JP2015231817A - シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギー吸収特性を向上させつつ乗員の拘束性を向上させることができる、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置を提供する。【解決手段】シートベルトリトラクタ1は、乗員を拘束するウェビングWの巻き取りを行うスプール2と、スプール2の軸心に挿通されるシャフト3と、シャフト3に接続され回転状態と非回転状態とに切り替え可能なロッキングベース4と、を備え、スプール2とシャフト3との相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置5と、シャフト3又はスプール2に閾値以上の荷重が負荷された場合に荷重伝達を遮断又は低減する荷重調整部材6と、を備え、スプール2、シャフト3、ロッキングベース4、エネルギー吸収装置5及び荷重調整部材6は、直列に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置に関し、特に、エネルギー吸収性能の向上に適した、シートベルトリトラクタ及び該シートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置に関する。
例えば、帯状や紐状の長尺物の巻き取り装置(巻き戻し機能も含む)において、長尺物を巻き取る巻胴(ドラムやスプールと称されることもある)は、該巻胴を回転可能に支持する支持手段に対して相対的に回転運動している。かかる相対運動をする装置において長尺物が伸びきった場合や巻き取り又は巻き戻し中に巻胴が停止した場合には、装置や長尺物に大きな荷重がかかることから、相対運動する物体間にエネルギー吸収装置を配置することが好ましい。かかる巻き取り装置の一例としては、シートベルト装置に使用されるシートベルトリトラクタが代表的である(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
特許文献1には、相対的に回転運動する巻取ドラムとラチェットギヤとの間にトーションバーとワイヤとを配置したシートベルトリトラクタが開示されている。かかるシートベルトリトラクタによれば、トーションバーの捩り変形及びワイヤの摺動変形により巻取ドラムとラチェットギヤとの間に生じ得るエネルギーを吸収することができるとともに、ワイヤを摺動変形させるために必要な引き出し荷重を異ならせることによってエネルギー吸収特性を変化させることができる。
特許文献2には、相対的に回転運動する物体間にリングディスク(1,3)と揺動部材(2)とを配置した車両用フォースリミッタ装置が開示されている。かかる装置によれば、リングディスク(1,3)に対して揺動部材(2)が相対回転する際に、揺動部材(2)に形成された突起(5)がリングディスク(1,3)に形成された突起(7,8)に交互に揺動しながら接触することにより、相対的に回転運動する物体間に生じるエネルギーを吸収することができる。特に、本装置では、揺動部材(2)の回転速度によって運動エネルギーが変化し、揺動部材(2)の回転速度が増加するに連れてエネルギー吸収量を増大させることができる。
特開2013−184538号公報 特開2014−502576号公報
ところで、上述した特許文献1や特許文献2に記載されたようなエネルギー吸収装置を備えたシートベルトリトラクタを有するシートベルト装置では、同一の車両であっても、男性や女性、大柄な体格の人や小柄な体格の人等、種々の体格を有する乗員がシートに着座することとなる。したがって、同一のシートベルト装置であっても、車両衝突時にウェビングやリトラクタにかかる荷重が変動することとなる。
この変動荷重に対応するためには、車両に乗員の体格を判断するセンサを配置したり、異なる荷重に対応可能なエネルギー吸収装置を配置したりしなければならない。なお、かかる事象は、シートベルトリトラクタに限定されるものではなく、例えば、厚さや種類の異なる長尺物(織物、甲板等)を巻き取る巻き取り装置においても生じ得る。
しかしながら、特許文献1に記載されたエネルギー吸収装置では、ワイヤとトーションバーの二段階にエネルギー吸収特性を変更することができるものの、無段階にエネルギー吸収特性を変更することができない。
また、特許文献2に記載されたエネルギー吸収装置では、揺動部材の回転速度に応じてエネルギー吸収量を変更することができ、種々の体格の乗員に対応させることができるものの上限が設定されていないことから、エネルギー吸収し続けることはできても乗員の拘束性が低下してしまう可能性がある。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、エネルギー吸収特性を向上させつつ乗員の拘束性を向上させることができる、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールの軸心に挿通されるシャフトと、該シャフトに接続され回転状態と非回転状態とに切り替え可能なロッキングベースと、を備えたシートベルトリトラクタにおいて、前記スプールと前記シャフトとの相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置と、前記シャフト又は前記スプールに閾値以上の荷重が負荷された場合に荷重伝達を遮断又は低減する荷重調整部材と、を備え、前記スプール、前記シャフト、前記ロッキングベース、前記エネルギー吸収装置及び前記荷重調整部材は、直列に接続されている、ことを特徴とするシートベルトリトラクタが提供される。
また、本発明によれば、乗員をシートに拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を備えたシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタは、前記ウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールの軸心に挿通されるシャフトと、該シャフトに接続され回転状態と非回転状態とに切り替え可能なロッキングベースと、を備え、前記スプールと前記シャフトとの相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置と、前記シャフト又は前記スプールに閾値以上の荷重が負荷された場合に荷重伝達を遮断又は低減する荷重調整部材と、を備え、前記スプール、前記シャフト、前記ロッキングベース、前記エネルギー吸収装置及び前記荷重調整部材は、直列に接続されている、ことを特徴とするシートベルト装置が提供される。
前記シートベルトリトラクタ及び前記シートベルト装置において、前記エネルギー吸収装置は、前記スプールと前記シャフトとの間に配置されていてもよい。
また、前記荷重調整部材は、例えば、前記ロッキングベースと前記シャフトとの間、前記シャフトと前記エネルギー吸収装置との間、又は、前記エネルギー吸収装置と前記スプールとの間に配置される。
また、前記エネルギー吸収装置は、前記スプール側に同心軸上に配置されるハウジングと、前記シャフト側に同心軸上に配置されるクラッチプレートと、前記ハウジング内に収容され前記ハウジングと前記クラッチプレートとの相対回転速度に応じて抗力を発生させる抗力発生部材と、を備えていてもよい。
また、前記荷重調整部材は、例えば、ロードリミッタ、トルクリミッタ、前記シャフトと一体に形成されたトーションバー、又は、エネルギー吸収部材の何れかである。
上述した本発明に係るシートベルトリトラクタ及びシートベルト装置によれば、スプール、シャフト、ロッキングベース、エネルギー吸収装置及び荷重調整部材を直列に接続したことにより、スプールとシャフトとの間に相対回転速度が生じた場合に、エネルギー吸収装置により相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を無段階に変動させることができ、シャフト又はスプールに閾値以上の荷重が負荷された場合に荷重調整部材によりシートベルトリトラクタに負荷される荷重を吸収又は制限することができる。したがって、エネルギー吸収装置と荷重調整部材とを段階的に作用させることができ、エネルギー吸収特性を向上させつつ乗員の拘束性を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す概念図であり、(A)は第一例、(B)は第二例、(C)は第三例、を示している。 図1(A)〜(C)に示した実施形態の効果を示す図であり、(A)は相対回転速度の時間経過、(B)はシャフト負荷荷重の時間経過、を示している。 本発明の第二実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す断面図である。 図3に示したエネルギー吸収装置の部品組立図である。 エネルギー吸収装置の変形例を示す部品組立図である。 本発明の第三実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す断面図である。 図6に示したエネルギー吸収装置の部品組立図である。 本実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図8を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の第一実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す概念図であり、(A)は第一例、(B)は第二例、(C)は第三例、を示している。図2は、図1(A)〜(C)に示した実施形態の効果を示す図であり、(A)は相対回転速度の時間経過、(B)はシャフト負荷荷重の時間経過、を示している。
本発明の第一実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、例えば、図1(A)〜(C)に示したように、乗員を拘束するウェビングWの巻き取りを行うスプール2と、スプール2の軸心に挿通されるシャフト3と、シャフト3に接続され回転状態と非回転状態とに切り替え可能なロッキングベース4と、を備え、スプール2とシャフト3との相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置5と、シャフト3又はスプール2に閾値以上の荷重が負荷された場合に荷重伝達を遮断又は低減する荷重調整部材6と、を備え、スプール2、シャフト3、ロッキングベース4、エネルギー吸収装置5及び荷重調整部材6は、直列に接続されている。なお、各構成部品の具体的な構造については後述する。
シートベルトリトラクタ1は、一般に、スプール2及びシャフト3を回転可能に収容するベースフレームを有している。シャフト3の一部は、ロッキングベース4に接続されており、シャフト3の別の一部は、エネルギー吸収装置5を介してスプール2に接続されている。ロッキングベース4は、通常時は、シャフト3と同期して回転運動できるように構成されている。また、ロッキングベース4は、例えば、車両に急減速が生じた場合やウェビングWの引き出し速度が閾値を超えた場合には、加速度センサやロック機構等の拘束手段により回転運動が規制され、シャフト3を非回転状態にすることができように構成されている。
また、ロッキングベース4が非拘束状態(すなわち、回転状態)である通常時には、スプール2とシャフト3との間に相対回転運動が生じていないことから、スプール2(シャフト3)のトルクは、エネルギー吸収装置5を介してシャフト3(スプール2)にエネルギー吸収されずに伝達される。一方、ロッキングベース4が拘束状態である非回転時には、スプール2とシャフト3との間に相対回転運動が生じることとなり、相対回転速度が所定の閾値を超えると、エネルギー吸収装置5が作動し、相対回転運動によって生じた運動エネルギーが吸収される。このとき、エネルギー吸収装置5は、相対回転速度が低い場合にはエネルギー吸収量が少なく、相対回転速度が高い場合にはエネルギー吸収量が多くなるように、相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動することができるものであることが好ましい。
上述したように、ロッキングベース4、シャフト3、エネルギー吸収装置5及びスプール2は、この順序で直列に接続されている。さらに、本実施形態では、図1(A)〜(C)に示したように、これらの部品の間に荷重調整部材6が直列に配置される。ここで、「直列」とは動力伝達経路が直列であることを意味している。図1(A)に示した第一例では、荷重調整部材6はシャフト3とエネルギー吸収装置5との間に配置されている。また、図1(B)に示した第二例では、荷重調整部材6はロッキングベース4とシャフト3との間に配置されている。また、図1(C)に示した第三例では、荷重調整部材6はエネルギー吸収装置5とスプール2との間に配置されている。
荷重調整部材6は、二物体間に所定の閾値以上の荷重が生じて過負荷となった場合に、二物体間の縁を切断又は緩和し、荷重伝達を遮断又は低減する部品である。荷重調整部材6は、例えば、ロードリミッタやトルクリミッタである。ロードリミッタやトルクリミッタとしては、市販されている種々の形態のものを任意に選択して使用することができる。
また、荷重調整部材6は、シャフト3と一体に形成されたトーションバーであってもよい。シャフト3と荷重調整部材6とを一体に形成することにより、部品点数を削減することができる。トーションバーは、図1(A)に示した第一例に適用すると特に効果的である。また、荷重調整部材6は、従来のリトラクタに使用されているような、エネルギー吸収プレートやエネルギー吸収ワイヤ等のエネルギー吸収部材であってもよい。これらのエネルギー吸収部材は、プレートやワイヤ等の塑性変形によって、二物体間の荷重伝達を低減するものである。
ここで、スプール2、シャフト3、ロッキングベース4、エネルギー吸収装置5及び荷重調整部材6を直列に接続した場合の効果について、図2(A)及び(B)を参照しつつ説明する。図2(A)は、スプール2とシャフト3との間に生じる相対回転速度の変化を示す図であり、横軸は時間(sec)、縦軸は相対回転速度(m/s)、を示している。図2(B)は、シャフト負荷荷重の変化を示す図であり、横軸は時間(sec)、縦軸はシャフト負荷荷重(kN)、を示している。なお、荷重調整部材6には、トルクリミッタを使用している。
いま、図2(A)に示したように、時間t=0のときにスプール2とシャフト3との間に相対回転が生じ、時間の経過とともに一次関数的に相対回転速度が増加するものとする。この相対回転運動の開始によって、エネルギー吸収装置5が作用し、シャフト負荷荷重は、図2(B)のF1に示したように、エネルギー吸収されながら時間の経過とともに増大する。そして、シャフト3に負荷される荷重が閾値αに達して過負荷状態になると、荷重調整部材6が作用し、図2(B)のF2に示したように、スプール2とシャフト3との間における閾値α以上の荷重伝達が遮断される。なお、図2(B)の縦軸は、スプール2に負荷されるスプール負荷荷重であってもよい。
本実施形態によれば、図2(B)に示したように、スプール2とシャフト3との間に相対回転速度が生じた場合に、相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を無段階に変動させることができる。また、シャフト3又はスプール2に閾値α以上の荷重が負荷された場合に、荷重調整部材6によりシートベルトリトラクタ1に負荷される荷重を吸収又は制限することができる。したがって、エネルギー吸収装置5と荷重調整部材6とを段階的に作用させることができ、エネルギー吸収特性を向上させつつ乗員の拘束性を向上させることができる。
次に、上述した実施形態に係るシートベルトリトラクタ1の具体的な構造について、図3〜図7を参照しつつ説明する。ここで、図3は、本発明の第二実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す断面図である。図4は、図3に示したエネルギー吸収装置の部品組立図である。図5は、エネルギー吸収装置の変形例を示す部品組立図である。図6は、本発明の第三実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す断面図である。図7は、図6に示したエネルギー吸収装置の部品組立図である。なお、上述した第一実施形態に係るシートベルトリトラクタ1と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
本発明の第二実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、図3に示したように、乗員を拘束するウェビングWの巻き取りを行うスプール2と、スプール2の軸心に挿通されるトーションバー36と、トーションバー36に接続され回転状態と非回転状態とに切り替え可能なロッキングベース4と、を備え、スプール2とトーションバー36との相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置5と、を備え、スプール2、エネルギー吸収装置5、トーションバー36及びロッキングベース4が、この順序で直列に接続されており、さらに、エネルギー吸収装置5は、スプール2側に同心軸上に配置されるハウジング51と、トーションバー36(シャフト)側に同心軸上に配置されるクラッチプレート52と、ハウジング51内に収容されハウジング51とクラッチプレート52との相対回転速度に応じて抗力を発生させる抗力発生部材53と、を備えている。なお、図3において、説明の便宜上、ウェビングWの図を省略してある。
図示したシートベルトリトラクタ1は、従来のシートベルトリトラクトと同様に、スプール2を回転可能に収容する断面角型U字形状のベースフレーム11と、トーションバー36の一端に配置されるスプリング手段12と、トーションバー36の他端に配置されるロック機構13と、車両の加速度を検知する加速度センサ14と、を有している。なお、車両衝突時等にウェビングWを瞬間的に巻き取って乗員とウェビングWとの隙間を消失させるプリテンショナの図は省略してあるが、本実施形態に係るかかるシートベルトリトラクタ1は、プリテンショナを有していてもよいし、有していなくてもよい。
スプリング手段12は、スパイラルスプリング(図示せず)の軸心を形成するスプリングコア12aと、スパイラルスプリングを収容するスプリングカバー12bと、を有している。スプリングコア12aには、トーションバー36の一端が接続されている。
ロック機構13は、トーションバー36の端部に配置されるロッキングベース4と、ロッキングベース4に揺動可能に配置されたパウル13bと、ロッキングベース4の外側に隣接するようにトーションバー36の端部に配置されるロックギア13cと、ロックギア13cに揺動可能に配置されたフライホイール13dと、これらの部品を収容するとともにトーションバー36を回転可能に支持するリテーナ13eと、を有している。
加速度センサ14は、ロック機構13と隣接して配置されており、車両の衝突等により車両に生じた加速度を検知するとロックギア13cの外周に形成された歯と係合可能な突起を有している。
加速度センサ14が車両の衝突等により車両に生じた加速度を検知すると、ロックギア13cの回転を抑制し、それに伴ってフライホイール13dが揺動する。フライホイール13dは、自身の揺動に伴ってパウル13bを揺動させることができるように構成されている。揺動されたパウル13bは、ロッキングベース4の外径方向に突出し、ベースフレーム11の開口部に形成された歯と係合する。このパウル13bの係合によって、ロッキングベース4はベースフレーム11に固定された状態となる。
ロック機構13が作動した状態で、ウェビングWが引き出されて所定の閾値α以上の荷重が生じた場合、ウェビングWに接続されたスプール2は、ロッキングベース4に対して相対的に回転運動することとなる。このとき、トーションバー36が捻れることによってウェビングWに生じたエネルギーを吸収する。また、トーションバー36は、最大捻れ回転数を規定するストッパ36aを有していてもよい。ストッパ36aは、例えば、ロッキングベース4の軸部の外周に挿嵌される。かかるストッパ36aによりトーションバー36の断裂が抑制される。また、ストッパ36aとスプール2との間にはガタツキ防止用のカラー36bが配置されていてもよい。
なお、トーションバー36は、上述した第一実施形態における、シャフト3と荷重調整部材6とを一体に形成したものであり、第二実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、実質的に図1(A)に示したシートベルトリトラクタ1と同一の構成を有している。
上述したシートベルトリトラクタ1の構成は、例えば、特開2012−30636号等に記載された従来のシートベルトリトラクタと実質的に同様の構成を有しており、これ以上の詳細な説明を省略する。そして、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、図1に示したように、スプリング手段12側の端部において、スプール2とトーションバー36との間にエネルギー吸収装置5が配置されている。
エネルギー吸収装置5は、図3及び図4に示したように、ハウジング51と、クラッチプレート52と、抗力発生部材53と、を備えている。抗力発生部材53は、例えば、ハウジング51内で回転軸方向に往復動可能に配置される環状の第一クラッチディスク531と、ハウジング51内で回転軸方向に往復動可能かつ第一クラッチディスク531の内側に配置される環状の第二クラッチディスク532と、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532を交互に回転軸方向に往復動させる揺動部材533と、により構成される。
ハウジング51は、例えば、円形状の外形を有する第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532を収容可能な有底の円筒形状を有している。また、ハウジング51は、円筒形状の外壁511及び内壁512を有する二重円筒形状を有している。なお、図示したハウジング51の形状は、単なる一例であり、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532を収容可能であれば、円筒形状に限定されるものでもない。また、ハウジング51の中央部(内壁512の内径部)は、中空であってもよいし、中実であってもよい。
ハウジング51は、揺動部材533の配置場所を区画する複数の仕切部材513を有している。仕切部材513は、外壁511及び内壁512に連結された壁部材であり、放射状に形成されている。したがって、ハウジング51の周方向に交互に複数の凹凸部を形成することができ、仕切部材513同士の間隙に形成される凹部514に揺動部材533が収容される。
また、仕切部材513は、第一クラッチディスク531の配置場所と第二クラッチディスク532の配置場所とを区画する突起部513aを有している。突起部513aは、外壁511及び内壁512を連結する仕切部材513の略中央部に形成されており、仕切部材513は、略T字状の断面を有している。そして、仕切部材513と外壁511とにより突起部513aの外側に第一クラッチディスク531の収容空間513bが形成され、仕切部材513と内壁512とにより突起部513aの内側に第二クラッチディスク532の収容空間513cが形成される。
第一クラッチディスク531は、複数の仕切部材513によって形成される収容空間513bに収容される環状の平板部材であり、仕切部材513との接触面に対して反対側に形成される係合外歯531aと、径方向内側に突出し仕切部材513同士の間隙に配置される係止部531bと、を有している。係合外歯531aは、第一クラッチディスク531の表面に放射状に複数の溝を形成することによって形成される。また、第一クラッチディスク531を収容空間513bに収容すると、係止部531bが仕切部材513の突起部513aと隣接する位置に配置され、係止部531bが突起部513aに係止することによって、第一クラッチディスク531の周方向の回転が抑制される。
第二クラッチディスク532は、複数の仕切部材513によって形成される収容空間513cに収容される環状の平板部材であり、仕切部材513との接触面に対して反対側に形成される係合内歯532aと、径方向外側に突出し仕切部材513同士の間隙に配置される係止部532bと、を有している。係合内歯532aは、第二クラッチディスク532の表面に放射状に複数の溝が形成されることによって形成される。また、第二クラッチディスク532を収容空間513cに収容すると、係止部532bが仕切部材513の突起部513aと隣接する位置に配置され、係止部532bが突起部513aに係止することによって、第二クラッチディスク532の周方向の回転が抑制される。
クラッチプレート52は、第一クラッチディスク531の係合外歯531a及び第二クラッチディスク532の係合内歯532aと対峙する噛合面520を有する環状の平板部材である。噛合面520の表面には、放射状に複数の溝が形成され、周方向に山谷が形成されることによって係合歯521が形成される。なお、クラッチプレート52は、環状に限定されるものではなく、円盤形状であってもよい。
係合外歯531a、係合内歯532a及び係合歯521は、同位相に歯(又は溝)が形成されており、クラッチプレート52の係合歯521に対して、第一クラッチディスク531の係合外歯531a及び第二クラッチディスク532の係合内歯532aが噛み合うことができるように形成されている。
また、クラッチプレート52は、ハウジング51に対して相対的に回転可能にハウジング51内に配置され、ハウジング51は、クラッチプレート52の回転軸方向の移動を規制するカバープレート54を有している。カバープレート54は、例えば、ハウジング51内に収容可能な環状部材であり、外周部に複数の突起54aを有している。また、ハウジング51の外壁511の縁部には、カバープレート54の突起54aを挿入可能な切欠511aが形成されている。
また、クラッチプレート52の噛合面520に対する反対側の面(裏面522)を構成し、ハウジング51に固定されたカバープレート54の内面に対して摩擦抵抗が少なくなるように形成されていることが好ましい。なお、カバープレート54の形状や固定方法は、図示した構成に限定されるものではなく、例えば、カバープレート54は円盤形状であってもよいし、ハウジング51に螺合可能な蓋部材であってもよいし、内壁512に固定可能な構成であってもよい。
揺動部材533は、ハウジング51の凹部514に収容可能な略平板形状を有し、ハウジング51の底面と接触して滑動可能な支点533aと、第一クラッチディスク531と接触して動力を伝達する第一力点533bと、第二クラッチディスク532と接触して動力を伝達する第二力点533cと、を有している。支点533aは、軸状に突出した形状であってもよいし、球体状に突出した形状であってもよい。また、支点533aに対峙するハウジング51の底面には、支点533aを支持する凹部が形成されていてもよい。
第一力点533b及び第二力点533cは、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532と接触する部分が、突出した湾曲部を形成していてもよい。かかる構成により、揺動部材533と第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532との接触により生じる応力を低減することができる。
また、支点533a、第一力点533b及び第二力点533cが、それぞれハウジング51、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532に接触していることから、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532の往復移動時に全周に略均等な荷重を負荷させることができ、応力集中の発生を抑制し、係合歯521、係合外歯531a及び係合内歯532aの破損を抑制することもできる。
上述した各部品を組み立てた状態において、揺動部材533の第二力点533cがハウジング51の底面に接触するように傾斜した場合には、第一力点533bはクラッチプレート52に接近する方向に傾斜した状態となっており、このとき、第一クラッチディスク531の係合外歯531aがクラッチプレート52の係合歯521と噛み合うように構成されている。
同様に、図示しないが、揺動部材533の第一力点533bがハウジング51の底面に接触するように傾斜した場合には、第二力点533cはクラッチプレート52に接近する方向に傾斜した状態となっており、このとき、第二クラッチディスク532の係合内歯532aがクラッチプレート52の係合歯521と噛み合うように構成されている。
かかるエネルギー吸収装置5によれば、クラッチプレート52とハウジング51との相対回転速度が上昇すると、それに伴って第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532の往復動する速度(揺動速度)も上昇し、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532の運動エネルギー(E=1/2・mv)が増大する。
したがって、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532がクラッチプレート52に接触したときの垂直抗力Nが増大し、係合外歯531a及び係合内歯532aと係合歯521との間に生じる摩擦力(F=μN)が大きくなる。また、第一クラッチディスク531及び第二クラッチディスク532の往復動によってハウジング51の壁面との間に生じる摩擦力も大きくなる。すなわち、抗力発生部材53により、ハウジング51とクラッチプレート52との相対回転速度に応じて抗力を発生させることができる。
ここで、図3に示したように、ハウジング51はスプール2に接続されており、クラッチプレート52はトーションバー36に接続されている。したがって、トーションバー36(シャフト3に相当)とスプール2との間に相対回転運動が生じると、上述した抗力発生部材53により、相対回転速度に応じた抗力を発生させることができ、その分だけエネルギー吸収することができる。なお、相対回転速度が上昇し、トーションバー36に生じる荷重が閾値α以上になるとトーションバー36は捩りを生じ、荷重調整部材6として作用することとなる。
上述した抗力発生部材53は、図4に示した構成に限定されるものではなく、例えば、図5に示した構成のものであってもよい。図5に示した変形例は、抗力発生部材53として、揺動部材533に替えて直動部材534を使用したものである。
ハウジング51は、直動部材534の配置場所を区画する複数の仕切部材513を有している。例えば、図示したように、10個の直動部材534を配置する場合には、少なくとも10個の凹部514が形成される。なお、吸収するエネルギーの大小に応じて、直動部材534の個数を変更することができるように、予め多数の凹部514をハウジング51に形成しておくようにしてもよい。
また、仕切部材513は、第一クラッチディスク531の収容空間513bと第二クラッチディスク532の収容空間513cとを区画する突起部513aを有している。図示したように、一つの仕切部材513に対して、複数の突起部513aを形成するようにしてもよい。
第一クラッチディスク531は、クラッチプレート52との接触面側に形成された係合外歯531aと、径方向内側に突出し仕切部材513の突起部513a同士の間隙に配置される係止部531bと、仕切部材513との接触面側に形成された突起部531cと、を有している。突起部531cは、ハウジング51に形成された凹部514に挿入可能な位置に形成されている。なお、突起部531cは、直動部材534と摺動可能に形成されたテーパ面(図示せず)を有している。
第二クラッチディスク532は、クラッチプレート52との接触面側に形成された係合内歯532aと、径方向内側に突出し仕切部材513の突起部513a同士の間隙に配置される係止部532bと、仕切部材513との接触面側に形成された突起部532cと、を有している。突起部532cは、ハウジング51に形成された凹部514に挿入可能な位置に形成されている。なお、突起部532cは、直動部材534と摺動可能に形成されたテーパ面(図示せず)を有している。
直動部材534は、ハウジング51の凹部514に収容可能な薄板のブロック形状を有し、移動方向の両端に形成されたテーパ面534a,534bを有している。テーパ面534aは、直動部材534の径方向外側に形成されており、第一クラッチディスク531の突起部531cに形成されたテーパ面と接触可能に形成されている。テーパ面534bは、直動部材534の径方向内側に形成されており、第二クラッチディスク532の突起部532cに形成されたテーパ面と接触可能に形成されている。
したがって、直動部材534が、ハウジング51の凹部514内で径方向外側に移動すると、テーパ面534aが第一クラッチディスク531の突起部531cと接触して摺動し、第一クラッチディスク531をクラッチプレート52に向かって押し上げる。このとき、第二クラッチディスク532は、直動部材534の移動に伴ってハウジング51の仕切部材513側に移動可能となる。
また、直動部材534が、ハウジング51の凹部514内で径方向内側に移動すると、テーパ面534bが第二クラッチディスク532の突起部532cと接触して摺動し、第二クラッチディスク532をクラッチプレート52に向かって押し上げる。このとき、第一クラッチディスク531は、直動部材534の移動に伴ってハウジング51の仕切部材513側に移動可能となる。
本発明の第三実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、図6に示したように、図3に示した第二実施形態に係るシートベルトリトラクタ1に対して、エネルギー吸収装置5の構成を変更したものである。したがって、上述した第二実施形態に係るシートベルトリトラクタ1と同一の構成部品については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
第三実施形態におけるエネルギー吸収装置5は、図6及び図7に示したように、スプール2側に同心軸上に配置されるハウジング51と、トーションバー36(シャフト)側に同心軸上に配置されるクラッチプレート52と、ハウジング51内に収容されハウジング51とクラッチプレート52との相対回転速度に応じて抗力を発生させる抗力発生部材53と、クラッチプレート52の回転軸方向の移動を規制するカバープレート54と、を有している。
抗力発生部材53は、一端がハウジング51に形成された波形溝515に挿入され、他端がクラッチプレート52に形成された放射溝523に挿入された複数の駆動ピン535と、ハウジング51に形成された波形溝515及びカバープレート54の内面に形成された波形溝541に収容され駆動ピン535の移動に伴って波形溝515,541に沿って摺動する複数の従動体536と、を有している。
ハウジング51は、外壁511と内壁512との間に形成された環状の平面部516を有しており、この平面部516に波形溝515が形成されている。また、ハウジング51の外壁511の縁部には、カバープレート54の突起54aを挿入可能な切欠511aが形成されている。波形溝515は、ハウジング51の周方向に蛇行するように形成された溝である。
クラッチプレート52は、径方向に長く形成された複数の放射溝523を有している。本実施形態では、放射溝523の個数は駆動ピン535の本数と同数であるが、放射溝523に対応する駆動ピン535及び従動体536の本数を調整することによりエネルギー吸収量を調整することができる。放射溝523は、表裏に貫通するように形成されている。放射溝523の径方向長さは、駆動ピン535が波形溝515に沿って移動するときに生じる振幅以上の大きさに設定される。また、放射溝523の周方向幅は、駆動ピン535を挿通可能な大きさに設定される。また、放射溝523は、径方向内側の端部が波形溝515の谷部に対峙し、径方向外側の端部が波形溝515の山部に対峙するように形成される。
カバープレート54は、例えば、ハウジング51内に収容可能な環状部材であり、外周部に複数の突起54aを有している。また、図示しないが、クラッチプレート52と隣接する面には、波形溝515と同じ振幅を有し、山部及び谷部が波形溝515と一致するように波形溝541が形成されている。
駆動ピン535は、両端がそれぞれ波形溝515,541に挿入され、中間部が放射溝523に挿通された円柱形状の部品である。従動体536は、波形溝515,541に挿入される柱状体の部品である。図7の部分拡大図に示したように、従動体536は、例えば、三日月形状の断面を有している。また、従動体536は、駆動ピン535同士の隙間を充填するように複数配置されている。
上述した第三実施形態におけるエネルギー吸収装置5では、ハウジング51にカバープレート54が固定されており、その中間にクラッチプレート52が駆動ピン535によって支持されている。したがって、ハウジング51及びカバープレート54の組立体とクラッチプレート52とは、相対的に回転運動可能に構成されている。
そして、ハウジング51とクラッチプレート52との相対回転速度が上昇すると、それに伴って従動体536の速度が増大し、クラッチプレート52の運動エネルギーは従動体536の慣性力に変換される。また、従動体536は、波形溝515,541内を移動する際に、壁面に押し付けられることとなるため、従動体536に生じる垂直抗力Nが増大し、摩擦力(F=μN)も増大する。すなわち、抗力発生部材53により、ハウジング51とクラッチプレート52との相対回転速度に応じて抗力を発生させることができる。
なお、上述した第二実施形態及び第三実施形態におけるエネルギー吸収装置5は、スプール2とトーションバー36との相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置の一例であり、図示した構成に限定されるものではない。例えば、特許文献2(特開2014−502576号)に記載された構成のエネルギー吸収装置を使用するようにしてもよい。
次に、上述したシートベルトリトラクタ1を備えたシートベルト装置101について、図8を参照しつつ説明する。ここで、図8は、本実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
図8に示したシートベルト装置101は、乗員(図示せず)をシートSに拘束するウェビングWと、ウェビングWの巻き取りを行うシートベルトリトラクタ1と、車体側に設けられウェビングWを案内するガイドアンカー102と、ウェビングWを車体側に固定するベルトアンカー103と、シートSの側面に配置されたバックル104と、ウェビングWに配置されたトング105と、を備え、シートベルトリトラクタ1は、上述した第一実施形態〜第三実施形態(第二実施形態の変形例を含む)に係るシートベルトリトラクタ1のいずれかである。
図示したシートベルト装置101は、いわゆる助手席用のシートベルト装置であり、シートSと隣接した位置にピラーPが配置されていることが多い。そして、例えば、シートベルトリトラクタ1はピラーP内に配置されており、ガイドアンカー102はピラーPの表面に配置されている。かかるシートベルト装置101では、ウェビングWを引き出してトング105をバックル104に嵌着することにより、ウェビングWで乗員をシートSに拘束することができる。
なお、シートベルト装置101のシートベルトリトラクタ1以外の構成については、従来のシートベルト装置と同様の構成であるため、ここでは詳細な説明を省略する。また、シートベルト装置101は、助手席用のものに限定されず、運転席用のシートベルト装置であってもよいし、後部座席用のシートベルト装置であってもよい。後部座席用のシートベルト装置では、ガイドアンカー102を省略するようにしてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 シートベルトリトラクタ
2 スプール
3 シャフト
4 ロッキングベース
5 エネルギー吸収装置
6 荷重調整部材
11 ベースフレーム
12 スプリング手段
12a スプリングコア
12b スプリングカバー
13 ロック機構
13b パウル
13c ロックギア
13d フライホイール
13e リテーナ
14 加速度センサ
36 トーションバー
36a ストッパ
36b カラー
51 ハウジング
52 クラッチプレート
53 抗力発生部材
54 カバープレート
54a 突起
101 シートベルト装置
102 ガイドアンカー
103 ベルトアンカー
104 バックル
105 トング
511 外壁
511a 切欠
512 内壁
513 仕切部材
513a 突起部
513b,513c 収容空間
514 凹部
515,541 波形溝
516 平面部
520 噛合面
521 係合歯
522 裏面
523 放射溝
531 第一クラッチディスク
531a 係合外歯
531b 係止部
531c 突起部
532 第二クラッチディスク
532a 係合内歯
532b 係止部
532c 突起部
533 揺動部材
533a 支点
533b 第一力点
533c 第二力点
534 直動部材
534a,534b テーパ面
535 駆動ピン
536 従動体

Claims (6)

  1. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールの軸心に挿通されるシャフトと、該シャフトに接続され回転状態と非回転状態とに切り替え可能なロッキングベースと、を備えたシートベルトリトラクタにおいて、
    前記スプールと前記シャフトとの相対回転速度に応じてエネルギー吸収量を変動可能なエネルギー吸収装置と、
    前記シャフト又は前記スプールに閾値以上の荷重が負荷された場合に荷重伝達を遮断又は低減する荷重調整部材と、を備え、
    前記スプール、前記シャフト、前記ロッキングベース、前記エネルギー吸収装置及び前記荷重調整部材は、直列に接続されている、
    ことを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記エネルギー吸収装置は、前記スプールと前記シャフトとの間に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記荷重調整部材は、前記ロッキングベースと前記シャフトとの間、前記シャフトと前記エネルギー吸収装置との間、又は、前記エネルギー吸収装置と前記スプールとの間に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 前記エネルギー吸収装置は、前記スプール側に同心軸上に配置されるハウジングと、前記シャフト側に同心軸上に配置されるクラッチプレートと、前記ハウジング内に収容され前記ハウジングと前記クラッチプレートとの相対回転速度に応じて抗力を発生させる抗力発生部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  5. 前記荷重調整部材は、ロードリミッタ、トルクリミッタ、前記シャフトと一体に形成されたトーションバー、又は、エネルギー吸収部材の何れかである、ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  6. 乗員をシートに拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、前記シートの側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたトングと、を備えたシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタは、請求項1〜5の何れか一項に記載のシートベルトリトラクタである、ことを特徴とするシートベルト装置。
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