JP2016002702A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷において表面と裏面で画像の位置を高精度に合わせる。
【解決手段】記録部30は、記録ヘッドからインク液滴を吐出して、搬送された用紙Sの第一面に画像を記録するとともに、第一面への画像記録後に用紙反転搬送路12を介して反転された用紙Sの第二面に画像を記録することができる。用紙搬送路には、記録部30で第一面に画像が記録される前の用紙Sの長さを測定するための第1の検知センサー70aと、第一面への画像記録後であって第二面に画像が記録される前の用紙Sの長さを測定するための第2の検知センサー70bが設けられている。演算部は、第一面に画像が記録される前の用紙Sの長さと、第一面への画像記録後であって第二面に画像が記録される前の用紙Sの長さとに基づいて用紙Sの伸長率を算出し、伸長率に応じて記録部30が用紙Sの第二面に画像を記録する際のインク液滴吐出タイミングとインク液適量を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録ヘッドからインク液滴を吐出して、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置では、記録ヘッドからインク液滴を吐出して、記録紙に画像を記録している。インク液滴が吐出されると、記録紙はインクの浸透に伴って伸びを生じる。そのため、両面印刷の場合では、記録紙の裏面に印刷する際に、表面に吐出されたインクによって記録紙が既に伸びているので、表面と裏面とで画像に位置ズレを生じる場合がある。これについて、表面に印刷する画像データに基づいて、裏面印刷時における記録紙の伸縮量を予測し、予測した伸縮量に基づいて、表面又は裏面に印刷する画像データを補正する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011-121237号公報
しかしながら、従来の技術では、実際の伸縮量が予測値と異なっていた場合には、表面と裏面とにおける画像の位置ズレを防止できないという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、両面印刷可能なインクジェット記録装置であって、記録ヘッドからインク液滴を吐出して記録媒体の第一面に画像を記録するとともに、前記第一面への画像記録後に前記記録媒体の第二面に画像を記録可能な記録部と、前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さと前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さとを測定するための検知センサーと、前記検知センサーを介して測定された前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さと前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さとに基づいて前記記録媒体の伸長率を算出し、前記伸長率に応じて前記記録部が前記第二面に画像を記録する際のインク液滴吐出タイミングとインク液適量を変更する演算部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、両面印刷において表面と裏面で画像の位置を高精度に合わせることができる。
本発明に係る実施形態の画像形成装置の内部構成を示す模式図である。 図1に示す第1の検知センサーと第2の検知センサーと演算部と記録部との関係を示したブロック図である。 両面印刷において用紙が第1の検知センサーと第2の検知センサーを経由して記録部に搬送される様子を示した模式図である。 図1に示す画像形成装置の両面印刷における制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
画像形成装置100は、インクジェット式プリンターであり、図1に示すように、本体2の内部下方に用紙収容部である給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3の内部には、記録媒体の一例である印字前のカットペーパーなどの用紙Sが所定枚数(例えば500枚程度)積載して収容されている。給紙カセット3の用紙搬送方向下流側、すなわち図1における給紙カセット3の右側の上方には給紙装置4が配置されている。この給紙装置4により、用紙Sは図1において給紙カセット3の右上方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。給紙カセット3は本体2の正面側から水平に引き出して用紙Sを補充することが可能である。
本体2の右側面外部には手差し給紙トレイ5が備えられている。手差し給紙トレイ5には給紙カセット3内の用紙Sとは異なるサイズの用紙や、厚紙、OHP(Overhead Projector)シート、封筒、はがき、送り状のように屈曲した搬送経路を通過することが困難な記録媒体、1枚ずつ手で送り込みたい記録媒体などが載置される。手差し給紙トレイ5の用紙搬送方向下流側、すなわち図1における手差し給紙トレイ5の左側には給紙装置6が配置されている。この給紙装置6により、手差し給紙トレイ5上の用紙は図1において左方に向け、1枚ずつ分離されて送り出される。
また、画像形成装置100はその内部に第1用紙搬送路7を備えている。第1用紙搬送路7は、給紙カセット3に関して言えばその給紙方向である右上方に位置し、手差し給紙トレイ5に関して言えばその左方に位置する。給紙カセット3から送り出された用紙Sは第1用紙搬送路7により本体2の側面に沿って垂直上方に、手差し給紙トレイ5から送り出された用紙は略水平左方に向けて搬送される。
用紙搬送方向に対し第1用紙搬送路7の下流端にはレジストローラー対8が備えられている。さらにレジストローラー対8の用紙搬送方向下流側直近には第1ベルト搬送部20及び記録部30が配置されている。記録部30には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の画像を形成する記録ヘッド(ラインヘッド)30a〜dが配置されている。給紙カセット3(または手差し給紙トレイ5)から送り出された用紙Sは第1用紙搬送路7を通ってレジストローラー対8に到達する。レジストローラー対8は用紙Sの斜め送りを矯正しつつ記録部30が実行するインク吐出動作とのタイミングを計り、第1ベルト搬送部20に向かって用紙Sを送り出す。なお、第1用紙搬送路7には用紙Sを搬送するための搬送ローラー対13aが適所に設けられている。
また、記録部30は、記録ヘッド30a〜dの乾燥や目詰まりによるインクの吐出不良を防止するために、長期間停止後の印字開始時は全ての記録ヘッド30a〜dのインク吐出ノズルから、また印字動作の合間にはインク吐出量が規定値以下のインク吐出ノズルから、ノズル内の粘度が高くなったインクを吐出するパージを実行して、次の印字動作に備える。
用紙搬送方向に対し第1ベルト搬送部20の下流側(図1の左側)には第2ベルト搬送部40が配置されている。記録部30にてインク画像が記録された用紙Sは第2ベルト搬送部40へと送られ、第2ベルト搬送部40を通過する間に用紙S上に吐出されたインクが乾燥される。
用紙搬送方向に対し第2ベルト搬送部40の下流側であって本体2の左面近傍にはデカーラー部9が備えられている。第2ベルト搬送部40にてインクが乾燥された用紙Sはデカーラー部9へと送られる。デカーラー部9では、用紙幅方向の略全域に亘って配置されるローラーと、用紙搬送方向に並ぶ複数のローラーに掛け回される無端状のベルトとのニップ部に用紙Sが狭持されることで用紙Sのカールが矯正される。
用紙搬送方向に対しデカーラー部9の下流側(図1の上方)には、用紙Sを機外へ排出するための第2用紙搬送路10が備えられている。デカーラー部9を通過した用紙Sは両面記録を行わない場合、第2用紙搬送路10から排出ローラー対60を介して画像形成装置100の左側面外部に設けられた用紙排出トレイ11に排出される。なお、第2用紙搬送路10には、第1用紙搬送路7と同様に、用紙Sを搬送するための搬送ローラー対13bが適所に設けられている。
また、第2ベルト搬送部40の下方にはメンテナンスユニット50が配置されている。メンテナンスユニット50は、上述したパージを実行する際に記録部30の下方に移動し、記録部30に設けられた記録ヘッド30a〜dのインク吐出ノズル(図示せず)から吐出されたインクを拭き取って回収する。
本体2の上部であって記録部30及び第2ベルト搬送部40の上方には、両面記録を行うための反転搬送路12が備えられている。両面記録を行う場合には、切換爪14aが用紙Sを第2用紙搬送路10から反転搬送路12側へ送るように切り換わり、第一面(表面)への記録が終了した用紙Sが、第2用紙搬送路10から反転搬送路12へと送られる。
反転搬送路12にはスイッチバック搬送路15が設けられており、ローラー対13cxにより、用紙Sがスイッチバック搬送路15に向けて矢印Aの方向に送られる。用紙Sの後端部がローラー対13cxに狭持された状態になると、ローラー対13cxの回転が停止して、用紙Sの搬送が一旦停止する。つづいて、切換爪14bが用紙Sをスイッチバック搬送路15から本体2の上部側に送るように切り換わるとともに、ローラー対13cxが逆回転して、用紙Sがスイッチバック搬送路15から本体2の上部側に向けて矢印Bの方向へと搬送される。
用紙Sは本体2の上部を通過して右側に向かって送られ、第1用紙搬送路7、及びレジストローラー対8を経て第二面を上向きにした状態で再び第1ベルト搬送部20へと送られる。なお、反転搬送路12には、第1用紙搬送路7、第2用紙搬送路10と同様に、用紙Sを搬送するための搬送ローラー対13cが適所に設けられている。
レジストローラー対8の用紙搬送方向上流側には、第一面に画像記録される前の用紙Sの長さを測定するために第1の検知センサー70aが設けられている。また、スイッチバック搬送路15には、第一面の画像記録後であって第二面に画像記録される前の用紙Sの長さを測定するために第2の検知センサー70bが設けられている。
図2に示すように、第1の検知センサー70aと第2の検知センサー70bには、MPU(Micro Processing Unit)等で構成された演算部80が接続されている。演算部80は、タイマー90と接続されており、第1の検知センサー70aにより用紙Sの先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間を計測し、第一面に画像記録される前の用紙Sの副走査方向(用紙搬送方向)の長さを測定する。また、演算部80は、第2の検知センサー70bにより用紙Sの先端が検知されてから後端が検知されるまでの時間を計測して、第一面への画像記録後であって第二面に画像記録される前の用紙Sの副走査方向の長さを測定する。演算部80は、測定した用紙Sのそれぞれの長さに基づいて、第一面への画像記録による用紙Sの副走査方向の伸長率を算出し、伸長率に応じて記録部30におけるインク液滴吐出タイミングとインク液適量とを変更する。用紙Sの第二面には、この変更されたインク液滴吐出タイミングとインク液適量で用紙Sの第二面に画像が記録される。
用紙Sの第一面に対する画像記録は、用紙Sの副走査方向の伸長率に関係なく実行されるので、用紙Sの第一面に対しては、図3(a)〜(c)に示すように、第1の検知センサー70aで用紙Sの先端が検知されてから後端が検知される前に、記録部30による画像記録が開始されてもよい。そのため、第1の検知センサー70aは、少なくとも記録部30の最も搬送方向上流側である記録ヘッド30aに対して用紙Sの搬送方向上流側に設けられていればよく、例えば記録ヘッド30aの手前に設けられてもよい。
一方、用紙Sの第二面に対する画像記録は、図3(d)〜(f)に示すように、第2の検知センサー70bにより用紙Sの先端と後端が検知された後に、演算部80によって用紙Sの副走査方向の伸長率が算出され、伸長率に応じて記録部30におけるインク液滴吐出タイミングとインク液適量とが変更された後で実行される必要がある。つまり、第2の検知センサー70bは、少なくとも記録ヘッド30aに対して、用紙Sの副走査方向の長さ分離れた位置であって、演算部80により用紙Sの副走査方向の伸長率が算出され、伸長率に応じて記録部30のインク液滴吐出タイミングとインク液適量が変更可能な時間分離れた位置に設置されていればよい。
なお、第一面への画像記録前の用紙Sの先後端と、第一面への画像記録後であって第二面に画像記録前の用紙Sの先後端を検知可能な場所であって、少なくとも記録ヘッド30aに対して、用紙Sの副走査方向の長さ分離れた位置で、かつ、演算部80により用紙Sの副走査方向の伸長率が算出され、伸長率に応じて記録部30のインク液滴吐出タイミングとインク液適量が変更可能な時間分離れた位置に、第1の検知センサー70aと第2の検知センサー70bを共通化した検知センサーを1つ設けてもよい。
具体的に、図4を参照して両面印刷における制御処理の流れを説明する。
図4に示すように、両面印刷でない場合には(ステップs10でNo)、本処理は実行されない。両面印刷である場合には(ステップs10でYes)、第一面への画像記録のため用紙Sが搬送され(ステップs11)、演算部80により、第1の検知センサー70aを介して、第一面への画像記録前における用紙Sの副走査方向の長さが取得される(ステップs12)。
具体的には、用紙Sの先端が第1の検知センサー70aを介して検知されると、演算部80は、タイマー90をスタートさせ、用紙Sの後端が第1の検知センサー70aで検知されると、タイマー90をストップさせる。演算部80は、タイマー値に基づいて、第一面への画像記録前における用紙Sの副走査方向の長さを取得し、タイマー90をクリアする。
つづいて、用紙Sは記録部30において第一面に画像が記録され(ステップs13)、第二面への画像記録のため反転搬送路12に送られる(ステップs14)。反転搬送路12では、演算部80により、第2の検知センサー70bを介して第二面への画像記録前における用紙Sの副走査方向の長さが取得される(ステップs15)。
具体的には、用紙Sの先端が第2の検知センサー70bにより検知されると、演算部80は、タイマー90をスタートさせ、用紙Sの後端が第2の検知センサー70bにより検知されると、タイマー90をストップさせる。演算部80は、タイマー値に基づいて、第一面への画像記録後であって第二面への画像記録前における用紙Sの副走査方向の長さを取得し、タイマー90をクリアする。
つづいて、演算部80は、取得した第一面への画像記録前の用紙Sの副走査方向の長さと、第一面への画像記録後であって第二面への画像記録前の用紙Sの副走査方向の長さとに基づいて、第一面への画像記録による用紙Sの副走査方向の伸長率を算出する(ステップs16)。伸長率は、第一面への画像記録後であって第二面への画像記録前の用紙Sにおける副走査方向の長さ÷第一面への画像記録前の用紙Sにおける副走査方向の長さから算出される。
つづいて、演算部80は、算出した用紙Sの副走査方向の伸長率に基づいて、用紙Sの第二面に対するインク液滴吐出タイミングを算出する(ステップs17)。第二面のインク液滴吐出タイミングは、第一面のインク液滴吐出タイミング×用紙Sの副走査方向の伸長率より算出される。第一面のインク液滴吐出タイミングは、第一面に記録される画像データに基づいて設定される。
つづいて、演算部80は、不図示の予め記憶されたインク液適量テーブルから用紙Sの副走査方向の伸長率に応じたインク液適量を取得する(ステップs18)。インク液適量テーブルは、用紙Sの副走査方向の伸長率に応じたインク液適量が設定されたテーブルであり、ROM(Read Only Memory)のような演算部80がアクセス可能なメモリーに記憶されている。例えば、インク液適量テーブルでは、用紙Sの副走査方向の伸長率が大きくなるほどインク液適量が多くなるように設定されてもよい。
つづいて、演算部80は、記録部30におけるインク液滴吐出タイミングとインク液適量を、算出したインク液滴吐出タイミングと取得したインク液適量に変更する(ステップs19)。第二面が上向きとなって記録部30に搬送された用紙Sの第二面には、記録部30において、変更されたインク液滴吐出タイミングとインク液適量で画像記録される(ステップs20)。以上により、本制御処理が終了する。
例えば、算出された用紙Sの伸長率が「1.2」であり、第一面のインク液滴吐出タイミングが「1」であったとすると、第二面のインク液滴吐出タイミングは「1.2」となる。また、インク液適量テーブルより、用紙Sの伸長率が大きくなるほどインク液適量が多くなるから、第二面では、第一面のときより多くのインク液滴が第一面のインク液滴吐出タイミングより遅れたタイミングで吐出される。その結果、第一面の画像と第二面の画像との位置合わせが可能となる。
このように、画像形成装置100は、両面印刷の場合には、第一面に画像記録される前の用紙Sの副走査方向の長さと、第一面に画像記録された後であって第二面に画像記録される前の用紙Sの副走査方向の長さとを実測して、第一面に画像記録されたことによる用紙Sの副走査方向の伸長率を算出している。そして、画像形成装置100は、算出した伸長率に応じて記録部におけるインク液滴吐出タイミングとインク液適量を変更し、用紙Sの第二面に画像記録している。そのため、画像形成装置100は、両面印刷において表面と裏面の画像の位置を高精度に合わせることができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、用紙Sの副走査方向に対する伸長率を算出し、副走査方向の伸長率に応じて記録部30におけるインク液適吐出タイミングとインク液適量とを変更したが、用紙Sの主走査方向(副走査方向に直交する方向)に対する伸長率を算出し、記録部30におけるインク液適吐出タイミングとインク液適量を変更してもよい。
この場合、用紙Sの主走査方向の長さを測定するための第3の検知センサーと第4の検知センサーを設ければよい。第3の検知センサーは、第1の検知センサー70aの近傍に配置され、第一面に画像記録される前の用紙Sにおける主走査方向の長さを検知し、第4の検知センサーは、第2の検知センサー70bの近傍に配置され、第一面への画像記録後であって第二面に画像記録される前の用紙Sにおける主走査方向の長さを検知する。第3、第4の検知センサーはフォトセンサーのような光学系センサーで構成されてもよい。また、インク液適量テーブルには、用紙Sの主走査方向の伸長率に応じたインク液適量を予め記憶させておく。なお、第1の検知センサー70aと第2の検知センサー70bも光学系センサーで構成することもできる。
そして、演算部80は、第3、第4の検知センサーにより検知された用紙Sの主走査方向の長さに基づいて、副走査方向の場合と同様にして用紙Sの主走査方向の伸長率を算出し、インク液適量テーブルから主走査方向の伸長率に応じたインク液適量を取得して、記録部30におけるインク液適量を変更する。なお、記録部30における記録ヘッドがラインヘッドではなくシリアルヘッドである場合には、演算部80はインク液適量だけでなくインク液滴吐出タイミングも併せて変更してもよい。また、用紙Sの主走査方向の伸長率と副走査方向の伸長率との両方に応じて記録部30のインク液滴吐出タイミングとインク液適量とを変更してもよいことは言うまでもない。この場合、インク液適量テーブルには、予め用紙Sの主走査方向の伸長率及び副走査方向の伸長率に応じたインク液適量を設定しておけばよい。また、演算部80は、用紙Sの副走査方向、主走査方向のそれぞれ1カ所だけでなく、複数箇所の長さを測定し、各箇所の伸長率に応じてインク液適量とインク液滴吐出タイミングを変更するようにしてもよい。また、演算部80は、測定した複数箇所の長さを平均化して算出した伸長率に応じてインク液適量とインク液滴吐出タイミングを変更するようにしてもよい。
2 本体
3 給紙カセット
4、6 給紙装置
5 手差し給紙トレイ
7 第1用紙搬送路
8 レジストローラー対
9 デカーラー部
10 第2用紙搬送路
11 用紙排出トレイ
12 反転搬送路
13a、13b、13c、13cx 搬送ローラー対
14a 14b 切換爪
15 スイッチバック搬送路
20 第1ベルト搬送部
30 記録部
30a〜d 記録ヘッド
40 第2ベルト搬送部
50 メンテナンスユニット
60 排出ローラー対
70a 第1の検知センサー
70b 第2の検知センサー
80 演算部
90 タイマー
100 画像形成装置

Claims (4)

  1. 両面印刷可能なインクジェット記録装置であって、
    記録ヘッドからインク液滴を吐出して記録媒体の第一面に画像を記録するとともに、前記第一面への画像記録後に前記記録媒体の第二面に画像を記録可能な記録部と、
    前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さと前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さとを測定するための検知センサーと、
    前記検知センサーを介して測定された前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さと前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さとに基づいて前記記録媒体の伸長率を算出し、前記伸長率に応じて前記記録部が前記第二面に画像を記録する際のインク液滴吐出タイミングとインク液適量を変更する演算部とを備えた
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記検知センサーは、
    前記記録部に対して前記記録媒体の搬送方向手前側に設けられ、前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さを測定するための第1の検知センサーと、
    前記記録媒体を反転させる反転経路に設けられ、前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の長さを測定するための第2の検知センサーとを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記検知センサーは、
    前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の副走査方向の長さを測定するための第1の検知センサーと、
    前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の副走査方向の長さを測定するための第2の検知センサーと、
    前記第一面に画像が記録される前の前記記録媒体の主走査方向の長さを測定するための第3の検知センサーと、
    前記第一面への画像記録後で前記第二面に画像が記録される前の前記記録媒体の主走査方向の長さを測定するための第4の検知センサーとを有し、
    前記演算部は、
    前記第1から4までの検知センサーの検知結果に基づいて前記記録媒体の主走査方向の伸長率と副走査方向の伸長率を算出し、算出した前記記録媒体の主走査方向の伸長率と副走査方向の伸長率に応じて、前記記録部が前記第二面に画像を記録する際のインク液滴吐出タイミングとインク液適量を変更する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記演算部は、
    前記記録媒体の伸長率が大きくなるほど、前記記録部の前記第二面に対するインク液滴吐出タイミングを前記第一面のときより遅く変更するとともに、前記記録部の前記第二面に対するインク液適量を前記第一面のときより多く変更する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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