JP2009113323A - 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及びそのプログラム - Google Patents
画像記録装置、画像記録装置の制御方法及びそのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009113323A JP2009113323A JP2007288618A JP2007288618A JP2009113323A JP 2009113323 A JP2009113323 A JP 2009113323A JP 2007288618 A JP2007288618 A JP 2007288618A JP 2007288618 A JP2007288618 A JP 2007288618A JP 2009113323 A JP2009113323 A JP 2009113323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- unit
- continuous sheet
- nozzle
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】搬送中の連続シートの幅を検出する複数の連続シート幅検出部15-1〜15-pを連続シートの搬送経路中に離間して配設する。制御部16は記録幅補正制御部17の制御指示に基づいて、連続シート幅検出部15-1〜15-pの伸縮情報をそれぞれ取得する。記録幅補正制御部17は、該伸縮情報取得結果に基づく記録幅補正情報に基づいて、複数のノズル列20を所定の重なりによる繋ぎ部を設けて配設して成る第1のノズル列ユニット及び第2のノズル列ユニットが記録する記録幅補正のための補正記録データを生成する。制御部16は、記録幅補正制御部17の制御指示により該補正記録データに基づいて記録処理を行う。
【選択図】図1
Description
これにより複数の短尺記録ヘッドから成るラインヘッドでは、例えば連続シートの搬送経路の上流側に配設される短尺記録ヘッドと、下流側に配設される短尺記録ヘッドとを互い違いに配設する際に、上流側の短尺記録ヘッドのノズル位置に対し、下流側の短尺記録ヘッドのノズル位置を連続シートの搬送方向から見て一致させるような調整は通常行わないのが一般的である。
特許文献1の技術では、主走査方向に一定のピッチで記録ドットを形成すると共に、副走査方向に連続シートを所定速度で移動させて面状に記録領域を形成し、かつ連続シートの同一面上に異なった色の記録ドットを重ね合わせて多色記録を行なう方法において、記録ドットの形成位置を主走査方向及び副走査方向に数記録ドット分たけシフトさせ、異なった色の記録ドットの重り状況が二次元的に離散的に変化するように記録する。
複数の短尺記録ヘッドから成るラインヘッドでは、前述したように、連続シートの搬送経路の上流側と下流側とに配設される複数の短尺記録ヘッドにおいて、搬送方向から見て上流側の短尺記録ヘッドのノズル位置に対し、搬送方向から見て下流側の短尺記録ヘッドのノズル位置を連続シートの搬送方向から見て一致させるような調整は通常行われていない。そのため、このようなラインヘッドで記録する場合は、ラインヘッドの繋ぎ部における上流側短尺記録ヘッドのノズル位置と、下流側短尺記録ヘッドのノズル位置との位置ずれも考慮する必要がある。
図14(a)は、ラインヘッドを構成する搬送方向から見て上流側短尺記録ヘッド101と、下流側短尺記録ヘッド102とによる繋ぎ部において、上流側短尺記録ヘッド101のノズル位置と、下流側短尺記録ヘッド102のノズル位置との関係が示されている。
図1は、第1実施形態に係る画像記録装置を概念的なブロック構成で示している。
図1には、本実施形態に係る画像記録装置10が包含する第1実施形態の画像記録装置10Aが示されている。なお、本実施形態に係る画像記録装置10は、後述する第2実施形態の画像記録装置10Bをも包含する。
図2は、本実施形態に係る画像記録装置の連続シートの搬送系を概略的に示す正面図である。図3は、本実施形態に係る画像記録装置の記録部を概略的に示す側面図である。図4は、本実施形態に係る画像記録装置の第1ドラムに対向配置される記録ユニットを概略的に示す正面図である。
給送部12から巻き出された連続シート31は、フリーローラ37、フリーローラ38、第1ダンサーローラ39、フリーローラ40、フリーローラ41を経由して、第1ドラム60に搬送される。
第1ドラム60は、例えばアルミニウム製の中空の円筒である。この第1ドラム60の回転軸60aは、後述する記録ユニット19-1を支持する部材の一端と係合し、かつ第1メンテナンスユニット66を支持する部材の一端とも係合している。また、第1ドラム60は、回転軸60aが本体フレーム53に回転可能に支持されている。
ここで本実施形態に係る画像記録装置10は、記録処理における搬送方向の解像度が300dpiの場合を想定し、第1エンコーダ62が1パルス出力した際に、記録データの1ライン分に対応する複数記録ドットによる記録を、ノズル列22が複数のノズルからそれぞれインクを吐出させて行う構成とする。これにより、第1ドラム60の直径は、25.4inch÷300dpi×18,000パルス÷円周率π=485mm、となる。
次に、記録部3が備える第2ドラム70の構成について説明する。
第2ダンサーローラ46は、回動中心46aを有するアーム46bの先端に回動可能に保持されている。この回動中心46aは、本体フレーム53に支持されている。そして、第2ダンサーローラ46とアーム46bとの自重によって、第2ダンサーローラ46に巻き付けられた連続シート31に対して張力を与えている。
紙管固定シャフト50には、ベルト52を介して巻き取り用の駆動モータ51の駆動力が伝達される。この駆動モータ51により、連続シート31は矢印48の方向に巻き取られる。また、ベルト52と駆動モータ51との間には、パウダークラッチ51aが配置されている。このパウダークラッチ52aは、連続シート31の搬送方向のテンションを調整する役目を果たしている。
図4は、記録部13の構成中、第1ドラム60に対向配置された記録ユニット19における記録ユニット19-1のみを概略的な正面図で示している。
図1では、この少なくとも1つの記録ユニット19を、記録ユニット19-1〜19-qで示しており、符号qは2≦qの整数である。
また、図1では、前述した図2に示される記録ユニット19-1,19-2の構成例として、記録ユニット19-1が複数のノズル列22を所定の重なりによる繋ぎ部を設けて配設してなるノズル列ユニットとして、ノズル列22-1-1-1〜22-n-m-1を示しており、さらにこのノズル列22-1-1-1〜22-n-m-1の個数に対応するノズル列駆動部21として、ノズル列駆動部21-1-1-1〜21-n-m-1を示している。
している。記録ユニット19-1が、例えばシアン(C),ブラック(K),マゼンタ
(M)及びイエロ(Y)の4色のインクに対応する場合、ノズル列22-1-1-1〜22-n-m-1において、n=4となる。
図4に示される記録ユニット19-1の構成例では、以上の説明から、例えばノズル列
22-1-1-1〜22-4-40-1を備えると共に、ノズル列駆動部21-1-1-1〜21-4-40-1を備える。
ノズル列22は、複数のノズルを形成したノズル面が設けられており、ノズル列駆動部21の駆動によって各ノズルからインクを吐出する。
各色のノズル列22は、前述したノズル列保持プレート83a,83b,83C及び8 3dと、ノズル列保持部材84とによって、第1ドラム60に対する相対位置が位置決めされている。
連続シート31の搬送経路中には、連続シート幅検出部15,15-1〜15-pが配設されている。この符号pは、2≦pの整数である。連続シート幅検出部15は、搬送経路を搬送される連続シート31の幅を検出した当該検出情報を、制御部16(16A,16B)に通知する。制御部16(16A,16B)は、連続シート31の搬送経路の上流から下流にかけて異なる位置に複数配設された連続シート幅検出部15-1〜15-pによる幅方向位置情報に基づいて、連続シート31の伸縮情報を算出する。連続シート幅検出部15-1は、記録ユニット19-1に対し連続シート31の搬送経路の上流側に配設される。連続シート幅検出部15−2は、記録ユニット19-2に対し連続シート31の搬送経路の上流側に配設される。このように、連続シート幅検出部15-1,15-2は、各記録ユニット19-1〜19-qに対応して1つ以上配設されている。連続シート幅検出部15は、例えばラインセンサにより構成する。連続シート幅検出部15におけるラインセンサの分解能は、良好な記録幅補正を行なうために、ノズル列22のノズル間隔と同等以上の分解能を有することが好ましい。連続シート幅検出部15におけるラインセンサには、例えばCIS(contact image sensor)が用いられ、給送部12から搬送される連続シート31の両側端位置を検出した当該検出情報を制御部16(16A,16B)へ通知する。このCISには、ノズル列22と同程度の解像度を確保することから、例えば解像度が300dpi以上のものを用いる。
本実施形態に係る画像記録装置10の制御部16においては、前述したように、第1実施形態に係る画像記録装置10Aが制御部16Aを備えた場合とし、第2実施形態に係る画像記録装置10Bが制御部16Bを備えた場合としている。
制御部16Aには、連続シート31を給送する給送部12と、連続シート31への記録処理を行なう記録部13と、記録処理が行われた連続シート31を回収する回収部14と、連続シート31の幅を検出する連続シート幅検出部15と、本実施形態に係る画像記録装置10(10A)に対して記録処理の指示データを通知する上位装置11と、がそれぞれ接続されている。
制御部16Aは、例えば制御機能及び演算機能を有するMPU(Micro Processor Unit:演算処理装置)及び制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)や演算処理装置のワークメモリとなるRAM(Random Access Memory)等からなる処理回路、及び画像記録装置10(10A)の制御に関する設定値等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリを少なくとも有する。なお、ROMについては、書き換え可能な不揮発性メモリに代えても良い。
ここで、本実施形態に係る画像記録装置10(10A)が、記録ユニット19-1,19-2を備える構成の場合における制御部16Aの記憶部18が記憶する情報について説明する。
(M)及びイエロ(Y)の4色のインク吐出を行うための複数のノズル列22によるノズル列ユニットを備える構成とする。これにより、記録ユニット19-1では、例えば第1色目としてのシアン(C)インクを吐出するための複数のノズル列22において、連続シート31の搬送経路上流側にノズル列22-1-2-1,22-1-4-1,22-1-6-1,22-1-8-1及び22-1-10-1を配設し、連続シート31の搬送経路下流側にノズル列22-1-1-1,22-1-3-1,22-1-5-1,22-1-7-1及び22-1-9-1を配設することになる。
そして、記憶部18は、連続シート31の搬送経路上流側に配設される記録ユニット19-1、記録ユニット19-1から搬送経路下流側に配設される記録ユニット19-2のそれぞれに対するノズル列20の配設位置情報を記憶する。
この記録幅補正処理については、後述する。
図5は、記録幅補正処理のための初期補正値の設定手順をフローチャートで示している。
このステップSa1では、温度や湿度の変化により連続シート31の伸縮がないことを意図しており、これは安定した温度、湿度環境に連続シート31を十分に長時間放置することで達成する。
なお、各色ノズル列ユニット間の重色一致に関する位置情報取得については、制御部16Aの演算処理装置が該位置情報を取得するための記録幅補正制御部17における制御プログラムを実行することにより取得される。
次に、制御部16Aは、ステップSb2において、第1のノズル列ユニット(ノズル列22-1-1-1〜22-1-10-1)によって連続シート31にテスト画像を記録する。
図7は、連続シートの伸縮情報取得結果、及び該伸縮情報取得結果に基づく記録幅補正情報による補正までの手順をフローチャートで示している。
ここで、記録幅補正に関する説明としては、第1,第2のノズル列ユニットの記録時の解像度が300dpiで、連続シート31の幅全体に亘って記録された場合とし、第1のノズル列ユニット(ノズル列22-1-1-1〜22-1-10-1)により記録された連続シート31の位置が第2のノズル列ユニット(ノズル列22-1-1-2〜22-1-10-2)により記録される位置に搬送された際、500μm程度伸長した場合を想定する。
図8は、前述した図7のステップSc6により算出された記録幅補正情報により記録ドットが追加されると共に、記録ドットの左移動(左シフト)がなされた場合を模式的に示している。
短尺記録ヘッド85,86のノズル間隔は、互いが等しくdnである。図8(a)では、短尺記録ヘッド85の配設位置に対し短尺記録ヘッド86の配設位置に誤差が生じ、短尺記録ヘッド85のノズル85-4と、短尺記録ヘッド86のノズル86-5との間隔がΔ85_86となり、ノズル間隔dnと等しくない場合を示している。
短尺記録ヘッド87,88のノズル間隔は、互いに等しくdnである。図8(b)では、短尺記録ヘッド87の配設位置に対し短尺記録ヘッド88の配設位置に誤差が生じ、短尺記録ヘッド87のノズル87-4と、短尺記録ヘッド86のノズル86-5との間隔がΔ87_88となり、ノズル間隔dnと等しくない場合を示している。
同図では、85a-1〜85a-4が短尺記録ヘッド85で記録される記録ドットを示しており、86a-5〜86a-8が短尺記録ヘッド86で記録される記録ドットを示している。
同図では、87a-1〜87a-4が短尺記録ヘッド87で記録される記録ドットを示しており、88a-5〜88a-8が短尺記録ヘッド88で記録される記録ドットを示している。
この関係は、連続シート31が1ドット相当伸長した場合において第2のノズル列ユニットで記録する際、図9に示される短尺記録ヘッド88で記録する記録ドットを右へ移動するよりも、図8に示される短尺記録ヘッド87で記録するドットを左へ移動する方が、第1のノズル列ユニットで記録される記録ドットで構成される連続シート上の仮想ドット格子に対して、第2のノズル列ユニットによる記録ドットの距離が小さい(近い)ことを示している。
この距離は、記録ユニット19に配設されて各色ノズル列ユニットを構成するそれぞれの短尺記録ヘッドの主走査方向の取り付け位置に依存するものであり、図6のステップSb5で記憶部18に記憶される補正値を参照して求める。
図10は、本実施形態に係る画像記録装置による記録幅補正の効果について説明している。
図10(b)では、連続シート31上への記録過程における搬送量に応じて該連続シート31が伸長しているため、第1のノズル列ユニット(22-1-1〜22-1-10)で記録される縦線20-1-1と20-1-dとの間隔、第2のノズル列ユニット(22-2-11〜22-2-20)で記録される縦線20-2-1と20-2-dとの間隔、第3のノズル列ユニット(22-3-21〜22-3-30)で記録される縦線20-3-1と20-3-dとの間隔、及び第4のノズル列ユニット(22-4-31〜22-4-40)で記録される縦線20-4-1と20-4-dとの間隔がそれぞれ連続シート31の搬送量に応じて大きくなっている。
この記録幅補正では、連続シート31の伸長を、前述した連続シート幅検出部15が検出した該幅検出情報に基づき、各色ノズル列ユニットによる記録時に記録データの1画素に対応するオリジナルの記録ドットを複製(シフト)し、オリジナルの記録ドットを記録するノズルとは異なる他のノズルに記録を行わせる。(前述した図8に示される記録ドットの移動による補正参照)。
図11は、第2実施形態に係る画像記録装置を概念的なブロック構成で示している。
第2実施形態に係る画像記録装置10(10B)は、前述した第1実施形態に係る画像記録装置10Aに対し、制御部16(16B)を備える。
第2実施形態に係る画像記録装置10Bは、例えば制御部16B内に繋ぎ部濃度補正のための専用の信号処理回路を備えると共に、この信号処理回路を制御するための制御プログラムをROM(書き換え可能な不揮発性メモリ)に記憶させ、演算処理装置にこの制御プログラムを実行させることにより濃度補正部23として機能させる。
図12は、連続シートの伸縮情報取得結果、及び該伸縮情報取得結果に基づく録幅補正情報に対し、さらにノズル列ユニットの繋ぎ部での濃度補正を加味した補正までの手順をフローチャートで示している。
制御部16Bは、ステップSd7において、濃度補正部23の動作処理を用いて、連続シート31の伸縮情報に基づいてノズル列ユニットの繋ぎ部に対し濃度補正を行なう。制御部16Bは、このステップSd7において、連続シート31の伸縮の程度により、繋ぎ部濃度補正係数を変更する。このつなぎ部濃度補正係数は、つなぎ部部分の記録ドットの濃度を定める値である。
図13は、前述した図12のステップSd6により算出される記録幅補正における記録ドットの移動(シフト)と、繋ぎ部の濃度補正とがなされた場合を模式的に示している。
同図では、85a-1〜85a-4が短尺記録ヘッド85で記録される記録ドットを示しており、86a-5〜86a-8が短尺記録ヘッド86で記録される記録ドットを示している。
第2実施形態に係る画像記録装置10Bでは、濃度補正部23による繋ぎ部濃度補正において、例えば短尺記録ヘッド86の繋ぎ部で記録される記録ドット間の距離Δ85_86に応じて繋ぎ部で記録される記録ドットによる濃度変化を推定し、該濃度変化の推定結果から繋ぎ部の記録データに対応する各画素の記録ドットに対しドロップ回数を可変するための濃度補正係数を乗じる。
なお、8濃度階調で表現できない小数部誤差については、次ライン記録データに対応する各画素の記録ドットなどに拡散させることが好ましい。
同図では、87a-1〜87a-4が短尺記録ヘッド87で記録される記録ドットを示しており、88a-5〜88a-8が短尺記録ヘッド88で記録される記録ドットを示している。
11 上位装置
12 給送部
13 記録部
14 回収部
15,15-1〜15-p 連続シート幅検出部
16(16A,16B) 制御部
17 記録幅補正制御部
18 記憶部
19,19-1〜19-q 記録ユニット
21,21-1-1-1〜21-n-m-q ノズル列駆動部
22,22-1-1-1〜22-n-m-q ノズル列
23 濃度補正部
31 連続シート
32 給送部スタンド
33,50 紙管固定シャフト
34,51,71 駆動モータ
34a,51a パウダークラッチ
35,52 ベルト
37〜47 ローラ
49 回収部スタンド
53 本体フレーム
60 第1ドラム
60a,62a,70a 回転軸
62 第1エンコーダ
63 カップリング
64 エンコーダ固定部材
70 第2ドラム
72 第2エンコーダ
73 カップリング
74 エンコーダ固定部材
83a〜83d ノズル列保持プレート
85〜88 短尺記録ヘッド
Claims (16)
- 複数のノズルより形成された複数のノズル列を所定の重なりによる繋ぎ部を設けて配設して成るノズル列ユニットを少なくとも1つ備える記録ユニットを1つ以上有し、通知される記録データに基づいて前記複数のノズルからインクを吐出させて搬送経路を搬送中の連続シート上に記録処理を行なう画像記録装置において、
前記搬送経路中にそれぞれを離間して配設され、前記搬送中の前記連続シートの幅を検出する複数の連続シート幅検出部と、
前記複数の連続シート幅検出部からの情報に基づいて、前記ノズル列ユニットの1つにおける第1のノズル列ユニットによって記録される記録ドットと、前記ノズル列ユニットの1つにおける第2のノズル列ユニットによって記録される記録ドットとの距離を考慮して前記記録データを補正して補正記録データを生成し、当該補正記録データに基づいて前記連続シート上に前記記録処理を行わせる記録幅補正制御部と、を備える、ことを特徴とする画像記録装置。 - 前記記録幅補正制御部を含む制御部をさらに備え、
前記制御部は、演算処理装置と制御プログラムを記憶する記憶部とを少なくとも備えて構成されており、前記演算処理装置に前記制御プログラムを実行させることにより前記記録幅補正制御部として機能する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 前記制御部は、前記演算処理装置が実行する前記制御プログラムによって制御される信号処理回路をさらに備える、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記制御部は、前記繋ぎ部による前記記録処理の際の前記記録ドットによる記録濃度を補正する濃度補正部をさらに備える、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記記憶部は、前記第1のノズル列ユニットを構成する前記各ノズル列のノズル間の距離に関する情報をも記憶する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記記憶部は、前記第1のノズル列ユニットが記録する前記記録ドット、及び前記第2のノズル列ユニットが記録する前記記録ドットの主走査方向及び副走査方向の位置情報をも記憶する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記記憶部は、前記複数の連続シート幅検出部のうちの1つにおける第1の連続シート幅検出部が検出した検出情報と、前記第1のシート幅検出部から前記搬送経路の下流側に離間して配設される第2の連続シート幅検出部による検出情報とから求まる前記連続シートの検出幅の差を示す幅検出誤差補正情報をも記憶する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記幅検出誤差補正情報は、所定の温度及び湿度環境が一定に保たれた条件下で、前記第1の連続シート幅検出部及び前記第2の連続シート幅検出部により前記連続シートの幅を検出させて取得する、ことを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
- 前記記録幅補正制御部は、前記ノズル列の前記繋ぎ部において、前記第1のノズル列ユニットの前記ノズルによって形成される前記記録ドットと、前記第2のノズル列ユニットの前記ノズルによって形成される前記記録ドットとの距離が縮まるように、前記第2のノズル列ユニットの前記ノズルによって記録される前記記録ドットを追加する前記補正データを生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 外部機器として接続された上位装置から、前記連続シート上に前記記録処理を行なう際に用いられる前記記録データを含むジョブ情報を受信する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記記録ユニットは、複数の前記ノズル列ユニットを備え、前記第1のノズル列ユニットと前記第2のノズル列ユニットとが、同一の前記記録ユニットを構成している、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 複数の前記記録ユニットを備え、前記第1のノズル列ユニットと前記第2のノズル列ユニットとが、異なる前記記録ユニットを構成している、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 複数のノズルより形成された複数のノズル列を所定の重なりによる繋ぎ部を設けて配設して成るノズル列ユニットを少なくとも1つ備える記録ユニットを1つ以上有し、通知される記録データに基づいて前記複数のノズルからインクを吐出させて搬送経路を搬送中の連続シート上に記録処理を行なう画像記録装置の制御方法であって、
前記搬送中の連続シートの幅を複数箇所で検出すること、
前記検出の結果に基づいて、前記ノズル列ユニットの1つにおける第1のノズル列ユニットによって記録される記録ドットと、前記ノズル列ユニットの1つにおける第2のノズル列ユニットによって記録される記録ドットとの距離を考慮して前記記録データを補正して補正記録データを生成すること、
当該補正記録データに基づいて前記連続シート上に前記記録処理を行わせること、のそれぞれを含む、ことを特徴とする画像記録装置の制御方法。 - 前記記録データを補正して前記補正記録データを生成する際は、さらに前記ノズル列ユニットの前記繋ぎ部における濃度補正情報も加味して前記補正記録データを生成する、ことを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置の制御方法。
- 複数のノズルより形成された複数のノズル列を所定の重なりによる繋ぎ部を設けて配設して成るノズル列ユニットを少なくとも1つ備える記録ユニットを1つ以上有し、通知される記録データに基づいて前記複数のノズルからインクを吐出させて搬送経路を搬送中の連続シート上に記録処理を行なう画像記録装置が当該記録処理による幅を補正するための制御を演算処理装置に行わせるためのプログラムであって
前記搬送中の連続シートの幅を複数箇所で検出する処理と、
前記検出の結果に基づいて、前記ノズル列ユニットの1つにおける第1のノズル列ユニットによって記録される記録ドットと、前記ノズル列ユニットの1つにおける第2のノズル列ユニットによって記録される記録ドットとの距離を考慮して前記記録データを補正して補正記録データを生成する処理と、
当該補正記録データに基づいて前記連続シート上に前記記録処理を行なう処理と、を前記演算処理装置に行わせる、ことを特徴とするプログラム。 - 前記演算処理装置は、前記記録データを補正して補正記録データを生成する処理において、さらに前記ノズル列ユニットの前記繋ぎ部における濃度補正情報も加味して前記補正記録データを生成する処理を行う、ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007288618A JP2009113323A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007288618A JP2009113323A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及びそのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009113323A true JP2009113323A (ja) | 2009-05-28 |
JP2009113323A5 JP2009113323A5 (ja) | 2010-12-02 |
Family
ID=40781007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007288618A Pending JP2009113323A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009113323A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012071575A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-04-12 | Seiko I Infotech Inc | 記録装置及び記録方法 |
CN103959278A (zh) * | 2011-09-08 | 2014-07-30 | 施耐德电气It公司 | 用于将装置与摄像机的覆盖区域相关联的方法和系统 |
JP2015013437A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社Screenホールディングス | 画像記録装置および画像記録方法 |
JP2016002702A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2017217846A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法 |
JP2019006025A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2019104214A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 株式会社リコー | 液体吐出装置、液体吐出システム、及び液体吐出装置のリフレッシュ方法 |
JP2019147359A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
WO2022044987A1 (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-03 | 株式会社Screenホールディングス | ウェブ印刷装置およびウェブ印刷方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6395781A (ja) * | 1986-10-10 | 1988-04-26 | Olympus Optical Co Ltd | カラ−画像記録方法 |
JPH11320923A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Isetoo:Kk | インクジェットプリントシステム |
JP2007030503A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-02-08 | Olympus Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
-
2007
- 2007-11-06 JP JP2007288618A patent/JP2009113323A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6395781A (ja) * | 1986-10-10 | 1988-04-26 | Olympus Optical Co Ltd | カラ−画像記録方法 |
JPH11320923A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-24 | Isetoo:Kk | インクジェットプリントシステム |
JP2007030503A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-02-08 | Olympus Corp | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012071575A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-04-12 | Seiko I Infotech Inc | 記録装置及び記録方法 |
CN103959278A (zh) * | 2011-09-08 | 2014-07-30 | 施耐德电气It公司 | 用于将装置与摄像机的覆盖区域相关联的方法和系统 |
JP2015013437A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社Screenホールディングス | 画像記録装置および画像記録方法 |
JP2016002702A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2017217846A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法 |
JP2019006025A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2019104214A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 株式会社リコー | 液体吐出装置、液体吐出システム、及び液体吐出装置のリフレッシュ方法 |
JP7031274B2 (ja) | 2017-12-14 | 2022-03-08 | 株式会社リコー | 液体吐出装置、液体吐出システム、及び液体吐出装置のリフレッシュ方法 |
JP2019147359A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
JP7068860B2 (ja) | 2018-02-28 | 2022-05-17 | 理想科学工業株式会社 | 印刷装置 |
WO2022044987A1 (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-03 | 株式会社Screenホールディングス | ウェブ印刷装置およびウェブ印刷方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009113323A (ja) | 画像記録装置、画像記録装置の制御方法及びそのプログラム | |
JP6548416B2 (ja) | 記録装置、記録装置の制御方法、およびプログラム | |
JP4923714B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2005047276A (ja) | マルチカラープリンタおよび画像をプリントする方法 | |
EP2218584B1 (en) | System and Method for Cross-Process Control of Continuous Web Printing System | |
JP5654776B2 (ja) | 画像記録装置の搬送量補正値算出方法 | |
JP2018043398A (ja) | インクジェット記録装置及びインク着弾位置調整方法 | |
US7922286B2 (en) | Image recording apparatus | |
JP2015071299A (ja) | 記録装置および記録位置ずれの補正方法 | |
US20100309242A1 (en) | Recording apparatus and method for adjusting recording position | |
JP2012179903A (ja) | 記録装置 | |
JP2010284883A (ja) | プリンタ及びプリンタの制御方法 | |
JP6878843B2 (ja) | インクジェット装置 | |
JP5176285B2 (ja) | 画像記録装置 | |
WO2017169237A1 (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の記録制御方法 | |
JP2009214397A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6168735B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
JP2012000839A (ja) | 記録装置 | |
JP5948396B2 (ja) | 画像記録装置の搬送量補正値算出方法 | |
JP2009083296A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6865630B2 (ja) | 記録装置、および記録方法 | |
JP5616809B2 (ja) | 画像記録装置および画像記録方法 | |
JP4151953B2 (ja) | インクジェット記録装置および副走査送り量補正方法 | |
JP2009234023A (ja) | ローラ偏芯度評価方法とこの方法を実施するプリント装置 | |
JP7501389B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインク吐出制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101018 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101018 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110225 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110615 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110620 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20111125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121113 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130312 |