JP2015230378A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のレーザ光を、効率よく矩形状のコアを有する光ファイバに導入する光学装置を提供する。
【解決手段】光学装置1は、レーザ光を発する複数の半導体レーザ素子11と、レーザ光を導光するコア31を有する光ファイバ30と、複数のレーザ光を、単一のコアの入射端面に結像させる結像部20とを備え、入射端面の外形が、コア31の幅を規定する第1辺および高さを規定する第2辺を有し、入射端面上に結像された複数のスポットの長軸の方向は、互いに揃っており、複数のスポットの長軸の方向は、第1辺または第2辺と揃っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、互いに光学的に結合される光源と導光部材とを含む光学装置に関する。
断面が矩形のコアを有する光ファイバを用いると、光ファイバから出射されるビームのスポットは矩形になる。このような方形ビームは、レーザ加工機、レーザスクライビング、レーザピーニング、レーザリペア、医療用レーザ機器などの用途に好適に利用することができる。
特許文献1には、半導体レーザバーの複数の発光点から出射されたレーザ光を光回路内で集光し、複数の光回路から出射光を受光した複数の光ファイバを束ねる技術が記載されている。
特開2004−361655号公報(2004年12月24日公開)
光ファイバから出射されるレーザ光の光強度を高めるためには、複数の光ファイバを束ねる、および/または、光ファイバに複数のレーザ光を入射することが考えられる。単一の光ファイバに複数のレーザ光を入射すれば、出射されるレーザ光の光密度を高くし、かつ、装置の小型化・低コスト化を図ることもできる。
特許文献1の構成では、光ファイバとは別に光回路が必要になる。半導体レーザバー上の複数の発光点からの出射光は、それぞれ光回路の複数の光導波路に入射される。このような構成では、個別にパッケージされた複数の半導体レーザ素子からのレーザ光を小さなコア断面を有する単一の光ファイバに効率よく導入することはできない。
本発明は、複数の半導体レーザ素子から出射されたレーザ光を、効率よく矩形状のコアを有する光ファイバに導入することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る光学装置は、レーザ光を発する複数の半導体レーザ素子と、上記レーザ光を導光する導光部を有する導光部材と、上記複数の半導体レーザ素子のレーザ光を、単一の上記導光部の入射端面に結像させる結像部とを備え、上記入射端面の外形が、上記導光部の幅を規定する第1辺および上記導光部の高さを規定する第2辺を有し、上記複数の半導体レーザ素子に対応する、上記入射端面上に結像された複数のスポットの長軸の方向は、互いに揃っており、上記複数のスポットの上記長軸の方向は、上記入射端面の上記第1辺または上記第2辺と揃っていることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、導光部へ入射するレーザ光の損失を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る光学装置の構成を示す上面図である。 図1のA−A断面から見た光出射部の正面図である。 図1のB−B断面から見た光ファイバの入射端面の様子を示す図である。 コアに対する複数の光スポットの配置を比較するための図である。 本発明の一実施形態における複数の光スポットの配置の変形例を示す図である。 (a)は、本発明の他の実施形態における光ファイバの入射端面の様子を示す図であり、(b)は、(a)のコアを拡大して示す図である。 (a)は、本発明の他の実施形態における光ファイバの入射方向から見た入射端面の様子を示す図であり、(b)は、本発明の他の実施形態における光ファイバの出射方向を見た出射端面の様子(断面)を示す図であり、(c)は、光ファイバからレーザ光を照射された蛍光部材を示す図である。 ステップインデックス型の光ファイバとグレーデッドインデックス型の光ファイバとの比較を示す図である。 (a)は、本発明のさらに他の実施形態における光ファイバの入射方向から見た入射端面の様子を示す図であり、(b)は、本発明のさらに他の実施形態における光ファイバの出射方向を見た出射端面の様子(断面)を示す図であり、(c)は、光ファイバからレーザ光を照射された蛍光部材を示す図である。 矩形のコアを有する光ファイバと円形のコアを有する光ファイバとを比較する断面図である。 (a)は、本発明のさらに他の実施形態における光ファイバの入射方向から見た入射端面の様子を示す図であり、(b)は、本発明のさらに他の実施形態における光ファイバの入射方向から見た入射端面の様子を示す図であり、(c)は、(a)の上記光ファイバからレーザ光を照射された蛍光部材を示す図であり、(d)は、(b)の光ファイバからレーザ光を照射された蛍光部材を示す図である。
〔実施形態1〕
図1は、本実施形態に係る光学装置1の構成を示す上面図である。光学装置1は、光出射部10、結像部20、および光ファイバ30(導光部材)を備える。
光出射部10は、光源としての複数の半導体レーザ素子11、複数のステム12、および支持部材13(支持部)を備える。各半導体レーザ素子11は、対応するステム12に搭載されている。ステム12は、半導体レーザ素子11を電源などに電気接続するためのピン(図示せず)を有する。ステム12は、対応する半導体レーザ素子11を支持して、半導体レーザ素子11を支持部材13に固定する。なお、半導体レーザ素子11は、炭化ケイ素、窒化アルミニウムなどからなるサブマウントを介してステム12に搭載されていてもよい。支持部材13は、複数の半導体レーザ素子11をステム12を介して支持し、複数の半導体レーザ素子11を所定の位置関係(位置および角度)で固定する。また、ステム12および支持部材13を熱伝導率の高い金属などの材質で構成して、ステム12および支持部材13に放熱器としての役割を兼ねさせてもよい。または、支持部材13に別の放熱器を設けてもよい。放熱器は、ヒートシンク、ファン、ペルチェなどを備えていてもよい。
半導体レーザ素子11は、ここでは端面発光レーザである。端面発光レーザでは、半導体レーザ素子(チップ)の端面(劈開面)の光を出射する領域(光出射領域)が楕円状の形状である。端面発光レーザにおいて、クラッド層と活性層とが積層する方向は、端面発光レーザの製造時に半導体結晶が成長する方向に一致する。薄い活性層の一部が光出射領域となるため、光出射領域は、活性層に沿った方向に長くなる。また、端面発光レーザの光出射領域の短軸は、クラッド層と活性層とが積層する方向に一致する。また、端面発光レーザの近視野像も光出射領域と同じように楕円状の形状になり、近視野像の短軸はクラッド層と活性層とが積層する方向に一致する。
半導体レーザ素子11は、キャップ(図示せず)で封止されている。ここでは、半導体レーザ素子11の波長は405nmまたは445nmのものを使用しているが、これに限らず任意の波長のものを利用可能である。各半導体レーザ素子11の端面(光出射領域を有する端面)は、互いに平行になるよう配置されており、支持部材13の表面(ステム12と接する面)に対しても平行である。
結像部20は、複数の半導体レーザ素子11から出射されたレーザ光を、光ファイバ30の端面に結像(集光)させる結像光学部である。結像部20は、複数のコリメートレンズ21、および集光レンズ22を備える。コリメートレンズ21は、対応する半導体レーザ素子11から出射されたレーザ光を平行光に変換する。集光レンズ22は、複数のコリメートレンズ21からのレーザ光を、光ファイバ30の端面に集光し、結像させる。ここでは、結像部20としてコリメートレンズ21と集光レンズ22とを用いているが、これに限らず、結像部20は、複数の半導体レーザ素子11のレーザ光を光ファイバ30の端面に結像させるために、複数の集光レンズを用いてもよいし、他の任意の光学部材を利用することができる。
光ファイバ30は、断面形状が矩形のコア31(導光部)を有する。コア31の周囲は、クラッド32で覆われている。レーザ光はコア31の中を入射端から出射端まで導光される。コア31の大きさは、例えば、高さ(z方向)200μm、幅(y方向)800μmであるとする。光ファイバ30自体の外形は円形でも矩形でもよい。ここでは、光ファイバ30は、マルチモードかつステップインデックス型の光ファイバである。なお、光ファイバ30の代わりに、クラッドを有さずコアで構成される導光部材を用いることもできる。
図2は、図1のA−A断面から見た光出射部10の正面図である。A−A断面は、半導体レーザ素子11の端面を通る。ここでは、ステムの図示を省略している。4つの半導体レーザ素子11が、支持部材13に配置されている。半導体レーザ素子11の端面は、y方向に長い矩形である。半導体レーザ素子11の光出射領域EAは、楕円状の形状である。複数の半導体レーザ素子11の光出射領域EAの長軸はy方向に揃っている。なお、複数の半導体レーザ素子11におけるクラッド層と活性層とが積層する方向は、z方向である。
図3は、図1のB−B断面から見た光ファイバ30の入射端面の様子を示す図である。B−B断面は、光ファイバ30の入射端面を通る。コア31の入射端面はy方向に長い矩形であり、コア31の周囲を覆うクラッド32の外形は円形である。コア31の入射端面の外形の下辺または上辺は、コア31の幅(y方向の長さ)を規定し、入射端面の外形の右辺または左辺は、コア31の高さ(z方向の長さ)を規定する。
複数の半導体レーザ素子11から出射されたレーザ光は、それぞれ結像部20によって、単一のコア31の入射端面上に結像される。すなわち、1つのコア31に複数の半導体レーザ素子11のレーザ光が導入される。通常、端面発光レーザの近視野像と遠視野像とはその長軸の方向が90°異なる。しかしながら、半導体レーザ素子11のレーザ光は、結像部20(集光レンズ22)によってコア31の入射端面上に結像されているので、入射端面上に形成される光スポットSP(結像された像)は、半導体レーザ素子11の光出射領域EAと同じ楕円状の形状になる。また、光スポットSPの長軸の方向と光出射領域EAの長軸の方向とは揃っている。複数の半導体レーザ素子11による複数の光スポットSPは、単一のコア31の入射端面の中に配置される。複数の半導体レーザ素子11による複数の光スポットSPの長軸の方向は、互いに揃っており、ここではy方向に揃っている(平行である)。また、複数の光スポットSPの長軸の方向は、コア31の入射端面の外形の下辺および上辺(長手方向に延びる辺)と揃っている(平行である)。なお、複数の半導体レーザ素子11におけるクラッド層と活性層とが積層する方向(z方向)は、コア31の入射端面の外形の右辺および左辺(短手方向に延びる辺)と揃っている(平行である)。
矩形のコア31に導入された複数のレーザ光は、光ファイバ30の出射端まで導光され、光ファイバ30から出射される。矩形の光ビームが、光ファイバ30の矩形の出射端面(コア)全体から出射される。
(光スポットの配置の比較)
図4は、コアに対する複数の光スポットの配置を比較するための図である。図4の(a)〜(c)は参考例で、図4の(d)は本実施形態に対応する例である。図4の(a)に示す例では、円形のコア31の中に、長軸の方向が揃っていない4つの光スポットSPが配置されている。図4の(b)に示す例では、円形のコア31の中に、長軸の方向が揃っている4つの光スポットSPが配置されている。ここで、光スポットSPを長方形で表しているが、光スポットSPは楕円形でも長方形でもよい。また、図における光スポットSPの中の点は、光スポットSPの中心の位置を表す。コア31が円形の場合、光スポットSPの長軸がいずれの向きを向いていても、レーザ光源と光ファイバとの結合効率(光ファイバへの入射効率)は、変わらない。すなわち、図4の(a)に示す例のように、複数の光スポットSPの長軸の方向が揃っていなくても、図4の(b)に示す例のように、複数の光スポットSPの長軸の方向が揃っていても、光ファイバへの入射効率は同じである。
一方で、コア31が矩形の場合は結果が異なる。図4の(c)に示す例では、矩形のコア31の中に、長軸の方向が揃っていない4つの光スポットSPが配置されている。図4の(d)に示す例では、矩形のコア31の中に、長軸の方向が揃っている4つの光スポットSPが配置され、かつ、光スポットSPの長軸の方向がコア31の一辺と揃っている。図4の(c)に示すように、複数の光スポットSPの長軸の方向が揃っていない場合、矩形のコア31から光スポットSPがはみ出しやすく、コア31からはみ出した分がレーザ光の損失になる。また、たとえコア31の中に全ての光スポットSPが収まる仕様(設計)であったとしても、製造における誤差によって光スポットSPの位置は変化し得る。図4の(c)に示す例では、複数の光スポットSPが上側にシフトしても、下側にシフトしても、コア31からはみ出る部分が増加し、入射効率は低下する。
これに対し、図4の(d)に示すように、複数の光スポットSPの長軸の方向が矩形のコア31の一辺と揃っている場合、製造における誤差が生じても、図4の(c)に示す例に比べて、光スポットSPはコア31からはみ出しにくく、入射するレーザ光の損失も抑えやすい。そのため、結像部20の光学調整を容易にすることができる。また、光学装置1に生じた振動によって光スポットSPの位置が変化する場合であっても、入射効率を高く維持することができる。
それゆえ、本実施形態の光学装置1では、光ファイバ30の出射端から高効率かつ高出力の矩形ビームを出射することができる。また、このように光スポットSPを配置することにより、入射効率を高く維持しつつコア31の大きさを小さくすることができる。そのため、より光密度の高い矩形ビームを光ファイバ30の出射端から得ることができる。本実施形態によれば、光ファイバの数を減らすことができるだけでなく、光学装置1の光学アライメント作業が容易になるため、製造コストの低減および生産性の向上を実現することができる。また、光学アライメントの許容範囲を大きくすることができるため、光学アライメントがずれるような光学装置1に振動が生じる使用に対しても、信頼性が高い。
なお、例えば光学装置1と蛍光体とを組み合わせて、光ファイバ30から出射されるビームを蛍光体を含む蛍光部材に照射してもよい。蛍光部材によって一部の光を波長変換することにより、白色光(または任意の色の光)を発する照明装置を得ることができる。光学装置1を用いれば蛍光部材における発光領域を小さくすることができるので、高輝度かつ高効率の照明装置を得ることができる。この照明装置にさらに光学部品(ミラーまたはレンズなど)を設けることにより、配光パターン(配光分布)を制御することができる。この際、蛍光部材における発光領域が矩形であるので、特定の配光パターンを容易に得ることができ、光利用効率を高くすることができる。このような照明装置は、例えば、車輌(自動車など)のヘッドライト、サーチライト、およびプロジェクターなどに好適に利用することができる。
(変形例)
図5の(a)〜(c)は、本実施形態の複数の光スポットの配置の変形例を示す図である。図5の(a)に示すように、複数(ここでは6個)の光スポットSPの長軸の方向が互いに揃っており、かつ、複数の光スポットSPの長軸の方向が、矩形のコア31の短辺(左辺および右辺)に揃っていてもよい。この場合、複数の半導体レーザ素子11におけるクラッド層と活性層とが積層する方向は、コア31の長辺(上辺および下辺)と揃っている。図5の(b)に示すように、複数の光スポットSPの一部が互いに重なっていてもよい。図5の(c)に示すように、コア31の形状が正方形であってもよい。図5の(a)〜(c)のいずれの場合も、複数の光スポットSPの長軸の方向は、互いに揃っており、かつ、コア31の一辺に揃っている。光スポットSPをこのような配置とすることで、光ファイバ30への入射効率を高くすることができる。
なお、光ファイバ30のコア31の端面に結像された像(光スポットSP)は、少しぐらいぼけていてもよく、コア31の範囲に収まる程度に集光されていればよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態では、複数の半導体レーザ素子の複数の光スポットが、1つに重なる場合について説明する。本実施形態では、実施形態1の光ファイバ30の代わりに光ファイバ30aを用いる。
図6の(a)は、本実施形態における光ファイバ30aの入射端面の様子を示す図である。本実施形態では、上述の実施形態1よりも、光ファイバ30aにおけるコア31aの大きさ(断面積)が小さい。本実施形態では、コア31aの大きさは、例えば、高さ(z方向)50μm、幅(y方向)200μmであるとする。なお、光スポットSPの大きさは、実施形態1と同程度である。そのため、複数の半導体レーザ素子11からのレーザ光をコア31a内に導入するために、複数(例えば4個)の光スポットSPは実質的に1つに重なるように配置される。言い換えれば、結像部が、複数の半導体レーザ素子11から出射されたレーザ光を、光ファイバ30aのコア31aの入射端面において1箇所に重なるように結像させる。
図6の(b)は、図6の(a)のコア31aを拡大して示す図である。Vsは1つに重なった光スポットSPの高さ(短軸の長さ)、Hsは該光スポットSPの幅(長軸の長さ)を示す。Vcはコア31aの高さ、Hcはコア31aの幅を示す。Vm1およびVm2は、短軸方向における、光スポットSPの縁とコア31aの辺との間のマージン(余裕距離)を示す。Hm1およびHm2は、長軸方向における、光スポットSPの縁とコア31aの辺との間のマージンを示す。
光スポットSPの位置がずれた場合、短軸方向に光スポットSPがコア31aからはみ出すことの影響が、長軸方向に光スポットSPがはみ出すことの影響より大きい。これは、光スポットSPがはみ出す長さが同じであっても、短軸方向の方がコアからはみ出す光量が大きいからである。そのため、短軸方向のマージンVm1およびVm2は、長軸方向のマージンHm1およびHm2よりも大きいことが好ましい。言い換えれば、min(Vm1,Vm2)>max(Hm1,Hm2)であることが好ましい。
コア31aの大きさが小さくなると、光ファイバ30aへの入射効率は低下しやすい。本実施形態では、複数の半導体レーザ素子11に対応する複数の光スポットSPを1つに重ねることにより、入射するレーザ光の損失を低減することができる。そのため、より光密度が高い矩形ビームを得ることができる。また、本実施形態の光学装置を用いれば、より高輝度の照明装置を実現することができる。
なお、複数の光スポットSPが互いに一部重なっている場合、および全く重なっていない場合(図3参照)では、各光スポットSP(個々の光スポット)について、短軸方向のマージンの小さい方(上辺/下辺に近い方のマージン)の値は、長軸方向のマージンの小さい方(左辺/右辺に近い方のマージン)の値より大きいことが好ましい。なお、短軸方向における複数の光スポットSPの最近接のコアの辺までの各距離は、長軸方向における複数の光スポットSPの最近接のコアの辺までの各距離より大きいことが好ましい。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態では、コアの形状が、一部が欠けた矩形である場合について説明する。本実施形態では、実施形態1の光ファイバ30の代わりに光ファイバ30bを用いる。
図7の(a)は、本実施形態における光ファイバ30bの入射方向から見た入射端面の様子を示す図である。本実施形態では、光ファイバ30bのコア31bの外形は、ほぼ矩形であるが、矩形の一部が欠けた形状をしている。コア31bの外形の下辺33(第1辺)は、コア31bの幅(y方向の長さ)を規定し、コア31bの外形の左辺34(第2辺)は、コア31bの高さ(z方向の長さ)を規定している。複数の半導体レーザ素子11に対応する複数の光スポットSPは、その長軸の方向がコア31bの下辺と揃うように、コア31bの中に配置される。
図7の(b)は、本実施形態における光ファイバ30bの出射方向を見た出射端面の様子(断面)を示す図である。コア31bに導入されたレーザ光は、光ファイバ30bの内部で反射を繰り返し、出射端ではコア31bの全体から出射される。そのため、光ファイバ30bから出射されるレーザ光のビーム形状は、コア31bと同じ形状になる。
図7の(c)は、光ファイバからレーザ光を照射された蛍光部材40を示す図である。蛍光部材40は、蛍光体を含む板状の基板であり、例えば光学装置の光ファイバ30bの出射端の正面に配置される。光ファイバ30bから出射されたレーザ光は、蛍光部材40の領域41に照射される。蛍光部材40の領域41はレーザ光によって励起され、白色光を発する。光ファイバ30bから出射されるビーム形状が、コア31bの形状と同じになるので、蛍光部材40において発光する領域41も、コア31bの形状と同じになる。
そのため、放物曲面を有するミラーなどでその焦点に位置する蛍光部材40からの光を反射することにより、図7の(d)に示すような、コア31bと同じ形状の照射パターン42で投光(照射)を行う照明装置を容易に実現することができる。例えば自動車のヘッドライト(すれ違い用前照灯(ロービーム))では、対向車の幻惑を避けるため、図7の(d)に示すような照射パターン42(配光分布)で前方に照射を行う必要がある。そのため、本実施形態の光学装置を用いた照明装置は、自動車の照明装置に好適に適用することができる。このように、本実施形態によれば、コア31bと同じ特定の形状のビームを得ることができるため、蛍光部材40からの光を反射・屈折させる簡単な光学部材を用いて、所望の形状の照射パターン42を得ることができる。なお、コアは、図7に示す例に限らず、ほぼ矩形状の任意の形状とすることができる。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。上述の実施形態では、光ファイバは、ステップインデックス型であるとしたが、グレーデッドインデックス型であってもよい。
図8の(a)は、ステップインデックス型の光ファイバとグレーデッドインデックス型の光ファイバとの屈折率分布の比較を示す図である。縦軸は屈折率、横軸は光ファイバの断面における位置を示す。矢印で示す範囲がコアに対応する範囲である。ステップインデックス型では、クラッドとコアとの間で屈折率は段階的に変化する。一方、グレーデッドインデックス型では、コアの屈折率は連続的に変化し、コアの中心の屈折率が高い。
図8の(b)は、ステップインデックス型の光ファイバとグレーデッドインデックス型の光ファイバとの光強度分布の比較を示す図である。縦軸は光ファイバの出射端面での光強度分布を示し、横軸は図8の(a)と同様に光ファイバの断面における位置を示す。ステップインデックス型では、コアの出射端面において光強度分布は均一になる。一方、グレーデッドインデックス型では、屈折率の分布を反映し、コアの中心の光強度分布が高くなる。
グレーデッドインデックス型の光ファイバを採用することで、光ファイバから出射される矩形ビームの中心の光強度をより高くすることができる。
〔実施形態5〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態では、実施形態1の光ファイバ30の代わりに、マルチコア型の光ファイバ30cを用いる。
図9の(a)は、本実施形態における光ファイバ30cの入射方向から見た入射端面の様子を示す図である。本実施形態では、光ファイバ30cは、複数(2つ)の矩形のコア31c・31dを有する。コア31cの長手方向とコア31dの長手方向とは揃っている。複数の半導体レーザ素子11に対応する複数の光スポットSPのうち、一部の光スポットSPはコア31cの中に配置され、他の光スポットSPはコア31dの中に配置される。少なくとも1つのコア31dにおいては、複数の光スポットSPが配置されており、該複数の光スポットSPの長軸は、それぞれコア31dの一辺(長手方向)に揃っている。また、コア31dに配置された光スポットSPの長軸方向と、コア31cに配置された光スポットSPの長軸方向とは揃っている。上述の実施形態と同様に、このように光スポットSPを配置することにより、入射するレーザ光の損失を低減することができる。
図9の(b)は、本実施形態における光ファイバ30cの出射方向を見た出射端面の様子(断面)を示す図である。コア31c・31dに導入されたレーザ光は、それぞれ、出射端ではコア31c・31dの全体から出射される。そのため、光ファイバ30cから出射されるレーザ光のビーム形状は、コア31cおよびコア31dと同じ形状になる。
図9の(c)は、光ファイバからレーザ光を照射された蛍光部材40を示す図である。光ファイバ30cのコア31cおよびコア31dから出射されたレーザ光は、それぞれ、蛍光部材40の領域41cおよび領域41dに照射される。蛍光部材40の領域41c・41dはレーザ光によって励起され、白色光を発する。光ファイバ30cから出射されるビーム形状が、コア31c・31dの形状と同じになるので、蛍光部材40において発光する領域41c・41dも、コア31c・31dの形状と同じになる。
本実施形態によれば、光ファイバの出射端のコア31cとコア31dとから、互いに異なる特性(例えば光強度)の光を出射させることができる。これにより、単一の蛍光部材40の領域41c・41dごとに異なる光強度の発光をさせることができる。すなわち、単一の蛍光部材40を用いながら、複数の蛍光体励起光源を得ることができる。このような複数の光源を利用することにより、照明装置において所望の照射パターンを得るための設計の自由度が飛躍的に高まる。例えば、蛍光部材40の発光する領域41c・41dを、それぞれ自動車のヘッドライトのロービームおよびハイビームとして使い分けることができる。また、ロービーム(またはハイビーム)の配光方向を動的制御するために、これら複数の発光する領域41c・41dをオン/オフして利用することもできる。
また、複数のコア31c・31dに対応して異なる半導体レーザ素子11を用いることで、コアごとに異なる色の光を出射させることができる。これにより、単一の蛍光部材40の領域41c・41dごとに異なる色の発光をさせることができる。
図10は、矩形のコアを有する光ファイバと円形のコアを有する光ファイバとを比較する断面図である。本実施形態のようにマルチコア型の光ファイバを使用する場合、光ファイバ30eのように複数の矩形のコア31c〜31eを有するものの方が、複数の円形のコア36a・36bを有する光ファイバ35よりも、コアを密に配置することができる。円形コアに比べて矩形コアの方が、より多くのコアを光ファイバに配置すること、または、コア数が同じでもコアの面積を広くすることが可能である。これにより、集光効率を高めることができる。
〔実施形態6〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態では、実施形態1の光ファイバ30の代わりに、マルチコア型の光ファイバ30fまたは光ファイバ30gを用いる。
図11の(a)は、本実施形態における光ファイバ30fの入射方向から見た入射端面の様子を示す図である。光ファイバ30fは、矩形のコア31fと円形のコア31hとを有する。複数の半導体レーザ素子11に対応する複数の光スポットSPのうち、一部の複数の光スポットSPはコア31fの中に配置され、他の光スポットSPはコア31hの中に配置される。矩形のコア31fにおいては、複数の光スポットSPが1つに重なるように配置されており、該複数の光スポットSPの長軸は、それぞれコア31fの一辺(長手方向)に揃っている。このように、光ファイバ30fの複数のコアのうちの一部のコアが円形であってもよい。
図11の(c)は、光ファイバ30fからレーザ光を照射された蛍光部材40を示す図である。光ファイバ30fのコア31fおよびコア31hから出射されたレーザ光は、それぞれ、蛍光部材40の領域41fおよび領域41hに照射される。蛍光部材40の領域41f・41hはレーザ光によって励起され、白色光を発する。光ファイバ30fから出射されるビーム形状が、コア31f・31hの形状と同じになるので、蛍光部材40において発光する領域41f・41hも、コア31f・31hの形状と同じになる。
図11の(b)は、本実施形態における光ファイバ30gの入射方向から見た入射端面の様子を示す図である。光ファイバ30gは、実施形態3のコア31bのような一部が欠けた矩形のコア31gと、円形のコア31hとを有する。複数の半導体レーザ素子11に対応する複数の光スポットSPのうち、一部の複数の光スポットSPはコア31gの中に配置され、他の光スポットSPはコア31hの中に配置される。コア31gにおいては、複数の光スポットSPが1つに重なるように配置されており、該複数の光スポットSPの長軸は、それぞれコア31gの一辺(長手方向)に揃っている。
図11の(d)は、光ファイバ30gからレーザ光を照射された蛍光部材40を示す図である。光ファイバ30gのコア31gおよびコア31hから出射されたレーザ光は、それぞれ、蛍光部材40の領域41gおよび領域41hに照射される。蛍光部材40の領域41g・41hはレーザ光によって励起され、白色光を発する。光ファイバ30gから出射されるビーム形状が、コア31g・31hの形状と同じになるので、蛍光部材40において発光する領域41g・41hも、コア31g・31hの形状と同じになる。
このように、互いに形状の異なる、矩形状のコア31f・31gと円形のコア31hとを組み合わせることにより、単一の蛍光部材40上に異なる形状の発光する領域41f・41g・41hを生じさせることができる。上述の実施形態と同様に、矩形状のコアにこのように光スポットSPを配置することにより、入射するレーザ光の損失を低減することができる。なお、コアにレーザ光を入射する半導体レーザ素子11の数を、コアごとに変えてもよい。本実施形態によれば、所望の照射パターンを得るための配光の制御をさらに容易に行うことができ、照射パターンの形状の自由度が高まる。
なお、以上の実施形態においては光源として端面発光レーザを例に挙げて説明したが、面発光半導体レーザまたは発光ダイオードを光源として用いてもよい。面発光半導体レーザまたはLEDを用いる場合、その光出射領域が長軸を有する形状(矩形状または楕円状)であれば、光ファイバの入射端面上に結像された光スポットも矩形状または楕円状の形状になる。そして、矩形状または楕円状の複数の光スポットの長軸(長手方向)を光ファイバの矩形状のコアの一辺に揃うように配置することで、上述の実施形態のように入射するレーザ光の損失を低減することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る光学装置(1)は、レーザ光を発する複数の半導体レーザ素子(11)と、上記レーザ光を導光する導光部(コア31〜31g)を有する導光部材(光ファイバ30〜30g)と、上記複数の半導体レーザ素子のレーザ光を、単一の上記導光部の入射端面に結像させる結像部(20)とを備え、上記入射端面の外形が、上記導光部の幅を規定する第1辺および上記導光部の高さを規定する第2辺を有し、上記複数の半導体レーザ素子に対応する、上記入射端面上に結像された複数のスポット(光スポットSP)の長軸の方向は、互いに揃っており、上記複数のスポットの上記長軸の方向は、上記入射端面の上記第1辺または上記第2辺と揃っている。
上記の構成によれば、複数のスポットの長軸の方向が、導光部の入射端面の幅または高さを規定する第1辺または第2辺と揃っているので、導光部へ入射するレーザ光の損失を低減することができる。また、光学装置に振動が生じる場合であっても、入射効率を高く維持することができる。このようにスポットを配置することにより、入射効率を高く維持しつつ導光部の大きさを小さくすることができる。そのため、より光密度の高いビームを導光部の出射端から得ることができる。
本発明の態様2に係る光学装置では、上記態様1において、上記第1辺が上記第2辺より長く、上記複数のスポットの上記長軸の方向は、上記第1辺と揃っている構成であってもよい。
上記の構成によれば、スポットの長軸の方向が導光部の長手方向に沿った第1辺と揃っているので、入射効率をさらに高くすることができる。
本発明の態様3に係る光学装置では、上記態様1において、各半導体レーザ素子のクラッド層と活性層とが積層する方向が、上記第1辺および上記第2辺のいずれかに対して揃っている構成であってもよい。
通常の半導体レーザ素子では、光出射領域は、クラッド層と活性層とが積層する方向に短く、それと垂直な方向に長い。そして、導光部の入射端面に結像されたスポットは、光出射領域に対応した形状になる。そのため上記の構成によれば、複数のスポットの長軸の方向が、導光部の第1辺または第2辺と揃っているので、導光部へ入射するレーザ光の損失を低減することができる。
本発明の態様4に係る光学装置では、上記態様2において、各半導体レーザ素子のクラッド層と活性層とが積層する方向が、上記第2辺と揃っている構成であってもよい。
上記の構成によれば、複数のスポットの短軸の方向が、導光部の短手方向である第2辺と揃うことになる。そのため、入射効率をさらに高くすることができる。
本発明の態様5に係る光学装置は、上記態様1から4において、上記複数の半導体レーザ素子のクラッド層と活性層とが積層する方向が互いに揃うよう、上記複数の半導体レーザ素子を固定する支持部を備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、入射端面上に結像された複数のスポットの長軸の方向を、簡単に互いに揃えることができる。
本発明の態様6に係る光学装置では、上記態様2または4において、各スポットの短軸方向における該スポットと上記導光部の最近接の辺との距離は、長軸方向における該スポットと上記導光部の最近接の辺との距離よりも大きい構成であってもよい。
上記の構成によれば、光学装置に振動が生じたとしても、導光部に入射するレーザ光の損失を抑制することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、光学装置および照明装置などに利用することができる。
1 光学装置
10 光出射部
11 半導体レーザ素子
12 ステム
13 支持部材(支持部)
20 結像部
21 コリメートレンズ
22 集光レンズ
30〜30g 光ファイバ(導光部材)
31〜31h コア(導光部)
32 クラッド
40 蛍光部材

Claims (5)

  1. レーザ光を発する複数の半導体レーザ素子と、
    上記レーザ光を導光する導光部を有する導光部材と、
    上記複数の半導体レーザ素子のレーザ光を、単一の上記導光部の入射端面に結像させる結像部とを備え、
    上記入射端面の外形が、上記導光部の幅を規定する第1辺および上記導光部の高さを規定する第2辺を有し、
    上記複数の半導体レーザ素子に対応する、上記入射端面上に結像された複数のスポットの長軸の方向は、互いに揃っており、
    上記複数のスポットの上記長軸の方向は、上記入射端面の上記第1辺または上記第2辺と揃っていることを特徴とする光学装置。
  2. 上記第1辺が上記第2辺より長く、
    上記複数のスポットの上記長軸の方向は、上記第1辺と揃っていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 各半導体レーザ素子のクラッド層と活性層とが積層する方向が、上記第1辺および上記第2辺のいずれかに対して揃っていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  4. 各半導体レーザ素子のクラッド層と活性層とが積層する方向が、上記第2辺と揃っていることを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
  5. 上記複数の半導体レーザ素子のクラッド層と活性層とが積層する方向が互いに揃うよう、上記複数の半導体レーザ素子を固定する支持部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光学装置。
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