JP2015522738A - ピストンとクランクケースとから成る内燃機関用のアッセンブリ - Google Patents

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Abstract

本発明は、鋼を主体とする材料から成るピストン(10,110,210)と、アルミニウムを主体とする材料から成るクランクケース(140,240)とから成る、内燃機関用のアッセンブリ(100,200)であって、前記ピストン(10,110,210)は、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とを有しており、前記ピストンヘッド(11)は、環状のリング部(15)と、該リング部(15)の範囲に環状のクーリングチャンネル(23)とを有しており、前記ピストンスカート(16)は、ボス孔(18)を備えたピストンボス(17)を有しており、該ピストンボス(17)は、ボス結合部(19)を介して、ピストンヘッド(11)の下側(11a)に配置されており、前記ピストンボス(17)は、摺動面(21,22)を介して互いに結合されている、内燃機関用のアッセンブリ(100,200)に関する。本発明によれば、前記ピストン(10,110,210)に、外部に対して閉鎖された少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が設けられており、該孔(24a,24b,24c,24d)が、1つの摺動面(21,22)と1つのボス孔(18)との間に配置されており、前記少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が、前記クーリングチャンネル(23)に開口しており、該クーリングチャンネル(23)と前記少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)とが、低融点の金属または低融点の合金である冷媒(127,227)を含んでいる。

Description

本発明は、鋼を主体とする材料から成るピストンと、アルミニウムを主体とする材料から成るクランクケースとから成る、内燃機関用のアッセンブリであって、前記ピストンは、ピストンヘッドとピストンスカートとを有しており、前記ピストンヘッドは、環状のリング部と、該リング部の範囲に環状のクーリングチャンネルとを有しており、前記ピストンスカートは、ボス孔を備えたピストンボスを有しており、該ピストンボスは、ボス結合部を介して、ピストンヘッドの下側に配置されており、前記ピストンボスは、摺動面を介して互いに結合されている、内燃機関用のアッセンブリに関する。
最近の内燃機関では、ピストンのピストン頂面の範囲がさらされる機械的および熱的な負荷がますます高くなりつつある。アルミニウムを主体とする材料から成るピストンは、これらの負荷にもはや耐えられない。より高い負荷がかけられると、アルミニウムピストンでは特に早期に、ピストン頂面またはボス天頂の範囲における高温の箇所を起点とした亀裂が観察される。このような亀裂はエンジンの故障を招く恐れがある。したがって、鋼材料を主体とするピストンを使用することが目標とされる。このような材料の比重が、アルミニウムを主体とする材料と比べて比較的高いにもかかわらず、著しく高い負荷耐性を有する、ほぼ等重量のピストンを製造することができる。しかし、冒頭に述べたようなアッセンブリでは、アルミニウムを主体とする材料に比べて、鋼を主体とする材料の膨張率が小さいことが不都合であることが判っている。このことは、エンジン運転時にピストンとクランクケースとの間に、より大きな摺動クリアランスが生じる結果を招く。この効果は、内燃機関の種々の運転状態下に観察される。このことは、公害となるエンジンノイズや、高められたオイル消費量およびブローバイ効果を招く恐れがある。
独国特許出願公開第102009018981号明細書には、鋼を主体とする材料から成るピストンが記載されている。このピストンは、アルミニウムを主体とする材料から成るクランクケース内で使用するために適している。このピストンでは、ピストンボスが摺動面から間隔を置いて配置されており、すなわち摺動面へのピストンボスの機械的な結合が中断されているので、ピストンスカートは、より高温のピストンヘッドと共に著しく膨張し、その結果、エンジン運転時の摺動クリアランスの増大が減じられる。この場合に欠点となるのは、このようなピストンが、サイドフォースを、制限された規模でしか受け止めることができないことである。なぜならば、ピストンボスに対する摺動面の機械的な支持が存在していないか、または不十分にしか存在していないからである。さらに、リング溝の範囲で変形が増幅されて発生する恐れがあり、これらの変形は、ピストンヘッド側の燃焼室からの燃焼圧と燃焼ガスとに対するシールのためのピストンリングの機能を損なう。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式のアッセンブリを改良して、該アッセンブリが、運転時にできるだけ少ないエンジンノイズしか発生させず、かつオイル消費量ならびにブローバイ効果が過剰に高められないようなアッセンブリを提供することである。
この課題を解決するための手段は、ピストンが、鋼を主体とする材料から製造されており、クランクケースが、アルミニウムを主体とする材料から製造されており、ピストンに外部に対して閉鎖された少なくとも1つの孔が設けられており、この孔が、1つの摺動面と1つのボス孔との間に配置されており、前記少なくとも1つの孔がクーリングチャンネルに開口しており、該クーリングチャンネルと前記少なくとも1つの孔とが、低融点の金属または低融点の合金である冷媒を含んでいることにある。
本発明によるアッセンブリは、ピストン頂面の範囲に発生させられた熱が、ピストンヘッドを介して前記少なくとも1つの孔の周囲に的確に導かれる点で優れている。これによって、ピストンボスとピストンスカートとの間の範囲が集中的に、比較的強力に加熱される。また摺動面も、少なくとも部分的に、公知先行技術におけるピストンの場合よりも強力に加熱される。この増幅された加熱は、エンジン運転時にピストンスカートの範囲におけるピストンの付加的な熱膨張を生ぜしめ、この熱膨張はクランクケースの通常の熱膨張にほぼ相当している。これによって、ピストンとシリンダとの間の暖機時クリアランスが減じられる。ピストンとクランクケースとの間の負荷範囲全体にわたって許容し得る摺動クリアランスが生じることが判った。本発明によるアッセンブリは、完成したエンジンにおいてピストンが、−30℃までの低い温度であってもまだ自由に運動し得ることを確保する。運転暖機状態では、ピストンとクランクケースとの間の摺動クリアランスは僅かしか増大しないので、ピストンの増幅された二次運動が回避され、ひいては高められたエンジンノイズも回避される。さらに、ピストンヘッド側の燃焼室に対するシールも改善されるので、オイル消費量およびブローバイ効果が減じられる。
本発明の枠内では、「クリアランス(取付けクリアランス、暖機時クリアランス、摺動クリアランス、冷機時クリアランス)」とは、シリンダ孔またはシリンダライナの直径と、ピストンの直径との間の差を意味する。この場合、ピストンの直径はその最大箇所で測定される。
各従属請求項から、有利な改良形が明らかである。
ピストンの材料の熱膨張率WKoとクランクケースの材料の有効な熱膨張率WKuとが、WKo/WKu=0.4〜0.7の比を形成していると特に有利である。これによって、本発明によるアッセンブリにおけるピストンとクランクケースとの熱膨張率差の特に良好な補償が可能となる。このことは、選択的にクランクケースに鋳込まれたシリンダライナとの協働作用においても云える。
ピストンが、析出硬化型フェライト・パーライト鋼(いわゆるAFP鋼)ならびに0.3〜0.8質量%の炭素含量を有するマルテンサイト硬化性の鋼を含むグループから選択された材料から成ると有利である。これらの材料は、主としてその硬度、強度および製造可能性の点で互いに異なっているが、11〜13E−6 1/Kのほぼ等しい熱膨張率を有している。
クランクケースは、有利にはアルミニウム−ケイ素鋳造用材料から成る。22〜24E−6 1/Kの熱膨張率を有する、亜共晶アルミニウム−ケイ素合金(AlSi7〜AlSi9)ならびにAlSi17までのケイ素含量と、19〜22E−6 1/Kの熱膨張率とを有するアルミニウム−ケイ素合金を含むグループから選択された材料が特に有利である。
クランクケースは、たとえば鋳鉄材料から成る少なくとも1つのシリンダライナを備えていてよい。シリンダライナはシリンダ内の摩耗低減のために役立ち、自体公知の形式でクランクケース内に鋳込まれる。シリンダの得られた有効な熱膨張率WZyは、この場合、典型的に17〜20E−6 1/Kである。このことは、自体公知の形式で、シリンダ壁の全体の厚さに対するシリンダライナの壁厚の比と、それぞれ使用されたクランクケースの材料とに関連する。
しかし、クランクケースは、鉄材料を主体とするコーティングを備えている少なくとも1つのシリンダ孔を備えていてもよい。
ピストン内で冷媒としての使用のために適している低融点の金属は、特にナトリウムまたはカリウムである。低融点の合金としては、特にガリンスタン合金(登録商標)、低融点のビスマス合金およびナトリウムカリウム合金が使用され得る。
いわゆるガリンスタン合金(登録商標)とは、ガリウムとインジウムとスズとから成る、室温で液状となる合金系である。この合金は、ガリウム65質量%〜95質量%、インジウム5質量%〜26質量%およびスズ0質量%〜16質量%から成っている。有利な合金は、たとえばガリウム68質量%〜69質量%、インジウム21質量%〜22質量%およびスズ9.5質量%〜10.5質量%を有する合金(融点−19℃)、ガリウム62質量%、インジウム22質量%およびスズ16質量%を有する合金(融点10.7℃)ならびにガリウム59.6質量%、インジウム26質量%およびスズ14.4質量%を有する合金(三元系の共晶合金、融点11℃)である。
低融点を有するビスマス合金は多数知られている。低融点を有するビスマス合金には、たとえばLBE(鉛ビスマス共晶合金、融点124℃)、ローズメタル(Roses Metall)(ビスマス50質量%、鉛28質量%およびスズ22質量%、融点98℃)、オリオンメタル(Orion Metall)(ビスマス42質量%、鉛42質量%およびスズ16質量%、融点108℃)、クイックはんだ(Schnelllot)(ビスマス52質量%、鉛32質量%およびスズ16質量%、融点96℃)、ダルセメタル(d’Arcets−Metall)(ビスマス50質量%、鉛25質量%およびスズ25質量%)、ウッドメタル(Woodsches Metall)(ビスマス50質量%、鉛25質量%およびスズ12.5質量%、カドミウム12.5質量%、融点71℃)、リポウィツメタル(Lipowitzmetall)(ビスマス50質量%、鉛27質量%およびスズ13質量%、カドミウム10質量%、融点70℃)、ハーパースメタル(Harpers Metall)(ビスマス44質量%、鉛25質量%およびスズ25質量%、カドミウム6質量%、融点75℃)、セロロー(Cerrolow)117(ビスマス44.7質量%、鉛22.6質量%、インジウム19.1質量%、スズ8.3質量%およびカドミウム5.3質量%、融点47℃)、セロロー(Cerrolow)174(ビスマス57質量%、インジウム26質量%およびスズ17質量%、融点78.9℃)、フィールドメタル(Fields Metall)(ビスマス32質量%、インジウム51質量%およびスズ17質量%、融点62℃)ならびにウォーカー合金(Walkerlegierung)(ビスマス45質量%、鉛28質量%、スズ22質量%およびアンチモン5質量%)が属している。
適当なナトリウムカリウム合金は、カリウム40〜90質量%を含有していてよい。特に適しているのは、カリウム78質量%およびナトリウム22質量%を有する共晶合金ナック(NaK)である(融点−12.6℃)。
冷媒は付加的にリチウムおよび/または窒化リチウムを含有していてよい。充填時に窒素が保護ガスとして使用される場合、この窒素はリチウムと反応して窒化リチウムを生成し、こうしてクーリングチャンネルから除去され得る。
さらに、充填の間に、場合によって存在する乾燥した空気が冷媒と反応した場合、冷媒は酸化ナトリウムおよび/または酸化カリウムを含有することができる。
4つの孔が設けられていて、これらの孔が、ピストン内の特に均一な温度分配を達成するために、それぞれ1つの摺動面と1つのボス孔との間に配置されていると有利である。
クーリングチャンネル内もしくは前記少なくとも1つの孔内に収容されている冷媒の量は、冷媒の熱伝導率と、所望の温度制御の程度とに関係している。冷媒が、シェーカ効果を得るために、ひいてはピストン内の特に有効な熱分配を得るために、クーリングチャンネルの高さの1/2までの充填高さを有していると有利である。
ピストンの加熱、ひいてはピストンの熱膨張は、充填された冷媒の量によっても制御され得る。本発明により規定されたピストンの機能、本発明により規定されたクランクケースとの協働を確保するためには、時としてクーリングチャンネル容積の3〜10%を冷媒で充填するだけで十分であることが判っている。
以下に、本発明の実施態様を図面につき詳しく説明する。図は概略的に示されており、縮尺どおりには示されていない。
本発明によるアッセンブリに用いられるピストンの1実施形態を示す部分的な断面図である。 図1のII−IIに沿った断面図である。 本発明によるアッセンブリの第1の実施形態を示す断面図である。 図3の部分拡大図である。 本発明によるアッセンブリの別の実施形態を示す断面図である。
図1および図2には、本発明によるアッセンブリに用いられるピストン10の実施形態が示されている。ピストン10は、一体型のピストンまたは複数の部分から成るピストンであってよい。ピストン10は、鋼を主体とする材料から製造されている。図1および図2には、例示的に、単一部分から成る一体型のスリッパスカートピストンの形のピストン10が示されている。ピストン10は、燃焼キャビティ13を有するピストン頂面12と、環状のトップランド14と、ピストンリング(図示しない)を収容するためのリング部15とを備えたピストンヘッド11を有している。リング部15の高さには、環状のクーリングチャンネル23が設けられている。さらに、ピストン10は、ピストンボス17と、ピストンピン(図示しない)を収容するためのボス孔18とを備えたピストンスカート16を有している。ピストンボス17は、ボス結合部19を介して、ピストンヘッド11の下側11aに結合されている。ピストンボス17は、摺動面21,22を介して互いに結合されている(特に図2参照)。本実施形態において摺動面21,22の輪郭は、軸方向で真っ直ぐに形成されている。ただし、湾曲させられて形成された輪郭も考えられる。クリアランスを規定するためのピストン直径は、常に、その最大箇所で測定される。
ピストンスカート16は、本実施形態では、4つの孔24a,24b,24c,24dを有している。孔24a〜24dは、本実施形態では、ほぼ軸方向にかつピストン中心軸線Mに対して平行に延びている。しかし、孔24a〜24dは、ピストン中心軸線Mに対して角度を成して傾けられて延びていてもよい。孔24a〜24dは、それぞれ1つの摺動面21,22と1つのボス孔18との間に配置されている。孔24a〜24dは、クーリングチャンネル23に開口している。
本実施形態では、ピストン10が、たとえば自体公知の形式で鋳造されていてよい。この場合、クーリングチャンネル23および孔24a〜24dは、自体公知の形式で、塩中子を用いて設けられ得る。
クーリングチャンネル23と孔24a〜24dとは、冷媒で充填されている。図1および図2では、図面を見やすくするために冷媒は図示されていない。冷媒については、図3〜図5を参照するものとする。
図3は、12E−6 1/Kの熱膨張率を有する、「42CrMo4」の名称を持つマルテンサイト硬化性の鋼から成るピストン110を備えた、本発明によるアッセンブリ100の第1の実施形態を示している。ピストン110は、本実施形態では、シリンダライナ130内に収容されており、このシリンダライナ130は、クランクケース140内に収容されている。シリンダライナ130は、自体公知の形式で、鋳鉄材料から成っていてよい。クランクケース140は、本実施形態では、23E−6 1/Kの熱膨張率を持つタイプAlSi9のアルミニウムケイ素合金から成っている。
ピストン110の構造は、図1および図2に示したピストン10の構造にほぼ等しいので、同じ構造要素には同じ参照符号が付されており、これらの構成要素については、図1および図2に関する説明を参照するものとする。さらに、図3に示したピストン110のクーリングチャンネル23内および孔24a〜24d内には、冷媒127が収容されている。
図4は、図3を部分的に拡大した図を示している。図4につき、孔24aを例にとって、ピストンボス17の下部分の範囲のおける孔24a〜24dの詳細を説明する。孔24a〜24dのうち少なくとも1つの孔、本実施形態では孔24aは、外部に向かって開口した開口25を有している。冷媒127、すなわち上で例示的に挙げたような低融点の金属または低融点の合金は、開口25を通じて孔24a内に充填される。孔24aから冷媒127は、クーリングチャンネル23および別の孔24b〜24d内に分配される。引き続き開口25は密に閉鎖され、本実施形態では、圧入された鋼球26を用いて閉鎖される。開口25は、たとえば蓋の溶接またはキャップの圧入によって閉鎖されてもよい(図示しない)。
孔24a〜24dの大きさおよび冷媒127の充填量は、主としてピストン110の大きさと、所望の冷却出力とに左右される。平均的には、ピストン1つ当たり約10〜40gの冷媒127が必要とされる。冷却出力は、添加された冷媒127の量により、その熱伝導係数を考慮して制御され得る。たとえば、クーリングチャンネル23の高さのほぼ1/2に相当する、クーリングチャンネル23内の充填レベルが適している。この場合には運転中に、特に有利な熱分配のための自体公知のシェーカ効果が、摺動面21,22のために付加的に利用され得る。運転時に220℃の温度を有する冷媒127としてのナトリウムに関しては、350kW/mの冷却出力で、約260℃のピストン110の最大の表面温度が生ぜしめられる。
付加的に、ピストンヘッド11の下側11aは、冷却オイルの吹きかけによって冷却され得る。
孔24aの充填のためには、開口25を通じてランスが導入され、窒素または別の適当な不活性ガスまたは乾燥した空気を用いてパージが行われる。冷媒127の導入のためには、この冷媒127が、保護ガス(たとえば窒素、不活性ガスまたは乾燥した空気)と共に開口25を通じて導かれるので、冷媒127は孔24a内もしくはクーリングチャンネル23内に収容される。
孔24aを充填するための別の方法は、窒素、不活性ガスまたは乾燥した空気によるパージの後に、孔24a〜24dおよびクーリングチャンネル23が排気され、冷媒127が真空中に導入されることにより特徴付けられている。これによって、冷媒127は一層容易にクーリングチャンネル23内を往復運動し、かつ孔24a〜24d内に出入り運動することができる。なぜならば、冷媒127は、存在する保護ガスによって妨害されないからである。
保護ガスをクーリングチャンネル23もしくは孔24a〜24dから除去するための別の手段は、窒素または乾燥した空気(すなわち、主として窒素と酸素とから成る混合物)を保護ガスとして使用して、冷媒127に少量のリチウム、経験によればガス室(すなわち、クーリングチャンネル23の容積+孔24a〜24dの容積)の1立方センチメートル当たり約1.8〜2.0mgのリチウムを添加することにある。たとえばナトリウムおよびカリウムは酸素と反応して酸化物を生成するのに対して、リチウムは窒素と反応して窒化リチウムを生成する。したがって、保護ガスは実質的には完全に固体として冷媒127内に結合される。
図5は、12E−6 1/Kの熱膨張率を有する、「42CrMo4」の名称を持つマルテンサイト硬化性の鋼から成るピストン210を備えた、本発明によるアッセンブリ200の別の実施形態を示している。ピストン210は、本実施形態では、クランクケース240に設けられたシリンダ孔241内に収容されている。シリンダ孔241は、自体公知の形式で、20E−6 1/Kの熱膨張率を有する鉄材料を主体としたコーティング242を備えている。コーティング242は、典型的に100〜200μmの厚さを有している。クランクケース240は、本実施形態では、23E−6 1/Kの熱膨張率を有するタイプAlSi9のアルミニウムケイ素合金から成っている。
ピストン210の構造は、図1および図2に示したピストン10の構造にほぼ等しいので、同じ構造要素には同じ参照符号が付されており、これらの構成要素については、図1および図2に関する説明を参照するものとする。さらに、図5に示したピストン210のクーリングチャンネル23内および孔24a〜24d内には、冷媒227が収容されている。
表1は、例示的に図3ないし図5に示した本発明によるアッセンブリの両実施形態(番号1,2)を、従来技術の実施形態(図3〜8)と比較して示している。本発明のアッセンブリでは、使用されたピストンが140W/(mK)の熱伝導率を有する純粋なナトリウムで充填されている。充填量はクーリングチャンネル23と孔24a〜24dとの合算された容積の5%であった。本発明によるアッセンブリでは、その都度のピストンクリアランス、すなわち低い温度においても、極めて高い負荷(温度)においても、50μmの、あらゆる場合において同じ取付けクリアランスの変化が極めて僅かであることが判る。
Figure 2015522738

Claims (14)

  1. 鋼を主体とする材料から成るピストン(10,110,210)と、アルミニウムを主体とする材料から成るクランクケース(140,240)とから成る、内燃機関用のアッセンブリ(100,200)であって、前記ピストン(10,110,210)は、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とを有しており、前記ピストンヘッド(11)は環状のリング部(15)と、該リング部(15)の範囲に環状のクーリングチャンネル(23)とを有しており、前記ピストンスカート(16)は、ボス孔(18)を備えたピストンボス(17)を有しており、該ピストンボス(17)は、ボス結合部(19)を介して、前記ピストンヘッド(11)の下側(11a)に配置されており、前記ピストンボス(17)は、摺動面(21,22)を介して互いに結合されている、内燃機関用のアッセンブリ(100,200)において、
    前記ピストン(10,110,210)に、外部に対して閉鎖された少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が設けられており、該孔(24a,24b,24c,24d)が、1つの摺動面(21,22)と1つのボス孔(18)との間に配置されており、前記少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が、前記クーリングチャンネル(23)に開口しており、該クーリングチャンネル(23)と前記少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)とが、低融点の金属または低融点の合金である冷媒(127,227)を含んでいることを特徴とする、内燃機関用のアッセンブリ(100,200)。
  2. 前記ピストン(10,110,210)の材料の熱膨張率WKoと、前記クランクケース(140,240)の材料の熱膨張率WKuとが、WKo/WKu=0.4〜0.7の比をなす、請求項1記載のアッセンブリ。
  3. 前記ピストン(10,110,210)が、析出硬化型フェライト・パーライト鋼ならびに0.3質量%〜0.8質量%の炭素含量を有するマルテンサイト硬化性の鋼を含むグループから選択された材料から成る、請求項1記載のアッセンブリ。
  4. 前記クランクケース(140,240)が、アルミニウム−ケイ素鋳造用材料から成る、請求項1記載のアッセンブリ。
  5. 前記クランクケース(140,240)が、亜共晶アルミニウム−ケイ素合金(AlSi7〜AlSi9)ならびにAlSi17までのケイ素含量を有するアルミニウム−ケイ素合金を含むグループから選択された材料から成る、請求項1記載のアッセンブリ。
  6. 前記クランクケース(140)が、鋳鉄材料から成る少なくとも1つのシリンダライナ(130)を備えている、請求項1記載のアッセンブリ。
  7. 前記クランクケース(240)が、鉄材料を主体とするコーティング(242)を備えている少なくとも1つのシリンダ孔(241)を備えている、請求項1記載のアッセンブリ。
  8. 前記ピストン(10,110,210)が、前記冷媒(27,127,227)として、ナトリウムまたはカリウムを含んでいる、請求項1記載のアッセンブリ。
  9. 前記ピストン(10,110,210)が、前記冷媒(127,227)として、ガリンスタン合金(登録商標)、低融点のビスマス合金およびナトリウムカリウム合金を含むグループから選択された、1つの低融点の合金を含有している、請求項1記載のアッセンブリ。
  10. 前記ピストン(10,110,210)内の前記冷媒(127,227)が、リチウムおよび/または窒化リチウムを含んでいる、請求項1記載のアッセンブリ。
  11. 前記ピストン(10,110,210)内の前記冷媒(127,227)が、酸化ナトリウムおよび/または酸化カリウムを含有している、請求項1記載のアッセンブリ。
  12. 前記ピストン(10,110,210)が、前記クーリングチャンネル(23)の高さの1/2までの、前記冷媒(127,227)の充填高さを有している、請求項1記載のアッセンブリ。
  13. 前記ピストン(10,110,210)が、前記クーリングチャンネル(23)の容積の3〜10%の、前記冷媒(127,227)の充填量を有している、請求項1記載のアッセンブリ。
  14. 前記ピストン(10,110,210)が、4つの孔(24a,24b,24c,24d)を有しており、該孔(24a,24b,24c,24d)が、それぞれ1つの前記摺動面(21,22)と1つの前記ボス孔(18)との間に配置されている、請求項1記載のアッセンブリ。
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