JP2015525230A5

JP2015525230A5 -

Info

Publication number: JP2015525230A5
Application number: JP2015517364A
Authority: JP
Filing date: 2013-06-11
Publication date: 2016-08-04

Claims

（i）SEQ ID NO:15に対して少なくとも97％の同一性を有する第1のポリペプチドおよびSEQ ID NO:16に対して少なくとも97％の配列同一性を有する第2のポリペプチドを含む；
（ii）SEQ ID NO:15およびSEQ ID NO:16を含む；
（iii）2つのアクチビン受容体に結合する；
（iv）SEQ ID NO:3、SEQ ID NO:4、SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6、SEQ ID NO:7およびSEQ ID NO:8を含む；
（v）SEQ ID NO:3、SEQ ID NO:4およびSEQ ID NO:5を含む；または
（vi）SEQ ID NO:6、SEQ ID NO:7およびSEQ ID NO:8を含む、
単離された抗原結合タンパク質。
SEQ ID NO:2およびSEQ ID NO:18に特異的に結合する単離された抗原結合タンパク質であって、任意で、結合すると筋肉の成長を刺激する、請求項1記載の単離された抗原結合タンパク質。
SEQ ID NO:1およびSEQ ID NO:17に特異的に結合する前記（iii）の単離された抗原結合タンパク質であって、任意で、結合すると筋肉の成長を刺激する、請求項1記載の単離された抗原結合タンパク質。
（i）モノクローナル抗体もしくはそのフラグメントである；または
（ii）マウス抗体、ヒト化抗体、ヒト抗体、キメラ抗体、多特異性抗体、またはマウス抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体もしくは多特異性抗体のフラグメントである、
請求項1〜3のいずれか一項記載の抗原結合タンパク質。
請求項1または3記載の抗原結合タンパク質をコードする、単離された核酸。
請求項5記載の核酸を含む、発現ベクター。
請求項6記載のベクターを含む、宿主細胞であって、任意で、該細胞が真核生物細胞または原核生物細胞であり、任意で、該真核生物細胞が哺乳動物細胞である、宿主細胞。
少なくともSEQ ID NO:3〜5またはSEQ ID NO:4〜6を含む、単離された抗原結合タンパク質。
抗原結合タンパク質を製造する方法であって、核酸を発現させ抗体を産生させるのに適した条件下で請求項7記載の宿主細胞を培養する工程を含み、任意で、該宿主細胞の培養物から抗体を回収する工程をさらに含む、方法。
請求項1または3記載の抗原結合タンパク質、ならびに薬学的に許容される担体、希釈剤または賦形剤を含む、組成物。
（i）ミオスタチン、アクチビンAまたはGDF-11活性を減少させるまたはブロックする処置が必要な対象においてミオスタチン、アクチビンAまたはGDF-11活性を減少させるまたはブロックする方法に使用するための；
（ii）除脂肪筋肉量を増大させるかまたは脂肪量に対する除脂肪筋肉量の比を増大させる処置が必要な対象において除脂肪筋肉量を増大させるかまたは脂肪量に対する除脂肪筋肉量の比を増大させる方法に使用するための；
（iii）筋消耗疾患の障害に罹患した対象において筋消耗疾患を処置または予防する方法であって、任意で、該筋消耗疾患が、癌性悪液質、筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症、うっ血性閉塞性肺疾患、慢性心不全、化学性悪液質（chemical cachexia）、HIV/AIDSに起因する悪液質、腎不全、尿毒症、関節リウマチ、加齢に伴うサルコペニア、加齢に伴う虚弱（age-related frailty）、臓器萎縮（organ atrophy）、手根管症候群、アンドロゲン欠乏、または長時間の床上安静、脊髄損傷、発作、骨折、火傷、加齢もしくはインスリン抵抗性による不活動性に起因する筋消耗を含む、方法に使用するための、
請求項1もしくは3記載の抗原結合タンパク質、または請求項1もしくは3記載の抗原結合タンパク質を含む薬学的組成物。
（i）BIAcoreアッセイにおいてActRIIBに対して10 pMまたはそれ未満のK _D を有し、任意で、ActRIIBに対して1 pMまたはそれ未満のK _D を有する；
（ii）BIAcoreアッセイにおいてActRIIAに対して4 nMまたはそれ未満のK _D を有し、任意で、ActRIIAに対して1 pMまたはそれ未満のK _D も有する；
（iii）細胞ベースのアッセイにおいてActRIIBに対して8 nmまたはそれ未満のIC ₅₀ を有し、任意で、ActRIIBに対して2 nMまたはそれ未満のIC ₅₀ を有する；
（iv）細胞ベースのアッセイにおいてActRIIAに対して2 nMまたはそれ未満のIC ₅₀ を有し、任意で、ActRIIAに対して1 nMまたはそれ未満のIC ₅₀ も有する、
請求項1または3記載の単離された抗原結合タンパク質。
（i）BIAcoreアッセイにおいてActRIIBおよびActRIIAに対して1 pMまたはそれ未満のK _D を有する；または
（ii）細胞ベースのアッセイにおいてActRIIBに対して2 nMまたはそれ未満のIC ₅₀ およびActRIIAに対して1 nMまたはそれ未満のIC ₅₀ を有する、
抗原結合タンパク質。
アンタゴニスト性デュアル受容体抗体であり、任意で、該デュアル受容体抗体がヒト抗体である、請求項1または3記載の抗原結合タンパク質。