JP2015515016A - 粉末パージ装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、荷電粉末粒子を、前記粉末粒子と強磁性担体粒子との混合物からパージするための装置及び方法に関する。パージは、担体粒子を、前記担体粒子を支持する支持表面の第1の側に対して、粉末粒子を、前記支持表面から離間され、前記支持表面とは異なる電位にある吸引表面に向かって引き寄せながら、移動させることによって行われる。担体粒子の移動は、担体粒子を前記第1の側に引き寄せるために、前記第1の側とは反対の、支持表面の第2の側に配置された複数の磁石に対して支持表面を移動させることによって駆動される。

Description

本発明は、荷電粉末粒子を前記粉末粒子と強磁性担体粒子との混合物からパージするための装置及び方法に関する。薄いコーティングによって取り囲まれた強磁性コアを含む担体粒子は、たとえば、レーザ印刷や基板の粉末コーティング等の用途で使用されて、トナー粒子及び/又は粉末状塗装粒子などの粉末粒子が、粉末粒子が施与される基板に向かって移送される。たとえば黒色トナーから黄色トナーに変更するときなど粉末タイプを変更する際、使用された担体粒子のバッチもまた、先の色と後の色が基板上で混合することを回避するために変更されなければならない。手元に保持しなければならない担体粒子のバッチの数を低減するために、いくつかのクリーニング方法が当技術分野で提案されている。これらの多くは、液体及び溶媒を用いて担体粒子を洗浄することを含み、これは環境に優しくなく、担体粒子が再利用できるようになる前にしばらくの間乾燥させることを必要とする。
特許文献1は、液体を用いることなく担体粒子を荷電トナー粒子からクリーニングするためのトナー・パージ装置を表している。このパージ装置は、外面を備えたローラを備え、トナーを担持した担体粒子が、ローラ内に置かれ表面に対して逆回転するように適合された磁気コアによってこの外面に引き寄せられる。荷電トナー粒子とは反対の極性を有する電圧のコロナ電極ワイヤ(coronode wire)が、ローラの外面近くに配置され、トナー粒子を、磁気担体粒子に担持される関係(laden relationship)から離し、コロナ電極ワイヤから離して、そして外面上に押し出すことによって磁気担体粒子をデトーニングする(detoning)ように適合される。担体粒子は、次いで、外面から剥がされ、サンプ内に収集される。
この既知の装置の欠点は、トナーがコロナ電極ワイヤの放電によって担体粒子から分離されるため、この既知の装置は、担体粒子から大量のトナーをすばやくパージするのに適していないことである。さらに、コロナ電極ワイヤは通常、火花及び/又はオゾンを生成し、摩滅によって頻繁に取り換えられなければならない。
米国特許第6,751,430号 独国特許出願公開第102004046744A1号
本発明の目的は、上述の欠点の少なくとも1つを解決する、粉末パージング装置及び方法を提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、荷電粉末粒子を強磁性担体粒子と前記粉末粒子との混合物からパージするための粉末パージ装置であって、前記担体粒子を支持するための第1の側を含む支持表面と、前記第1の側とは反対の、前記支持表面の第2の側に配置された、前記第1の側に磁場を生成して前記担体粒子の磁気ブラシを形成するために前記担体粒子を前記第1の側に引き寄せるための複数の磁石であって、前記磁場と前記支持表面とは互いに対して移動可能である、複数の磁石と、前記支持表面に対する前記磁場の移動を駆動するように適合された駆動要素と、前記第1の側に対向し、前記第1の側から離間された吸引表面と、前記粉末粒子を前記吸引表面に向かって引き寄せるために、前記吸引表面と前記支持表面との間に電場を生成するように適合された場発生装置とを備える、粉末パージ装置を提供する。好ましくは、吸引表面は、担体粒子の磁気ブラシから離間され、それにより、担体粒子は、吸引表面と接触することなくパージされ得る。磁気ブラシの最大高さは、たとえば、ドクター・ブレード又は本発明の実施例で説明されるような混合物供給デバイスを用いて設定され得る。
担体粒子の磁気ブラシは通常、第1の表面に対して垂直な方向に積み重ねられた多数の担体粒子として作り上げられ、通常、担体粒子の円錐又はブラシ毛の形態の積層体を形成する。ブラシの外面の担体粒子に付着する荷電粉末粒子は、吸引表面に引き寄せられ、担体粒子からパージされる。磁場を第1の側に対して移動させることにより、複数の磁石による磁場が、事実上第1の側に沿って進行し、その結果、ブラシ内の担体粒子の再配置をもたらす。以前はブラシの外面になかった担体粒子は、したがって、これに付着する粉末粒子がこれらの担体粒子から離れて吸引表面に向かって引き寄せられ得るように、前記外面の位置に再配置され得る。
ある実施例では、前記複数の磁石と前記支持表面とは、互いに対して移動可能であり、駆動要素が、前記複数の磁石に対する前記支持表面の移動を駆動するように適合される。好ましくは、駆動要素は、複数の磁石と支持体との互いに対する機械的運動を駆動するように適合される。あるいは、複数の磁石が電磁石を含むときは、駆動要素は、支持表面に対して電磁石の磁場強度及び/又は極性を制御するための制御装置でよい。
第1の側が複数の磁石に対して移動させられたときの第1の側における磁場強度の変化を促進するために、前記複数の磁石の隣接する磁石は、好ましくは、少なくとも第1の表面において、反対の磁極性及び/又は異なる磁場強度を有する。最も好ましくは、複数の磁石に沿って隣接する磁石は前記第1の表面に、反対の極性、すなわちN極−S極の磁場を有する。複数の磁石のそれぞれは、好ましくは、担体粒子を第1の側に引き寄せるために、ほぼ連続的な磁場をもたらすように配置される。第1の側の少なくとも半分は、したがって、担体粒子及びこれに付着する粉末粒子で覆われ得る。
直流又は交流の電場でよい、吸引電場は、好ましくは、ほぼ一定の場の強度を有し、ブラシの外面において粉末粒子を担体粒子から離して引き寄せるために、実質的に連続的に生成され得る。電荷蓄積のための時間は必要とされないため、たとえばコロナ放電デバイスを用いて粉末粒子を担体粒子からパージするのに必要とされる時間と比較したとき、大量の粉末粒子が、比較的短時間でこれらの担体粒子からパージされ得る。
さらに、生成された電場が第1の側のほぼ全体から吸引表面に延びるように、第1の側に対向する吸引表面の側の総面積は、好ましくは、第1の側の面積より大きく又はこれと等しい。粉末粒子は、こうして、ブラシの外面のほぼ全体で担体粒子から外方に引き寄せられ得る。
ある実施例では、支持表面の第1の側は、中空体の円筒状の外面を含み、前記複数の磁石は、前記第1の側とは反対の、支持表面の第2の側において多くの平行な別個のセクションに区分化され、各セクション内の磁石は、前記支持表面の近位に同じ磁極を有して配置される。好ましくは、中空体は、円筒状の中空体又はスリーブである。磁石の各々は、好ましくは、第1の磁極、たとえばN極をほぼ完全に支持表面に対向するように、第2の極、たとえばS極を円筒状の外面の長軸にほぼ対向し前記長軸に対して垂直になるように配向される。
ある実施例では、磁石は、支持表面の始点と終点の間の第1の側のほぼ全体で担体粒子に磁力を与えるために配置される。したがって、始点と終点との間のいずれの場所の支持表面上の担体粒子も磁気ブラシに引き寄せられ、支持表面によって支持されたままとなる。これを達成するために、磁石のセクションは、たとえば、中空体の長軸周りの径方向に、隣接するセクション上に又はその間に配置された担体粒子を第1の側に引き寄せるように、隣接するセクションが互いに十分近くに配置されてよい。
ある実施例では、第2の側を向く同じセクション内の隣接する磁石の磁極間の距離は、隣接するセクション内に配置され第2の側に対向する隣接する磁石の磁極間の距離より小さい。好ましくは、一セクション内の隣接する磁石は、ほぼ当接する。
ある実施例では、隣接するセクションの磁極は、それぞれ反対方向に向けられる。セクションが第1の側に対して移動させられるとき、これは、第1の表面上の位置で磁極の反転を引き起こし、したがって磁気ブラシ内の担体粒子の移動を引き起こす。
ある実施例では、磁石のセクションは、長軸に対してほぼ平行に延びる。セクションの各々は、こうして、支持表面の第1の側の近位にN極又はS極のいずれかを有する磁石の直線を形成する。
支持表面がスリーブを備える、又は支持表面の第1の側が中空体の円筒状の外面である実施例では、第1の側には、始点及び終点を有する通路に沿って担体粒子の移動を誘導するためのらせんが設けられ、この場合、前記始点及び前記終点は、前記長軸に沿って離間される。
ある実施例では、らせんは、強磁性材料を含む第1の層と、好ましくは第2の層の上に配置され、実質的に非導電性の材料を含む又はから構成された第2の層とを備える、らせん状ストリップである。第2の層は、通常、接着剤を用いて第1の層に固定され、いずれの層も通常、類似の幅を有するが高さは異なる。ストリップは、好都合には、複数の磁石がストリップを所定の位置に保持するように、その第1の層を第1の側に向けて置くことによって第1の側に取り付けることができる。好ましくは第1の層より大きい高さを有する第2の層は、支持表面と吸引表面の間の電場に実質的に影響を与えない。ストリップは、たとえば支持表面の第1の側をクリーニングしなければならないときに容易に取り外すことができ、その後再使用することができる。
らせん状ストリップは、好ましくは、支持表面上の磁気ブラシの最大高さと等しい、又はより大きい、高さを有する。
ある実施例では、少なくともパージ中、支持表面は、吸引表面に対してほぼ静止して配置され、又は回転に対して固定され、一方で複数の磁石は、前記支持表面及び吸引表面に対して回転するように配置される。通常、支持表面及び吸引表面は、少なくともパージ中、回転固定式にハウジングに固定され、装置の構造を容易にしている。この実施例では、支持表面の第1の側の上の担体粒子の移動は、支持表面の移動によってではなく、複数の磁石の移動によって駆動される。
ある実施例では、支持表面は、長手軸を有するスリーブを備え、ここで、前記第1の側はほぼ円筒状であり、前記複数の磁石の周りに配置され、前記複数の磁石は、前記長手軸から径方向に延びる。スリーブは、このようにして支持表面を形成し、スリーブの外側は、支持表面の第1の側を含む。スリーブがその長手軸周りに前記複数の磁石に対して回転するとき、担体粒子はスリーブ及び複数の磁石の両方に対して移動し、担体粒子の磁気ブラシ内で担体粒子の場所及び配向が変化する。
ある実施例では、複数の磁石は、始点及び終点を有する通路にほぼ沿って配置され、ここで前記始点及び前記終点は、前記長手軸に沿って離間され、好ましくは、前記通路は、長手軸を複数回囲み、及び/又は前記長手軸に沿って単一方向に向けられる。第1の側に供給された担体粒子は、したがって、前記始点から前記通路に沿って終点に向かってほぼ連続的に移動させられ得る。好ましくは、前記混合物が前記始点において第1の側の上に落下したとき、重力及び複数の磁石によって及ぼされた磁力の両方によって支持表面に引き寄せられるように、始点は複数の磁石の上側に位置している。同様に、終点において担体粒子に作用する重力が、複数の磁石によって及ぼされた磁場から担体粒子を逃がすのを助けるように、終点は、好ましくは複数の磁石の底側に位置している。
ある実施例では、通路は、長手軸周りに、ほぼらせん状になる。支持表面が、たとえば支持表面をその長手軸周りで回転させることによって、又はその代わりに複数の磁石を長手軸周りで回転させることによって、複数の磁石に対して移動させられ、担体粒子が、前記らせん状通路に沿って前記第1の表面に対して移動する。前記第1の側上での、前記始点から前記終点に向かう移動中、担体粒子は、こうして前記らせん状通路に沿って変位され、複数の磁石を複数回囲む。ブラシ内の担体粒子の配置及び配向は、前記移動中に再配置され、荷電粉末粒子は、前記らせん状通路の長さにわたって吸引電場にかけられる。パージ装置は、こうして、優れたパージ能力をもたらしながらコンパクトな構造のものになることができる。
ある実施例では、前記複数の磁石のうちの前記終点における磁石は、前記複数の磁石のうちの前記始点における磁石より小さい磁場強度を有する。通路の端部に近付く担体粒子は、したがって、より小さい磁力によって第1の側に引き寄せられており、したがってより容易に第1の側から除去され得る。好ましくは、通路の終了部における磁場強度は、複数の磁石に対する第1の側の回転中、担体粒子を第1の側に引き寄せるのに必要とされる磁場強度より小さいか、又はこれと等しい。後者の場合、担体粒子は、パージ中、これらが終点に到達したときに第1の側から単に落下するであろう。
ある実施例では、通路は、前記始点を含む第1のセクションと、前記終点を含む第2のセクションとを含み、ここで前記第2のセクションに沿って配置された前記複数の磁石の磁場強度は、終点に向かって低減する。前記第2のセクションの磁石によって及ぼされた磁場強度は終点に向かって徐々に低減するので、前記終点では磁場強度の急激な変化は存在しない。したがって、前記終点における大量の担体粒子の蓄積は、少なくとも実質的に防止される。
ある実施例では、粉末パージ装置は、さらに、前記終点若しくは前記通路の終了部分に又はその下流側に配置された担体粒子容器を備える。粉末粒子からパージされた担体粒子は、したがって、担体粒子容器内に容易に収集され得る。好ましくは、容器は、前記終点の下方に取り外し可能に配置され、たとえば担体粒子で満たされたときに別の容器に容易に取り換えることができるようになっている。さらに、担体粒子入口を除き、担体粒子容器は、好ましくは、実質的に気密式であり、粉末粒子を担体粒子容器内に運び得る空気の流れを防止する又は少なくともかなり低減する。
好ましい実施例では、粉末パージ装置には、終点及び担体粒子容器の近くに、担体粒子を終点から離して担体粒子容器内へ又はその入口に払い落すために、回転ブラシが設けられる。終点は、好ましくは支持表面の第1の側の固定された位置に位置している。通常、ブラシは、担体粒子が進行する方向とは逆に回転するよう駆動される。ブラシは、好ましくは、終点において第1の側と接触するように、及び/又は、終点に配置され複数の磁石から終点にある担体粒子までの距離をより大きくするように適合された傾斜部分と接触するように配置される。
ある実施例では、粉末パージ装置は、さらに、前記混合物を前記第1の側に供給するための混合物供給デバイスを備える。混合物供給デバイスは、好ましくは、第1の表面の上方に配置され、前記混合物は、重力と共に混合物供給デバイスから前記第1の側に落下することができるようになっている。好ましくは、混合物供給デバイスはまた、前記混合物の粉末粒子を帯電するように適合される。
ある実施例では、前記混合物供給デバイスは、前記混合物を前記始点の近くのほぼ一点で前記第1の側に供給するように配置される。混合物が、通路の前記始点の近くの前記一点にのみ供給されることで、始点に供給された担体粒子は、終点に到達する前の通路の全体を横断する間に、粉末粒子からパージされ得る。さらに、粉末粒子を担体粒子からパージするためのさらなる対策が、混合物の支持表面への供給を妨げることなく、前記始点を除いて通路全体に沿って配置され得る。
ある実施例では、前記混合物供給デバイスは、担体粒子の前記ブラシの既定の最大高さにほぼ等しい距離だけ前記第1の側から離間された供給出口を備える。本発明の粉末パージ装置は、したがって、粒子の前記磁気ブラシの高さを限定するための別個のドクター・ブレード等を必要としない。加えて、支持表面と複数の磁石の間に回転運動が存在しないとき、たとえば駆動要素が作動されないとき、磁気ブラシは、これが供給出口と支持表面の間の空間をほぼ完全に埋め尽くすまで蓄積することができる。この空間が埋め尽くされると、供給出口は遮られ、さらなる混合物は磁気ブラシには加えられない。したがって、供給出口はまた、過剰な量の混合物が支持表面に供給されることを防止するための投与機構も提供する。好ましくは、供給出口は、吸引表面よりも第1の側の近くに配置される。より好ましくは、供給出口から第1の側への距離は調整可能である。本実施例による混合物供給デバイスはまた、特に混合物が流動化されたときには、粉末コーティング・デバイスのように、粉末粒子と強磁性担体粒子との混合物が支持表面に供給される他の種類の装置にも独立に適用可能であることが考えられる。
混合物供給デバイスには、加えて又は代替的に、混合物が供給出口を通り過ぎることを部分的に又は完全に遮るためのブロック手段が設けられてよい。そのようなブロック手段は、たとえば、出口を通る混合物の流量を調節できるように部分的に遮ることを可能にする、調整可能な弁を備えることができる。あるいは、ブロック手段は、供給出口内の担体粒子を磁気的に融合させ、そして供給出口を塞ぐ、供給出口に近い完全なブロック位置と、磁石が担体粒子に供給出口を塞がせないように供給出口から十分離間された非ブロック位置との間で移動可能である磁石を備えることができる。好ましくは、混合物供給デバイス、又は少なくともその出口は、始点の上方に配置され、混合物は、重力の方向に沿って混合物供給出口から始点に移送されるようになっている。
好ましい実施例では、少なくともパージ中、支持表面は、混合物供給デバイス又はその出口に対してほぼ静止し、又は回転に対して固定される。したがって、パージ中、始点及び終点もまた静止したままであり、担体粒子の支持表面上の堆積及び支持表面からの除去を容易にする。
ある実施例では、前記混合物供給デバイスは、前記混合物を流動化するための流動化手段を備える。混合物を流動化することにより、第1の側に供給される混合物の量のより正確な投与制御を可能にし、第1の側への混合物の移送を容易にする。さらに、流動化手段は、粉末粒子に電荷を与える上で助けとなることができる。特に特許文献2には、本発明において使用するのに適した流動化手段に関する詳細が記載されている。
ある実施例では、吸引表面は、粉末粒子を、前記支持表面に対向する前記吸引表面の第1の側から、前記支持表面に背を向ける前記吸引表面の第2の側まで通過させるための複数の開口部を含む。パージ中、粉末粒子は、吸引表面の前記第1の側に付着する代わりに、吸引表面の第1の側から離れて吸引表面内の開口部を通るように向けられてよい。吸引表面上の粉末粒子の蓄積はこうして制限され、吸引表面の前記第1の側の上の前記粉末粒子が電場強度に与える影響は、かなり低減される。
ある実施例では、粉末パージ装置は、さらに、真空源に連結された空気マニホールドを備え、ここで、前記空気マニホールドは、粉末粒子を吸引表面の前記第1の側から除去するために前記吸引表面に隣接して配置される。粉末粒子は、したがって、吸引表面の第1の側から空気マニホールド内に引き寄せられる。空気マニホールドは、好ましくは、吸引表面の前記第2の側に配置され、好ましくは、吸引表面を実質的に外囲する。
ある実施例では、装置は、さらに、実質的に吸引表面の第1の側と支持体の第1の側の間に配置された空気出口を備える空気供給源を備える。空気供給源を作動させると、吸引表面の第1の側と支持体の第1の側との間から吸引表面の第2の側へ空気の流れが生じる。支持表面の第1の側が、上記で説明したように中空体の円筒状の外面であるとき、空気供給出口は、好ましくは、シリンダの長手軸に沿った担体粒子の移動方向に対する終点の上流側に配置される。通路の終点において空気の流れがほとんど又は実質的に存在しない場合、担体粒子の第1の側からの除去及び/又は第1の側から担体粒子容器への担体粒子の移送を、より正確に実施することができる。
粉末粒子を吸引表面から離すよう移動させるのに最適な吸引効果を達成するために、空気を供給する空気供給出口と空気を除去する空気マニホールドとは、好ましくは、長手軸に沿った始点と終点の間の距離とほぼ等しい距離で離間される。
ある実施例では、前記吸引表面は、支持表面の前記第1の側を実質的に取り囲んでいる。吸引表面の第1の側は、したがって、支持表面の周りにトンネルを形成する。この実施例によれば、電場は、支持表面の第1の側から吸引表面まで、支持表面の第1の側のほぼ全体上に延びる。電場は、支持表面の第1の側の全体をほぼ外囲するため、荷電粒子は、担体粒子のブラシの外側のほぼ全体において担体粒子から引き離され得る。
支持体の第1の側が中空体の円筒状の外面である実施例では、吸引表面もまた、好ましくは、支持体の円筒状の第1の側の直径より大きい内径を備えたシリンダとして実質的に成形される。磁気ブラシの担体粒子が吸引表面と接触することを防止するために、吸引表面の内径は、円筒状の第1の側の外径と磁気ブラシの最大高さとの合計より大きい。
粉末パージ装置のある実施例では、場発生装置が、電場の方向を反転させるように適合される。したがって、強磁性担体粒子並びに正及び負の両方の荷電粉末粒子を含む混合物が、本発明の装置を用いてパージされ得る。吸引表面が支持表面に対して負の電位にあるときは、正の荷電粉末粒子が混合物からパージされて吸引表面に向かって引き寄せられ、吸引表面が支持表面に対して正の電位にあるときは、負の荷電粉末粒子が混合物からパージされて吸引表面に向かって引き寄せられる。好ましい実施例では、正の荷電粉末粒子又は負の荷電粉末粒子のパージが、ほぼ完了したと決定されたときに、場の方向が反転される。より具体的には、場発生装置は、好ましくは、粒子が通路を始点から終点まで横断するのに必要とされる時間のほぼ半分は、吸引表面と支持表面の間に第1の方向に電場を生成し、また、前記粒子が通路を始点から終点まで横断するのに必要とされる時間の残りの半分は、吸引表面と支持表面の間に反対の第2の方向に電場を生成するように適合される。好ましくは、電場の方向を反転するまでの時間は、たとえば空気マニホールドによって供給され得るような空気の流れを用いて、粉末粒子を吸引表面から実質的に除去するのに十分な時間である。たとえば、荷電粒子が通路を始点から終点まで横断するのに、実質的に既定の長さの必要とされる時間、たとえば2分を要する場合、電場の方向は、前記既定の時間の半分が過ぎた後、すなわち1分後に反転される。
ある実施例では、前記支持表面と前記吸引表面との両方は、導電性材料、たとえばステンレス鋼又は導電性セラミック材料を含み、ここで、場発生装置は、前記支持表面と前記吸引表面との前記導電性材料に導電的に接続され、好ましくは1500から3000ボルトの範囲内で、これらの間に電位差を生成するように適合される。生成された場は、支持表面の第1の側から吸引表面に延びる。
ある実施例では、支持表面の前記第1の側は、粗面、たとえば溝及び/又はダイヤモンド模様などを含む。そのような粗面は、第1の側と担体粒子との間の摩擦を増大させ、第1の側が、複数の磁石に対して固定された位置に留まるのではなく、複数の磁石に対して回転されたとき、担体粒子が、複数の磁石及び第1の側の両方に対して移動することを確実にするのに役立つ。粗面又は構造面の使用は、非常に強い磁場強度を有する磁石が使用される場合に特に有利である。支持表面の第1の側が中空体の円筒状の外面である好ましい実施例では、第1の側には、円筒状の第1の側の長手軸に対して非平行に延びる平行状の尾根又は縁を含む材料の層が設けられる。この実施例では、尾根又は縁の高さは、好ましくは、磁気ブラシの最大高さよりかなり小さい。したがって、装置の使用中、磁気ブラシの担体粒子は、溝又は縁の方向に沿って移動するように促されるが、たとえば、尾根又は縁に沿った通路が(一時的に)遮られるときは、尾根又は縁を超えて移動し得る。特定の実施例では、尾根及び/又は縁は、担体粒子を1つ又は複数のらせん状通路に沿って円筒状の外面の長手軸に沿って誘導するために、ほぼ平行な多くのらせんを支持表面の第1の側の上に形成する。この材料の層は、好ましくは、実質的に非導電性の材料、たとえばプラスチックを含む。
ある実施例では、前記駆動要素は、好ましくは100rpmかそれより大きい速度、より好ましくは100から500rpmの速度の、前記複数の磁石に対する前記支持表面の回転運動を駆動するように適合される。好ましくは、回転運動は、支持表面の長手軸周りの回転運動である。
ある実施例では、支持表面は、前記担体粒子を前記第1の側に引き寄せるために前記第1の側に前記磁場を生成するように前記複数の磁石が配置される第1の位置から、前記第1の側が前記複数の磁石によって生成された磁場の実質的に外側にある第2の位置まで、及びその逆方向に移動可能である。担体粒子は、支持表面を第2の位置に移動させることによって支持表面から除去され得る。さらには、支持表面の第1の側の保全及び/又はクリーニングは、第2の位置にあるときに容易に行われる。
ある実施例では、少なくとも使用中、前記吸引表面は、前記複数の磁石又は前記支持表面に対して、回転に関して実質的に固定される。吸引表面が複数の磁石に対して回転に関して固定されるとき、駆動要素は、担体粒子の磁気ブラシを支持している場合であっても、複数の磁石よりも通常は質量が小さい支持表面の移動を駆動するだけでよい。好ましくは、複数の磁石もまた、パージ装置の混合物出口及び/又は担体粒子容器に対して、回転に関して実質的に固定される。吸引表面が支持表面に対して回転に関して固定されるとき、パージ装置は、支持表面の第1の側と吸引表面の第1の側との間に可動部分を実質的に含まない。
第2の態様によれば、本発明は、荷電粉末粒子を強磁性担体粒子と前記粉末粒子との混合物からパージする方法であって、前記混合物を支持表面の第1の側に供給することと、前記第1の側に前記担体粒子の磁気ブラシを形成するために磁場を生成するように、前記支持表面の、前記第1の側とは反対の第2の側に配置された複数の磁石を用いて、前記混合物の前記担体粒子を前記第1の側に引き寄せることと、前記磁場を前記支持表面に対して移動させることと、前記支持表面と、前記第1の側から離間され前記第1の側に対向する、前記荷電粉末粒子を引き寄せるための吸引表面との間に電場を生成することとを含む方法を提供する。
ある実施例では、この方法は、本明細書において説明する粉末パージ装置を用いて実施される。
ある実施例では、少なくともパージ中、前記支持表面は、前記複数の磁石に対して回転させられる。好ましくは、吸引表面もまた、担体粒子の磁気ブラシから離間される。支持表面の回転は担体粒子を前記第1の側に対して変位させ、それにより、担体粒子は、担体粒子のブラシの外面へ、及び外面から移動することができる。ブラシの外面において担体粒子に付着している荷電粉末粒子は、担体粒子から離れて吸引表面に向かって引き寄せられ、その結果、これらの粉末粒子を担体粒子からパージする。
ある実施例では、少なくともパージ中、吸引表面は前記支持表面に対して回転に関して実質的に固定され、前記複数の磁石の移動が支持表面に対して駆動される。
代替の実施例では、少なくともパージ中、吸引表面は、前記複数の磁石に対して回転に関して実質的に固定される。この実施例では、好ましくは吸引表面と複数の磁石との両方は、パージ中ほぼ静止したままであり、一方で支持表面は、複数の磁石に対して回転させられる。
ある実施例では、この方法は、さらに、前記混合物を支持表面の前記第1の側に供給する前に前記混合物を流動化するステップを含む。
ある実施例では、第1の側は円筒形状を有し、第1の側を前記複数の磁石に対して回転させることによって、前記担体粒子は前記第1の側に対して移動させられる。
ある実施例では、前記複数の磁石は、始点及び終点を有するらせん状通路にほぼ沿って配置され、ここで、始点及び終点は、前記円筒形状の長手軸に沿って離間され、前記混合物は、前記始点において前記第1の側に実質的に連続的に供給され、前記第1の側の上の前記担体粒子は、前記らせん状通路に沿って前記終点に向かって、前記第1の側の上を実質的に連続的に移動させられる。本発明は、こうして、荷電粉末粒子を前記粉末粒子と担体粒子との混合物から実質的に連続的にパージするための方法であって、担体粒子が、らせん状通路に沿って1回の横断でパージされ、前記通路の終了部で収集され得る方法を提供する。
ある実施例では、前記磁石の磁場強度は、前記終点に向かって低減し、前記終点における第1の表面からの担体粒子の容易な解放を可能にする。
ある実施例では、この方法は、さらに、前記電場を反転させるステップを含む。強磁性担体粒子並びに正及び負の両方の荷電粉末粒子を含む混合物が、したがって、本発明による方法を用いてパージされ得る。パージ中、電場は、好ましくは、担体粒子をパージするのに必要とされる時間の半分は第1の方向にあり、担体粒子をパージするのに必要とされる時間の残りの半分は、第1の方向とは反対の第2の方向にある。
ある実施例では、この方法は、前記粉末粒子が与えられる基板を、吸引表面と第1の側との間に、前記第1の側から離間して配置する追加のステップを含む。好ましくは、この実施例では、支持表面の第1の側は、実質的に平面であり、基板に対して実質的に静止したままであり、複数の磁石は、平らな第1の側に対して垂直な回転軸の周りを支持表面に相対して回転させられる。粉末粒子は、このようにして、担体粒子が前記粉末粒子からパージされている間、基板に均一に施与される。基板は、好ましくは、担体粒子の前記ブラシから離間される。
ある実施例では、吸引表面は、前記粉末粒子が供給される基板を備える。好ましくはこの実施例では、支持表面の第1の側は実質的に平面であり、パージ中、基板に対して実質的に静止したままであり、複数の磁石が、平らな第1の側に対して垂直な回転軸の周りを支持表面に相対して回転させられる。基板もまた、好ましくは前記ブラシからも離間される。
ある実施例では、前記混合物のほぼすべてが、前記第1の側に供給され、ここで、前記混合物は、粉末粒子のほぼ既定量を含む。この方法は、したがって、粉末を担体粒子からパージしながら粉末の精密に規定された量を基板に施与する方法を提供する。この実施例では、粉末粒子は、好ましくは、ほぼすべての粉末粒子が担体粒子からパージされるまで担体粒子からパージされる。たとえば粉末粒子の既定量に基づいて、このパージ方法を既定の時間、続けることによって、ほぼすべての粉末粒子がパージされると決定されてよい。あるいは、粉末パージ装置は、磁気ブラシから離れるよう引き寄せられ、基板に向かって移動する粉末粒子の移動を検出するように配置された光学センサを備えてもよく、前記センサが既定の時間、そのような移動を検出しなかったときには、ほぼすべての粉末粒子が担体粒子からパージされたと決定されてもよい。さらに別の代替の実施例では、パージ中、前記第1の側の基板及び/又は混合物の重量を測定し、前記測定された重量を粉末粒子の前記既定量と比較することによって、ほぼすべての粉末粒子が担体粒子からパージされたかどうかが決定される。
まとめると、本発明は、荷電粉末粒子を前記粉末粒子と強磁性担体粒子との混合物からパージするための装置及び方法を提供する。パージは、粉末粒子を、前記担体粒子を支持する支持表面から離間され前記支持表面とは異なる電位にある吸引表面に向かって引き寄せながら、担体粒子を前記支持表面の第1の側に相対して移動させることによって行われる。担体粒子の移動は、支持表面の前記第1の側とは反対の第2の側に配置され、担体粒子を前記第1の側に引き寄せるための複数の磁石に相対して支持表面を移動させることによって駆動される。
本明細書に説明し図示するさまざまな態様及び特徴が、可能な限り個々に適用可能である。これらの個々の態様、とりわけ添付の従属請求項に説明する態様及び特徴は、分割特許出願の主題にされてよい。
本発明の第1の実施例による粉末パージ装置の概略断面図である。 本発明の第2の実施例による粉末パージ装置の概略的な部分側面図及び断面図である。 図2Aの装置の切り開かれた断面の概略図である。 本発明による装置内で担体粒子が辿る通路を示す概略図である。 本発明の別の実施例の概略側部断面図である。 図4Aの実施例の概略正面断面図である。 図4Aの実施例の概略正面断面図である。 既定量の粉末を基板に施与するように適合された、本発明による粉末パージ装置の等角分解立体図である。 図5Aの装置の使用中の断面図である。 本発明による、粉末粒子を、強磁性担体粒子と荷電粉末粒子との混合物からパージするための方法のフロー図である。 本発明による粉末パージ装置の好ましい実施例の概略断面図である。 本発明による粉末パージ装置の好ましい実施例の概略断面図である。 第1の側にらせんが設けられた円筒状の支持表面を含む、図7Aの粉末パージ装置の一部分の概略等角分解立体図であり、複数の磁石が、円筒状の支持表面に相対して回転可能なロール上に配置され、円筒状の支持表面の中に配置されている。
レーザプリンタ又はコーティング装置、特に粉末コーティング装置では、より小さい非磁性粉末粒子を前記粉末粒子が与えられる表面に移送して、前記表面上に画像を展開する及び/又は前記表面上に粉末粒子の層を提供するために、強磁性担体粒子が使用されることが多い。しかし、そのような画像又は層が表面上に形成された後でも、通常、前記担体粒子に粘着又は付着する粉末粒子の残留物が残る。たとえば、同じ担体粒子を異なる色の粉末粒子と共に使用するとき、異なる種類の粉末粒子と共に担体粒子を再利用できるようにするために、粉末粒子は担体粒子からパージされなければならない。
図1は、本発明による、粉末を荷電粒子からパージするための装置1の断面図を概略的に示している。粉末パージ装置1は、強磁性担体31の粒子と荷電粉末粒子32との混合物30を含む混合物供給デバイス20を備え、ここで、粉末粒子は通常、担体粒子に付着している。
混合物供給デバイス20は、混合物を、開放端部22を有する混合物供給出口21を通して、円筒状の支持表面又はスリーブ2に向かって供給する。円筒状の支持表面は、その上に前記担体粒子31を支持するための第1の側3を含む。担体粒子に付着するすべての粉末粒子32もまた、第1の側3で支持される。第1の側3とは反対の側である支持表面2の第2の側4には、複数の磁石50が、円筒状の支持表面2の長手軸L周りのらせん状通路内に配置される。磁石は、前記らせん状通路に沿って、交互にN極−S極で第1の側3に対向して配置され、すなわち、前記通路に沿った任意の2つの隣接する磁石53、54は、第1の側を向いて反対の極性を有する。磁石は、第1の側3の近位にそこから離間されて配置され、当技術分野で知られている方法で担体粒子の磁気ブラシを形成するために強磁性担体粒子31を第1の側3に引き寄せるための磁場を生成する。ブラシの最大高さは、供給出口21の開放端部22と第1の側3との間の距離hで決定され、ブラシは最大でも前記距離と等しい高さで形成することができるため、ブラシの最大高さを制限するためのドクター・ブレードは必要とされない。
円筒状の支持表面2は、複数の磁石50の周りのスリーブとして配置される。電気モータ40は、複数の磁石50周りの支持表面2の回転を駆動するように適合される。電気モータは、複数の磁石50を第1の端部において支持するステータ41と、支持表面2を第1の端部において支持するロータ42とを備える。複数の磁石は、支持体44によって反対側の第2の端部において支持され、円筒状の支持表面2は、軸受45によって反対側の第2の端部において支持される。
支持表面2が複数の磁石50の周りを回転するとき、磁石は担体粒子31を第1の側に引き寄せ続け、そのために、複数の磁石50の周りの支持表面2の回転による、担体粒子31と第1の側3との間の摩擦と組み合わせて、第1の側3の上での担体粒子の移動が駆動される。担体粒子31及びこれに付着する粉末粒子31の支持表面の第1の側3の上での移動は、複数の磁石50がその通路の始点51からその通路の終点52まで、これに沿って配置されたらせん状通路に実質的に従う。パージ中、複数の磁石50は、供給出口22に対して静止したままである。供給出口は、したがって、通路の始点の位置において担体粒子を前記スリーブ2に供給するように配置され得る。複数の磁石50のらせん状通路に沿った担体粒子31の前記移動中、最初にブラシの内部にあった担体粒子がブラシの外部に、又はその逆に移動するかもしれないように、磁気ブラシ内の担体粒子31の間の順番も変化し、第1の側に対する担体粒子の配向もまた変化し得る。その結果、担体粒子31に付着する粉末粒子32は、最終的には、これらが比較的容易に担体粒子31から分離され得るブラシの外側に位置することになる。
荷電粉末粒子を担体粒子から分離するために、パージ装置は、さらに、前記第1の側から離間された、静止した吸引表面60を備える。パージ装置は、さらに、支持表面2と吸引表面60との間に電場71を生成するための場発生装置70を備える。図示された実施例では、支持表面2及び吸引表面60の両方は、導電性金属を含む。場発生装置70は、1500から3000ボルトの、吸引表面60と支持表面2との間の電位差を与えることによって、吸引表面と支持表面との間に電場71を生成する。好ましくは、支持表面は2000ボルトの電圧にあり、吸引表面60が接地されている。ブラシの外部にある荷電粉末粒子32は、吸引表面60に向かって引き寄せられ、そして担体粒子31からパージされる。
図示される実施例では、荷電粉末粒子31は、正の荷電粉末粒子であり、支持表面2に対して垂直である電場71は、正の荷電粉末粒子を、支持表面2から離れ吸引表面60に向かう場71の方向に引き寄せる。混合物30が正の荷電粉末粒子の代わりに負の荷電粉末粒子を含んでいた場合、電場の方向は反転されることになる。場発生装置70は、電場を第1の方向71及び反対の第2の方向に与えるように適合されるため、装置1はまた、強磁性担体粒子並びに正及び負の両方の荷電粉末粒子を含む混合物をパージするために使用され得る。そのような場合、場発生装置70は、担体粒子による通路の横断の半分の間に正の荷電粉末粒子が担体粒子からパージされ、担体粒子による通路の横断の残り半分の間に負の荷電粉末粒子が担体粒子からパージされるように、担体粒子が始点51から終点53まで通路を横断するのに必要とされる時間の半分が過ぎた後、電場の方向を反転するように構成される。
電場に影響を与える、吸引表面60における粉末粒子32の蓄積を低減するために、吸引表面60には、それを通って粉末粒子32が、支持表面2の第1の側3に対向する吸引表面の第1の側63から、吸引表面の反対の第2の側64へ進むことができる、複数の開口61が設けられる。第2の側64においては、吸引表面60は空気マニホールド80に連結され、この空気マニホールド80は今度は、真空ポンプ82に連結される。空気マニホールド80は、粉末粒子を含む空気を、真空ポンプと空気マニホールド80との間に置かれた空気フィルタ81に供給する。粉末粒子を吸引表面の第1の側から離して移送するための空気の流れを改良するために、新鮮な空気の流れ85が、支持表面2の第1の側3と吸引表面の第1の側との間に供給される。真空ポンプ82は、吸引表面60の第2の側64において過小圧(under pressure)を引き起こし、それによって、第1の側にある空気及び粉末粒子を、開口61を通って第2の側に向かって、その後空気フィルタ81に向かって移動させる。フィルタされた粉末粒子32は、粉末容器82内に堆積される。
担体粒子31が、らせん状通路に沿って始点51から終点52まで進行してパージされると、これらは、支持表面の第1の側から除去され、担体粒子容器90内に収集される。担体粒子を通路の終点において第1の側から除去するために、たとえば、スカイブ(skive)が使用されてよい。しかし、図示された実施例では、複数の磁石の磁場強度が、通路に沿って通路の終点52に向かって低減されている。終点52では、磁石によって担体粒子上に及ぼされる、担体粒子を第1の側3に向かって引き寄せる力は、重力及び/又は第1の側3から離れる向きの円周方向の表面の回転によって引き起こされる摩擦より小さい。その結果、通路の終点52に到達した、パージされた荷電担体粒子は、担体粒子容器90内に落下する。
図2Aは、本発明の実施例において使用される複数の磁石250が配置されたシリンダ200の側面図を示す。複数の磁石250が、円筒状の本体257の上に、始点251及び終点252を有するらせん状通路に沿って配置される。複数の磁石50は、通路に沿って隣接する磁石が、シリンダ257から離れるように対向された複数の磁石の側において、反対の極性を有するように、すなわち、磁石253などの黒で示された磁石はそのS極が外側を向き、磁石254などの、白で示された隣接する磁石はそのN極が外側を向くように配置される。隣接する磁石は、スペーサ要素255を用いて通路に沿って離間される。比較のために、第1の側203の上で担体粒子の磁気ブラシを支持するための円筒状の支持表面202又はスリーブの概略断面もまた、担体粒子231と荷電粉末粒子232との混合物を含む供給デバイス220と共に示されている。供給デバイスは、その端部222を支持表面202の第1の側から距離h2だけ離して配置された供給出口221を備える。その上に担体粒子が供給されたときに支持体表面の第1の側に形成される担体粒子の磁気ブラシが吸引表面260の第1の側263と接触できないように、吸引表面260の第1の側263は、距離h2より大きい距離h3だけ支持表面202の第1の側203から離間される。吸引表面260は、開口又は貫通穴261を含み、空気及び粉末粒子が支持表面202の第1の側に対向する吸引表面の第1の側263から反対側を向いている吸引表面の第2の側264まで進むことを可能にする。複数の磁石50がその中に配置されるらせんの外径d1は、支持表面202が複数の磁石50に対してほぼ自由に回転することができるように、支持表面202の内径d2より小さい。好ましくはパージ中、複数の磁石50は実質的に静止したままであり、電気モータが、複数の磁石250の周りの支持表面202の回転を駆動する。この方法では、供給出口221の端部222に対する通路の開始部251の位置は、ほぼ一定のままであり、担体粒子容器290に対する通路の終了部252の位置もまた、ほぼ一定のままである。しかし、代替の実施例では、円周方向の表面が実質的に静止したままである一方で、円周方向の表面202の内部の複数の磁石の回転を駆動するために電気モータを使用してもよく、又は、1つ若しくは複数のモータが、円周方向の表面202及び複数の磁石250の両方の回転を駆動するために設けられてよい。
図2Bは、図2Aのスリーブ202の切り開かれた側面図を示している。スリーブの第1の側203には、スリーブの長手軸Lに対してほぼ平行に延びる多くの溝203aと、第1の側203をほぼ囲む多くの楕円溝203bとが設けられる。第1の側の溝203a及び203bは、支持表面202が複数の磁石250に対して回転させられたときに担体粒子に追加の摩擦をもたらす。追加の摩擦は、支持表面が複数の磁石の周りを回転するときに第1の側の上での担体粒子の変位の駆動の助けとなる。さらに、担体粒子を互いに、及び第1の側、特に第1の側の溝203a、203bに擦り付けることによって、粉末粒子をこれが付着した担体粒子から解放することを助ける。
図3は、円筒状の支持表面302上で担体粒子が辿る通路Pを概略的に示している。強磁性担体粒子と荷電粉末粒子との混合物は、シリンダ357の外側上にらせん状に配置された複数の磁石350の始点351において又はその近くで、円筒状の支持表面302の第1の側303の上に供給される。らせん状の通路Pは、シリンダの長手軸Lの周りを前記始点から、長手軸Lに沿って始点351から離間された終点までらせんを描いている。前記通路に沿った、複数の磁石350の隣接する磁石は、第1の側において反対の極性を有する。強磁性担体粒子と実質的に非磁性の粉末粒子との混合物が第1の側に供給され、支持表面302が複数の磁石350に対して回転すると、担体粒子は、通路に沿って通路の始点から終点への方向に駆動される。
図4Aは、本発明の実施例の側部断面図を示している。粉末パージ装置400は、供給デバイス420の供給出口421の端部422から供給される、強磁性担体粒子と荷電粉末粒子との混合物430を支持するための第1の側403を有する支持表面又はスリーブ402を備える。混合物は、支持表面に供給されたとき、複数の磁石450によって及ぼされた磁場の影響下でその表面上に担体粒子の磁気ブラシを形成する。装置は、さらに、粉末容器491及び担体粒子容器490を備え、ここではこれらの容器は、粉末を担体粒子からパージしている間の位置で示されている。装置の複数の磁石450は、回転軸L周りで支持表面402に対して回転可能である。この回転は、磁気ブラシ内の担体粒子のブラシ内の位置及び配向を変化させ、そうして、その異なる担体粒子及び異なる部分が、ブラシの外部に出現する。電場発生装置470は、支持表面402に電位を加え、そうして、電場が、支持表面402と接地電位である吸引表面460との間に生成される。電場は、磁気ブラシの外部に位置する荷電粉末粒子を担体粒子から離して引き寄せ、こうして担体粒子を粉末粒子からパージする。磁気ブラシから離して引き寄せられた荷電粉末粒子は、粉末容器491内に重力と共に落下することができ、担体粒子は、パージ中、支持表面上に留まる。
図4Bは、図4Aの装置の正面断面図を示す。シャフト441は、複数の磁石450を、回転軸L周りの複数の磁石の回転を駆動するためのモータ440に連結する。
パージが完了したとき、スリーブ402上には実質的に担体粒子だけが残される。パージ中、粉末粒子の、スリーブから粉末容器491内への移送があるか否かを、たとえば粉末サンプの質量を測る秤を用いることによって、粒子が粉末サンプ内に移送されたかどうかを光学的に決定する光学検出器を用いることによって、もしくは、吸引表面460の電位の、前記吸引表面に接触する荷電粉末粒子による変化が存在するかどうかを検出することによって、決定することにより、及び/又はパージに時間制限を設定することにより、パージが完了したことが決定され得る。
パージが完了したことが認められると、支持表面2は、図4Bに示すような前記複数の磁石が前記第1の側の近位にある第1の位置から、図4Cに示すような前記第1の側が前記複数の磁石によって生成される磁場の実質的に外側にある第2の位置に移動させられる。この後者の場合、スリーブ又は受け入れ表面2が、回転軸Lに沿って複数の磁石450から離れる方向に滑らされると、複数の磁石450は、もはや担体粒子をスリーブ402に向かって引き寄せることはなく、その結果、担体粒子は、スリーブが第2の位置にあるときにスリーブの下方に位置する担体粒子容器490内に自由に落下する。好ましくは、粉末容器491は、支持表面を第2の位置に移動させる前にパージ装置から取り外される。
図5A及び5Bは、本発明の代替の実施例の分解立体図及び断面図を概略的に示している。使用中、担体粒子と粉末粒子との混合物は、前記混合物をその上に支持するための第1の側503を有する支持表面502を含む、容器507内に置かれる。中心周りに径方向に配置された複数の磁石553、554を備えるディスク511が、支持表面502の、前記第1の側503に背を向ける側504に設けられる。ディスク511は、シャフト508を介して、回転軸R周りにディスクを回転させるためのモータ509に連結される。装置は、さらに、シャフト510に連結され、容器507内の混合物のより近くに又はこれよりさらに遠くに吸引表面を配置するために、回転軸Rに対して平行に移動可能である吸引表面506を含む。吸引表面506は、第1の電位V0であり、第1の側503は、異なる第2の電位V1である。こうして吸引表面と第1の側との間に生成された電場は、粉末粒子を吸引表面506に向かって引き寄せる。強磁性担体粒子は、ディスク511の複数の磁石によって担体粒子上に及ぼされた磁力によって第1の側503に引き寄せられ続ける。吸引表面は、好ましくは、粉末粒子の層で覆われる表面を含む。使用時、ディスク511は、電位差が第1の側503と吸引表面506の間にかけられている間、ほぼすべての粉末粒子が担体粒子からパージされ、吸引表面506上に引き寄せられるまで回転させられる。この実施例は、したがって、正確な既定の量の粉末粒子で覆われるべき表面の被覆を可能にする。
図6は、本発明による方法のステップのフロー図を示す。ステップ601では、強磁性担体粒子とこれに付着する粉末粒子との混合物が、支持表面の第1の側に供給される。ステップ602では、強磁性担体粒子が、前記支持表面の、第1の側とは反対の第2の側に配置された複数の磁石を用いて第1の側に引き寄せられ、そのようにして、担体粒子の磁気ブラシが前記第1の側に形成される。支持表面は、ステップ603において複数の磁石に対して回転され、それにより、磁気ブラシ内の担体粒子の位置及び配向が変化し、その異なる担体粒子及び部分が、ブラシの外面に配置される。ステップ604では、電場が、支持表面と、支持表面から離間された吸引表面との間に加えられ、それにより、粉末粒子が、ブラシの外面から離れて吸引表面に向かって引き寄せられる。その結果、担体粒子が粉末粒子からパージされる。ステップ601〜604は、ここでは連続した順番に示されているが、これらは実質的に同時に実施されてよいことは理解されよう。
図7Aは、好ましい実施例による粉末パージ装置700の断面図を概略的に示しており、図7Bは、図7Aの線VIIB−VIIBに沿った断面図を概略的に示している。
装置700は、強磁性担体粒子の磁気ブラシ(図示せず)を、第1の側703(又は外面)で支持するための中空の支持シリンダ702を備える。パージ中、支持シリンダ702は、吸引表面760及びハウジング775、776、777に回転に関して実質的に固定されたままである。吸引表面は、支持表面702の第1の側703のほぼ全体を外囲しているため(図7Bも参照)、比較的大きい均一な電場を、支持表面702と吸引表面760の間に生成することができ、それにより、磁気ブラシ内の粉末粒子の位置には実質的に無関係に、電場は、粉末粒子を吸引力に向かって移動させるために力を粉末粒子上に及ぼす。
支持シリンダ702は、金属支持シリンダであり、吸引表面760は、これもまた実質的に円筒形状であり、金属支持シリンダを実質的に取り囲み、そこから、磁気ブラシの最大高さより大きい距離h3だけ離間された金属吸引表面である。場発生装置770は、吸引表面760と支持表面702の間に電場を生成するように適合され、この電場は、粉末粒子を吸引表面760に向かって引き寄せる。空気供給装置785が、空気を空気出口786を通して、吸引表面760と、通路の終点752の場所の上流側にある第1の側703との間の点に噴射する。通路の反対側では、ハウジング壁777を貫通して延びる空気出口784が、空気をハウジングから除去するために、空気ポンプ783に連結される。このようにして、吸引表面760の内側763と支持表面702の第1の側703との間、たとえば点P1における空気圧は、吸引表面760の外側764と実質的に気密のハウジング775、776、777との間、たとえば点P2における空気圧より低く、それにより、粉末粒子は吸引表面の内側763から、吸引表面内の開口部761を通って吸引表面760の外側764まで押し出され、その後、これらは、図1に関して説明したのと類似の方法で空気からフィルタされ得る。本明細書における語句「気密」は、必ずしも完全な気密を意味するものではなく、粉末粒子を担持する空気がハウジングの壁775、776、777を通って流れることを実質的に防止するのに十分な気密を意味する。
担体粒子を支持表面702の第1の側703に引き寄せた状態に保つために、装置700には、支持表面702に対して回転可能であり、支持表面の、前記第1の側703とは反対にある第2の側704に配置され、すなわち支持シリンダ702の内側に配置されるロール757上に配置された複数の磁石753、754が設けられる。複数の磁石753、754は、各々のセクション756、757内の磁石が支持シリンダ702の第1の側703の近位では同じ磁極を有して配置された状態で、多くの平行且つ別個のセクション756、757に区分化される。磁石の隣接するセクション756、757は互いから離間され、アルミニウムのストリップ755によって所定位置に保持されるが、任意の種類の他の実質的に非強磁性の材料がこの目的のために使用されてもよい。
支持シリンダ702の第1の側703には、磁気ブラシの担体粒子が辿るらせん状通路を前記第1の側の周りに画定するらせん状ストリップ780が設けられる。らせん状ストリップ780は、強磁性材料を含む第1の層781と、たとえばゴムテープなどの電気絶縁材料を含み、接着剤を用いて第1の層に取り付けられ第1の層よりかなり大きい高さを有する第2の層782とを含む。図示される実施例では、金属製の第1の層は、0.2から0.6mmの間の高さを有し、絶縁性の第2の層は、少なくとも4mmの高さを有する。
磁石の異なるセクション756、757は、一緒になって、円筒状支持体702の外面703の上の、らせん780によって画定された通路の少なくとも始点751と終点752との間のほぼ全体にわたって、磁気ブラシの担体粒子に磁力を及ぼす。したがって、担体粒子がらせん780に沿って始点751から終点752に向かって進行するとき、磁石は、担体粒子を第1の側703に引き寄せた状態に保つ。円筒状の支持体702の第1の側703全体において十分な磁力が存在することを確実にするために、異なるセクション756、757は、ロール757の長手軸周りに径方向に、隣接するセクションが、隣接するセクション上又はその間に配置された担体粒子を第1の側703に引き寄せるのに十分なほど互いの近くに配置された状態で、配置される。
磁気ブラシの最大高さは、混合物供給デバイス230(図2Aも参照)の供給出口222から支持シリンダ702の第1の側703までの距離h5によって実質的に画定される。図示する実施例では、らせん状ストリップ780の高さは、磁気ブラシの最大高さより大きく、それにより、担体粒子は、支持シリンダの長手方向に沿ってらせん780を超えて進行することが防止される。その結果、第1の側703の上で、始点751から終点752まで進行する担体粒子は、らせん全体を辿る。図示しないが、らせん状ストリップ780はまた、吸引表面760及び支持表面703の第1の側702の両方と接触するように配置することもできる。
図示しない代替の実施例では、らせん状ストリップ780の高さは、支持シリンダ702の第1の側703によって支持される担体粒子の磁気ブラシの最大高さより実質的に小さくてよい。らせん状ストリップ780の高さは、磁気ブラシの最大高さより実質的に小さく、たとえば距離h5より小さいため、始点751から終点752に向かって支持シリンダ702の第1の側にわたって進行する担体粒子の少なくとも一部は、シリンダの長手方向L’に沿ってらせん状ストリップ780を超えて進行することができる。したがって、第1の側の多量の担体粒子がらせん780によって画定された通路の一部分を塞ぐ場合、第1の側703からの距離がらせんの高さより大きいところに配置された磁気ブラシ内の担体粒子は、磁石ロール757が静止した第1の側703に対して回転させられるとき、依然として第1の側に沿って移動することができる。そのような場合、担体粒子が進行する通路の全長は、長手軸L’に沿ったシリンダ702の長さより相変わらずかなり大きい。
図7Bは、図7Aの線VIIB−VIIBに沿った断面を示している。複数の磁石755、756を備えたロール757が、支持シリンダ702の第1の側703に対して第1の回転方向R1で回転するとき、これによって磁気ブラシ内の担体粒子は、らせん780に沿って反対の第2の回転方向R2に沿って進行する。磁石の回転中、支持表面702と吸引表面760とは、実質的に気密のハウジング775、776に対して実質的に静止したままである。らせん780によって画定された通路の終点752(図7Aを参照)では、支持表面703は、傾斜表面又は厚くなった部分795に移行する。担体粒子が通路の終点の近くにあるとき、これらはこの傾斜表面上を駆動され、磁石と担体粒子との間の距離を増大し、担体粒子上の磁力が、これらを第1の側又はその傾斜表面に引き寄せるのに不十分になり、担体粒子が担体粒子容器790内に落下する。担体粒子が複数の磁石から離れて担体粒子容器790内に入る移動をさらに容易にするために、担体粒子が第1の側703の上を移動する方向R2とは反対の方向R3に回転する回転ブラシ797が設けられる。
先に述べたように、吸引表面760の内側763と第1の側703との間の空気圧P1は、粉末粒子の吸引表面760から離れる移送を容易にするために、吸引表面760の外側764と円筒状のハウジング部分775との間の空気圧P2より高い。粉末粒子が粒子容器790に入るのを防止するために、粒子容器は、担体粒子を受け入れるための入口を除いて実質的に気密である。したがって、点P3では、担体又は粉末粒子を担体粒子容器に入るように又はこれから出るように吹き付けるための空気の流れは実質的に存在しない。入口は、空気供給装置785及び空気マニホールド783によって生成された空気の流れの実質的に外側に位置する傾斜部分795の近くの領域に配置される。図7Cは、図7A及び7Bの円筒状の支持表面703、磁石ロール757、及びらせん780の分解立体図を概略的に示している。支持体の円筒状の第1の側703、又は外面には、磁石753、754のセクション757、756とほぼ同じ長さにわたって延びるらせん780が設けられる。各々のセクション内では、磁石は、第1の側703の近位に同じ磁極を有して配置される。隣接するセクションの磁石は、第1の側703の近位に反対の極を有して配置される。別個のセクション内の複数の磁石は、アルミニウムのストリップ755によって所定の位置に保持される。
上記の説明は、好ましい実施例の動作を例示するように含まれ、本発明の範囲を限定することは意味しないことを理解されたい。上記の議論から、本発明の趣旨及び範囲によって依然として包含される数多くの変形形態が、当業者に明らかになるであろう。
たとえば、現在の例示的な実施例では、駆動要素は、前記複数の磁石に対する支持表面の機械的運動を駆動するように適合されるが、磁石が電磁石である場合、駆動要素は、電磁石によって生成された磁場の前記支持表面に対する動きを駆動するように後続の電磁石を切り替えるように適合されてよいことを、当業者なら理解するであろう。

Claims (44)

  1. 荷電粉末粒子を強磁性担体粒子と前記粉末粒子との混合物からパージするための粉末パージ装置であって、
    前記担体粒子を支持するための第1の側を含む支持表面と、
    前記第1の側とは反対の、前記支持表面の第2の側に配置された、前記第1の側に磁場を生成して前記担体粒子の磁気ブラシを形成するために前記担体粒子を前記第1の側に引き寄せるための複数の磁石であって、前記磁場と前記支持表面とは互いに対して移動可能である、複数の磁石と、
    前記支持表面に対する前記磁場の移動を駆動するように適合された駆動要素と、
    前記第1の側に対向し、前記第1の側から離間された吸引表面と、
    前記粉末粒子を前記吸引表面に向かって引き寄せるために、前記吸引表面と前記支持表面との間に電場を生成するように適合された場発生装置とを備え、
    担体粒子の前記磁気ブラシが、前記吸引表面から離間される、粉末パージ装置。
  2. 前記混合物を前記第1の側に供給するための混合物供給デバイスをさらに備える、請求項1に記載の粉末パージ装置。
  3. 前記混合物供給デバイスが、担体粒子の前記ブラシの既定の最大高さにほぼ等しい距離だけ前記第1の側から離間された供給出口を備える、請求項2に記載の粉末パージ装置。
  4. 前記混合物供給デバイスが、前記混合物を流動化するための流動化手段を備える、請求項2又は請求項3のいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  5. 前記複数の磁石及び前記支持表面が、互いに対して移動可能であり、前記駆動要素が、前記複数の磁石に対する前記支持表面の移動を駆動するように適合される、請求項1から4までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  6. 前記支持表面が長手軸を有するスリーブを備え、前記第1の側がほぼ円筒状であり、前記複数の磁石の周りに配置され、前記複数の磁石が前記長手軸から径方向に延びる、請求項1から5までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  7. 前記複数の磁石が始点及び終点を有する通路にほぼ沿って配置され、前記始点及び前記終点は前記長手軸に沿って離間される、請求項6に記載の粉末パージ装置。
  8. 前記通路が前記長手軸周りで実質的にらせん状になる、請求項7に記載の粉末パージ装置。
  9. 前記第1の側には、始点及び終点を有する通路に沿って前記担体粒子の移動を誘導するためのらせんが設けられ、前記始点及び前記終点は前記長手軸に沿って離間される、請求項6に記載の粉末パージ装置。
  10. 前記らせんが、強磁性材料を含む第1の層と、好ましくは前記第1の層の上部に配置された、ほぼ非導電性の材料を含む又はから構成された第2の層とを含む、らせん状ストリップである、請求項9に記載の粉末パージ装置。
  11. 前記複数の磁石が、前記支持表面の、前記第1の側とは反対の第2の側において多くの平行な別個のセクションに区分化され、各セクション内の前記磁石は前記支持表面の近位に同じ磁極を有して配置される、請求項9又は請求項10のいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  12. 隣接するセクションの前記磁極がそれぞれ反対方向に向けられる、請求項11に記載の粉末パージ装置。
  13. 磁石の前記セクションが前記長手軸に対してほぼ平行に延びる、請求項11又は12のいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  14. 前記第2の側に対向する同じセクション内の隣接する磁石の磁極間の距離が、隣接するセクション内に配置され前記第2の側に対向する隣接する磁石の磁極間の距離より小さい、請求項11、12、又は13のいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  15. 前記通路が前記長手軸に沿って単一方向に向けられる、請求項7から14までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  16. 前記複数の磁石のうちの前記終点における磁石が、前記複数の磁石のうちの前記始点における磁石より小さい磁場強度を有する、請求項7から15までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  17. 前記通路が、前記始点を含む第1のセクションと、前記終点を含む第2のセクションとを含み、前記複数の磁石のうちの前記第2のセクションに沿って配置された磁石の前記磁場強度は前記終点に向かって低減する、請求項16に記載の粉末パージ装置。
  18. 前記通路の前記終点に又はその下流側に配置された担体粒子容器をさらに備える、請求項7から17までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  19. 前記終点と前記担体容器との近くに、担体粒子を前記終点から離して前記担体粒子容器内又はその入口内に払うための回転ブラシをさらに備える、請求項18に記載の粉末パージ装置。
  20. 前記磁石が、前記支持表面の前記第1の側の、前記始点と前記終点の間のほぼ全体にわたって前記担体粒子に磁力を与えるために配置される、請求項7から19までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  21. 前記混合物供給デバイスが、実質的に前記始点の近くの場所で前記混合物を前記第1の側に供給するために配置される、請求項2に従属するときの請求項7又は請求項9のいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  22. 少なくとも使用中、前記吸引表面が前記支持表面に対して回転に関してほぼ固定される、請求項1から21までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  23. 少なくとも使用中、前記吸引表面が前記複数の磁石に対して回転に関してほぼ固定される、請求項1から21までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  24. 前記吸引表面が、前記支持表面に対向する前記吸引表面の第1の側から前記支持表面に背を向ける前記吸引表面の第2の側まで粉末粒子を通過させるための複数の開口部を含む、請求項1から23までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  25. 真空源に連結された空気マニホールドをさらに備え、前記空気マニホールドは、粉末粒子を前記吸引表面の前記第1の側から除去するために前記吸引表面に隣接して配置される、請求項24に記載の粉末パージ装置。
  26. 前記吸引表面が前記支持表面の前記第1の側をほぼ外囲する、請求項1から25までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  27. 前記吸引表面の前記第1の側が前記支持表面の周りにトンネルを形成する、請求項26に記載の粉末パージ装置。
  28. 前記場発生装置が前記電場の方向を反転させるように適合される、請求項1から27までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  29. 前記支持表面と前記吸引表面との両方が導電性材料を含み、前記場発生装置が、前記支持表面と前記吸引表面との前記導電性材料に導電的に連結され、これらの間に電位差を、好ましくは1500から3000ボルトの範囲内で生成するように適合される、請求項1から28までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  30. 前記支持表面の前記第1の側が粗面を含む、請求項1から29までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  31. 前記駆動要素が、好ましくは100rpmかそれより大きい速度、より好ましくは100から500rpmの速度の、前記複数の磁石に対する前記支持表面の回転運動を駆動するように適合される、請求項1から30までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  32. 前記支持表面は、前記複数の磁石が、前記担体粒子を前記第1の側に引き寄せるために前記第1の側に前記磁場を生成するように配置される第1の位置から、前記第1の側が前記複数の磁石によって生成された前記磁場の実質的に外側にある第2の位置まで、及びその逆方向に移動可能である、請求項1から31までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置。
  33. 荷電粉末粒子を強磁性担体粒子と前記粉末粒子との混合物からパージする方法であって、
    前記混合物を支持表面の第1の側に供給することと、
    前記第1の側に前記担体粒子の磁気ブラシを形成するために磁場を生成するように、前記支持表面の、前記第1の側とは反対の第2の側に配置された複数の磁石を用いて、前記混合物の前記担体粒子を前記第1の側に引き寄せることと、
    前記磁場を前記支持表面に対して移動させることと、
    前記支持表面と、前記第1の側から離間され前記第1の側に対向する、前記荷電粉末粒子を引き寄せるための吸引表面との間に電場を生成することとを含み、
    担体粒子の前記磁気ブラシが前記吸引表面から離間されている、方法。
  34. 請求項1から33までのいずれか一項に記載の粉末パージ装置を用いて実施される、請求項33に記載の方法。
  35. 吸引表面が、前記複数の磁石の移動が前記支持表面に対して駆動される間、前記支持表面に対して回転に関してほぼ固定される、請求項33又は34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記吸引表面が前記複数の磁石に対して回転に関してほぼ固定される、請求項33又は請求項34のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記混合物を前記支持表面の前記第1の側に供給する前に、前記混合物を流動化するステップをさらに含む、請求項33から36までのいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記第1の側が円筒形状を有し、前記担体粒子が、第1の側を前記複数の磁石に対して回転させることによって前記第1の側に対して移動させられる、請求項33から37までのいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記複数の磁石の前記磁石が始点及び終点を有するらせん状通路にほぼ沿って配置され、前記始点及び前記終点が前記円筒形状の長手軸に沿って離間され、前記混合物が前記始点において前記第1の側にほぼ連続的に供給され、前記第1の側の担体粒子が前記第1の側の上を前記らせん状通路に沿って前記終点に向かってほぼ連続的に移動させられる、請求項38に記載の方法。
  40. 前記磁石の前記磁場強度が前記終点に向かって低減する、請求項39に記載の方法。
  41. 前記電場を反転させるステップをさらに含む、請求項33から40までのいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記粉末粒子が与えられる基板を、前記吸引表面と前記第1の側の間に、前記第1の側から離間して置くステップをさらに含む、請求項33から41までのいずれか一項に記載の方法。
  43. 前記吸引表面が、前記粉末粒子が与えられる基板を備える、請求項33から42までのいずれか一項に記載の方法。
  44. 前記混合物のほぼすべてが前記第1の側に供給され、前記混合物は粉末粒子の実質的に既定された量を含む、請求項33から43までのいずれか一項に記載の方法。
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