…第2蓋部
6…カバー体
6a…貫通孔
6b…凹部
6c…外縁
7…回路パターン
8…外部接続端子
8a…第1柱状電極
8b…第2柱状電極
8c…外部パッド
9…アンテナ端子
10…送信フィルタ
11…受信フィルタ
12…アンテナ
13…RFIC
14…回路基板
14a…回路電極
15…バンプ
100…分波器
200…通信装置
Sp…振動空間

Claims (15)

  1. 圧電基板と、
    該圧電基板上に配置された励振電極と、
    前記圧電基板上に配置された、前記励振電極と電気的に接続された電極パッドと、
    前記圧電基板上に配置された、前記励振電極を囲む枠部と、該枠部上に配置された蓋部とを有するカバー体と、
    前記カバー体に配置され、前記電極パッドと電気的に接続された回路パターンと、を有し、
    該回路パターンは、前記励振電極と重ならない領域に配置されている弾性波素子。
  2. 前記回路パターンは、前記蓋部上であって、平面透視して、前記枠部と重なる位置に配置されている請求項1に記載の弾性波素子。
  3. 前記回路パターンは、前記枠部上に配置されている請求項1または2に記載の弾性波素子。
  4. 前記回路パターンは、一部が、前記電極パッドよりも前記圧電基板の外周側に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の弾性波素子。
  5. 前記カバー体は、前記圧電基板との間に複数の振動空間を有しており、
    前記回路パターンは、少なくとも2つの前記振動空間の間に位置する前記枠部と重なる位置に配置されている請求項1〜4のいずれかに記載の弾性波素子。
  6. 前記回路パターンは、グランド電位の前記電極パッドに電気的に接続されている請求項1〜5のいずれかに記載の弾性波素子。
  7. 前記枠部は、平面視したときに、前記圧電基板の外周よりも内側に配置されており、
    前記枠部は、平面視したときに、外縁から前記圧電基板の外周までの距離よりも、前記圧電基板の外周からの距離が大きい凹部が設けられている請求項1〜6のいずれかに記載の弾性波素子。
  8. 前記枠部は、断面視において、前記圧電基板側の幅が、前記蓋部側の幅よりも大きくなったフィレットを有している請求項1〜7のいずれかに記載の弾性波素子。
  9. 前記カバー体は、前記電極パッド上に配置された貫通導体を有し、
    該貫通導体は、前記回路パターンと電気的に接続されている請求項1〜8のいずれかに記載の弾性波素子。
  10. 前記電極パッドは、前記枠部の外周側の側壁に沿って配置された接続配線を有し、
    該接続配線は前記回路パターンと電気的に接続されている請求項1〜8のいずれかに記載の弾性波素子。
  11. 前記蓋部上に配置された、前記回路パターンを覆う絶縁性の第2蓋部をさらに有する請求項1〜10のいずれかに記載の弾性波素子。
  12. 圧電基板と、
    該圧電基板上に配置された励振電極と、
    前記圧電基板上に配置された、前記励振電極と電気的に接続された電極パッドと、
    前記圧電基板上に配置された、前記励振電極を囲むとともに、平面視において前記圧電基
    板の外周よりも内側に枠部と、該枠部上に配置された蓋部とを有するカバー体と、を有し、
    前記枠部は、平面視したときに、外縁から前記圧電基板の外周までの距離よりも、前記圧電基板の外周からの距離が大きい凹部が設けられている弾性波素子。
  13. 圧電基板と、
    該圧電基板上に配置された励振電極と、
    前記圧電基板上に配置された、前記励振電極と電気的に接続された電極パッドと、
    前記圧電基板上に配置された、前記励振電極を囲む枠部と、該枠部上に配置された蓋部とを有するカバー体と、
    前記枠部は、断面視において、前記圧電基板側の幅が、前記蓋部側の幅よりも大きくなったフィレットを有している弾性波素子。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の弾性波素子と、
    該弾性波素子がバンプを介して実装された回路基板とを有する通信装置。
  15. 前記弾性波素子と電気的に接続されたアンテナをさらに有する請求項14に記載の通信装置。
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