JP2015522437A - 切削工具、およびストッパ面を有する切削インサート - Google Patents

切削工具、およびストッパ面を有する切削インサート Download PDF

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Abstract

切削インサート(100)は、その上面(102)に上側当接部(106)と、その底面(108)に2つの底側当接部(110、112)およびストッパ部分(114)とを有する。2つの底側当接部(110、112)は、互いに平行かつ離間された底側平面(PI、P2)を定める。上側当接面(102)は、底側平面(PI、P2)と第1角度(a)を形成する上側平面(P3)を定める。切削インサート(100)はその前面(118)に逃げ面(124)を有し、逃げ面(124)は、上面(102)に形成されたすくい面(104)と切れ刃(216)を形成する。ストッパ部分(114)はストッパ平面(P4)を定め、ストッパ平面(P4)は、逃げ面(124)によって定められた逃げ平面(PR)と第2角度(Θ)を形成する。上面(102)に垂直であり上側当接部(106)を通過する基準平面(P5)が、第1および第2交差線(II、I2)で第1および第2底側平面(PI、P2)と交差し、第1および第2交差線(II、I2)は第1および第2底側当接部(110、112)から離間される。

Description

発明の分野
本発明は、概して切削インサートおよび切削インサートを保持するための切削工具ホルダブレードに関し、特に突切りおよび溝入れ作業用の切削インサートおよび切削工具に関する。
発明の背景
工具ホルダに取外し可能に固定される切削インサートを含む、旋削作業に使用される金属切削工具は、適切に硬い材料、すなわち超硬合金の切削インサートを含み、工具ホルダは硬さで劣る材料から製造され、摩耗または損傷した切削インサートを廃棄した後、再使用可能である。特に、突切りおよび溝入れ用の金属切削工具は、切削インサートを工具ホルダブレード内でしっかり締め付けるためのホルダブレードを有する。
特定の工具では、切削インサートは、適切なサイズおよび長さを有する、ホルダブレードに形成されたインサートポケットまたはスロットに自己クランプされる。いくつかの場合、切削インサートはキーを使用することによって工具ホルダに取り付けられ、引き抜かれる。いくつかの切削インサートは、切削インサートを切削工具の所望の位置に位置決めするための、または工具ホルダに切削インサートが入る範囲を決定するための、位置決め構造を有する。そのような切削工具および切削インサートの例は、米国特許第1326797号、米国特許第3889331号、米国特許第4558974号、米国特許第5829924号、米国特許第6565292号、独国特許第8624281号、独国実用新案第9015969U1号、独国特許出願公開第102005014121A1号、および独国特許第10010223号に開示されている。
突切りおよび溝入れ作業用の切削インサート、およびそのような切削インサートを保持するための工具ホルダを提供することが本発明の目的である。切削インサートは、2つの平行な同一平面上にない底側当接部と、それらの間に配置された傾斜したストッパ当接部とを有する。切削インサートは上側当接部も含む。切削インサートの前部高さ寸法は、切削インサートの後部高さ寸法より大きい。特定の実施形態では、切削インサートはさらに、切削インサートを工具ホルダに取り付けおよび工具ホルダから引き抜くため、切削工具キーの部材を受け入れるためのインサートキー凹部を有する。別の実施形態では、工具ホルダは、インサート受入れポケットを締め付けてその中に切削インサートを保持するためのクランプねじを有する。
発明の概要
本発明の1つの態様によれば、
すくい面、および
上側平面を定める上側当接部
を含む上面と、
上側平面と第1角度を形成する第1底側平面を定める第1底側当接部、
第1底側平面と平行であり第1底側平面から離間された第2底側平面を定める第2底側当接部、および
第1および第2底側当接部の間に配置されたストッパ当接部
を含む底面と、
前面、後面、およびそれらの間に延在する2つのインサート側面を含み、前面が逃げ面を有する周囲面と、
すくい面と逃げ面の交差部に形成された切れ刃と
を含む切削インサートであって、
上側平面に対して垂直でありかつ上側当接部を通過する基準平面が、第1および第2底側平面と、それぞれ第1および第2交差線で交差し、第1および第2交差線がそれぞれ第1および第2底側当接部から離間されている
切削インサートが提供される。
本発明の別の態様によれば、ホルダブレードと、ホルダブレードに保持される、上に記載したような切削インサートとを含む切削工具がさらに提供され、ここで、
ホルダブレードが、
上側ジョークランプ面を有する上側ジョーと、
第1下側ジョークランプ面、第2下側ジョークランプ面、および第1および第2下側ジョークランプ面の間に配置された下側ジョーストッパ面を有する下側ジョーと、
上側ジョーと下側ジョーの間に画定されたインサート受入れポケットと、
ホルダブレードの側面図においてインサート受入れポケットより下で下側ジョーに配置されたホルダ通路と
を含み、
切削インサートがインサート受入れポケット内に弾性的に保持され、その結果、上側当接部が上側ジョークランプ面に当接し、第1および第2底側当接部がそれぞれ下側ジョー第1および第2クランプ面に当接し、ストッパ当接部が下側ジョーストッパ面に当接し、それによりインサート受入れポケットに入る切削インサートの挿入の範囲を制限する。
本発明のさらに別の態様によれば、ホルダブレードと、ホルダブレードに保持される、上に記載したような切削インサートとを含む切削工具がさらに提供され、ここで、
ホルダブレードが、
上側ジョークランプ面を有する上側ジョーと、
第1下側ジョークランプ面、第2下側ジョークランプ面、および第1および第2下側ジョークランプ面の間に配置された下側ジョーストッパ面を有する下側ジョーと、
上側ジョーと下側ジョーの間に画定されたインサート受入れポケットと、
インサート受入れポケットに開口し、かつインサート受入れポケットから延在する解放スロットと、
クランプねじを受け入れるための、解放スロットを通過するクランプボアと
を含み、
クランプねじがクランプボアに結合されるとき、切削インサートがインサート受入れポケット内で弾性的に保持されるまでインサート受入れポケットが締め付けられ、上側当接部が上側ジョークランプ面に当接し、第1および第2底側当接部がそれぞれ下側ジョー第1および第2クランプ面に当接し、およびストッパ当接部が下側ジョーストッパ面に当接し、それによりインサート受入れポケットに入る切削インサートの挿入を制限する。
図面の簡単な説明
より深く理解するために、次に本発明を、添付図面を参照して単に例として記載する。
組立位置にある、本発明の実施形態による切削工具の概略的な斜視図である。 図1に示される切削工具の側面図である。 図1に示される切削工具のホルダブレードの側面図である。 図3に示されるホルダブレードの斜視図である。 図1に示される切削工具の切削インサートの側面図である。 図5に示される切削インサートの斜視図である。 図5に示される切削インサートの別の斜視図である。 組立位置にある、工具キーを有する図1の切削工具の側面図である。 部分組立位置にある、工具キーを有する図1の切削工具の側面図である。 組立位置にある、本発明の別の実施形態による切削工具の概略的な斜視図である。 図9に示される切削工具の側面図である。 図9に示される切削工具のホルダブレードの側面図である。 図11に示されるホルダブレードの斜視図である。 図9に示される切削工具の切削インサートの側面図である。 図13に示される切削インサートの斜視図である。 図13に示される切削インサートの別の斜視図である。 組立位置にある、工具キーを有する図9の切削工具の側面図である。 部分組立位置にある、工具キーを有する図9の切削工具の側面図である。 組立位置にある、本発明のさらなる実施形態による切削工具の概略的な斜視図である。 図17に示される切削工具の側面図である。 分解位置にある、図17の切削工具の斜視図である。 図19の切削工具の側面図である。
説明を簡単および明確にするために、図面に示される要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていないことは認識されよう。例えば、一部の要素の寸法は、明確にするために他の要素に対して誇張されている場合があり、またはいくつかの物理的構成要素が1つの機能的ブロックまたは要素の中に含まれている場合がある。さらに、適切と考えられる場合、対応する要素または類似の要素を示すために参照番号は図面を通して繰り返される場合がある。
発明の詳細な記載
本発明は切削インサートと、切削インサートをインサート受入れポケット内に弾性的に保持するための工具ホルダを有する切削工具とに関する。切削インサートはストッパ部分を有し、ストッパ部分は、インサート受入れポケット内に配置された対応するストッパ面に当接することによってインサート受入れポケットへの挿入を制限するためのものである。切削インサートは切削工具キーを用いて工具ホルダに取付け可能であり、かつそれから引抜き可能であり、切削工具キーは切削インサートの前面または後面において、または切削インサートに形成されたインサートキー凹部を介して、切削インサートに作用する。
最初に図1および2を参照する。図1および2はそれぞれ本発明の実施形態による切削工具の斜視図および側面図を示す。切削工具150はホルダブレード152および切削インサート100を含む。
さらに図3および4を参照すると、ホルダブレード152はそれぞれ側面図および斜視図において示されている。ホルダブレード152は上側ジョー154、下側ジョー158およびそれらの間に画定されたインサート受入れポケット166を含む。上側ジョー154は上側ジョークランプ面156を有する。下側ジョー158は第1下側ジョークランプ面160、第2下側ジョークランプ面162および下側ジョーストッパ面164を有する。下側ジョーストッパ面164は第1下側ジョークランプ面160と第2下側ジョークランプ面162の間に配置されている。
ホルダブレード152はまた、2つの長手方向に延在するホルダ側面155と、ホルダ側面155に開口するホルダ横断通路168とを含む。ホルダ下側端面157がホルダブレード152の下側端部でホルダ側面の間に延在する。ホルダ通路168は、インサート受入れポケット166とホルダ下側端面157との間に、すなわちホルダブレード152の側面図においてインサート受入れポケット166より下で、下側ジョー158に形成される。インサート受入れポケット166は、閉じられた最後端部172を有し、ポケットキー凹部170を形成する。切削工具150の組立位置において、切削インサート100はインサート受入れポケット166内に弾性的に保持され、これについては本明細書中以下でより詳細に記載する。
さらに図5、6Aおよび6Bを参照する。図5、6Aおよび6Bはそれぞれ切削インサート100の側面図および斜視図を示している。切削インサート100は上面102、底面108およびそれらの間に延在する周囲面116を含む。上面102はすくい面104と上側当接部106とを有する。上側当接部106は上側平面P3を定める。
底面108は第1底側当接部110、第2底側当接部112およびストッパ当接部114を含む。第1底側当接部110は第1底側平面P1を定め、第1底側平面P1は上側平面P3と第1角度αを形成する。切削インサート100の側面図において(例えば図2)、第1底側平面P1は前方方向Dから後方方向Dに延在する。第2底側当接部112は、第1底側平面P1と上側平面P3の間に配置された第2底側平面P2を定める。第2底側平面P2は第1底側平面P1と平行であり、従って同様に上側平面P3と第1角度αを形成する。第2底側平面P2はストッパ高さQだけ第1底側平面P1から離間されている。従って、第1および第2底側当接部110、112は平行でありかつ同一平面上にない。ストッパ当接部114は第1および第2底側当接部110、112の間に配置される。
周囲面116は前面118、後面120、およびそれらの間に延在する2つのインサート側面122を含む。前面118は上面102に隣接して逃げ面124を有する。切れ刃126がすくい面104と逃げ面124の交差部に形成される。いくつかの実施形態では、ストッパ当接部114はストッパ平面P4を定め得、逃げ面124は逃げ平面Pを定め得、逃げ平面Pは切削インサート100の側面図においてストッパ平面P4と第2角度θを形成する。第2角度θは鋭角であり、それは30°〜70°の範囲内にあり得る。特に、第2角度θは50°の角度であり得る。
切削インサート100において、第1角度αは零より大きい鋭角であり、その結果、第1および第2底側平面P1、P2は上側平面P3に対して傾けられ、切削インサート100は後方に集束するくさび形を有する。これにより切削インサート100の上側ジョー154および下側ジョー158とのより良い摩擦嵌めが可能になる。
前面118は前部高さ寸法Hを有し、後面120は後部高さ寸法hを有する。前部高さ寸法Hは後部高さ寸法hより大きい。具体的には、前部高さ寸法Hは後部高さ寸法hの1.2〜2倍の大きさであり得る。さらに、後部高さ寸法hはストッパ高さQより大きい。具体的には、後部高さ寸法hはストッパ高さQの1.2〜3倍の大きさであり得る。
ホルダブレード152の側面図において、ホルダブレード152の最後端部172の最下点とホルダ下側端面157との間の垂直距離は、下側ジョー高さLと呼ばれる。最後端部172に隣接するインサート受入れポケット166の高さは、切削インサート100の後部高さ寸法hと同じである。後部高さ寸法hは前部高さ寸法Hより小さいので、下側ジョー高さLを増大することが可能である(すなわち、後部高さ寸法が前部高さ寸法と同じである前部高さ寸法Hを有する切削インサートと比較して)。これにより切削力に関してホルダブレード152の剛性は増大し、かつ最後端部172の付近においてホルダ152の破損または破壊の可能性が低減する。
第1および第2底側平面P1、P2間の平行関係は、切削インサート100の製造を簡単にすることによって(例えば、超硬合金粉末を型の中で押圧することによって)、切削インサート100にさらなる利点をもたらす。この平行構造により第1および第2底側当接部110、112間の空間関係がより良く定められる。さらに、第1および第2底側平面P1、P2間の平行関係によって、切削インサート100を、面一直線挿入によって、すなわち、切削インサート100の回転なしに、および挿入の間いかなる妨害物および追加保持特徴物とも接触せずに、インサート受入れポケット166に挿入することが可能になる。
ホルダブレード152において、上側ジョークランプ面156は上側ジョー平面P6を定め、第2下側ジョークランプ面162は第2下側ジョー平面P7を定める。第2下側ジョー平面P7は上側ジョー平面P6と第3角度γを形成する。本発明の好ましい実施形態によれば、第3角度γは第1角度αと同じまたはそれより小さく、その結果、切削インサート100の上側および下側ジョー154、158とのより弾性的な締付け圧入嵌め(すなわち摩擦嵌め)を可能にする。例えば、第3角度γは0.5°〜2°だけ第1角度αより小さくてもよい。第1下側ジョークランプ面160は第1下側ジョー平面P8を定め、第1下側ジョー平面P8は第2下側ジョー平面P7と平行でありかつそれからストッパ高さQだけ離間される。下側ジョーストッパ面164はポケットストッパ平面P9を定める。
切削工具150の組立位置において(図1〜2)、切削インサート100はインサート受入れポケット166内に弾性的に保持される。この位置において、上側当接部106は上側ジョークランプ面156と当接し、第1および第2底側当接部110、112はそれぞれ下側ジョー第1および第2クランプ面160と当接する。さらに、ストッパ当接部114は下側ジョーストッパ面164と当接し、それによりインサート受入れポケット166に入る切削インサート100の挿入の範囲を制限する(すなわち切削インサート100がインサート受入れポケット166の中にさらに移動することを防止する)。この位置において、切削インサート100の後面120は開放されたままであり、インサート受入れポケット166と接触しない。後面120はインサート受入れポケット166の最後端部172を向き、ポケットキー凹部170に隣接して配置される。さらにこの位置において、第1および第2底側平面P1、P2は、それぞれ下側ジョー平面P8、P7と実質的に一致する。上側平面P3およびストッパ平面P4は、それぞれ上側ジョー平面P6およびポケットストッパ平面P9と実質的に一致する。
図2に示されるように、切削工具150が金属切削作業に使用されるとき、機械加工される工作物から切削力成分Fが切れ刃126に適用される。ストッパ平面P4は逃げ平面Pと第2角度θを形成するので、ストッパ平面P4は切削力成分Fの方向に対し実質的に垂直に配置される。特に、第2角度θは鋭角であり、その結果、ストッパ当接部114は後方方向Dに傾けられ、ストッパ平面P4は切削力成分Fの方向に対して実質的に垂直である。この位置において、ストッパ当接部114に作用する垂直力は切削力成分Fに対抗し、それにより切削インサート100をインサート受入れポケット166内に安定的に保持し続ける。これにより切削インサート100に切削力成分Fなどの機械加工力に対抗するさらなる弾性が備えられる。
図5に示されるように、基準平面P5が上側平面P3に対して垂直に延在し、上側当接部106を通過する。基準平面P5は第1交差線I1で第1底側平面P1と交差し、第1交差線I1は第1底側当接部110から離間されている。同じく、基準平面P5は第2交差線I2で第2底側平面P2と交差し、第2交差線I2は第2底側当接部112から離間されている。特に、側面図において、第1交差線I1は後方方向Dにおいて第1当接部110から離間され、第2交差線I2は前方方向Dにおいて第2当接部112から離間されている。図5の側面図で分かるように、第1交差線I1は切削インサートの外側を通るが、第2交差線I2は切削インサートを通過する。
切削インサートがホルダブレード152に取り付けられるとき、上側平面P3の位置および向きが、切削インサート100に適用される力に対する平衡した支点構造を提供する。上側当接部106に対して垂直な、すなわち基準平面P5に沿った弾性クランプ力が、上側クランプ面156によって適用される。さらに、弾性クランプ力は切削インサート100の第1および第2底側当接面110、112に適用される。従って、平衡した支点構造により、切削インサート100は、上面102に適用されるクランプ力に対する対応する反対支持を有する。
本発明のいくつかの実施形態によれば、上側当接部106ならびに第1および第2底側当接部110、112は、V字型断面を有する。ストッパ当接部114は実質的に平らな面であり得るか、V字型断面を有し得る。同じく、ホルダブレード152において、上側ジョークランプ面156ならびに第1および第2下側ジョークランプ面160、162は、切削インサート100の当接部のような対応するV字型断面を有し得る。そのような切削工具150の当接部のV字型断面は、機械加工作業の間切削インサート100に適用され得るあり得る横力に対する対抗面を提供することによって、インサート受入れポケット166内での切削インサート100のより良い締付けをもたらす。平面P1、P2およびP3は、各当接面の断面のV字型の両自由端部を通過することによって定めることができることを留意されたい。
次に図7および8を参照する。図7および8は、切削工具キー174と組み合わせた切削工具150を、組立位置(図7)および部分組立位置(図8)において示す。切削インサート100は取外し可能であり、例えば切削工具キー174を利用することによって、ホルダブレード152に取付け可能であり、かつそれから引抜き可能である。
切削工具キー174はキーハンドル180、第1キー部材176および第2キー部材178を含む。第1キー部材176は、切削インサート100に隣接するポケットキー凹部170に嵌るように形成され、第2キー部材178はホルダ通路168に嵌るように形成される。切削工具150が組立位置にあるとき、例えば切削インサート100を交換するために、切削インサート100をインサート受入れポケット166から引き抜くことが望まれる場合がある。その後、切削工具キー174が切削工具150と係合され、その結果、第1キー部材176がポケットキー凹部170の中に配置され、第2キー部材178が同時にホルダ通路168の中に配置される。
本明細書中上で記載したように、組立位置において、切削インサート100の後面120はポケットキー凹部170に対して開かれている。このように、第1キー部材176が後面120に隣接してポケットキー凹部170に嵌まるのに十分な空間がある。続いて切削インサート100をインサート受入れポケット166から引き抜くために、例えば適切な力をキーハンドル180に適用することによって、切削工具キー174を引抜き方向Dに回転させる。切削工具キー174を回転する間、第2キー部材178はホルダ通路168内にあり続け、その結果、切削工具キー174はキー軸Kの周りで回転される。第1キー部材176は、後面120を介して引抜き力Fを切削インサート100に適用する。インサート受入れポケット166の構造により、引抜き力Fは前方方向Dに成分を有し、部分組立位置に到達するまで切削インサート100をインサート受入れポケット166の外へ押す。その後ホルダブレード152から完全に取り外されるように、切削インサート100を引き出すことができる。
切削インサート100をインサート受入れポケット166に取り付けるとき、最初に切削インサート100はインサート受入れポケット166に部分組立位置まで挿入される。続いて切削工具キー174を切削工具150に対して配置し、その結果、第1キー部材176は切削インサートの前面118に隣接して配置される、すなわちポケットキー凹部170から離間される。同時に第2キー部材178がホルダ通路168の中に配置される。続いて切削インサート100をインサート受入れポケット166に取り付けるために、切削工具キー174を、例えば適切な力をキーハンドル180に適用することによって、取付け方向Dに回転させる。切削工具キー174を回転させる間、第2キー部材178はホルダ通路168内にあり続け、その結果、切削工具キー174はキー軸Kの周りで回転される。第1キー部材176は前面118を介して取付け力Fを切削インサート100に適用する。インサート受入れポケット166の構造により、取付け力Fは後方方向Dに成分を有し、切削インサート100を、組立位置に達するまで、すなわちストッパ当接部114が下側ジョーストッパ面164と当接するまで、インサート受入れポケット166の中を前進させる。
次に図9および10を参照する。図9および図10は本発明の別の実施形態による切削工具150の斜視図および側面図を示している。切削工具150はホルダブレード153および切削インサート101を含む。図13、14Aおよび14Bをさらに参照すると、切削インサート101が側面図および斜視図で描かれている。切削インサート101は切削インサート100に類似しており、底面108およびインサート側面122に開口するインサートキー凹部128をさらに含んでいる。
さらに図11および12を参照すると、ホルダブレード153が側面図および斜視図で示されている。ホルダブレード153はホルダブレード152と類似しており、ポケットキー凹部170が下側ジョー158に、第2下側ジョークランプ面162と下側ジョーストッパ面164の間に形成されている。切削インサート101は、本明細書中切削インサート100およびホルダブレード152に関連して上で詳細に記載したように、ホルダブレード153のインサート受入れポケット166の中で弾性的に締め付けられる。組立位置において、インサートキー凹部128は、ポケットキー凹部170に開口する。
さらに図15および16を参照する。図15および16は、切削工具キー174と組み合わせた切削工具150を、組立位置(図15)および部分組立位置(図16)において示す。切削インサート101は取外し可能であり、例えば切削工具キー174を利用することによって、ホルダブレード153に取付け可能であり、かつそれから引抜き可能である。切削インサート101のインサートキー凹部128は、第2底側当接部112とストッパ当接部114の間に延在するインサート凹部壁129を含む。インサート凹部壁129は切削インサート101の側面図において円形壁部分131を有する。円形壁部分131は、半径Rを有しかつ凹部角度δに対する円弧である。切削工具キー174の第1キー部材176は、切削工具キー174の側面図において半径Rを有する円形の形状を有する。従って、インサートキー凹部128は、その円形壁部分131によって、第1キー部材176を収容するように形成される。
ホルダブレード153から切削インサート101を引き抜くとき、切削工具キー174は切削工具150と係合され、このとき第1キー部材176はポケットキー凹部170に、およびインサートキー凹部128に(すなわち切削インサート101に隣接して)配置され、第2キー部材178は同時にホルダ通路168の中に配置される。続いて切削工具キー174を、例えば適切な力をキーハンドル180に適用することによって、引抜き方向Dに回転させる。切削工具キー174を回転させる間、第2キー部材178はホルダ通路168内にあり続け、その結果、切削工具キー174はキー軸Kの周りで回転される。
第1キー部材176は、インサートキー凹部128のインサート凹部壁129を介して、切削インサート101に引抜き力Fを適用する。インサート受入れポケット166の構造により、引抜き力Fは前方方向Dに成分を有し、部分組立位置に到達するまで切削インサート101をインサート受入れポケット166の外へ押す。その後ホルダブレード153から完全に取り外されるように、切削インサート101を引き出すことができる。部分組立位置への移行中、第1キー部材176はインサートキー凹部128内にあり続けるが、切削インサート101がインサート受入れポケット166の外へ移動するにつれ、ポケットキー凹部170から移動する。部分組立位置において、インサートキー凹部128および第1キー部材176は、図16に示されるように、ポケットキー凹部170から離間される。
切削インサート101をインサート受入れポケット166に取り付けるとき、最初に切削インサート101はインサート受入れポケット166に部分組立位置に到達するまで挿入される。続いて切削工具キー174を切削工具150内で係合させ、その結果、第1キー部材176は、インサートキー凹部128内に配置される。インサートキー凹部128はポケットキー凹部170から離間されている。同時に第2キー部材178がホルダ通路168の中に配置される。続いて切削インサート101をインサート受入れポケット166に取り付けるために、切削工具キー174を、例えば適切な力をキーハンドル180に適用することによって、取付け方向Dに回転させる。切削工具キー174を回転させる間、第2キー部材178はホルダ通路168内にあり続け、その結果、切削工具キー174はキー軸Kの周りで回転される。
第1キー部材176はインサートキー凹部128のインサート凹部壁129を介して取付け力Fを切削インサート101に適用する。インサート受入れポケット166の構造により、取付け力Fは後方方向Dに成分を有し、切削インサート101を、組立位置に達するまで、すなわちストッパ当接部114が下側ジョーストッパ面164と当接するまで、インサート受入れポケット166の中を前進させる。
次に図17〜20を参照する。図17〜20は本発明の別の実施形態による切削工具190を示す。切削工具190はホルダブレード192および切削インサート100’を含む。切削インサート100’は、図5、6Aおよび6Bに関連して本明細書中上で記載した切削インサート100に類似している。切削インサート100との違いは、切削インサート100’では第2下側平面P2および上側平面P3が平行である(すなわち第1角度αが零度角である)ことである。
ホルダブレード192は、上側ジョー194および下側ジョー198と、それらの間に画定されたインサート受入れポケット206とを含む。ホルダブレード192はさらに解放スロット208を有し、解放スロット208はインサート受入れポケット206に開口し、かつそれから後方に延在する。クランプボア210が、ホルダブレード192の側面図において(図18)、インサート受入れポケット206の後ろで解放スロット208を通過する。クランプボア210はホルダブレード192の上面216にも開口する。
上側ジョー194は上側ジョークランプ面196を有する。下側ジョー198は第1下側ジョークランプ面200、第2下側ジョークランプ面202、およびそれらの間に配置された下側ジョーストッパ面204を有する。クランプボア210は、ホルダブレード192の側面図において、解放スロット208の下にねじ部212を有する。クランプボア210はクランプねじ214を受け入れるように適合され、クランプねじ214はねじ部212とねじ係合する。
ホルダブレード192において、上側ジョークランプ面196は上側ジョー平面P6を定め、第2下側ジョークランプ面202は下側ジョー平面P7を定める。本実施形態では、下側ジョー平面P7は上側ジョー平面P6と平行である(すなわち第3角度γは零度角である)。第1下側ジョークランプ面200は別の下側ジョー平面P8を定め、下側ジョー平面P8は下側ジョー平面P7と平行であり、かつストッパ高さQだけ下側ジョー平面P7から離間される。下側ジョーストッパ面214はポケットストッパ平面P9を定める。
クランプねじ214が緩められているとき(図19および20)、すなわちクランプボア210に結合されていないとき、インサート受入れポケット206はその中に切削インサート100’を挿入するのに十分な空間を提供する。その後切削インサート100’は上側および下側ジョー194、198の間に嵌め込まれる。
切削インサート100’をインサート受入れポケット206の中に保持するために、クランプねじ214がクランプボア210に結合され、さらにねじ部212と係合する(図17および18)。これが解放スロット208を締め付け、上側ジョー194を下側ジョー198に向かって前進させ、それによりインサート受入れポケット206を締め付ける。このようにして、切削インサート100’はインサート受入れポケット206の中に弾性的に保持される。具体的には、上側当接部106が上側ジョークランプ面196に当接し、第1および第2底側当接部110、112がそれぞれ下側ジョー第1および第2クランプ面200、202と当接する。さらに、ストッパ当接部114が下側ジョーストッパ面204と当接し、それによりインサート受入れポケット206に入る切削インサート100の挿入を制限する(すなわち、切削インサート100’がインサート受入れポケット206の中にさらに移動することを防止する)。
この実施形態では、切削インサート100’をインサート受入れポケット206に挿入するとき、一般に力を適用する必要はないことを留意されたい。代わりに、切削インサート100’は、実質的に抵抗なくインサート受入れポケット206に挿入され、クランプねじ214をクランプボア210に結合することにより切削インサート100’の弾性保持が可能になる。
1つまたは複数の特定の実施形態を参照して本発明を記載したが、本記載は全体的に例示を目的とするものであり、示した実施形態に本発明を限定するようには解釈されない。本明細書に詳しく示されないがそれにもかかわらず本発明の範囲内にある様々な修正形態を当業者が思い付く場合があることが認識される。

Claims (25)

  1. 切削インサート(100、100’、101)であって、
    すくい面(104)、および
    上側平面(P3)を定める上側当接部(106)
    を含む上面(102)と、
    前記上側平面(P3)と第1角度(α)を形成する第1底側平面(P1)を定める第1底側当接部(110)、
    前記第1底側平面(P1)と平行であり前記第1底側平面(P1)から離間された第2底側平面(P2)を定める第2底側当接部(112)、および
    前記第1および第2底側当接部(110、112)の間に配置されたストッパ当接部(114)
    を含む底面(108)と、
    前面(118)、後面(120)、およびそれらの間に延在する2つのインサート側面(122)を含み、前記前面(118)が逃げ面(124)を有する周囲面(116)と、
    前記すくい面(104)と前記逃げ面(124)の交差部に形成された切れ刃(126)と
    を含み、
    前記上側平面(P3)に対して垂直でありかつ前記上側当接部(106)を通過する基準平面(P5)が、前記第1および第2底側平面(P1、P2)と、それぞれ第1および第2交差線(I1、I2)で交差し、前記第1および第2交差線(I1、I2)がそれぞれ前記第1および第2底側当接部(110、112)から離間されている
    切削インサート(100、100’、101)。
  2. 前記底面(108)および前記インサート側面(122)に開口するインサートキー凹部(128)をさらに含む、請求項1に記載の切削インサート(101)。
  3. 前記インサートキー凹部(128)が、円形壁部分(131)を有するインサート凹部壁(129)を含む、請求項2に記載の切削インサート(101)。
  4. 前記第1角度(α)が鋭角である、請求項1に記載の切削インサート(100、101)。
  5. 前記第1角度(α)が零度角であり、前記第2底側平面(P2)が前記上側平面(P3)と平行である、請求項1に記載の切削インサート(100’)。
  6. 前記ストッパ当接部がストッパ平面(P4)を定め、
    前記逃げ面(124)が、前記ストッパ平面(P4)と第2角度(θ)を形成する逃げ平面(P)を定める、
    請求項1に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  7. 前記第2角度(θ)が30°〜70°の範囲の鋭角である、請求項6に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  8. 前記第2角度(θ)が50°の角度である、請求項7に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  9. 前記前面(118)が前部高さ寸法(H)を有し、前記後面(120)が後部高さ寸法(h)を有し、前記前部高さ寸法(H)が前記後部高さ寸法(h)より1.2〜2倍大きい、請求項1または6に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  10. 前記前面(118)が前部高さ寸法(H)を有し、前記第2底側平面(P2)がストッパ高さ(Q)だけ前記第1底側平面(P1)から離間され、前記後部高さ寸法(h)が前記ストッパ高さ(Q)より大きい、請求項1または6に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  11. 前記後部高さ寸法(h)が前記ストッパ高さ(Q)より1.2〜3倍大きい、請求項10に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  12. 前記上側当接部(106)および前記第1および第2底側当接部(110、112)が、V字型断面を有する、請求項1または6に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  13. 前記ストッパ当接部(114)がV字型断面を有する、請求項1または6に記載の切削インサート(100、100’、101)。
  14. ホルダブレード(152、153、192)と、前記ホルダブレード(152、153、192)に保持される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の切削インサート(100、101、100’)とを含む切削工具(150、190)。
  15. 請求項14に記載の切削工具(150)であって、
    前記ホルダブレード(152、153)が、
    上側ジョークランプ面(156)を有する上側ジョー(154)と、
    第1下側ジョークランプ面(160)、第2下側ジョークランプ面(162)、および前記第1および第2下側ジョークランプ面(160、162)の間に配置された下側ジョーストッパ面(164)を有する下側ジョー(158)と、
    前記上側ジョー(154)と前記下側ジョー(158)の間に画定されたインサート受入れポケット(166)と、
    前記ホルダブレード(152、153)の側面図において前記インサート受入れポケット(166)より下で前記下側ジョー(158)に配置されたホルダ通路(168)と
    を含み、
    前記切削インサート(100、101)が前記インサート受入れポケット(166)内に弾性的に保持され、その結果、前記上側当接部(106)が前記上側ジョークランプ面(156)に当接し、前記第1および第2底側当接部(110、112)がそれぞれ前記下側ジョー第1および第2クランプ面(160、162)に当接し、前記ストッパ当接部(114)が前記下側ジョーストッパ面(164)に当接し、それにより前記インサート受入れポケット(166)に入る前記切削インサート(100、101)の挿入の範囲を制限する、
    切削工具(150)。
  16. 前記ホルダブレード(152)がさらに、前記インサート受入れポケット(166)の最後端部(172)に形成されたポケットキー凹部(170)を含む、請求項14に記載の切削工具(150)。
  17. 前記ホルダブレード(153)がさらに、前記第2下側ジョークランプ面(162)と前記下側ジョーストッパ面(164)の間で前記下側ジョー(158)に形成されたポケットキー凹部(170)を含む、請求項14に記載の切削工具(150)。
  18. 前記上側ジョークランプ面(156)が上側ジョー平面(P6)を定め、前記第2下側ジョークランプ面(162)が、前記上側ジョー平面(P6)と第3角度(γ)を形成する下側ジョー平面(P7)を定める、請求項15に記載の切削工具(150)。
  19. 前記第3角度(γ)が前記第1角度(α)より小さく、前記インサート受入れポケット(166)内で前記切削インサート(100、101)が弾性的に嵌まることを可能にする、請求項18に記載の切削工具(150)。
  20. 第1キー部材(176)および第2キー部材(178)を含む切削工具キー(174)と組み合わせた請求項14に記載の切削工具(150)であって、前記第1キー部材(176)が、前記切削インサート(100、101)に隣接して前記ポケットキー凹部(170)に嵌まるように形成され、前記第2キー部材(178)が前記ホルダ通路(168)に嵌まるように形成される、切削工具(150)。
  21. 前記切削インサート(101)が、前記底面(108)および前記インサート側面(122)に開口するインサートキー凹部(128)を含み、
    前記第1キー部材(176)が前記ポケットキー凹部(170)および前記インサートキー凹部(128)に同時に嵌まるように形成される、
    前記切削工具キー(174)と組み合わせた請求項20に記載の切削工具(150)。
  22. 前記切削工具キー(174)が前記切削工具(150)に係合された状態の前記切削工具(150)の組立位置において、前記第1キー部材(176)が前記ポケットキー凹部(170)に配置され、前記第2キー部材(178)が前記ホルダ通路(168)に配置され、
    前記切削工具キー(174)が前記切削工具(150)に係合された状態の前記切削工具(150)の部分組立位置において、前記第1キー部材(176)が前記ポケットキー凹部(170)から離間され、前記第2キー部材(178)が前記ホルダ通路(168)に配置される、
    前記切削工具キー(174)と組み合わせた請求項20に記載の切削工具(150)。
  23. 前記切削工具キー(174)が前記切削工具(150)に係合された状態の前記切削工具(150)の部分組立位置において、前記第1キー部材(176)が前記切削インサート(100)の前記前面(118)または前記後面(120)に隣接して配置される、請求項22に記載の切削工具(150)。
  24. 前記切削工具キー(174)が前記切削工具(150)に係合された状態の前記切削工具(150)の部分組立位置において、前記第1キー部材(176)が前記切削インサート(101)の前記インサートキー凹部(128)内に配置される、請求項22に記載の切削工具(150)。
  25. 請求項14に記載の切削工具(190)であって、
    前記ホルダブレード(192)が、
    上側ジョークランプ面(196)を有する上側ジョー(194)と、
    第1下側ジョークランプ面(200)、第2下側ジョークランプ面(202)、および前記第1および第2下側ジョークランプ面(200、202)の間に配置された下側ジョーストッパ面(204)を有する下側ジョー(198)と、
    前記上側ジョー(194)と前記下側ジョー(198)の間に画定されたインサート受入れポケット(206)と、
    前記インサート受入れポケット(206)に開口し、かつ前記インサート受入れポケット(206)から延在する解放スロット(208)と、
    クランプねじ(214)を受け入れるための、前記解放スロット(208)を通過するクランプボア(210)と
    を含み、
    前記クランプねじ(214)が前記クランプボア(210)に結合されるとき、前記切削インサート(100)が前記インサート受入れポケット(206)内で弾性的に保持されるまで前記インサート受入れポケット(206)が締め付けられ、前記上側当接部(106)が前記上側ジョークランプ面(196)に当接し、前記第1および第2底側当接部(110、112)がそれぞれ前記下側ジョー第1および第2クランプ面(200、202)に当接し、および前記ストッパ当接部(114)が前記下側ジョーストッパ面(204)に当接し、それにより前記インサート受入れポケット(206)に入る前記切削インサート(100)の挿入を制限する、
    切削工具(190)。
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