JP2015537249A - ハードコーティング層を含む光特性に優れた反射防止フィルム - Google Patents

ハードコーティング層を含む光特性に優れた反射防止フィルム Download PDF

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Abstract

透明基材、ハードコーティング層、高屈折層および低屈折層の積層構造である反射防止フィルムを提供し、より具体的には、前記低屈折層は、フルオロアルキル基を有するオルガノシラン(organosilane)とアルコキシシランを反応させて合成されたシロキサン化合物をバインダーとして含む。

Description

ハードコーティング層を含む光特性に優れた反射防止フィルムを提供する。
ディスプレイが各種照明および自然光等の外光に晒されると、反射光によってディスプレイ内部で作られるイメージが目に鮮明に映らないことによるコントラスト(contrast)の低下によって、画面が見づらくなるだけでなく、目に疲労感を感じたり頭痛を誘発するようになる。このような理由から、反射防止に対する要求も非常に強くなってきている。
反射防止に対する必要性が強調されると共に、可視光線領域で反射防止効果を有するフィルム構造を見つけるために高屈折層と低屈折層が繰り返されている反射防止フィルムが開発され、層の数を減らす研究が進められて来た。さらに、反射防止フィルムは、高屈折層上部に低屈折層がコーティングされる形に発展してきたが、低屈折層および高屈折層を含む反射防止フィルムの設計には依然と困難が伴っている。
本発明の一具現例では、ハードコーティング層、高屈折層および低屈折層を用いて卓越した反射防止効果を表し、強度および光学特性が改善された反射防止フィルムを提供する。
本発明の一具現例において、透明基材、ハードコーティング層、高屈折層および低屈折層の積層構造で、前記低屈折層が下記式1で表されるシラン化合物と下記式2で表されるオルガノシラン化合物が重合されて形成されるバインダー;および中空シリカ粒子を含む反射防止フィルムを提供する。
[式1]
1 xSi(OR24-x
前記式1で、R1は炭素数1ないし10のアルキル基、炭素数6ないし10のアリール基または炭素数3ないし10のアルケニル基で、R2は炭素数1ないし6のアルキル基で、xは0≦x<4の整数を表す。
[式2]
3 ySi(OR44-y
前記式2で、R3は炭素数1ないし12のフルオロアルキル基で、R4は炭素数1ないし6のアルキル基で、yは0≦x<4の整数を表す。
前記式1で表されるシラン化合物は、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラ―n―ブトキシシラン、テトラ―sec―ブトキシシラン、テトラ―tert―ブトキシシラン、トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、イソブチルトリエトキシシラン、シクロヘキシルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシランおよびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上の化合物でもよい。
前記式2で表されるオルガノシラン化合物は、トリフルオロメチルトリメトキシシラン、トリフルオロメチルトリエトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、ノナフルオロブチルエチルトリメトキシシラン、ノナフルオロブチルエチルトリエトキシシラン、ノナフルオロヘキシルトリメトキシシラン、ノナフルオロヘキシルトリエトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシランおよびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上の化合物でもよい。
前記中空シリカ粒子は、数平均直径が約1nmないし約1,000nmでもよい。
前記バインダーは、前記中空シリカ粒子100重量部に対して、約10重量部ないし約120重量部含んでもよい。
前記ハードコーティング層の屈折率は、約1.5ないし約1.6でもよい。
前記ハードコーティング層の厚さは、約50nmないし約200nmでもよい。
前記ハードコーティング層は、無機物ナノ粒子、紫外線硬化型樹脂、硬化開始剤および溶媒を含んでもよい。
前記低屈折層の屈折率は、約1.2ないし約1.25でもよい。
前記高屈折層の屈折率は、約1.6ないし約1.7でもよい。
前記反射防止フィルムの鉛筆硬度は、約Bないし約Hでもよい。
前記反射防止フィルムの水に対する接触角は、約70°以下でもよい。
前記反射防止フィルムの反射率は、約380nmないし約780nm波長領域で0.5%未満でもよい。
前記反射防止フィルムに白色光を照射する際、反射光の色相a*値および色相b*値が−1<a*<2、−1<b*<1でもよい。
前記反射防止フィルムは、優れた強度および改善された光学特性を有することができる。
また、前記反射防止フィルムは、反射防止効果に優れるためタッチフィルム等の多様なディスプレイ機器に適用することができる。
本発明の一具現例である反射防止フィルムを図式化して表したものである。 実施例の波長領域にかかる反射防止フィルムの反射率をグラフで表したものである。 比較例の波長領域にかかる反射防止フィルムの反射率をグラフで表したものである。
以下、本発明の具現例を詳しく説明する。但し、これは例示として提示するものであり、これによって本発明が制限されるのではなく、本発明は後述の請求項の範疇によって定義されるだけである。
本発明の一具現例では、透明基材、ハードコーティング層、高屈折層および低屈折層の積層構造で、前記低屈折層が下記式1で表されるシラン化合物と下記式2で表されるオルガノシラン化合物が重合されて形成されるバインダー;および中空シリカ粒子を含む反射防止フィルムを提供する。
[式1]
1 xSi(OR24-x
前記式1で、R1は炭素数1ないし10のアルキル基、炭素数6ないし10のアリール基または炭素数3ないし10のアルケニル基で、R2は炭素数1ないし6のアルキル基で、xは0≦x<4の整数を表す。
[式2]
3 ySi(OR44-y
前記式2で、R3は炭素数1ないし12のフルオロアルキル基で、R4は炭素数1ないし6のアルキル基で、yは0≦x<4の整数を表す。
通常、低屈折層の屈折率が高屈折層の屈折率と差が大きいほど反射防止効果が卓越する。そこで、低屈折材料である中空型シリカ粒子の開発によって屈折率が非常に低い低屈折コーティング材に対する研究が継続して進められてきたが、既存のアクリル系樹脂を用いて開発された低屈折コーティング材は、屈折率が反射防止に対する前記の理論的最適値である約1.22ないし約1.24に至らなかった。
しかし、前記低屈折層にフルオロアルキル基を有するオルガノシランとアルコキシシランと反応させて合成されたシロキサン化合物をバインダーとして含むコーティング液を使用すると、高い透過率および低い反射率を具現することができ、前記低屈折層および高屈折層との光学設計を通じて光特性が向上された反射防止フィルムを提供することができる。また、ハードコーティング層を同時に含むことにより、反射防止フィルムの強度を確保でき、一定波長領域帯で卓越して減少した反射率を具現することができる。
前記式1で表されるシラン化合物は、xが0の場合は4個のアルコキシ基を有する四官能性アルコキシシラン、xが1の場合は3個のアルコキシ基を有する三官能性アルコキシシラン、およびxが2の場合は2個のアルコキシ基を有する二官能性アルコキシシランで表すことができる。xが3の場合は官能基であるアルコキシ基が一つだけになるため前記式2で表されるオルガノシラン化合物との縮合反応が行われ難い。
前記式1で、炭素数6ないし10のアリール基はフェニル基またはトリル基等が含まれ、炭素数3ないし10のアルケニル基としては、アリル基、1―プロフェニル基、1―ブテニル基、2―ブテニル基または3―ブテニル基等が含まれてもよい。
前記シラン化合物としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラ―n―ブトキシシラン、テトラ―sec―ブトキシシラン、テトラ―tert―ブトキシシラン、トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、イソブチルトリエトキシシラン、シクロヘキシルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、およびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上の化合物を使用してもよいが、これに限定されるのではない。
また、前記式2で表されるオルガノシラン化合物は、トリフルオロメチルトリメトキシシラン、トリフルオロメチルトリエトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、ノナフルオロブチルエチルトリメトキシシラン、ノナフルオロブチルエチルトリエトキシシラン、ノナフルオロヘキシルトリメトキシシラン、ノナフルオロヘキシルトリエトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシラン、およびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上の化合物を使用してもよいが、これに限定されるのではなく、より具体的には、R3は炭素数3ないし5のフルオロアルキル基を使用することが相分離を発生させない点で有利である。
前記式1で表されるシラン化合物と前記式2で表されるオルガノシラン化合物は、加水分解された後、脱水縮合重合されてシロキサン化合物が形成される。なお、前記の加水分解および脱水縮合反応には酸触媒を使用してもよく、より具体的には、硝酸、塩酸、硫酸または酢酸等を使用することができる。
一方、前記式2で表されるオルガノシラン化合物は、前記式1で表されるシラン化合物100重量部に対して、約0.1重量部ないし約50重量部を使用してもよく、具体的には約1重量部ないし約30重量部、より具体的には約5重量部ないし約20重量部を使用することがよい。前記オルガノシラン化合物が約0.1重量部未満で使用される場合は、屈折率低下効果が微々たるものになるという問題があり、約50重量部を超えて使用される場合は、むしろ屈折率を増加させるという問題がある。
前記の形成されたシロキサン化合物は、有機無機ハイブリッドバインダーとして作用して中空シリカ粒子の表面を処理する役割をする。
前記シロキサン化合物の重量平均分子量は、約1,000ないし約100,000、具体的には約2,000ないし約50,000、より好ましくは約5,000ないし約20,000の範囲にあることがよい。前記重量平均分子量が約1,000未満だと目的とする低い屈折率のコーティング層を形成し難く、約100,000を超える場合は反射防止フィルムの光透過度を低下させるという問題がある。
一方、中空シリカ粒子(hollow silica particles)とは、ケイ素化合物または有機ケイ素化合物から導出されるシリカ粒子であって、前記シリカ粒子の表面および/または内部に空間が存在する形態の粒子を意味する。
前記中空シリカ粒子は、分散媒(水または有機溶媒)に分散された形態であって、固形分含量が約5重量%ないし約40重量%のコロイド状で含んでもよい。ここで、前記分散媒として使用できる有機溶媒としては、メタノール(methanol)、イソプロピルアルコール(isoproply alcohol,IPA)、エチレングリコール(ethylene glycol)、ブタノール(butanol)等のアルコール類;メチルエチルケトン(methyl ethyl ketone)、メチルイソブチルケトン(methyl iso butyl ketone,MIBK)等のケトン類;トルエン(toluene)、キシレン(xylene)等の芳香族炭素水素類;ジメチルホルムアミド(dimethyl formamide)、ジメチルアセトアミド(dimethyl acetamide)、N―メチルピロリドン(methyl pyrrolidone)等のアミド類;酢酸エチル、酢酸ブチル、γ―ブチロラクトン等のエステル(ester)類;テトラヒドロフラン(tetrahydrofuran)、1,4―ジオキサン等のエーテル(ether)類;またはこれらの混合物を使用してもよい。但し、前記のように分散媒に分散されたコロイド溶液の形態で使用する場合は、固形分含量等を考慮して中空シリカ粒子の含量が前述の範囲に該当するように調節することができる。
また、前記中空シリカ粒子の数平均直径は、約1nmないし約1,000nm、具体的には約5nmないし約500nm、より具体的には約10nmないし約100nmの範囲のものを使用することが、フィルムの透明性を保つと共に反射防止効果を表すのに有利である。
前記シロキサン化合物のバインダーは、前記中空シリカ粒子100重量部に対して、約10重量部ないし約120重量部、具体的には約20重量部ないし約100重量部、より具体的には約40重量部ないし約80重量部を使用することがよい。バインダーが約10重量部未満で使用されるとコーティング面において白化現象が発生するという問題があり、約120重量部を超えて使用されると反射防止効果が著しく落ちるという問題がある。
一方、前記反射防止コーティング組成物は、バインダーによる中空シリカ粒子の表面処理を促進するために酸触媒を含んでもよく、前記酸触媒は、当業界で一般的に使用されているものであれば特に限定されないが、硝酸または塩酸を使用することが良い。前記酸触媒は、前記中空シリカ粒子100重量部に対して、約0.1重量部ないし約20重量部を使用することができる。前記酸触媒を使用してコーティング組成物のpHは約2ないし約4の範囲に調節することが有利である。
図1を参考すると、前記反射防止フィルム100は、透明基材10、ハードコーティング層20、高屈折層30、低屈折層40を含むことができる。
前記透明基材10は、透明高分子樹脂等、通常の液晶表示装置等で使用される多様な種類の基板が使用できるが、前記基材としては、PET(polyethylene terephthalate)、PEN(polyethylenenaphthalate)、PES(polyethersulfone)、PC(Poly carbonate)、PP(poly propylene)、ノルボルネン系樹脂等が使用できる。
前記基材の材質としてPETを使用する場合、PETフィルムの厚さは約10μmないし約200μmで、具体的に約20μmないし約100μm以内でもよい。透明基材の厚さが約10μm未満だと基材の機械的強度に問題があり、厚さが約200μmを超えると、タッチパネル用としての打点特性の向上が図れない場合がある。
前記反射防止フィルム100は、低屈折層、高屈折層以外にハードコーティング層を含んでもよい。前記低屈折層および高屈折層とハードコーティング層を同時に含むことにより、反射防止フィルムの強度を確保することができ、一定波長領域帯で卓越して減少した反射率を具現することができる。
前記ハードコーティング層20の厚さは、約50nmないし約200nmでもよい。前記ハードコーティング層は、前記透明基材上に形成してもよく、高屈折層および低屈折層との関係で前記反射防止フィルムの強度を確保できるようにするため、ハードコーティング層を含まない反射防止層に比べてさらに広い波長領域帯で光学的特性を確保することができ、表面硬度を向上させることができる。また、前記ハードコーティング層が厚さを維持することにより、混濁現象の発生を阻止することができる。
前記ハードコーティング層20の屈折率は、約1.5ないし約1.6でもよい。前記ハードコーティング層の屈折率は、高屈折層屈折率よりも小さく、低屈折層屈折率よりも大きくなり得る。前記ハードコーティング層を含むことにより、反射防止フィルムの光特性をさらに向上させることができるという点に長所がある。
前記ハードコーティング層20は、無機物ナノ粒子、紫外線硬化型樹脂、硬化開始剤および溶媒を含んでもよい。前記無機物ナノ粒子は、粒子表面積に対して、アクリレート化合物で10%ないし50%表面処理されたものを使用することができる。前記の範囲内の無機物ナノ粒子を使用すると、均一な分散性および優れた透明性を有するハードコーティング層を具現することができる。前記無機物ナノ粒子は、特に制限されるのではないが、SiO2、Al2O3、CaCO3、TiO2およびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上を使用することができる。
前記紫外線硬化型樹脂の例としては、エチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6―ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ポリオールポリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA―ジグリシジルエーテルのジ(メタ)アクリレート、多価アルコールと多価カルボン酸およびその無水物とアクリル酸をエステル化することにより得られるポリエステル(メタ)アクリレート、ポリシロキサンポリアクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラメタクリレート、グリセリントリメタクリレート等を挙げることができるが、必ずしもこれらに制限されるのではない。
前記ハードコーティング層が含む硬化開始剤としては、ベンゼンとベンゼンエーテル化合物、ベンジルケタール化合物、α―ヒドロキシアルキルフェノン化合物、α,α―ジアルコキシアセトフェノン誘導体化合物、α―ヒドロキシアルキルフェノン化合物、α―アミノアルキルフェノン誘導体化合物、α―ヒドロキシアルキルフェノン高分子化合物、アクリルホスフィンオキシド化合物、ハロゲン化合物、フェニルグリオキソレート化合物、ベンゾフェノン誘導体化合物、チオキサントン誘導体化合物、1,2―ジケトン化合物、水溶性芳香族ケトン化合物、共重合体高分子化合物、アミン化合物、チタノセン化合物、無水酸(acid anhydride)と過酸化物(peroxide)等の熱・光重合開始剤を例として挙げることができる。
前記溶媒は、通常使用されるものであればいずれも使用でき、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等のアルコール、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類、トルエン、キシレン、ベンゼン等の芳香族化合物、ジエチルエーテル等のエーテル類等を挙げることができる。
前記高屈折層30の厚さは、約100nmないし約500nm、具体的に約150nmないし約450nmでもよい。前記高屈折層が前記の厚さ範囲を維持することにより、反射率および視認性向上効果を容易に具現することができ、応力増加によるクラックおよびカールの発生を最小化することができる。また、低屈折層との関係において、反射率光特性値が最適化される反射防止フィルムを提供することができる。
前記高屈折層30の屈折率は、約1.6ないし約1.7でもよい。高屈折層と低屈折層との屈折率の差が大きいほど反射防止フィルムの反射防止効果が卓越したものになるため、前記高屈折層が前記の範囲の屈折率を維持することにより、反射防止フィルムの光学特性を向上させることができる。
前記低屈折層40の厚さは、約50nmないし約150nmでもよい。前記低屈折層が前記範囲の厚さを維持することにより、改善された反射防止効果を奏することができ、前記低屈折層の卓越した付着性を維持することができる。また、前記低屈折層40の屈折率は、約1.2ないし約1.25でもよく、前記高屈折層との大きい屈折率差によって反射防止フィルムの光学特性を改善させることができる。
光が、ある媒質中に進行して屈折率が異なる媒質との境界面に到達すると、その一部分または全部が本来の媒質中に戻ってくることを反射というが、光の反射が存在する場合、反射量の分だけ透過する光量が損失されることになり、光源に作用した出力を不安定にするため、このような反射を防止するためのフィルムを反射防止フィルムと言う。
そのため、反射防止フィルムは反射率が小さく、光の透過時に色差計の変化がない等、光学特性を確保するかが重要になるが、前記反射防止フィルム100は、例えば、PETフィルム上部に約1.62ないし約1.70で、厚さが約200nmないし約450nmの高屈折層、屈折率が約1.22ないし約1.25で、厚さが約90nmないし約130nmの低屈折層を形成することにより、反射率および光学特性を最適化することができる。
前記反射防止フィルムの鉛筆硬度は約Bないし約Hでもよい。鉛筆硬度とは、45°の角度且つ一定の荷重で鉛筆で線を5回引いてスクラッチが発生した程度を言い、H、F、HB、B等で硬度を表し、高い数字のHであるほど硬く硬度が高く、高い数字のB芯であるほど軟らかく硬度が低いことを意味する。
前記反射防止フィルムは、高屈折層および低屈折層以外にハードコーティング層を含むことにより、反射防止フィルムの強度を確保できるため、前記反射防止フィルムが前記範囲の鉛筆硬度の範囲を維持することにより、タッチスクリーンパネル用反射防止フィルムとして用いる場合はH以上の硬度を具現することができる。
前記反射防止フィルムの水に対する接触角は約70°以下でもよい。水を水平な固体表面上に載せると一定のレンズ型を保つ滴になり得、このとき、水の表面は曲面になるが、固体表面と水の表面が一定の角度を保つことができ、前記角度を液体の内側から測定したものを接触角と言う。具体的に、前記接触角とは、反射防止フィルムと水の表面が成す一定の角度を意味する。
前記反射防止フィルムの水に対する接触角が約70°以下の場合、表面付着力に優れるという点で発明の効果を有し、水に対する接触角に下限があるのではないが、具体的に約40°ないし約70°になり得る。
前記反射防止フィルムの反射率は、約380nmないし約780nm波長領域で約0.5%未満になり得る。前記反射率とは、反射光のエネルギーと入射光のエネルギーの割合を指すが、反射防止フィルムの反射率が低いほど、反射する量が少なく光による影響を受け難くなり得る。そのため、前記反射率が約0.5%未満を保つことにより、反射防止機能を十分に発揮でき、反射率が低いため反射光の色調が青色光または赤色光を帯びない。また、フラット(flat)な反射スペクトルを有し、無色の色相値を有するという点に長所がある。
具体的に、前記放射防止フィルムの反射率は、約450nmないし約650nm波長領域で約0.3%未満でもよい。前記の約450nmないし約650nm波長領域は、約380nmないし約780nm可視光線領域より小さい波長領域であり、前述の高屈折層の屈折率および厚さ、低屈折層の屈折率および厚さを調節し、ハードコーティング層の屈折率および厚さを調節した光学設計により反射率が約0.3%未満である光特性値を有することができる。
前記反射防止フィルムに白色光を照射すると、反射光の色相a*値および色相b*値が−1<a*<2、−1<b*<1になり得る。国際照明委員会(CIE)で制定している測色システムによって前記反射防止フィルムに白色光(D65)を照射すると、反射光による色相値はCIE10°標準観察者(CIE1964)を基準とした場合、色相空間で二つの色相間の距離が人の目に見える色相の差の程度と一致するように定義したCIE L*、a*、b*で表現することができる。このとき、前記L*は明るさ、前記a*はRed―Green、前記b*はYellow―blue間の値を表すが、約380nmないし約780nmの波長領域で反射防止フィルムに白色光源(D65)照射時に表れる値をa*、b*の値で表すことができる。
前記色相値の絶対値が小さいほど、光源による色差の変化がないことを指すが、二つの色の感覚的な差を色差と言い、前記色差は色差計で測定でき、測定は反射色差および透過色差の両者が可能である。
前記反射防止フィルムは、透明基材、ハードコーティング層、高屈折層および低屈折層の積層構造で、それぞれの層の厚さおよび屈折率を調節することにより反射防止フィルムを設計し、反射光の色相値の絶対値が一定範囲を保つことができる。前記の色相a*値および色相b*値の範囲を保つことにより、反射防止フィルムが青色光または赤色光を帯びず、無色の色相を有するという効果を具現することができる。
具体的に、ハードコーティング層、高屈折層と低屈折層の屈折率をプリズムカップラーにより確認し、PETフィルムを基材として、光学設計ツールを用いて各層をシミュレーションした場合、可視光線領域内で反射率が約0.3%未満で、反射光の色相値が−1<a*<2、−1<b*<1の反射防止フィルムが含む各層の構造および厚さ等を類推することができる。
そのため、前記シミュレーションにより、PETフィルムを厚さが約50nmないし200nmのハードコーティング層、厚さが約200nmないし約450nmの高屈折層、及び厚さが約50nmないし約150nmの低屈折層でコーティングする構造のとき、反射率が約0.3%未満で、反射光の色相値が−1<a*<2、−1<b*<1の反射防止フィルムを設計することができる。
以下では、本発明の具体的な実施例を提示する。但し、下記の実施例は本発明を具体的に例示したり説明するためのものに過ぎなく、これによって本発明が制限されることはない。
<実施例および比較例>
実施例
1.反射防止低屈折用コーティング組成物の製造
水100重量部、イソプロパノール433重量部および0.1M HNO3 36重量部を反応器に入れ、10分間撹拌した。その後、テトラエトキシシラン(テトラエチルオルソシリケート,TEOS)372重量部および(3,3,3―トリフルオロプロピル)トリエトキシシラン29重量部を漏斗によって30分間ゆっくり投入した。その後、2時間50℃で撹拌し、常温に冷却した後、再度24時間200rpmの速度で撹拌して透明なバインダー溶液を得た。前記溶液の固形分は13重量%で、pHは2.2であることを確認した。前記の透明な溶液を別の精製過程を経ず次のステップのコーティング組成物の製造に使用した。
前記の製造されたバインダー溶液65重量部、イソプロパノール100重量部および数平均直径60nmの中空シリカ粒子―イソプロパノール分散ゾル(20% w/w,JGC C&C社,Thrylya 4110)65重量部を反応器に入れ、24時間常温で撹拌させることにより、反射防止低屈折用コーティング組成物を製造した。前記で製造された反射防止低屈折用コーティング組成物の固形分は10重量%で、pHは2.5だった。
2.反射防止ハードコーティング用組成物の製造
固形分100重量部を基準として無機ナノ粒子15重量部(商品名XBA―ST,イルサン化学)、紫外線硬化型アクリレート樹脂35重量部(Kyoeisha)、光開始剤Irgacure―184 7重量部(Ciba社)を混合し、希釈溶剤メチルエチルケトン(MEK)で希釈して反射防止ハードコーティング用組成物を製造した。前記で製造された反射防止ハードコーティング用組成物の固形分は45重量%だった。
3.反射防止フィルムの製造
前記で製造された反射防止ハードコーティング用組成物をメイヤーバーを用いて125μmのPETフィルム上に、ハードコーティング層の厚さが90nmになるように塗布し、180Wの高圧水銀で300mJの紫外線を照射して硬化させハードコーティング層を形成した。
前記ハードコーティング層上部に、厚さが200nmで屈折率が1.62の高屈折層を形成し、前記高屈折層上にメイヤーバーを用いて105nmの厚さで前記で製造された反射防止低屈折用コーティング組成物を塗布した後、130℃で2分間乾燥して反射コーティング層を形成した。次に、60℃のオーブンで24時間エージングして最終反射防止フィルムを製造した。
比較例
PETフィルム上にハードコーティング層を形成しないことを除いては、前記実施例と同様の方法で最終反射防止フィルムを製造した。
Figure 2015537249
<実験例>―反射防止フィルムの光学的特性
Konica Minolta社のCM―5 Spectrophotometerを用いて前記実施例および比較例の反射防止フィルムの透過率を測定し、反射防止フィルムの裏面を黒色処理した後、反射率を測定した。また、白色光源D65とCIE1964観察者を指定して前記の実施例および比較例の反射防止フィルム構造に従い、CIE L*、a*、b*値、具体的には透過a*、透過b*および反射a*、反射b*の値を測定した。
また、JIS K 5600―5―4に準じて反射防止フィルムの鉛筆硬度を測定した。
Figure 2015537249
前記表2を参考すると、ハードコーティング層を含んでいる実施例の反射防止フィルムの方が、ハードコーティング層を含んでいない比較例の反射防止フィルムよりも鉛筆硬度がより大きかったため、ハードコーティング層によって反射防止フィルムの強度が改善されることが分かった。
図2は、実施例の波長領域にかかる反射防止フィルム反射率を、図3は、比較例の波長領域にかかる反射防止フィルム反射率をグラフで表したものであり、約450nmないし約650nmの波長領域で比較例の反射率も0.5%以下ではあったが、実施例の反射率の方が前記比較例に比べてより安定して0.3%以下の反射率を有することが分かった。
また、実施例の反射防止フィルムの反射光の色相a*値は−1ないし2の間、色相b*値は−1ないし1の間で、反射光による色差がやや存在することが分かり、比較例の反射防止フィルムに比べて優れた反射防止特性を表すことを確認した。

Claims (14)

  1. 透明基材、ハードコーティング層、高屈折層および低屈折層の積層構造で、前記低屈折層が下記式1で表されるシラン化合物と下記式2で表されるオルガノシラン化合物が重合されて形成されるバインダー;および中空シリカ粒子を含む反射防止フィルム。
    [式1]
    1 xSi(OR24-x
    前記式1で、R1は炭素数1ないし10のアルキル基、炭素数6ないし10のアリール基または炭素数3ないし10のアルケニル基で、R2は炭素数1ないし6のアルキル基で、xは0≦x<4の整数を表す。
    [式2]
    3 ySi(OR44-y
    前記式2で、R3は炭素数1ないし12のフルオロアルキル基で、R4は炭素数1ないし6のアルキル基で、yは0≦x<4の整数を表す。
  2. 前記式1で表されるシラン化合物は、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラ―n―ブトキシシラン、テトラ―sec―ブトキシシラン、テトラ―tert―ブトキシシラン、トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、イソブチルトリエトキシシラン、シクロヘキシルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシランおよびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上の化合物である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  3. 前記式2で表されるオルガノシラン化合物は、トリフルオロメチルトリメトキシシラン、トリフルオロメチルトリエトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、ノナフルオロブチルエチルトリメトキシシラン、ノナフルオロブチルエチルトリエトキシシラン、ノナフルオロヘキシルトリメトキシシラン、ノナフルオロヘキシルトリエトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロデシルトリエトキシシランおよびこれらの組合せからなる群から選ばれる一つ以上の化合物である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  4. 前記中空シリカ粒子は、数平均直径が1nm〜1,000nmである請求項1に記載の反射防止フィルム。
  5. 前記バインダーは、前記中空シリカ粒子100重量部に対して、10重量部〜120重量部含まれる請求項1に記載の反射防止フィルム。
  6. 前記ハードコーティング層の屈折率は、1.5〜1.6である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  7. 前記ハードコーティング層の厚さは、50nm〜200nmである請求項1に記載の反射防止フィルム。
  8. 前記ハードコーティング層は、無機物ナノ粒子、紫外線硬化型樹脂、硬化開始剤および溶媒を含む請求項1に記載の反射防止フィルム。
  9. 前記低屈折層の屈折率は、1.2〜1.25である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  10. 前記高屈折層の屈折率は、1.6〜1.7である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  11. 前記反射防止フィルムの鉛筆硬度は、B〜Hである請求項1に記載の反射防止フィルム。
  12. 前記反射防止フィルムの水に対する接触角は、70°以下である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  13. 前記反射防止フィルムの反射率は、380nm〜780nm波長領域で0.5%未満である請求項1に記載の反射防止フィルム。
  14. 前記反射防止フィルムに白色光を照射すると、反射光の色相a*値および色相b*値が−1<a*<2、−1<b*<1である請求項1に記載の反射防止フィルム。
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