JP2015504084A - エステル交換による2−オクチルアクリレートの生成のための方法 - Google Patents

エステル交換による2−オクチルアクリレートの生成のための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、連続エステル交換プロセスを用いた、高収率による非常に高い純度の2−オクチルアクリレートの工業的生成に関する。本発明の方法は、エステル交換触媒として2−オクタノール中に溶解したエチルチタネートまたは2−オクチルチタネートを使用し、1つまたは2つの蒸留カラムを用いた精製が後続する、蒸留による触媒の予備的分離を含む精製トレインを用いる。

Description

本発明は、エステル交換による連続プロセスに従った2−オクチルアクリレートの生成に関する。
軽質アルコールのアクリレート(軽質アクリレートとして知られている)と重質アルコールとの間でのエステル交換反応を実施することにより、アクリル酸エステルを生成することが知られている。
この反応は、式(I)に記載の軽質アルコールの発生を伴う平衡触媒反応である。
CH=CH−COOR+R−OH⇔CH=CH−COOR+R−OH
アクリル酸エステルの生成の方向に平衡をシフトするために、反応中に生成された軽質アルコールを除去することが必要である。
この反応は一般に、数多くの応用分野において使用され得るポリマーを製造するためのモノマーとしてのその最終的な使用に関した技術的要件を満たしている高純度を有するアクリル酸エステルを得るという目的のために除去する必要がある、不純物を生成する副反応を伴う。
さらに、明白な経済的理由から、粗製反応混合物中、特に未反応の反応物質および触媒中に存在する経済的にグレードを上げることができる生成物は、可能な限りプロセス内部で再利用される。
これらの目的のために、蒸留、抽出および/または沈降による分離の組合せを含む分離/精製プロセスが一般に実施されるが、分離/精製プロセスは同時に、特に共沸混合物の存在の結果として、実施するには比較的複雑であり、エネルギー的に高価である。
アクリル酸エステルを生成するための様々なエステル交換プロセスは、従来技術においてすでに記述されている。
例えば、文献US7268251を挙げることができるが、エステル交換からの反応流出液が下記の方法により処理される:
・所望のアクリル酸エステルの大部分が最初に分離され、続いて、使用された触媒から蒸留により単離され(触媒の分離)、
・または、所望のアクリル酸エステルの大部分が最初に、使用された触媒から蒸留により単離され(触媒の分離)、続いて、アクリル酸エステルの大部分が分離され、
・続いて、所望のアクリル酸エステルの沸点より低い沸点を有する化合物が、得られた混合物の蒸留により分離され(低沸点物質の分離)、続いて、アクリル酸エステルが蒸留される(純粋な状態における蒸留)。
このプロセスは、触媒、一般にチタンアルコキシドを分離するためにエバポレーターを備える、少なくとも4つの蒸留または精留カラムの使用を必要とする。
文献US7268251において記述されたプロセスが、アルキルアクリレートおよびこの出発アクリレートのアルキル鎖に対して少なくとも炭素1個分だけより長い鎖長を示すアルコールから出発するエステル交換による、アルキルアクリレートの製造に関するとしても、このプロセスは、カスケード状の2つの反応器内でのジメチルアミノエタノールおよびメチルアクリレートまたはエチルアクリレートからのジメチルアミノエチルアクリレートの製造を用いてしか説明されていない。
文献US7268251において記述されたプロセスは、高純度および満足のいく生産量の生成物を得るために連続した4つの蒸留/精留成分の動作条件最適化の結果として、工業的規模で実施するには複雑であることが判明している。
文献US6977310は、エステル交換触媒としてのテトラアルキルチタネートの存在下におけるメチル(メタ)アクリレートおよびC−C12アルコールからの(メタ)アクリル酸アルキルエステルの連続製造のためのプロセスを記述している。このプロセスは、易揮発性化合物(未反応の反応物質)を分離する減圧下での蒸留を反応混合物に施し、次いで、生成されたエステル、触媒、重合阻害剤および高沸点副生成物を含む得られた画分がカラム底部において抜け出ていき、生成された高純度のエステルを最上部において回収することを可能にする真空蒸留段階に送られるものである。ブチルメタクリレートまたはイソブチルメタクリレートの製造を用いてしか説明されていないこのプロセスによれば、所望のメタクリレートが、減圧下で第1の蒸留カラムからの底部流中に生じた後、触媒から分離されて精製される。
文献EP960877は、本出願人を代表してその名前で、ジメチルアミノエタノールおよびメチルアクリレートまたはエチルアクリレートから出発するエステル交換による、ジメチルアミノエチルアクリレート、より一般にはジアルキルアミノアルキルアクリレートの製造のための別のプロセスを説明している。
このプロセスは、触媒および重質生成物の除去(テーリング)、後続する軽質化合物の除去(トッピング)ならびにテトラブチル、テトラエチルおよびテトラ(2−エチルヘキシル)チタネートから選択される触媒を用いて得られた粗製エステル交換反応混合物の最終的な精留からなる。したがって、このプロセスは反応混合物用の精製トレイン(purification train)内に3つの蒸留カラムのみ備えるという利点を示す。
しかしながら、文献EP960877において記述されたプロセスは、軽質アクリレートと2−オクタノールとのエステル交換反応による長鎖アルキルアクリレート、例えば2−オクチルアクリレートの製造に適用することができない。これは、チタネートと、反応中に放出された軽質アルコールまたは出発2−オクタノールのいずれかとのエステル交換が、反応混合物または軽質エステル/軽質アルコール共沸混合物中へのブチルアクリレートまたは2−エチルヘキシルアクリレート等の不純物の出現をもたらし、2−オクチルアクリレートの精製を複雑化するためである。
したがって、工業的規模で製造に適合する生産量を示し、その最終的な使用に関する純度要件、特に低含量の揮発性有機化合物を有するラテックスの製造におけるこのモノマーの使用の実現性に関する純度要件を満たしている2−オクチルアクリレートをもたらす、2−オクチルアクリレートの製造のためのプロセスを利用できるようにする必要性が、依然として残っている。
本出願人は、上述したプロセスの様々な問題を解決すること、特に、未反応の反応物質および触媒等の経済的にグレードを上げることができる生成物の再利用を包含する一方で、非常に高い純度の2−オクチルアクリレートを高収率によって生成するためのエステル交換反応における、2−オクタノールの使用に関した問題を解決することを模索してきた。
提供される解決策は、エステル交換触媒として2−オクタノール中に溶解したエチルチタネートまたは2−オクチルチタネートを使用すること、および、少なくとも1つの蒸留カラムを用いた精製が後続する、蒸留による触媒の前分離を含む精製トレインを用いることにより成り立っている。
本発明は、植物体に由来するアルコールである2−オクタノールの使用に関した再生可能な起源の炭素を含む、アクリル酸エステルを生成することもさらに可能にする。
米国特許第7268251号明細書 米国特許第6977310号明細書 欧州特許出願公開第960877号明細書
(発明の要旨)
本発明の主題は、エステル交換触媒としてのアルキルチタネートおよび少なくとも1つの重合阻害剤の存在下における軽質アルコールアクリレートと2−オクタノールとの間でのエステル交換反応による、2−オクチルアクリレートの連続生成のための方法であって、軽質アルコールアクリレートおよびエステル交換反応により発生した軽質アルコールからなる共沸混合物が反応中に連続的に取り出され、反応混合物が、一方では純粋な2−オクチルアクリレートを得、他方では再利用されることを意図された未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物、さらには再利用されることを意図された触媒を得るために、少なくとも2つの蒸留カラムを備える精製処理を施され、前記方法は
−(i)触媒が、2−オクタノール中に溶解したエチルチタネートおよび2−オクチルチタネートから選択され、
−(ii)触媒の予備的分離が、減圧下の第1の蒸留カラム(C1)に、軽質生成物としての未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートおよび重質生成物としての触媒、1つまたは複数の重合阻害剤、さらには重質反応生成物を有する、所望の2−オクチルアクリレートを含む粗製反応混合物を送ることにより実施され、蒸留が、
○最上部において、ごくわずかな重合阻害剤を含むが触媒を含まないまたは実質的に含まない、2−オクチルアクリレートおよび軽質生成物から本質的に構成される流れを得ること、ならびに
○底部において、触媒、重合阻害剤およびごくわずかな2−オクチルアクリレートを有し、反応段階に再利用されることになる、重質反応生成物の流れを得ること
を可能にする、前記第1のカラム(C1)内で実施され、次いで、
−(iii)第1の蒸留カラム(C1)からの最上部流の蒸留により、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物、重合阻害剤を含む画分ならびに純粋な2−オクチルアクリレートが分離され、
−(iv)所望の純粋な2−オクチルアクリレートが回収され、
−(v)未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物が、反応段階に再利用され、
−(vi)重合阻害剤を含む画分が、触媒の分離のためのカラム(C1)に送られる
ことを特徴とする、方法である。
本発明の第1の実施形態によれば、プロセスの段階(iii)が、下記の2つのサブ段階(iii1)および段階(iii2)から実施される:
−(iii1)第1の蒸留カラム(C1)からの最上部流が、
○最上部において、ごくわずかな2−オクチルアクリレートを有する、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートから本質的になる流れを得ること、ならびに
○底部において、微量の未反応の生成物および重合阻害剤を含む2−オクチルアクリレートを得ること
を可能にする蒸留が実施される、減圧下の第2の蒸留カラム(C2)に送られ、次いで、
−(iii2)第2の蒸留カラム(C2)からの底部流が、
○最上部において、所望の純粋な2−オクチルアクリレートを分離すること、および
○底部において、2−オクチルアクリレート中に溶解した重合阻害剤を分離すること
を可能にする精留が実施される、減圧下の第3の蒸留カラム(C3)に送られる。
本発明の第2の実施形態によれば、プロセスの段階(iii)および段階(iv)が、最上部流を第1のカラム(C1)から、
○最上部において、ごくわずかな2−オクチルアクリレートを有する、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートから本質的になる流れを得ること、
○底部において、わずかな2−オクチルアクリレートを有する、重合阻害剤を含む流れを得ること、
ならびに側留(side stream)を通して所望の純粋な2−オクチルアクリレートを回収すること
を可能にする蒸留が実施される、減圧下の第2のカラム(C2’)まで送ることにより、同時に実施される。
本発明は、添付の図1および図2を参照してより詳細に記述され、以下に続く説明では言外の制限なく示される。そしてここで、上述した第1の実施形態および上述した第2の実施形態に従った本発明による方法を実施することを可能にするプラントをそれぞれ図示している。
3つの蒸留カラムを備えた精製を示す。 2つの蒸留カラムを備えた精製を示す。
本発明の目的の1つは、天然および再生可能な起源の出発材料すなわち生体より供給される出発材料を使用することである。
本発明による方法において使用される2−オクタノールは、再生可能な起源のアルコールであり、特に、ヒマシ油に由来するリシノール酸のアルカリ処理により得ることができる。
本発明による方法において出発材料として用いられる軽質アルコールアクリレートは、軽質アルコール、一般にメタノールまたはエタノールを用いた、本質的にプロピレンから工業的に生成されたアクリル酸の直接エステル化により得られる。
再生可能な起源の2−オクタノールの使用とは独立に、本発明は、再生可能な起源のアクリル酸に由来する軽質アルコールアクリレートの使用にまで及ぶが、それはそのようにして得られるまたは2−ヒドロキシ−プロピオン酸(乳酸)もしくは3−ヒドロキシプロピオン酸およびそれらのエステルの脱水により得られるアクロレインの気相酸化段階が後続する、アクロレインを与えるための、グリセロールの脱水の第1段階を含むプロセスに従って、特にグリセロールから得ることができる。
本発明はまた、バイオエタノール等の生体より供給されるアルコールに由来する、軽質アルコールアクリレートの使用にまでも及ぶ。
一般に、エステル交換反応は、1から3までの範囲であり得、好ましくは1.3から1.8の間の範囲であり得る、軽質アルコールアクリレート/2−オクタノールのモル比を用いて、撹拌反応器(R)内で実施される。
軽質アルコールアクリレートとして、メチルアクリレート、エチルアクリレートまたはブチルアクリレートが使用され、好ましくはエチルアクリレートが使用される。
エステル交換触媒は、2−オクタノール中に溶解したエチルチタネートであり、例えばエチルチタネートの2−オクタノール中90%溶液であり、または、100℃におけるエチルチタネートと2−オクタノールとの反応により前もって得られた2−オクチルチタネートであり、好ましくは2−オクチルチタネートである。
触媒は、2−オクタノールの1モル当たり5×10−4molから5×10−2molまでの比率において使用され、好ましくは、2−オクタノールの1モル当たり10−3molから10−2molまでの比率において使用される。
エステル交換反応は一般に、500mmHgから大気圧の間の圧力および90℃から130℃までの範囲の温度、好ましくは100℃から120℃までの範囲の温度において、反応器(R)内で実施される。
反応は、粗製反応混合物に対して1000ppmから5000ppmまでの比率において反応器内に導入される、1つ以上の重合阻害剤の存在下で実施される。使用され得る重合阻害剤として、例えば、単独のフェノチアジン、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、ジ(tert−ブチル)−パラ−クレゾール(BHT)、TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシ)、ジ(tert−ブチル)カテコールもしくは4−ヒドロキシ(OH)−TEMPO等のTEMPO誘導体またはすべての比率におけるそれらの混合物を挙げることができる。重合阻害剤のさらなる添加は一般に、後続の精製処理において実施され、特に蒸留カラムのそれぞれの中で実施される。
エステル交換反応により形成された軽質アルコールは、蒸留反応器に載っているカラム内に、軽質アルコールアクリレートとの共沸混合物の形態において、蒸留により連続的に取り込まれる。
一般に3時間から6時間の間の反応器内での滞留時間を伴う反応後、粗製反応混合物(1)は、軽質生成物としての未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートならびに重質生成物としての触媒、1つまたは複数の重合阻害剤、さらには重質反応副生成物を有する、所望の2−オクチルアクリレートを含む。
図1を参照すると、反応混合物は、一方では純粋な2−オクチルアクリレート(カラムC3)を得、他方では再利用される(カラムC2)ことを意図された未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物、さらには再利用される(カラムC1)ことを意図された触媒を得るために、3つの蒸留カラム(C1)、(C2)および(C3)を備え得る精製処理を施される。
一代替的形態において、および図2により図示されたように、精製処理は、再利用される(カラムC1)ことを意図された触媒、所望の純粋な2−オクチルアクリレートならびに再利用される(カラムC2’)ことを意図された未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物を分離する、2つの蒸留カラム(C1)および(C2’)のみを備える。
第1の蒸留カラム(C1)は一般に、20mmHgから50mmHg(0.027×10Paから0.067×10Pa)までの範囲の圧力下、120℃から150℃までの範囲の底部温度において動作する。
カラム(C1)の底部流(2)は、触媒、重質副生成物、2−オクチルアクリレートおよび重合阻害剤からなる。この流れは、有利には一部が反応に再利用され、他の部分は、プラント内での重質画分の蓄積を予防するためにフィルムエバポレーターを通して除去される。
したがって、カラム(C1)の最上部流(3)は、触媒および重質生成物を含まないまたは実質的に含まない、所望の2−オクチルアクリレートおよび未反応の軽質生成物(軽質アルコールアクリレートおよび2−オクタノール)から本質的に構成される。
図1に図示された本発明の第1の実施形態によれば、この流れ(3)は、一般に20mmHgから50mmHg(0.027×10Paから0.067×10Pa)までの圧力および120℃から150℃までの範囲の底部温度の下で動作する第2の蒸留カラム(C2)内で蒸留を施される。
カラム(C2)からの最上部流(4)は、ごくわずかな2−オクチルアクリレートを有する、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートから本質的に構成され、有利には反応に再利用される。
カラム(C2)の底部において、微量の未反応の生成物および重質副生成物ならびに1つまたは複数の重合阻害剤を含む2−オクチルアクリレートが、流れ(5)中に得られる。
流れ(5)は、一般に20mmHgから50mmHg(0.027×10Paから0.067×10Pa)までの範囲の圧力下、120℃から150℃までの範囲の温度において動作する第3の蒸留カラム(C3)において精製される。
カラム(C3)の底部流中に分離された重合阻害剤は、有利には再利用され、特にカラム(C1)内に再利用される。
純粋な2−オクチルアクリレート(6)が、カラム(C3)の最上部において回収される。純度は99.5%超であり、実際には99.8%超でさえある。
図2に図示された本発明の第2の実施形態によれば、一般に20mmHgから50mmHg(0.027×10Paから0.067×10Pa)までの圧力下、120℃から150℃までの範囲の底部温度において動作する第2の蒸留カラム(C2’)内で流れ(3)は、蒸留を施される。カラム(C2’)は一般に、15個から25個までの理論段を備える蒸留カラムである。
カラム(C2’)の動作は、カラム(C2)の動作に対して修正され、前記カラム(C2’)は、中間の高さに位置しているライン6を通して所望の純粋な2−オクチルアクリレートの流れを抜き出すこと、および最上部では未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートから本質的になる流れ(4)を抜き出すことを可能にする側留を供給され、この流れ(4)は、有利には反応に再利用される。
カラム(C2’)の底部において分離された流れ(5)は、重合阻害剤を有する2−オクチルアクリレートを本質的に含み、この流れは、有利にはカラム(C1)の底部において再利用される。
所望の純粋な生成物の側留は一般に、カラムの下側部分の中に位置している、特にカラムの15個から25個までのいくつかの理論段に関する理論段14と理論段24との間に位置している中間レベルにおいて、液相または気相で取り出され、好ましくは気相で取り出される。
この実施形態は、触媒の分離後に単一の蒸留カラムしか用いないためおよび99.8%超の純度を有する2−オクチルアクリレートの入手をもたらすため、特に有利である。
触媒、未反応の反応物質生成物および重合阻害剤の再利用は、本発明の方法を、生産量の観点から特に効率的にする。
下記の例は本発明を説明しているが、その範囲を限定するものではない。
これらの例において、パーセンテージは、特に記載がない限り重量により示されており、下記の略語が使用されている。
EA:エチルアクリレート
2OCTA:2−オクチルアクリレート
PTZ:フェノチアジン
HQME:ヒドロキノンメチルエステル
[実施例1]
(本発明による)
エチルアクリレート、2−オクタノールおよび2−オクタノール中に溶解したエチルチタネート(エチルチタネートの2−オクタノール中90%混合物)とフェノチアジン阻害剤との混合物を、53.8/45.6/0.6の重量による比率において、外部交換器により加熱された、12個の理論段を有する蒸留カラムが上に載っている完全撹拌反応器Rに仕込む。
反応器は、空気によってバブリングしながら加熱し、温度が500mmHg(0.67×10Pa)下で115℃に到達したらすぐに、2000ppmのPTZによって安定化されたEA(10)、2−オクタノール(20)および2−オクタノール(30)中に溶解したエチルチタネートを、53.8/45.6/0.6の重量による比率において、連続的に導入する。
カラム最上部において、35/65の重量による組成を有するEA/エタノール共沸混合物(40)が、連続的に取り出される。
連続反応により得られた粗製反応生成物(1)は、2OCTA、未反応のEA、未反応の2−オクタノール、ならびに、重合阻害剤および重質誘導体を有する触媒を含む混合物を、73/20.1/6.3/0.6の重量による比率において含む。
流れ(1)は、減圧下で動作しており140℃の温度において外部交換器により加熱された、12個の理論段を有する第1の蒸留カラムC1に連続的に送られる。
カラムC1最上部において、EA中の2500ppmのPTZを含む混合物が導入される。
カラムC1は、最上部において、21/9/70の重量による組成を有するEA/2−オクタノール/2OCTA混合物(3)を分離し、底部において、重質生成物、重合阻害剤および触媒および2OCTA画分を含む混合物(2)を分離する。
混合物(2)は、一部が反応に戻る。
混合物(3)は、第2の蒸留カラムC2に送られる。
12個の理論段を有するカラムC2は、外部交換器により加熱されており、カラム最上部における20mmHg(0.027×10Pa)の真空下で動作する。
カラムC2の最上部において、EA中の2500ppmのPTZを含む混合物が導入される。
カラムC2は、最上部において、60/25/15の重量による組成を有するEA/2−オクタノール/2OCTA混合物(4)を分離し、底部において、2OCTAに富んだ混合物(5)を分離する。混合物(5)は、下記の組成を有する:
−2OCTA 99.7%
−EA 微量
−2−オクタノール 200ppm
−PTZ 0.25%
−その他 300ppm
混合物(4)は、反応器R内での反応に再利用される。
混合物(5)は、第3の蒸留カラムC3に送られる。12個の理論段を有するカラムC3は、交換器により加熱されており、カラム最上部における50mmHg(0.067×10Pa)の真空下で動作する。
カラムC3最上部において、2OCTA中の2500ppmのHQMEを含む混合物が導入される。
カラムC3は、最上部において、99.85%の純度を有する2OCTA(6)を分離し、残留している反応物質は、痕跡の形態において存在する(2−オクタノール:300ppm)。
カラムC3の底部において分離された重合阻害剤は、有利にはカラムC1に再利用される。
純粋な2−オクチルアクリレート中に存在する低含量の2−オクタノールは、低含量の揮発性有機化合物を有するラテックスの製造に適合する。
[実施例2]
(比較用)
例1におけるのと同じ合成を実施したが、エチルチタネートの代替としてブチルチタネートを触媒として使用した。
この場合、カラムC2の最上部において蒸留された流れ(4)は、ごくわずかな2OCTAを有する未反応の反応物質に加えて、触媒とEAとの反応を起源とする15%のブチルアクリレートも含む。
反応段階に再利用されることを意図されたこの流れ(4)は、プラント内でのブチルアクリレートの経時的な蓄積および精製された2OCTAの汚染のリスクを限定するために、ブチルアクリレートを除去するためのさらなるカラムにおける蒸留による予備的精製を必要とした。
[実施例3]
(比較用)
例1におけるのと同じ合成を実施したが、エチルチタネートの代替として2−エチルヘキシルチタネートを触媒として使用した。
この場合、97.5%の純度を有する2OCTAが、精製された生成物中の触媒を起源とする2%の2−エチルヘキシルアクリレートの存在のため、カラムC3の最上部において得られた。
このようにして得られた2−オクチルアクリレートは、99.8%の純度を有する2OCTAと同じ性能を感圧性接着剤中に提供しない。
[実施例4]
(比較用)
例1を繰り返したが、蒸留カラムC2に粗製反応生成物(1)を直接送りながら、次いで、触媒を含むカラムC2からカラムC3まで底部画分を送った。
この場合、500ppmのEAおよび1500ppmの2−オクタノールを含む2OCTAが得られ、触媒は、カラムC3の底部において除去された。
非常に低い含量の揮発性有機化合物を有する、このような品質の2OCTAは、コーティング用途に適していない。
[実施例5]
(本発明による)
例1におけるのと同じ合成を実施したが、流れ3が、段14において側留を供給される、15個の理論段を備えるカラムC2’に送られた。
99.85%の純度を有する純粋な2OCTAが得られ、残留している反応物質は、痕跡の形態において存在していた(2−オクタノール:300ppm)。

Claims (9)

  1. エステル交換触媒としてのアルキルチタネート、および少なくとも1つの重合阻害剤の存在下における軽質アルコールアクリレートと2−オクタノールとの間でのエステル交換反応による、2−オクチルアクリレートの連続生成のための方法であって、
    軽質アルコールアクリレートおよびエステル交換反応により発生した軽質アルコールからなる共沸混合物が反応中に連続的に取り出され、反応混合物が、一方では純粋な2−オクチルアクリレートを得、他方では再利用されることを意図された未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物、さらには再利用されることを意図された触媒を得るために、少なくとも2つの蒸留カラムを備える精製処理を施され、前記方法は
    −(i)触媒が、2−オクタノール中に溶解したエチルチタネートおよび2−オクチルチタネートから選択され、
    −(ii)触媒の予備的分離が、減圧下の第1の蒸留カラム(C1)に、軽質生成物としての未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートならびに重質生成物としての触媒、1つまたは複数の重合阻害剤、さらには重質反応生成物を有する、所望の2−オクチルアクリレートを含む粗製反応混合物を供給することにより実施され、蒸留が、
    ○最上部において、ごくわずかな重合阻害剤を含むが触媒を含まないまたは実質的に含まない、2−オクチルアクリレートおよび軽質生成物から本質的に構成される流れを得ること、ならびに
    ○底部において、触媒、重合阻害剤およびごくわずかな2−オクチルアクリレートを有し、反応段階に再利用されることになる、重質反応生成物の流れを得ること
    を可能にする、第1のカラム(C1)内で実施され、次いで、
    −(iii)第1の蒸留カラム(C1)からの最上部流の蒸留により、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物、重合阻害剤を含む画分ならびに純粋な2−オクチルアクリレートが分離され、
    −(iv)所望の純粋な2−オクチルアクリレートが回収され、
    −(v)未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレート化合物が、反応段階に再利用され、
    (vi)重合阻害剤を含む画分が、触媒の分離のためのカラム(C1)に送られる
    ことを特徴とする、方法。
  2. プロセスの段階(iii)が、下記の2つのサブ段階(iii1)およびサブ段階(iii2)から実施されることを特徴とする、請求項1に記載の方法であって:
    −(iii1)第1の蒸留カラム(C1)からの最上部流が、
    ○最上部において、ごくわずかな2−オクチルアクリレートを有する、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートから本質的になる流れを得ること、ならびに
    ○底部において、微量の未反応の生成物および重合阻害剤を含む2−オクチルアクリレートを得ること
    を可能にする蒸留が実施される、減圧下の第2の蒸留カラム(C2)に送られ、次いで、
    −(iii2)第2の蒸留カラム(C2)からの底部流が、
    ○最上部において、所望の純粋な2−オクチルアクリレートを分離すること、および
    ○底部において、2−オクチルアクリレート中に溶解した重合阻害剤を分離すること
    を可能にする精留が実施される、減圧下の第3の蒸留カラム(C3)に送られる、
    方法。
  3. プロセスの段階(iii)および段階(iv)が、最上部流を第1のカラム(C1)から、
    ○最上部において、ごくわずかな2−オクチルアクリレートを有する、未反応の2−オクタノールおよび軽質アルコールアクリレートから本質的になる流れを得ること、
    ○底部において、わずかな2−オクチルアクリレートおよび未反応の生成物を有する、重合阻害剤を含む流れを得ること、
    ならびに側流により所望の純粋な2−オクチルアクリレートを回収すること
    を可能にする蒸留が実施される、減圧下の第2のカラム(C2’)まで送ることにより、同時に実施されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 触媒が、2−オクチルチタネートであることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 触媒が、2−オクタノールの1モル当たり5×10−4molから5×10−2molまでの比率において使用され、好ましくは、2−オクタノールの1モル当たり10−3molから10−2molまでの比率において使用されることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 反応が、エチルアクリレートから出発して実施されることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 軽質アルコールアクリレート/2−オクタノールのモル比が、1から3までの範囲であり、好ましくは1.3から1.8の間の範囲であることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の方法。
  8. エステル交換反応が、500mmHg(0.67×10Pa)から大気圧(10Pa)の間の圧力および90℃から130℃までの範囲の温度、好ましくは100℃から120℃までの範囲の温度において実施されることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 軽質アルコールアクリレートが、再生可能な起源のエチルアクリレートであることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の方法。
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